JP2001162819A - 可撓性を有するインク容器およびインク充填方法および装置 - Google Patents

可撓性を有するインク容器およびインク充填方法および装置

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JP2001162819A
JP2001162819A JP35202399A JP35202399A JP2001162819A JP 2001162819 A JP2001162819 A JP 2001162819A JP 35202399 A JP35202399 A JP 35202399A JP 35202399 A JP35202399 A JP 35202399A JP 2001162819 A JP2001162819 A JP 2001162819A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可撓性を有するインク容器に精度良くインク
と空気を充填するインク充填方法および装置を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 インクバック60の開口部62からノズ
ル12を進入させ、第1押え部材52によって開口部6
2を気密にシールする。この状態でインクバック60の
内部に残留する空気をノズル12を介して外部に吸引、
排出する。この後、所定量の空気をインクバック60内
部に充填し、続いて所定量のインクをインクバック60
の内部に充填する。このようにすることにより、所定量
の空気とインクを精度良くインクバック内部に充填する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット記
録装置において記録ヘッドにインクを供給する可撓性イ
ンク容器に対して気体とインクを充填するインク充填装
置およびインク充填方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からインクジェット記録装置では、
記録ヘッドにインクを供給するインク容器のインク残量
を検出するために、様々な方法が提案されている。
【0003】例えば、インクバックの内外に電気的素子
を配設して可撓性インクバック自体の変形等に基づいて
インク残量を検出する方法や、インク供給路中の圧力変
化に基づいてインク残量を検出する方法、さらには電気
的(印字)信号に基づいてインク残量を検出する方法等
が提案されている。
【0004】しかしながら、例えば、インクバックの変
形量に基づいてインク残量を検出する場合には、インク
バックの変形過程のバラツキが大きく検出精度が低いと
いう不都合がある。また、インク供給路中の圧力変化を
検出するためには、インク供給路中に検出するための手
段が様々必要でコスト高になるという不都合があった。
さらに、電気的信号によってインク残量を判断する方法
は、印字密度差によって実際のインク消費量との間に誤
差を生じ易いという不都合があった。
【0005】上述のような不都合を解消する方法とし
て、インクバック内部に予め気体を充填しておき、記録
ヘッドに連通するインク供給路中において気泡を検出す
ることによって、インク残量がないことを検出する方法
が考えられる。
【0006】上述の方法を採用する場合には、インクバ
ック内にインクと気体を充填することが必要となる。
【0007】一方、インクバックへのインク充填方法
は、インクを充填するときに気体を限りなくゼロに近づ
ける方法が一般的である。
【0008】これは、インクバック内の気体をゼロに近
づけることにより、可撓性インクバックから記録ヘッド
にインクを供給する際に、記録ヘッドから記録用紙にイ
ンク滴を連続的に吐出させて記録用紙へのインク抜けを
防止するためである。
【0009】このようなインクバックへのインク充填方
法について、様々な提案がされている。
【0010】例えば、特開昭61−51350号、特開
昭61−286141号、特開昭62−3956号、特
開昭62−66941号(以下、それぞれ従来例1、
2、3、4という)では、液体を充填すべき室の気体に
代わって該気体よりも充填液に対して溶解度の高い気体
を充填後該気体と液体とを置換することにより、インク
滴噴射動作を阻害する気泡を侵入或いは残存させること
なく液体を充填する。
【0011】特開平7−285519号(以下、従来例
