JP2001162623A - タイヤ加硫成形用金型及びその製造方法 - Google Patents

タイヤ加硫成形用金型及びその製造方法

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JP2001162623A
JP2001162623A JP35292599A JP35292599A JP2001162623A JP 2001162623 A JP2001162623 A JP 2001162623A JP 35292599 A JP35292599 A JP 35292599A JP 35292599 A JP35292599 A JP 35292599A JP 2001162623 A JP2001162623 A JP 2001162623A
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JP
Japan
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piece
shot
piece block
mold
block
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JP35292599A
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English (en)
Inventor
Noboru Takada
高田  昇
Takuzo Sano
拓三 佐野
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Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
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  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 先のピースと後に鋳込むピースとが分離しな
い構造にすると共に、ピースブロックの任意の位置に必
要とする隙間量を確保することが出来るタイヤ加硫成形
用金型及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 この発明のピース3は、前記第1ショッ
ト時に、第1分割金型6の上型6aのプロファイル面6
xに形成した複数の凸部7aの下面を第1分割金型6の
下型6bの凸部7bの上面に密着させた状態で第1ショ
ットすると、第1ピースブロック3aの数カ所に貫通し
た鋳出し穴8を形成される。この鋳出し穴8を備えた第
1ピースブロック3aを図示しない第2金型に配置し、
第2ショットすると、前記第1ピースブロック3aの鋳
出し穴8に第2ショットの溶融金属材料Wが同時に鋳込
まれて、第1ピースブロック3aの鋳造品を第2ショッ
トの溶融金属材料Wの鋳込み部上下で挟み込む構造とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、タイヤ加硫成形
用金型及びその製造方法に係わり、更に詳しくは金型を
複数に分割して構成するスピューレスモールド(タイヤ
加硫時に溶融したゴム材料がピースブロックの鋳継ぎ部
から流出しない程度の微小なベントホールや排気溝を備
えた金型)において、第1ピースブロックと第2ピース
ブロックとが分離しないように構成したタイヤ加硫成形
用金型及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、タイヤ加硫成形用金型の一つとし
て使用されているセクターモールドは、製品タイヤの少
なくともトレッド部のプロファイル面(成形面)に対応
した凹凸が形成された複数のピースを相互に隣接させて
バックブロックに装着することにより1つのセクターを
構成し、このセクターを複数個相互に連結させて環状の
セクターモールドを構成している。
【0003】一方、このようなセクターモールドを用い
てタイヤを加硫成形する際、タイヤの外周面と金型の成
形面との間に空気溜まりやガスが発生し、この空気やガ
スが製品タイヤの表面に微小な窪み部分を形成して製品
不良(所謂ライト故障)を発生させることが知られてい
る。このことから、従来では金型の成形面にベントホー
ルと呼称される空気抜き用の貫通孔や、排気用の溝を形
成している。
【0004】ところが、このベントホールや排気用の溝
には、タイヤ加硫成形時にゴム材料が流れ込み、製品タ
イヤの表面にスピュー(バリ,髭状のゴムの突起部)を
形成する。このため、成形後にスピューを取り除く仕上
げ作業が必要となり、更にスピューを取り除いた後に
は、その痕跡を残してタイヤ製品の外観を損なったり、
タイヤの騒音を増加させると言う問題があった。
【0005】そこで、近年では外観の優れたタイヤで、
かつタイヤ加硫成形時に不良品の発生を低減させる目的
で、ベントホールや排気溝を成形面に形成していないス
ピューレスモールド(スリットベント)が使用されてい
る。
