JP2001163683A - 耐炭酸化性に優れた軽量気泡コンクリート - Google Patents

耐炭酸化性に優れた軽量気泡コンクリート

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JP2001163683A
JP2001163683A JP34545099A JP34545099A JP2001163683A JP 2001163683 A JP2001163683 A JP 2001163683A JP 34545099 A JP34545099 A JP 34545099A JP 34545099 A JP34545099 A JP 34545099A JP 2001163683 A JP2001163683 A JP 2001163683A
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carbonation
cellular concrete
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lightweight cellular
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Fumiaki Matsushita
文明 松下
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Sumitomo Metal Mining Siporex KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐炭酸化性、吸水性、耐凍害性を兼ね備えた
軽量気泡コンクリートを提供する。 【解決手段】 粉末状の珪酸質原料と石灰質原料の混合
物スラリーに、R(CH 3)SiO2/2、R(CH32
iO1/2、およびRSiO3/2(式中、RはCn2 n+1
表わされるアルキル基)から選択されるシロキサン単位
を1分子中に少なくとも1個有するオルガノポリシロキ
サンを0.0005重量%以上、0.30重量%未満添
加することにより製造されるALCを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物の壁や屋
根、床などに使用される軽量気泡コンクリート(AL
C)に関する。
【0002】
【従来の技術】軽量気泡コンクリート(ALC)は、珪
石等の珪酸質微粉末とセメントや生石灰等の石灰質微粉
末とを主原料とし、これらの微粉末に水とアルミニウム
粉末等の添加物を加えてスラリー状とした後、アルミニ
ウム粉末の反応により発泡し、石灰質微粉末の反応によ
り半硬化させ、所定寸法に成形した後、オートクレーブ
による高温高圧水蒸気養生を行って製造されている。A
LCは軽量で、耐火性、断熱性、施工性に優れているた
め、建築材料として広く使用されている。
【0003】このように、ALCは、内部に気泡と細孔
を含む絶乾かさ比重0.5程度の軽量なコンクリートで
あることが利点として使用されている。しかし、気泡と
細孔が全体積の約8割を占めるという、空隙の非常に多
い微細孔構造を持っているため、水分やガスは容易にA
LC内部へ侵入する。
【0004】ALCの主要構成鉱物であるトバモライト
は、水分の存在下で空気中の炭酸ガスと反応し、シリカ
ゲルと炭酸カルシウムに分解する。これが炭酸化であ
る。
【0005】炭酸化は、ALCに強度の低下、ひび割れ
の発生などの劣化を引き起こす。そこで、炭酸化を防止
または遅延するためには、水分や炭酸ガスの侵入を防ぐ
か、もしくはトバモライトに耐炭酸化性の機能を付与す
ることが求められる。
【0006】これまでは、前者であるALCの表面仕上
げにより、水分や炭酸ガスの侵入を防ぐ手段が専ら用い
られていた。しかし、表面仕上げによる耐炭酸化は十分
ではなく、仕上げが施されたALCにおいても炭酸化が
使用年数と共に進行することが確認されている。一方、
根本的な対策として期待される後者に関しては、種々の
研究にもかかわらず、工業的に有効な手段は見出されて
いなかった。
【0007】ALCの劣化防止に関し、従来技術では、
オルガノポリシロキサンは、ALCや珪酸質建築材料に
撥水性を付与するために添加されている。撥水性の付与
に関しては、オルガノポリシロキサンの添加量は比較的
多く、たとえば、特開昭55−42272号公報に示さ
れるように、ポリジメチルシロキサンを0.2〜10重
量%添加したり、特公平1−58148号公報に示され
るように、アルキル基を含むオルガノポリシロキサンを
