JP2001162827A - インクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ

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JP2001162827A
JP2001162827A JP34843399A JP34843399A JP2001162827A JP 2001162827 A JP2001162827 A JP 2001162827A JP 34843399 A JP34843399 A JP 34843399A JP 34843399 A JP34843399 A JP 34843399A JP 2001162827 A JP2001162827 A JP 2001162827A
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JP
Japan
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head
ink
cap
caps
black
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JP34843399A
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English (en)
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Koji Aida
康二 相田
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Data Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】混色を引き起こしたり、インクジェットプリン
タの周辺、媒体等を汚したりすることがないようにす
る。 【解決手段】キャリッジ13に取り付けられ、インクを
吐出するヘッドと、該ヘッドに被着されるキャップ14
a〜14eと、該キャップ14a〜14eに連通させて
配設され、前記ヘッドのオリフィス内を減圧する吸引装
置と、前記キャリッジ13に取り付けられて前記キャッ
プ14a〜14eの端面及びその近傍に付着したインク
を吸い取るダミーヘッド21とを有する。ヘッドのオリ
フィス内が減圧されるので、オリフィスが目詰まりする
ことを防止することができる。ダミーヘッド21がキャ
ップ14a〜14eの端面及びその近傍に付着したイン
クを吸い取るので、混色を引き起こしたり、インクジェ
ットプリンタの周辺、媒体等を汚したりすることがな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、インクジェットプリンタにおいて
は、ヘッドのノズルプレートに形成されたオリフィス内
のインクが乾燥することによってオリフィスが目詰まり
することを防止するために、非使用時にヘッドにキャッ
プを被せたり、既に目詰まりしたオリフィスを回復させ
るために、オリフィス内に残留したインク、ゴミ等の残
留物を吸引することによってクリーニングを定期的を行
うようにしたりしている。
【0003】ところで、インクジェットプリンタにおい
ては、インクタンクに収容されたインクをヘッドに供給
し、該ヘッドに形成されたオリフィスから吐出させるこ
とによって、印刷用紙等の媒体にインク滴を付着させて
印字を行うようになっており、白黒プリンタとカラープ
リンタとに分類されるが、ここでは、複数のヘッドを備
えたカラープリンタについて説明する。
【0004】図2は従来のインクジェットプリンタにお
けるキャップを作動位置に置いたときの正面図、図3は
従来のインクジェットプリンタにおけるキャップを退避
位置に置いたときの正面図である。
【0005】図において、51aはブラックのインクを
吐出する第1ブラックヘッド(Bk1)、51bはブラ
ックのインクを吐出する第2ブラックヘッド(Bk
2)、51cはイエローのインクを吐出するイエローヘ
ッド(Y)、51dはマゼンタのインクを吐出するマゼ
ンタヘッド(M)、51eはシアンのインクを吐出する
シアンヘッド(C)、52a〜52eは、それぞれ、前
記第1ブラックヘッド51a、第2ブラックヘッド51
b、イエローヘッド51c、マゼンタヘッド51d及び
シアンヘッド51eのノズルプレートである。前記第1
ブラックヘッド51a、第2ブラックヘッド51b、イ
エローヘッド51c、マゼンタヘッド51d及びシアン
ヘッド51eは、インクを吐出する機構を備え、各色の
インクを収容する図示されないインクタンクに対して独
立に配設される。また、前記各ノズルプレート52a〜
52eには、インクを吐出するための図示されないオリ
フィスが形成されている。なお、前記第1ブラックヘッ
ド51a、第2ブラックヘッド51b、イエローヘッド
51c、マゼンタヘッド51d及びシアンヘッド51e
は、図における左端から順に配設される。
【0006】53はキャリッジであり、図示されないキ
ャリッジシャフトに摺(しゅう)動自在に支持されると
ともに、図示されないリードスクリュー、ベルト等の移