5という)では、充填液をノズルの円錐片の隙間から膜
状に流すことにより、円錐片の下面に充填液により囲ま
れて逃げ場をなくした気泡が残り、充填パイプを袋より
上方に抜くとき、気泡が周囲から溶剤の支持を失い破裂
する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、インク
充填方法としては、インクバック内部に空気を残留させ
ない方法は提案されているが、所定量の空気をインクと
共に充填する方法および装置、さらには一定量の空気お
よびインクが充填されたインクバックについては提案さ
れていない。
【0013】なお、可撓性容器への液体充填に関して
は、食品、衛生関連でもしばしば行われている方法を応
用できるが、気体を精度良く定量的に充填する方法は存
在しない。
【0014】本発明は、上記不都合を解決すべく成され
たもので、インク容器のインク残量検知を精度良く行な
うために、可撓性インク容器へ一定量のインクおよび気
体を精度良く充填するインク充填装置およびインク充填
方法の提供を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、可撓性を有するインク容器
へインクを充填するインク充填装置であって、前記イン
ク容器から気体を吸引する気体吸引手段と、前記インク
容器に気体を定量的に供給可能な気体供給手段と、前記
インク容器にインクを定量的に供給可能なインク供給手
段と、前記気体吸引手段および気体供給手段に連通する
気体通路と前記インク供給手段に連通するインク通路と
を有し、前記インク容器の開口部から前記インク容器内
部に挿入可能なノズルと、前記ノズルがインク容器に挿
入された状態で前記開口部を気密にシールするシール手
段と、前記インク容器内部にインクおよび気体を定量的
に充填し、前記開口部から前記ノズルを抜き出した後、
当該開口部を閉塞する閉塞手段と、を備えることを特徴
とする。
【0016】請求項1記載の発明の作用について説明す
る。
【0017】先ず、開口部が開放されたインク容器に対
してノズルを挿入し、シール手段によってノズルが挿入
された開口部を気密にシールする。この状態で、気体吸
引手段によってノズルの気体通路を介してインク容器内
に残存する気体を外部に排出する。その後、気体供給手
段からノズルの気体通路を介して所定量の気体をインク
容器に注入する。このように、先ず、インク容器に残存
する気体を吸引排出し、次に所定量の気体をインク容器
に注入するため、所定量の気体を精度良く充填できる。
【0018】続いて、ノズルのインク通路を介してイン
ク供給手段からインク容器に所定量のインクを注入す
る。この結果、インクも精度良く充填することができ
る。
【0019】さらに、ノズルを開口部から引き出し、閉
塞手段によって開口部を閉塞することによってインクお
よび気体を精度良く充填したインク容器が完成する。
【0020】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記シール手段は、前記開口部を両側から
押圧して当該開口部を気密にシールする一対の押え部材
であることを特徴とする。
【0021】請求項2記載の作用について説明する。
【0022】一対の押え部材を開口部の両側から押圧す
ることによって、ノズルが挿入された可撓性を有する開
口部(インク容器)が変形してノズル側面に密着する。
この結果、ノズルが挿入された開口部を気密にシールす
ることができる。
【0023】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記ノズルは、断面形状が両端部に向かっ
て厚さが漸減する薄型であることを特徴とする。
【0024】請求項3記載の発明の作用について説明す
る。
【0025】ノズルの断面形状が両端部に向かって漸減
する薄型、例えば、菱形形状であるため、押え部材によ
って開口部を押圧した場合に、開口部がノズルに密着し
やすく、開口部を確実に気密にシールできる。したがっ
て、開口部とノズルの隙間からインク容器内部へ気体が
流入することを防止でき、気体を精度良く充填すること
ができる。
【0026】請求項4記載の発明は、請求項2または3
記載の発明において、前記押え部材は、高分子材料から
形成されていることを特徴とする。
【0027】請求項4記載の発明の作用について説明す
る。
【0028】押え部材が高分子材料から形成されている
