JP2001163296A - ヒレ船外機 - Google Patents
ヒレ船外機Info
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- JP2001163296A JP2001163296A JP37627899A JP37627899A JP2001163296A JP 2001163296 A JP2001163296 A JP 2001163296A JP 37627899 A JP37627899 A JP 37627899A JP 37627899 A JP37627899 A JP 37627899A JP 2001163296 A JP2001163296 A JP 2001163296A
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Links
- 239000003381 stabilizer Substances 0.000 claims abstract description 39
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 claims description 6
- 241001474374 Blennius Species 0.000 abstract description 2
- 230000001141 propulsive effect Effects 0.000 abstract description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 2
- 241000251468 Actinopterygii Species 0.000 description 1
- 241000272517 Anseriformes Species 0.000 description 1
- 201000003152 motion sickness Diseases 0.000 description 1
- 230000009182 swimming Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/04—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
- F02B61/045—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines
Landscapes
- Toys (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】持ち運びができて，取り付けるとボートの安定
性が増し，海水浴客や水棲生物を傷つけにくく，またロ
ープや海藻のからまりにくいヒレ船外機を提供すること
を目的としている。 【解決手段】船体脱着具１を有する舵取りフレーム２の
上部にクランク３およびコンロッド４が」運動自在に設
けられ，舵取りフレーム２の中途部にはコンロッド４に
連結された昇降ロッド５が立設され，この昇降ロッド５
の下部にはスタビライザ翼６を保持する翼取付手段７が
設けられ，前記クランク３の回転によりスタビライザ翼
６を波動推進運動させうるようになした。クランク３を
回動させるには楕円創成機９を介しており，また，昇降
ロッド５と並行してピッチ制御体８を設け，コンロッド
４に設けたアングル部４２と翼取付手段７とで四節回転
連鎖を構成した。
性が増し，海水浴客や水棲生物を傷つけにくく，またロ
ープや海藻のからまりにくいヒレ船外機を提供すること
を目的としている。 【解決手段】船体脱着具１を有する舵取りフレーム２の
上部にクランク３およびコンロッド４が」運動自在に設
けられ，舵取りフレーム２の中途部にはコンロッド４に
連結された昇降ロッド５が立設され，この昇降ロッド５
の下部にはスタビライザ翼６を保持する翼取付手段７が
設けられ，前記クランク３の回転によりスタビライザ翼
６を波動推進運動させうるようになした。クランク３を
回動させるには楕円創成機９を介しており，また，昇降
ロッド５と並行してピッチ制御体８を設け，コンロッド
４に設けたアングル部４２と翼取付手段７とで四節回転
連鎖を構成した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は，ボートやヨット