動機構に連結される。前記キャリッジ53には、前記第
1ブラックヘッド51a、第2ブラックヘッド51b、
イエローヘッド51c、マゼンタヘッド51d、シアン
ヘッド51e及び前記インクタンクがそれぞれ独立に着
脱自在に取り付けられ、インクジェットユニットが形成
される。
【0007】該インクジェットユニットは、前記移動機
構によって、印字時には、図における左右方向に移動さ
せられ、非印字時には、ホームポジション(待機位置)
に置かれる。
【0008】54a〜54eは、前記ノズルプレート5
2a〜52eにそれぞれ対応させて配設され、それぞれ
第1ブラックヘッド51a、第2ブラックヘッド51
b、イエローヘッド51c、マゼンタヘッド51d及び
シアンヘッド51eに被着されるキャップ、55a〜5
5eは、前記キャップ54a〜54eにそれぞれ配設さ
れるスプリング、56は上下方向に移動自在に配設され
たキャップホルダ、57は図示されない駆動源と連結さ
れたカムシャフト、58はカムシャフト57に取り付け
られ、前記キャップホルダ56に係合させられるカム、
59はカムシャフト57に取り付けられた駆動ギヤであ
る。なお、キャップ54a〜54eは、ゴム等の弾性部
材によって形成され、キャップ54aの底部には穴が形
成されるが、キャップ54b〜54eの底部には穴は形
成されない。
【0009】また、前記キャップ54a〜54eはそれ
ぞれスプリング55a〜55eを介してキャップホルダ
56に連結され、該キャップホルダ56は、カム58に
係合させられる。したがって、カムシャフト57が回転
させられると、カムシャフト57の回転に伴って前記キ
ャップホルダ56が上下方向に移動させられ、キャップ
54a〜54eが上下方向に移動させられる。そして、
キャップ54a〜54eは、最上位の作動位置に置かれ
ると、図2に示されるように、ノズルプレート52a〜
52eに押圧され、最下位の退避位置に置かれると、図
3に示されるように、ノズルプレート52a〜52eか
ら最も離される。
【0010】また、60は、一端がキャップ54aの底
部の穴に連結され、他端が図示されない吸引装置に連結
された連通路としてのバキュームホースである。前記吸
引装置は、キャップ54a〜54eがノズルプレート5
2a〜52eに押圧されているときだけ作動して、オリ
フィス内を減圧する。なお、前記吸引装置はカムシャフ
ト57が回転させられるときには作動しないので、吸引
装置をカムシャフト57と共通の駆動源によって駆動す
ることもできる。
【0011】前記構成のインクジェットプリンタにおい
ては、ノズルプレート52a〜52eに形成されたオリ
フィス内のインクが乾燥してオリフィスが目詰まりする
ことを防止するとともに、既に目詰まりしたオリフィス
を回復させるために、オリフィス内が減圧され、オリフ
ィス内に残留したインク、ゴミ等の残留物を吸引するこ
とによってクリーニングを定期的に行うようにしている
が、オリフィス内の残留物を吸引する場合、バキューム
ホース60が連結されているのはキャップ54aだけで
あるので、キャップ54aを、第1ブラックヘッド51
a、第2ブラックヘッド51b、イエローヘッド51
c、マゼンタヘッド51d及びシアンヘッド51eに順
に密着させて、順に残留物を吸引する必要がある。
【0012】この場合、第1ブラックヘッド51a、第
2ブラックヘッド51b、イエローヘッド51c、マゼ
ンタヘッド51d及びシアンヘッド51eのすべてにつ
いて残留物を吸引するのに必要な時間を短くしようとす
ると、第1ブラックヘッド51a、第2ブラックヘッド
51b、イエローヘッド51c、マゼンタヘッド51d
及びシアンヘッド51eを、シアンヘッド51e→マゼ
ンタヘッド51d→イエローヘッド51c→第2ブラッ
クヘッド51b→第1ブラックヘッド51aの順にキャ
ップ54aと対向する位置に置くことができるように、
インクジェットユニットを図における左から右に間欠的
に移動させる必要がある。
【0013】すなわち、第1のステップで、キャップ5
4a〜54eを退避位置に置いた状態でインクジェット
ユニットを図における左方に移動させ、シアンヘッド5
1eをキャップ54aと対向する位置に置く。
【0014】次に、第2のステップで、カムシャフト5
7を回転させてキャップ54a〜54eを作動位置に置
き、キャップ54aをノズルプレート52eに押圧す
る。この場合、キャップ54aは、弾性部材から成るの
で、シアンヘッド51eに密着させられる。
【0015】続いて、第3のステップで、吸引装置を作
動させ、ノズルプレート52eのオリフィス内の残留物
を吸引し、該残留物をキャップ54a及びバキュームホ
ース60を介して排出する。
【0016】そして、第4のステップで、吸引装置を停
止させるとともに、カムシャフト57を回転させて、キ
ャップ54a〜54eを退避位置に置く。
【0017】第5のステップで、キャップ54a〜54
eを退避位置に置いた状態でインクジェットユニットを
図における右方向にヘッド1ピッチ分だけ移動させ、マ
ゼンタヘッド51dをキャップ54aと対向する位置に
置く。
【0018】以下、マゼンタヘッド51d→イエローヘ
