JP2001160668A - プリント配線基板 - Google Patents

プリント配線基板

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JP2001160668A
JP2001160668A JP34194299A JP34194299A JP2001160668A JP 2001160668 A JP2001160668 A JP 2001160668A JP 34194299 A JP34194299 A JP 34194299A JP 34194299 A JP34194299 A JP 34194299A JP 2001160668 A JP2001160668 A JP 2001160668A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulating substrate
carbonized
wiring pattern
wiring board
printed wiring
Prior art date
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Pending
Application number
JP34194299A
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English (en)
Inventor
Yoichi Sato
洋一 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 絶縁基板の両面に設けられた配線パターンを
貫通孔を設けずに電気的に接続するとともに、配線パタ
ーンの一つの独立した領域内に複数個の貫通孔を設けた
場合に全ての貫通孔が導通しているか否かを確認できる
ように成したプリント配線基板を提供する。 【解決手段】 絶縁基板1の両面に設けられた配線パタ
ーン4’の所定の箇所を導通させたプリント配線基板で
あって、絶縁基板1に局部的に炭化部3を形成すること
により絶縁基板両面の配線パターン4’を導通させたこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、絶縁基板の両面に
設けられた配線パターンの所定の箇所を導通させたプリ
ント配線基板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のプリント配線基板の製造
方法としては、スルーホールメッキを施す方法が採られ
ている。即ち、図5に示すように、先ず、紙フェノール
板やガラス不織布積層板等から成る絶縁基板101の両
面にそれぞれ銅箔102を接着剤により接着するかまた
は又はメッキ等により形成し、この銅箔をエッチングし
て所定の配線パターン102’を形成し、しかる後に図
6に示すように所定の箇所に貫通孔103を設ける。次
いで、図7に示すように、無電解メッキ、電解銅メッキ
等により貫通孔103内に銅メッキ層104を形成し、
絶縁基板101両面の配線パターン102’を導通させ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の方法では、貫通孔を設ける加工が煩雑であり、
製造コストが高いという問題点が有る。また、接地ライ
ン等の直流電流が流れる部分の銅箔の電気抵抗を低減す
ることを目的として貫通孔を設ける場合、配線パターン
の一つの独立した領域内に複数個の貫通孔が設けられる
こととなるが、その場合、貫通孔が一つでも導通してい
ると、貫通孔により電気的に接続された二つの領域間の
電気抵抗が0になるため、全ての貫通孔が導通している
か否かを確認するのが困難であるという問題点が有る。
【0004】本発明は上述した問題点に鑑みてなされた
もので、その目的は、絶縁基板の両面に設けられた配線
パターンを貫通孔を設けずに電気的に接続するととも
に、配線パターンの一つの独立した領域内に複数個の貫
通孔を設けた場合に全ての貫通孔が導通しているか否か
を確認できるように成したプリント配線基板を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上述した
課題を解決するべく鋭意検討を重ねた結果、炭化した物
質が導電性を有するという知見に基づき、本発明を完成
するに到った。即ち、通常基板材料として使用される紙
基材またはガラス基材においては、回路検討作業時に誤
って高電圧を印加し、基板を炭化させた場合、数Ω程度
の抵抗値を持って導通する場合が有る。そこで、本発明
は、絶縁基板の両面に設けられた配線パターンの所定の
箇所を導通させたプリント配線基板であって、絶縁基板
に局部的に炭化部を形成することにより絶縁基板両面の
配線パターンを導通させたことを特徴としている。
【0006】このような構成によれば、貫通孔を形成す
る加工及びその内部をメッキ処理する加工が不要となる
ため、製造コストが低減する。また、炭化部は抵抗値を
有しているため、配線パターンの一つの独立した領域内
に複数個の炭化部が設けられた場合、これらのうちの一
つでも不導通であると、炭化部により電気的に接続され
た二つの領域間の抵抗値が予定値と異なる(予定値より
も大きくなる)ため、不導通の炭化部が存在するか否か
を知ることができる。
【0007】なお、絶縁基板の基材をアルミナ系磁器絶
縁材により形成すると、炭化部の導通の確実性が向上す
るので好ましい。
【0008】また、配線パターンが絶縁基板に接着され
る場合には、配線パターンと炭化部を導電性を有する接
着剤で接着する必要が有るが、配線パターンにおける炭
化部に対応する部分にのみ導電性を有する接着剤を用い
るようにすると、接着の確実性が向上するとともに、短
絡が生じにくくなるので好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施形態
を図面を参照しながら説明する。図1〜図4は本発明の
プリント配線基板の製造方法の説明図である。
【0010】図1において、1は絶縁基板であり、炭化
部の導通を確実にするために、炭素固定抵抗器に多く使
用されているアルミナ系磁器絶縁材により構成されてい
る。なお、炭素固定抵抗器は、アルミナ系磁器絶縁材の
表面を炭化させ、炭素被膜を形成し、しかる後にらせん
状に溝をつけることにより抵抗値を決める構造となって
いる(無論、炭化していないところは電気的に絶縁体と
なっている)。絶縁基板1は、ガラス不織布積層板(い
わゆるCEM−3材)と同じ工法にて、ガラスをアルミ
ナ系磁器絶縁材に置き換えることにより製造される。
【0011】そして、図2に示すように、この絶縁基板
1に、CADデータに従って、アーク放電機2により所
定の箇所にアーク放電を行い、絶縁基板1を局部的に炭
化させて炭化部3を形成する。その後、図3に示すよう
に、絶縁基板1の両面に銅箔4を接着し、この銅箔4を
公知の工法によりエッチングして所定の配線パターン
4’を形成する。
【0012】なお、図4に拡大して示す通り、絶縁基板
1の炭化部3には、銅箔4を絶縁基板1に接着する接着
剤5が塗布されないようにする必要が有り、そのため
に、本実施形態では、接着剤5の塗布をスクリーン印刷
法により行っている。そして、炭化部3には、別途、導
電性を有する接着剤が塗布されている。このように、配
線パターン4’における炭化部3に対応する部分のみ導
電性を有する接着剤で接着することにより、接着の確実
性が向上するとともに、短絡(ショート)の危険性が低
減する。
【0013】なお、炭化部3は数Ωの抵抗値を有するた
め、配線パターンの一つの独立した領域(主として接地
ライン等)内に複数個設けるのが好ましい。但し、電気
的に数Ωの抵抗値が有っても支障の無い信号ライン等で
は、この限りでない。
【0014】
【発明の効果】本発明のプリント配線基板によれば、貫
通孔を形成する加工及びその内部をメッキ処理する加工
が不要となるため、製造コストが低減する。また、炭化
部は抵抗値を有しているため、配線パターンの一つの独
立した領域内に複数個の炭化部が設けられた場合、これ
らのうちの一つでも不導通であると、炭化部により電気
的に接続された二つの領域間の抵抗値が予定値と異なる
ため、不導通の炭化部が存在するか否かを知ることがで
きる。したがって、不良が低減し、品質が向上するもの
である。
【0015】なお、絶縁基板の基材をアルミナ系磁器絶
縁材により形成した場合には、炭化部の導通の確実性が
向上する。
【0016】また、配線パターンが絶縁基板に接着され
る場合には、配線パターンにおける炭化部に対応する部
分にのみ導電性を有する接着剤を用いるようにすると、
接着の確実性が向上するとともに、短絡が生じにくくな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のプリント配線基板の製造方法の説明
図。
【図2】 本発明のプリント配線基板の製造方法の説明
図。
【図3】 本発明のプリント配線基板の製造方法の説明
図。
【図4】 本発明のプリント配線基板の製造方法の説明
図。
【図5】 従来のプリント配線基板の製造方法の説明
図。
【図6】 従来のプリント配線基板の製造方法の説明
図。
【図7】 従来のプリント配線基板の製造方法の説明
図。
【符号の説明】
1 絶縁基板 2 アーク放電機 3 炭化部 4 銅箔 4’配線パターン 5 接着剤