0.05〜10重量%添加している。この理由は、撥水
性の発現機構により、ALCの材料と水との接触角がオ
ルガノポリシロキサンの添加により変化し、これによ
り、多孔質であるALCや珪酸質建築材料への毛細管現
象による水の侵入が防止されることに注目しているから
である。そのために、ある程度の添加量が必要であった
と考えられる。
【0008】さらに、特開平5−310479号公報に
は、耐炭酸化性が向上したALCが開示されている。し
かし、ここでも撥水性が注目されている。具体的には、
作製したALCの炭酸化が大きく進行する前に、含水率
を低下させることが必要で、このALCの含水率が10
重量%以下で、かつ炭酸化度が10%以下であり、水滴
を落とした場合に水玉を形成する程度の撥水性が必要で
あると記載されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、撥水性
に優れたALCは、一般に耐候性に優れるといわれてい
るが、凍害現象がしばしば起きる。凍害現象は、撥水性
が優れるが故に屋外側の塗装仕上げ層とALCとの間に
水分(直接流入した水、および水蒸気が結露して生じた
水)が溜まりやすく、冬季にはここに溜まった水分が凍
結して塗装が剥がれたり膨れてしまう現象である。
【0010】このような従来の事情に鑑み、本発明の目
的は、化学的な劣化の一つである炭酸化現象に関して耐
久性に優れるALCを提供することである。
【0011】さらに、本発明の目的は、耐炭酸化性、吸
水性、耐凍害性のあるALCを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のALCは、粉末
状の珪酸質原料と石灰質原料の混合物スラリーに、R
(CH3)SiO2/2、R(CH32SiO1/2、および
RSiO3/2(式中、RはCn2n+1で表わされるアルキ
ル基)から選択されるシロキサン単位を1分子中に少な
くとも1個有するオルガノポリシロキサンを0.000
5重量%以上10重量%以下添加することにより製造さ
れ、該オルガノポリシロキサンの量は、耐炭酸化の面か
らは、好ましくは0.001重量%以上、さらに好まし
くは0.01重量%以上であり、凍害防止のためには
0.3重量%未満であり、吸水性の面からは0.2重量
%以下、好ましくは0.05重量%以下、さらに好まし
くは0.01重量%以下である。
【0013】さらに、本発明のALCは、粉末状の珪酸
質原料と石灰質原料の混合物スラリーに、側鎖がすべて
メチル基であるポリジメチルシロキサン分子を0.00
1〜10重量%添加することにより製造され、当該ポリ
ジメチルシロキサン分子の量は、好ましくは凍害防止の
ためには0.30重量%未満であり、吸水性の面からは
好ましくは0.20重量%以下である。
【0014】また、本発明のALCは、試験条件は20
℃、相対湿度90%、炭酸ガス濃度3体積%の一定雰囲
気下で20日間放置したサンプルの炭酸化度を以下の式
によって算出し、ブランクサンプルの炭酸化度をサンプ
ルの炭酸化度で除した値を耐炭酸化指数と定義したと
き、1〜5、好ましくは1.5〜3.0にする。
【0015】炭酸化度(%)=(C−Co)/(Cma
x−Co)×100 ここで、C及びCoは各試料及び未炭酸化試料の炭酸ガ
ス結合量を熱分析によって600〜800℃の炭酸ガス
分解による重量減少量としてそれぞれ分析し、Cmax
は各試料中のカルシウム含有量を分析し、このカルシウ
ムがすべて炭酸カルシウムとなった場合の炭酸ガス結合
量とする。
【0016】
【発明の実施の形態】・ALCにおける撥水性と耐炭酸
化性 本発明者らは、様々な研究と試行錯誤の結果、主原料の
混合物スラリーに種々のオルガノポリシロキサンを添加
する撥水性ALCがしばしば耐炭酸化性に優れているこ
とを発見した。さらに、本発明者らは、0.01重量%
程度の極く微量の添加量のオルガノポリシロキサンでも
耐炭酸化の効果が得られることを発見した。従って、耐
炭酸化性は、撥水性と一致しないことがわかった。耐炭
酸化性に優れる原因はまだ明らかになっていないが、撥
水性に優れた全てのALCが必ずしも耐炭酸化性に優れ
ているとは限らず、炭酸化反応は水分の存在下において
進行するため、オルガノポリシロキサンがトバモライト
表面の水分の存在状態等に変化をもたらしていることが
原因ではないかと考えている。
【0017】炭酸化の反応の場となるのは表面吸着水で
あり、撥水性付与とは、作用機構が異なるために有効な
添加量が異なるのではないかと考えられる。本発明者
が、オルガノポリシロキサンの添加量を0.0001〜