ッド51c→第2ブラックヘッド51b→第1ブラック
ヘッド51aの順に前記第2〜第5のステップを繰り返
し、キャップ54aを介して順にオリフィス内の残留物
を吸引する。
【0019】そして、最後にノズルプレート52aのオ
リフィス内の残留物を吸引し、排出した後、吸引装置は
停止させられるが、カムシャフト57は回転させられ
ず、キャップ54a〜54eは作動位置に置かれたまま
になる。
【0020】その結果、キャップ54a〜54eがそれ
ぞれ第1ブラックヘッド51a、第2ブラックヘッド5
1b、イエローヘッド51c、マゼンタヘッド51d及
びシアンヘッド51eに密着させられた状態で維持され
るので、各オリフィス内のインクの乾燥が防止される。
【0021】なお、オリフィス内の残留物を吸引する順
は、前述されたシアンヘッド51e→マゼンタヘッド5
1d→イエローヘッド51c→第2ブラックヘッド51
b→第1ブラックヘッド51aの順でなくてもよいが、
残留物を吸引するのに必要な時間ができる限り短くなる
ようにするのが望ましい。
【0022】また、オリフィス内の残留物の吸引は、イ
ンクジェットプリンタを起動させた直後に常に行うのが
一般的であるが、インクジェットプリンタのスイッチを
オフにしたときに行ったり、インクジェットプリンタの
動作時間を計測して、一定時間が経過した時点で行った
りすることができる。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のインクジェットプリンタにおいては、クリーニング
を行うときに、キャップ54a〜54eに付着したイン
クがノズルプレート52a〜52eを汚して、混色を引
き起こすことがある。
【0024】通常、ノズルプレート52a〜52eは、
印字終了時にはインクで濡れた状態、すなわち、インク
が付着した状態になっている。この状態で、前記第2の
ステップにおいて、残留物を吸引するためにキャップ5
4aがノズルプレート52eに密着させられると、キャ
ップ54aの端面及びその近傍にシアンのインクが付着
してしまう。次に、同様に残留物を吸引するために、キ
ャップ54aがノズルプレート52dに密着させられる
と、キャップ54aの端面及びその近傍にマゼンタのイ
ンクが更に付着するだけでなく、ノズルプレート52d
にシアンのインクが付着する。
【0025】一方、このとき、キャップ54bはノズル
プレート52eに密着させられるので、キャップ54b
の端面及びその近傍にシアンのインクが付着する。これ
は、既にキャップ54aを介して吸引が行われた後にお
いても、ノズルプレート52eにおけるキャップ54a
の端面及びその近傍に対応する部分にはまだシアンのイ
ンクが付着しているからである。
【0026】したがって、前記第2〜第5のステップを
繰り返し、第1ブラックヘッド51a、第2ブラックヘ
ッド51b、イエローヘッド51c、マゼンタヘッド5
1d及びシアンヘッド51eについて順にオリフィス内
の残留物を吸引すると、各キャップ54a〜54eの端
面及びその近傍には各色のインクが付着し、また、各ノ
ズルプレート52a〜52eにも各色のインクが付着す
る。
【0027】すなわち、キャップ54eの端面及びその
近傍並びにノズルプレート52eにはシアンのインクだ
けが付着するが、キャップ54dの端面及びその近傍並
びにノズルプレート52dにはシアン及びマゼンタのイ
ンクが、キャップ54cの端面及びその近傍並びにノズ
ルプレート52cにはシアン、マゼンタ及びイエローの
インクが、キャップ54a及び54bの端面及びその近
傍並びにノズルプレート52a、52bにはシアン、マ
ゼンタ、イエロー及びブラックのインクが付着する。
【0028】また、1回のクリーニングにおいて各キャ
ップ54a〜54eの端面及びその近傍並びにノズルプ
レート52a〜52eに付着するインクの量はわずかで
あるが、クリーニングを繰り返すことによって、前記イ
ンクの量は徐々に蓄積されて相当な量となる。
【0029】そして、ノズルプレート52a〜52eに
相当な量付着したインクは、流動化してオリフィス内に
進入する。この状態で、インクジェットプリンタが起動
されると、オリフィス内に進入したインクは、ノズルプ
レート52a〜52eの内部から吐出される本来のイン
クと混ざってインク滴を形成し、混色を引き起こすの
で、印字品位を低下させてしまう。
【0030】さらに、ノズルプレート52a〜52eに
相当な量付着したインクがたれ落ちて、インクジェット
プリンタの周辺、媒体等を汚すことがある。また、キャ
ップ54a〜54eの端面及びその近傍に相当な量付着
したインクがキャップ54a〜54e内に溜(た)まる
ので、インクがキャップ54a〜54eから溢(あふ)
れ出て、インクジェットプリンタの周辺、媒体等を汚す
ことがある。
【0031】本発明は、前記従来のインクジェットプリ
ンタの問題点を解決して、オリフィスが目詰まりするの
を防止し、既に目詰まりしたオリフィスを回復させるこ
とができるとともに、混色を引き起こしたり、周辺、媒
体等を汚したりすることがないインクジェットプリンタ
を提供することを目的とする。