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁基板の両面に設けられた配線パター
    ンの所定の箇所を導通させたプリント配線基板であっ
    て、前記絶縁基板に局部的に炭化部を形成することによ
    り前記絶縁基板両面の配線パターンを導通させたことを
    特徴とするプリント配線基板。
  2. 【請求項2】 前記絶縁基板の基材がアルミナ系磁器絶
    縁材により形成されたことを特徴とする請求項1に記載
    のプリント配線基板。
  3. 【請求項3】 前記配線パターンが前記絶縁基板に接着
    され、前記配線パターンにおける前記炭化部に対応する
    部分のみ導電性を有する接着剤で接着されたことを特徴
    とする請求項1または2に記載のプリント配線基板。
JP34194299A 1999-12-01 1999-12-01 プリント配線基板 Pending JP2001160668A (ja)

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JP34194299A JP2001160668A (ja) 1999-12-01 1999-12-01 プリント配線基板

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8742264B2 (en) 2011-06-29 2014-06-03 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic apparatus
US9155203B2 (en) 2011-09-30 2015-10-06 Kabushiki Kaisha Toshiba Apparatus for manufacturing flexible printed wiring board, apparatus for manufacturing wiring board, and applying device

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8742264B2 (en) 2011-06-29 2014-06-03 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic apparatus
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