JP2001163724A - 化粧料の製造方法 - Google Patents

化粧料の製造方法

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JP2001163724A JP35171499A JP35171499A JP2001163724A JP 2001163724 A JP2001163724 A JP 2001163724A JP 35171499 A JP35171499 A JP 35171499A JP 35171499 A JP35171499 A JP 35171499A JP 2001163724 A JP2001163724 A JP 2001163724A
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Takahiro Maezawa
貴浩 前澤
Minoru Goto
実 後藤
Manabu Shibata
学 柴田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 雄型の磨耗や損傷を防止でき、容易に所望の
凹凸模様を有する固形化粧料が得られる化粧料の製造方
法を提供する。 【解決手段】 固形化粧料の収納用の薄形浅底容器1
を、臼21と下杵22とからなる雌型2内に配置し、該
固形化粧料を形成する化粧料粉体組成物3を該雌型2内
に投入し、投入された該化粧料粉体組成物3を、所定の
凹凸部41dの形成された圧縮端面41cを備え充填材
41bにより補強された電鋳型41の上方に上杵42を
有する雄型4と、前記雌型2とにより、可撓性を有する
シート状の可撓性部材5を介して前記薄形浅底容器1内
に圧縮充填し、該薄形浅底容器1に充填され前記凹凸部
41dの反転転写した凹凸模様61が表面に形成された
固形化粧料6を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、凹凸模様が表面に
形成された固形化粧料の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】薄形浅
底容器に充填され凹凸模様が表面に形成された固形化粧
料は、通常、固形化粧料の収納用の薄形浅底容器を雌型
内に配置し、該固形化粧料を形成する化粧料粉体組成物
を該雌型内に投入し、投入された該化粧料粉体組成物
を、所定の凹凸部の形成された圧縮端面を備えた雄型と
前記雌型とにより前記薄形浅底容器内に圧縮充填し、製
造されている。ところが、凹凸模様が表面に形成された
固形化粧料を製造するには、化粧料粉体組成物を薄形浅
底容器内に高圧で圧縮充填する必要があり、雄型及び雌
型は、それらの摩耗や損傷を生じないように金属製のも
のが用いられ、また、このような製造方法においては、
圧縮充填後に、化粧料粉体組成物が雄型に付着すること
を防止し、且つ固形化粧料の表面にテクスチャーを付与
するために、雄型と雌型との間に可撓性を有するシート
状の可撓性部材を介して化粧料粉体組成物を圧縮充填す
ることも行われている。
【0003】また、凹凸模様の異なる多品種化の要請に
応えるために、前述のような化粧料の製造方法では、異
なる凹凸模様それぞれに対応する雄型を多種用意する必
要があるが、金属製の雄型は、その製作時における鋳
造、切削及び研磨等の加工工数が多大で、その製作に労
力を要する。
【0004】従って、本発明の目的は、雄型の磨耗や損
傷を防止でき、容易に所望の凹凸模様を有する固形化粧
料が得られる化粧料の製造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成すべく種々検討を重ねた結果、充填材により補強
された電鋳型の上方に上杵を有する雄型を用いることに
より、雄型の磨耗や損傷を生じることなく、薄形浅底容
器内へ圧縮充填された、所望の凹凸模様を有する固形化
粧料が得られることを知見した(第1の知見)。また、