20重量%まで変化させ実験したところ、撥水性が現わ
れない0.0005〜0.001重量%でも耐炭酸化性
は現われた。添加量を増していくにつれ、耐炭酸化性は
向上するが、添加量が多くなると撥水性が現れ、逆に吸
水性が悪くなり、さらに多くなると、ALC中のトバモ
ライトの生成が不十分となり、乾燥収縮率が大きくな
り、また耐凍害性が悪くなる。これらの実験に基づい
て、添加量の上限は、0.3重量%未満、好ましくは
0.2重量%以下、さらに0.1重量%以下が適当であ
ると判断した。
【0018】・耐炭酸化性 耐炭酸化性の評価は次のようにして行われる。すなわ
ち、10mm×40mm×80mmの大きさにALCの
サンプルを成形し、促進炭酸化試験に供する。サンプル
は、20℃、相対湿度90%、炭酸ガス濃度3体積%の
一定雰囲気下で20日間放置される。サンプルの炭酸化
度は、以下の式によって算出する。
【0019】炭酸化度(%)=(C−Co)/(Cma
x−Co)×100 ここで、Cは促進炭酸化試験に供したサンプルの炭酸ガ
ス結合量で、Coは未炭酸化サンプルの炭酸ガス結合量
で、それぞれ熱分析によって600〜800℃の炭酸ガ
ス分解による重量減少量として分析し、Cmaxは促進
炭酸化試験に供したサンプルのカルシウム含有量を分析
し、このカルシウムがすべて炭酸カルシウムとなった場
合の炭酸ガス結合量とする。サンプルの炭酸化度分析結
果をもとに、オルガノポリシロキサンを全く添加しない
ALC(ブランクサンプル)の炭酸化度をサンプルの炭
酸化度で除した値を耐炭酸化指数と定義する。
【0020】・吸水性 さらに、本発明者らは、撥水性とは反対に吸水性と耐炭
酸化性との関係も検討した。
【0021】吸水性の評価は次のようにして行った。
【0022】辺の長さが100mmの立方体の形状にサ
ンプルを成形し、全面吸水率を測定した。測定では、7
0℃の乾燥機中で恒量となったサンプルを温度20±2
℃の水中に24時間全面浸漬した。なお、サンプルを浸
漬する際、発泡方向を上に向け、上面の位置を水面下3
0mmにした。その後、各サンプルの全面吸水率(体積
増加率)を次式によって算出した。
【0023】全面吸水率(体積%)={(W−Wo)・
水比重/Vo}×100 ここで、Wは24時間浸漬後のサンプルの重量(g)、
Woは浸漬前(初期)のサンプルの重量(g)、Voは
浸漬前(初期)のサンプルの体積(1000cm3 )で
ある。
【0024】算出した全面吸水率が大きいほど、吸水性
が優れることになる。
【0025】・耐凍害性 さらに、本発明者らは、耐凍害性も検討した。
【0026】耐凍害性は凍結試験により次のようにして
評価した。
【0027】仕上げフクレ凍害に関する確認試験(片面
凍結融解試験)であり、一面に複層仕上げ(アクリルタ
イル)を施し、30cm×30cm×10cmに成形し
たサンプルを用意した。
【0028】AB二室を別々にコントロールできる試験
装置において、サンプルの仕上げ面をA室側に設置し、
A室側は、−20±2℃と10±2℃の温度の間で昇温
冷却を2サイクル/日で繰り返し、これを30日間続
け、5日おきにフクレを見た。尚、B室側は加湿機によ
って相対湿度90%以上とし、温度は20℃に維持し
た。
【0029】
【実施例】以下、実施例により詳細に説明する。
【0030】ALCの形成のために、珪酸質原料として
珪石40重量%、石灰質原料として生石灰5重量%、セ
メント30重量%、石膏5重量%、さらに繰り返し原料
20重量%を混合し、これらの主原料に水とアルミニウ
ム粉末、界面活性剤を加えて混練して原料スラリーを作
製した。尚、水固体比は0.6とした。該原料スラリー
が石灰質原料の水和により硬化した後、185℃、11
気圧のオートクレーブにおいて6時間、高温高圧水蒸気
養生を施しALCを形成した。
【0031】(実施例1)前記原料スラリーの作製時
に、アルキル基を含むオルガノポリシロキサンの添加量
を0.0001〜15重量%の範囲で変更させて前記原
料スラリーに混合した。アルキル基を含むオルガノポリ
シロキサンとして、表1に示す計6種類を用いた。
【0032】アルキル基を含むオルガノポリシロキサン
を添加したサンプルの耐炭酸化性の結果を表2に示す。
ここで、耐炭酸化性については耐炭酸化指数が1.5以
上を可、2.0以上を適、これ以外を不適と判定した。
【0033】表2から、全ての種類のアルキル基を含む
オルガノポリシロキサン添加量が0.0005%以上で
耐炭酸化性が十分である。オルガノポリシロキサンを
0.0005以上0.5重量%未満添加したものについ
