JP2001160397A - カード形固体電池用集電体の成形方法及び成形装置 - Google Patents

カード形固体電池用集電体の成形方法及び成形装置

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JP2001160397A
JP2001160397A JP34284599A JP34284599A JP2001160397A JP 2001160397 A JP2001160397 A JP 2001160397A JP 34284599 A JP34284599 A JP 34284599A JP 34284599 A JP34284599 A JP 34284599A JP 2001160397 A JP2001160397 A JP 2001160397A
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Takeaki Kozuka
武明 小塚
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Abstract

(57)【要約】 【課題】 金型の精度を下げずに、安価に集電体を作る
ことができるカード形固体電池用集電体の成形方法及び
成形装置を実現する。 【解決手段】 リード付きカード形をなし、リード8を
除く外側コーナー部分13とリード8と交差している内
側コーナー部分12とにそれぞれ円弧状の輪郭を形成し
ている固体電池用集電体の成形装置である。装置構造
は、集電体3よりも大きなワーク10が第1方向に沿っ
て切断して集電体3の第1方向の幅W1を切り出す第1
切断手段(17,30,31等)と、前記第1方向と略
直角に交差する第2方向に沿って切断してリード8の長
さを含む前記集電体3の第2方向の幅W5を切り出す第
2切断手段(18,30,31等)と、前記リード8を
切り出すリード切り出し手段(51,52,64a,6
4b等)と、前記外側コーナー部分13を切断して前記
円弧状の輪郭を切り出すR切り出し手段(51,52,
65a,65b等)を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カード形固体電池
用集電体を所定の形状に成形する方法及び成形装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、固体状電解質を用いたリチウムイ
オン電池等、完全固体形の電池が開発されつつある。こ
の完全固体形のリチウムイオン電池等の用途は、携帯型
パーソナルコンピュータ、携帯電話、ミニコンポ、ミニ
ディスク等のポータブル形の電子機器等が挙げられる
が、電子機器用として使用するには小型で、薄型が要求
される。そこで考えられるのが、カード形にした厚みの
薄い固体電池であり、カード形にすることによってポー
タブル機器の薄型化も可能になる。
【0003】図24及び図25は、現在、本件出願人が
研究途中にあるカード形固体電池の一構造例を示すもの
である。図24及び図25において、このカード形固体
電池1は、図に示されている如く、薄いカード形に作ら
れており、内側に正極活物質2がコーティングされてい
る正極集電体3に、固体電解質4、リチウムメタル5、
負極集電体6を順に重ね合わせ、その外側全体をパッケ
ージ材7で覆い、パッケージ材7の一部からは正極集電
体3の一部である正極リード8と負極集電体6の一部で
ある負極リード9をそれぞれ導出させた構造になってい
る。
【0004】なお、正極集電体3は、図26及び図27
に単品で示しているように、厚みt1が約0.02mm
のアルミニウム箔で作られ、その片面に正極活物質2が
コーティングされている。一方、負極集電体6は、図2
8及び図29に単品で示しているように、厚みt2が約
0.02mmの銅箔で作られている。また、正極集電体
3の平面的な外形と負極集電体6の平面的な外形は略同
じに作られている。すなわち、図26及び図29に示し
ているように、幅方向の寸法W1(以下、「集電体幅W
1又はW1」という)は正極集電体3及び負極集電体6
共に60mmで、長さ方向の寸法W2(以下、「集電体
長さW2又はW2」という)は正極集電体3及び負極集
電体6共に90mmであり、さらに一端から延ばされて
いる正極リード8と負極リード9の長さ寸法L(以下、
「リード長さL又はL」という)及び幅寸法W3(以
下、「リード幅W3又はW3」という)は共に10mm
で作られている。そして、その正極集電体3と負極集電
体6は、重ね合わされるとき、正極リード8と負極リー
ド9が互いに左右の端に離れた状態にして組み込まれ
る。
【0005】これら、正極集電体3及び負極集電体6を
成形する場合は、作業スピードの面から裁断方式として
プレス金型を用いての成形が好ましいと思われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、正極集電体
3は材質がアルミニウム箔、負極集電体6は銅箔であり、
何れも薄い素材をバリなく成形するには非常に高精度、
高価格の金型が必要である。従来方式では、例えば、
0.02mm程度の厚さアルミニウム箔をバリの発生を
抑えて高精度に裁断する場合、金型(上下の刃やカット
ダイ)の高精度な隙間管理(隙間0.002程度)が必
要となるからである。また、メンテナンス時、例えば、
刃研削後の刃合わせ(組立て)に高レベルの技量も必要で
あり、製造工場のラインメンテナンスでは対応できない
ことも予想される。しかも、プレス成型時にバリが発生
すると、その材料にバリを持つこと自体が不良品とな
る。材料にバリが付いたままでなくても、製造工程で発
生して脱落したバリが集電体3(又は集電体6)に付着
すると、ショートの原因になることもある。このことか
ら、バリの発生は不良品の発生となることが多いので許
されない。したがって、従来のプレス技術と同じ方法で
作業を進めた場合は、より高精度で高価な金型が必要と
なり、高価格な金型は製品コストを大幅に引き上げる要
因となる問題点を抱えている。
【0007】本発明は上記した問題に鑑みなされたもの
である。その目的は、上記の問題を一掃して、比較的簡
単な構造で、金型の精度を下げずに、安価に集電体を作
ることができるカード形固体電池用集電体の成形方法及
び成形装置を提供することにある。更に他の目的は、以