ため密着性が高まり、開口部をより気密にシールするこ
とができる。
【0029】請求項5記載の発明は、請求項4記載の発
明において、前記押え部材は、第1押え部材と、前記第
1押え部材よりも硬度の高い第2押え部材とを備え、開
口部からインク容器内部にノズル挿入後、第1押え部材
で開口部を気密にシールし、インク容器に気体とインク
を充填後、開口部からノズルを引き出すときに第1押え
部材よりもノズル先端側を第2押え部材でシールするこ
とを特徴とする。
【0030】請求項5記載の発明の作用について説明す
る。
【0031】先ず、硬度の低い第1押え部材でノズルが
挿入された開口部をシールする。第1押え部材は、硬度
が低いため容易にノズル断面形状に沿って変形し、開口
部をノズル側面に密着させることができる。この結果、
開口部を確実に気密にシールする。したがって、ノズル
によってインク容器に気体とインクを所定量充填するこ
とができる。
【0032】気体とインクを充填後、第2押え部材を開
口部において第1押え部材よりもノズル先端側に押し当
てシールする。これは、ノズルを開口部から引き出す場
合に、ノズルの移動によって第1押え部材が変形し、開
口部との間に隙間を生じるおそれがあるが、第1押え部
材よりも硬度の高い第2押え部材を開口部に押しつけて
いるため、第2押え部材の位置で確実に開口部がシール
されている。したがって、ノズルを開口部から引き抜く
際に、気体などがインク容器内に流入することを抑制で
きる。この結果、インクおよび気体の充填量を精度良く
制御できる。
【0033】なお、この後、閉塞手段によってインク容
器の開口部を密閉する。
【0034】請求項6記載の発明は、インクジェット記
録装置に装着される可撓性を有するインク容器へインク
を充填する方法であって、気体通路とインク通路が設け
られたノズルをインク容器の開口部から当該インク容器
の内部に挿入し、開口部を気密にシールする第1工程
と、前記気体通路を介して前記インク容器内に所定量の
気体を充填する第2工程と、前記インク通路を介して前
記インク容器内に所定量のインクを充填する第3工程
と、前記ノズルをインク容器から引き出し、前記開口部
を閉塞する第4工程と、からなることを特徴とする。
【0035】請求項6記載の発明の作用ついて説明す
る。
【0036】本発明に係るインク充填方法では、先ず、
インク容器に気体を所定量充填した後、インクを所定量
充填するため、精度良くインクと気体を充填することが
できる。すなわち、インク容器に先にインクを充填する
と、インクの圧力によって後から充填される気体の体積
が変動して気体の充填量を制御することが困難になる
が、気体を先に充填しているためインクのみならず気体
も精度良く充填することができる。
【0037】請求項7記載の発明は、請求項6記載の発
明において、前記第2工程の前に、インク容器内部の気
体を前記ノズルの気体通路を介して外部に排出する工程
を備えることを特徴とする。
【0038】請求項7記載の発明の作用について説明す
る。
【0039】気体をインク容器に充填する際、ノズルが
挿入された開口部を気密にシールした状態で、インク容
器内部に残存する空気を外部に排出した後に、インク容
器内部に所定量の気体を充填する。したがって、気体の
充填量を精度良く制御することができる。
【0040】請求項8記載の発明は、請求項6または7
記載の発明において、前記第1工程における開口部のシ
ールは、高分子材料から形成された一対の押え部材が開
口部の両側から押圧することによって、ノズルが挿入さ
れた開口部を気密にシールすることを特徴とする。
【0041】請求項8記載の発明の作用について説明す
る。
【0042】高分子材料から形成された一対の押え部材
によってノズルが挿入された開口部を両側から押圧する
ため、ノズルの断面形状に沿って押え部材が変形し、開
口部をノズル側面に密着させて開口部を気密にシールす
る。この状態でノズルを介してインク容器内部に気体お
よびインクの充填を行なうため、外部からインク容器内
部に気体が流入することなく、気体およびインクを精度
良くインク容器に充填することができる。
【0043】請求項9記載の発明は、請求項8記載の発
明において、前記第1工程〜第3工程において、一対の
第1押え部材を開口部に両側から押圧することにより、
ノズルを挿入させた開口部を気密にシールすると共に、
前記第4工程において、前記第1押え部材よりも硬度の
高い一対の第2押え部材を開口部において前記第1押え
