JP2001160876A - 画像処理システム - Google Patents
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Abstract
の一方を変更するに際して、装置の平均的な立上り時間
を短縮し得る画像処理システムを提供する。 【解決手段】 走査装置及び印刷装置が、それぞれ、画
像データを所定の仕様で処理する画像処理回路5及び1
2を有し、上記両装置の少なくとも一方において、上記
画像処理回路が、与えられた回路構成情報5aに基づき
画像データの処理仕様について設定可能で、該画像処理
回路が、他方の装置における画像処理回路の仕様情報に
応じて、上記画像データの処理仕様について設定される
画像処理システムにおいて、上記他方の装置の変更に際
し、新規の装置の仕様情報に対応した回路構成情報と、
前回の画像処理回路における仕様の設定に用いられた回
路構成情報とを比較し、これらの回路構成情報が同一で
ある場合に、上記画像処理回路における仕様の設定を改
めて行わないようにする。
Description
の仕様で処理する画像処理回路がそれぞれ組み込まれる
走査装置及び印刷装置を有する画像処理システムに関す
る。
年では、多くの製造業者により様々な画像処理システム
が市販され、各種の画像処理システムが一般に普及する
ようになった。このような画像処理システムとして、例
えば、原稿を光学的に読み取り電子画像データに変換す
るスキャナや受信された画像データを記録媒体上に印刷
するプリンタがよく知られている。これらスキャナ及び
プリンタは、一般的には、パーソナルコンピュータへ個
々に接続されて、若しくは、互いに接続されて使用さ
れ、前者の場合、両機器はパーソナルコンピュータを通
じて画像データを伝送し、また、一方、後者の場合に
は、直接に画像データを伝送する。特に、スキャナとプ
リンタとが互いに接続されて複写処理を行う画像処理シ
ステムを構成する後者の場合、通常、上記各機器には所
定の画像処理回路がそれぞれ組み込まれ、画像データ
は、各機器の画像処理回路において処理されつつ両機器
間で伝送されるようになっている。
は、通常、スキャナ及びプリンタが、それぞれ、解像
度,カラー/モノクロ,階調数に関して固有の仕様を有
しており、各機器においては、その仕様に基づき画像デ
ータが処理されるようになっている。このとき、画像デ
ータが各機器における画像処理回路により逐次処理さ
れ、所望の品質を備えたコピーが作成されるには、画像
データが両機器の画像処理回路において同一の仕様で処
理される必要がある。このため、固有の仕様を有するス
キャナ及びプリンタでは、互いに同一の仕様を有するも
の同士を接続することになる。このように、スキャナ及
びプリンタが共に固有の仕様を有する場合には、接続さ
れる他の機器との対応性について乏しく、例えば、プリ
ンタを仕様の異なるものに買い換える場合には、スキャ
ナについてもそれと同じ仕様を有するものに買い換える
必要が生じて来る。これは、顧客のコスト面における負
担を重くする要因であった。
に対応するように各種の画像処理回路を予め搭載し、こ
れらを切り換えることにより、従来の構成でも異なる仕
様を有する機器同士の接続は可能である。しかし、この
場合には、複数の画像処理回路を設ける必要があり、こ
のため、回路規模が増大し、コストアップを招来する惧
れがある。また、この場合には、更に別の仕様を有する
新規の装置に対応不可能であるという問題があった。
に仕様の異なる走査装置及び印刷装置が接続されてなる
複写処理用の画像処理システムを考える。この画像処理
システムでは、走査装置及び印刷装置の少なくとも一方
において、それに組み込まれる画像処理回路の一部に、
プログラム可能な論理モジュールを規則的に並べ、その
間に配線領域を用意して、論理モジュールと配線領域を
プログラムに応じて接続することで所望の論理を実現す
るデバイスが使用される。かかる画像処理回路は、与え
られた回路構成情報に基づき画像データの処理仕様につ
いて設定可能であり、この画像処理回路が、他方の装置
における画像処理回路の仕様情報に応じて、それと同じ
処理仕様を有するように設定されることにより、仕様の
異なる走査装置及び印刷装置を互いに接続させて複写処
理を行うことができる。
た回路構成情報に基づき画像データの処理仕様について
設定可能な画像処理回路が組み込まれた装置と接続され