下に説明する内容の中で順次明らかにして行く。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の成形方法は、概略四角形で、一部から外側に向
かってリードが延ばされているカード形をしているとと
もに、前記リードを除く外側コーナー部分と前記リード
と交差している内側コーナー部分とにそれぞれ円弧状の
輪郭を形成している固体電池用集電体の成形方法であっ
て、前記集電体よりも大きなワークから該ワークの第1
方向に沿って切断して前記集電体の第1方向の幅を切り
出す第1方向切り出し工程と、前記第1方向切り出し工
程を経た前記ワークの前記第1方向と略直角に交差する
第2方向に沿って切断して前記リードの長さを含む前記
集電体の第2方向の幅を切り出す第2方向切り出し工程
と、前記第2方向切り出し工程を経た前記ワークの一部
を切断して記リードを切り出すリード切り出し工程と、
前記リード切り出し工程を経た前記ワークの前記外側コ
ーナー部分を切断して前記円弧状の輪郭を切り出すR切
り出し工程、を経て成形するようにしたものである。
【0009】以上の構成によれば、ワーク(素材のワー
クを意味する、以下、同じ)を一度に全部を切断せず
に、合計4つの工程に分けて順に切断するようにしてい
るので、各切断部分を切断加工する金型の精度を上げて
も、それぞれの金型は安価に作ることができる。すなわ
ち、本発明方法は、各工程での金型を簡易化し、精度的
な制約を無くすることにより、全体の歩留まりを向上
し、トータル的な価格を抑えて、安価に提供することを
可能にする。
【0010】また、本発明のカード形固体電池用集電体
の成形装置は、概略四角形で、一部から外側に向かって
リードが延ばされているカード形をしているとともに、
前記リードを除く外側コーナー部分と前記リードと交差
している内側コーナー部分とにそれぞれ円弧状の輪郭を
形成している固体電池用集電体の成形装置であって、前
記集電体よりも大きなワークがセットされて、前記ワー
クを第1方向に沿って切断して前記集電体の第1方向の
幅を切り出す第1切断手段と、前記第1切断部で切断さ
れた前記ワークの前記第1方向と略直角に交差する第2
方向に沿って切断して前記リードの長さを含む前記集電
体の第2方向の幅を切り出す第2切断手段と、前記第2
切断手段による切り出しを経た前記ワークの一部を切断
して記リードを切り出すリード切り出し手段と、前記リ
ード切り出し手段による切り出しを経た前記ワークの前
記外側コーナー部分を切断して前記円弧状の輪郭を切り
出すR切り出し手段、を備えてなる構成としたものであ
る。この場合、上記各手段は単一の装置に組み込んだ
り、4つの装置として構成することも可能であるが、第
1切断手段と第2切断手段を第1装置内に組み込み、リ
ード切り出し手段とR切り出し手段を別の第2装置に組
み込むことが無駄のない機構と、作業スペースや流れ作
業等の観点から好ましいものとなる。
【0011】以上の構成によれば、本発明方法を実施す
る上で好適な装置となり、ワークを一度に全部を切断せ
ずに、素材であるワークが第1と第2の切断手段および
2つの切り出し手段にて順に切断されて設計形状に作ら
れることになる。このため、本発明装置は、素材である
ワークが0.02mm程度の厚さであっても、4つの手
段で順に切断加工するので、各手段での使用金型(カッ
トダイや刃の形状)を単純ないしは簡略化でき、この結
果、それらの精度を上げても、それぞれの金型を安価に
作ることができる。また、本発明装置にて集電体を量産
することにより、メンテナンスも簡単となり、バリの発
生を抑えて全体の歩留まりを向上し、トータル的な価格
を抑えることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる
実施の形態は、本発明の好適な具体例であり技術的に好
ましい種々の限定が付されているが、本発明の技術的範
囲を制約するものではない。
【0013】図1乃至図5は本実施の形態におけるカー
ド形固体電池用集電体を所定の形状に裁断する工程を示
す図である。本実施の形態では、図24乃至図29に示
したカード形固体電池1の正極集電体3を作る場合を一
例としている。したがって、図1乃至図5において図2
4乃至図29と同一符号を付したものは図24乃至図2
9と同一のものを示している。
【0014】そして、図1乃至図5において、本実施の
形態における正極集電体3は、次の工程〜の順で作
られる。 ・工程では、図1に示すように、正極集電体3よりも
大きな幅W4(本実施の形態では約140mm)を持つ
素材であるアルミニウム箔10をワークとして用意し、
所定の位置にセットする。このアルミニウム箔10の一
面には正極集電体3に対応した正極活物質2がコーティ
ングされている。なお、ワークであるアルミニウム箔1
0は、所定大のアルミニウム箔に多数の正極活物質2を
形成したものを、1個分のブランクに裁断したものであ
る。 ・工程では、図2に示すように、正極集電体3の集電
体幅W1に合わせてアルミニウム箔10の一方の両側部
分(第1方向に沿う部分)を切断除去し、W1×W4の
アルミニウム箔10aを形成する。すなわち、第1方向
切り出し工程である。 ・工程では、図3に示すように、W1×W4に作られ
たアルミニウム箔10aを、集電体長さW2の部分とリ
ード長さLの部分を残して、アルミニウム箔10aの他
方の両側部分(第1方向と直角に交差する第2方向に沿
う部分)を切断除去し、W1×W5のアルミニウム箔1
0bにする。すなわち、第2方向切り出し工程である。 ・工程では、図4に示すように、アルミニウム箔10
bの長さ方向における不要なコーナー部分11を切断除
去し、リード長さL、リード幅W3の正極リード8を有
したアルミニウム箔10cを形成する。この切断除去で
は、正極集電体3と正極リード8との接続部分に作られ
る内側コーナー部分12に円弧状の輪郭Rを形成する。
すなわち、リード切り出し工程である。 ・工程では、図5に示すように、正極集電体3の外側
に突出している3つのコーナー部分である、外側コーナ
ー13に円弧状の輪郭Rを形成する。すなわち、R切り
出し工程であり、これによって正極集電体3が完成す
る。なお、これは図26及び図27に示した正極集電体
3と同じものであるが、バリ発生の虞がなく、より高精
度なものになっている。
【0015】なお、以上の実施の形態では、正極集電体
3を作る場合について説明したが、負極集電体6を作る
