JP2001161797A - オゾンクリーナ - Google Patents

オゾンクリーナ

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JP2001161797A
JP2001161797A JP35170799A JP35170799A JP2001161797A JP 2001161797 A JP2001161797 A JP 2001161797A JP 35170799 A JP35170799 A JP 35170799A JP 35170799 A JP35170799 A JP 35170799A JP 2001161797 A JP2001161797 A JP 2001161797A
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ozone
negative ions
sterilization
negative
negative ion
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Yoshitaka Inui
義孝 乾
Isao Ichiyanagi
功 一柳
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Yasunaga Corp
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Yasunaga Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 布団等の被殺菌物の殺菌・脱臭及びダニ駆除
等を簡単に行うことができるオゾンクリーナを提供す
る。 【解決手段】 大気を取り込み送出するエアポンプ5
と、エアポンプ5から供給された大気中の酸素からオゾ
ンを発生させると共に負イオンを発生させてオゾン・負
イオンを供給するオゾン・負イオン発生手段9と、オゾ
ン・負イオンを取り込んで被殺菌物40をオゾン・負イ
オンに晒す殺菌袋3とを備えた構成としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被殺菌物の殺菌・
脱臭及びダニ駆除に好適なオゾンクリーナに関する。
【0002】
【従来の技術】家庭用の布団や布団カバー等の殺菌・脱
臭は、天日干したり、或いは、専門の業者に依頼してい
る。特に、長期間に亘り敷かれていた布団の殺菌・脱臭
は、業者による薬剤・高濃度オゾン水を使用したクリー
ニングが行われている。また、医療用例えば、病院等に
おいては、オゾン分解触媒を用いた高濃度オゾンガスに
よるベッドマット殺菌・脱臭が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、家庭で
の布団の天日干しは、日向に布団を運ぶ必要があり、女
性や高齢者には負担となるばかりでなく、晴天で、且つ
長時間日向を確保できることが必要であるために条件が
限られ、特に陽当たりの悪い住宅においては困難であ
る。また、専門業者に依頼する場合にはクリーニング中
の代替え布団が必要となる。そして、専門業者での薬剤
による殺菌・脱臭をした場合には、薬剤の残留が有り、
オゾン水クリーニングは、高濃度オゾン水の使用によ
り、布地の色落ちや劣化を来す。医療用の殺菌装置は、
家庭用の布団の殺菌装置として使用するには構造が大掛
かりであり、且つ高価である。
【0004】また、医療用に使用されているベッドマッ
ト殺菌装置は、高濃度オゾンを使用するために布地の色
落ちや劣化を来たし、且つ使用後の高濃度オゾンを分解
する分解触媒が必要であり、設備費が高価になる。更
に、ベッドマット殺菌装置は、ダニの駆除には有効では
なく、従って、ダニ駆除には別途処理する必要があり、
手間が掛かる。
【0005】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
で、布団等の被殺菌物の殺菌・脱臭及びダニ駆除等を簡
単に行うことができるオゾンクリーナを提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明では、大気を取り込み送出するエアポ