る他方の装置を変更した場合に、該画像処理回路に対し
て、新規の装置の仕様情報に対応する回路構成情報が転
送されるようになっている。このため、前回と等しい仕
様が要求される場合にも、上記画像処理回路に対して前
回と同一の回路構成情報を転送する必要がある。上記画
像処理回路は、再度転送されてきた回路構成情報に基づ
き、前回と同じ回路を設定することになる。すなわち、
この場合には、回路構成情報の転送時間と回路構成情報
に基づく回路の設定時間の双方が必要となり、他方の装
置の変更前後で異なる仕様が要求される場合と同等に、
装置の立上り時間が長くなる。
てなされたもので、画像データの処理仕様について設定
可能な画像処理回路が組み込まれた装置と接続される他
方の装置を変更するに際して、装置の平均的な立上り時
間を短縮し得る画像処理システムを提供することを目的
としてなされたものである。
明は、原稿を光学的に読み取り電子画像データに変換す
る走査装置と該走査装置から受信された画像データを記
録媒体上に印刷する印刷装置とを有する画像処理システ
ムにおいて、上記走査装置及び印刷装置が、それぞれ、
画像データを所定の仕様で処理する画像処理回路を有し
ており、上記両装置の少なくとも一方において、上記画
像処理回路が、与えられた回路構成情報に基づき画像デ
ータの処理仕様について設定可能であり、該画像処理回
路が、他方の装置における画像処理回路の仕様情報に応
じて、上記画像データの処理仕様について設定されるよ
うになっており、上記他方の装置の変更に際して、新規
の装置の仕様情報に対応した回路構成情報と、新規の装
置に変更される前の画像処理回路における仕様の設定に
用いられた回路構成情報とを比較し、これらの回路構成
情報が同一である場合に、上記画像処理回路における仕
様の設定を改めて行わないようにしたことを特徴とした
ものである。
て、添付図面を参照しながら説明する。 実施の形態1.図1に、本発明の実施の形態1に係る画
像処理システムの構成を示す。この画像処理システム1
0は、原稿を光学式に読み取り電子画像データに変換す
るスキャナ3と、該スキャナ3から受信された画像デー
タを記録媒体上に印刷するプリンタ11とを有してお
り、これらスキャナ3及びプリンタ11は互いに接続さ
れ、各種の情報を送受信しつつ、共働して複写処理を行
う。基本的な構成として、上記スキャナ3は、原稿を読
み取り電子画像データに変換するCCD4と、スキャナ
3の出力側近傍に設けられ、CCD4により得られた画
像データを処理した上で出力する画像処理回路5と、ス
キャナ3内の各部の動作を制御するCPU6と、スキャ
ナ用回路データファイル7とを有している。他方、上記
プリンタ11は、その入力側近傍に設けられ、上記スキ
ャナ3から受信した画像データを処理する画像処理回路
12と、画像データを用紙上に現像し印刷するレーザ1
3(図中のLD)と、プリンタ11内の各部の動作を制
御するCPU14とを有している。
は、複写処理に際して、図1に示すように、スキャナ3
側の画像処理回路5からプリンタ11側の画像処理回路
12へ画像データが直接に供給され、また、スキャナ3
側のCPU6及びプリンタ11側のCPU14が、他方
の機器の種類や動作状態を識別するように、互いに通信
し合う。このとき、上記各画像処理回路5及び12で
は、それぞれ、例えば解像度,カラー/モノクロ,階調
数について所定の仕様に基づき画像データが処理される
ようになっており、前述したように、画像データが各画
像処理回路5及び12により逐次処理されるためには、
画像処理回路5及び12において同一の仕様に基づきデ
ータ処理が行われる必要がある。
10では、スキャナ3内に組み込まれる画像処理回路5
として、与えられた回路構成情報に基づき画像データの
処理仕様について設定可能なものが用いられている。こ
の実施の形態では、かかる画像処理回路の一部に、従来
知られている書込み可能ゲート・アレイ5a(所謂、F
PGA(Field Programmable gatearray))を用いるよ
うにした。尚、このFPGA自体は従来より公知の技術
であるので、本件では、詳細な回路構成等の説明につい
ては省略する。このFPGA5aによれば、プログラム
可能な論理モジュールを規則的に並べ、その間に配線領
域を用意して、論理モジュールと配線領域をプログラム
に応じて接続することで所望の論理を実現することがで
