JP2001161963A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
定期間を確実に認識することができる遊技機を提供す
る。 【解決手段】 遊技に必要な図柄その他の画像を表示す
る表示手段3aと、遊技者にとって有利な開成状態と不
利な閉鎖状態とに変換可能な大入賞口と、所定の入力信
号に基づいて遊技者にとって有利な特別遊技状態に移行
するか否かの判定を行い、その判定結果に対応した表示
態様を表示手段3aに表示するように制御し、判定結果
が特別遊技状態に移行するとの判定であれば、大入賞口
を開成状態とし、開成状態となっているときのV入賞可
能期間内に特定の入賞領域に遊技球を入れた場合、その
後特定の入賞領域への所定球数入賞又は所定時間経過に
より閉鎖状態とした後再び開成状態とするように制御す
る制御手段とを備える。制御手段は、V入賞可能期間
中、特定の入賞領域に遊技球を入れるべく案内表示し、
V入賞可能期間外であれば特定の入賞領域に遊技球を入
れないように案内表示するように表示手段3aを制御す
る。
Description
ータ等の制御手段を備えた遊技機(パチンコ遊技機、ス
ロットマシンのほか、TVゲーム機を含む)に関する。
技機においては、所定の入力信号に基づいて遊技に必要
な図柄を変動表示する表示手段を設け、その変動表示が
所定の図柄の組合せで停止した場合に、可変入賞装置が
所定回数開成される特別遊技状態となり遊技者に利益を
与えるようにしたものが提供されている。
状態となってから所定時間経過又は入賞球数が所定数に
達するまで、可変入賞装置は遊技球が入賞しやすい開状
態となる。また、一般に、上記特別遊技状態中、可変入
賞装置が開状態となり得る回数は最大16回である。
が開状態にある間に遊技球が特定領域(いわゆるVゾー
ン)を通過することで、可変入賞装置が閉状態となった
後も、再度開状態とするような遊技機、すなわち特別遊
技状態が継続する(いわゆるV継続)遊技機が知られて
いるが、可変入賞装置内に設けた複数個の入賞口の1つ
をVゾーンとしていたので、Vゾーンに入った遊技球
は、他の入賞口に入った遊技球と区別して検出する必要
があり、そのための検出手段が付加されると共に、可変
入賞装置の構造も複雑化していた。
可変入賞装置の構造を複雑化したりすることなく、V継
続の条件が達成されたかどうかを決定できる機能を備え
たパチンコ遊技機が提案されている(特開昭64−49
587号)。これによれば、開動作中、遊技盤面に設け
られた特定の入賞領域は特定期間だけVゾーンとなり、
その特定期間以外は通常の入賞領域として機能する。そ
して、ランプが点灯することにより、可変入賞装置の入
賞口がVゾーンになっていることを遊技者が認識できる
ようにしている。ここで、可変入賞装置の入賞口がVゾ
ーンとなっていることを示す表示器としては、ランプの
ほか、7セグメントLEDも用いられる。
コ遊技機は、表示手段として液晶表示装置やCRT等で
構成され、特別遊技状態中にも演出画像を表示するもの
が多くなってきている。このため、遊技者は演出画像に
注目するあまり、ランプ等の表示器による報知を見落と
し、V継続を果たせずに本来獲得できるはずの賞球を獲
得できないといった事態(いわゆる「パンク」)が生じ
る場合がある。
継続を可能とする特定期間を確実に認識することができ
る遊技機を提供することである。
者にとって有利な開状態と不利な閉状態とに変換可能な
可変入賞装置と、所定の入力信号に基づいて遊技者にと
って有利な特別遊技状態に移行するか否かの決定を行
い、特別遊技状態に移行すると決定したときは可変入賞
装置を開状態とし、その開状態において特定期間内に特
定の入賞領域に遊技球が入賞すると、その後所定の条件
成立(例えば、特定の入賞領域に所定数の遊技球が入賞
したこと又は所定時間が経過したこと)により可変入賞
装置を閉状態とした後、再び開状態とするように制御す
る制御手段と、前記特定期間中は特定の入賞領域に遊技
球を入れるように案内表示し、特定期間外であれば特定
の入賞領域に遊技球を入れないように案内表示する表示
手段とを備えたことを特徴とする。
遊技に必要な図柄その他の画像を表示する画面を有し、
制御手段により上記決定の結果に対応した表示態様を表
示するように制御されるものである。
賞装置が開状態となっているとき、特定期間中であれば
可変入賞装置に遊技球を入れるように案内する表示を行
い、特定期間外であれば可変入賞装置に遊技球を入れな
いように案内する表示を行う。従って、表示手段の表示
内容に注目する遊技者に対し、V継続可能な期間を見過
ごさせることなく確実に報知することができ、更にV継
続ができるように注意を喚起するような表示も行うこと
ができる。
機について説明する。
を示す正面図である。遊技盤面10のほぼ中央には、遊
技に関連する図柄を表示する表示手段として液晶表示装
置3が配置されている。この液晶表示装置3は、画像で
表現される複数の図柄を変動表示して、3列の回転リー
ルを擬似的に表示する。この変動表示する図柄を「特別
図柄」という。特別図柄は、その変動表示が停止した時
に所定の停止態様(例えば、“7−7−7”のような停
止態様で、これを「大当り停止態様」という。)となれ
ば、遊技者にとって有利な特別遊技状態への移行を示す
ものである。この特別遊技状態とは、後述の大入賞口5
が有利な状態に変換される場合で、具体的には後述す
る。
図柄の変動表示中は、様々な演出表示が行われる。この
演出表示は、種々の映像で表現される。本実施例では、
動画(アニメーション)で表示される。
おける表示例を示す。この表示画面3aでは、特定の表
示領域50L,50C,50Rに特別図柄が変動表示さ
れ、これと同時に、他の表示領域で遊技に関連した演出
表示が行われる。図2に示す演出表示は、演出図柄とし
てのキャラクタ51が太鼓を叩く様子を示している。こ
のような演出表示では、その表示内容を遊技結果によっ
て異ならせている。すなわち、演出表示の表示内容は、
上記特別遊技状態にどの位の可能性で移行するかという
情報である「大当り信頼度」や、リーチ状態にどの位の
可能性で移行するかという情報である「リーチ発展率」
を報知或いは示唆するものである。具体的な表示内容に
ついては、後述する。
には、遊技球が入ると液晶表示装置3の特別図柄の変動
表示を開始させる始動入賞口4が設けられている。この
始動入賞口4は、遊技者にとって不利な第1状態と遊技
者にとって有利な第2状態とに変換可能な可変入賞装置
からなり、これに遊技球が入賞すると所定個数(例えば
5個)の賞球を払い出されるように定められている。な
お、始動入賞口4は、遊技者にとって不利な第1状態で
あっても、遊技球が1個程度入賞可能な空間を保持して
いるので、遊技球の入賞は発生し得る。
のLED表示装置2が設けられている。このLED表示
装置2は、遊技盤面10上の通過球ゲート6a,6bを
遊技球が通過することにより、変動表示を開始する。こ
のLED表示装置2の変動表示が予め定められた数字
(例えば、“7”)で停止すると、始動入賞口4が遊技
者にとって有利な第2状態に変換される。
記憶ランプ16が4個設けられている。このLED作動
記憶ランプ16は、通過球ゲート6a,6bを遊技球が
通過する度に1個ずつ点灯することにより、その時点で
のLED表示装置2の変動可能な回数(4回を限度とす
る)を遊技者に知らせるものである。5回目以降の通過
はカウントされず、無効となる。
は、始動入賞記憶ランプ15が4個設けられている。こ
れは、液晶表示装置3で特別図柄の変動表示が行われて
いる最中に始動入賞口4に入賞する度に1個ずつ点灯す
ることにより、その時点での液晶表示装置3の変動表示
可能な回数(4回を限度とする)を遊技者に知らせるも
のである。従って、このランプ15が4個全て点灯して
いる状態での始動入賞口4への入賞は、変動表示開始条
件としては無効になる。
不利な閉鎖状態(又は閉状態)と遊技者にとって有利な
開成状態(又は開状態)とに変換可能な可変入賞装置と
しての大入賞口(いわゆるアタッカ)5が設けられてい
る。大入賞口5は、液晶表示装置3での特別図柄の変動
表示が停止して大当り停止態様を表示したときに、遊技
者にとって有利な開成状態に変換される扉開閉式の可変
入賞装置からなり、これに遊技球が入賞すると所定個数
(例えば15個)の賞球が払い出されるように定められ
ている。前述の特別遊技状態は、この大入賞口5の開成
状態が所定条件成立(例えば、この開成状態中の大入賞
口5へ遊技球が10個入賞したこと、或いは開成してか
ら30秒経過したこと)まで継続する大当り遊技を、所
定回数(例えば16回(ラウンド))行える遊技状態で
ある。ただし、1ラウンド目の大当り遊技が終了した
後、次のラウンドを行うためには、一般的に、特別遊技
中に特定条件であるV継続条件(以下、「V入賞」とい
う)を成立させる必要がある。
上記大入賞口5が開成状態となっているときの特定期間
内に特定の入賞領域(ここでは、大入賞口5)に遊技球
を入賞させることでV入賞が成立するように設定されて
いる。V入賞を成立可能な特定期間(以下、「V入賞成
立可能期間」という)は、大入賞口5が開成状態となっ
た時点からの5秒間と、大入賞口5が開成状態となった
時点から15秒経過後20秒経過するまでの5秒間であ
る。以下、「V入賞成立可能期間」中の大入賞口5を
「Vゾーン」と称する。
12b、入賞球がある毎に15個の賞球を遊技者に払い
出す一般入賞口13a,13b,13c,13d,13
f、盤面サイドランプ14a,14b等が設けられてい
る。
ついて、図3のタイムチャートを参照して説明する。
すると、液晶表示装置3での遊技が開始する。すなわ
ち、図2(A1)に示すように、表示画面3aの表示領域
50L,50C,50Rで特別図柄の高速変動を開始す
ると共に演出表示を開始する(図3のt1)。
開始した直後の表示態様を示している。演出表示とし
て、キャラクタ51が太鼓を叩く準備をしている様子を
表示する。その後、図2(A2)に示すように、キャラク
タ51が太鼓を叩く表示へと変化する。そして、キャラ
クタ51が太鼓を叩く動作に合せて、“ドン・ドン・ド
ン”との効果音が音発生手段としてのスピーカから出力
され、その効果音に合せて左側の表示領域50Lでの特
別図柄(左図柄という)の変動表示が、コマ送り変動す
る(図3のt2〜t3)。具体的には、最初の“ドン”と
の音(第1音)で一つの特別図柄を一旦停止表示した
後、低速変動し、次の“ドン”との音(第2音)で第1
音で一旦停止表示した図柄の1コマ先の特別図柄を一旦
停止表示した後、低速変動し、さらに、最後の“ドン”
との音(第3音)で第2音で一旦停止表示した図柄の1
コマ先の特別図柄を停止表示する。
一旦停止表示し、第2音で一コマ変動して特別図柄
“六”を一旦停止表示し、そして第3音でさらに一コマ
変動して特別図柄“七”を停止表示する。すなわち、上
記効果音の出力タイミングは、特別図柄の停止時期に同
期させたものとなっている。
左図柄は、その後、「揺れ表示」に変化する(図3のt
3)。この「揺れ表示」は、一つの特別図柄のみを表示
するため、一見、停止しているように見えるが、微妙に
揺れている。これにより、まだ図柄が確定しておらず、
再変動の可能性のあることを示唆する。
3のt3)、スピーカからは“タカタッタ”との効果音
が出力され、図2(A3)に示すように、再びキャラクタ
51が太鼓を叩く表示となる。そして、キャラクタ51
が太鼓を叩く動作に合せて、後述の「予兆音」がスピー
カより出力され、右側の表示領域50Rの特別図柄(右