【0032】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明のイ
ンクジェットプリンタにおいては、キャリッジに取り付
けられ、インクを吐出するヘッドと、該ヘッドに被着さ
れるキャップと、該キャップに連通させて配設され、前
記ヘッドのオリフィス内を減圧する吸引装置と、前記キ
ャリッジに取り付けられて前記キャップの端面及びその
近傍に付着したインクを吸い取るダミーヘッドとを有す
る。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0034】図1は本発明の第1の実施の形態における
インクジェットプリンタのキャップを作動位置に置いた
ときの正面図である。
【0035】図において、11aはブラックのインクを
吐出する第1ブラックヘッド(Bk1)、11bはブラ
ックのインクを吐出する第2ブラックヘッド(Bk
2)、11cはイエローのインクを吐出するイエローヘ
ッド(Y)、11dはマゼンタのインクを吐出するマゼ
ンタヘッド(M)、11eはシアンのインクを吐出する
シアンヘッド(C)、12a〜12eはそれぞれ前記第
1ブラックヘッド11a、第2ブラックヘッド11b、
イエローヘッド11c、マゼンタヘッド11d及びシア
ンヘッド11eのノズルプレートである。前記第1ブラ
ックヘッド11a、第2ブラックヘッド11b、イエロ
ーヘッド11c、マゼンタヘッド11d及びシアンヘッ
ド11eは、インクを吐出する機構を備え、各色のイン
クを収容する図示されないインクタンクに対して独立に
配設される。また、前記各ノズルプレート12a〜12
eには、インクを吐出するための図示されないオリフィ
スが形成されている。なお、前記第1ブラックヘッド1
1a、第2ブラックヘッド11b、イエローヘッド11
c、マゼンタヘッド11d及びシアンヘッド11eは、
図における左端から順に配設されるが、任意の順に配設
することもできる。ヘッドの数及び色の種類も任意に設
定することができる。
【0036】前記インクを吐出する機構としては、ピエ
ゾ素子等の圧電素子を使用した圧電方式のものが使用さ
れるが、静電方式、又はインクを加熱して気泡を発生さ
せるバブル方式のものを使用することもできる。
【0037】13はキャリッジであり、図示されないキ
ャリッジシャフトに摺動自在に支持されるとともに、図
示されないリードスクリュー、ベルト等の移動機構に連
結される。前記キャリッジ13には、前記第1ブラック
ヘッド11a、第2ブラックヘッド11b、イエローヘ
ッド11c、マゼンタヘッド11d、シアンヘッド11
e及び前記インクタンクがそれぞれ独立に着脱自在に取
り付けられ、インクジェットユニットが形成される。
【0038】該インクジェットユニットは、前記移動機
構によって、印字時には、図における左右方向に移動さ
せられ、非印字時には、ホームポジション(待機位置)
に置かれる。
【0039】14a〜14eは、前記ノズルプレート1
2a〜12eにそれぞれ対応させて配設され、それぞ
れ、第1ブラックヘッド11a、第2ブラックヘッド1
1b、イエローヘッド11c、マゼンタヘッド11d及
びシアンヘッド11eに被着されるキャップ、15a〜
15eは、前記キャップ14a〜14eにそれぞれ配設
されるスプリング、16は上下方向に移動自在に配設さ
れたキャップホルダ、17は図示されない駆動源に連結
されたカムシャフト、18はカムシャフト17に取り付
けられ、キャップホルダ16に係合させられるカム、1
9はカムシャフト17に取り付けられた駆動ギヤであ
る。なお、キャップ14a〜14eは、ゴム等の弾性部
材によって形成され、キャップ14aの底部には穴が形
成されるが、キャップ14b〜14eの底部には穴は形
成されない。
【0040】また、前記キャップ14a〜14eはそれ
ぞれスプリング15a〜15eを介してキャップホルダ
16に連結され、該キャップホルダ16は、カム18に
係合させられる。したがって、カムシャフト17が回転
させられると、カムシャフト17の回転に伴って前記キ
ャップホルダ16が上下方向に移動させられ、キャップ
14a〜14eが上下方向に移動させられる。そして、
キャップ14a〜14eは、最上位の作動位置に置かれ
ると、図に示されるように、ノズルプレート12a〜1
2eに押圧され、最下位の退避位置に置かれると、ノズ
ルプレート12a〜12eから最も離される。
【0041】また、20は、一端がキャップ14aの底
部の穴に連結され、他端が図示されない吸引装置に連結
された連通路としてのバキュームホースである。前記吸
引装置は、キャップ14a〜14eがノズルプレート1
2a〜12eに押圧されているときだけ作動して、オリ
フィス内を減圧する。
【0042】なお、前記吸引装置としては、一般にギヤ
ポンプ式のものが使用されるが、他の形式のものを使用
することもできる。また、前記吸引装置は、カムシャフ
ト17が回転させられる時には作動しないので、吸引装
置をカムシャフト17と共通の駆動源によって駆動する
こともできる。
【0043】21はキャリッジ13に取り付けられたダ
ミーヘッド、22はダミーヘッド21の先端部分に形成
されたインク吸収体である。前記ダミーヘッド21は、