き、これにより、与えられた各種のプログラムに基づ
き、画像データを様々な仕様で処理することが可能であ
る。また、更に、この実施の形態では、スキャナ3内
に、上記画像処理回路5に付与されるプログラム、つま
り回路構成情報(以下、回路データという)を複数保存
する回路データファイル7が設けられている。
では、複写処理に際して、スキャナ3側の画像処理回路
5の仕様が、次のように設定される。まず、上記スキャ
ナ3とプリンタ11とが互いに接続された状態で、両者
に組み込まれたCPU6とCPU14との間との通信に
より、プリンタ11側の画像処理回路12で採用される
仕様が識別される。スキャナ3では、識別された仕様に
対応する回路データが、上記回路データファイル7から
選択され、CPU6を経由して上記画像処理回路5へ送
られる。上記CPU6と画像処理回路5とは、図2に示
すように、CPUバス9を介して互いに接続されてお
り、回路データファイル7から選択された回路データ
は、上記CPU6を経由した後、上記CPUバス9を通
じて画像処理回路5へ送られる。画像処理回路5では、
上記回路データファイル7から選択された回路データに
基づき、FPGA5aの論理モジュールと配線領域とが
接続されて、画像データの処理仕様が設定される。
じて、スキャナ3における画像処理回路5が画像データ
の処理仕様について設定されることにより、画像処理回
路5は、プリンタ11側の画像処理回路12の仕様と同
一の仕様で画像データを処理することが可能となる。
記画像処理システム10において、スキャナ3又はプリ
ンタ11への電源投入時やスキャナ3に接続されるプリ
ンタ11の変更時に必然的に行われるようになってい
る。例えばプリンタ11を変更する場合、新規のプリン
タ11がスキャナ3に接続されると、即座に、プリンタ
11側の画像処理回路12の仕様情報が識別され、続い
て、この仕様情報に対応した回路データが回路データフ
ァイル7から選択され、スキャナ3側のCPU6へ送ら
れる。この実施の形態では、スキャナ3側のCPU6に
おいて、新規のプリンタ11の仕様情報に対応した回路
データと、旧プリンタ11の仕様情報に対応した回路デ
ータ、すなわち前回のスキャナ3側の画像処理回路5に
おける仕様の設定に用いられた回路データとが比較され
る。その結果、これらの回路データが同一である場合に
は、画像処理回路5における仕様の設定を改めて行わな
いようにする。なお、かかるプリンタ11の変更の間
に、スキャナ3に対する電源はオン状態に維持されてお
り、この間に、画像処理回路5において設定されている
仕様は保持される。
る、プリンタ11の変更時における画像処理回路の仕様
の設定についてのフローチャートである。新規のプリン
タ11が接続されると、まず、その仕様情報が識別さ
れ、該仕様情報に対応した回路データが回路データファ
イル7からCPU6へ送られて受信される(♯21)。
次に、CPU6は、新たに受信した回路データと、前回
のスキャナ3側の画像処理回路5における仕様の設定に
用いられた回路データとを比較する(♯22)。その結
果、両者が不一致である場合には、新たに受信した回路
データが画像処理回路5に送られ、その回路データに基
づき、画像処理回路5は、画像データの処理仕様につい
て設定される(♯23)。また、一方、♯22におい
て、両者が一致する場合には、新たに受信した回路デー
タを破棄し、処理が継続される(♯24)。
は、プリンタ11の変更に際して、新規のプリンタ11
が前回と同一の仕様を有すると判断される場合、スキャ
ナ3において、画像処理回路5の仕様の設定を改めて行
わないようにすることにより、新規のプリンタ11への
変更時に要する仕様の設定時間、すなわち装置の停止時
間を短縮することができる。
明する。尚、以下の説明では、前述した実施の形態1に
おける場合と同一のものについては同じ符号を付し、そ
れ以上の説明は省略する。 実施の形態2.図4は、本発明の実施の形態2に係る画
像処理システムの構成を示す説明図である。この画像処
理システム20は、前述した実施の形態1の場合と同じ
構成を有するもので、この実施の形態2では、上記スキ
ャナ22側の画像処理回路5に付与される回路データを
複数保存する回路データファイル37が、プリンタ31
側に設けられる。
の変更に際して、スキャナ22側の画像処理回路5の仕