【0006】このスピューレスモールドの発明として
は、例えば、. 特開平4-223108号公報(発明の名称:
未加硫タイヤカーカスの加硫用金型および該金型の製作
方法ならびに該金型を使用したタイヤの加硫方法)及び
特開平10-24423号公報(発明の名称:タイヤ加硫成型用
金型およびその製造方法)等が提案されている。
【0007】前者の発明は、タイヤのトレッドパター
ンを各ピッチ毎に分割したバックブロックを組立て、バ
ックブロック間に設けた隙間からタイヤと金型との間に
存在するエアーを外部から吸引する方法であり、また後
者の発明は、パターンピースの母体金属(アルミニュ
ウム)に異種金属(SS400)を鋳ぐるんで、タイヤ加硫成
形時の温度(160 °C) で線熱膨張係数の差によって形
成される隙間を利用してエアーを排出する方法である。
また、その他に、スリットベントモールドとしては、機
械加工でピース間に段差を設けたり、ピース間にスペー
サを挿入することで、エアー抜きを行う方法がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上記の
発明は、任意の位置に適正なエアー抜きを確保すること
が難しく、しかも排気手段としては、バキューム装置等
が必ず必要となる問題があり、また上記の発明は、異
種金属による線熱膨張係数の差による隙間発生に必要な
ボリュームが必要となり、任意の位置に必要とする隙間
量を確保することは困難で、実質的に金型からエアーを
抜くことは難しい。
【0009】この発明の目的は、ダイカスト鋳造により
複数回のショットに分けて鋳造積層してピースブロック
を成形する際、先のピースと後に鋳込むピースとが分離
しない構造にすると共に、ピースブロックの任意の位置
に必要とする隙間量を確保することが出来るタイヤ加硫
成形用金型及びその製造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するため、タイヤ加硫成形用金型は、タイヤのトレッ
ドパターンを複数区画分割してピースブロックを構成す
ると共に、この複数のピースブロックをバックブロック
に装着して環状に配設することにより構成したタイヤ加
硫成形用金型であって、前記各ピースブロックは、ダイ
カスト鋳造により複数回のショットに分けて鋳造積層し
て構成し、各ピースブロックは、先のショットにより形
成したピースのインサート部に、後のショットによるピ
ースの金属材料を鋳込んで一体的に接合したことを要旨
とするものである。
【0011】また、この発明のタイヤ加硫成形用金型の
製造方法は、ダイカスト鋳造で第1分割金型に第1ショ
ットすることによりタイヤプロファイル面形状を部分的
に有する分割された第1ピースブロックを成形し、この
第1ピースブロックを第2金型に配置して、溶融金属材
料を第2ショットして、タイヤのトレッドパターンをプ
ロファイル面上に鋳出して成形すると共に、第1ショッ
トと第2ショットとのピースブロックの鋳継ぎ部に金属
材料の凝固収縮による微細な隙間を形成するタイヤ加硫
成形用金型の製造方法であって、前記第1ショット時
に、第1分割金型の上型プロファイル面に形成した凸部
で第1ピースブロックに鋳出し穴を形成し、この第1ピ
ースブロックを第2金型に配置して第2ショットする
際、前記第1ピースブロックの鋳出し穴に第2ショット
の溶融金属材料を同時に鋳込んで、第1ピースブロック
と第2ピースブロックとを一体的に接合することを要旨
とするものである。
【0012】また、上記の第1ピースブロックに鋳出し
穴に加えて、第1ピースブロックにアンカー穴を機械加
工により形成し、第2ショットする際、前記第1ピース
ブロックの鋳出し穴及びアンカー穴に第2ショットの溶
融金属材料を同時に鋳込んで、第1ピースブロックと第
2ピースブロックとを一体的に接合することを要旨とす
るものである。
【0013】この発明は、上記のように構成され、第1
ショット時に、第1分割金型の上型プロファイル面に形
成した凸部で第1ピースブロックに鋳出し穴を形成し、
この第1ピースブロックを第2金型に配置して第2ショ
ットする際、前記第1ピースブロックの鋳出し穴に第2
ショットの溶融金属材料を同時に鋳込んで、第1ピース
ブロックと第2ピースブロックとを一体的に接合するこ
とにより、鋳造積層するピースブロックが分離しない構
造となり、ピースブロックの任意の位置に必要とする隙
間量を確保することが出来るものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、この発
明の実施形態を説明する。
【0015】図1は、この発明を実施した分割型のタイ
ヤ加硫成形用金型(セクターモールド)を構成する一つ
のセクターの斜視図を示し、この一つのセクター1は、
製品タイヤの少なくともトレッド部のプロファイル面に
対応した凹凸2が形成された複数のピース3を相互に隣
接させてバックブロック4に装着することにより構成し
てある。
【0016】前記バックブロック4に装着する複数のピ
ース3は、タイヤ周方向のトレッドパターンを、一定の
ピッチまたは任意のピッチに複数区画分割してピース単