図柄という)は、その予兆音に合せて変動する(図3の
t4〜t5)。そして、「予兆音」の終了と同時に右図柄
も停止する(図3のt5)。そして、停止した右図柄
は、左図柄と同様、「揺れ表示」へと変化する。
つ一つの図柄を識別不可能に変動表示する高速変動か
ら、遊技者が一つ一つの図柄を識別可能に変動表示する
低速変動となった後、上記「予兆音」が出力されて、3
コマの図柄変動後に停止される。また、特別図柄が低速
変動となった後、再び高速変動となって(いわゆる「ス
ベリ」を行って)停止表示する場合もある。
きに、停止表示されている左図柄と同一の図柄が右表示
領域50R内を識別可能に通り過ぎてしまえば、その左
図柄と同一の図柄を識別した時点で、遊技者はリーチ停
止態様を構成する図柄が通り過ぎてしまったためリーチ
状態にならないことを認識してしまう。すなわち、遊技
者は、リーチ状態にすらならずに“ハズレ”になること
を右図柄の低速変動中に察知してしまう。従って、特別
遊技状態に移行してほしいとの期待感が、右図柄停止前
の段階で途切れてしまう。このような状態が何回も続く
とすれば、遊技者は、興ざめしてしまって短時間で遊技
をやめてしまうこととなる。
る左図柄と同一の図柄が、遊技者に識別可能な低速変動
で右表示領域50R内を通り過ぎることのないような右
図柄の停止動作を行うこととする。詳細は、「同一図柄
通り過ぎ禁止処理」で後述する。
に、左右が同一図柄のリーチ状態であれば、リーチ状態
となったことを報知する効果音がスピーカより出力され
ると共に、図2(A4)に示すように、“リーチ!!”の
文字が表示画面3aに大きく表示される。その後、後述
の図9に示すような「リーチ発展示唆表示」を行う(図
3のt6)。尚、リーチ状態となった直後、中央の表示
領域50Cの特別図柄(中図柄という)が左右と異なる
図柄で停止表示され、上述のような“リーチ!!”の文
字は表示されずに“ハズレ”になる場合もある。この場
合は、図2(A5)に示すようなキャラクタ51の表示と
なる。
は、その後行われる「リーチ演出」毎の背景画像へとス
クロールする「スクロール表示」となり(図3の
t7)、この「スクロール表示」が終了すると「リーチ
演出」へ突入する(図3のt8)。そして、「リーチ演
出」を開始すると、中図柄はリーチ別の変動動作(「リ
ーチ演出」の種類に応じた変動表示)を行う。例えば、
「リーチ演出」として表示されるキャラクタの動きに合
せた中図柄の変動表示となる。そして、「リーチ演出」
が終了し、その時点(図3のt9)から所定時間(0.5
61秒)後(図3のt10)に中図柄が停止する。
が停止したときの特別図柄の組合せが大当り停止態様に
なるかどうかであるから、特別図柄の停止動作に注目す
るあまり「リーチ演出」等の演出表示に対する興味は薄
れがちである。しかし、上述のように、「リーチ演出」
の終了した時点(図3のt9)から所定時間後(図3の
t10)に中図柄を停止表示するようにすれば、「リーチ
演出」を完全に見終わった後、余裕を持って特別図柄の
停止動作に注目できる。このため、「リーチ演出」を様
々な趣向を凝らしたものとした場合でも、特別図柄の停
止動作を気にかけることなく、その内容を十分楽しむこ
とができ、長時間遊技していても遊技者は飽きることが
ない。
左右図柄と同一である場合、すなわち特別遊技状態への
移行を示す大当り停止態様が表示された場合は、その同
一図柄を揃えた状態で一斉に変動表示を開始する(これ
を「再変動」という)。この「再変動」を所定時間行っ
た後(図3のt11)、同一図柄を揃えた状態(ただし、
「再変動」前の停止態様と同一とは限らない)で再び停
止表示し、その後「揺れ表示」となり、所定時間後に停
止図柄が確定する(図3のt12)。なお、「リーチ演
出」は、「再変動」前の中図柄停止時(図3のt10)の
所定時間手前(図3のt9)で終了しているため、その
終了時の表示態様をこの停止図柄が確定する時点
(t12)まで保持するものとする。
1〜t5)の演出表示を「通常演出」、リーチ状態の時の
左右の停止図柄を各々「リーチ図柄」、左右の「リーチ
図柄」による停止態様を「リーチ停止態様」、一遊技に
おいて最終的に確定した3つの停止図柄(“ハズレ”の
場合はt10の時点で確定する停止図柄、“大当り”の場
合はt12の時点で確定する停止図柄)を各々「確定図
柄」、3つの確定図柄による停止態様を「確定停止態
様」というものとする。
(“三”,“五”,“七”のいずれかで、いわゆる「確
変図柄」)が3つ揃った大当り停止態様(以下、「特定
停止態様」という)が表示されたときは、「特定遊技状
態」への移行を示す“確変大当り”となる。「特定遊技
状態」とは、始動入賞口4が高頻度で有利な第2状態に
変換されると共に、液晶表示装置3での遊技が高確率で
“大当り”の判定となる、遊技者にとって非常に有利な
遊技状態である。
上記「特定停止態様」である場合、再変動後の確定停止
態様も「特定停止態様」で必ず停止するものとする。こ
れは、一旦「特定停止態様」が表示されたことにより遊
技者が抱いた“確変大当り”への期待を裏切らないため
である。一方、「再変動」前の大当り停止態様が上記
「特定停止態様」でない場合(「非特定図柄態様」とい
う)は、「再変動」後の確定停止態様は「特定停止態
様」又は「非特定図柄態様」のどちらかで停止するもの
とする。これは、一旦表示された大当り停止態様が「非
特定停止態様」であるため、遊技者は“確変大当り”に
対する期待をそれほど抱いていないため、確定停止態様
が「非特定図柄態様」であっても遊技者の期待は裏切ら
ない。もちろん、確定停止態様が「特定図柄態様」であ
れば、遊技者の遊技に対する興趣はより増大する。
によって遊技者に与える利益を異ならせるようにした場
合(例えば、特定図柄“三”が3つ揃ったときと,特定
図柄“五”が3つ揃ったときとで、遊技者に与える利益
を異ならせるようにした場合)、「再変動」前に「特定
停止態様」を視認した遊技者は、その後の「再変動」
中、どの特定図柄で「特定停止態様」が表示されるかど
うかを注目し、遊技に対する興趣がさらに高まる。
り停止態様となる場合、「再変動」開始(図3のt9)
以前のリーチ停止態様として、前回出現したリーチ停止
態様を再度表示する。このように、遊技結果が大当り停
止態様となる場合に同一のリーチ停止態様を連続させる
ことで、遊技者に対して、“大当り”となる可能性が高
いことを事前に報知することが可能となる。すなわち、
事前に大当り判定をしていなくても、前回のリーチ停止
態様出現時において既に大当り判定を行っていたかのよ
うな演出が可能となる。これによれば、前回のリーチ停
止態様を認識している遊技者にとっては、再度同一のリ
ーチ停止態様を認識することで、“大当り”になるので
はないかという期待感が高まる。なお、「再変動」前の
リーチ停止態様を前回のリーチ停止態様と同一とする処
理については、後述の「リーチ図柄取得処理」で説明す
る。
音は、特別遊技状態の一例の大当り状態及びリーチ状態
に移行する可能性がどの位あるかという情報を示す。す
なわち、大当り信頼度及びリーチ発展率の変化が、当該
予兆音の変化で示される。このような予兆音は、具体的
には上記第1音から第3音について予め定めた音(リズ
ム)の組合せにより構成される。
ム)の組合せとして、4種類のリズムパターン(リズム
A〜リズムD)が設定される。具体的には、図5に示す
ように、予兆音が“ドン・ドン・ドン”という音の組合
せで出力される“リズムA”、“ド・ドン・ドドン”と
いう音の組合せで出力される“リズムB”、“ドン・ド
ドン・ドドン”という音の組合せで出力される“リズム
C”、“ドドドド・ドドドド・ドン”という音の組合せ
で出力される“リズムD”である。
現率と、各種リズムパターンの大当り信頼度及びリーチ
発展率を示す。この図6では、“リズムD”,“リズム
C”,“リズムB”,“リズムA”の順番で大当り信頼
度が高い。“リズムD”は、リーチ発展率及び大当り信
頼度が共に100%であることを示す。
停止と同期して終了する(図3のt 5)。従って、この
予兆音の出力に同期して行われる特別図柄の停止動作
は、左図柄の停止動作と同様、予兆音の第1音で図柄を
一旦停止し、次の第2音でさらに1コマ先の図柄を一旦
停止し、そして、最後の第3音で、さらに1コマ先の図
柄で停止を確定する。
て行われる時(図3のt2〜t3で、以下「左図柄停止動
作時」という)及び右図柄の停止動作が予兆音に合わせ
て行われる時(図3のt4〜t5で、以下「右図柄停止動
作時」という)に表示されるキャラクタ51の動作も、
大当り状態及びリーチ状態に移行する可能性がどの位あ
るかという情報を示す。具体的には、左図柄停止動作時
および右図柄停止動作時に表示されるキャラクタ51の
動作の変化(動作パターン)によって、大当り信頼度及
びリーチ発展率を異ならせて報知する。
止動作時に表示されるキャラクタ51の動作パターンを
示す。ここでは、3種類の動作パターンが設定されてい
る。キャラクタ51の太鼓の叩き方と、キャラクタ51
の持つ撥(ばち)から発する光の色とで、“緑”、
“赤”及び“青”に区別される。これら3種類の動作パ
ターンによる演出表示を「叩き予兆」という。
兆(緑,赤,青)との組合せ毎の出現率、大当り信頼
度、及びリーチ発展率を示す。この図8に示すように、
どの予兆音が出力される場合でも、左図柄停止動作時の
「叩き予兆」及び右図柄停止動作時の「叩き予兆」が同
一内容で表示された場合は、大当り信頼度が高く設定し
ており、リーチ発展率については100%としている。
従って、音予兆でリーチ発展率等が認識できなくても、
このようなキャラクタの動作パターンで容易に認識でき
る場合もある。
停止してリーチ状態となった場合、“リーチ!!”との
表示の後、t6〜t7の間に表示される「リーチ発展示唆
表示」について説明する。これは、図9(B1)に示す
ように、リーチ図柄が半透明となりキャラクタ51等の
演出表示に代わって、“提灯”が表示される場合や、図
9(B2)に示すように、“花火”が表示される場合が
ある。この「リーチ発展示唆表示」は、その後行われる
リーチ演出がどのような演出パターンとなるのか、すな
わち、その後行われるリーチ演出が大当り信頼度の高い
ものとなるかどうかを示唆するものである。
「リーチ発展示唆表示」として“提灯”が表示された場
合は、その後、後述の図12に示す“神輿リーチ”、
“男比べリーチ”或いは“盆踊りリーチ”に発展する。
また、図9(B2)に示すように、「リーチ発展示唆表
示」として“花火”が表示された場合は、その後、大当
り信頼度の高い“金魚すくいリーチ”、“射的リーチ”
或いは“たこ焼きリーチ”へと発展する。
出」として複数の演出パターンが設定されている場合で
も、この「リーチ発展示唆表示」を見るだけで、その後
どの「リーチ演出」に発展するかについての大まかな予
想ができる。また、「リーチ発展示唆表示」が、大当り
信頼度の高い「リーチ演出」に発展することを示唆する
もの(上記“花火”)であれば、遊技者は、その「リー
チ発展示唆表示」を見た時点で大きな期待感を持ってそ
の後の「リーチ演出」に注目することとなり、遊技の興
趣が高まる。
は、「通常演出」から「リーチ演出」へ移行するときの
“つなぎ”としての役割もある。すなわち、“つなぎ”
としての「リーチ演出示唆表示」によって、「通常演
出」の終了と「リーチ演出」の開始を明確に遊技者に認
識させることができる。また、図9に示す具体例のよう
に、「リーチ発展示唆表示」の表示中は、背景が黒くか
つリーチ図柄が半透明になることから、「通常演出」の
終了画面をフェードアウトして上記「リーチ発展示唆表