ンプと、前記エアポンプから供給された大気中の酸素か
らオゾンを発生させると共に負イオンを発生させてオゾ
ン・負イオンを供給するオゾン・負イオン発生手段と、
前記オゾン・負イオンを取り込んで被殺菌物を前記オゾ
ン・負イオンに晒す殺菌袋とを備えたことを特徴とす
る。
【0007】オゾン・負イオン発生手段は、エアポンプ
から供給され大気中の酸素からオゾンを発生すると共に
負イオンを発生させて、オゾンと負イオンを混合したオ
ゾン・負イオンを殺菌袋に供給する。殺菌袋は、被殺菌
物を取り込んだオゾン・負イオンに晒して、前記被殺菌
物の殺菌・脱臭処理を行う。請求項2では、前記オゾン
・負イオン発生手段は、オゾン分解処理を必要とせず直
接大気放出可能な極低濃度オゾンを発生させることを特
徴とする。
【0008】オゾンと負イオンとを混合することで、殺
菌・脱臭効果が高くなり、極低濃度オゾンにより殺菌・
脱臭を行う。極低濃度オゾンは、布団等の布地の色落ち
や劣化を抑え、処理後に大気に放出可能であり、分解触
媒が不要である。請求項3では、請求項1記載のオゾン
クリーナにおいて、前記オゾン・負イオン発生手段と並
列に接続され前記エアポンプから送出された大気を加熱
する加熱手段と、前記エアポンプから送出された大気を
前記オゾン・負イオン発生手段又は前記加熱手段の何れ
か一方に選択的に供給する切換手段とを更に備えたこと
を特徴とする。
【0009】切換手段によりエアポンプからの大気をオ
ゾン・負イオン手段に供給し、発生したオゾン・負イオ
ンにより被殺菌物の殺菌・脱臭処理を行う。次いで、切
換手段を切り替えてエアポンプからの大気を加熱手段に
より加熱して被殺菌物に供給し、当該被殺菌物に取り付
いているダニを駆除する。請求項4では、前記殺菌袋は
被殺菌物を密閉して収納することを特徴とする。
【0010】殺菌袋に被殺菌物を収納して密閉し、オゾ
ン・負イオン発生手段からオゾン・負イオンを取り込ん
で晒し、前記被殺菌物の殺菌・脱臭処理を行い、加熱手
段からの温風を取り込んでダニ駆除を行う。殺菌袋に被
殺菌物を密閉することで、殺菌・脱臭・ダニ駆除処理の
効率が向上する。請求項5では、前記殺菌袋は、シート
状をなして被殺菌物の間に介装され取り込んだオゾン・
負イオンを透過させて前記被殺菌物を晒すことを特徴と
する。
【0011】請求項6では、前記負イオンにより布団に
介在する細菌の殺菌を行うことを特徴とする。シート状
の殺菌袋を被殺菌物例えば、敷き布団と掛け布団との間
に介装して、オゾン・負イオン、又は加熱した大気を供
給する。殺菌袋に供給されたオゾン・負イオンは、当該
殺菌袋を透過して前記敷き布団、掛け布団を殺菌・脱臭
処理を行う。また、加熱した大気により前記敷き布団、
掛け布団のダニ駆除処理を行う。これにより、布団を敷
いたままの状態で殺菌・脱臭処理及びダニ駆除処理が可
能である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図面により
詳細に説明する。図1は、本発明に係るオゾンクリーナ
の概略構成図を示す。図1においてオゾンクリーナ1
は、本体部2と被殺菌対象物を収納する殺菌袋3とを備
えている。本体部2において、エアポンプ5は、送風機
能を有し、吸込口がエアフィルタ6を通して大気に連通
され、吐出口が配管21介して切換弁としての電磁弁7
の入力ポート7aに接続されている。配管21にはエア
ポンプ5から電磁弁7方向にのみエアの流れを許容する
逆止弁8が介装されている。オゾン・負イオン発生器9
は、大気導入口が配管22を介して電磁弁7の吐出ポー
ト7bに接続され、オゾン・負イオン吐出口が配管23
に接続されている。そして、配管23の端末にはカプラ
24が接続されている。
【0013】加熱手段としてのヒータ11は、容器12
に密封されており、大気導入口が配管25を介して電磁
弁7の吐出ポート7cに接続され、大気吐出口が配管2
6を介して配管23に接続されている。配管23の配管
26との接続部上流側にはオゾン・負イオン発生器9か
らカプラ24方向にのみオゾン・負イオンの流れを許容