シアンヘッド11eに隣接されて配設され、ダミーヘッ
ド21とシアンヘッド11eとの間隔は第1ブラックヘ
ッド11a、第2ブラックヘッド11b、イエローヘッ
ド11c、マゼンタヘッド11d及びシアンヘッド11
e同士の各間隔と等しくされる。また、インク吸収体2
2を含むダミーヘッド21の大きさと第1ブラックヘッ
ド11a、第2ブラックヘッド11b、イエローヘッド
11c、マゼンタヘッド11d及びシアンヘッド11e
との大きさとはほぼ等しくされる。
【0044】インク吸収体22は、スポンジ、織布、不
織布等の吸水性を有する材料から成り、図における下端
面がノズルプレート12a〜12eとほぼ同じ位置にな
るように取り付けられる。なお、ダミーヘッドの全体を
インク吸収体によって形成することもできる。
【0045】次に、前記構成のインクジェットプリンタ
の動作について説明する。
【0046】前記第1ブラックヘッド11a、第2ブラ
ックヘッド11b、イエローヘッド11c、マゼンタヘ
ッド11d及びシアンヘッド11eに形成されたオリフ
ィス内のインクが乾燥してオリフィスが目詰まりするこ
とを防止するとともに、既に目詰まりしたオリフィスを
回復させるために、定期的にオリフィス内に残留するイ
ンク、ゴミ等の残留物が吸引される。この場合、バキュ
ームホース20はキャップ14aだけに連結されている
ので、残留物を吸引するために、キャップ14aは順に
第1ブラックヘッド11a、第2ブラックヘッド11
b、イエローヘッド11c、マゼンタヘッド11d及び
シアンヘッド11eに密着させられる。
【0047】そして、第1ブラックヘッド11a、第2
ブラックヘッド11b、イエローヘッド11c、マゼン
タヘッド11d及びシアンヘッド11eのすべてについ
て残留物を吸引するのに必要な時間を短くしようとする
と、第1ブラックヘッド11a、第2ブラックヘッド1
1b、イエローヘッド11c、マゼンタヘッド11d及
びシアンヘッド11eを、シアンヘッド11e→マゼン
タヘッド11d→イエローヘッド11c→第2ブラック
ヘッド11b→第1ブラックヘッド11aの順にキャッ
プ14aと対向する位置に置くことができるように、イ
ンクジェットユニットを図における左から右へ間欠的に
移動させる必要がある。
【0048】すなわち、第1のステップで、キャップ1
4a〜14eを退避位置に置いた状態でインクジェット
ユニットを図における左方に移動させ、シアンヘッド1
1eをキャップ14aと対向する位置に置く。
【0049】次に、第2のステップで、カムシャフト1
7を回転させてキャップ14a〜14eを作動位置に置
き、キャップ14aをノズルプレート12eに押圧す
る。この場合、キャップ14aは、弾性部材から成るの
で、シアンヘッド11eに密着させられる。
【0050】続いて、第3のステップで、吸引装置を作
動させ、ノズルプレート12eのオリフィス内の残留物
を吸引し、該残留物をキャップ14a及びバキュームホ
ース20を介して排出する。
【0051】そして、第4のステップで、吸引装置を停
止させるとともに、カムシャフト17を回転させて、キ
ャップ14a〜14eを退避位置に置く。
【0052】第5のステップで、キャップ14a〜14
eを退避位置に置いた状態でインクジェットユニットを
図における右方向にヘッド1ピッチ分だけ移動させ、マ
ゼンタヘッド11dをキャップ14aと対向する位置に
置く。
【0053】以下、マゼンタヘッド11d→イエローヘ
ッド11c→第2ブラックヘッド11b→第1ブラック
ヘッド11aの順に前記第2〜第5のステップを繰り返
し、キャップ14aを介して順にオリフィス内の残留物
を吸引する。
【0054】そして、最後にノズルプレート12aのオ
リフィス内の残留物を吸引し、排出した後、吸引装置は
停止させられるが、カムシャフト17は回転させられ
ず、キャップ14a〜14eは作動位置に置かれたまま
になる。
【0055】その結果、キャップ14a〜14eがそれ
ぞれノズルプレート12a〜12eに気密的に密着させ
られた状態で維持されるので、各オリフィス内のインク
の乾燥が防止される。
【0056】なお、オリフィス内の残留物を吸引する順
は、前述されたシアンヘッド11e→マゼンタヘッド1
1d→イエローヘッド11c→第2ブラックヘッド11
b→第1ブラックヘッド11aの順でなくてもよいが、
残留物を吸引するのに必要な時間ができる限り短くなる
ようにするのが望ましい。
【0057】また、オリフィス内の残留物の吸引は、イ
ンクジェットプリンタを起動させた直後に常に行うのが
一般的であるが、インクジェットプリンタのスイッチを
オフにしたときに行ったり、インクジェットプリンタの
動作時間を計測して、一定時間が経過した時点で行った
りすることができる。
【0058】ところで、通常、ノズルプレート12a〜
12eは、印字終了時にはインクが付着した状態になっ
ている。この状態で、前記第2のステップにおいて、残
留物を吸引するためにキャップ14aがノズルプレート
12eに密着させられると、キャップ14aの端面及び
その近傍にシアンのインクが付着する。
【0059】一方、このとき、キャップ14bはインク
吸収体22に押圧されるので、キャップ14bの端面及