場合には、ワークとして正極活物質2がコーティングさ
れているアルミニウム箔10に変えて銅箔の素材を用意
し、正極集電体3と同じ工程を経て切断除去すれば、正
極集電体3と同じようにして負極集電体6を作ることが
できる。
【0016】上述した集電体の成形方法では、ワークで
あるアルミニウム箔10を複数回に分けて切断してい
る。したがって、従来、この種の成形方法で行われてい
たような一回のプレス切断で、図5に示すような形状の
集電体を成形すると、非常に高精度で、高価格な金型が
必要とされるが、本実施の形態での成形方法のように、
複数回に分けて切断する方法では、各切断部分では精度
の高い金型も安価に作ることができる。量産した場合に
は、各工程毎に金型(カットダイや刃の形状)を初期セ
ッティングおよび保守操作することになるが、金型自体
が単純ないしは簡略化されていることから、さほどの技
量を必要とせず、容易に行うことができる。また、工程
では、コーナー部分11の切断と、内側コーナー部分
12の輪郭Rを同時に形成しているが、コーナー部分1
1を切断した後、内側コーナー部分12の輪郭Rを形成
するようにしても差し支えない。しかし、工程の構成
では、対象ワークが前工程,で最終形状に近いアル
ミニウム箔10bになっているため、コーナー部分11
および内側コーナー部分12の加工を同時に行っても、
金型(カットダイや刃の形状)を複雑にすることなく実
現でき、作業効率的に優れたものとなる。
【0017】図6乃至図25は、図1乃至図5を用いて
説明した集電体の成形方法を実施する成形装置を示して
いる。このうち、図6乃至図9に示す成形装置は上記工
程〜を実施する第1装置としてのダイ定尺カッター
で、図10乃至図23に示す成形装置は上記工程及び
を実施する第2装置としてのコーナーカッターであ
る。以下、図6乃至図23に示す各装置を用いて、図1
乃至図5に示した上記工程〜の手順でワークである
アルミニウム箔10の素材から正極集電体3を成形する
場合について説明する。したがって、以下の説明の中
で、図1乃至図5と同一符号を付して説明するものは、
図1乃至図5中に示している部分に対応しているもので
ある。
【0018】まず、図6乃至図9の第1装置である定尺
カッターについて説明する。図6は定尺カッター16の
要部構成を示す構成斜視図である。図6の定尺カッター
16は、図1に示したアルミニウム箔10がセットさ
れ、該アルミニウム箔10を図2に示すW1×W4幅の
アルミニウム箔10aに切断する第1切断部17と、第
1切断部17で集電体幅W1に切断されたアルミニウム
箔10aをリード長さLを含む集電体長さW5のアルミ
ニウム箔10bに切断するための第2切断部18と、こ
れら第1切断部17および第2切断部18を保持してい
る本体部19とで構成されている。なお、ここでの第1
切断部17の構成と第2切断部18とは、主に上下刃等
のカッター幅の寸法が異なるだけで基本的には同じ構造
である。したがって、第1切断17と第2切断部18と
で共通している構造は、同じ符号を付して重複した説明
を省略する。
【0019】本体部19は、第1と第2の切断部17,
18を左右に区分けするとともに、両切断部17,18
に配置される構成部材を保持しているハウジング20を
有している。このハウジング20の上部には電装部21
が設置されている。電装部21内には、定尺カッター1
6の全体の動作を制御するための制御回路が設けられ、
前面側には第1切断部17と第2切断部18の動作を切
り換えるためのセレクトスイッチ22の他に、その切り
換え後の切断部17,18の動作をスタートさせるため
のスタートスイッチ23等が設けられている。
【0020】各切断部17,18には、後側に配置され
たカッターユニット手段24と、これの上側に配置され
たカッター駆動手段25と、前側に配置されたワーク移
動手段26がそれぞれ設けられている。なお、本発明装
置の第1切断手段は切断部17側、第2切断手段は切断
部18側にそれぞれ組み込まれた対応するカッターユニ
ット手段24,カッター駆動手段25,ワーク移動手段
26で構成される。
【0021】ここで、カッターユニット手段24は、図
8にその側面図を示すと共に、図9にその正面図を示し
ているように、本体部19の底板19a上に固定して取
り付けられている下刃ユニット27と、後端側が枢軸2
8を介して下刃ユニット27の後端側と接続されてい
て、枢軸28を支点として前端側が上下方向に回動可能
な上刃ユニット29とを備えている。また、下刃ユニッ
ト27は左右の両側に下刃30を有し、上刃ユニット2
9は左右の両側に下刃30と噛み合わせられる上刃31
を有している。そして、このカッターユニット手段24
では、枢軸28を支点として上刃ユニット29が上側か
ら下側に向かって回転されると、上刃31が下刃30と
噛み合わされ、上刃31と下刃30との間に配置された
ワーク、すなわち本実施の形態ではアルミニウム箔10
を切断することができる。したがって、第1切断部17
側での左右の刃(30と30、31と31)の距離は、
アルミニウム箔10を集電体幅W1に切断するためその
W1に対応して設定され、第2切断部18側での左右の
刃(30と30、31と31)の距離は、アルミニウム
箔10aを集電体長さW5に切断するためそのW5に対
応して設定されている。また、上刃ユニット29の各刃
31には、下刃ユニット27との噛み合わせ時に、下刃
ユニット27の各刃30と常に擦り合わされながら回転
してワーク切断効果を向上させるために、上刃ユニット
29に対して上刃31を固定している複数(本実施の形
態では4つ)の固定ねじ32の頭と上刃31との間に付
勢手段であるスプリング33(図9参照)が各々装着さ
れている。符号32aはばね座である。すなわち、本実
施の形態において、左右の下刃30,30の間隔の幅
(正確には図9のM2の寸法)は、左右の上刃31,3
1の間隔の幅(図9のM1の寸法)よりも0.05mm
〜0.15mm程大きくし、スプリング33にて上刃3
1,31を下刃30,30に押し付けて隙間が0となる
ようにしている。また、上刃31,31は、スプリング
33にて十分に撓む厚み及び加工性を考慮し、約1mm
の厚さとし、下刃30は剛性が必要なため8mmの厚さ
としている。上刃31と下刃30の材質は、ハイスピー
ド鋼9種(SKH−9)とし、焼き入れ、焼き戻しを行
い、硬度HRc58〜62のものを使用している。これ