体により構成すると共に、この各ピース単体は、ダイカ
スト鋳造により複数回のショット(この実施形態では2
ショットであるが、特に回数は限定されるものではな
い)に分けて第1ピースブロック3aと第2ピースブロ
ック3bとに鋳造積層して構成するものである。
【0017】前記複数回のショットによる鋳込み金属材
料(第1ピース3aと第2ピース3b)の鋳継ぎ部X
に、金属材料の凝固収縮による微細な隙間を形成する。
なお、この実施形態における鋳込み金属材料としては、
第1ピースブロック3a及び第2ピースブロック3bと
もアルミニュウムの同種金属を使用し、前記第2ショッ
トの凝固収縮により鋳継ぎ部Xに形成される微細な隙間
は、0.005 〜0.08mm、好ましくは0.02mmである。またこ
の発明の実施形態では、ピース3のプロファイル面から
下方に、微細な隙間と連通する排気孔5が形成してあ
り、また図示しないが、ピース3の裏面側には、大気と
連通する図示しない排気孔が設けてある。
【0018】この発明では、鋳造積層して構成したピー
ス3が、成形後において第1ピースブロック3aと第2
ピースブロック3bとが、鋳継ぎ部Xから剥離して簡単
に分離しないように、以下のような構成としている。
【0019】即ち、この発明のピース3は、前記第1シ
ョット時に、図2,図3及び図4(a),(b)に示す
ように、第1分割金型6の上型6aのプロファイル面6
xに形成した複数の凸部7aの下面を第1分割金型6の
下型6bの凸部7bの上面に密着させた状態で第1ショ
ットすると、図4(a),(b)に示すような第1ピー
スブロック3aの数カ所に貫通した鋳出し穴8が形成さ
れる。
【0020】そして、この鋳出し穴8を備えた第1ピー
スブロック3aを図示しない第2金型に配置し、第2シ
ョットすると、図5及び図6(a),(b)に示すよう
に、前記第1ピースブロック3aの鋳出し穴8に第2シ
ョットの溶融金属材料Wが同時に鋳込まれて、第1ピー
スブロック3aの鋳造品を第2ショットの溶融金属材料
Wの鋳込み部上下で挟み込む構造となり、第1ピースブ
ロック3aと第2ピースブロック3bとが一体化し、第
1ピースブロック3aと第2ピースブロック3bとが前
記鋳継ぎ部Xから剥離しない構成と成るものである。
【0021】また、第2ショット時に鋳出し穴8にイン
サートされた溶融金属材料Wの熱収縮が鋳出し穴8を基
に収縮するので、鋳出し穴8とインサートされたブロッ
クとの間には、ガスを排気させる隙間が均等に形成され
ることになる。
【0022】なお、上型6aのプロファイル面6xに形
成した凸部7aの形状は、図7に示すようにピース3の
最小ピッチ幅より小さくすることが望ましく、少なくと
も5mm以上は確保する必要がある。
【0023】また上型6aは、凸部7aの幅h(鋳出し
穴8の幅h)よりも広く、また第1ショットの大きさL
よりも狭い形状であり、ピッチPの最大の幅よりも大き
くても良い。
【0024】第1ピースブロック3aの底部には、図4
(b)に示すように鋳出し穴8の幅hよりも広い幅の鋳
出しスペース8aが形成され、この鋳出しスペース8a
に鋳出しされるブロック幅Hは、ピース3の最小ピッチ
幅Pよりも小さくすることが望ましい。
【0025】次に、図8〜図11は、この発明の第2実
施形態を示し、この実施形態は、第1実施形態の第1ピ
ースブロック3aに、アンカー穴9の機械加工を加える
ことで、主溝10やラグ溝11が更に分離しなくなる構
造としたものである。
【0026】即ち、鋳出し穴8や鋳出しスペース8aを
形成した第1ピースブロック3aに、図8及び図9に示
すような複数のアンカー穴9を機械加工することで、こ
のような第1ピースブロック3aを図示しない第2金型
に配置し、第2ショットすると、第2ショットした溶融
金属材料Wは、鋳出し穴8や鋳出しスペース8aに流れ
込んで図10,図11及び図12(a),(b)に示す
ように第1ピースブロック3aの上下から挟み込む構造
となり、第1ピースブロック3aと第2ピースブロック
3bとは一体化して、前記鋳継ぎ部Xから簡単に剥離し
ない構造となる。
【0027】以上のように、この発明では、第1ショッ
ト時に、第1分割金型6の上型6aのプロファイル面6
xに形成した凸部7で第1ピースブロック3aに鋳出し
穴8を形成し、この第1ピースブロック3aを第2金型
に配置して第2ショットする際、前記第1ピースブロッ
ク3aの鋳出し穴8に第2ショットの溶融金属材料を同
時に鋳込んで、第1ピースブロック3aと第2ピースブ
ロック3bとを一体的に接合することにより、鋳造積層
するピースブロックが分離しない構造となり、ピースブ
ロックの任意の位置に必要とする隙間量を確保すること
が出来るものである。また、第1ピースブロック3aに
鋳出し穴8に加えてアンカー穴9を機械加工すること
で、主溝10やラグ溝11が更に分離しなくなる構造と
なる。
【0028】
【発明の効果】この発明は、上記のようにタイヤ加硫成
形用金型を構成するピースブロックを、ダイカスト鋳造
により複数回のショットに分けて鋳造積層して構成し、
各ピースブロックは、先のショットにより形成したピー