部材よりもノズル先端側に両側から押圧して当該開口部
を気密にシールすることを特徴とする。
【0044】請求項9記載の発明の作用について説明す
る。
【0045】第1工程〜第3工程において、第1押え部
材によってノズルが挿入された開口部を両側から押圧し
ている。この際、第1押え部材は高分子材料から形成さ
れているためノズルの断面形状に倣って変形し、開口部
をノズルの側面に沿って密着させることができる。した
がって、開口部の気密性を確実に担保する。
【0046】第4工程において、開口部において第1押
え部材よりもノズル先端側に、第2押え部材を両側から
押圧する。この状態で開口部からノズルを引き出す。こ
の際、第1押え部材はノズルの移動に伴なって変形し、
開口部とノズルの間に隙間が生ずるおそれがある。しか
しながら、開口部において第1押え部材よりもノズル先
端側に押圧された第2押え部材は、第1押え部材よりも
硬度が高いため、ノズルが移動しても変形が抑制され、
開口部をノズル側面に密着させてシール性を担保する。
したがって、インク容器内部に気体が流出入することを
防止する。
【0047】このように、硬度の異なる第1押え部材と
第2押え部材を使用することによって、ノズルを開口部
から引き出す際の気体の流出入を抑制し、インク容器に
所定量の気体とインクを精度良く充填することができ
る。
【0048】請求項10記載の発明は、記録ヘッドにイ
ンクを供給する供給通路において気泡を検出することに
よってインク残量を検知するインクジェット記録装置に
使用される可撓性を有するインク容器であって、インク
容器には、体積換算でインク容器容積の6〜30%の範
囲の気体を充填し、残りの部分にインクを充填したこと
を特徴とする。
【0049】請求項10記載の発明の作用について説明
する。
【0050】可撓性を有するインク容器は、体積換算で
インク容器容積の6%〜30%の範囲を気体で充填し、
残りの部分をインクで充填している。ここで、気体が体
積換算で容積の6%以下であれば、インク容器をインク
ジェット記録装置に装填した場合、インク容器から導出
される気泡を精度良く検知することができないという不
都合がある。また、体積換算で容積の30%を越える
と、インク容器内にかなりの量のインクが残存している
のに気泡を供給通路に導出してインク残量が少ないと誤
検知するおそれがある。すなわち、可撓性を有するイン
ク容器に充填する気体を、体積換算でインク容器容積の
6%〜30%の範囲内とすることによって、インクジェ
ット記録装置において精度良くインク残量検知できる。
【0051】請求項11記載の発明は、請求項10記載
の発明において、金属フィルムの両面を高分子材料フィ
ルムでラミネートした可撓性を有する金属ラミネートフ
ィルムを2枚重ね合わせ、4辺を接合したことを特徴と
する。
【0052】請求項11記載の発明の作用について説明
する。
【0053】インク容器は、2枚の金属ラミネートフィ
ルムの四辺を接合することによって形成している。この
際、金属ラミネートフィルムは、金属フィルムを含むた
め、気体透過性が抑制されており、インク容器内部の気
体が金属ラミネートフィルムを通して外部に漏れること
を抑制できる。この結果、インク容器内部の気体量が変
化してインク残量検知の精度が低下することを抑制でき
る。
【0054】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態に係るインク
充填装置および充填について図1〜図8を参照して説明
する。
【0055】インク充填装置(以下、充填装置という)
10は、図1に示すように、後述するインクバックにイ
ンクおよび空気を供給するノズル12と、ノズル12に
所定量のインクを供給するインクシリンダ14と、イン
クシリンダ14に供給するインクを貯留するホッパー1
6と、ノズル12から空気を吸引するポンプ18と、ノ
ズル12に所定量の空気を供給するエアシリンダ20と
から基本的に構成される。
【0056】ホッパー16からインクシリンダ14、イ
ンクシリンダ14からノズル12に向けてインク管路2
2、24が形成されており、各インク管路22、24に
はそれぞれバルブ26、28が配設されている。インク
を供給しない場合には双方のバルブ26、28を閉じて
おく。インクをノズル12に供給する場合には、先ず、
バルブ26を開けてインクシリンダ14にインクを供給
する。続いて、バルブ26を閉じると共に、バルブ28