らの構成は、ワークであるアルミニウム箔10a,10
bの厚さが1μm〜0.1mm程度(本実施の形態では
ワークの厚さが約0.02mm)と薄いため、上下刃の
隙間管理(0.002mm)が不可欠となり、従来方式
だとメンテナンス性に欠け、高コストとなる関係で工夫
されたものである。これによれば、両下刃30,30の
間隔つまりM2と、両上刃31,31の間隔つまりM1と
を所定の値に規制し、上刃31,31を付勢手段である
スプリング33により下刃30,30側へスプリング圧
で押し付けるだけで、製造およびメンテナンス性に優
れ、無調整で隙間を確実に0にすることができる。
【0022】カッター駆動手段25は、カッターユニッ
ト手段24の上方において、本体部19の天板19bに
取り付けたエアシリンダ34を有している。そのエアシ
リンダ34の下端からは摺動ロッド34aが延ばされ、
該摺動ロッド34aの先端が上刃ユニット29の上面に
連結されている。そして、エアシリンダ34が駆動され
て摺動ロッド34aが上側に移動されると、上刃ユニッ
ト29も摺動ロッド34aに引かれ、この上刃ユニット
29が枢軸28を支点として上側に回動されて、下刃ユ
ニット27との間に大きな隙間が作られる非カッター位
置に移動される。これとは反対に、摺動ロッド34aが
下側に移動されると、上刃ユニット29が摺動ロッド3
4aに押されて下側に回動されて、下刃30と上刃31
との間が噛み合わされながらカッター位置に移動され
る。この移動時に、下刃30と上刃31との間にアルミ
ニウム箔10bがセットされていると、そのアルミニウ
ム箔10bを切断する。
【0023】ワーク移動手段26は、カッターユニット
手段24と同じ本体部19の底板19a上で、かつカッ
ターユニット手段24の手前に配置されており、左右一
対の位置決めレール35と、移動テーブル36と、ワー
ククランパー37と、ワークセット台38等で構成され
ている。位置決めレール35は、カッターユニット手段
24における下刃ユニット27の左右両側において、前
後方向に延ばされた状態にして配置されている。位置決
めレール35の上面にあって、前端側と、中間および後
端側の各位置にはセット位置としてそれぞれ位置決め溝
39a,39b,39cが等しいピッチで設けられてい
る。
【0024】移動テーブル36は、左右の両側部分に、
左右の位置決めレール35にそれぞれ対応配置された転
動用ローラ47を有し、ローラ47が前後に離れて一対
づつ組み付けられている。なお、前後一対のローラ47
間の距離は、位置決め溝39aと39b、又は、位置決
め溝39bと39cの間隔に等しく設定されている。ま
た、移動テーブル36の前端側には取っ手46が取り付
けられている。移動テーブル36上には、その中央に位
置してワーククランパー37が配設され、更にワークク
ランパー37の左右両側にはワークセット台38が設け
られている。
【0025】ワーククランパー37は、左右の幅が左右
の上刃31,31間の寸法よりも小さく、その両側の上
刃31,31の間に配置することが可能で、前後方向の
長さはアルミニウム箔10の幅W4よりも大きく作られ
ている。また、ワーククランパー37は、移動テーブル
36上に取り付けられている下側クランパー37aと、
この下側クランパー37aの上に面密着して配置されて
いる上側クランパー37bとを有している。上側クラン
パー37bは、後端側がヒンジ40を介して下側クラン
パー37aと接続され、該ヒンジ40を支点として前端
側が上下方向に回動可能になっている。すなわち、この
ワーククランパー37は、上側クランパー37bを上側
に回転させると、上側クランパー37bと下側クランパ
ー37aとの間が大きく離され、この間にワーク(第1
切断部17側ではアルミニウム箔10、第2切断部18
側ではアルミニウム箔10a)をセットすることができ
る。続いて、上側クランパー37bを下側に回転させる
と、そのセットされたワーク(アルミニウム箔10又は
10a)を挟んで上側クランパー37bが下側クランパ
ー37aに密接され、そのワークを上下クランパー37
b,37aで挟んで保持することができる。また、下側
クランパー37aの前端側には、ワークを挟んで下側ク
ランパー37aに密接された上側クランパー37bを解
除可能にロックしておくための止め金具41が取り付け
られている。
【0026】ワーククランパー37の左右両側に配置さ
れている上記ワークセット台38には、その前後端に、
それぞれ上側直角に立ち上がっている位置決め翼38a
が設けられている。位置決め翼38a,38a間の寸法
は、第1切断部17側がアルミニウム箔10の幅と略同
じW4で、第2切断部18側がアルミニウム箔10aの
最小幅と略同じW1に設定されている。したがって、第
1切断部17では、位置決め翼38a,38aの間でア
ルミニウム箔10を位置決めすることができ、第2切断
部18では位置決め翼38a,38aの間でアルミニウ
ム箔10aを位置決めすることができる。
【0027】移動テーブル36の前端側に設けられてい
る取っ手46は、作業者が手で掴んで移動テーブル36
の動きを制御するもので、略コ形状をなし、両端がブラ
ケット43を介して移動テーブル36の前側対応部に固
定されている。このような取っ手46はこれ以外の態様
であってもよい。
【0028】以上は、移動テーブル36の上面側の構造
であり、反対の下面側には図7に示しているように、Z
方向移動ガイド手段44と、X方向移動ガイド手段45
とが設けられている。Z方向ガイド手段44は、移動テ
ーブル36上のワークセット台38にセットされて、ワ
ーククランパー37で中間前後部分をクランプされたワ
ークを、カッターユニット手段24の下刃ユニット27
と上刃ユニット29との間のワークカット位置に送る
際、ワークが下刃30に干渉しないように、移動テーブ
ル36の全体を上昇させることができる。X方向ガイド
手段45は、移動テーブル36が下刃ユニット27と上
刃ユニット29との間のカット位置と、下刃ユニット2
7と上刃ユニット29との間から引き出されたセット位
置に移動するのを案内する。
【0029】次に、このように構成された定尺カッター
16の動作を説明する。初期状態では、移動テーブル3
6はカッターユニット手段24の前側でローラ47が位
置決めレール35上の位置決め溝39aと39bに係合
されて位置決めされた「ワークセット位置」まで引き出