様が、次のように設定される。新規のプリンタ31が接
続されると、まず、上記スキャナ23とプリンタ31と
が互いに接続された状態で、両者に組み込まれたCPU
26とCPU34との間の通信により、プリンタ31側
の画像処理回路12の仕様が識別される。スキャナ22
では、識別された仕様に対応する回路データがプリンタ
31内に設けられた回路データファイル37から選択さ
れる。選択された回路データは、プリンタ31側のCP
U34を経由して、スキャナ22側のCPU26へ送ら
れ受信される。
では、新規のプリンタ31の仕様情報に対応した回路デ
ータと、前回の画像処理回路5における仕様の設定に用
いられた回路データとが比較される。その結果、これら
の回路データが不一致である場合には、新規のプリンタ
31の仕様情報に対応した回路データが、スキャナ22
側の画像処理回路5に送られる。該画像処理回路5で
は、上記回路データファイル37から転送された回路デ
ータに基づき、FPGA5aの論理モジュールと配線領
域とが接続されて、新規のプリンタ31側の画像処理回
路12の仕様と同一の画像データの処理仕様が設定され
る。また、一方、上記スキャナ22側のCPU26によ
り回路データが比較された結果、回路データが同一であ
る場合には、新規の回路データが破棄され、前回の画像
処理回路5における仕様の設定に基づいて画像データの
処理が継続される。
は、プリンタの変更に際して、新規のプリンタ31が前
回と同一の仕様を有すると判断される場合、スキャナ2
2において、画像処理回路5の仕様の設定を改めて行わ
ないようにすることにより、新規のプリンタ31への変
更時に要する仕様の設定時間、すなわち装置の停止時間
を短縮することができる。
態3に係る画像処理システムの構成を示す説明図であ
る。前述した実施の形態では、与えられた回路データに
基づき画像データの処理仕様について設定可能な画像処
理回路が、スキャナ側に組み込まれていた。この実施の
形態3では、かかる画像処理回路52が、プリンタ51
側に組み込まれており、スキャナ42側の画像処理回路
45の仕様に応じて、プリンタ51側の画像処理回路5
2の仕様が設定されるようになっている。
の変更に際して、プリンタ51側の画像処理回路52の
仕様が、次のように設定される。新規のスキャナ42が
接続されると、まず、上記スキャナ42とプリンタ51
とが互いに接続された状態で、両者に組み込まれたCP
U46とCPU54との間の通信により、スキャナ42
側の画像処理回路45で採用される仕様が識別される。
プリンタ51では、識別された仕様に対応する回路デー
タがスキャナ42内に設けられた回路データファイル4
7から選択される。選択された回路データは、スキャナ
42側のCPU46を経由して、プリンタ51側のCP
U54へ送られ受信される。
は、新規のスキャナ42の仕様情報に対応した回路デー
タと、前回の画像処理回路52における仕様の設定に用
いられた回路データとが比較される。その結果、これら
の回路データが不一致である場合には、新規のスキャナ
42の仕様情報に対応した回路データが、プリンタ51
側の画像処理回路52へ送られる。該画像処理回路52
では、上記回路データファイル37から転送された回路
データに基づき、FPGA52aの論理モジュールと配
線領域とが接続されて、新規のスキャナ42側の画像処
理回路45の仕様と同一の画像データの処理仕様が設定
される。また、一方、上記プリンタ51側のCPU54
により回路データが比較された結果、回路データが同一
である場合には、新規の回路データが破棄され、前回の
画像処理回路52における仕様の設定に基づいて画像デ
ータの処理が継続される。
は、スキャナの変更に際して、新規のスキャナ42が前
回と同一の仕様を有すると判断される場合、プリンタ5
1において、画像処理回路52の仕様の設定を改めて行
わないようにすることにより、新規のスキャナ42への
変更時に要する仕様の設定時間、すなわち装置の停止時
間を短縮することができる。
態4に係る画像処理システムの構成を示す説明図であ
る。この画像処理システム60は、前述した実施の形態
3の場合と同じ構成を有するもので、この実施の形態4
では、プリンタ71側の画像処理回路52に付与される
回路データを複数保存する回路データファイル77が、
プリンタ71側に設けられる。
の変更に際して、プリンタ71側の画像処理回路52の