する逆止弁13が介装され、配管26にはヒータ11か
らカプラ24方向にのみ大気の流れを許容する逆止弁1
4が介装されている。
【0014】エアポンプ5、電磁弁7、オゾン・負イオ
ン発生器9、ヒータ11は、制御回路15に接続されて
いる。制御回路15は、対象とする被殺菌物に応じて複
数例えば、4つの処理モードが設けられており、操作パ
ネルに設けられている選択スイッチを操作することで使
用者が任意に選択可能とされている。処理モードとして
は、例えば、 (i):寝具の中でも大型なもの(布団や布団カバー
等)で繊維質のもの (ii):靴、スリッパ等の繊維質のもの (iii):台所用品、トイレ用品、浴槽洋品等の非繊維
質系のもの (iv):室内空気清浄である。制御回路15は、これら
の処理モードに応じてエアポンプ5、電磁弁7、オゾン
・負イオン発生器9、ヒータ11を制御する。そして、
これらの処理モードの処理時間は、(短)iii<ii<i<
iv(長)とされている。
【0015】殺菌袋3は、折り畳み可能な袋で、例え
ば、PTFE、塩化ビニル等のオゾン耐性を有する樹脂
部材により形成されている。この殺菌袋3は、被殺菌物
としての布団や布団カバー等の大型の寝具を密閉して収
納可能な大きさとされており、一側にオゾン・負イオン
導入ポート3aが、他側にオゾン・負イオン排出ポート
3bが設けられている。ポート3aは、配管27を介し
てカプラ24に接続可能とされている。ポート3bはリ
リーフ弁28を介して大気に開口されている。
【0016】図2は、オゾン・負イオン発生器9の一例
を示す。図2に示すようにオゾン・負イオン発生器9
は、誘電体から成る基盤31の一側面に誘導電極32を
形成し、他側面に放電電極33を形成してオゾナイザ3
4が構成されている。また、放電電極33と離隔対向し
て集電電極35が配置されている。放電電極33は、負
電位駆動電源37に接続され、誘電電極32、集塵電極
35は、接地されている。負電位駆動電源37は、例え
ば、所定の周波数(5〜15kHz)の交流高電圧(約
4000〜8000V)を出力する電源回路で構成され
ており、オゾナイザ34の両端の電圧は、放電電極33
が接地(ゼロ電位)に対して常に負電位に保たれた状態
で振動する波形とされている。
【0017】負電位駆動電源37により放電電極33と
誘導電極32との間に前記交流高電圧を印加すると、放
電電極33に沿って無声放電が発生し、放電電極33と
集塵電極35との間に大気(空気)を供給すると、大気
中の酸素が放電によりオゾン化する。負電位駆動電源3
7により放電電極33を誘導電極32に対して負電位に
保持することにより、無声放電が発生している領域は、
負電界プラズマ領域となっており、正イオンの量よりも
負イオンの量が多くなっている。これにより、負イオン
を取り出してオゾンと共に供給することができる。負イ
オンは、例えば、誘導電極32に対して正電位にバイア
スしたグリッドをオゾナイザ34の近傍に配置すること
で取り出すことができる。これにより、オゾンと負イオ
ンとを混合してオゾン・負イオンを形成することができ
る。
【0018】また、無声放電が発生している領域では負
イオンが多数存在しているために当該領域を大気中の微
粒子dが通過すると負電荷を付与されて集塵電極35に
補足される。これにより、エアフィルタ6を通過した微
粒子dを除去することができ、清浄なオゾン・負イオン
ガスを供給することが可能となる。ところで、オゾン
は、強力な酸化作用を持ちながら残留性が無いという特
徴を有しているために殺菌剤として有効であるが、十分
な殺菌・脱臭効果を得るためには濃度を高くすることが
必要となる。前述したようにオゾンの濃度を高くする
と、強力な酸化作用により布団や布団カバー等の布地の
色落ちや劣化を来すという問題がある。また、オゾン分
解触媒により使用後における高濃度のオゾンを分解して
無害化することが必要である。
【0019】しかしながら、オゾンと負イオンとを混合
(併用)することにより、低濃度のオゾンで殺菌効果を
高めることができ、負イオン濃度を高くするとこれに伴
い殺菌効果が高くなるということが近年明らかになって
きた。そして、負イオン濃度を高くする(例えば、0.