等に脱着自在に装着しうるヒレ船外機に係わるもので，
詳しくは，従来のスクリュプロペラ船外機に代わるポー
タブルなヒレ船外機に関するものである。
等に脱着自在に装着しうるヒレ船外機に係わるもので，
詳しくは，従来のスクリュプロペラ船外機に代わるポー
タブルなヒレ船外機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の，ヒレ推進により走行する動力ボ
ートとしては一色尚次氏のひれ推進ボートの船尾に航空
機翼状の水平振動翼を前後に近接させ，かつ二重に配置
し，二重クランク機構で両翼を１８０°の位相差でかつ
反対方向の上下揺動運動させて船体の振動を低減させた
もの（特開平１−３６５９８号）が知られている。ま
た，ヒレ推進により走行する人力のボートとしては，六
車義方の軸芯により上下動自在に連結された一対のフロ
ートの船尾にヒレ推進翼をそれぞれ設け，人力によりこ
の一組のヒレ推進翼を交互に上下動させて推進するもの
（特開平４−９０９８９号）が知られている。しかし，
上述の公知のヒレ推進ボートは，ヒレ推進装置がボート
と一体であって取り外して他のボートに装着することが
できないものであり，またヒレ推進ボートの推進方向を
変える場合には舵やオールなどによるものであり，ヒレ
推進装置そのものの向きを変えて舵取りするものではな
かった。
ートとしては一色尚次氏のひれ推進ボートの船尾に航空
機翼状の水平振動翼を前後に近接させ，かつ二重に配置
し，二重クランク機構で両翼を１８０°の位相差でかつ
反対方向の上下揺動運動させて船体の振動を低減させた
もの（特開平１−３６５９８号）が知られている。ま
た，ヒレ推進により走行する人力のボートとしては，六
車義方の軸芯により上下動自在に連結された一対のフロ
ートの船尾にヒレ推進翼をそれぞれ設け，人力によりこ
の一組のヒレ推進翼を交互に上下動させて推進するもの
（特開平４−９０９８９号）が知られている。しかし，
上述の公知のヒレ推進ボートは，ヒレ推進装置がボート
と一体であって取り外して他のボートに装着することが
できないものであり，またヒレ推進ボートの推進方向を
変える場合には舵やオールなどによるものであり，ヒレ
推進装置そのものの向きを変えて舵取りするものではな
かった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
のでは，ヒレ推進装置がボートから脱着自在となされて
いないので，持ち運びや他のボートに付け替えたり，取
り外して屋内に保管したりすることが困難であった。ま
た，取り付ける小形ボート，小形ヨットなどは通常，ス
タビライザがついていないので揺れやすく，転覆しやす
かったのをこのヒレ船外機をつけることで，揺れにく
く，船酔いせずに乗ることができるようにすることを課
題としている。更には，海でよく使うロープなどが推進
機にからみ易くトラブルの原因となっており，これを解
消することが課題となっていた。本発明は，従来のスク
リュウ式船外機のロープにからみ易く，水浴客を傷つけ
易いという欠点を解消することも課題としている。
のでは，ヒレ推進装置がボートから脱着自在となされて
いないので，持ち運びや他のボートに付け替えたり，取
り外して屋内に保管したりすることが困難であった。ま
た，取り付ける小形ボート，小形ヨットなどは通常，ス
タビライザがついていないので揺れやすく，転覆しやす
かったのをこのヒレ船外機をつけることで，揺れにく
く，船酔いせずに乗ることができるようにすることを課
題としている。更には，海でよく使うロープなどが推進
機にからみ易くトラブルの原因となっており，これを解
消することが課題となっていた。本発明は，従来のスク
リュウ式船外機のロープにからみ易く，水浴客を傷つけ
易いという欠点を解消することも課題としている。
【０００５】本発明は，従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたもので，その目的とするところ
は，ボートからの取り外し，取り付けが容易で，取り付
けるとボートの安定性が向上し，フリー走行時の推進機
の抵抗が少なく，ロープや海藻がからみにくく，海水浴
客を傷つけにくいヒレ船外機を提供することにある。
問題点に鑑みてなされたもので，その目的とするところ
は，ボートからの取り外し，取り付けが容易で，取り付
けるとボートの安定性が向上し，フリー走行時の推進機
の抵抗が少なく，ロープや海藻がからみにくく，海水浴