を開けてインクシリンダ14を駆動することによって所
定量のインクをノズル12に供給可能とされている。
【0057】一方、ノズル12とポンプ18との間を結
ぶエア管路30は、途中から分岐してエアシリンダ20
に連通するエア管路32が設けられている。エア管路3
0とエア管路32の分岐には、切換弁34が配設されて
おりポンプ18あるいはエアシリンダ20のいずれか一
方とノズル12を連通するように構成されている。
【0058】したがって、ポンプ18とノズル12とを
連通させた状態でポンプ18を駆動することによりノズ
ル12から空気を吸引し、エアシリンダ20とノズル1
2を連通させた状態でエアシリンダ20を駆動すること
により、ノズル12に所定量の空気を供給する構成であ
る。
【0059】ノズル12は、図2に示すように、円柱体
形状であり、一方の端面12Aから他方の端面12Bに
貫通するインク流路40が形成されていると共に、イン
ク流路40の途中から側面12Cまでインク流路42が
形成されており、インク管路24と連通されている。イ
ンク流路40は、端面12A側をパッキン44、端面1
2B側をパッキン46で液密に閉塞されている。なお、
パッキン44には、インク流路40からパッキン46を
貫通して外部まで延在するシャフト48が接続されてお
り、シャフト48が下方に移動することによって、パッ
キン46が端面12Aから離間してインク流路40が開
口する構成である。
【0060】また、ノズル12は、端面12Aと側面1
2Cに両端が開口するエア流路50が形成されており、
側面12Cにおいてエア管路30が接続されている。
【0061】なお,ノズル12は、図3に示すように、
断面が菱形であり、中央部から両端部に向かって厚さが
漸減するように構成されている。
【0062】また、充填装置10は、図1に示すよう
に、後述するインクバック60の開口部62をシールす
るそれぞれ一対の第1シール部材52、第2シール部材
54と、インクおよび空気を充填後にインクバック60
の開口部62を閉塞する熱融着部材55が備えられてい
る。第1シール部材52、第2シール部材54、熱融着
部材55は、それぞれインクバック60の側面に対して
所定の圧力で押圧可能に配設されている。
【0063】第1シール部材52および第2シール部材
54は、図6に示すように、それぞれ保持部材56と圧
接部材58A、保持部材56と圧接部材58Bとから構
成されている。第1シール部材52の圧接部材58A
は、軟質系高分子材料(硬度:15〜25 SRISO101 日
本ゴム協会規格)から構成されており、第2シール部材
54の圧接部材58Bは、圧接部材58Aよりも硬度の
高い硬質系高分子材料(硬度:45〜55SRISO101 日
本ゴム協会規格)から構成されている。
【0064】一方、充填装置10によってインクと空気
が充填されるインクバック60は、図4に示すように、
長方形のアルミラミネートフィルム60A、60Bの3
辺を熱融着し、1辺のみを開口可能としたものである。
この開口された部分を以下、開口部62という。なお、
開口部62の反対側には、インク導出口64が形成され
ており、インクジェット記録装置にインクバック60を
装着した場合に、針などが挿入されることによって記録
ヘッド等と連通するように構成されている。
【0065】このように構成される充填装置10を用い
てインクバック60に空気とインクを充填する方法につ
いて説明する。
【0066】先ず、充填装置10では、図示しない保持
手段によってインクバック60が、開口部64を上向き
とした状態で保持されている。そこで、図示しない駆動
手段を駆動してノズル12を下方(矢印X1方向)に移
動させ、開口部64からインクバック60内部にノズル
12の先端(端面12A側)を挿入する(図4参照)。
【0067】続いて、一対の第1シール部材52が開口
部62を構成するインクバック60の両側面から押圧す
る(図5参照)。この結果、軟質系高分子材料から構成
された圧接部材58Aがノズル12の断面形状(図3参
照)に倣って変形し、開口部62を構成するアルミラミ
ネートフィルム60A、60Bをノズル12に圧接さ
せ、開口部62を気密、液密にシールする。
【0068】この時点において、切換弁34はポンプ1
8とエア流路50を連通させている。一方、インク流路
40は端面12Aにおいてパッキン44によって閉塞さ
れていると共に、インク管路22、24に設けられたバ