示」を表示した後「リーチ演出」の開始画面をフェード
イン(又はカットイン)することで、映画の場面の移り
変わりのような表現が可能となる。
遊技の統一テーマを“祭り”に設定しているので、この
「リーチ発展示唆表示」で表示される内容が“提灯”又
は“花火”であることから、違和感のない“つなぎ”が
実現され、また、その後のリーチ演出での表示内容に対
する期待感を高めるという効果がより高められる。
「スクロール表示」は、「リーチ演出」への突入を盛り
上げる演出である。具体的には、表示画面3aに映し出
されている背景画像について、あたかもカメラの視点が
左右方向に移動するような背景画像の変化で表される。
われるスクロール画像の全範囲を示している。領域60
内に表示される画像は、表示画面3aに映し出される背
景画像となる。この領域60がスクロール画像上を左右
に移動して「スクロール表示」が行われる。
「リーチ演出」における背景画像(以下、「リーチ演出
背景画像」という)として表示される部分を示してい
る。
は、やぐらの組まれた“公園”を背景として表示してお
り、「リーチ演出」を開始すれば、その「リーチ演出」
の種類に応じた背景画像となるまで「スクロール表示」
が行われる。
合は、「リーチ演出背景画像」として“金魚すくい
屋”、“射的場”又は“たこ焼き屋”が表示画面3aに
表示される。後述の「リーチ演出」である“金魚すくい
リーチ”、“射的リーチ”及び“たこ焼きリーチ”は、
上記の各「リーチ演出背景画像」上でそれぞれ表示され
る。
合は、「リーチ演出背景画像」として“鳥居”又は“神
社”が表示される。後述の“男比べリーチ”及び“神輿
リーチ”は、上記の各「リーチ演出背景画像」上で表示
される。
踊りリーチ”に発展する場合は、「スクロール表示」は
行われず、「通常演出」中の背景画像である“公園”を
そのまま背景画像として演出表示が行われる。ここで、
図10はスクロールが左右方向に行われる場合の例であ
るが、スクロールは上下方向に行うようにしてもよい。
その場合の背景画像の例を図11に示す。
り”を統一テーマとした遊技機とは別の遊技機の場合に
ついて示し、ここでは、オフィスビル内部を遊技者(観
察者)側からの視点で表している。左右方向のスクロー
ルでは、観察者がオフィスビル内のフロアを左右に眺め
るような視点の移動で表わされ、上下方向のスクロール
は、観察者がエレベータに乗ったときに視点に入ってく
る背景の変化で表わされる。
チ演出」が行われる時の「リーチ演出背景画像」の種類
によって、大当り信頼度を異ならせるものとする。ま
た、上下階のどちらのフロアで「リーチ演出」が行われ
るかによって大当り信頼度を異ならせたり、左右方向の
「スクロール表示」時には、視点が左右のどちらの方向
に視点が移動するかによって大当り信頼度を異ならせる
ものとする。
画面3aに表示された場合の大当たり信頼度、背景画像
とそのスクロール方向、及び各「リーチ演出」が行われ
る前の「リーチ発展示唆表示」の対応関係を示してい
る。本実施例では、“ノーマルリーチ”、“神輿リー
チ”、“男比べリーチ”、“盆踊りリーチ”、“金魚す
くいリーチ”、“射的リーチ”、及び“たこ焼きリー
チ”の7種類の「リーチ演出」が設定されている。
場合、右端の“たこ焼き屋”をリーチ演出背景画像とす
る“たこ焼きリーチ”で20.59%と一番高く、続い
て“射的場”をリーチ演出背景画像とする“射的リー
チ”で10.73%、“金魚すくい屋”をリーチ演出背
景画像とする“金魚すくいリーチ”で6.54%の順番
である。また、左方向にスクロールする場合は、左端の
“神社前”をリーチ演出背景画像とする“神輿リーチ”
の大当り信頼度が、手前の“鳥居”をリーチ演出背景画
像とする“男比べリーチ”よりも高く設定されている。
また、「スクロール表示」が行われない“ノーマルリー
チ”及び“盆踊りリーチ”の大当り信頼度は、「スクロ
ール表示」が行われる場合よりも低く設定されている。
表示」のない場合に比べて「スクロール表示」のある方
が高く、また、「スクロール表示」のある場合でも、左
方向にスクロールする場合より、右方向にスクロールす
る方が大当り信頼度を高く設定している。さらに、左右
いずれの方向に「スクロール表示」が行われた場合であ
っても、スクロールの移動量が多くなる程、大当たり信
頼度が高設定している。例えば、右方向に「スクロール
表示」が行われた場合には、スクロールの移動量が最大
である“たこ焼き屋”をリーチ演出背景画像としたとき
の大当たり信頼度が高くなっている。
れる直前の「スクロール表示」の動向にも注目し、特に
大当り信頼度が高くなる右方向への「スクロール表示」
を期待し、さらには右端までの「スクロール表示」が行
われることを期待する。このように、「スクロール表
示」から大当り信頼度を把握可能とすることで、リーチ
状態発生後、「リーチ演出」に発展するまでの間の表示
画面3aの表示内容に対する興趣が高まる。
態様について説明する。
の通り、通常遊技中のやぐらの組まれた“公園”を背景
としたまま行われる。この時、キャラクタ51は、中図
柄が大当り停止態様を構成する図柄(以下、「大当り図
柄」という)で停止するように狙って太鼓を叩くような
動作を行い、その動作に合せた中図柄の変動後を行い、
停止する。上述の通り、中図柄の停止表示は、この“ノ
ーマルリーチ”の演出表示が終了した時点から所定時間
後に行われる。具体的には、キャラクタ51が大きく太
鼓を叩く演出表示によって“ノーマルリーチ”を終了し
た後、所定時間(0.056秒)後に中図柄が停止す
る。
と同様に、“公園”を背景としたまま行われ、三人の女
性キャラクタが“盆踊り”をする様子が表示される。こ
の“盆踊りリーチ”では、変動表示を継続中の特定の表
示領域内での図柄の動きが、演出表示の変化に応じて変
化する。具体的には、中図柄の動きがその真下に表示さ
れる女性キャラクタの動きに合せて変化する。この“盆
踊りリーチ”の表示画面を図13に示す。
ーチ”の開始時には、中央の女性キャラクタ52Cが正
面を向いて手拍子を開始する。この手拍子に合せて、中
図柄の変動表示が一旦停止して、正面で上下に弾むよう
な動作を行う。
性キャラクタ52Cが右側に手を払うような動きをし、
この動きに合せて中図柄は右側に半回転する。次に図1
3(C3)に示すように、女性キャラクタ52Cが左側
に手を払うような動きをし、この動きに合せてその中図
柄は左側に半回転する。
キャラクタ52Cが右方向に体全体を回転させると、こ
の動きに合せて中図柄も右方向に回転する。女性キャラ
クタ52Cが左方向に体全体を回転させると、この動き
に合せて特別図柄も左方向に回転する。
きを繰り返し、最後に図13(C5)に示すように、キ
ャラクタ52Cが“大きく両手を上げる”演出表示によ
って“盆踊りリーチ”が終了し、その後、変動表示中の
中図柄が大当り停止態様となる図柄を停止する。上述の
通り、中図柄の停止するタイミングは、この“盆踊りリ
ーチ”の演出表示が終了した時点から所定時間後とな
る。具体的には、キャラクタ52Cが“大きく両手を上
げる”演出表示を行って“盆踊りリーチ”を終了した
後、所定時間(0.056秒)後に中図柄が停止する。
なお、中図柄が大当り停止態様となる図柄で停止しない
場合、すなわち“ハズレ”の場合は、上述のように、キ
ャラクタ52Cが“大きく両手を上げる”演出表示は行
われず“盆踊りリーチ”が終了する。
スクロールされ、背景画像として“鳥居”が表示された
ときに行われ、当該「リーチ演出」中は、中央位置に表
示される女性キャラクタが、“左右の男性キャラクタの
どちらをパートナーとするかについて迷っている様子”
が表示され、最終的に、“主人公の男性キャラクタ(こ
の液晶表示装置での遊技において主人公として設定され
ている男性キャラクタ)に抱きつく様子”が表示されれ
ば、この“男比べリーチ”は終了し、その後(0.05
6秒後)、中図柄は大当り停止態様となる図柄で停止す
る。従って、女性キャラクタが、最終的に“主人公では
ない男性キャラクタに抱きつく様子”が表示されれば、
中図柄は大当り停止態様となる図柄では停止せず、“ハ
ズレ”となる。
に示すように特別図柄がハート型で表示され、そのハー
ト型の特別図柄が心臓の鼓動を示すかのように拡縮変動
するものとする。この図柄の拡縮変動は、女性キャラク
タにパートナーとして選ばれることを期待する主人公の
男性キャラクタの心境を表現しており、これは即ち、
“大当り”を期待する遊技者の心境を反映したものであ
る。
の左端までスクロールされ、背景画像として“神社”が
表示されたときに行われ、演出表示として大勢のキャラ
クタによる“神輿振り”の様子が表示される。この“神
輿リーチ”中は“神輿振り”によって上下に揺れる神輿
の動きに合せて中図柄が変動する。そして、このような
神輿の上下の動きに合せた図柄変動が繰り返され、所定
回数目(4回目)の図柄変動によって“神輿リーチ”が
終了し、その後(0.056秒後)中図柄が停止するも
のとする。この“神輿リーチ”の具体例については「変
動図柄固定処理」として後述する。
クロールされ、背景画像として“金魚すくい屋”が表示
されたときに行われ、当該「リーチ演出」中は、主人公
の男性キャラクタが“金魚すくいを行う様子”が表示さ
れる。当該キャラクタが金魚をすくい上げ、その金魚を
つかみとることができれば、“金魚すくいリーチ”の演
出表示は終了し、その後(0.056秒後)、中図柄を
大当り停止態様となる図柄で停止する。一方、主人公の
男性キャラクタが金魚をつかみとることができずに“金
魚すくいリーチ”の演出表示を終了すれば、その後
(0.056秒後)、中図柄は大当り停止態様となる図
柄では停止せず、“ハズレ”となる。
屋”よりさらに右側にスクロールされ、背景画像として
“射的場”が表示されたときに行われ、当該リーチ中
は、主人公の男性キャラクタが“射的を行う様子”が表
示され、最終的に的となる景品を倒すことができれば、
“射的リーチ”の演出表示は終了し、その後(0.05
6秒後)、中図柄を大当り停止態様となる図柄で停止す
る。一方、主人公の男性キャラクタが、的となる景品を
倒すことができずに“射的リーチ”の演出表示を終了す
れば、その後(0.056秒後)、中図柄は大当り停止
態様となる図柄では停止せず、“ハズレ”となる。
ロールされ、背景画像として“たこ焼き屋”が表示され
たときに行われる。そして、この“たこ焼きリーチ”と
なれば、3つの左,右,中図柄はそれぞれ“たこ焼き”
で表され、キャラクタ51が“たこ焼き”で表される特
別図柄をひっくり返す様子で表示される。従って、“た
こ焼き”がひっくり返される度に、図柄が変動するよう
な表示となる。
変動の具体例(大当り停止態様となる場合)について、
図14のタイムチャートに示す。
図柄“三”で停止してリーチ停止態様を表示した後、中
図柄が左右のリーチ図柄と異なる非特定図柄“二”を停
止する。
順番で左,右,中図柄を表す“たこ焼き”をひっくり返
すことで左,右,中図柄がそれぞれ変動し、そして、左
図柄→右図柄の順番で停止して非特定図柄“四”による
リーチ停止態様を表示した後、中図柄が左右と異なる特
定図柄“三”を停止する。
番で左,右,中図柄を表す“たこ焼き”をひっくり返す
ことで左,右,中図柄がそれぞれ変動し、そして、左図
柄→右図柄の順番で停止して特定図柄“五”によるリー
チ停止態様を表示した後、中図柄が左右と異なる非特定
図柄“四”を停止する。
“たこ焼き”のみをひっくり返すことで中図柄が変動
し、左,右図柄と同じ特定図柄“五”を停止する。すな
わち、特定図柄“五”が揃った「特定停止態様」を表示
する。
