JP2001162808A - 基体前進制御を有する方法およびプリンタ - Google Patents

基体前進制御を有する方法およびプリンタ

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JP2001162808A
JP2001162808A JP2000362636A JP2000362636A JP2001162808A JP 2001162808 A JP2001162808 A JP 2001162808A JP 2000362636 A JP2000362636 A JP 2000362636A JP 2000362636 A JP2000362636 A JP 2000362636A JP 2001162808 A JP2001162808 A JP 2001162808A
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JP2000362636A
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Alain Dunand
アラン・デユナン
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Markem Imaje SAS
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/07Ink jet characterised by jet control
    • B41J2/12Ink jet characterised by jet control testing or correcting charge or deflection
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J29/00Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
    • B41J29/38Drives, motors, controls or automatic cut-off devices for the entire printing mechanism
    • B41J29/393Devices for controlling or analysing the entire machine ; Controlling or analysing mechanical parameters involving printing of test patterns

Landscapes

  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基体前進制御を有する方法およびプリンタを
提供する。 【解決手段】 可変の電荷を用いて印刷基体上のインク
液滴の到達位置を変更することにより印刷基体前進の欠
陥を補償する方法であって、現在のバンドが印刷基体上
に第1のマークと共に印刷され、次のバンドを印刷する
ために印刷基体が前進させられ、マークの公称の理論的
な位置とマークの実際の位置との間の代数的差異が決定
され、印刷基体の位置誤差を補償するために各インク液
滴に印加される帯電電圧の値の補正が連射状態の各イン
ク液滴について決定され、公称の電圧の他に、前記列の
インク液滴について計算された印刷基体補正が、次のバ
ンドの各インク液滴に適用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インク液滴が形成
され、電気的に帯電され、次いで偏向されて印刷基体に
当たるインクジェットプリンタに関する。本発明は、基
体の実際の前進と公称の前進との差異によって生じるミ
スアライメント欠陥を修正するための方法、およびその
ような方法を実施するプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】印刷ノズルを介して射出される加圧され
たインクジェットが、一連の個々の液滴に分割され、各
液滴が、制御された方法により個々に帯電されることは
知られている。これらのそれぞれ帯電した液滴の経路に
沿って定電圧の電極が、これら液滴の電荷量に応じて、
可変の大きさで液滴を偏向させる。液滴が印刷基体に到
達する必要がない場合、その帯電は、液滴がインク回収
リザーバに向けて偏向させるように制御される。このタ
イプのインクジェットプリンタの動作原理はよく知られ
ており、たとえばUS A−4160982に記載され
ている。この特許に記載され、図1に示すように、この
タイプのプリンタは、分配ダクト13を介して液滴発生
器16に分配された導電性のインク10を収容したリザ
ーバ11を含んでいる。
【0003】液滴発生器16の役割りは、分配ダクト1
3において加圧されたインクから始まる個々の液滴のセ
ットを形成することである。これら個々の液滴は、電圧
発生器21により電力供給される帯電電極20により電
気的に帯電される。帯電された液滴は、2つの偏向電極
23、24の間にある空間を通過し、これら液滴の電荷
量に応じて可変の大きさで偏向される。偏向された液滴
が基体27に向けられるのに対して、最も少ない偏向ま
たは偏向されなかった液滴は、インク回収リザーバ22
へと向けられる。基体27に到達する連射状態の連続し
た液滴は、このようにして最高位置、最低位置、および
その中間にあるどのような位置にも偏向され、この連射
の液滴のセットは、プリンタヘッドと基体との間で前進
方向に対してほぼ直角方向にΔXの高さで垂直ラインを
描くことができる。プリンタヘッドは、液滴発生器1
6、帯電電極20、偏向電極23、24、および回収リ
ザーバ22で構成される。一般的には、このヘッドは図
示していないケーシングに封入されている。偏向電極2
3、24により加えられる帯電した液滴への偏向運動
は、プリンタヘッドと基体との間で、X軸に対して直角
なY軸方向に沿ったの動きにより補足される。連射の最
初の液滴と最後の液滴との間の経過時間は、非常に短
い。その結果、プリンタヘッドと基体との間の動きが連
続的であるにもかかわらず、連射の間にプリンタヘッド
に対して基体が動いていないように仮定される。連射
は、一定の間隔で空間に発射される。それぞれの連射に
おいてすべての液滴が、基体に向けられた場合、高さΔ
Xのラインのシーケンスが印刷される。一般的には、連
射のうちのいくつかの液滴だけが基体に向けられる。こ
のような条件下で、ヘッドと基体との相関的な動きと、
各連射の基体に向けられる液滴の選択との組合せが、図
1の28に示すようなあらゆるパターンを印刷する手段
となる。連射の液滴で描かれるラインがX方向のライン
である場合、基体の平面におけるヘッドと基体との相対
的動きは、Xに対して直角のY方向となる。偏向されて