本発明者らは、上記のようにして、前記雄型を用い、且
つ化粧料粉体組成物を薄形浅底容器内へ9.8×104
〜9.8×106(N/m2)の圧力で圧縮充填すること
により、上記目的を達成できることを知見した(第2の
知見)。
【0006】請求項1に記載の発明は、前記第1の知見
に基づいてなされたもので、固形化粧料の収納用の薄形
浅底容器を、臼と下杵とからなる雌型内に配置し、該固
形化粧料を形成する化粧料粉体組成物を該雌型内に投入
し、投入された該化粧料粉体組成物を、所定の凹凸部の
形成された圧縮端面を備え充填材により補強された電鋳
型の上方に上杵を有する雄型と、前記雌型とにより、可
撓性を有するシート状の可撓性部材を介して前記薄形浅
底容器内に圧縮充填し、該薄形浅底容器に充填され前記
凹凸部の反転転写した凹凸模様が表面に形成された固形
化粧料を製造する化粧料の製造方法を提供することによ
り、前記の目的を達成するものである。また、請求項2
に記載の発明は、前記第1及び第2の知見に基づいてな
されたもので、前記化粧料粉体組成物を9.8×104
〜9.8×106(N/m2)の圧力で圧縮充填する請求
項1に記載の化粧料の製造方法を提供することにより、
前記の目的を達成するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の化粧料の製造方法
を、その好ましい一実施形態について、図面を参照しな
がら詳細に説明する。本実施形態の化粧料の製造方法
は、図1(a)に示すように、固形化粧料の収納用の薄
形浅底容器1を、臼21と下杵22とからなる雌型2内
に配置し、図1(b)に示すように、該固形化粧料を形
成する化粧料粉体組成物3を該雌型2内に投入し、図1
(c)及び図2に示すように、投入された該化粧料粉体
組成物3を、所定の凹凸部41dの形成された圧縮端面
41cを備え充填材41bにより補強された電鋳型41
の上方に上杵42を有する雄型4と、前記雌型2とによ
り、可撓性を有するシート状の可撓性部材5を介して前
記薄形浅底容器1内に圧縮充填し、図1(d)、図2及
び図3に示すように、該薄形浅底容器1に充填され前記
凹凸部41dの反転転写した凹凸模様61が表面に形成
された固形化粧料6を製造するものである。
【0008】本実施形態に係る薄形浅底容器1は、図1
(a)及び図3に示すように、浅底の凹状の収納凹部1
1を備えた薄形の金属製又は樹脂製の容器であり、ファ
ンデーション又はアイシャドウ等の固形化粧料を収納す
る容器として、広く用いられているものである。
【0009】本実施形態に係る雌型2は、図1(a)に
示すように、基盤となる下杵22の上に、上下に貫通し
たキャビティ部21aの形成された臼21が載置されて
構成されている。該臼21において、キャビティ部21
aの最下部には、外側に向けて一段凹んだ逃げ部21b
が形成されている。そして、下杵22の上に、薄形浅底
容器1を載置し、更に逃げ部21bに該薄形浅底容器1
を嵌入させるように臼21を載置することができ、この
状態において、該薄形浅底容器1の収納凹部11の側部
11aと、該臼21のキャビティ部21aとがほぼ面一
になるようになっている。
【0010】本実施形態に係る雄型4は、図1(c)に
示すように、充填材41bにより補強された電鋳型41
aの上方に上杵42が結合されて構成されている。該電
鋳型41aは、金属膜と電鋳膜とが積層されてなる殻状
であり、図2(a)及び(b)に示すように、殻状の凹
部に粘土等からなる充填材41bが充填されて補強され
ている。また、電鋳型41aの先端面は前記化粧料粉体
組成物3を圧縮する際に押圧面となる圧縮端面41cと
なっており、該圧縮端面41cには波面状の凹凸部41
dが形成されている。
【0011】充填材41bにより補強された電鋳型41
の形成方法を以下に詳述する。固形化粧料6の表面(凹
凸模様61を含む)の所望形状を有するモデル(図示せ
ず)の表面に、金等の導電性を有する金属膜をスパッタ