仕様が、次のように設定される。新規のスキャナ62が
接続されると、まず、上記スキャナ62とプリンタ71
とが互いに接続された状態で、両者に組み込まれたCP
U66とCPU74との間の通信により、スキャナ62
側の画像処理回路45の仕様が識別される。プリンタ7
1では、識別された仕様に対応する回路データが、プリ
ンタ71内に設けられた回路データファイル77から選
択される。選択された回路データは、上記プリンタ71
側のCPU74へ送られ受信される。
では、新規のプリンタ71の仕様情報に対応した回路デ
ータと、前回の画像処理回路52における仕様の設定に
用いられた回路データとが比較される。その結果、これ
らの回路データが不一致である場合には、新規のスキャ
ナ62の仕様情報に対応した回路データが、プリンタ7
1側の画像処理回路52に送られる。該画像処理回路5
2では、上記回路データファイル77から転送された回
路データに基づき、FPGA52aの論理モジュールと
配線領域とが接続されて、新規のスキャナ62側の画像
処理回路45の仕様と同一の画像データの処理仕様が設
定される。また、一方、上記プリンタ71側のCPU7
4により回路データが比較された結果、回路データが同
一である場合には、新規の回路データが破棄され、前回
の画像処理回路52における仕様の設定に基づいて画像
データの処理が継続される。
は、スキャナの変更に際して、新規のスキャナ62が前
回と同一の仕様を有すると判断される場合、プリンタ7
1において、画像処理回路52の仕様の設定を改めて行
わないようにすることにより、新規のスキャナ62への
変更時に要する仕様の設定時間、すなわち装置の停止時
間を短縮することができる。
態5に係る画像処理システムの構成を示す説明図であ
る。この画像処理システム80は、スキャナとして、カ
ラースキャナ82Aと解像度1200dpiのモノクロ
スキャナ82Bとを有し、また、一方、プリンタとし
て、カラープリンタ91Aと解像度1200dpiのモ
ノクロプリンタ91Bと解像度600dpiのモノクロ
プリンタ91Cとを有している。上記スキャナ82A,
82Bは、それぞれ、所定の通信回線を介して、プリン
タ91A,91B及び91Cと接続されており、スキャ
ナ82A,82B側に設けられたCPU86A,86B
とプリンタ91A,91B,91C側に設けられたCP
U94A,94B,94Cとの間では、通信が可能であ
る。
A,82B及びプリンタ91A,91B及び91Cの全
てについて、それらに組み込まれる画像処理回路85
A,85B,92A,92B,92Cが、与えられた回
路データに応じて画像データの処理仕様について設定可
能である。また、これら各画像処理回路85A,85
B,92A,92B,92Cに送られる回路データを保
存する手段としての回路データファイルが、上記モノク
ロスキャナ82B内に設けられている。更に、この実施
の形態では、プリンタ91A,91B及び91Cが、そ
の画像データ入力側に、それぞれ、上記スキャナの種類
に対応する数(ここでは2つ)の入力部を有しており、
各画像処理回路92A,92B,92C毎に、スキャナ
82A,82Bからの画像データの入力に際して、必要
な方が選択されるようになっている。
では、スキャナ又はプリンタを変更するに際して、両者
に組み込まれた画像処理回路の仕様が、以下のように設
定される。第一に、新規のスキャナ82A,82B側の
画像処理回路85A,85Bの仕様に応じて、プリンタ
91A,91B,91C側の画像処理回路92A,92
B,92Cの仕様が設定される場合について考える。こ
の場合には、新規のスキャナ82A,82Bが接続され
ると、まず、スキャナ82A,82B側のCPU86
A,86Bとプリンタ91A,91B,91C側のCP
U94A,94B,94Cとの間の通信により、新規の
スキャナ82A,82B側の画像処理回路85A,85
Bの仕様が識別される。プリンタ91A,91B,91
は、それぞれ、上記画像処理回路85A,85Bのいず
れか一方の仕様に応じ、上記通信回線を通じて、上記モ
ノクロスキャナ82B内に設けられた回路データファイ
ル87から回路データを選択する。選択された回路デー
タは、モノクロスキャナ82BのCPU86Bを経由し
て、プリンタ91A,91B,91C側の各CPU94
A,94B,94Cへ送られ受信される。
1C側のCPU94A,94B,94Cでは、新規のス