客を傷つけにくいヒレ船外機を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項１では，
課題を解決するために，船体脱着具を有する舵取りフレ
ームの上部にクランク及びコンロッドを運動自在に設
け，舵取りフレームの中途部にはコンロッドに連結され
た昇降ロッドを設し，この昇降ロッドの下部にはスタビ
ライザ翼を保持する翼取り付け手段を設け，前記クラン
クの回転によりスタビライザ翼を波動推進運動させうる
ような構成とした。本発明の請求項２では，コンロッド
にアングル部を設けると共に昇降ロッドと並行してピッ
チ制御体を設け，翼取付手段とにより四節回転連鎖を構
成させて，スタビライザ翼の推進運動を一層確実なもの
とさせた。本発明の請求項３では，揺動フレームの上部
に楕円創成機が設けられ，これを介してクランクが楕円
運動しうるように構成し，スタビライザ翼の推進運動の
ピッチやストロークを効果的に変更しうるようにした。
本発明の請求項４では，楕円創成機が回転制御しうるよ
うになされ，クランクが縦長楕円運動と横長楕円運動と
をなしえるように構成し，ボートの走行中にも適宜にス
タビライザ翼の運動状態を変更できるようにした。本発
明の請求項５では，スタビライザ翼と並行して固定スタ
ビライザを設けることで，スタビライザ効果が一層増大
し，ボートの安定性が向上した。本発明の請求項６で
は，クランク，ロッド，昇降ロッド，ピッチ制御体，翼
取付手段，スタビライザ翼を左右一対に設け，位相差を
もって運動しうるようになしたことから，スタビライザ
効果が増し，ボートの揺れは少ない。
課題を解決するために，船体脱着具を有する舵取りフレ
ームの上部にクランク及びコンロッドを運動自在に設
け，舵取りフレームの中途部にはコンロッドに連結され
た昇降ロッドを設し，この昇降ロッドの下部にはスタビ
ライザ翼を保持する翼取り付け手段を設け，前記クラン
クの回転によりスタビライザ翼を波動推進運動させうる
ような構成とした。本発明の請求項２では，コンロッド
にアングル部を設けると共に昇降ロッドと並行してピッ
チ制御体を設け，翼取付手段とにより四節回転連鎖を構
成させて，スタビライザ翼の推進運動を一層確実なもの
とさせた。本発明の請求項３では，揺動フレームの上部
に楕円創成機が設けられ，これを介してクランクが楕円
運動しうるように構成し，スタビライザ翼の推進運動の
ピッチやストロークを効果的に変更しうるようにした。
本発明の請求項４では，楕円創成機が回転制御しうるよ
うになされ，クランクが縦長楕円運動と横長楕円運動と
をなしえるように構成し，ボートの走行中にも適宜にス
タビライザ翼の運動状態を変更できるようにした。本発
明の請求項５では，スタビライザ翼と並行して固定スタ
ビライザを設けることで，スタビライザ効果が一層増大
し，ボートの安定性が向上した。本発明の請求項６で
は，クランク，ロッド，昇降ロッド，ピッチ制御体，翼
取付手段，スタビライザ翼を左右一対に設け，位相差を
もって運動しうるようになしたことから，スタビライザ
効果が増し，ボートの揺れは少ない。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下，この発明の実施の形態を図
面により説明する。図１〜図３は第一番の実施例を示
し，船体脱着具１はボートの船尾などに取り付けられる
ようになされており，舵取りフレーム２をハンドル２０
により垂直軸２２を中心として揺動自在に保持してい
る。舵取りフレーム２の上部には，クランク３及び，コ
ンロッド４が運動自在に設けられ，舵取りフレーム２の
中途部にはコンロッド４に連結された昇降ロッド５がス
ライダー５０を介して昇降自在に立設されている。この
昇降ロッド５の下部には，スタビライザ翼６を保持する
翼取付手段７が設けられ，前記クランク３の回転により
スタビライザ翼６を波動推進運動させうるようになされ
ている。更に，コンロッド４には，アングル部４２が設
けられると共に，昇降ロッド５と並行してピッチ制御体
８が設けられ，然して，翼取付手段７とにより四節回転
連鎖が構成されている。また，舵取りフレーム２の上部
に楕円創成機９が設けられており，直行する蟻溝内のス
ライダー９２，９３が前記クランク３と連結されてお
り，楕円創成機９の外周にそって回転運動する駆動ピン
９４により，クランク３が回転入力されるようになされ
ている。図３に示すように，楕円創成機９は片持ち保持