6×1012個/sec程度)ことでオゾン濃度を極低濃度
(例えば、0.06ppm程度)としても十分な殺菌・脱臭
効果を得ることが可能であることが明らかになった。オ
ゾン・負イオン発生器9は、上述した程度の負イオン
(0.6×1012個/sec程度)及び極低濃度(0.06p
pm程度)のオゾンを発生する。このようにオゾン濃度を
極低濃度とすることで、使用後のオゾンを直接大気に放
出することが可能となり、オゾン分解触媒が不要とな
る。因みに、オゾン濃度の環境基準は、0.1ppm(上限
値)とされている。
【0020】以下に作用を説明する。例えば、敷き布団
の殺菌・脱臭・ダニ駆除処理を行う場合、殺菌袋3に敷
き布団40を収納して密封し本体部2のカプラ24に配
管27を接続する。そして、制御回路15の操作スイッ
チにより処理モード(i)を選択して電源スイッチ(図
示せず)をオンする。制御回路15は、電磁弁7を図示
の位置7Aに切り換え、エアポンプ5を駆動して、エア
フィルタ6を通して大気(空気)を吸い込み、オゾン・
負イオン発生器9に供給する。大気中に含まれる比較的
大きな塵埃は、エアフィルタ6により除去される。オゾ
ン・負イオン発生器9は、オゾナイザ34により無声放
電を発生して供給された大気中の酸素をオゾン化すると
共に多量の負イオンを発生する。同時に集塵電極35に
よりエアフィルタ6を通過した微粒子を除去する。エア
ポンプ5は、送風機能を有していることで、オゾン・負
イオン発生器9に大気を供給し、当該オゾン・負イオン
発生器9で発生された極低濃度のオゾンと負イオンの混
合ガスが配管23、逆止弁13を通して殺菌袋3に供給
される。
【0021】そして、殺菌袋3に収納されている布団4
0の殺菌・脱臭が行われる(殺菌・脱臭工程)。この殺
菌・脱臭工程処理の間、操作パネルに設けられている殺
菌・脱臭中ランプ(図示せず)が点滅して殺菌・脱臭工
程であることを表示する。殺菌袋3は、密閉されてお
り、且つヒータ11の吐出側配管26に逆止弁14が設
けられていることで、供給されるオゾン・負イオンガス
により内圧が高くなる。そして、殺菌袋3の内圧が所定
圧を超えるとリリーフ弁28が作動してオゾン・負イオ
ンガスを大気中に放出して内圧を前記所定圧に保持す
る。大気中に放出されるオゾンは、前述したように極低
濃度オゾンであるため問題ない。
【0022】制御回路15は、所定時間殺菌袋3にオゾ
ン・負イオンガスを供給し布団40の殺菌・脱臭処理を
した後、オゾン・負イオン発生器9を停止させると共に
電磁弁7を位置7Bに切り換え、且つヒータ11を加熱
させる。エアポンプ5から送出された大気(空気)は、
ヒータ11により加熱(約50℃〜60℃)され、温風
が殺菌袋3に供給される。これにより、布団40に取り
付いているダニを駆除する(ダニ駆除工程)。このダニ
駆除工程処理の間、操作パネルに設けられているダニ駆
除中ランプ(図示せず)が点滅してダニ駆除工程である
ことを表示する。殺菌袋3の内圧は、温風が供給される
に伴い高くなるが、所定圧を超えるとリリーフ弁28が
作動して温風を大気に排出し、内圧を前記所定圧に保持
する。尚、ヒータ11から供給される温風は、逆止弁1
3によりオゾン・負イオン発生器9方向への流れが阻止
される。
【0023】制御回路15は、所定時間殺菌袋3に温風
を供給して布団40のダニ駆除処理をした後、エアポン
プ5、ヒータ11を停止させると共に、電磁弁7を位置
7Aに切り換えて初期状態に復帰させる。制御回路15
は、殺菌・脱臭処理工程及びダニ駆除処理工程が終了す
ると、操作パネルの終了ランプ(図示せず)を点灯させ
て処理の終了を知らせる。これにより、布団や布団カバ
ー等を傷めることなく、殺菌・脱臭処理、及びダニ駆除
処理を行うことができる。
【0024】他の処理モード(ii)、(iii)についても
同様である。これにより、種々のものを殺菌・脱臭処
理、及びダニ駆除処理を簡単に行うことができる。ま
た、処理モード(iv) の室内空気清浄モードは、発生し
たオゾン・負イオンを直接室内空間に放出して室内の雑
菌の殺菌・脱臭を行う。尚、この処理モード(iv)にお
いてはオゾン・負イオン発生のみとして、ダニ駆除処理
としての温風は発生させない。
【0025】図3は、図1に示す殺菌袋の他の実施例を
示す。図3において、殺菌袋3’は、シート状をなし、
両面3a’、3b’に微細な孔が無数に設けられてお
り、取り込んだオゾン・負イオンを透過させて外部に放
出可能とされている。この殺菌袋3’は、図示のように
敷かれている敷き布団40と掛け布団41との間に介装
される。
【0026】オゾンクリーナの本体部1から殺菌袋3’