され、図6及び図7に示すように、上側クランパー37
bは下側に回動されて下側クランパー37a上に密接さ
れ、更に止め金具41で閉ロックされている。一方、カ
ッターユニット手段24は、カッター駆動手段25のエ
アシリンダ34により上刃ユニット29が上側に引き上
げられ、上刃ユニット29と下刃ユニット27との間が
大きく開いた状態になっている。図6はこの状態を示し
ている。そして、まず、用意された図1のW4×W4幅
のアルミニウム箔10を、W4×W1幅のアルミニウム
箔10aに切断するのに、第1切断部17を使用する。
この使用に先立ち、セレクトスイッチ22で第1切断部
17の使用を選択すると、第1切断部17の動作が可能
となる。
【0030】図6の状態から、止め金具41による閉ロ
ックを解除し、上側クランパー37bを上側に回動さ
せ、下側クランパー37aとの間に対象ワークであるア
ルミニウム箔10を挿入し、かつワークセット台38上
にて位置決めする。その後、上側クランパー37bを下
側に回動させてアルミニウム箔10を下側クランパー3
7aとの間で挟んで位置決め保持してから、止め金具4
1で上側クランパー37bを下側クランパー37aに対
して閉ロックする。次に、取っ手46を掴んで移動テー
ブル36を「ワークカット位置」に向かって移動させ
る。このときの移動はX方向ガイド手段45によりガイ
ドされる。移動テーブル36はワークカット位置に向か
って所定量移動されると、Z方向ガイド手段44により
移動テーブル36の全体が下刃30と干渉しない位置ま
で上昇され、そのまま下刃ユニット27と上刃ユニット
29との間の「ワークカット位置」まで移動される。
「ワークカット位置」まで移動されると、Z方向ガイド
手段44により移動テーブル36の全体が下降され、位
置決め溝39bと39cに対し対応するローラ47がそ
れぞれ落ち込み、アルミニウム箔10を位置決め保持し
ている移動テーブル36が「ワークカット位置」に位置
決め配置される。また、「ワークカット位置」では、ア
ルミニウム箔10が下刃30のエッジ(刃先)と接する
高さとなる。
【0031】このようにして、「ワークカット位置」に
アルミニウム箔10が移動テーブル36と共に移動され
たら、スタートスイッチ23を押下する。すると、エア
シリンダ34が駆動され、摺動ロッド34aが一度大き
く突き出し、その後、再び元の位置まで戻される。そし
て、摺動ロッド34aが突き出されると、摺動ロッド3
4aの先端(下端)に連結されている上刃ユニット29
が枢軸28を支点として下側に回動され、この下側への
回動でアルミニウム箔10の左右両側が同時に切断さ
れ、図2のW1×W4幅のアルミニウム箔10aが作ら
れる。また、切断後は、摺動ロッド34aの上昇と一体
に上刃ユニット29も上側へ回動されて元の位置まで戻
される。これに連動して、Z方向ガイド手段44が駆動
され、移動テーブル36が下刃30と干渉しない位置ま
で上昇される。次いで、再び取っ手46を持って移動テ
ーブル36を手前側に引くと、X方向ガイド手段45の
案内で所定の位置まで引き出すことができる。所定の位
置まで引き出されると、Z方向ガイド手段44により移
動テーブル36の全体が下降され、位置決め溝39aと
39bにローラ47がそれぞれ落ち込み、「ワークセッ
ト位置」に再び位置決め配置される。そして、この位置
で止め金具41による上側クランパー37bのロックを
解除し、上側クランパー37bを上側へ移動させると、
W1×W4幅に切断されたアルミニウム箔10aを取り
出すことができる。また、ここで取り出されたアルミニ
ウム箔10aは、次に第2切断部18にセットし、図3
のW1×W5幅のアルミニウム箔10bに加工される。
【0032】すなわち、第2切断部18の動作を説明す
ると、第2切断部18でも、初期状態では、移動テーブ
ル36はローラ47が位置決めレール35上の位置決め
溝39aと39bに係合されて位置決めされた「ワーク
セット位置」まで引き出されている点、上側クランパー
37bは下側に回動されて下側クランパー37a上に密
接され、止め金具41で閉ロックされている点、カッタ
ーユニット手段24はカッター駆動手段25のエアシリ
ンダ34により上刃ユニット29が上側に引き上げら
れ、上刃ユニット29と下刃ユニット27との間が大き
く開いた図6の状態になっている点で同じ。そして、第
2切断部18の使用に先立ち、セレクトスイッチ22で
第2切断部18の使用を選択する。
【0033】続いて、止め金具41による閉ロックを解
除し、上側クランパー37bを上側に回動させ、下側ク
ランパー37aとの間にアルミニウム箔10aを挿入
し、かつワークセット台38上に位置決めする。その
後、上側クランパー37bを下側に回動させてアルミニ
ウム箔10aを下側クランパー37aとの間で挟んで位
置決めし、止め金具41で上側クランパー37bを下側
クランパー37aに対して閉ロックする。次に、取っ手
46を掴んで移動テーブル36を「ワークカット位置」
に向かって移動させる。このときの移動はX方向ガイド
手段45により案内され、また移動テーブル36がワー
クカット位置に向かって所定量移動されると、Z方向ガ
イド手段44により移動テーブル36の全体が下刃30
と干渉しない位置まで上昇され、そのまま下刃ユニット
27と上刃ユニット29との間の「ワークカット位置」
まで移動させることができる。「ワークカット位置」ま
で移動されると、Z方向ガイド手段44により移動テー
ブル36の全体が下降され、位置決め溝39bと39c
にローラ47がそれぞれ落ち込み、アルミニウム箔10
aが位置決めされている移動テーブル36が「ワークカ
ット位置」に位置決め配置される。「ワークカット位
置」では、アルミニウム箔10aが下刃30のエッジ
(刃先)と接する高さとなる。
【0034】「ワークカット位置」にアルミニウム箔1
0aが移動テーブル36と共に移動されたら、スタート
スイッチ23を押下する。すると、エアシリンダ34が
駆動され、摺動ロッド34aが一度大きく突き出し、そ
の後、再び元の位置まで戻される。また、摺動ロッド3
4aが突き出されると、摺動ロッド34aの先端(下
端)に連結されている上刃ユニット29が枢軸28を支
点として下側に回動され、この下側への回動でアルミニ
ウム箔10aの左右両側が同時に切断され、図3のW1
×W5幅のアルミニウム箔10bが作られる。また、切
断後は、摺動ロッド34aの上昇と一体に上刃ユニット