ても、通常のALC(ブランクサンプル)に比べて耐炭
酸化性に優れるものが得られた。
【0034】なお、添加量1〜2重量%では、炭酸化が
全く進まないために耐炭酸化指数は無限大となった。し
かし、12重量%以上では乾燥収縮率(JISA541
6に準じる)がJIS規格である0.05%以内を外れ
るため、ALCとして不適である。
【0035】試験に用いたアルキル基を含むオルガノポ
リシロキサンA〜Fは添加量を制御すれば、目的のAL
Cを得ることを可能にする。本発明者らは、表6に示す
オルガノポリシロキサンG.Hでも同様な結末を得た。
ただし、アルキル基を含むオルガノポリシロキサンの種
類は無限に作成することができるため、全ての種類につ
いて試験により確かめることは不可能である。しかし、
今回用いたのはALC等の珪酸質材料に通常用いられる
範囲のアルキル基を含むオルガノポリシロキサンであ
り、通常用いられる範囲のアルキル基を含むオルガノポ
リシロキサンであれば添加量を制御することにより、目
的のALCを得ることができるであろう。
【0036】(実施例2)前記原料スラリーの作製時
に、ポリジメチルシロキサンの添加量を0.0001〜
20重量%の範囲で変更させて前記原料スラリーに混合
した。ポリジメチルシロキサンは粘度が5、10、2
0、50、100、200csの計6種類を用いた。
【0037】ポリジメチルシロキサンを添加したサンプ
ルの耐炭酸化性の結果を表3に示す。ここで、耐炭酸化
性については耐炭酸化指数が1.5以上を可、2.0以
上を適、これ以外を不適と判定する。
【0038】表3から、全ての種類のポリジメチルシロ
キサンの添加量が0.001重量%以上で耐炭酸化性が
十分である。具体的には、ポリジメチルシロキサンを
0.001〜0.5重量%添加したものについても、通
常のALCに比べて耐炭酸化性に優れるものが得られ
た。
【0039】なお、添加量1〜2重量%では、炭酸化が
全く進まないために耐炭酸化指数は無限大となった。し
かし、17.5重量%以上では乾燥収縮率(JISA5
416に準じる)がJIC規格を外れるため、ALCと
して不適である。
【0040】試験に用いた粘度のポリジメチルシロキサ
ンは全て添加量を制御すれば、目的のALCを得ること
を可能にした。今回用いたのはALC等の珪酸質材料に
通常用いられる粘度範囲のポリジメチルシロキサンであ
り、通常用いられる範囲の粘度のポリジメチルシロキサ
ンであれば添加量を制御することにより、目的のALC
を得ることができるであろう。
【0041】実施例1と実施例2とでは、オルガノポリ
シロキサンの効果が多少異なるが、少なくとも0.00
1〜0.1では同様になっている。
【0042】
【表1】
【0043】
【表2】
【0044】
【表3】
【0045】(実施例3)珪酸質原料、石灰質原料およ
び繰り返し原料を混合し、40重量%の珪酸質原料、4
0重量%の石灰質原料および20重量%の繰り返し原料
からなる主原料混合物を得た。この際、珪酸質原料には
珪石を用い、石灰質原料には生石灰、セメントおよび石
膏を用いた。また、40重量%の石灰質原料の内訳は、
生石灰が5重量%、セメントが30重量%および石膏が
5重量%である。
【0046】この主原料混合物に水、アルミニウム粉末
および界面活性剤を加えて混練し、スラリーを作成し
た。この際、側鎖がすべてメチル基であるジメチルポリ
シロキサンを添加しないスラリー(ブランクサンプル)
および粘度20CSのジメチルポリシロキサンを添加し
たスラリーを作成した。スラリーへの添加量は、0.0
005重量%、0.001重量%、0.005重量%、
0.01重量%、0.05重量%、0.10重量%、
0.15重量%、0.18重量%、0.20重量%、
0.30重量%および0.40重量%とした。また、水
・固体比(重量)は0.6とした。
【0047】スラリーが石灰質原料の水和により硬化し
た後、185℃、11気圧のオートクレーブにおいて高
温高圧水蒸気養生を6時間施した。
【0048】作製したALCのサンプルについて、
(1)耐炭酸化性および(2)吸水性すなわち全面吸水
率を調べた結果を表4に示す。尚、(3)耐凍害性も調
べた。
【0049】吸水性の判定は、全面吸水率が8体積%未
満を「最不適」と、8体積%以上、12体積%未満を
「不適」と、12〜16体積%を「可」と、16体積%
超、20体積%未満を「適」と、20体積%以上を「最
適」とした。表4中、「不適」を△印で、「可」を○印
で、「適」を□印で、「最適」を◎印で示した。尚、A
LC表面に水滴を滴下したときに、「最不適」では水玉