ルブ26、28も閉塞されている。
【0069】この状態でポンプ18を駆動することによ
り、インクバック60内部の空気を吸引し、エア流路5
0、エア管路30を介してポンプ18から外部に排出す
る。この結果、第1シール部材52によって開口部62
がシールされた時点でインクバック60内部に残留して
いた空気を外部に排出することができる。
【0070】この後、切換弁34を切り換え、エアシリ
ンダ20とノズル12とを連通させる。ここで、エアシ
リンダ20を駆動することによって、予め設定された所
定量の空気をインクバック60に流入させる。ここで、
所定量とは、体積換算において開口部62が熱融着によ
って閉塞された後のインクバック60の容積比6%〜3
0%が好適である。これは、空気の量がインクバック6
0の容積比6%未満では、インクバック60内部のイン
ク残量が少なくなってもインクジェット記録装置内の供
給流路において気泡を確実に検出することができず、イ
ンク残量検知精度が低くなってしまう。一方、空気がイ
ンクバック60の容積比30%以上では空気が過剰とな
り、インクバック60内にインクが十分に残留している
のに、気泡が供給流路に導出し、インク残量が少ないと
誤検出するおそれがある。したがって、空気をインクバ
ック60の容積比6〜30%の以内とすれば、誤検出す
ることなく、かつ確実にインク残量が少ないことを検知
することができる。
【0071】一方、インク供給側では、バルブ26を開
放することによりインク管路22を介してホッパー16
からインクシリンダ14にインクを供給し、所定量供給
したところでバルブ26を閉塞する。続いて、バルブ2
8を開放させてインクシリンダ14からインク管路24
およびノズル12のインク流路42、44にインクを充
填させる。このように、インクシリンダ14からノズル
12のインク流路40までインクを充填させた状態で、
シャフト48を下方に移動させてパッキン44をノズル
12の端面12Aから離間させる。すなわち、インクバ
ック60の内部においてインク流路40を開口させ、イ
ンクシリンダ14から所定量のインクをインクバック6
0の内部に充填する。
【0072】このようにして第1シール部材52によっ
て開口部62がシールされたインクバック60の内部に
インクと空気を所定量充填させた後、開口部62におい
て、第1シール部材52が圧接される部位よりも下方の
位置(ノズル先端側)で一対の第2シール部材54を圧
接させ、アルミラミネートフィルム60A、60Bをノ
ズル12に密着させる(図6参照)。
【0073】この場合、第2シール部材54の圧接部材
58Bは、第1シール部材52の圧接部材58Aよりも
硬度が高いためノズル12の断面に沿って変形し難い
が、第1シール部材52よりも高い圧力で開口部62に
押圧されるよって、開口部62を気密にシールする。す
なわち、第1シール部材52、第2シール部材54のい
ずれも開口部62を気密にシールしている。
【0074】この状態で、図示しない駆動手段によって
ノズル12を上方(矢印X2方向)に引き上げる。すな
わち、ノズル12を開口部62から抜き出す。このノズ
ル12の引き出し操作によって、軟質系高分子材料から
形成された第1シール部材52の圧接部材58Aは、ノ
ズル12に引きずられて変形し、開口部62のシール性
が低下する。
【0075】一方、硬質系高分子材料から形成された第
2シール部材54の圧接部材58Bは硬度が高いため、
ノズル12の移動にも拘わらず圧接部材58Bの変形を
抑制する。
【0076】したがって、第2シール部材54によって
開口部62の気密性を確保するため、インクバック60
内部に空気が流出入することを防止して、インクバック
60内部の空気量の変動を最小限に抑制できる。
【0077】最後に、開口部62からノズル12を引き
出した後、一対の熱融着部材55が開口部62上端に押
圧されることによって、インクバック60の開口部62
を構成する1辺が熱融着される(図7、交差斜線部参
照)。
【0078】熱融着後、第1シール部材52、第2シー
ル部材54、熱融着部材55がインクバック60から離
間され、インクバック60に対するインクと空気の充填
が終了し、インクバック60が完成する(図8参照)。
【0079】このようにしてインクおよび空気を充填す
ることにより、以下の作用がある。
【0080】すなわち、空気を充填する前に、開口部6
2をシールされたインクバック60から空気を吸引して