柄を表す“たこ焼き”を一斉にひっくり返すことで左,
右,中図柄がそれぞれ変動し、その後、特定図柄“三”
を3つ揃えた「特定停止態様」で停止する。以上で、
“たこ焼きリーチ”は終了となる。
「リーチ演出」中、中図柄だけでなく、左,右図柄につ
いても変動表示が行われる。上記の例のように、「特定
図柄」でリーチ状態となった場合でも、数回にわたる変
動で、「非特定図柄」でリーチ停止態様を表示すること
もあるので、非常に変化の激しい演出となる。さらに、
遊技者は、最終的な大当り停止態様(再変動前の大当り
停止態様)が最初のリーチ停止態様どおり、「特定停止
態様」となってくれるかどうかが気になり、最後まで変
動表示に注目することとなる。
者の期待感を裏切ることのない遊技結果となるように、
最初のリーチ停止態様が「特定図柄」で構成されている
場合は、最終的な大当り停止態様も「特定停止態様」と
することとしている。すなわち、最初のリーチ停止態様
が「特定図柄」で構成されている場合は、最終的な大当
り停止態様は「非特定停止態様」となるようなことのな
いようにする。
面3aでの演出表示及び効果音についての変化の流れを
示すタイムチャートである。この特別遊技状態は、前述
の通り、「再変動」後、確定停止態様が表示された後に
移行される遊技者にとって有利な遊技状態である。
る「大当り遊技開始画面」を表示画面3aに表示すると
共に、効果音として“ファンファーレ”を流す
(t13)。続いて、大当り遊技の“第1ラウンド”開始
を報知する「ラウンド数報知画面」を表示画面3aに表
示し(t14)、大入賞口5を開成状態とする(t15)。
点(t15)からV入賞が成立する時点(t16)までは、
後述の「V誘導メッセージ」を表示画面3aに表示し、
V入賞が成立した時点(t16)から、大入賞口5が閉鎖
する(“第1ラウンド”終了)時点(t17)までは、各
ラウンド用(ここでは、“第1ラウンド”用)に予め設
定した演出画面(以下、「開放画面」という)を表示す
る。なお、各ラウンドの終了条件は、上述の通り、大入
賞口5への10球入賞或いは大入賞口5の開成後30秒
経過である。
メッセージ」、及び各ラウンド用の「開放画面」は“第
16ラウンド”が終了する時点(t61)まで繰り返し行
われる。“第16ラウンド”終了後は特別遊技状態の終
了を報知する「大当り遊技終了画面」を表示画面3aに
表示すると共に、特別遊技状態の終了を報知する効果音
(大当り遊技終了音)を流す。
2種類の効果音(V入賞成立音1,V入賞成立音2)が
設定されており、図15に示すように、V入賞成立
(「Vゾーン」への遊技球入賞)毎にこれら2種類の効
果音を相互に切り換える。すなわち、大入賞口5が開成
状態となった後、「Vゾーン」となった大入賞口5への
遊技球通過毎にスピーカから出力される音が変化する。
このため、特別遊技状態中の効果音の単調さを解消する
ことができる。また、V入賞成立毎に音が変化するの
で、遊技者はV入賞成立により特別遊技状態の継続が確
定したことを確実に認識することができると共に、特別
遊技状態中の効果音がバランスのよいタイミングでの変
化するので、特別遊技状態中の大当り遊技がテンポよく
行われ、遊技全体として興趣を高めることができる。
の遊技状態が「V入賞成立可能期間」であるか否か、す
なわち大入賞口5が「Vゾーン」となっているかどうか
を確実に認識させ、V継続を確実に果たさせる操作を行
わせるための案内表示(「V誘導メッセージ」という)
を表示画面3aに表示する。ここで、前述の通り、「V
入賞成立可能期間」は、大入賞口5が開成状態となった
時点からの5秒間と、大入賞口5が開成状態となった時
点から15秒経過後20秒経過するまでの5秒間であ
る。
示タイミングを図16に示す。大入賞口5が開成状態と
なれば、表示画面3aには、“3人の女性による盆踊り
の様子”を表わす演出表示と“○秒以内に玉を入れて
ね”との「V誘導メッセージ」が表示される(D1)。
この「V誘導メッセージ」は、五秒以内に大入賞口5に
遊技球を入賞させればV継続を果たすことができる旨を
報知するものである。また、「V入賞成立可能期間」
中、「V誘導メッセージ」は、「五秒以内に玉を入れて
ね」→「四秒以内に玉を入れてね」→「三秒以内に玉を
入れてね」→「二秒以内に玉を入れてね」→「一秒以内
に玉を入れてね」というようなカウントダウン表示を行
い、遊技者が「V入賞成立可能期間」の残時間を確実に
把握できるような報知を行う。なお、大入賞口5が開成
状態となった時点から5秒以内に大入賞口5に遊技球の
入賞を果たせた場合、その時点で、表示画面3aには、
上記「V誘導メッセージ」を表示する画面に代えてV入
賞の成立を遊技者に報知する「開放画面」(図示せず)
が表示される。
から五秒経過してもV入賞が成立していない場合、その
後、再びV入賞成立可能期間となるまで(大入賞口5が
開成状態となった時点から5秒経過後15秒経過するま
での10秒間)は、表示画面3aには、“3人の女性に
よる盆踊りの様子”を表わす演出表示と“あと○秒待っ
てね!”という遊技球を発射せずに待機を促すメッセー
ジ表示(以下、「待機メッセージ」という)が表示され
る(D2)。これは、V入賞を成立させるためには、あ
と○秒待つ必要があることを報知するものである。
「V誘導メッセージ」と同様に、「あと十秒まってね
!」→「あと九秒まってね!」→…→「あと二秒まって
ね!」→「あと一秒まってね!」というようなカウント
ダウン表示を行い、遊技者が、V入賞成立が不可能な期
間を確実に把握できるような報知を行う。
り、遊技者は、「V入賞成立可能期間」外の期間に遊技
球を発射してしまい、例えばその間に10個の遊技球が
大入賞口5に入賞してしまい、V入賞が成立せずに特別
遊技状態が終了してしまうという不利益を受けることが
ない。
る電気回路部を示すブロック図である。
は、大きく主制御部と副制御部に分けられ、この図17
に示すように、制御手段としての電気回路部は、主制御
部を構成する主基板30と、副制御部を構成する、図柄
制御基板31、音制御基板32、賞球制御基板33、お
よび中継基板34とからなる。
を制御するための制御回路を内部に構成している。この
制御回路には、制御用のプログラムを記憶している読み
出し専用の記憶手段としてのROM(Read Only Memor
y)と、読み書き可能な記憶手段としてのRAM(Rando
m Access Memory)と、上記ROMに記憶されているプ
ログラムに従って制御動作を実行する中央処理装置とし
てのCPU(Central Processor Unit)とが設けられて
いる。ここで、主基板30内のCPU、ROM及びRA
Mを、後述の図柄制御基板31内のCPU等と区別する
ために、以下、メインCPU30a、メインROM30
b及びメインRAM30cとする。このメインCPU3
0aは、リセット信号の入力により上記メインROM3
0bに記憶している制御用のプログラムの先頭からの処
理を実行する。
には、遊技球の検知手段として、通過球ゲート6a,6
bでの遊技球の通過を検出する通過球センサ20、始動
入賞口4での遊技球の入賞を検出する始動入賞球センサ
22、大入賞口5での遊技球の入賞を検出する大入賞球
センサ25、一般入賞口13a,13b,13c,13
d,13fでの遊技球の入賞を検出する入賞球センサ2
1、図示しない球発射装置からの発射球を検出する発射
球センサ23、及び発射されたが遊技盤面上に到達しな
いで戻ってきた遊技球を検出する戻り球センサ24が接
続される。また中継基板34には、アクチュエータとし
て、LED表示装置2、盤面サイドランプ14a,14
b等が接続されるランプ表示装置41、始動入賞口4、
及び大入賞口5が接続されている。
検知信号は上記主基板30内のメインCPU30aに入
力され、その検知信号の入力に応じて上記の各種アクチ
ュエータがそれぞれ駆動制御される。また、図柄制御基
板31、音制御基板32、及び賞球制御基板33に対し
てもそれぞれ制御命令が送信される。
ト6a,6bでの遊技球通過による検知信号を出力する
と、上記主基板30内のメインCPU30aは、この検
知信号に応じ、LED表示装置2での遊技に関する入賞
判定を行う。そして、その判定結果に基づいてLED表
示装置2の表示を制御する。
の遊技球入賞による検知信号を出力すると、上記主基板
30内のメインCPU30aは、この検知信号に基づい
て生成した液晶表示装置3での遊技に関する各種制御実
行命令(実行コマンド)を図柄制御基板31に送信す
る。そして、当該実行コマンドを受信した図柄制御基板
31は、液晶表示装置3で表示すべき画像データを生成
し、該画像データを基に表示制御を行う。
受信した実行コマンドを基に表示すべき画像データを生
成し、該画像データの表示制御を実行するための制御回
路を構成する。この図柄制御基板31内には、主基板3
0から受信した実行コマンドの解釈および後述のVDP
31dのパラメータ設定を行うサブCPU31aと、図
柄制御基板31内で実行する制御プログラムを格納する
プログラムROM31bと、上記制御プログラムを実行
するときの一時的な記憶手段としてのワークRAM31
cと、画像を形成するためのドットデータを格納する画
像ROM31eと、サブCPU31aで設定されたパラ
メータに応じて画像ROM31e内のドットデータを読
み込み表示すべき画像データを生成するVDP(Video
DisplayProcessor)31dと、VDP31dで生成され
た画像データをRGB信号に変換するD/A変換器31
gと、制御プログラムが異常な処理ルーチンに入ったこ
とを検出する一方、正常な処理ルーチン中は所定時間内
にサブCPU31aおよびVDP31dを初期状態に戻
すためのリセット命令を発生するウォッチドッグタイマ
機能を有するCTC(Count Timer Controller)31f
と、該CTCからのリセット命令によりリセット信号を
発生するリセットIC31hとが設けられている。
4での遊技球入賞を検知したとき、主基板30内のメイ
ンCPU30aは、液晶表示装置3での遊技に関する入
賞判定を行う。そして、その判定結果が入賞であれば、
大入賞口5の扉を開いて遊技球が人賞しやすい上記開状
態に変換する。
て主基板30から出力される音発生指令信号に応じて、
音データを生成し、生成した音データを音発生手段とし
てのスピーカ40に出力する。スピーカ40は、入力さ
れた音データにより音を発生する。
基板30から出力される払い出し指令信号に応じて、賞
球装置43を駆動させ、パチンコ球を払い出す。
行われる制御処理について説明する。
技制御処理(ST1〜ST7)」を繰り返し行うととも
に、「割込み許可フラグ」がセットされていることを条
件に定期的(例えば3ms毎)に、図19に示す「割込
み処理(ST10〜ST20)」を行う。
は、最初に「割込み許可フラグ」をセットし(ST
1)、続いて「停止図柄選択用乱数カウンタ」及び「リ
ーチ判定用乱数カウンタ」の更新処理を行う(ST
2)。
の乱数カウンタの更新範囲を示し、「停止図柄選択用乱
数カウンタ」の更新範囲は“0〜13”で、「リーチ判
定用乱数カウンタ」の更新範囲は“0〜9”となってい
る。
当り”を発生させるか否かの大当り判定での判定結果が
“ハズレ”のときに表示画面3aにどの図柄を停止表示
するかの選択に用いられる。当該カウンタは、更新処理
毎にカウントアップ(+1加算)され、0からその上限
値13までカウントアップし、再度0からカウントアッ
プしなおすように構成されている。なお、この「停止図
柄選択用乱数カウンタ」は、「左停止図柄選択用乱数カ