をはじき、「不適」では水玉が半球になり、「可」では
水玉の一部が吸収され、「適」では水玉全体が吸収さ
れ、「最適」では、水玉が直ちに吸収される傾向があっ
た。
【0050】
【表4】
【0051】尚、凍害試験結果は、サンプル1〜10は
いずれも異常なしであったが、サンプル11には吸水性
不適のためにフクレが生じていた。
【0052】表4から次のことが分かる。
【0053】(1)側鎖がすべてメチル基であるジメチ
ルポリシロキサンの添加量が0.001〜0.20重量
%では、通常のALC(ブランクサンプル)に比べて耐
炭酸化性が著しく優れ、吸水性が同等程度である。
【0054】(2)側鎖がすべてメチル基であるジメチ
ルポリシロキサンの添加量が0.0005重量%では耐
炭酸化性が不十分であり、0.40重量%では吸水性が
不十分である。
【0055】(実施例4)珪酸質原料、石灰質原料およ
び繰り返し原料を混合し、40重量%の珪酸質原料、4
0重量%の石灰質原料および20重量%の繰り返し原料
からなる主原料混合物を得た。この際、珪酸質原料には
珪石を用い、石灰質原料には生石灰、セメントおよび石
膏を用いた。また、40重量%の石灰質原料の内訳は、
生石灰が5重量%、セメントが30重量%および石膏が
5重量%である。
【0056】この主原料混合物に水、アルミニウム粉末
および界面活性剤を加えて混練し、スラリーを作成し
た。この際、表1に示すオルガノポリシロキサンAを添
加しないスラリー(ブランクサンプル)およびオルガノ
ポリシロキサンAを添加したスラリーを作成した。スラ
リーへの添加量は、0.0001重量%、0.0005
重量%、0.001重量%、0.005重量%、0.0
1重量%、0.02重量%、0.04重量%、0.05
重量%、0.10重量%、0.20重量%および0.3
0重量%とした。また、水・固体比(重量)は0.6と
した。
【0057】スラリーが石灰質原料の水和により硬化し
た後、185℃、11気圧のオートクレーブにおいて高
温高圧水蒸気養生を6時間施した。
【0058】作製したALCのサンプルについて、耐炭
酸化性および吸水性を表5に示す。
【0059】吸水性の判定は、実施例3と同様にした。
【0060】(実施例5)スラリーを作成する際、表1
に示すオルガノポリシロキサンBを添加したスラリーを
作成した以外は、実施例4と同様に試験した。ただし、
Bの添加量は、0.0001重量%、0.0005重量
%、0.001重量%、0.01重量%、0.04重量
%、0.05重量%、0.10重量%、0.20重量%
および0.30重量%とした。
【0061】耐炭酸化性および吸水性についての結果を
表5に示す。
【0062】(実施例6)スラリーを作成する際、表1
に示すオルガノポリシロキサンCを添加したスラリーを
作成した以外は、実施例4と同様に試験した。ただし、
Cの添加量は、0.0001重量%、0.0005重量
%、0.001重量%、0.01重量%、0.04重量
%、0.05重量%、0.10重量%、0.20重量%
および0.30重量%とした。
【0063】耐炭酸化性および吸水性についての結果を
表5に示す。
【0064】(実施例7)スラリーを作成する際、表1
に示すオルガノポリシロキサンDを添加したスラリーを
作成した以外は、実施例4と同様に試験した。ただし、
Dの添加量は、0.0001重量%、0.0005重量
%、0.001重量%、0.01重量%、0.04重量
%、0.05重量%、0.10重量%、0.20重量%
および0.30重量%とした。
【0065】耐炭酸化性および吸水性についての結果を
表5に示す。
【0066】(実施例8)スラリーを作成する際、表1
に示すオルガノポリシロキサンEを添加したスラリーを
作成した以外は、実施例4と同様に試験した。ただし、
Eの添加量は、0.0001重量%、0.0005重量
%、0.001重量%、0.01重量%、0.04重量
%、0.05重量%、0.10重量%、0.20重量%
および0.30重量%とした。
【0067】耐炭酸化性および吸水性についての結果を
表5に示す。
【0068】(実施例9)スラリーを作成する際、表1
に示すオルガノポリシロキサンFを添加したスラリーを
作成した以外は、実施例4と同様に試験した。ただし、
Fの添加量は、0.0001重量%、0.0005重量
%、0.001重量%、0.01重量%、0.04重量
%、0.05重量%、0.10重量%、0.20重量%
および0.30重量%とした。
【0069】耐炭酸化性および吸水性についての結果を
表5に示す。
【0070】尚、凍結試験の判定では、実施例4〜実施