びその近傍に付着していた本来のインクはインク吸収体
22に吸い取られ、キャップ14bの端面及びその近傍
はインクが付着していない状態になる。
【0060】次に、同様に繰り返される前記第2のステ
ップにおいて、残留物を吸引するためにキャップ14a
がノズルプレート12dに密着させられると、キャップ
14aの端面及びその近傍にマゼンタのインクが更に付
着するだけでなく、ノズルプレート12dにはシアンの
インクが付着する。
【0061】一方、このとき、キャップ14bはノズル
プレート12eに密着させられるが、キャップ14bの
端面及びその近傍はインクが付着していない状態にある
ので、ノズルプレート12eにインクが付着することは
ない。
【0062】さらに、前記第2〜第5のステップの動作
を繰り返して、第1ブラックヘッド11a、第2ブラッ
クヘッド11b、イエローヘッド11c、マゼンタヘッ
ド11d及びシアンヘッド11eについて順にオリフィ
ス内の残留物を吸引すると、各キャップ14a〜14e
の端面及びその近傍には各色のインクが付着するが、そ
の前に、キャップ14b〜14eの端面及びその近傍に
付着していた本来のインクは、インク吸収体22に吸い
取られているので、キャップ14b〜14eの端面及び
その近傍に蓄積されるインクは極めて微量である。
【0063】また、キャップ14aの端面及びその近傍
に付着したインクの多くは、バキュームホース20を介
して排出されるので、キャップ14aの端面及びその近
傍に蓄積されるインクも極めて微量である。
【0064】一方、各ノズルプレート12a〜12eに
は、各キャップ14a〜14eの端面に付着した各色の
インクが転写されて付着するが、前述されたように、各
キャップ14a〜14eの端面及びその近傍に蓄積され
るインクが極めて微量であるので、各ノズルプレート1
2a〜12eに付着するインクの量もわずかである。
【0065】したがって、ノズルプレート12a〜12
eに蓄積されたインクが流動化してオリフィス内に進入
することがないので、インクジェットプリンタが再び起
動されたときに、ノズルプレート12a〜12eの内部
から吐出される本来のインクと混ざってインク滴を形成
し、混色を引き起こすことがない。
【0066】さらに、ノズルプレート12a〜12eに
蓄積されたインクがたれ落ちて、インクジェットプリン
タの周辺、媒体等を汚すこともない。
【0067】また、キャップ14a〜14eの端面及び
その近傍に付着したインクは極めて微量であるので、流
動化してキャップ14a〜14e内に溜まっても、イン
クがキャップ14a〜14eから溢れ出て、インクジェ
ットプリンタの周辺、媒体等を汚すことがない。
【0068】なお、インク吸収体22に吸い取られたイ
ンクは、次回のクリーニングまでに蒸発するので、次回
のクリーニングにおいても、キャップ14b〜14eの
端面及びその近傍に付着したインクを十分に吸い取るこ
とが可能である。
【0069】また、オリフィス内の残留物を順に吸引す
る前に、キャップ14aの端面をインク吸収体22に押
圧するようにしてもよい。
【0070】このように、本実施の形態においては、定
期的に繰り返されるクリーニングにおいて、キャップ1
4b〜14eがインク吸収体22に押圧されることによ
って、キャップ14b〜14eの端面及びその近傍はイ
ンクが付着していない状態になるので、混色を引き起こ
したり、インクジェットプリンタの周辺、媒体等を汚し
たりすることがない。
【0071】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。
【0072】図4は本発明の第2の実施の形態における
インクジェットユニットの斜視図である。
【0073】図において、24a〜24eはそれぞれ独
立して第1ブラックヘッド11a、第2ブラックヘッド
11b、イエローヘッド11c、マゼンタヘッド11d
及びシアンヘッド11eに配設され、各色のインクを収
容するインクタンク、25はダミーヘッド21に配設さ
れたダミーインクタンクである。本実施の形態におい
て、インクタンク24a〜24e及びダミーインクタン
ク25は、それぞれ独立に着脱自在にキャリッジ13に
取り付けられる。また、ダミーインクタンク25の外形
及び寸法は、各インクタンク24a〜24eと等しい。
【0074】ダミーインクタンク25はスポンジ、織
布、不織布等の吸水性を有する材料で満たされ、前記吸
水性を有する材料の一部分がダミーインクタンク25の
底部から突出させられてダミーヘッドになっている。す
なわち、ダミーヘッドの全体がインク吸収体によって形
成される。したがって、インク吸収体に吸い取られたイ
ンクは、上方に移動してダミーインクタンク25内に入
り、ダミーインクタンク25内部の吸水性を有する材料
中に拡散して貯留される。
【0075】なお、ダミーインクタンク25内にインク
が入りやすくするために、ダミーインクタンク25の上
部に空気穴等を形成して大気と連通するようにしてもよ
い。また、ダミーインクタンク25内を減圧することも
できる。
【0076】そして、ダミーヘッド21の先端部分だけ
をインク吸収体によって形成することもできる。この場