ウンタ」、「中停止図柄選択用乱数カウンタ」、及び
「右停止図柄選択用乱数カウンタ」の3つのカウンタで
構成され、それぞれ別個に更新処理を行う。
定結果が“ハズレ”のとき、左,右図柄が停止したとき
にリーチ状態とするかどうかの判定に用いられ、0から
その上限値9までカウントアップし、再度0からカウン
トアップしなおすように構成されている。
ーチェック処理」についての実行コマンドが送信中であ
るかどうかを判別し(ST3)、送信中であれば、上記
ST1に戻り、送信中でなければ、「エラーチェック処
理」についての実行コマンドを生成し(ST4)、生成
された実行コマンドに基づき「エラーチェック処理」を
実行する(ST5)。そして、エラー発生中かどうかを
判別し(ST6)、エラー発生中であれば、上記ST1
に戻り、エラー発生中でなければ、後述の図21及び図
22に示す「特別図柄ゲーム制御処理」を実行する(S
T7)。
各レジスタを退避させる(ST10)。
「大当り図柄選択用乱数カウンタ」、及び「第1演出表
示選択用乱数カウンタ」の更新処理を行う(ST1
1)。
示装置3での遊技結果を“大当り”とするか否かの判定
(大当り判定)に用いられ,図20に示す“0〜33
4”の間で更新処理を行う。
記大当り判定で“大当り”のときの液晶表示装置3に表
示する大当り停止態様の選択時に用いられ、図20に示
す“0〜13”の範囲で更新処理を行う。
後述の第1演出表示の選択時に用いられ、図20に示す
“0〜1023”の範囲でカウント値の更新処理を行
う。
イマの更新処理が実行され(ST12)、続いて各種入
力信号の処理が実行される(ST13)。このST13
の処理では、通過球センサ20,入賞球センサ21,始
動入賞球センサ22等の各種センサからの入力信号に応
じた処理が実行される。通過球センサ20からの入力信
号がある場合は、後述の「普通図柄処理」を実行すべく
制御命令を出力し、入賞球センサ21からの入力信号が
ある場合は、後述の「払出し処理」を実行すべく制御命
令を出力する。始動入賞球センサ22からの入力信号が
ある場合は、「払出し処理」と共に液晶表示装置3での
遊技開始条件である始動入賞記憶数の加算処理として、
ST11で更新された「大当り判定用乱数カウンタ」等
のカウント値を読み出し、その値をメインRAM30c
の所定アドレスに転送する。
処理(これを「普通図柄処理」という)を実行する(S
T14)。この「普通図柄処理」では、LED表示装置
2で行われる変動表示についての入賞判定が行われ、そ
の判定結果に基づいてLED表示装置2の表示が制御さ
れる。
の装飾装置についての制御処理である「装飾制御処理」
を実行し(ST15)、続いてST13の処理により出
された払出し要求に応じた入賞球(パチンコ球)の払出
しを行う処理(「払出し処理」)を実行する(ST1
6)。次に、各種装置から発生されるエラー信号を処理
する「エラー処理」を実行し(ST17)、そして各種
の送信データを出力する処理(「送信データ出力処
理」)を実行して(ST18)、ST10で退避した各
レジスタを復帰させる(ST19)。
て(ST20)、「割込み処理」を終了する。
21及び図22のフローチャートを参照して説明する。
T21)、始動入賞記憶がないとの判別であれば、以下
の処理を行う。
変動表示による遊技(以下、「通常遊技」という)との
切換タイミングを管理する「デモ表示切換タイマ」が所
定時間をカウントして、デモ表示への切換命令を出力し
ているかどうか判別し(ST22)、切換命令を出力し
ていると判別すれば、続いて、デモ表示が表示中である
かどうか判別し(ST23)、デモ表示が表示中であれ
ば通常遊技に切換え(ST24)、通常遊技中であれば
デモ表示に切換える(ST25)。
判別であれば、以下の処理を行う。
定アドレスに記憶された「大当り判定用乱数カウンタ」
のカウント値を「大当り判定用乱数」として読み出し、
メインROM30b内の「大当り判定テーブル」を参照
して“大当り”か否かを判定する(ST26)。
み出した「大当り判定用乱数」が、“7”の場合は“大
当り”の判定となり、「大当り判定用乱数」が“0〜
6”又は“8〜334”の場合は“ハズレ”の判定とな
る。
述のST11で更新された「大当り図柄選択用乱数カウ
ンタ」のカウント値を「大当り図柄選択用乱数」として
読み出す。そして、メインROM30b内の「大当り図
柄選択テーブル」を参照して、予め定められた大当り停
止態様の中から一つを選択する(ST32)。
示す。この図24に示すように、本実施例では12種類
の特別図柄を備え、大当り停止態様はそれらの各特別図
柄が3つ揃った停止態様である。なお、この大当り停止
態様を液晶表示装置3に表示するための画像データは、
図柄制御基板31の画像ROM31e内に記憶されてい
る。
前述のST11で更新された「第1演出表示選択用乱数
カウンタ」のカウント値を「第1演出表示選択用乱数」
として読み出し、メインROM30b内の「大当り用演
出表示選択テーブル(図25)」を参照し、表示すべ
き第1演出表示を選択する(ST33)。
ブル」は、予兆音の種類及びリーチ演出の種類の組合せ
毎に各々乱数値範囲が割り当てられている。例えば、図
25に示す「大当り用演出表示選択テーブル」の場
合、読み出された「第1演出表示選択用乱数」が“0〜
16”であれば、予兆音として“リズムA”が、リーチ
演出として“ノーマルリーチ”が選択される。ここで、
予兆音の“リズムD”については、この図25に示す
「大当り用演出表示選択テーブル」にのみ設定されてい
るので、予兆音として“リズムD”が選択された場合
は、大当り信頼度が100%となる。また、この図25
において、“リズムC”と“射的リーチ”の組合せ、
及び“リズムC”と“たこ焼きリーチ”の組合せについ
ては、乱数幅が広く設定されていることから、これら2
つの組合せのいずれかが演出された場合は大当たり信頼
度が高い。
は、前述のST2の処理で更新した「リーチ判定用乱数
カウンタ」のカウント値をリーチ判定用乱数として読み
出し、メインROM30b内の「リーチ判定テーブル」を
参照して、リーチの有無(変動表示をリーチ状態にする
か否か)を判定する(ST27)。
す。読み出した「リーチ判定用乱数」が“0”であれば
“リーチ有”と判定され、「リーチ判定用乱数」が“1
〜9”の場合は“リーチ無”と判定される。
合は、前述のST2で更新した「左停止図柄選択用乱数
カウンタ」、「中停止図柄選択用乱数カウンタ」及び
「右停止図柄選択用乱数カウンタ」のカウント値を「左
停止図柄選択用乱数」、「中停止図柄選択用乱数」及び
「右停止図柄選択用乱数」としてそれぞれ読み出し、メ
インROM30b内の「左停止図柄選択テーブル」、
「中停止図柄選択テーブル」及び「右停止図柄選択テー
ブル」を参照して、左停止図柄,中停止図柄,及び右停
止図柄をそれぞれ選択する(ST30)。ここで、「左
停止図柄選択テーブル」、「中停止図柄選択テーブル」
及び「右停止図柄選択テーブル」を図27に示す。
ず、読み出した「左停止図柄選択用乱数」を基に「左停
止図柄選択テーブル」より左停止図柄を選択する。ここ
で、このST30の停止図柄選択処理は“リーチ有”の
場合であるので、右停止図柄は左停止図柄と同一の図柄
を選択する。そして、読み出した「中停止図柄選択用乱
数」を基に「中停止図柄選択テーブル」より中停止図柄
を選択する。ここで、このST30の停止図柄選択処理
は“ハズレ”の場合であるので、選択された中停止図柄
が左,右停止図柄と同一であれば一コマずらした図柄を
中停止図柄とする。
有ハズレ”の場合の停止態様が決定すれば、続いて、前
述のST11で更新された「第1演出表示選択用乱数カ
ウンタ」のカウント値を「第1演出表示選択用乱数」と
して読み出し、メインROM30b内の「リーチ有ハズ
レ用演出表示選択テーブル(図25)」を参照して、
表示すべき第1演出表示を選択する(ST31)。この
ST31で選択される第1演出表示は、図25に示す
とおり、予兆音の種類及びリーチ演出の種類の組合せ毎
に各々乱数値範囲が割り当てて構成される。
場合は、上記ST30と同様、前述のST2の処理で
「左停止図柄選択用乱数カウンタ」、「中停止図柄選択
用乱数カウンタ」及び「右停止図柄選択用乱数カウン
タ」のカウント値を「左停止図柄選択用乱数」、「中停
止図柄選択用乱数」及び「右停止図柄選択用乱数」とし
てそれぞれ読み出し、メインROM30b内の「左停止
図柄選択テーブル」、「中停止図柄選択テーブル」及び
「右停止図柄選択テーブル」を参照して、左停止図柄,
中停止図柄,及び右停止図柄をそれぞれ選択する。ここ
では、上記ST30での図柄選択処理とは異なり、ま
ず、読み出した「左停止図柄選択用乱数」及び「中停止
図柄選択用乱数」を基に左停止図柄及び中停止図柄を選
択し、続いて、読み出した「右停止図柄選択用乱数」を
基に右停止図柄を選択し、該右停止図柄が左停止図柄と
同一であれば、一コマずらした図柄を右停止図柄として
選択する(ST28)。
択すれば、続いて、前述のST11で更新された「第1
演出表示選択用乱数カウンタ」のカウント値を「第1演
出表示選択用乱数」として読み出し、メインROM30
b内の「リーチ無ハズレ用演出表示選択テーブル(図2
5)」を参照して、表示すべき第1演出表示を選択す
る(ST29)。
は、図25に示すとおり、予兆音の種類のみで構成さ
れ、各予兆音毎に各々乱数値範囲が割り当てられてい
る。
音及びリーチ演出の組合せからなる第1演出表示とが決
定すれば、この選択に基づいて液晶表示装置3での表示
を制御するための実行コマンドである「図柄変動コマン
ド」及びスピーカでの音出力を制御するための実行コマ
ンドである「音出力コマンド」を生成し(ST34)、
「図柄変動コマンド」を図柄制御基板31に、「音出力
コマンド」を音制御基板32にそれぞれ送信する(ST
35)。
“大当り”の判定がされているかどうか判別し(ST3
6)、“ハズレ”の判定であれば後述のST45に移行
し、大当り判定であれば、続いて、“大当り”を報知す
る音(ファンファーレ)をスピーカ40から出力すべく
音制御基板32を制御すると同時に、特別遊技状態に移
行したことを報知する「大当り遊技開始画面」を液晶表
示装置3に表示すべく図柄制御基板31を制御する「大
当りファンファーレ処理」を実行する(ST37)。
第1ラウンドの開始を報知する「ラウンド数報知画面」
の表示への切換タイミングを管理する「ラウンド表示切
換タイマ」の所定時間カウントし、当該「ラウンド表示
切換タイマ」の所定時間経過確認により「大当り遊技開
始画面」から「ラウンド数報知画面」への切換えを実行
する処理(ラウンド表示切換時間チェック処理)を行う
(ST38)。
ラウンド当りの実行時間(30s)、「ラウンド数報知
画面」の表示実行時間、「V入賞可能期間」等の大当り
遊技に関する時間管理処理(大当り遊技時間チェック処
理)を実行する(ST39)。この処理により、大当り
遊技1ラウンド当りの実行時間の経過を確認したとき
は、大入賞口5の扉を閉鎖し、「ラウンド数報知画面」
の表示実行時間の経過を確認したときは、大入賞口5の
扉を開成する処理(大入賞口開閉処理)を行う(ST4
0)。なお、大当り遊技1ラウンド当りの実行時間の経
過を確認する前であっても、大入賞口5に10個の遊技
球が入賞すれば大入賞口5を閉鎖する。
は、次に行われる大当り遊技のラウンド数を報知する
「ラウンド数報知画面」を表示し、ST40で大入賞口
5の扉を開放したときは、ST39の「大当り遊技時間
チェック処理」に応じて、前述の「V誘導メッセー
ジ」、「待機メッセージ」又は「開放画面」を表示する