法等により被膜する。次に、モデルの表面に被膜された
金属膜の表面に、電鋳法により、更に電鋳膜を50〜3
00μm積層被膜する。そして、金属膜と電鋳膜との積
層被膜をモデルの表面から剥離し、その不要部分を切除
することにより、殻状で圧縮端面41cに波面状の凹凸
部41dの形成された電鋳型41aが得られる。その
後、少なくとも電鋳型41aの殻状の凹部に粘土等の充
填材41bを充填して、電鋳型41aを補強する。この
ようにして、充填材41bにより補強された電鋳型41
が得られる。
【0012】電鋳型41aの材料としては、ニッケル、
銅、鉄、銀、金、ニッケル−コバルト合金、繊維・微粉
子を分散させたニッケルや銅の合金等が適宜用いられ
る。また、充填材41bとしては、前述した粘土以外の
ものを適宜用いることができる。
【0013】本実施形態に係る化粧料粉体組成物3は、
前記薄形浅底容器1の収納凹部11に圧縮充填されて固
形化粧料6を形成するもので、例えば、好ましい化粧料
粉体組成物としては、次の組成を有するものが挙げられ
る。 〔粉体〕 :40〜94.9重量部 〔油剤〕 :0〜30重量部 〔被膜形成性高分子と含水揮発性溶剤との混合液(固形分2〜35重量%)〕 :0.51〜54重量部
【0014】上記〔粉体〕としては、この種の固形化
粧料の形成成分として従来用いられている粉体組成物が
用いられ、例えば下記組成の粉体混合物又はこれに類す
る粉体混合物が用られる。 シリコーン処理マイカ(平均粒径10〜25μm):15〜60重量% シリコーン処理タルク(平均粒径7〜15μm) : 5〜20重量% 球状シリコーン樹脂(平均粒径3〜20μm) : 5〜20重量% シリコーン処理酸化チタン : 0〜10重量% シリコーン処理着色顔料 : 1〜 5重量%
【0015】上記〔油剤〕としては、例えばワセリ
ン、ラノリン、セレシン、マイクロクリスタリンワック
ス、カルナバロウ、キャンデリラロウ、高級脂肪酸、高
級アルコール等の固形・半固形油分;スクワラン、流動
パラフィン、エステル油、ジグリセライド、トリグリセ
ライド、シリコン油等の流動油分;パーフルオロポリエ
ーテル、パーフルオロデカリン、パーフルオロオクタン
等のフッ素系油剤などが挙げられる。
【0016】上記の混合液における皮膜形成性高分子
としては、分子量が10,000〜1,000,000
程度のものが好ましく、例えば重合性二重結合を有する
単量体の1種以上を重合させて得られる高分子や、ポリ
(N−アシルアルキレンイミン)変性シリコーン(特開
平5−112423号、特開平7−133352号、特
開平10−95705号)、ビニル・シリコーンブロッ
クポリマー(特開平11−100307号)などが挙げ
られる。上記の混合液で用いられる揮発性溶剤として
は、例えば水;エタノール、イソプロピルアルコール等
の低沸点アルコール;ヘキサン、イソパラフィン、アセ
トン、酢酸エチル、揮発性シリコーン油などが挙げられ
る。特に水又はアルコール水溶液が好ましい。従って、
上記の混合液の具体例としては、例えば、ポリ(N−
アシルアルキレンイミン)変性シリコーンの水分散液
(固形分12重量%)(※1)等が挙げられる。(※
1)特開平10−95705号公報の合成例7に記載の
ポリ(N−アシルアルキレンイミン)変性シリコーン
を、エタノールに溶解し溶媒置換によって固形分12重
量%の水分散液としたもの。
【0017】本実施形態に係る可撓性部材5は、その表
面にテクスチャーが形成されており、圧縮後において前
記テクスチャーが反転転写することにより、固形化粧料
6の表面にテクスチャーが付与されるようになってい
る。可撓性部材5に適した素材としては、ナイロン、ア
セテート、ポリエステル、綿等からなる紡糸をそのまま
或いは表面処理した後編まれた布、又は不織布等が挙げ
られる。
【0018】本実施形態の化粧料の製造方法について、
その工程順序に基づいて詳述すると、先ず、図1(a)
に示すように、薄形浅底容器1を、所定の移送装置(図