排出することにより、所定量の空気を正確に充填でき
る。
【0081】また、ノズル12を開口部62からインク
バック60内に挿入した後、空気およびインクの充填時
までは硬度の低い第1シール部材52(圧接部材58
A)を開口部62を構成するアルミラミネートフィルム
60A、60Bの両側から押圧することによって、圧接
部材58Aがノズル12の断面形状に沿って変形し、ア
ルミラミネートフィルム60A、60Bをノズル12に
密着させる。この結果、開口部62が気密、液密にシー
ルされ、空気およびインク充填時にインクバック60内
部に空気が流出入することはない。したがって、精度良
く空気の充填ができる。
【0082】さらに、インクおよび空気の充填後、ノズ
ル12を抜き出す場合には、インクバック60の下部に
第1シール部材52の下側(ノズル先端側)に第2シー
ル部材54を挟持押圧させる。したがって、ノズル12
の引き出しによって第1シール部材52の圧接部材58
A(軟質系高分子材料)が変形し、開口部62のシール
性が低下してしまうが、第1シール部材52よりも下側
で両側から圧接している第2シール部材54の圧接部材
58B(硬質系高分子材料)の硬度が第1シール部材5
2の圧接部材58Aの硬度よりも高いため、ノズル12
の引き出し動作にも拘わらずシール性を確保できる。す
なわち、ノズル12の引き出し動作にも拘わらず、イン
クバック60に空気が流出入することを抑制できる。こ
の結果、インクバック60は、所定量のインクおよび空
気が精度良く充填された状態を維持できる。
【0083】また、インクバック60には、所定量(体
積換算においてインクバック60の容積比6%〜30
%)の空気が充填されているため、インクジェット記録
装置に装着することによってインク残量が少なくなった
場合に気泡が確実に導出され、精度良くインク残量を検
知することができる。
【0084】また、インクバック60は、アルミラミネ
ートフィルム60A、60Bの四辺を熱融着することに
よって形成されており、アルミラミネートフィルムがア
ルミ蒸着フィルムを含むため、空気透過性を低下させる
ことができる。すなわち、インクバック60に充填され
た空気がアルミラミネートフィルム60A、60Bから
外部に透過し、使用前に充填された空気量が減少するこ
とを抑制できる。
【0085】なお、本実施形態では、充填する気体とし
て空気を使用したが、これに限定されるものではない。
また、インクバッnク60を構成する金属材料としてア
ルミニウムを用いたが、透湿透過度、酸化透過度を抑制
するものであれば、他の金属材料または酸化ケイ素、酸
化アルミニウム、およびそれらの複合材を蒸着したもの
でもよい。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の可撓性を
有するインク充填方法および装置では、一定量のインク
および気体を精度良く充填することができる。このよう
にして充填されたインクバックをインクジェット記録装
置に装着することによって、インク容器のインク残量を
精度良く検知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るインク充填装置の概
略構成図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るノズルの縦断面図で
ある。
【図3】図2におけるIII−III線断面図である。
【図4】本発明の一実施形態に係るインクバックに対す
るノズル進入状態を示す斜視図である。
【図5】本発明の一実施形態に係るインクバック開口部
のシール状態を示す斜視図である。
【図6】本発明の一実施形態に係るインクバックに対す
るノズル抜き出し状態を示す斜視図である。
【図7】本発明の一実施形態に係るインクバックの熱融
着状態を示す斜視図である。
【図8】本発明の一実施形態に係るインクバックの完成
品を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 インク充填装置 12 ノズル 14 インクシリンダ(インク供給手段) 18 ポンプ(気体吸引手段) 20 エアシリンダ(気体供給手段) 40 インク流路(インク通路) 50 エア流路(気体通路) 52 第1シール部材(シール手段) 54 第2シール部材(シール手段) 55 熱融着部材(閉塞手段)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性を有するインク容器へインクを充