29が上側に回動されて元の位置まで戻される。これに
連動してZ方向ガイド手段44が駆動され、移動テーブ
ル36が下刃30と干渉しない位置まで上昇される。次
いで、再び取っ手46を持って移動テーブル36を手前
側に引くと、X方向ガイド手段45の案内で所定の位置
まで引き出すことができる。所定の位置まで引き出され
ると、Z方向ガイド手段44により移動テーブル36の
全体が下降され、位置決め溝39aと39bにローラ4
7がそれぞれ落ち込み、「ワークセット位置」に再び位
置決めされる。そして、この位置で止め金具41による
上側クランパー37bのロックを解除し、上側クランパ
ー37bを上側に移動させると、W1×W5幅に切断さ
れたアルミニウム箔10bを取り出すことができる。ま
た、ここで取り出されたアルミニウム箔10bは、次に
後述するコーナーカッター50の位置に移動されて、コ
ーナー部分11及び内側コーナー部分12、外側コーナ
ー部分13の加工が行われる。
【0035】なお、第1切断部17へのアルミニウム箔
10のセットと、第1切断部17から第2切断部18に
アルミニウム箔10aを移し替えてセットする手段は、
本実施の形態では手作業で行う場合として説明したが、
このセット及び移し替えの作業や、移動テーブル36の
各種作業の全て、及び一部は、ロボットを使用して自動
化を図ることも可能である。
【0036】次に、上記工程及びを実施するための
第2装置であるコーナーカッター50について説明す
る。図10はコーナーカッター50の要部構成を一部破
断して示す斜視図で、図11は一部を破断して示すコー
ナーカッター50の側面図である。図10及び図11に
おいて、コーナーカッター50は、下ダイセットプレー
ト51と天板49との間を左右のガイドポスト53で接
続してなるカッターボディを備えている。また、天板4
9上には電装部54(図11では省略している)と、コ
ーナーカッター駆動手段としてのエアシリンダ55が設
けられている。
【0037】電装部54内には、このコーナーカッター
50の全体の動作を制御するための制御回路が設けら
れ、前面には電装部54内と外部電源との間をオン・オ
フするためのメインスイッチ56aと、エアシリンダ5
5の動作をスタートさせるためのスタートスイッチ56
bが設けられている。
【0038】エアシリンダ55は、天板49に対し略中
央に設けられたホルダー57(図11参照)に支持され
た状態で取り付けられている。そのエアシリンダ55の
下面からは摺動ロッド55aが突出されており、この摺
動ロッド55aの先端(下端)にフレキシブルジョイン
ト58及びコネクター59が取り付けられ、フレキシブ
ルジョイント58及びコネクター59が天板49を貫通
し、天板49の下方へ延ばされている。この摺動ロッド
55aは、エアシリンダ55の駆動により上下方向に、
フレキシブルジョイント58及びコネクター59と共に
移動される。
【0039】ガイドポスト53には、ダイセット用ガイ
ド60及びダイセット用ボールケージ61を介して上ダ
イセットプレート52が上下方向に摺動自在に取り付け
られている。また、各ガイドポスト53には、ダイセッ
ト用ガイド60と下ダイセットプレート51との間に付
勢手段であるスプリング62が介装されている。このス
プリング62は、ダイセット用ガイド60を上方向へ常
に押し上げ付勢している緩衝並びに押し戻し用のスプリ
ングである。
【0040】ガイドポスト53に案内されてダイセット
用ガイド60と一体に上下方向に移動される上ダイセッ
トプレート52は、その中央に上記コネクター59を介
してエアシリンダ55の摺動ロッド55aの下端が連結
され、ガイドポスト53をガイドとして、摺動ロッド5
5aと一体に上下方向にストロークS3だけ移動される
構成になっている。また、上ダイセットプレート52に
は、クランパー機構63が設けられている他に、上記工
程で形成されたW1×W5幅に切断されているアルミ
ニウム箔10bのコーナー部分11及び内側コーナー部
分12をカットするための単一の上コーナー部分カット
ダイ64a(図20参照)と、アルミニウム箔10bの
外側コーナー部分13をカットするための3つの上Rカ
ットダイ65a(図17参照)とを有する上ダイユニッ
ト66aが保持されている。すなわち、上ダイユニット
66aには、上ダイプレート52の下面側にあって、前
記各ダイ64a及び65aを、集電体3(又は集電体
6)のコーナー部分11、内側コーナー部分12、外側
コーナー部分13にそれぞれ対応させて設けられてい
る。
【0041】下ダイセットプレート51上には、上記工
程で形成されたW1×W5幅に切断されたアルミニウ
ム箔10bのコーナー部分11及び内側コーナー部分1
2をカットするための下コーナー部分カットダイ64b
と、アルミニウム箔10cの外側コーナー部分13をカ
ットするための3つの下Rカットダイ65b(図18参
照)とを有する下ダイユニット66bが、上コーナー部
分カットダイ64aの各上Rカットダイ65a等にそれ
ぞれ対応して設けられている。下ダイユニット66bの
上面には上記工程で作られたアルミニウム箔10bを
下ダイユニット66b上に図12に示すようにして位置
決めするための第1ダイワーク位置決めガイド(67)
67a,67b,67c,67dと、上記工程でコー
ナー部分11をカットした後のアルミニウム箔10cを
下ダイユニット66b上に、図13に示すようにして位
置決めするための第2ダイワーク位置決めガイド(6
8)68a,68bが設けられている。なお、第1ワー
ク位置決めガイド67b,67dは、上記工程でアル
ミニウム箔10cを位置決めするときにも使用される。
【0042】互いに対応している下ダイセットプレート
51の下コーナー部分カットダイ64bと、上ダイセッ
トレート52の上コーナー部分カットダイ64aは対を
成しており、図14乃至図16に要部構造として示して
いる。上下のコーナー部分カットダイ64a,64b
は、上下のダイセットプレート51,52にそれぞれセ
ットするとき、図14に示しているように、上コーナー
部分カットダイ64aを下コーナー部分カットダイ64
bに軽く押し付けて隙間を0にした状態にし、この状態
で上下のコーナー部分カットダイ64a,64bを上下
のダイセットプレート51,52にそれぞれねじ止めし
てセットする。これにより、上下のダイプレート51,