示せず)により、雌型2の下杵22の上に載置する。そ
して、雌型2の臼21を、その逃げ部21bに薄形浅底
容器1を嵌入させるように、下杵22の上に載置する。
次に、図1(b)に示すように、化粧料粉体組成物3
を、所定の投入装置(図示せず)により、雌型2のキャ
ビティ部21内に投入する。これにより、薄形浅底容器
1の収納凹部11には、化粧料粉体組成物3が堆積す
る。化粧料粉体組成物3を堆積させた後、図1(c)に
示すように、その上からキャビティ部21を覆うように
可撓性部材5を配置する。続けて、駆動装置(図示せ
ず)により、雄型4を、圧縮端面41cを下方に向けて
可撓性部材5の上方から雌型2のキャビティ部21内に
嵌入させる。このようにして、化粧料粉体組成物3を、
雌型2と雄型4とにより、可撓性部材5を介して薄形浅
底容器1の収納凹部11内に圧縮充填する。然る後、図
1(d)に示すように、化粧料粉体組成物3が雄型4の
圧縮端面41cにより薄形浅底容器1の収納凹部11内
に圧縮充填され、可撓性部材5を介して圧縮端面41c
の凹凸部41dの反転転写した、波面状の凹凸模様61
及び可撓性部材5のテクスチャーの反転転写したテクス
チャー(図示せず)が表面に形成された固形化粧料6が
得られる。
【0019】上述の化粧料粉体組成物3を圧縮充填する
ときの圧力は、好ましくは9.8×104〜9.8×1
6(N/m2)であり、更に好ましくは2.0×105
〜1.0×106(N/m2)である。該圧力が9.8×
106(N/m2)を超えると、該雄型4の電鋳型41a
が破損し易い。また、該圧力が9.8×104(N/
2)未満では圧縮後、固形化粧料に凹凸模様が転写さ
れない。また、固形化粧料6のアスカー硬度は、好まし
くは75以下であり、更に好ましくは70以下である。
該アスカー硬度が75を超えると、固形化粧料が固くな
り使用感が低下してしまう。ここで、アスカー硬度と
は、固形化粧料を直接アスカーゴム硬度計C1L型で測
定して得られる値のことである。
【0020】本実施形態の化粧料の製造方法によれば、
雄型4の磨耗や損傷を生じることなく、容易に、薄形浅
底容器1内へ圧縮充填された、所望の凹凸模様61を有
する固形化粧料6が得られる。また、本実施形態によれ
ば、化粧料粉体組成物3の圧縮後において、化粧料粉体
組成物3の雄型4への付着を防止でき、且つ固形化粧料
6の表面にテクスチャーを付与することができる。
【0021】以上、本発明の化粧料の製造方法を、その
好ましい実施形態について説明したが、本発明の化粧料
の製造方法は、前述した実施形態に制限されることな
く、本発明の趣旨を逸脱しない限り適宜変更が可能であ
る。電鋳型の横断面は、本実施形態のような矩形に限ら
ず、薄形浅底容器の形状に合わせて円形、略円形、楕円
形、扇形、丸隅の四辺形又は半ドーナツ形等にすること
ができる。電鋳型の圧縮端面における凹凸部の形状は、
本実施形態のような波面状に限らず、所望の化粧料の形
状に合わせて凸文字、凹文字その他の凹凸形状とするこ
とができる。粉体の圧縮、充填方法も、前述した実施形
態に限定されない。また、本発明に係る固形化粧料は、
ファンデーション又はアイシャドウに限らない。
【0022】次に、本発明の化粧料の製造方法の有効性
を、下記に示す試験例により確認する。 〔試験例〕前述した実施形態の化粧料の製造方法(製造
条件は下記の通り)により、固形化粧料を同一の雄型に
より連続して10,000個製造した。尚、実施例の雄
型における電鋳型は、スパッタ法により導電性を有する
金属膜として金を母型上に成膜した後、スルファミン酸
ニッケルを主成分とする電鋳浴を用いて、一般的な電鋳
法により、その厚みが150μmとなるように製造し
た。 〔製造条件〕皮膜形成性高分子と含水揮発性溶剤との混
合液と、油剤を混合した粉体とを混合して得られた混合
物を、直径54mm、深さ4mmのアルミニウム製中皿
に充填し、所定の圧力で成形する。次いで、該混合物を
50℃、常圧で3時間乾燥させることにより、固形粉末