例9のいずれの場合も、オルガノポリシロキサンの添加
量が0.30重量%でフクレが生じたが、それ以外では
全て異常がなかった。
【0071】
【表5】
【0072】表5から次のことが分かる。
【0073】(1)オルガノポリシロキサンA〜Fの各
々の添加量が0.0005〜0.01重量%では、通常
のALC(ブランクサンプル)に比べて耐炭酸化性が優
れ、吸水性が同等程度である。
【0074】(2)オルガノポリシロキサンA〜Fの各
々の添加量が0.01〜0.20重量%では、通常のA
LC(ブランクサンプル)に比べて耐炭酸化性が優れ、
吸水性がやや劣る程度である。
【0075】(3)オルガノポリシロキサンA〜Fの各
々の添加量が0.0001重量%では耐炭酸化性が不十
分であり、0.30重量%では吸水性が不十分である。
【0076】
【表6】
【0077】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、耐炭酸化性に優れ、劣化の原因となる炭酸化現象
に関して耐久性に優れるALCを得ることができる。従
って、ALC建設物の耐用年数の延長、補修・改修の費
用の低減を可能にし、ひいては産業廃棄物の低減という
社会的な要請にも応えることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C04B 111:27 C04B 111:27

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉末状の珪酸質原料と石灰質原料の混合
    物スラリーを主原料として作製される軽量気泡コンクリ
    ートにおいて、該混合物スラリーに、R(CH3)Si
    2/2、R(CH32SiO1/2、およびRSiO3/2(但
    し、式中、RはCn2n+1で表わされるアルキル基)から
    選択されるシロキサン単位を1分子中に少なくとも1個
    有するオルガノポリシロキサンを0.0005重量%以
    上10重量%未満添加することを特徴とする軽量気泡コ
    ンクリート。
  2. 【請求項2】 オルガノポリシロキサンを0.30重量
    %未満添加することを特徴とする請求項1記載の軽量気
    泡コンクリート。
  3. 【請求項3】 オルガノポリシロキサンを0.2重量%
    以下添加することを特徴とする請求項1記載の軽量気泡
    コンクリート。
  4. 【請求項4】 オルガノポリシロキサンを0.1重量%
    以下添加することを特徴とする請求項1記載の軽量気泡
    コンクリート。
  5. 【請求項5】 オルガノポリシロキサンを0.05重量
    %以下添加することを特徴とする請求項1記載の軽量気
    泡コンクリート。
  6. 【請求項6】 オルガノポリシロキサンを0.01重量
    %以上添加することを特徴とする請求項1記載の軽量気
    泡コンクリート。
  7. 【請求項7】 粉末状の珪酸質原料と石灰質原料の混合
    物スラリーを主原料として作製される軽量気泡コンクリ
    ートにおいて、該混合物スラリーに側鎖がすべてメチル
    基であるポリジメチルシロキサン分子を0.001〜
    0.3重量%未満添加することを特徴とする軽量気泡コ
    ンクリート。
  8. 【請求項8】 ポリジメチルシロキサン分子を0.2重
    量%以下添加することを特徴とする請求項7記載の軽量
    気泡コンクリート。
  9. 【請求項9】 20℃、相対湿度90%、炭酸ガス濃度
    3体積%の一定雰囲気下で20日間放置したサンプルの
    炭酸化度を式:炭酸化度(%)=(C−Co)/(Cm
    ax−Co)×100(ここで、C及びCoは各試料及
    び未炭酸化試料の炭酸ガス結合量を熱分析によって60
    0〜800℃の炭酸ガス分解による重量減少量としてそ
    れぞれ分析し、Cmaxは各試料中のカルシウム含有量
    を分析し、このカルシウムがすべて炭酸カルシウムとな
    った場合の炭酸ガス結合量とする)によって算出し、ブ
    ランクサンプルの炭酸化度をサンプルの炭酸化度で除し
    た値を耐炭酸化指数と定義したとき、1〜5以上になる
    ことを特徴とする軽量気泡コンクリート。
  10. 【請求項10】 耐炭酸化指数が1.5〜3.0である
    ことを特徴とする請求項9記載の軽量気泡コンクリー
    ト。
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