    填するインク充填装置であって、 前記インク容器から気体を吸引する気体吸引手段と、 前記インク容器に気体を定量的に供給可能な気体供給手
    段と、 前記インク容器にインクを定量的に供給可能なインク供
    給手段と、 前記気体吸引手段および気体供給手段に連通する気体通
    路と前記インク供給手段に連通するインク通路とを有
    し、前記インク容器の開口部から前記インク容器内部に
    挿入可能なノズルと、 前記ノズルがインク容器に挿入された状態で前記開口部
    を気密にシールするシール手段と、 前記インク容器内部にインクおよび気体を定量的に充填
    し、前記開口部から前記ノズルを抜き出した後、当該開
    口部を閉塞する閉塞手段と、 を備えることを特徴とするインク充填装置。
  2. 【請求項2】 前記シール手段は、前記開口部を両側か
    ら押圧して当該開口部を気密にシールする一対の押え部
    材であることを特徴とする請求項1記載のインク充填装
    置。
  3. 【請求項3】 前記ノズルは、断面形状が両端部に向か
    って厚さが漸減する薄型であることを特徴とする請求項
    2記載のインク充填装置。
  4. 【請求項4】 前記押え部材は、高分子材料から形成さ
    れていることを特徴とする請求項2まはた3記載のイン
    ク充填装置。
  5. 【請求項5】 前記押え部材は、第1押え部材と、前記
    第1押え部材よりも硬度の高い第2押え部材とを備え、 開口部からインク容器内部にノズル挿入後、第1押え部
    材で開口部を気密にシールし、インク容器に気体とイン
    クを充填後、開口部からノズルを引き出すときに第1押
    え部材よりもノズル先端側を第2押え部材でシールする
    ことを特徴とする請求項4記載のインク充填装置。
  6. 【請求項6】 インクジェット記録装置に装着される可
    撓性を有するインク容器へインクを充填する方法であっ
    て、 気体通路とインク通路が設けられたノズルをインク容器
    の開口部から当該インク容器の内部に挿入し、開口部を
    気密にシールする第1工程と、 前記気体通路を介して前記インク容器内に所定量の気体
    を充填する第2工程と、 前記インク通路を介して前記インク容器内に所定量のイ
    ンクを充填する第3工程と、 前記ノズルをインク容器から引き出し、前記開口部を閉
    塞する第4工程と、 からなることを特徴とするインク充填方法。
  7. 【請求項7】 前記第2工程の前に、インク容器内部の
    気体を前記気体通路を介して外部に排出する工程を備え
    ることを特徴とする請求項6記載のインク充填方法。
  8. 【請求項8】 前記第1工程における開口部のシール
    は、高分子材料から形成された一対の押え部材が開口部
    の両側から押圧することによって、ノズルが挿入された
    開口部を気密にシールすることを特徴とする請求項6ま
    たは7記載のインク充填方法。
  9. 【請求項9】 前記第1工程〜第3工程において、一対
    の第1押え部材を開口部に両側から押圧することによ
    り、ノズルを挿入させた開口部を気密にシールすると共
    に、 前記第4工程において、前記第1押え部材よりも硬度の
    高い一対の第2押え部材を開口部において前記第1押え
    部材よりもノズル先端側に両側から押圧して当該開口部
    を気密にシールすることを特徴とする請求項8記載のイ
    ンク充填方法。
  10. 【請求項10】 記録ヘッドにインクを供給する供給通
    路において気泡を検出することによってインク残量を検
    知するインクジェット記録装置に使用される可撓性を有
    するインク容器であって、 インク容器には、体積換算でインク容器容積の6〜30
    %の範囲の気体を充填し、残りの部分にインクを充填し
    たことを特徴とするインク容器。
  11. 【請求項11】 金属フィルムの両面を高分子材料フィ
    ルムでラミネートした可撓性を有する金属ラミネートフ
    ィルムを2枚重ね合わせ、4辺を接合したことを特徴と
    する請求項10記載のインク容器。
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