いない液滴は、基体のx、y平面に直角のZ経路に沿っ
て回収リザーバに向かう。印刷される液滴は、Z方向か
ら少しそれて続く経路で基体に到達する。
【0004】ヘッドと基体との相対的な動きが、連続的
に基体の最大寸法に沿ったものである場合は、通常はい
くつかのプリンタヘッドが、互いに並列にバンドを印刷
する。このタイプの1つの使用例は、IBMに発行され
た特許FR2198410の図1および2に示されてい
る。
【0005】プリンタヘッドと基体のY方向における相
対的な動きが、基体の最小寸法に沿ったものである場合
は、印刷は1バンドずつ行なわれ、基体は各走査の後
に、X方向に断続的な前進運動をする。プリンタヘッド
と基体との相対的な動きは、「走査運動」と呼ばれる。
走査運動は、基体の第1の末端と第2の末端との間で、
前進および逆戻りする動きで構成される。基体の一方の
末端と他方の末端との間を動くことは、高さLのバン
ド、またはしばしば高さΔX(通常ΔXはLの約数)の
バンドの一部を停止することなく印刷する手段となる。
順々に印刷されるすべてのバンドは、このようにして基
体上に印刷されるパターンを形成する。バンドまたはバ
ンドの一部が印刷されるたびに、基体は、2つのバンド
の間またはバンドの一部の間の距離だけ進められて、次
のバンドまたは次のバンドの一部が印刷される。印刷
は、プリンタヘッドが基体に対して前進の動きをしてい
る時だけ、または前進および逆戻りしている時になされ
得る。
【0006】印刷すべきパターンがカラーであるとき
は、種々の色のインクが供給されるノズルからのインク
の衝突が重ねられ、互いに隣接して配置される結果、異
なるカラーの色合いが生じる。基体をプリンタヘッドと
相対的に変位させるシステムは、基体のある点を、それ
ぞれ色の異なるインクジェットの下に順々に存在するよ
うにする。通常、プリンタシステムは、同時に作動する
同じインクのいくつかのジェットを有し、これは互いに
隣接する多数のヘッドまたはマルチジェットのヘッドの
使用によるか、またはこれら2つのタイプのヘッドの組
合せによりなされ、高速の印刷速度を実現する。この場
合、それぞれのインクジェットが、基体の限定された部
分を印刷する。液滴は、図1に関連して上述したように
連続的に作成される。これらはまた、「オンデマン
ド」、言い換えれば、これらが印刷のニーズにより必要
となったときにだけ作成することも可能である。この場
合、使用されないインクの回収のためのシステムは、必
要ではない。種々のジェットを制御する知られている方
法を、ここで図2を参照しながら説明する。
【0007】印刷すべきパターンは、数値ファイルによ
り表わされる。このファイルは、スキャナ、計算機デー
タ交換ネットワークを使って送信される計算機を利用し
たグラフィック作製パレット(CAD)を使用して作成
されるか、または、単純に数値データ保存媒体(光ディ
スク、CD−ROM)を読み取る周辺機器から読まれる
ことも可能である。印刷すべきカラーのパターンを表す
数値ファイルは、まず第1に各インクについていくつか
のバイナリパターン(またはビットマップ)に分けられ
る。留意すべきことは、バイナリパターンの場合は、非
限定的な例であり、いくつかのプリンタにおいては、印
刷するパターンは、「コントーン(contone)」
タイプ、言い換えると、それぞれの場所に1からM個の
可変数の液滴で印刷されてもよいということである。印
刷されるバンドの幅に応じて各ジェットについて、バイ
ナリパターンの一部がファイルから抽出される。ジェッ
トの制御電子回路を示す図2には、バンドにカットされ
た数値パターンが保存されたメモリ1が描かれており、
この保存メモリは、色彩に関する情報を含んでいる。そ
れぞれのバンドを印刷するために、中間メモリ2が、前
記色彩でバンドを印刷するのに必要なデータを含む。印
刷されるバンドの記述データは、その後計算機3に入力
され、計算機3は、この色彩でバンドを形成する様々な
液滴の帯電電圧を計算する。これらのデータは、組み合
わされるとバンドを形成するフレーム記述のシーケンス
形式で、計算機に入力される。液滴帯電電圧を計算する
計算機3は、時には専用集積回路の形式をとる。この計
算機3は、中間メモリ2からロードされた、フレーム記
述により規定される所定のフレームを印刷するために、
帯電電極20に印加される電圧のシーケンスをリアルタ
イムで計算する。電子回路4の出力側は、「液滴帯電シ
ーケンサ」と呼ばれ、まず最初に、帯電電圧を液滴が形
成される時間に同期させ、第2番目に、プリンタヘッド
と基体との相対的な前進に同期させる。プリンタヘッド
に対する基体の前進は、フレームクロック5により実現
され、フレームクロック5の信号は基体に対する印刷ユ
ニットの位置のインクリメンタルエンコーダからの信号
から得られるものである。液滴帯電シーケンサ4はま
た、液滴クロック6からの信号も受ける。この液滴クロ
ックは、液滴発生制御信号16に同期している。これ
は、液滴に印加される種々の帯電電圧の遷移瞬間を規定
して、それらの経路を変化させるために使用される。液
滴帯電シーケンサ4から生じる数値データは、デジタル
アナログ変換器8によりアナログ値に変換される。この
変換器は、低電圧レベルを出力し、通常は、帯電電極2
0に電力供給する高電圧増幅器21の存在を必要とす
る。図1および2を参照にして示される従来技術の実例
は、本発明の領域と利点とを明らかにするためのもので
あり、従来技術が、これらの図を参照にした説明に限定
されるものでないことは明白である。他の電極構成およ
び使用しないインク液滴の回収リザーバは、広い範囲に
わたる文献に記載されている。IBMに発行された特許
FR2198410の図1から3に記載の、帯電電極印
刷ノズルおよび偏向電極の電気機械的構成は、本発明に
非常にうまく使用できる。同様に、帯電電極の電子制御
回路は、同じ特許の図4に関連して記載された回路に描
かれている。また、印刷されるデータは、バイナリファ
イルの形式を採る必要がなく、いくつかのビットのワー
ドを含むファイル形式も可能であり、基体の各場所が、
同じ色彩のいくつかのインク液滴を受けるよう変換され
る。印刷、とりわけカラー印刷をするためには、異なる
インク色を出力する異なるノズルからの液滴を、非常に
正確に重ねる必要があることがわかっている。知られて
いるすべての印刷システムで生じる主な印刷欠陥は、プ
リンタヘッドと基体との間の相対的な動きの方向に沿っ
た、ミスアライメントに関係する。この欠陥は、連続走
査で印刷している時に、明るいあるいは暗いラインが形
成されて現れる。これらの欠陥は、2つのバンドの間の
スペースとなって現れる。2つのバンド間のスペース
は、原理的に、単一フレーム内または単一のバンドの
内、異なるジェットにより印刷されるエリアの境界を決