されてウオームギア９５により回転を阻止されており，
チェーンにより入力される駆動盤９６が楕円創成機９と
同軸にもうけられることにより，前記駆動ピン９４を楕
円創成機９の回りに回動制御し，クランク３の運動を変
える仕組みである。本実施例のヒレ船外機はスタビライ
ザ翼６の効果により，静止中でも取り付けたボートの安
定性は抜群となり，安心して乗り降りでき，またボート
上に立って釣りをすることもできる。
面により説明する。図１〜図３は第一番の実施例を示
し，船体脱着具１はボートの船尾などに取り付けられる
ようになされており，舵取りフレーム２をハンドル２０
により垂直軸２２を中心として揺動自在に保持してい
る。舵取りフレーム２の上部には，クランク３及び，コ
ンロッド４が運動自在に設けられ，舵取りフレーム２の
中途部にはコンロッド４に連結された昇降ロッド５がス
ライダー５０を介して昇降自在に立設されている。この
昇降ロッド５の下部には，スタビライザ翼６を保持する
翼取付手段７が設けられ，前記クランク３の回転により
スタビライザ翼６を波動推進運動させうるようになされ
ている。更に，コンロッド４には，アングル部４２が設
けられると共に，昇降ロッド５と並行してピッチ制御体
８が設けられ，然して，翼取付手段７とにより四節回転
連鎖が構成されている。また，舵取りフレーム２の上部
に楕円創成機９が設けられており，直行する蟻溝内のス
ライダー９２，９３が前記クランク３と連結されてお
り，楕円創成機９の外周にそって回転運動する駆動ピン
９４により，クランク３が回転入力されるようになされ
ている。図３に示すように，楕円創成機９は片持ち保持
されてウオームギア９５により回転を阻止されており，
チェーンにより入力される駆動盤９６が楕円創成機９と
同軸にもうけられることにより，前記駆動ピン９４を楕
円創成機９の回りに回動制御し，クランク３の運動を変
える仕組みである。本実施例のヒレ船外機はスタビライ
ザ翼６の効果により，静止中でも取り付けたボートの安
定性は抜群となり，安心して乗り降りでき，またボート
上に立って釣りをすることもできる。
【０００８】
【発明の実施の形態 その２】次に，この発明の第２番
目の実施の形態を図面により説明する。図４〜図６にお
いて，船体装着具１を有する舵取りフレーム２の上部に
駆動盤９６により運動させられるクランク３及びコンロ
ッド４が左右一組設けられ，舵取りフレーム２の中途部
にはコンロッド４に連結された昇降ロッド５がそれぞれ
独立して立設されている。この昇降ロッド５の下部に
は，それぞれスタビライザ翼６を保持する翼取付手段７
が設けられており，昇降ロッド５と並行して設けられた
ピッチ制御体８及びコンロッド４に突設されたアングル
部４２とにより四節回転連鎖がそれぞれに構成され，ピ
ッチ制御運動が拡大される。図６に示すように，右側の
スタビライザ翼６と左側のスタビライザ翼６とはそれぞ
れ別個に波動推進運動しうるようになされている。即
ち，クランク３，コンロッド４，昇降ロッド５，ピッチ
制御体８，翼取付手段７，スタビライザ翼６が左右一対
に設けられ，駆動盤と連結されたクランク運動により，
位相差をもってスタビライザ翼６が波動推進運動しうる
ようになされている。左右のスタビライザ翼６，６を１
８０°位相差で動くようにすることで，水泳のバタ足の
ような推進運動が得られ，船外機を取り付けたボートの
揺れを最小限に抑えることができる。この実施例のヒレ
船外機では，左右一対のスタビライザ翼６，６が水鳥の
足のように交互に動くのでバランスがよく，推進効率も
よい。
目の実施の形態を図面により説明する。図４〜図６にお
いて，船体装着具１を有する舵取りフレーム２の上部に
駆動盤９６により運動させられるクランク３及びコンロ
ッド４が左右一組設けられ，舵取りフレーム２の中途部
にはコンロッド４に連結された昇降ロッド５がそれぞれ
独立して立設されている。この昇降ロッド５の下部に
は，それぞれスタビライザ翼６を保持する翼取付手段７
が設けられており，昇降ロッド５と並行して設けられた
ピッチ制御体８及びコンロッド４に突設されたアングル
部４２とにより四節回転連鎖がそれぞれに構成され，ピ
ッチ制御運動が拡大される。図６に示すように，右側の
スタビライザ翼６と左側のスタビライザ翼６とはそれぞ
れ別個に波動推進運動しうるようになされている。即
ち，クランク３，コンロッド４，昇降ロッド５，ピッチ
制御体８，翼取付手段７，スタビライザ翼６が左右一対