キャナ82A,82Bの仕様情報に対応した回路データ
と、前回の画像処理回路92A,92B,92Cにおけ
る仕様の設定に用いられた回路データとが比較される。
その結果、これらの回路データが不一致である場合に
は、新規のスキャナ82A,82Bの仕様情報に対応し
た回路データが、プリンタ91A,91B,91C側の
画像処理回路92A,92B,92Cに送られる。該画
像処理回路92A,92B,92Cでは、それぞれ、上
記回路データファイル87から転送された回路データに
基づき、各FPGA92a,92b,92cの論理モジ
ュールと配線領域とが接続されて、新規のスキャナ82
A,82B側の画像処理回路85A,85Bの仕様と同
一の画像データの処理仕様が設定される。また、一方、
上記プリンタ91A,91B,91C側のCPU94
A,94B,94Cにより回路データが比較された結
果、回路データが同一である場合には、新規の回路デー
タが破棄され、前回の画像処理回路92A,92B,9
2Cにおける仕様の設定に基づいて画像データの処理が
継続される。
91C側の画像処理回路92A,92B,92Cの仕様
に応じて、スキャナ82A,82B側の画像処理回路8
5A,85Bの仕様が設定される場合について考える。
この場合には、まず、スキャナ82A,82B側のCP
U86A,86Bとプリンタ91A,91B,91C側
のCPU94A,94B,94Cとの間の通信により、
新規のプリンタ91A,91B,91C側の画像処理回
路92A,92B,92Cの仕様が識別される。スキャ
ナ82A,82Bは、それぞれ、それら画像処理回路9
2A,92B,92Cのいずれか一の仕様に応じ、上記
モノクロスキャナ82B内に設けられた回路データファ
イル87から回路データを選択する。選択された回路デ
ータは、モノクロスキャナ82B側のCPU86Bへ、
若しくは、このCPU86Bを経由して、カラースキャ
ナ82A側のCPU86Aへ送られ受信される。
CPU86A,86Bでは、新規のプリンタ91A,9
1B,91Cの仕様情報に対応した回路データと、前回
の画像処理回路85A,85Bにおける仕様の設定に用
いられた回路データとが比較される。その結果、これら
の回路データが不一致である場合には、新規のプリンタ
91A,91B,91Cの仕様情報に対応した回路デー
タが、スキャナ82A,82B側の画像処理回路85
A,85Bに送られる。該画像処理回路85A,85B
では、それぞれ、上記回路データファイル87から転送
された回路データに基づき、各FPGA85a,85b
の論理モジュールと配線領域とが接続されて、新規のプ
リンタ91A,91B,91C側の画像処理回路92
A,92B,92Cの仕様と同一の画像データの処理仕
様が設定される。また、一方、上記スキャナ82A,8
2B側のCPU86A,86Bにより回路データが比較
された結果、回路データが同一である場合には、新規の
回路データが破棄され、前回の画像処理回路85A,8
5Bにおける仕様の設定に基づいて画像データの処理が
継続される。
は、スキャナ又はプリンタの変更に際して、新規のスキ
ャナ82A,82B又はプリンタ91A,91B,91
Cが前回と同一の仕様を有すると判断される場合、スキ
ャナ82A,82B又はプリンタ91A,91B,91
Cにおいて、各画像処理回路85A,85B又は92
A,92B,92Cの仕様の設定を改めて行わないよう
にすることにより、新規のスキャナ82A,82B又は
プリンタ91A,91B,91Cへの変更時に要する仕
様の設定時間、すなわち装置の停止時間を短縮すること
ができる。
限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
において、種々の改良及び設計上の変更が可能であるこ
とは言うまでもない。
み取り電子画像データに変換する走査装置と該走査装置
から受信された画像データを記録媒体上に印刷する印刷
装置とを有する画像処理システムにおいて、上記走査装
置及び印刷装置が、それぞれ、画像データを所定の仕様
で処理する画像処理回路を有しており、上記両装置の少
なくとも一方において、上記画像処理回路が、与えられ
た回路構成情報に基づき画像データの処理仕様について
設定可能であり、該画像処理回路が、他方の装置におけ
る画像処理回路の仕様情報に応じて、上記画像データの
処理仕様について設定されるようになっており、上記他