めるスペース内、またはフレーム内の2つの隣接する液
滴間のスペースでジェットにより印刷されるフレームの
内側でも、2つの隣接する液滴の間隔と同等であるべき
である。これらのミスアライメント欠陥は、プリンタヘ
ッドにあるいくつかのジェット特有の欠陥(機械的また
は電子的欠陥)または基体位置決め誤差、または異なる
プリンタヘッド間や同じプリンタヘッド内でのジェット
間の相対位置決め誤差に起因し得る。ミスアライメント
問題を制限または解消するためのいろいろな解決策が、
提案されてきたが、これらの解決策は、すべて印刷速度
を公称印刷速度以下に、時には非常に高い係数で制限す
るか、または余分のプリンタヘッドを使用してコスト高
になる。ミスアライメントを制限するための頻繁に使用
され知られている解決策の例を、以下に簡単に示す。第
1のタイプの解決策は、マイクロメータテーブル手段に
よる、プリンタヘッド位置の機械的調整である。この解
決策は、いくつものマイクロメータテーブルが必要で高
価になり、多くの試行錯誤を試みることが必要でしばし
ば困難を伴なう。
【0008】もう1つの頻繁に使用されるタイプの解決
策は、隣接する液滴の著しく高いオーバーラップ比率を
使用することからなり、ホワイトミスアライメントを回
避する。これらのホワイトミスアライメントは、基体を
カバーすることの欠落に対応する。ダークミスアライメ
ントは、あまり頻繁には生じないものであり、白いライ
ンを形成するミスアライメント欠陥よりも、むしろ濃い
ラインを形成するミスアライメント欠陥の方がましであ
る。隣接する液滴のオーバーラップ比率を増やす解決策
は、1本のバンドの中およびある範囲のバンドの間での
ミスアライメント欠陥を補正することに効果的である
が、基体の単位面積当たりのインク量が多量に必要であ
り、乾燥しづらくなったり基体が変形したりする欠点を
有する。
【0009】走査動作しているプリンタのミスアライメ
ント欠陥を解消する第3のタイプの解決策は、各走査の
間に基体を部分的に印刷するものである。基体が走査さ
れる回数を増やすことで、基体は完全にカバーされる。
このようにして数回の通過をさせて行なう印刷は、異な
るジェットからの液滴の位置を組み合わせるために、い
くつかの方法を使用する。偶数および奇数のラインを組
み合わせるための1つの例は、リコー社に発行された特
許US−A−4604631に記載されている。この解
決策の1つの利点は、しばしば高いオーバーラップ比率
に関連して、基体乾燥時間を可能にすることであるが、
印刷速度が1/2から1/16に低下する。
【0010】カラーグラフィックプリンタシステムの性
能は、当然、解像度と速度がより高い方向へと推移して
おり、したがって印刷速度を低下させるような妥協をす
ることなしに、ミスアライメント問題を効率的に制限す
る決定的なニーズが増大している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、基体が2回
の走査間で不十分にまたは過度に前進するための、動的
並進誤差φと呼ばれるミスアライメントの補正に関す
る。本発明は、それぞれバンドが印刷されたのち、ステ
ップ毎に基体が前進するプリンタに関する。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、各現在
のバンドを印刷する時に、マークが印刷される。このマ
ークは、連続する列でもそうでなくてもよい、1つまた
は複数の液滴により印刷される1本のラインで構成され
てもよい。基体が次のバンドを印刷するために前進され
たのち、誤差εが、マークの公称位置と実際の位置と
の差異として決定され、この誤差が基体の前進の差異に
相当する。基体の前進におけるこの誤差は、このバンド
に印刷される液滴の帯電を変更することにより補正され
る。この変更が、各液滴について公称の経路と異なる経
路をつくる。帯電の変更が正しく計算されたならば、こ
の経路は、基体の前進におけるオフセットと反対の方向
に、公称の位置からオフセットした位置で、基体表面と
交差する。
【0013】したがって、本発明は、印刷基体上のイン
ク液滴の到達位置を変更することにより、印刷基体のス
テップ毎の前進の欠陥を補正する方法に関し、該インク
液滴は、フレーム内の各インク液滴に列に応じた各イン
ク液滴への公称電圧を印加する帯電電極を用いて、可変
に連続的に電荷が与えられ、インク液滴はプリンタヘッ
ドから発せられ、インク液滴の経路は、中間のN−2個
の位置を含む、最初の位置Xと最後の位置Xとの間
で、N個の公称位置のうちの1つの位置に、インク液滴
を偏向させる偏向電極により変更可能であり、N個の位
置は、フレームを印刷基体のX方向に平行な直線線分の
形のフレームを規定し、現在のバンドが、印刷基体上に
第1のマークと共に印刷され、次のバンドを印刷するた
めに印刷基体が前進させられ、印刷基体が前進された
後、かつ次のバンドが印刷される前に、マークの理論的
な公称の位置とマークの実際の位置との間の代数的差異
が決定され、インク液滴の偏向を補正し、印刷基体の公
称位置からの印刷基体の位置の代数的差異を補償するた
めに、プリンタヘッドから出力される各インク液滴に印
加され帯電電圧の値に加えられる動的並進補正電圧φで
構成される印刷基体前進補正が、連射状態の各インク液
滴について決定され、公称の電圧に加えて、計算された
印刷基体の位置の動的並進補正電圧φが、印刷基体に向
けられた連射状態の各インク液滴に加えられることを特
徴とする。
【0014】本発明はまた、本発明による方法を行なう
手段を具備したプリンタに関する。該プリンタは、連射
状態の列1からNの液滴を発射する連続偏向ジェットを
有するプリンタであり、1つの連射状態の液滴が、必ず
しもではないが、印刷されるべきパターンを規定するデ
ータに応じて印刷基体に向けられ得、該プリンタが、少
なくとも、少なくとも1つのインクジェットを液滴に分
ける手段と、組み込まれた液滴帯電電極と、液滴のいく
つかを印刷基体に向けて偏向させる手段(23、24)
とを備えるプリンタヘッドと、液滴帯電電極に結合され
た、印刷基体に向けられる液滴に対して連射状態の液滴
の列に応じて電荷を注入する手段を含む印刷制御手段と
を備えており、印刷制御手段は、少なくともマーク位置
検出装置を備え、該マーク位置検出装置が、印刷基体の
公称の前進と実際の前進との差異を表す値を出力し、さ
らに、印刷制御手段が、印刷基体前進についての動的並
進補正電圧φを計算ための計算機も備え、該計算機が、
連射状態の各液滴について液滴の列に応じて印刷基体前
進についての動的並進補正電圧φを決定し、該補正電圧
はまた、検出装置に結合された手段により出力される印
刷基体前進誤差の値と、公称位置からの誤差の計算値と
を考慮し、印刷基体前進についての動的並進補正電圧φ
を計算する計算機は、液滴帯電手段に結合されており、