に設けられ，駆動盤と連結されたクランク運動により，
位相差をもってスタビライザ翼６が波動推進運動しうる
ようになされている。左右のスタビライザ翼６，６を１
８０°位相差で動くようにすることで，水泳のバタ足の
ような推進運動が得られ，船外機を取り付けたボートの
揺れを最小限に抑えることができる。この実施例のヒレ
船外機では，左右一対のスタビライザ翼６，６が水鳥の
足のように交互に動くのでバランスがよく，推進効率も
よい。
【０００９】
【発明の実施の形態 その３】更に，この発明の第３番
目の実施の形態を図面により説明する。図７（ａ），
（ｂ）に示すように，船体装着具１を有する舵取りフレ
ーム２の上部に駆動盤２４により運動させられるクラン
クコンロッド３４，３４が左右一対に１８０°の位相差
をもって配設され，舵取りフレーム２の中途部には，ク
ランクコンロッド３４に連結された昇降ロッド５，５が
それぞれ独立して立設されている。この昇降ロッドの片
方５は短くて上部のスタビライザ翼６を駆動するように
なされ，他方５‘は長くて下部のスタビライザ翼６’を
駆動するようになっている。本実施例のヒレ船外機で
は，上記のスタビライザ翼６と下部のスタビライザ翼
６’とが互いに接近したり離れたりしながら波動推進運
動をするから，揺れが相殺され，取り付けたボートはほ
とんど揺れない利点がある。
目の実施の形態を図面により説明する。図７（ａ），
（ｂ）に示すように，船体装着具１を有する舵取りフレ
ーム２の上部に駆動盤２４により運動させられるクラン
クコンロッド３４，３４が左右一対に１８０°の位相差
をもって配設され，舵取りフレーム２の中途部には，ク
ランクコンロッド３４に連結された昇降ロッド５，５が
それぞれ独立して立設されている。この昇降ロッドの片
方５は短くて上部のスタビライザ翼６を駆動するように
なされ，他方５‘は長くて下部のスタビライザ翼６’を
駆動するようになっている。本実施例のヒレ船外機で
は，上記のスタビライザ翼６と下部のスタビライザ翼
６’とが互いに接近したり離れたりしながら波動推進運
動をするから，揺れが相殺され，取り付けたボートはほ
とんど揺れない利点がある。
【００１０】
【発明の効果】本発明は，以上説明したように構成され
ているので，以下に記載されるような効果を奏する。
ているので，以下に記載されるような効果を奏する。
【００１１】本発明の請求項１のものでは，船体脱着具
１によりいろいろなボートに装着することができ，スタ
ビライザ翼６により不安定なボートでも安定性を増し，
転覆しがたくする効果がある。また舵取りフレームの向
きを変えてスタビライザ翼の波動推進力の発生方向を自
在に変えられるので，ボートの停止中でも方向転換でき
る利点がある。またクランク，コンロッド，昇降ロッド
によりスタビライザ翼を正確に波動推進運動に導き，か
つコンパクトでポータブルな設計となし得る。
１によりいろいろなボートに装着することができ，スタ
ビライザ翼６により不安定なボートでも安定性を増し，
転覆しがたくする効果がある。また舵取りフレームの向
きを変えてスタビライザ翼の波動推進力の発生方向を自
在に変えられるので，ボートの停止中でも方向転換でき
る利点がある。またクランク，コンロッド，昇降ロッド
によりスタビライザ翼を正確に波動推進運動に導き，か
つコンパクトでポータブルな設計となし得る。
【００１２】本発明の請求項２及び３のものでは，回転
創成機や四節回転連鎖により翼取付手段に取り付けるス
タビライザ翼のピッチ制御を適当なものとして波動推進
運動を効率良く起こさせることができ，また後退運動を
させることもできる。
創成機や四節回転連鎖により翼取付手段に取り付けるス
タビライザ翼のピッチ制御を適当なものとして波動推進
運動を効率良く起こさせることができ，また後退運動を
させることもできる。
【００１３】本発明の請求項４のものでは，楕円創成機
を回動制御して，走行中のボートにおいて低速，高速を
選ぶことができる。
を回動制御して，走行中のボートにおいて低速，高速を
選ぶことができる。
【００１４】本発明の請求項５のものでは，スタビライ
ザ翼と固定スタビライザの両者がボートの安定に貢献す
る。
ザ翼と固定スタビライザの両者がボートの安定に貢献す
る。
【００１５】本発明の請求項６のものでは，スタビライ
ザ翼が左右に設けられ，位相差を持って波動推進運動を
するので，ボートの走行時における揺れが最小限に押さ
えられる。