スのインサート部に、後のショットによるピースの金属
材料を鋳込んで一体的に接合したので、先のピースと後
に鋳込むピースとを分離しない構造にすることが出来、
またピースブロックの任意の位置に必要とする隙間量を
確保することが出来る効果がある。
【0029】また、第1ショットの鋳造品にアンカー穴
や溝加工を付け加えることで、主溝、ラグ溝も分離せ
ず、破壊もしない構造とすることが出来る効果がある。
【0030】更に、第1ショットの鋳造品に形成した鋳
出し穴に第2ショットの溶融金属をインサートさせるの
で、第2ショットのブロックの収縮が鋳出し穴を基に収
縮しエアー抜き用の隙間を均等に形成することが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施した分割型のタイヤ加硫成形用
金型(セクターモールド)を構成する一つのセクターの
斜視図である。
【図2】この発明の第1実施形態における第1分割金型
で第1ピースブロックを鋳込んでいる状態を示す断面図
である。
【図3】図2のA−A矢視断面図である。
【図4】この発明の第1実施形態における第1ピースブ
ロックで、(a)は第1ピースブロックの側面図、
(b)は(a)のB−B矢視断面図である。
【図5】第1ピースブロック上に第2ピースブロックを
鋳造積層したピースの平面図である。
【図6】(a)は図5の正面図、(b)は図6(a)の
F−F矢視断面図である。
【図7】第1ピースブロックの説明図である。
【図8】この発明の第2実施形態における第1ピースブ
ロックの平面図である。
【図9】図8のC−C矢視断面図である。
【図10】この発明の第2実施形態における第1ピース
ブロック上に第2ピースブロックを鋳造積層したピース
の平面図である。
【図11】図10の縦断正面図である。
【図12】(a)は図10におけるD−D矢視断面図、
(b)は図10におけるE−E矢視断面図である。
【符号の説明】
1 セクター 1A セクターモールド 1B 上下二分割型モールド 2 凹凸 3 ピース 3a 第1ピースブロック 3b 第2ピースブロック 4 バックブロック 5 排気孔 6 第1分割金型 6a 上型 6b 下型 6x プロファイル面 7a 凸部 7b 凸部 8 鋳出し穴 8a 鋳出しスペース 9 アンカー穴 10 主溝 11 ラグ溝 X 鋳継ぎ部 W 溶融金属材料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29K 105:24 B29K 105:24 B29L 30:00 B29L 30:00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイヤのトレッドパターンを複数区画分
    割してピースブロックを構成すると共に、この複数のピ
    ースブロックをバックブロックに装着して環状に配設す
    ることにより構成したタイヤ加硫成形用金型であって、 前記各ピースブロックは、ダイカスト鋳造により複数回
    のショットに分けて鋳造積層して構成し、各ピースブロ
    ックは、先のショットにより形成したピースのインサー
    ト部に、後のショットによるピースの金属材料を鋳込ん
    で一体的に接合して成るタイヤ加硫成形用金型。
  2. 【請求項2】 前記先のショットにより形成したピース
    に、アンカー穴を加工した請求項1に記載のタイヤ加硫
    成形用金型。
  3. 【請求項3】 ダイカスト鋳造で第1分割金型に第1シ
    ョットすることによりタイヤプロファイル面形状を部分
    的に有する分割された第1ピースブロックを成形し、こ
    の第1ピースブロックを第2金型に配置して、溶融金属
    材料を第2ショットして、タイヤのトレッドパターンを
    プロファイル面上に鋳出して成形すると共に、第1ショ
    ットと第2ショットとのピースブロックの鋳継ぎ部に金
    属材料の凝固収縮による微細な隙間を形成するタイヤ加
    硫成形用金型の製造方法であって、 前記第1ショット時に、第1分割金型の上型プロファイ
    ル面に形成した凸部で第1ピースブロックに鋳出し穴を
    形成し、この第1ピースブロックを第2金型に配置して
    第2ショットする際、前記第1ピースブロックの鋳出し
    穴に第2ショットの溶融金属材料を同時に鋳込んで、第
    1ピースブロックと第2ピースブロックとを一体的に接
    合するタイヤ加硫成形用金型の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記第1ピースブロックにアンカー穴を
    機械加工により形成し、第2ショットする際、前記第1
    ピースブロックの鋳出し穴及びアンカー穴に第2ショッ
    トの溶融金属材料を同時に鋳込んで、第1ピースブロッ
    クと第2ピースブロックとを一体的に接合する請求項3
    に記載のタイヤ加硫成形用金型の製造方法。
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