液滴帯電手段は、印刷基体前進についての動的並進補正
電圧φに応じて各液滴の帯電電圧を変更するために、印
刷基体前進についての動的並進補正電圧φを計算する計
算機により生成された印刷基体前進についての動的並進
補正電圧φの値を考慮に入れることを特徴とする。
【0015】本発明による方法を実施する手段を備える
プリンタ、および本発明による方法の他の詳細を、添付
の図面を参照しながらここで説明する。
【0016】
【発明の実施の形態】基体のプリンタヘッドに対する前
進が公称の前進と同じでなければ、ミスアライメント欠
陥は基体の公称の位置と実際の位置との間の差異として
現れるか、またはその差異をより増大する。この差異と
その影響は、図3に示されている。
【0017】図3の部分Aは、ドットにより公称の位置
を表している1から9までの数字で表す9つの液滴の2
つのフレームを示している。これら2つのフレームは、
2つの連続したバンド部分を形成しており、上の部分が
現在のバンドであり、下の部分が次のバンドであり、X
軸に対して平行に示されている。バンドは、Y方向に沿
って伸びている。通常、連なった2つのバンドの間隔
は、連射状態の連続した2つの液滴間の距離と同等であ
る。
【0018】部分Bは、2つのフレームを示しており、
一方は現在のバンドに属し、他方は前のバンドに属す
る。次のバンドのフレームは、aフレームで表わされる
実際の位置にある第1のフレームと、X軸に沿った次の
バンドの公称の位置を表す第2のフレームbとで二重に
なっている。図の必要性のため、フレームaおよびb
が、互いにY方向に沿ってオフセットされている。しか
しながら、これらのフレームは、普通互いにX方向沿っ
たラインになる。ここで、現在のバンドから次のバンド
に変化する時に、プリンタヘッドに対する基体の前進に
欠陥があり、その結果、基体が速く進み過ぎて公称の位
置から量εだけオフセットされると仮定される。その
結果、次のバンドのすべてのフレームが、公称の位置か
らεのオフセットを生じ、それに引き続いて図3の互
いに距離ε離れた2本のラインdで表すような、ホワ
イトミスアライメント欠陥が生じる。2つのバンドの間
の基体の前進がより小さい場合、ブラックミスアライメ
ント欠陥となることになる。補正は、次のバンドにおけ
る各液滴にかける帯電電圧を変更し、偏向電極を通過し
て行く液滴の経路を変更するものである。経路の変更
は、補正を行なった後の現在のバンドにおける各フレー
ムの実際の位置が、εだけシフトして、基体前進の欠
陥を補償するようになされる。各フレームの各液滴は、
同じ距離ε動かされるが、各液滴に印加される動的並
進補正電圧φは、フレーム中の液滴の列に依存する。
【0019】以上説明したように、この結果は、現在の
バンドを印刷する時に、図4のAに示す第1のマークを
印刷することにより得られる。このマークは、1つまた
は複数の液滴を用いて連続した列で印刷される1本のラ
インで構成されてもよい。
【0020】基体が前進された後、マークAは、移動し
て図4のBに示す位置を占める。基体の前進における誤
差εを実施するために、公称の位置と実際の位置との
間に差異がなかった場合、マークAの公称の位置を表す
Cにダミーのマークが示される。マークCは実際には基
体上に存在しない。ダミーマークCと位置Bにあるマー
クとの差異は、Cにマークされた公称の位置とBにマー
クされたの実際の位置との間の誤差εを決定するのに
使用される。基体前進のこの差異は、本発明によれば、
次のバンドを印刷する時の液滴の帯電を変更することに
より補償される。
【0021】次のバンドが印刷される時、現在のバンド
を印刷するのと同様の方法で、実際の基体の前進を考慮
して、別のマークが印刷される。その結果、すべてのマ
ークとバンドの間に公称の間隔ができる。
【0022】印刷されるバンドのマークBと公称位置C
との間の誤差εは、センサ12を使用して検出され
る。たとえば、この差異を測定可能なCCD検出器を使
用して、たとえば、公称位置にある時のマークを受け取
るセンサエレメント12aと、実際にそれを受けるセン
サエレメント12bとの番号における差異を数えること
により検出される。このセンサは、好ましくは、基体に
面して配置され、その測定範囲が、かなり広い許容度を
もってマークを検出できるように配置されている。好ま
しくは、このセンサは、ある光波長を有するセンサであ
って、発信器と協働して使用され、この決められた光波
長が基体に向けられるものである。
【0023】図5および6は、インクジェットを使用す
るカラーパターンプリンタの原理図であって、本発明の
実施に必要ないくつかの特徴を示すものである。
【0024】図5および6に描かれたシステムは、限定
されない例として、単独で大きな判を印刷する構成を示
している。印刷は、Y方向の連続した走査によりなされ
る。このシステムは、知られている方式でコイル28か
ら出てくる基体27を使用し、プリンタユニット29の
出口側における基体の前進が、接触した駆動ロール3
7、38の対36により制御される。
【0025】第1のロール37はモータ駆動され、第2
のロール38が接触点において反対圧力を加える。2つ
のロール37、38は、基体を捕捉し、滑ることなく基
体を駆動する。それ自体よく知られているため図示しな
いエンコーダが、一方のロールのスピンドルに取り付け
られて角位置を使用して、基体27の前進をチェックす
る。ロールの断続的な前進のそれぞれの後に、印刷され
る基体上のエリアは、プリンタユニット29の走査経路
の下に位置する印刷テーブル30上で平坦に保持され
る。これは、プリンタユニットの出口側にある第2の駆
動システム39の手段により平坦に保持される。
【0026】この第2の駆動システム39は、基体27
に一定の張力を保たせる。印刷テーブルには断続的に真
空圧が印加されて、印刷エリアにおける基体27の平坦
度をよりよくする。
【0027】インクジェットプリンタユニット29は、
いくつかのプリンタヘッド25、たとえば図1に示した
ものから構成され、それぞれのヘッドは、アンビリカル
コードまたは分配ダクト13を使用して、リザーバ11
から原色のカラーインクの1つを供給される。
【0028】異なるプリンタヘッド25は、基体が移動
しない時、基体上に同時に印刷を行なう。プリンタユニ
ットは、Y方向に走査することによってバンドを印刷す
る。プリンタユニットの基体に対する走査運動は、プリ
ンタユニットに固定されて、モータ駆動プーリ41によ
り駆動されるベルト40によりなされる。プリンタユニ
ットは、知られている方式で機械的スピンドル(図示せ
ず)によりガイドされる。
【0029】それぞれのプリンタヘッドは、一定の幅L
のバンドを印刷する。プリンタヘッドは、ヘッドが、異
なる色彩のインクに対応した別のプリンタヘッドと同時
に同じバンドを必然的には印刷しないように、基体が沿