合、ダミーインクタンク25とインク吸収体とを連通す
る連通路をダミーヘッド21に形成することによって、
インク吸収体に吸い取られたインクが連通路内を上方に
移動してダミーインクタンク25内に入るようにされ
る。そして、連通路内をインクが上方に移動しやすくす
るために、スポンジ、織布、不織布、ウィッグ、キャピ
ラリーチューブ等の毛管作用を生じさせる部材を連通路
内に充填(てん)することもできる。さらに、ダミーイ
ンクタンク25内を、吸水性を有する材料で満たさず、
空洞にすることもできる。
【0077】また、インクジェットプリンタの操作者が
ダミーインクタンク25内に貯留されたインクの量を判
断しやすくするために、ダミーインクタンク25を透明
又は半透明な材質で形成することもできる。そして、ダ
ミーインクタンク25にセンサを取り付けて、貯留され
たインクの量を検出し、プリンタの表示装置等に貯留さ
れたインクの量を表示したり、インクがダミーインクタ
ンク25内に満たされたときに警告を発したりすること
もできる。
【0078】このように、本実施の形態においては、イ
ンク吸収体に吸い取られたインクが、容量の十分に大き
いダミーインクタンク25内に貯留されるので、一度の
クリーニングでインク吸収体に吸い取られるインクの量
が多くても、また、クリーニングの頻度が多くても、イ
ンク吸収体を乾いた状態に保つことができ、キャップ1
4a(図1)〜14eの端面及びその近傍に付着したイ
ンクを十分に吸い取ることができる。
【0079】また、ダミーインクタンク25内にインク
が満たされたとき、ダミーインクタンク25を簡単に交
換することができる。
【0080】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。
【0081】図5は本発明の第3の実施の形態における
インクジェットプリンタのキャップを作動位置に置いた
ときの正面図、図6は本発明の第3の実施の形態におけ
るインクジェットプリンタのキャップを退避位置に置い
たときの正面図である。
【0082】図において、26a〜26eは、ノズルプ
レート12a〜12eにそれぞれ対応させて配設され、
それぞれ第1ブラックヘッド11a、第2ブラックヘッ
ド11b、イエローヘッド11c、マゼンタヘッド11
d及びシアンヘッド11eに被着されるキャップであ
る。
【0083】該キャップ26a〜26eは、ゴム等の弾
性部材によって形成され、底部には穴が形成される。ま
た、27a〜27eは、一端がキャップ26a〜26e
の底部の穴にそれぞれ連結されるとともに、途中で合流
させられ、図示されない吸引装置に連結された連通路と
してのバキュームホースである。
【0084】28はチューブホルダ、29はカムシャフ
ト17に取り付けられ、チューブホルダ28と共に、バ
キュームホース27aとバキュームホース27b〜27
eとの合流部分を選択的に遮断するカムである。
【0085】本実施の形態においては、カムシャフト1
7を回転させて、キャップ26a〜26eを作動位置に
置いたときに、カム29が、チューブホルダ28と共
に、バキュームホース27aとバキュームホース27b
〜27eとの合流部分を挟んで遮断し、キャップ26a
〜26eを退避位置に置いたときに、前記合流部分を解
放する。なお、カムシャフト17、チューブホルダ28
及びカム29によって遮断装置が構成される。
【0086】したがって、図5に示されるように、キャ
ップ26a〜26eが作動位置に置かれた状態では、キ
ャップ26a〜26eが第1ブラックヘッド11a、第
2ブラックヘッド11b、イエローヘッド11c、マゼ
ンタヘッド11d及びシアンヘッド11eに密着させら
れ、かつ、カム29がチューブホルダ28と共に前記合
流部分を遮断しているので、キャップ26a〜26e内
と外気とが遮断された状態が維持されて、各オリフィス
内のインクの乾燥が防止される。
【0087】また、前述された第3のステップにおい
て、吸引装置が作動するときは、カム29がチューブホ
ルダ28と共に前記合流部分を遮断しているので、キャ
ップ26a内だけが減圧される。したがって、吸引装置
の負荷が増大することなく、吸引が効率的に行われる。
【0088】本実施の形態においては、吸引装置によっ
て、キャップ26a内だけを減圧するようにしている
が、他の一つのキャップ内を減圧したり、複数のキャッ
プ内を同時に減圧したりすることもできる。
【0089】なお、本実施の形態においては、先端部に
インク吸収体22(図1)を備えたダミーヘッド21が
キャリッジ13に取り付けられていないが、シアンヘッ
ド11eに隣接させて取り付けることもできる。
【0090】このように、本実施の形態においては、キ
ャップ26a〜26eの底部に穴が形成され、吸引装置
に連結されたバキュームホース27a〜27eの一端が
前記穴にそれぞれ連結されるので、キャップ26a〜2
6eの端面及びその近傍に付着したインクは、吸引装置
が作動しない間、バキュームホース27a〜27eを通
って徐々に排出される。したがって、キャップ26a〜
26eからインクが溢れ出ることがない。
【0091】そして、インクがバキュームホース27a