ザ翼が左右に設けられ，位相差を持って波動推進運動を
するので，ボートの走行時における揺れが最小限に押さ
えられる。
【図１】図１は，本願発明に係わるヒレ船外機の一例を
示す側面図。
示す側面図。
【図２】図２は，図１の平面図。
【図３】図３は，図１の後方断面図。
【図４】図４は，第２実施例を示すヒレ船外機の断面
図。
図。
【図５】図５は，図４の平面図。
【図６】図６は，図４の後方断面図。
【図７】図７は，第３実施例を示すヒレ船外機の側面図
（ａ），断面図（ｂ）。
（ａ），断面図（ｂ）。
１は船体脱着具 ２は舵取フレーム ３はクランク ４はコンロッド ５は昇降ロッド ６はスタビライザ翼 ７は翼取付手段 ８はピッチ制御体
Claims (6)
- 【請求項１】 船体脱着具を有する舵取りフレームの上
部にクランク及び，コンロッドが運動自在に設けられ，
舵取りフレームの中途部にはコンロッドに連結された昇
降ロッドが立設され，この昇降ロッドの下部にはスタビ
ライザ翼を保持する翼取り付け手段が設けられ，前記ク
ランクの回転によりスタビライザ翼を波動推進運動させ
うるようになされたことを特徴とするヒレ船外機。 - 【請求項２】 コンロッドにアングル部が設けられると
共に昇降ロッドと並行してピッチ制御体が設けられ，翼
取り付け手段とにより四節回転連鎖が構成されているこ
とを特徴とする請求項１に記載のヒレ船外機。 - 【請求項３】 舵取りフレームの上部に楕円創成機が設
けられ，これを介してクランクが楕円運動しうるように
なされたことを特徴とする請求項２に記載のヒレ船外
機。 - 【請求項４】 上記楕円創成機が回動制御しうるように
なされ，クランクが縦長楕円運動と横長楕円運動とをな
しうるように構成されたことを特徴とする請求項３に記
載のヒレ船外機。 - 【請求項５】上記スタビライザ翼と並行して固定スタビ
ライザが設けられることを特徴とする請求項１乃至４に
記載のヒレ船外機。 - 【請求項６】 上記クランク，コンロッド，昇降ロッ
ド，ピッチ制御体，翼取付手段，スタビライザ翼が左右
一対に設けられ，位相差をもって運動しうるようになさ
れたことを特徴とする請求項１乃至４に記載のヒレ船外
機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP37627899A JP2001163296A (ja) | 1999-12-05 | 1999-12-05 | ヒレ船外機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP37627899A JP2001163296A (ja) | 1999-12-05 | 1999-12-05 | ヒレ船外機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001163296A true JP2001163296A (ja) | 2001-06-19 |
Family
ID=18506875
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP37627899A Pending JP2001163296A (ja) | 1999-12-05 | 1999-12-05 | ヒレ船外機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001163296A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008123815A1 (en) * | 2007-04-04 | 2008-10-16 | Dolprop Industries Ab | A propulsion device for propelling a floating watercraft, a conversion kit for replacing a propeller where the kit comprises such a propulsion device, a watercraft comprising such a propulsion device and a method for increasing the efficiency by using such a conversion kit |
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