って前進するX方向にオフセットを設けることができ
る。各走査の後、基体は、バンドの幅L以下のΔXの増
分距離だけ進められるが、より一般的には、数回の通過
で印刷するためにLの約数だけ進められる。
【0030】Y方向および可能であればX方向に沿った
プリンタヘッドの間隔設定は、まず第1に、いろいろな
インク色の付着の間で十分な乾燥時間を得ることを可能
にし、第2に、たとえ印刷がプリンタヘッドの前進と逆
戻りの運動において行なわれるときでも、同様の色重ね
の順序を可能にする。
【0031】図5および6に示すプリンタシステムと比
較して、本実施形態による本発明は、基体の実際の前進
を検知する検出器12を備えるという特別の特徴を有し
ている。基体およびプリンタヘッドに対するこの検出器
12の位置について、図8から10と関連させて以下に
記述する。
【0032】図8は、部分A、BおよびCを有し、それ
ぞれが1セットのバンドを印刷するためのシーケンスに
おける1つの段階に対応している。
【0033】図8に関連して記述される位置決めモード
では、検出器12は固定される。たとえばプリンタヘッ
ド16がそれに沿って並進されるバーのための支持装置
に固定される。図8から10は、4つのプリンタヘッド
25を示しており、それぞれの色彩はシアン色がCのマ
ーク、マゼンタ色がMのマーク、イエロー色がYのマー
ク、ブラック色がKのマークで示されている。並進バー
のための支持装置は、それぞれプリンタについて幾何的
に異なるため図示していない。いずれにせよ、それは一
例にすぎない。当業者であれば、この検出器が以下に説
明する機能を果たすのに必要なことを知った上で、検出
器を取り付ける支持体を見出したり作成することは可能
である。
【0034】検出器は、基体27の左端52と印刷の始
めとの間、または右端53と印刷パターンの終わりとの
間に、プリンタヘッド25のうちの1つにより印刷され
たマーク51を検出することができなくてはならない。
【0035】図8の部分Aは、プリンタヘッド25が、
第1の端52図の左端と、第2の端53図では基体の右
端との間で移動する時に印刷される、第1のバンドのマ
ーク1を示しており、これはYの走査方向に平行で、基
体27が沿って進むX方向と直角の矢印により示されて
いる。
【0036】図8の部分A、BおよびCに示すように、
検出器12は、ヘッドの中で第2の位置にあるプリンタ
ヘッド25に近接した基体27の端に配置される。第2
の位置は、基体27が進むY方向に沿ってヘッドを数え
ることにより決定される。第1のヘッドは、基体が沿っ
て前進する方向に最も短い距離にあるヘッドである。
【0037】基体平面に対して直角のZ方向に沿った基
体上の検出器12の高さは、プリンタヘッドの下部の高
さよりも低く、プリンタヘッドが通過できるような空間
を残している。基体のすぐ近くに設置することで、より
正確な読取りを行なう。
【0038】ここで、どのようにしてマーク51および
検出器12を使用するかについて、印刷シーケンスと関
連しながら説明する。
【0039】第1のバンドのマーク1が印刷される前
に、シアン色ヘッド25がマーク51−1を印刷する。
その後、この同じシアン色ヘッドは、矢印で示されたY
方向の走査方向にバンド1を印刷する。走査する前に、
ヘッド25は、図8部分Aの左部分の破線で示された位
置に配置されている。走査の終わりになると、ヘッド2
5は、基体27の右側に実線で示された位置に配置され
る。
【0040】このシーケンスの最終ステップは、基体2
7を1ステップ前進することである。マーク51−1
は、検出器12の領域に位置する。検出器12は、公称
の前進に対する基体の前進の差異を検出し、計算手段3
4、35がシアン色ヘッドおよびマゼンタ色ヘッドのた
めの液滴帯電電圧をつくるための補正計算を行ない、そ
れにより液滴の経路に対する修正が、基体前進における
変化を補償する。
【0041】ヘッドが逆戻りする動きにおいて、マゼン
タ色ヘッド25が、第1のバンドの上に第2の色彩を印
刷し、シアン色ヘッド25が、第2のバンドを印刷して
マーク51−2を付ける。戻り走査が終わると、ヘッド
16は、部分Bに示す第1の端にもう一度配置される。
【0042】基体は再び進められ、マーク51−2は図
8の部分Cに示されたように検出器12の領域に到達す
る。
【0043】検出器は、マーク51−2がその公称の位
置にないかどうかを検出する。
【0044】次いで、第1の端52から第2の端53に
向かって走査が行なわれる間に、マーク51−3および
第3のバンドが、入り口側にあるシアン色ヘッドにより
印刷される。マゼンタ色ヘッド25が、最新の誤差ε
の値を考慮に入れた液滴帯電電圧補正で第2のバンドを
印刷し、その間にイエロー色ヘッドYが、第1のバンド
を印刷する。
【0045】第3の走査が終わると、ヘッド25は、第
2の端53の側にある。このサイクルが続き、基体は前
進させられる。検出器は、マーク51−3とその公称の
位置との間に誤差があるがどうかを検出する。この変化
を考慮に入れた補正が、第1のバンドに重ねて印刷され
るブラック色ヘッドの液滴の帯電に適用され、第2のバ
ンドを印刷するイエロー色ヘッドY、および第3のバン
ドを印刷するマゼンタ色とシアン色ヘッドに、続いて第
4のバンドのマーク51−4に適用される。
【0046】こうして隣接するプリンタヘッドの連続す
るモジュロ数サイクル、たとえばこの場合では4が、図
8を参照して示される。
【0047】以上に説明したシーケンスは、ヘッドが前
進走査および戻り走査の間に印刷するプリントアウトに
関するものである。
【0048】前進走査の時のみの印刷についても、この
シーケンスは同じにすることができ、基体は、ヘッドが
第1の端52に戻る時に同時に前進させられる。
【0049】以上に述べた動作により、基体前進誤差の
累積代数値の合計が低い値を維持することはおのずと推
測できる。
【0050】基体前進における大きな差異を克服するた
めに、基体前進のモータ制御は、基体前進誤差を考慮し
たサーボ制御を含めることが可能である。当業者には良
く知られているこのサーボ制御は、「比例積分微分」型
のものでよく、すなわち実際の誤差、累積された実際の
誤差、およびドリフトを防ぐためのそれらの時間変化を
考慮に入れる。
【0051】マークを読み取り、基体前進の誤差を決定
し、フレーム補正をすることにより、バンドは毎回十分
に重ねられることが可能となる。
【0052】基体の移動および引張りシステムにおける
障害以外の他の場所で検出される原因による、基体前進
の予定外の妨害を防ぐために、ソフトウェアの改善が構
成される。
【0053】基体が妨害されると、現在のバンドの印刷
の間に印刷されて、次のバンドの印刷のための基準位置
として使用されるマークは、検出器12の領域に到達し