〜27eを通って徐々に排出されるので、キャップ26
a〜26e内が比較的乾いた状態に維持されるだけでな
く、キャップ26a〜26eの端面及びその近傍に残留
するインクが微量になるので、各ノズルプレート12a
〜12eに付着して蓄積されるインクの量がわずかにな
る。
【0092】したがって、インクが流動化してオリフィ
ス内に進入することがなく、インクジェットプリンタが
再び起動されたときに、混色を引き起こすことがない。
さらに、ノズルプレート12a〜12eに蓄積されるイ
ンクがたれ落ちて、インクジェットプリンタの周辺、媒
体等を汚すこともない。
【0093】また、吸引装置の作動時には、キャップ2
6a〜26eが、それぞれ第1ブラックヘッド11a、
第2ブラックヘッド11b、イエローヘッド11c、マ
ゼンタヘッド11d及びシアンヘッド11eに密着し、
かつ、カム29がチューブホルダ28と共に前記合流部
分を遮断しているので、外気と遮断されたキャップに対
応するオリフィス内のインクの乾燥を防止することがで
きる。
【0094】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0095】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、インクジェットプリンタにおいては、キャリッジ
に取り付けられ、インクを吐出するヘッドと、該ヘッド
に被着されるキャップと、該キャップに連通させて配設
され、前記ヘッドのオリフィス内を減圧する吸引装置
と、前記キャリッジに取り付けられて前記キャップの端
面及びその近傍に付着したインクを吸い取るダミーヘッ
ドとを有する。
【0096】この場合、ヘッドのオリフィス内が減圧さ
れるので、オリフィス内のインクが乾燥してオリフィス
が目詰まりすることを防止することができる。また、既
に目詰まりしたオリフィスを回復させることができる。
そして、ダミーヘッドがキャップの端面及びその近傍に
付着したインクを吸い取るので、混色を引き起こした
り、インクジェットプリンタの周辺、媒体等を汚したり
することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるインクジェ
ットプリンタのキャップを作動位置に置いたときの正面
図である。
【図2】従来のインクジェットプリンタにおけるキャッ
プを作動位置に置いたときの正面図である。
【図3】従来のインクジェットプリンタにおけるキャッ
プを退避位置に置いたときの正面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態におけるインクジェ
ットユニットの斜視図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態におけるインクジェ
ットプリンタのキャップを作動位置に置いたときの正面
図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態におけるインクジェ
ットプリンタのキャップを退避位置に置いたときの正面
図である。
【符号の説明】
11a 第1ブラックヘッド 11b 第2ブラックヘッド 11c イエローヘッド 11d マゼンタヘッド 11e シアンヘッド 13 キャリッジ 14a〜14e、26a〜26e キャップ 17 カムシャフト 20、27a〜27e バキュームホース 21 ダミーヘッド 28 チューブホルダ 29 カム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)キャリッジに取り付けられ、イン
    クを吐出するヘッドと、(b)該ヘッドに被着されるキ
    ャップと、(c)該キャップに連通させて配設され、前
    記ヘッドのオリフィス内を減圧する吸引装置と、(d)
    前記キャリッジに取り付けられて前記キャップの端面及
    びその近傍に付着したインクを吸い取るダミーヘッドと
    を有することを特徴とするインクジェットプリンタ。
  2. 【請求項2】 (a)キャリッジに取り付けられ、イン
    クを吐出する複数のヘッドと、(b)該各ヘッドに被着
    される複数のキャップと、(c)該各キャップに連通路
    を介して連通させて配設され、前記各ヘッドのオリフィ
    ス内を減圧する吸引装置と、(d)前記連通路の一部を
    選択的に遮断する遮断装置とを有することを特徴とする
    インクジェットプリンタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003001844A (ja) * 2001-06-20 2003-01-08 Canon Aptex Inc インク供給装置、インク供給方法、および記録装置
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JP7467994B2 (ja) 2020-03-06 2024-04-16 株式会社リコー 液体を吐出する装置

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