ファンデーションを得る。
【0023】〔粉体付着性評価〕固形化粧料を50個製
造した時点の雄型の表面における化粧料粉体組成物の付
着の有無を評価した。その結果、固形化粧料を50個製
造した時点の雄型の表面における化粧料粉体組成物の付
着はなく、粉体付着性評価は良好であった。
【0024】〔摩耗評価〕製造1個目の固形化粧料の表
面形状と製造10,000個目の固形化粧料の表面形状
とを比較して、雄型の摩耗の程度を評価した。その結
果、製造1個目の固形化粧料の表面形状と比較して、製
造10,000個目の固形化粧料の表面形状は、ほとん
ど違いはなく(誤差0.1%以内)、摩耗評価は良好で
あった。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、雄型の磨耗や損傷を生
じることなく、容易に所望の凹凸模様を有する固形化粧
料を得ることができる。また、化粧料粉体組成物の圧縮
後において、化粧料粉体組成物の雄型への付着を防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の化粧料の製造方法の一実施形態の要部
を示す概略図で、(a)は薄形浅底容器を雌型内に配置
した状態を示す側断面図、(b)は化粧料粉体組成物を
雌型内に投入した状態を示す側断面図、(c)は化粧料
粉体組成物を、雄型と雌型とにより、シート状の可撓性
部材を介して圧縮した状態を示す側断面図、(d)は圧
縮充填後の固形化粧料を示す側断面図である。
【図2】本発明の化粧料の製造方法の一実施形態に係る
雄型における、充填材により補強された電鋳型を示す図
で、(a)は断面図、(b)は圧縮端面側から示す斜視
図である。
【図3】本発明の化粧料の製造方法の一実施形態により
得られる固形化粧料を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 薄形浅底容器 11 収納凹部 11a 側部 2 雌型 21 臼 21a キャビティ部 21b 逃げ部 22 下杵 3 化粧料粉体組成物 4 雄型 41、41a 電鋳型 41b 充填材 41c 圧縮端面 41d 凹凸部 42 上杵 5 可撓性部材 6 固形化粧料 61 凹凸模様
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴田 学 栃木県芳賀郡市貝町赤羽2606 花王株式会 社研究所内 Fターム(参考) 4C083 BB11 BB14 BB21 BB60 CC01 CC12 DD17 DD21 EE07 FF06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固形化粧料の収納用の薄形浅底容器を、
    臼と下杵とからなる雌型内に配置し、該固形化粧料を形
    成する化粧料粉体組成物を該雌型内に投入し、投入され
    た該化粧料粉体組成物を、所定の凹凸部の形成された圧
    縮端面を備え充填材により補強された電鋳型の上方に上
    杵を有する雄型と、前記雌型とにより、可撓性を有する
    シート状の可撓性部材を介して前記薄形浅底容器内に圧
    縮充填し、該薄形浅底容器に充填され前記凹凸部の反転
    転写した凹凸模様が表面に形成された固形化粧料を製造
    する化粧料の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記化粧料粉体組成物を9.8×104
    〜9.8×106(N/m2)の圧力で圧縮充填する請求
    項1に記載の化粧料の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記化粧料粉体組成物をアスカー硬度が
    75以下になるように圧縮充填する請求項1又は2に記
    載の化粧料の製造方法。
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