処理(大当り遊技表示処理)を実行する(ST41)。
か判別し(ST42)、開放中であれば、上記ST39
の処理に戻って大当り遊技を継続し、開放中でなけれ
ば、「V入賞可能期間」中に大入賞口5への遊技球の入
賞がありV入賞が成立したかどうか判別し(ST4
3)、V入賞が成立していれば、上記ST39の処理に
戻って大当り遊技を継続する。V入賞が成立していなけ
れば、大当り遊技を終了する(ST44)。
にV入賞成立音の種類が切り換えられるが、これは、上
記ST43の「V入賞信号チェック処理」により実行さ
れる。この「V入賞信号チェック処理」を図28のフロ
ーチャートに示す。
の遊技球入賞(V入賞成立)があり、この遊技球入賞に
ついての検知信号(「V入賞信号」)の入力を確認すれ
ば(ST46)、V入賞成立音を切り換える処理(「V
入賞成立音切換処理」)を実行する(ST47)。ここ
で、「V入賞成立音切換処理」は、上記「V入賞信号」
の入力があるまでのV入賞成立音が“V入賞成立音1”
であれば“V入賞成立音2”に切り換え、上記「V入賞
信号」の入力があるまでのV入賞成立音が“V入賞成立
音2”であれば“V入賞成立音1”に切り換える。さら
に、上記「V入賞信号」の入力により、それまで液晶表
示装置3に表示されていた「V誘導メッセージ」又は
「待機メッセージ」を、「開放画面」に切り換える(S
T48)。そして、次の「V入賞信号」の入力を監視す
るV入賞信号入力待機状態とする(ST49)。
31で行われるメイン処理(図柄制御基板メイン処理)
を示し、その処理フローについて、以下に説明する。
動作の初期設定(ST50)、ワークRAM31c内の
記憶データのクリア(ST51)、VDP31dの動作
の初期設定(ST52)をそれぞれ実行する。
RAM31cに格納されているコマンドデータを読み出
し分析処理(「受信コマンド分析処理」)を実行する
(ST53)。この「受信コマンド分析処理」では、読
み出したコマンドデータの解釈およびVDP31dのパ
ラメータ設定を行う。ここで、サブCPU31aは、図
30に示す「コマンド割込管理処理」によって主基板3
0から送られてくるコマンドデータを常時監視してい
る。
は、コマンドデータの受信を確認すれば(ST58)、
随時、図柄制御基板31内のワークRAM31cにその
受信したコマンドデータを格納し(ST59)、その
後、コマンドデータの受信待機状態とする(ST6
0)。このコマンドデータは、前述のST34で生成さ
れた「図柄変動コマンド」で、特別図柄の変動表示を制
御するための「特別図柄変動実行コマンド」と、演出表
示としてのアニメーションの表示を制御するための「ア
ニメーション表示実行コマンド」とで構成される。
信コマンド分析処理」で設定されたパラメータに応じた
画像データをVDP31dで生成し、その生成した画像
データを基に液晶表示装置3で行う特別図柄の変動表示
に関する制御処理(「特別図柄制御処理」)を実行する
(ST54)。続いて、演出表示としてのアニメーショ
ン表示を制御する処理(「アニメーション表示制御処
理」)を実行する(ST55)。
を抽出するための「第2演出表示選択用乱数カウン
タ」、及び、後述の「第3演出表示選択用乱数」を抽出
するための「第3演出表示選択用乱数カウンタ」の更新
処理を実行する(ST56)。ここで、「第2演出表示
選択用乱数カウンタ」は“0〜127”の範囲(図2
0)で、「第3演出表示選択用乱数カウンタ」は“0〜
255”の範囲(図20)でそれぞれ更新処理が行われ
る。
ーム終了したことを示す「1フレーム処理フラグ」がセ
ットされているかどうか判別し、“YES”であれば、
上記ST53の処理に戻り、“NO”であれば、上記S
T56の処理に戻る(ST57)。
で行われる「特別図柄制御処理」について示す。
「特別図柄変動シーケンス管理処理」(ST61)で設
定された各種設定に基づき、表示画面3aの各表示領域
50L〜50Rにおける特別図柄の変動表示についての
制御処理(「特別図柄変動表示処理」)を実行する(S
T62〜ST64)。
で行われる「特別図柄変動シーケンス管理処理」につい
て示す。
では、プログラムROM31bで定義されているコマン
ドデータのうちの「特別図柄変動実行コマンド」を読み
出し、そのコマンドデータに応じた処理を実行する。
ド」の例を図33に示す。この図33に示すように「特
別図柄変動実行コマンド」は複数の実行コマンドで構成
され、各実行コマンドはシーケンスアドレスの順番に処
理される。
ーケンス管理処理」では、毎回、実行コマンド“WAI
T”で設定された「特別図柄変動シーケンス管理タイ
マ」を減算し(ST70)、当該タイマが0になった時
(ST71で“YES”)、セットされているシーケン
スアドレスの実行コマンドを読み出して(ST72)、
当該実行コマンドに応じた処理を行うことにより上記
「特別図柄変動表示処理」についての各種設定を行う
(ST73)。
るシーケンスアドレスをセットする(ST74)。
される各実行コマンドについて図34に示す。
きは、その実行コマンド“WAIT”の設定値(n)に
基づき、「特別図柄変動シーケンス管理タイマ」を設定
する。
たときは、特別図柄の変動表示を現在の状態を保持する
ように設定する。
読み出したときは、その実行コマンドの設定値(n)に
基づき、第1停止図柄としての左図柄を所定の図柄に書
き換える。具体的には、実行コマンド“CHANGE_
1st”を読み出した瞬間に左図柄(図21のST2
8、ST30、又はST32のいずれかの処理で選択さ
れた左停止図柄)からnコマ手前の図柄に書き換える。
また、“CHANGE_2nd”を読み出したときは、
その実行コマンドの設定値(n)に基づき、第2停止図
柄としての右図柄を所定の図柄に書き換え、“CHAN
GE_3rd”を読み出したときは、その実行コマンド
の設定値(n)に基づき、第3停止図柄としての中図柄
を所定の図柄に書き換える。
H”を読み出したときは、その実行コマンドの設定値
(n)に基づき、第3停止図柄としての中図柄をリーチ
図柄からnコマ手前の図柄に書き換える。
したときは、その実行コマンドの設定値(n)に基づ
き、左図柄の変動パターンを設定し、実行コマンド“S
ET_2nd”を読み出したときは、その実行コマンド
の設定値(n)に基づき、右図柄の変動パターンを設定
し、実行コマンド“SET_3rd”を読み出したとき
は、その実行コマンドの設定値に基づき、中図柄の変動
パターンを設定する。
ET”を読み出したときは、その実行コマンドの設定値
に基づき、特別図柄の配置パターンについての変更処理
を行う。
d”を読み出したときは、その実行コマンドの設定値に
基づき、中図柄の配置パターンについての変更処理を行
う。
T_3rd”を読み出したときは、その実行コマンドの
設定値に基づき、リーチ演出に応じた中図柄の変動パタ
ーンについての選択処理を行う。例えば、上記“盆踊り
リーチ”の場合、リーチ演出中に中図柄が左右に半回転
したり、回転するといった変動パターンの選択処理を行
う。
BOL_GET”を読み出したときは、「確定図柄」が
大当り図柄となる場合、「再変動」開始(図3のt10)
前のリーチ図柄を前回出現したリーチ図柄とする「リー
チ図柄取得処理」が実行される。なお、この実行コマン
ド“REACH_SYMBOL_GET”は、前述の大
当り判別が“大当り”であるとき(図21のST26で
“YES”)、又は“リーチ有ハズレ”であるとき(図
21のST27の処理で“NO”)にのみ処理される実
行コマンドである。
ーチ停止態様を前回出現したリーチ停止態様と同一とす
ることで大当り信頼度の高いことを報知するが、「再変
動」後の確定停止態様が「特定停止態様」であるか否か
でその処理は異なる。例えば、前回出現したリーチ停止
態様と今回の遊技におけるリーチ停止態様とを同一にす
るとき、「再変動」後の確定停止態様が「特定停止態
様」である場合は、前回のリーチ停止態様が「特定図
柄」の組合せ又は「非特定図柄」の組合せのどちらであ
っても、「再変動」前のリーチ停止態様を前回のリーチ
停止態様と同一とする。一方、「再変動」後の確定停止
態様が「特定停止態様」でない場合(すなわち、「非特
定停止態様」である場合)は、前回のリーチ停止態様が
「非特定図柄」の組合せであれば「再変動」前のリーチ
停止態様を前回のリーチ停止態様と同一とするが、前回
のリーチ停止態様が「特定図柄」の組合せである場合は
「再変動」前のリーチ停止態様を「非特定図柄」の組合
せに変更する。
フローチャートについて示す。
(前回のリーチ図柄取得処理において記憶された)リー
チ停止態様を読み出し(ST100)、該リーチ停止態
様を「リーチ停止態様(旧)」としてワークRAM31
c内に記憶する(ST101)。
の処理において選択され、ワークRAM31c内に記憶
された今回の遊技における確定停止態様を読み出し(S
T102)、該確定停止態様を「リーチ停止態様
(新)」としてワークRAM31c内に記憶する(ST
103)。
において、“大当り”の判別がされているかどうかを判
別し(ST104)、“大当り”であれば、続いて、上
記ST56(図29)で更新された「第3演出表示選択
用乱数カウンタ」のカウント値を読み出し(ST10
6)、そのカウント値が“180”より大きいか否かを
判別する(ST107)。この判別で“NO”の場合、
すなわちカウント値が“0〜180”の範囲に属する場
合は、前回出現したリーチ停止態様を今回の遊技におけ
る「再変動」前のリーチ停止態様として再表示する処理
(ただし、今回の確定停止態様が「特定停止態様」でな
く、かつ前回のリーチ停止態様が「特定停止態様」であ
る場合を除く)を行うためにST108の処理へと移行
する。一方、ST107の判別で“YES”の場合、す
なわちカウント値が181〜255の範囲に属する場合
は、「再変動」前のリーチ停止態様として前回のリーチ
停止態様を再表示しない場合で、ST111の処理へと
移行する。すなわち、“大当り”の判別がされても、必
ずしも前回のリーチ停止態様を再表示するものではな
い。
別された場合、前述のST32(図21)の処理で選択
されワークRAM31cに記憶された確定停止態様が
「特定停止態様」であるかどうかを判別する(ST10
8)。確定停止態様が「特定停止態様」であれば(ST
108の判別で“YES”の場合)、「リーチ停止態様
(旧)」を読み出し(ST110)、該「リーチ停止態
様(旧)」を「再変動」前のリーチ停止態様として格納
する(ST116)。すなわち、確定停止態様が「特定
停止態様」であれば、前回のリーチ停止態様である「リ
ーチ停止態様(旧)」が「特定停止態様」又は「非特定
停止態様」のどちらでもよいから、無条件で「リーチ停
止態様(旧)」を「再変動」前のリーチ停止態様として
採用する。
ない場合(ST108の判別で“NO”の場合)は、
「リーチ停止態様(旧)」が「特定停止態様」を構成す
るものか否かを判別する(ST109)。この判別が
“YES”である場合、すなわち、前回のリーチ停止態
様である「リーチ停止態様(旧)」が「特定停止態様」
を構成する場合は、前回のリーチ停止態様を「再変動」
前のリーチ停止態様としては採用せず、ST111の処
理に移行する。これは、今回の確定停止態様が「特定停
止態様」でないため、今回のリーチ停止態様として前回
のリーチ停止態様と同一の「特定停止態様」を表示する
ことは、遊技者にリーチ状態で“確変大当り”を期待さ
せておきながら、確定停止態様が「非特定停止態様」で
“確変大当り”とならないという状況を発生させないた
めである。すなわち、確定停止態様が「非特定停止態