ないことになる。したがって、検出器12は、現在のバ
ンドを印刷するのに利用したマークを再利用して同じ補
正を行ない、基体の妨害または擬似妨害が検出されない
場合、次のバンドは、前のバンドにオーバーラップして
印刷されることになる。
【0054】このタイプのオーバーラップを防止するた
めに、偶数列に印刷されたマークのパターンが、奇数列
のマークパターンと異なるものにされる。現在のマーク
と次のマークを見分けるのに有用な別の場合は、これら
2つのマークが検出器12に同時に見えるが、たとえ
ば、一方が基体が移動する方向に沿って入り口側の検出
器の末端部分に配置され、他方が基体が移動する方向に
沿って出口側の検出器の末端部分に配置される場合であ
る。この状態は、累積された前進誤差が、公称の前進の
半分に等しい正値あるいは負値に達する場合に起こり得
る。この場合では、基準マークを使用して次のバンドを
印刷するようにプログラムが選択される。
【0055】妨害または擬似妨害が検出された場合、プ
ログラムは、別の基体を前進させるコマンドを発令し
て、再び妨害が検出されると警報を発令するか、または
ただちに警報を発令する。
【0056】偶数列のバンドおよび奇数列のバンドのマ
ークのパターンは、検出器に依存する。
【0057】たとえば、検出器が、1バンドの検出エレ
メントだけしか備えていない場合、偶数列パターンに印
刷されるラインの数を、奇数列パターンに印刷されるラ
インの数と異なるようにし、それぞれのラインが異なる
センサエレメントにより検出されるように、ラインの間
に差異を設ける。別の選択肢としては、同じ数のライン
が印刷されるが、これらのラインを検出する異なる数の
センサエレメントに対応して、ライン間に異なる間隔を
設ける。センサ12が、マトリックスパターンで配置さ
れたセンサエレメントを備えるか、またはセンサ12
が、後述するようにX走査方向に移動できれば、走査方
向の変化により、たとえば一方にはドットを使用して、
また他方にはラインを使用して、または同じパターンの
異なる間隔を使用して、偶数列パターンかまたは奇数列
のパターンを見分けることも可能である。
【0058】図8を使用して、基体の前進を測定して制
御する原理の詳細を説明する。実際上、基体マーク検出
器は、マークを印刷するプリンタヘッドの出口側で、サ
イズに適合する位置に設置されねばならない。こうし
て、図8に示すように、プリンタヘッドにより走査され
るエリアにおけるセンサの配置は、プリンタヘッドが走
査する間にセンサに衝突する危険性なしにセンサ上を通
過するように、非常に精度の高い機械的調整を必要とす
る。さらにこの配置は、マークが検出/測定された時、
ヘッドが基体の左端にあるか右端にあるかに応じて、マ
ークがセンサのところで照明を受ける状態の繰り返し性
という難題も生じる。実際には、プリンタは、プリンタ
ヘッドにより走査される領域の基体の下にプリンタテー
ブルを備え、基体をしっかりと定位置に保持する。した
がって、センサは、最後尾のプリンタヘッドより出口側
の定位置にあって、基体はプリンタテーブルにより確実
に定位置に保持された位置に位置決めされることが可能
である。これによりセンサのサイズや照明に何ら拘束条
件が要求されることなく、満足のいく動作が可能とな
る。
【0059】この配置は図9に示されている。検出器1
2は、プリンタヘッド25の出口側に隣接したプリンタ
テーブル30に機械的に結合されている。
【0060】示してある例では、マークは、入り口側の
ヘッドにより印刷されるのではなく、出口側にあるブラ
ック色のKヘッドにより印刷される。
【0061】この相違点を除いて、印刷シーケンスは、
図8に関連して説明したものと同じである。
【0062】基体前進が困難になるか、またはプリンタ
テーブルが十分な大きさでなくなると、プリンタヘッド
の両側に設置された2つのセンサが有用になる。「左」
センサおよび「右」センサと呼ばれるそれぞれのセンサ
は、右端から左端に向かってなされる偶数走査について
マークを印刷する時に、基体の左端に印刷されたマーク
を検出するか、または左端から右端に向かってなされる
奇数走査についてマークを印刷する時に、基体の右端に
印刷されたマークを検出する。
【0063】この場合は図10に示されている。検出器
12は、プリンタヘッドに固定された移動型の機械的な
アセンブリにより支持され、該アセンブリを以降キャリ
ッジと呼ぶ。
【0064】この図は、前進走査および戻り走査におい
て印刷を行なうプリンタの場合を示している。この場合
では、キャリッジが2つの検出器を備え、プリンタヘッ
ドの入り口側にある検出器12−1が前進走査の間、プ
リンタヘッドの出口側にある検出器12−2が戻り走査
の間のためのものである。これが、検出器12−1およ
び12−2がプリンタヘッド25の両側に配置されてい
る理由である。
【0065】動作は、基体の一方の端に近接して配置さ
れた固定の検出器の動作とは少し異なる。
【0066】マーク51−1は、常に走査した最後に印
刷される。その結果、奇数列についてのマークは、すべ
て第2の縁部53の側に存在し、偶数列についてのマー
クは、すべて第1の縁部52の側に存在する。
【0067】こうして、たとえば最初の走査の終わりに
基体27の第2の縁部53に印刷されるマーク51−1
は、戻り走査の間に、プリンタヘッド16の入り口側に
ある検出器12−2によって検出される。液滴帯電の補
正が行なわれて、バンド番号2が印刷され、次いでマー
ク51−2が第1の縁部に近接して印刷される。基体2
7が前進させられた後、このマーク51−2が、検出器
12−1により検出される。観測された誤差は、バンド
3のプリントアウトを補正するために使用され、走査の
終わりにマーク51−3が印刷される。この解決策は、
検出器の位置決めがより容易であり、また偶数マークの
位置と奇数マークの位置とが見分けられるという利点を
有する。欠点は、付加の検出器12を必要とすることで
ある。手段34、35の入力を、検出器12−1または
12−2に切換えるために、スイッチングが必要であ
り、スイッチングはソフトウェアにより、基体誤差情報
εの読取りアドレスを変えることで行なうことができ
る。
【0068】本発明によるプリンタと知られているプリ
ンタの間のもう1つの重要な違いは、液滴帯電電極の電
圧を制御する手段に関する。従来技術による装置は、図
2に関連させて上記に説明した。
【0069】図7は、本発明による制御手段31を示し
ている。これらの印刷制御手段31において、図2に示
す要素と同じ機能をもつ要素は、同じ参照符号で示して
ある。図2に示す印刷制御手段26と比較すると、本発
明による装置は、基体の実際の前進と公称の前進との間
の差異を検出する検出器12を備えている。したがっ
て、印刷制御手段31は、基体位置誤差を計算する計算