に供給されたオゾン・負イオンガスは、両面3a’、3
b’に設けられている無数の微細孔から放出され、これ
らの敷き布団40、掛け布団41に供給される。これに
より、これらの敷き布団40、掛け布団41の殺菌・脱
臭処理が行われる。次いで、温風が供給されてダニ駆除
処理が行われる。従って、敷き布団40を敷いて掛け布
団41を掛けた状態で、簡単に殺菌・脱臭及びダニ駆除
処理を行うことが可能である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
種々の被殺菌物の殺菌・脱臭を簡単に行うことが可能で
あり、特に布団や布団カバー等の大物の殺菌・脱臭処理
を容易に行うことが可能となる。そして、オゾンと負イ
オンとを併用することでオゾン濃度をオゾン分解処理を
必要とせず直接大気放出可能な極低濃度とすることがで
き、前記布団等の生地の色落ちや劣化を防止することが
できると共に、処理後におけるオゾンを直接大気に放出
することが可能となり、オゾン分解触媒が不要となり、
装置の小型化、軽量化、及びコストの低減が可能とな
る。
【0028】更に、大気を加熱して被殺菌物に供給する
ことで、布団等に取り付いているダニを有効に駆除する
ことができる。また、殺菌袋に被殺菌物を密封すること
で、より効果的に処理することができる。更に、殺菌袋
をシート状とし且つオゾン・イオンガスを透過させるこ
とで、前記布団などの間に介装させ、布団を敷いたまま
の状態で殺菌・脱臭、ダニ駆除処理を行うことができ、
女性や高齢者にとって好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るオゾンクリーナの概略構成図であ
る。
【図2】図1に示すオゾン・負イオン発生器の一例を示
す図である。
【図3】図1に示す殺菌袋の他の実施例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 オゾンクリーナ 2 本体部 3、3’ 殺菌袋 5 エアポンプ 6 エアフィルタ 7 電磁弁(切り換え手段) 8、13、14 逆止弁 9 オゾン・負イオン発生器(オゾン・負イオン発生手
段) 11 ヒータ(加熱手段) 15 制御回路 21〜23、25〜27 配管 28 逆止弁 40、41 布団(被殺菌物)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C058 AA03 AA06 AA07 AA08 AA30 BB07 BB09 CC08 DD13 EE26 JJ14 JJ16 4C080 AA07 BB05 BB07 CC12 HH02 MM08 QQ11 QQ17 QQ20

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大気を取り込み送出するエアポンプと、
    前記エアポンプから供給された大気中の酸素からオゾン
    を発生させると共に負イオンを発生させてオゾン・負イ
    オンを供給するオゾン・負イオン発生手段と、 前記オゾン・負イオンを取り込んで被殺菌物を前記オゾ
    ン・負イオンに晒す殺菌袋とを備えたことを特徴とする
    オゾンクリーナ。
  2. 【請求項2】 前記オゾン・負イオン発生手段は、オゾ
    ン分解処理を必要とせず直接大気放出可能な極低濃度オ
    ゾンを発生させることを特徴とする請求項1記載のオゾ
    ンクリーナ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のオゾンクリーナにおい
    て、前記オゾン・負イオン発生手段と並列に接続され前
    記エアポンプから送出された大気を加熱する加熱手段
    と、 前記エアポンプから送出された大気を前記オゾン・負イ
    オン発生手段又は前記加熱手段の何れか一方に選択的に
    供給する切換手段とを更に備えたことを特徴とするオゾ
    ンクリーナ。
  4. 【請求項4】 前記殺菌袋は被殺菌物を密閉して収納す
    ることを特徴とする請求項1乃至3記載のオゾンクリー
    ナ。
  5. 【請求項5】 前記殺菌袋は、シート状をなして被殺菌
    物の間に介装され取り込んだオゾン・負イオンを透過さ
    せて前記被殺菌物を晒すことを特徴とする請求項1乃至
    3記載のオゾンクリーナ。
  6. 【請求項6】 前記負イオンにより布団に介在する細菌
    の殺菌を行うことを特徴とする請求項1乃至5に記載の
    オゾンクリーナ。
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