52に対して上下のコーナー部分カットダイ64a,6
4bを簡単に位置決めしてセットすることができる。ま
た、ワークのコーナー部分11が長いと内側コーナー部
分12において皺ができる可能性が高く、歩留まりを悪
くする虞があるので、その皺ができるのを無くす目的
で、本実施の形態の構造では、図15に示すように、刃
の部分にシャー角θ1及びθ2を設けている。シャー角
θ1は、集電体幅W1と沿う方向において、上コーナー
部分カットダイ64aの下面を、アルミニウム箔10b
の内側コーナー部分12から同図の後方側に向かうに従
って徐々に反りながら下る傾斜面として形成することに
よって作られている。したがって、このシャー角θ1を
設けている部分では、図15に示すように、下コーナー
部分カットダイ64bに上コーナー部分カットダイ64
aが下降されて来ると、下コーナー部分カットダイ64
bの刃の全てと上コーナー部分カットダイ64aの刃の
全てが同時に噛み合わされずに、図15中に矢印69で
示す方向に向かって徐々に噛み合わされ、鋏みで切るよ
うにしてアルミニウム箔10bのコーナー部分11をカ
ットする。一方、シャー角θ2は、正極リード8のリー
ド長さLと沿う方向において、上コーナー部分カットダ
イ64aの下面を、内側コーナー部分12からリード長
さ方向外側に向かうに従って徐々に反りながら上がる傾
斜面として形成することによって作られている。したが
って、このシャー角θ2を設けている部分では、図15
に示すように、下コーナー部分カットダイ64bに上コ
ーナー部分カットダイ64aが下降されて来ると、下コ
ーナー部分カットダイ64bの刃の全てと上コーナー部
分カットダイ64aの刃の全てが同時に噛み合わされず
に、図15中に矢印70で示す方向に向かって徐々に噛
み合わされ、鋏みで切るようにしてアルミニウム箔10
bのコーナー部分11をカットする。したがって、シャ
ー角θ1とシャー角θ2とを設けることにより、下コー
ナー部分カットダイ64bに上コーナー部分カットダイ
64aが下降されて来ると、まず最初に矢印69の方向
にコーナー部分11まで徐々に噛み合わされてカットさ
れ、続いて矢印70の方向に外側端まで徐々に噛み合わ
されてカットされる。これにより、コーナー部分11に
皺が発生するのを抑えることができる。
【0043】また、互いに対応している下ダイセットプ
レート51の下Rカットダイ65bと上ダイセットプレ
ート52の上Rカットダイ65aは対を成しており、図
17乃至図19に要部構造として示している。上下のR
カットダイ65a,65bは、上下のダイセットプレー
ト51,52にそれぞれセットするとき、図17に示し
ているように、上Rカットダイ65aを下Rカットダイ
65bに軽く押し付けて隙間を0にした状態にし、この
状態で上下のRカットダイ65a,65bを上下のダイ
セットプレート51,52にそれぞれねじ止めしてセッ
トする。これにより、上下のダイプレート51,52に
対して上下のRカットダイ65a,65bを簡単に位置
決めしてセットすることができる。さらに、上下のRカ
ットダイ65a,65bのうち、下Rカットダイ65b
は、円柱形状とし、アルミニウム箔10cの位置決めの
バラツキを考慮して図19に示すように、下Rカットダ
イ65bの外周がアルミニウム箔10cの側面よりも寸
法Sだけ外側にはみ出した状態でカットするように設定
されている。ちなみに、本実施の形態では、寸法Sは
0.5mm、下Rカットダイ65bの直径dは6mmで
ある。また、図19において、符号75は切断されたア
ルミニウム箔10cの屑である。
【0044】クランパー機構63は、上ダイセットプレ
ート52に第1電磁駆動手段71を介して取り付けられ
ているクランパー72を有するとともに、第2電磁駆動
手段73を介して取り付けられているストリッパー74
等で構成されている。クランパー72は、第1電磁駆動
手段71の電磁コイル71aにより上下動されるロッド
71bの下端に、このロッド71bと一体移動可能に取
り付けられている。また、ロッド71bにはコイルスプ
リング71cが軸装され、このコイルスプリング71c
により、クランパー72及びロッド71bは上ダイセッ
トプレート52に対して下側方向へバネ付勢されてい
る。そして、通常、第1電磁駆動手段71は、電磁コイ
ル71aに通電が行われていないとき、ロッド71bが
コイルスプリング71cにより下側に移動されていて、
図20に示しているように、上ダイセットプレート52
に取り付けられている上ダイユニット66a(及び上R
カットダイ65a)よりもクランパー72の下面が寸法
h1だけ突出された状態で保持されている。ストッパー
74は、第2電磁駆動手段73の電磁コイル73aによ
り上下動されるロッド73bの下端に、ロッド73bと
一体移動可能に取り付けられている。また、ロッド73
bにはコイルスプリング73cが軸装され、このコイル
スプリング73cにより、ストッパー74及びロッド7
3bは上ダイセットプレート52に対して上側方向へバ
ネ付勢されている。そして、通常、第2電磁駆動手段7
3は、電磁コイル73aに通電されていないとき、ロッ
ド73bはコイルスプリング73cにより上端が天板4
9の下面に当接されるまで上側に移動され、また図20
に示しているように、クランパー72の下面よりも寸法
h2だけ突出された状態で保持されている。
【0045】次に、以上のコーナーカッター50の動作
を、図20乃至図22に示す動作図を加えて説明する。
まず、上記工程を経て送られて来たアルミニウム箔1
0bにおけるコーナー部分11及び内側コーナー部分1
2をカットする上記工程の動作を説明する。ここで
は、アルミニウム箔10bは図12に示すように、第1
ダイワーク位置決めガイド67a〜67dを用いて、横
長の状態で下ダイセットプレート51上にセットする。
また、この状態では、上ダイセットプレート52がエア
シリンダ55の動作により上方に移動されているととも
に、クランパー機構63は図20に示す状態にある。こ
の状態で、メインスイッチ56aとスタートスイッチ5
6bを右手と左手で一つづつ押下する。なお、このよう
に両手で操作するようにすると、両手をコーナーカッタ
ー50の外側に出した状態でカット動作を行うことがで
きるので、手をコーナーカッター50内に入れた状態で
カッター動作が行われてケガをするのを防ぎ、安全が図
れる。
【0046】メインスイッチ56a及びスタートスイッ