機34も有する。検出器12および位置誤差計算機34
は、互いに直列接続されて、基体前進についての動的並
進補正電圧φを計算する計算機35に接続される。液滴
の列jに応じて、基体の公称の位置と比較された実際の
位置からの誤差ε値に応じて、計算機35により決定
された動的並進補正φは、液滴帯電電圧計算機3’に印
加される。列に応じて連射された各液滴に印加される付
加的な帯電電圧の計算は、誤差εを補正するために印
加される、誤差表に与えられる記憶された付加的電圧値
を用いてもよい。これらの値は、実際の差異に応じて補
間されてもよい。この計算は、誤差εに加えて、液滴
のユニット質量、偏向電極における電圧により生成され
る電場の値、帯電電極20に印加される電圧に応じた液
滴間の位置関係のような、プリンタ製造者に知られてい
るデータを使用したアルゴリズムを使うこともまた可能
である。
【0070】動作は以下のようなものである。
【0071】検出器12が、印刷される現在のバンドに
ついてのマークとこのバンドの公称の位置との間の差異
を検出する。この差異が、センサ12により送信された
信号に応じて、基体27の前進誤差の値εを計算する
誤差計算機34に入力される。この誤差が、動的並進計
算機35に入力され、計算機35が、動的並進補正する
ために、液滴帯電電圧計算機3’に印加される補正を計
算する。液滴帯電電圧計算機3’は、メモリ2から出さ
れるフレーム記述から得られる公称の電圧と、動的並進
補正φを計算する計算機35によりなされる差異の補正
から得られる補正値とを加算して、液滴帯電電極に印加
される電圧の代数的合計値を計算する。
【0072】計算機34のもう1つの機能は、マークを
見分け、センサ12により送信される情報を処理して、
マークの公称の位置からのマークの変位を導き出すこと
に関する。以上、基体前進誤差の値を決定する1つの単
純な手順が、公称の位置の番号0に対応するセンサエレ
メントと、マークを受けるセンサエレメント番号との間
のセンサエレメント数を数えるものであることを簡単に
述べた。これはおのずから、マークの太さが、センサの
分解能と同じオーダーの度合いであることを仮定してい
る。これらの条件下において、センサエレメントが1つ
だけの場合、誤差は、マークを検出するセンサエレメン
トの数により決定される。2つのセンサエレメントがオ
ーバーラップしてマークを検出する場合、誤差は、マー
クを感知する最も近接したセンサエレメント数に、2つ
のセンサエレメント間の距離および、たとえば、当該2
つのセンサエレメントのそれぞれからの電流比を使用し
た増分を加えたものとして計算される。
【0073】図11は、センサの分解能が液滴の直径よ
りも優れているときに起こり得る異なる場合と、その処
理方法を示す例となる実施形態である。
【0074】図3では、理解し易いように、液滴は互い
の間隔を広く誇張してドットにより示す。図3に示すも
のとは異なり、図11では各液滴が円で示され、1つの
フレームにおいて隣接する液滴が、互いにオーバーラッ
プしてプリントアウトされて示されている。液滴のフレ
ーム内での位置は、図11の部分AおよびBそれぞれの
上部に数字1から9で示されている。
【0075】図11に示された例では、マークはいくつ
かのラインで構成され(記述の例については3本)、連
射された異なる液滴、たとえば、9個連射された液滴の
うちの2、4および6の位置に対応する液滴を示すプロ
ットである。
【0076】種々の場合において、公称の位置との差異
は、計算機34により計算され、基体が前進する方向に
平行なX軸上でマーク51の重心の投影位置を計算する
ことから始まる。
【0077】この重心は、マークを検出するセンサエレ
メントを考慮して決定される。もしも液滴が、図11の
部分Aに示すような正規の位置にあれば、測定は正確に
できることになる。列6にある液滴が、部分Bに示すよ
うに公称の位置からオフセットをもっていれば、誤差が
削減されることになる。
【0078】図10と関連して検討した移動検出器の場
合では、マーク位置は、プリンタヘッドが走査している
間にサンプリングすることにより測定されてもよく、こ
うして測定の精度が向上する。
【0079】2つの検出器がある場合において、それぞ
れの検出器12−1および12−2が、プリンタテーブ
ル30の両側に設置されてもよく、テーブル30の一方
の側にある検出器が、基体の第1の縁部52に位置する
マーク51を検出し、テーブル30の他方の側にある検
出器が、基体27の第2の縁部53に位置するマーク5
1を検出することに留意すべきである。2つの検出器の
この配置は、偶数列のマークが、奇数列のマークとその
位置により見分けられることが可能であり、これらの形
状は同じにできるという利点を有している。検出器をプ
リンタヘッド支持キャリッジまたはテーブル30の両側
に設置するという選択は、プリンタの機械的特性および
/または制御ソフトウェアに特有の基準に依存する。
【図面の簡単な説明】
【図1】インク液滴を生成するため、および基体に向か
う液滴を偏向させるために必要な手段を表す図である。
【図2】図1に示した様々な手段の動作に必要なすべて
の計算手段を示す図である。
【図3】基体前進欠陥によるミスアライメント欠陥、お
よび本発明による補正方法を説明する図である。
【図4】基体前進誤差を補正する方法を説明するための
図である。
【図5】プリンタのハードウェアエレメントを示す図で
ある。
【図6】プリンタのハードウェアエレメントを示す図で
ある。
【図7】本発明のプロセスを使用したプリンタのための
計算手段を示す図である。
【図8】部分A、BおよびCを含み、各部分が連続した
バンドのプリントシーケンスの1つの段階に対応してい
る図である。
【図9】プリンタヘッドに面した基体を保持しているプ
リンタテーブルに、マークセンサが機械的に取り付けら
れている場合を示す図である。
【図10】2つのセンサが、プリンタヘッドを支持して
いるキャリッジの両側に設置され、1つは用紙入り口
側、1つは用紙出口側にある場合を示す図である。
【図11】検出器上のマークの画像の重心を計算するこ
とから始まる、基体前進マークの正確な位置を決定する
方法を示す図である。
【符号の説明】
1、2 メモリ 3、3’、34、35 計算機 4 液滴帯電シーケンサ 5 フレームクロック 6 液滴クロック 8 デジタルアナログ変換器 10 インク 11 リザーバ 12、12−1、12−2 検出器 13 分配ダクト 16 液滴発生器 20 帯電電極 21 電圧発生器 22 回収リザーバ 23、24 偏向電極 25 プリンタヘッド 27 基体 28 パターン 29 プリンタユニット 30 プリンタテーブル 36、37、38、39 ロール 40 プリンタヘッド支持キャリッジ 41 モータ駆動プーリ 51、51−1、51−2、51−3 マーク 52、53 基体端部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可変かつ連続的な方法で電気的に帯電さ