方の装置の変更に際して、新規の装置の仕様情報に対応
した回路構成情報と、新規の装置に変更される前の画像
処理回路における仕様の設定に用いられた回路構成情報
とを比較し、接続される他方の装置の変更に際して、新
規の装置が前回と同一の仕様を有すると判断される場
合、画像データの処理仕様について設定可能な画像処理
回路が組み込まれた装置において、画像処理回路の仕様
の設定を改めて行わないようにするので、新規の装置へ
の変更時に要する仕様の平均的な設定時間、すなわち装
置の平均的な停止時間を短縮することができる。
ムの構成を示す説明図である。
像処理回路(FPGA)のブロック図である。
についてのフローチャートである。
ムの構成を示す説明図である。
ムの構成を示す説明図である。
ムの構成を示す説明図である。
ムの構成を示す説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 原稿を光学的に読み取り電子画像データ
に変換する走査装置と該走査装置から受信された画像デ
ータを記録媒体上に印刷する印刷装置とを有する画像処
理システムにおいて、 上記走査装置及び印刷装置が、それぞれ、画像データを
所定の仕様で処理する画像処理回路を有しており、 上記両装置の少なくとも一方において、上記画像処理回
路が、与えられた回路構成情報に基づき画像データの処
理仕様について設定可能であり、該画像処理回路が、他
方の装置における画像処理回路の仕様情報に応じて、上
記画像データの処理仕様について設定されるようになっ
ており、 上記他方の装置の変更に際して、新規の装置の仕様情報
に対応した回路構成情報と、前回の画像処理回路におけ
る仕様の設定に用いられた回路構成情報とを比較し、こ
れらの回路構成情報が同一である場合に、上記画像処理
回路における仕様の設定を改めて行わないようにしたこ
とを特徴とする画像処理回路。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34181899A JP3707320B2 (ja) | 1999-12-01 | 1999-12-01 | 画像処理システム |
US09/726,535 US7177036B2 (en) | 1999-12-01 | 2000-12-01 | Image processing system for reading and processing images |
US11/650,437 US7599085B2 (en) | 1999-12-01 | 2007-01-08 | Image processing system for reading and processing images |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34181899A JP3707320B2 (ja) | 1999-12-01 | 1999-12-01 | 画像処理システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001160876A true JP2001160876A (ja) | 2001-06-12 |
JP3707320B2 JP3707320B2 (ja) | 2005-10-19 |
Family
ID=18349001
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34181899A Expired - Fee Related JP3707320B2 (ja) | 1999-12-01 | 1999-12-01 | 画像処理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3707320B2 (ja) |
-
1999
- 1999-12-01 JP JP34181899A patent/JP3707320B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
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---|---|
JP3707320B2 (ja) | 2005-10-19 |
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