様」である場合に、遊技者に“確変大当り”への期待を
抱かせないためである。
(旧)」が「特定停止態様」を構成するものか否かの判
別)で“NO”の場合、すなわち前回のリーチ停止態様
が「特定停止態様」を構成するものでない場合、その前
回のリーチ停止態様である「リーチ停止態様(旧)」を
読み出す(ST110)。そして、この「リーチ停止態
様(旧)」を「再変動」前のリーチ停止態様として保存
する(ST116)。
“YES”と判別された場合の処理について説明する。
であるか否かを判別し(ST111)、確定停止態様が
「特定停止態様」であれば(ST111で“YE
S”)、ST112の処理に移り、確定停止態様が「非
特定停止態様」であれば(ST111で“NO”)であ
ればST113の処理に移る。
ーブル」よりリーチ停止態様を選択し、続いてこの選択
したリーチ停止態様を「再変動」前のリーチ停止態様と
してRAM31cに格納する(ST116)。すなわ
ち、確定停止態様が「特定停止態様」である場合は、リ
ーチ停止態様は、特定停止態様及び非特定停止態様の両
者から選ぶことができる。
テーブル」よりリーチ停止態様を選択し、続いて選択し
たリーチ停止態様が確定停止態様と同一であるか否かを
判別する(ST114)。選択したリーチ停止態様が確
定停止態様と同一で(ST114の判別で“YES”)
であれば、選択したリーチ停止態様と確定停止態様とが
同一にならないように修正し(ST115)、「再変
動」前のリーチ停止態様として格納する(ST11
6)。すなわち、確定停止態様が「非特定停止態様」で
ある場合は、「再変動」前のリーチ停止態様は、特定停
止態様の中から選ばれることはなく、必ず非特定停止態
様の中から選ばれる。
d”を読み出したときは、右図柄が低速変動となったと
きに、この低速変動中に左図柄として停止した図柄と同
一の図柄が識別可能に通り過ぎて停止することのないよ
うに制御するための処理(「同一図柄通り過ぎ禁止処
理」)が実行される。
柄通り過ぎ禁止処理」の処理フローについて示す。
図柄(以下、「第1停止図柄」という)を読み出す(S
T120)。続いて、右停止図柄(以下、「第2停止図
柄」という)を読み出し(ST121)、第1停止図柄
との「ズレ数」を算出する(ST122)。ここで、各
表示領域50L〜50Rで変動表示される複数種類の特
別図柄は、図27に示すように、それぞれにコードナン
バーが付されており、該コードナンバーの順番で変動表
示される。従って、上記「ズレ数」は、第2停止図柄の
コードナンバーと第1停止図柄のコードナンバーの「ズ
レ数」で、第2停止図柄が第1停止図柄の幾つ手前の図
柄であるかで算出される。
柄変動パターン選択テーブル」の中から上記「ズレ数」
に応じた一つのテーブルを選択し(ST123)、さら
に、図29のST56で更新した「第2演出表示選択用
乱数カウンタ」のカウント値を読み出し(ST12
4)、該カウント値を基に、第2停止図柄の「スベリコ
マ数」および「差し換え図柄」を取得する(ST12
5)。そして、「同一図柄通り過ぎ禁止処理」を実行す
る(ST126)。
速変動時に行う“スベリ変動”でスベリの対象となる特
別図柄のコマ数で、「差し換え図柄」は、右図柄の低速
変動開始図柄として強制的に差し換えられる図柄であ
る。尚、“スベリ変動”は、低速変動中、複数の特別図
柄の変動を一瞬のうちに完了させる、複数の特別図柄が
一塊となってすべったかのように見える変動表示で、そ
のスベリの対象となる特別図柄の一つ一つについては識
別不可能である。
“七”、第2停止図柄が“四”の場合で、読み出された
「第2演出表示選択用乱数カウンタ」のカウント値が
“0〜117”の間に属する場合の変動表示される特別
図柄の表示の遷移を示す。この場合、第1停止図柄と第
2停止図柄とのズレ数は3コマであることから、図37
の「第2停止図柄変動パターン選択テーブル」より、
「スベリコマ数」は“0”で、「差し換え図柄」は第2
停止図柄の“4コマ手前の図柄”となる(図37で★印
をつけたもの)。ここで、第2停止図柄が“四”である
ことから、「差し換え図柄」はこの第2停止図柄が
“四”より4コマ手前の図柄“鈴”となる(図27参
照)。
は、高速変動から低速変動に切り換った後、2つの図柄
をゆっくりコマ送り表示した後、3つ目の図柄を停止図
柄として確定表示する。従って、図38のの場合は、
右図柄の低速変動開始時に変動図柄が“鈴”に差し換え
られ、その後、“二”、“三”とコマ送り表示した後、
第2停止図柄として図柄“四”を確定表示する。
“七”、第2停止図柄が図柄“八”の場合で、読み出さ
れた「第2演出表示選択用乱数カウンタ」のカウント値
が“80〜107”の間に属する場合の変動表示される
特別図柄の表示の遷移を示す。この場合、第1停止図柄
と第2停止図柄とのズレ数は“13コマ”であることか
ら、図37の「第2停止図柄変動パターン選択テーブ
ル」より、「スベリコマ数」は“3コマ以上”で、「差
し換え図柄」は第2停止図柄の“8コマ手前の図柄”と
なる(図37で★印をつけたもの)。ここで、第2停止
図柄が図柄“八”であることから、「差し換え図柄」は
図柄“八”より8コマ手前の図柄“鈴”となる(図27
参照)。
速変動開始時に変動図柄が図柄“鈴”に差し換えられ、
その後、“二”、“三”とコマ送り表示した後、“四”
から“七”は識別不可能な“スベリ変動”を行い、第2
停止図柄“八”を確定表示する。
者に識別可能な低速変動で右表示領域50R内を通り過
ぎることのないような右図柄の停止動作となるように
「第2停止図柄変動パターン選択テーブル」を構成す
る。
NDO”を読み出したときは、「変動回数固定処理」が
実行される。この実行コマンド“SELECT_HEN
DO”は、リーチ演出として“神輿リーチ”が選択され
た場合のみ設定される実行コマンドである。
となった後の中図柄の変動パターンを選択する処理の一
つで、中図柄の変動表示が、少なくとも1図柄移動する
変動表示を遊技者が識別可能な程度の停止表示を挟んで
所定回数繰り返した後、リーチ停止態様を構成している
左,右図柄と同一の図柄が通過することなく停止して大
当り停止態様となるように制御するための処理である。
“七”の場合で、中図柄の変動表示が4回の変動で左,
右図柄と同じ図柄を停止する場合の「変動回数固定処
理」に基づく変動パターンを示す。すなわち、低速変動
が停止した後、少なくとも1図柄移動する変動表示を遊
技者が識別可能な程度の停止表示を挟んで4回行った
後、左,右図柄と同じ図柄“七”を停止する。
数固定処理」の処理フローについて示す。
“YES”)、図40に示す「大当り用第3停止図柄変
動パターン選択テーブル」を選択し(ST131)、
“ハズレ”の判定であれば(ST130で“NO”)、
図40に示す「ハズレ用第3停止図柄変動パターン選択
テーブル」を選択(ST132)する。
2演出表示選択用乱数カウンタ」のカウント値を読み出
し(ST133)、該カウント値を基に、選択した「第
3停止図柄変動パターン選択テーブル」から第3停止図
柄の「変動パターン」(変動時のスベリコマ数)と「差
し換え図柄」(変動直前に差し換える図柄)のコードナ
ンバーを取得し(ST134)、この「変動パターン」
と「差し換え図柄」のコードナンバーをワークRAM3
1cに記憶する(ST135)。
した「第2演出表示選択用乱数カウンタ」のカウント値
が“64〜95”に属する場合は、「大当り用第3停止
図柄変動パターン選択テーブル」(図40)を参照し、
変動パターンが選択される。この変動パターンが選
択された場合の、中図柄の表示の遷移を図41に示す。
なお、この「変動回数固定処理」は、前述の通り、リー
チ演出として“神輿リーチ”が選択された場合のみ実行
され、図41に示す(a)〜(i)は、上記変動パター
ンが選択された場合の“神輿リーチ”中の表示画面で
の具体的表示態様で示す。
図柄をリーチ図柄(左,右停止図柄と同一図柄)に差し
換えた後実行される。従って、左停止図柄及び右停止図
柄がそれぞれ“七”であるとき、低速変動中の中図柄が
リーチ図柄の“七”に差し換えられ、表示画面3a上で
は“八”が表示される(図41(a),(b))。その
後、変動パターンの1回目の変動を開始する。
マ以上(ここでは6コマ)のスベリ変動がなされ、続い
て、リーチ図柄“七”の7コマ手前の図柄である“鈴”
(図27参照)に差し換えられ、表示画面には“一”を
表示する(図41(c),(d))。
なされ、続いて、リーチ図柄“七”の4コマ手前の図柄
“三”(図27参照)に差し換えられて、表示画面には
“四”を表示する(図41(e),(f))。
なされ、続いて、リーチ図柄“七”の2コマ手前の図柄
“五”に差し換えられて、表示画面には“六”を表示す
る(図41(g),(h))。
無しでの変動がなされ、続いて、リーチ図柄“七”の1
コマ手前の図柄“六”に差し換えられて、リーチ図柄
“七”を停止表示する(図41(i))。
く中図柄の変動パターンがなされる場合の“神輿リー
チ”の表示の流れを以下説明する。
柄の変動表示が低速変動となり、表示画面には“八”を
表示してゆっくりとしたスクロール変動を行う(図41
(a))。そして、神輿の上に乗った女性キャラクタが
上方に担ぎ上げられる神輿の動きに伴って飛び跳ねる様
子が表示され、この女性キャラクタの飛び跳ねる動きに
合せて、下方向にスクロール変動していた中図柄が反対
方向の上方向にスクロール変動する(図41(b))。
そして、女性キャラクタが飛び跳ねた状態から元の状態
に戻る様子が表示され、その女性キャラクタの動きに合
せて、上方向にスクロールしていた中図柄が下方向にス
クロール変動する。この下方向にスクロール変動すると
きに、3コマ以上(ここでは6コマ)のスベリ変動がな
される。以上が図40に示す「1回目変動時」の表示態
様である。
っくりとしたスクロール変動を行う(図41(c))。
そして、1回目の変動同様、神輿の動きに合せて飛び跳
ねる女性キャラクタの動きに合せて、下方向にスクロー
ル変動していた中図柄が反対方向の上方向にスクロール
変動し(図41(d))、そして、女性キャラクタが元
の状態に戻る動きに合せて、上方向にスクロールしてい
た中図柄が下方向にスクロール変動する。この下方向に
スクロール変動するときに、2コマのスベリ変動がなさ
れる。以上が図40に示す「2回目変動時」の表示態様
である。
っくりとしたスクロール変動を行う(図41(e))。
そして、再び、神輿の動きに合せて飛び跳ねる女性キャ
ラクタの動きに合せて、下方向にスクロール変動してい
た中図柄が反対方向の上方向にスクロール変動し(図4
1(f))、そして、女性キャラクタが元の状態に戻る
動きに合せて、上方向にスクロールしていた中図柄が下
方向にスクロール変動する。この下方向にスクロール変
動するときに、1コマのスベリ変動がなされる。以上が
図40に示す「3回目変動時」の表示態様である。
っくりとしたスクロール変動を行う(図41(g))。
そして、再び、神輿の動きに合せて飛び跳ねる女性キャ
ラクタの動きに合せて、下方向にスクロール変動してい
た中図柄が反対方向の上方向にスクロール変動し(図4
1(h))、そして、女性キャラクタが元の状態に戻る
動きに合せて、上方向にスクロールしていた中図柄が下
方向にスクロール変動する。この下方向にスクロール変
動するときには、スベリ無しで変動がなされ、以上が図
40に示す「4回目変動時」の表示態様である。そし
て、この4回目の変動の後、リーチ図柄“七”を停止表
示する(図41(i))。
パターンが選択された場合の、中図柄の表示の遷移を
図42に示し、この変動パターンでも、前述の図41