    れたインク液滴の印刷基体(27)上の到達位置を変更
    することにより、印刷基体のステップ毎の前進の欠陥を
    補償する方法であって、インク液滴はプリンタヘッドか
    ら発せられ、電圧発生器(21)に接続された帯電電極
    (20)により帯電され、インク液滴の経路は、中間の
    N−2個の位置を含む、最初の位置Xと最後の位置X
    との間の、インク液滴の列jにより規定されるN個の
    公称の位置の1つにインク液滴の電荷に応じてインク液
    滴を偏向させる、偏向電極(23、24)の影響を受
    け、N個の位置は、印刷基体のX方向に平行な直線線分
    の形のフレームを規定し、 現在のバンドが、印刷基体上に第1のマークと共に印刷
    され、 次のバンドを印刷するために印刷基体が前進させられ、 マークの理論的な公称の位置とマークの実際の位置との
    間の代数的差異が決定され、 インク液滴の偏向を補正し、印刷基体の公称位置からの
    印刷基体の位置の代数的差異を補償するために、プリン
    タヘッドから出力される各インク液滴に印加され帯電電
    圧の値に加えられる動的並進補正電圧φで構成される印
    刷基体前進補正が、連射状態の各インク液滴について決
    定され、 フレーム内のインク液滴の列に応じてインク液滴に印加
    される公称電圧に加えて、前記列のインク液滴について
    計算された印刷基体位置の動的並進補正φが、次のバン
    ドの各インク液滴に適用されることを特徴とする、印刷
    基体のステップ毎の前進の欠陥を補償する方法。
  2. 【請求項2】 偶数列のバンドにあるマークおよび奇数
    列のバンドにあるマークが、互いに見分けるのに使用で
    きる少なくとも1つの特徴を有することを特徴とする請
    求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 偶数マークと奇数マークとを見分けるた
    めの特徴が、マーク形状特徴であることを特徴とする請
    求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 偶数マークと奇数マークとを見分けるた
    めの特徴が、位置特徴であることを特徴とする請求項2
    に記載の方法。
  5. 【請求項5】 偶数列のマークが印刷基体の第1の縁部
    にあり、奇数列のマークが第1の縁部とは反対側の第2
    の縁部にあることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 現在のバンドの始めにマークが印刷さ
    れ、該マークの位置は、次のバンドが印刷される前に検
    出されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 マークが現在のバンドの終わりに印刷さ
    れ、該マークの位置が、次のバンドの印刷前に検出され
    ることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 現在の奇数バンドの終わりにおいて印刷
    基体の第2の縁部にマークが印刷され、該マークの位置
    が次のバンドの始めにおいて検出され、さらに、現在の
    偶数バンドの終わりにおいて、印刷基体の第2の縁部と
    は反対側の第1の縁部にマークが印刷されることを特徴
    とする請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 マークの位置が、印刷基体前進方向に沿
    ったマークの重心の位置の投影として計算されることを
    特徴とする請求項1に記載の方法。
  10. 【請求項10】 連射状態の列1からNの液滴を発射す
    る連続偏向ジェットを有するプリンタであって、1つの
    連射状態の液滴が、必ずしもではないが、印刷されるべ
    きパターンを規定するデータに応じて印刷基体に向けら
    れ得、該連射状態の列1からNの液滴を発射する連続偏
    向ジェットを有するプリンタが、少なくとも、 少なくとも1つのインクジェットを液滴に分ける手段
    と、組み込まれた液滴帯電電極(20)と、液滴のいく
    つかを印刷基体(27)に向けて偏向させる手段とを備
    えるプリンタヘッドと、 液滴帯電電極(20)に結合された、印刷基体(27)
    に向けられる液滴に対して連射状態の液滴の列に応じて
    電荷を注入する手段を含む印刷制御手段(31)とを備
    えており、 印刷制御手段(31)は、少なくともマーク位置検出器
    を備えており、該マーク位置検出器は、印刷基体の公称
    の前進と実際の前進との差異を表す値を出力し、さら
    に、印刷制御手段(31)は、印刷基体前進についての
    動的並進補正電圧φを計算する計算機(35)も備えて
    おり、該計算機は、連射状態の各液滴について液滴の列
    に応じて印刷基体前進についての動的並進補正φを決定
    し、該補正電圧はまた、検出器に結合された手段により
    出力される印刷基体前進誤差の値と、公称の位置からの
    誤差の計算値をも含んでおり、印刷基体前進についての
    動的並進補正電圧φの値を計算する計算機(35)は、
    液滴帯電手段に結合されており、液滴帯電手段は、印刷
    基体前進についての動的並進補正電圧φに応じて各液滴
    の帯電電圧を変更するために、印刷基体前進についての
    動的並進補正電圧φを計算する計算機により生成された
    印刷基体前進についての動的並進補正電圧φの値を考慮
    に入れることを特徴とする、連射状態の列1からNの液
    滴を発射する連続偏向ジェットを有するプリンタ。
  11. 【請求項11】 印刷基体の第1の縁部(52)に印刷
    されたマークを検出するために、第1の検出器が、プリ
    ンタテーブル(30)に機械的に結合されていることを
    特徴とする請求項10に記載のプリンタ。
  12. 【請求項12】 第1の縁部とは反対側の印刷基体の第
    2の縁部に印刷されたマークを検出するために、検出器
    が、プリンタテーブルに機械的に結合されていることを
    特徴とする請求項11に記載のプリンタ。
  13. 【請求項13】 プリンタヘッドに機械的に結合された
    2つの検出器を備えることを特徴とする請求項10に記
    載のプリンタ。
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