で示した演出表示と同様の表示がなされ、神輿の上に乗
った女性キャラクタの飛び跳ねる動きに合せて、中央の
表示領域50C内の特別図柄が上下方向にスクロール変
動を繰り返し行い、4回目のスクロール変動の後、リー
チ図柄“七”を停止表示する。
“七”に差し換えられて、表示画面には“八”を表示
し、そして、変動パターンの1回目の変動を開始する
(図42(k),(m))。
マ以上(ここでは3コマ)のスベリ変動がなされ、続い
て、リーチ図柄“七”の4コマ手前の図柄である“三”
に差し換えられ、表示画面には“四”を表示する(図4
2(n),(p))。
され、続いて、リーチ図柄“七”の3コマ手前の図柄
“四”に差し換えられて、表示画面には“五”を表示す
る(図42(r),(s))。
動がなされ、続いて、リーチ図柄“七”の2コマ手前の
図柄“五”に差し換えられ、表示画面には“六”を表示
する(図42(t),(u))。
スベリ無しでの変動がなされ、続いて、リーチ図柄
“七”の1コマ手前の図柄“六”に差し換えられ、リー
チ図柄“七”を停止表示する(図42(v))。
ーンが選択された場合の“神輿リーチ”中の表示画面
での具体的表示態様を示す。この変動パターンでも、
前述の図41で示した演出表示と同様の表示がなされ、
神輿の上に乗った女性キャラクタの飛び跳ねる動きに合
せて、中央の表示領域50C内の特別図柄が上下方向に
スクロール変動を繰り返し行い、4回目のスクロール変
動の後、リーチ図柄“七”を停止表示する(図42
(v))。
される「アニメーション表示制御処理」についての処理
フローを示す。
回、実行コマンド“sqWait”で設定した「アニメ
ーション表示シーケンス管理タイマ」を減算し(ST1
40)、当該タイマが“0”になった時(ST141で
“YES”)、プログラムROM31bで定義されてい
るコマンドデータのうちの「アニメーション表示実行コ
マンド」を読み出す(ST142)。ここでプログラム
ROM31bで定義されている「アニメーション表示実
行コマンド」は、図44に示すように、複数の実行コマ
ンドで構成され、それらの実行コマンドはシーケンスア
ドレスの順番でセットされる。
行コマンド」に基づいた処理を実行し(ST143)、
ST143での処理結果を基に「アニメーション表示初
期化処理」を行う(ST144)。
ドの一例で、“大当り”の判定で、「リーチ演出」とし
て“盆踊りリーチ”が選択された場合の一例を示す。こ
れらの実行コマンドはシーケンスアドレスの順番で読み
出し、処理される。
たときは、その実行コマンドの設定値n(図44の例で
は“63”,“182”,“126”)に基づき、「ア
ニメーション表示シーケンス管理タイマ」を設定する。
出したときは、現在のアニメーション表示を保持するよ
うに設定する。
を読み出したときは、指定されたアドレス(図44の例
では、実行コマンド“Start_Disp”,“Ch
otin”)のアニメーションを表示すべく設定する。
ここで、画像ROM31e内には、独自のアドレスが各
々割り当てられた複数のアニメーションパターンが格納
されており、上記実行コマンドでアドレスを指定するこ
とにより特定のアニメーションパターンを表示する。例
えば、図44において、実行コマンド“Start_D
isp”は液晶表示装置での遊技開始時に表示されるア
ニメーションを指定しており、実行コマンド“Chot
in”は、「リーチ発展示唆表示」として“提灯”(図
9(B1))を表示するように指定している。
読み出したときは、指定されたアドレス(図44の例で
は“Disp_Slct_01”,“Am_Bon_
H”)の「アニメーション選択テーブル」(図45)を
参照し、「第2演出表示選択用乱数」に基づき表示する
アニメーションについてのデータを格納した「アニメー
ションテーブルアドレス」を選択する。例えば、図44
において、“Disp_Slct_01”は図45に示
す「叩き予兆選択テーブル」を指定しており、“Am_
Bon_H”は図45に示す「盆踊りリーチアニメーシ
ョン選択テーブル」を指定している。
t”を読み出したときは、指定されたワークRAM31
cのアドレス(図44の例では“Rireki”)に設
定値(図44の例では“2”)を格納する。
meRnd”を読み出したときに実行される「sqAn
imeRnd処理」の処理フローを示す。
ョン選択テーブル」をセットし(ST145)、続いて
「第2演出表示選択用乱数」を読み出す(ST14
6)。そして、読み出した「第2演出表示選択用乱数
値」に基づき、表示するアニメーションについてのデー
タを格納した「アニメーションテーブルアドレス」を取
得する。
01”により「叩き予兆選択テーブル」をセットされた
場合は、図45に示すように、叩き予兆についてのアニ
メーションパターンについてのデータが格納されている
「アニメーションテーブルアドレス」が選択される。叩
き予兆のアニメーションパターンは、前述の図7に示
す、左図柄停止時および右図柄停止時に表示されるキャ
ラクタ51の動作態様(太鼓の叩き方及びキャラクタ5
1の持つ撥から発する光の色)で、“緑”、“赤”及び
“青”に区別される。
踊りリーチアニメーション選択テーブル」がセットされ
た場合は、図45に示すように、“盆踊りリーチ”中の
アニメーションパターンについてのデータが格納されて
いる「アニメーションテーブルアドレス」が選択され
る。“盆踊りリーチ”の「アニメーションテーブルアド
レス」では、当該リーチ中に表示される女性キャラクタ
が上手く踊るアニメーションパターンと下手に踊るアニ
メーションパターンの2パターンが予め設定されてい
る。
装置を用いたが、そのほかの表示手段、例えば、多数の
LEDを配列して構成した表示器、CRT、プラズマデ
ィスプレイ、エレクトロルミネッセンス等の電気的表示
器も使用できる。
であるが、本発明は、他の遊技機、例えば、電気的表示
装置や他の映像装置を備えた遊技機に適用できる。ま
た、上述のパチンコ遊技機での動作を家庭用ゲーム機用
として擬似的に実行するようなゲームプログラムにおい
ても、本発明を適用してゲームを実行することができ
る。
示す正面図。
ト。
図。
図。
信頼度を示す図。
ャラクタの動作態様を示す図。
り信頼度、及びリーチ発展率を示す図。
表。
囲を示す図。
の例を示す図。
動を示すタイムチャート。
の流れを示すタイムチャート。
タイミングを示す図。
を示すブロック図。
ト。
ャート。
ャート。
ャート。
ート。
ト。
フローチャート。
図。
各実行コマンドを示す図。
ト。
チャート。
を示す図。
表示の例を示す図。
ト。
を示す図。
を示すフローチャート。
の例を示すフローチャート。
ーチャート。
示す図。
図。
チャート。
示装置、3a…表示画面、4…始動入賞口、5…大入賞
口、6a,6b…通過球ゲート、10…遊技盤面、12
a,12b…風車、13a,13b,13c,13d,
13e,13f…一般入賞口、14a,14b…盤面サ
イドランプ、15…始動入賞記憶ランプ、16…LED
作動記憶ランプ、30…主基板、31…図柄制御基板。
Claims (2)
- 【請求項1】遊技者にとって有利な開状態と不利な閉状
態とに変換可能な可変入賞装置と、 所定の入力信号に基づいて遊技者にとって有利な特別遊
技状態に移行するか否かを決定し、前記特別遊技状態に
移行すると決定したときは、前記可変入賞装置を開状態
とし、前記開状態において特定期間内に特定の入賞領域
に遊技球が入賞すると、その後所定の条件成立により前
記可変入賞装置を閉状態とした後、再び開状態とするよ
うに制御する制御手段と、 前記特定期間中は前記特定の入賞領域に遊技球を入れる
ように案内表示し、前記特定期間外であれば前記特定の
入賞領域に遊技球を入れないように案内表示する表示手
段とを備えたことを特徴とする遊技機。 - 【請求項2】請求項1記載の遊技機において、前記表示
手段は、遊技に必要な図柄その他の画像を表示する画面
を有し、前記制御手段での決定結果に対応した表示態様
を表示するように制御されることを特徴とする遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34693799A JP2001161963A (ja) | 1999-12-06 | 1999-12-06 | 遊技機 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34693799A JP2001161963A (ja) | 1999-12-06 | 1999-12-06 | 遊技機 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006028911A Division JP2006122714A (ja) | 2006-02-06 | 2006-02-06 | 遊技機 |
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Family Applications (1)
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JP34693799A Pending JP2001161963A (ja) | 1999-12-06 | 1999-12-06 | 遊技機 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001161963A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003000840A (ja) * | 2001-06-20 | 2003-01-07 | Fuji Shoji:Kk | 遊技機 |
JP2003024560A (ja) * | 2001-07-13 | 2003-01-28 | Sophia Co Ltd | 弾球遊技機 |
JP2003047733A (ja) * | 2001-08-08 | 2003-02-18 | Heiwa Corp | 遊技機 |
JP2003334349A (ja) * | 2002-05-20 | 2003-11-25 | Dragon:Kk | 遊技機用シンボル表示装置 |
JP2009022600A (ja) * | 2007-07-20 | 2009-02-05 | Daiichi Shokai Co Ltd | 遊技機 |
JP2009050459A (ja) * | 2007-08-27 | 2009-03-12 | Daito Giken:Kk | 遊技台 |
JP2015006280A (ja) * | 2013-06-26 | 2015-01-15 | 豊丸産業株式会社 | 遊技機 |
JP2023091332A (ja) * | 2021-12-20 | 2023-06-30 | 株式会社サンセイアールアンドディ | 遊技機 |
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-
1999
- 1999-12-06 JP JP34693799A patent/JP2001161963A/ja active Pending
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JP2023105714A (ja) * | 2022-01-19 | 2023-07-31 | 株式会社サンセイアールアンドディ | 遊技機 |
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