チ56bが押下されると、エアシリンダ55の摺動ロッ
ド55aが下降する。また、この摺動ロッド55aと一
体に上ダイセットプレート52が下降を開始して、図2
1に示すように、寸法h2だけ下降すると、コイルスプ
リング73cの付勢力により、ストッパー74がクラン
パー72内に退避される。さらに下降が進んで、図22
に示すように、寸法h4だけ下降すると、クランパー7
2が下ダイセットプレート51上にセットされているア
ルミニウム箔10bを介して下ダイセットプレート51
上に当接し、クランパー72でアルミニウム箔10bを
押さえてクランプする。このときには、上コーナー部分
カットダイ64aと下コーナー部分カットダイ64bと
の間に隙間σが存在し、アルミニウム箔10bのカット
は未だ行われない。更に上ダイセットプレート52が下
降されるとき、第1電磁駆動手段71のコイルスプリン
グ71cが圧縮されてロッド71bが逃がされる、これ
により上ダイセットプレート52が図23に示すよう
に、寸法h5まで下降すると、上コーナー部分カットダ
イ64aと下コーナー部分カットダイ64bとが図16
の如く噛み合い、コーナー部分11及び内側コーナー部
分12がカットされ、アルミニウム箔10cが作られ
る。
【0047】上ダイセットプレート52が一番下まで下
降し、カットが終了したら、エアシリンダ55が摺動ロ
ッド55aを上方向に移動させる。また、この摺動ロッ
ド55aの移動と一体に上ダイセットプレート52が上
方に移動する。この移動でクランパー72が下ダイセッ
トプレート51から離れるとき、クランパー72にアル
ミニウム箔10cが付着していると、第2電磁駆動手段
73の電磁コイル73aに電流が短時間流され、ロッド
73bを介してストリッパー74をクランパー72の下
側から突出させ、この突出でアルミニウム箔10cを強
制的に剥がす。これにより、上記工程の動作が完了す
る。
【0048】続いて、アルミニウム箔10cを図13に
示すように、第2ダイワーク位置決めガイド68a,6
8bを用いて、縦長の状態で下ダイセットプレート51
上にセットする。以後は、メインスイッチ56aとスタ
ートスイッチ56bを右手と左手で一つづつ押下する
と、エアシリンダ55が駆動され、コーナー部分11と
同様にして、上Rカットダイ65aと下Rカットダイ6
5bとで外側コーナー部分13のカット、すなわち上記
工程の動作が行われ、図5に示す集電体5(アルミニ
ウム箔10c)が作られる。
【0049】なお、図6乃至図23の説明では、正極集
電体3を成形する場合について説明したが、負極集電体
6も同様にして成形できるものであり、負極集電体6を
作る場合は、ワークとしてのアルミニウム箔10に変え
て銅箔を使用すればよいものである。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ワークを一度に全部を切断せずに、複数の工程に分けて
順に切断するので、各切断部分を切断加工する金型の精
度を上げても、それぞれの金型は安価に作ることができ
る。これにより、トータル的な価格が下がり、コストを
抑えて安価に提供することができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施の形態における集電体の成形手順を
説明する図である。
【図2】上記集電体の成形手順を説明する図である。
【図3】上記集電体の成形手順を説明する図である。
【図4】上記集電体の成形手順を説明する図である。
【図5】上記集電体の成形手順を説明する図である。
【図6】本実施の形態における定尺カッターの概略斜視
図である。
【図7】上記定尺カッターの要部構造を示す側面図であ
る。
【図8】上記定尺カッターのカッターユニット部の側面
図である。
【図9】上記定尺カッターのカッターユニット部の正面
図である。
【図10】本実施の形態におけるコーナーカッターの概
略斜視図である。
【図11】上記コーナーカッターの一部を破断して示す
側面図である。
【図12】上記コーナーカッターの下ダイセットプレー
ト上の構成とワークセット状態を示す図である。
【図13】上記コーナーカッターの下ダイセットプレー
ト上の構成とワークセット状態を示す図である。
【図14】上記コーナーカッターのカットダイをセット
する説明図である。
【図15】上記コーナーカッターのコーナー部分カット
ダイの説明図である。
【図16】上記コーナーカッターのコーナー部分カット
ダイの説明図である。
【図17】上記コーナーカッターのRカットダイをセッ
トする説明図である。
【図18】上記コーナーカッターのRカットダイの説明
図である。
【図19】上記コーナーカッターのRカットダイの説明
図である。
【図20】上記コーナーカッターの動作説明図である。
【図21】上記コーナーカッターの動作説明図である。
【図22】上記コーナーカッターの動作説明図である。
【図23】上記コーナーカッターの動作説明図である。
【図24】本実施の形態におけるカード形固体電池を示
す模式平面図である。
【図25】上記カード形固体電池を示す模式側面図であ
る。
【図26】上記カード形固体電池の正極集電体の平面図
である。
【図27】上記カード形固体電池の正極集電体の側面図
である。
【図28】上記カード形固体電池の負極集電体の平面図
である。
【図29】上記カード形固体電池の負極集電体の側面図
である。
【符号の説明】
1はカード形固体電池、3は正極集電体、6は負極集電
体、8は正極リード 9は負極リード、10,10a,10b,10cはアル
ミニウム箔(ワーク) 11はコーナー部分、12は内側コーナー部分、13は
外側コーナー部分 16は定尺カッター(第1装置)、17は第2切断部
(第1切断手段) 18は第2切断部(第2切断手段)、24はカッターユ
ニット手段 25はカッター駆動手段、26はワーク移動手段、27
は下刃ユニット 29は上刃ユニット、30は下刃(切断手段)、31は
上刃(切断手段) 50はコーナーカッター(第2装置)、51,52は上
下ダイセットプレート 64a,64bは上下コーナー部分カットダイ(リード
切り出し手段) 65a,65bは上下Rカットダイ(R切り出し手段) W1は集電体幅、W2は集電体長さ、W3はリード幅、
W4は素材の幅 Lはリード長さ、θ1はシャー角、θ2はシャー角。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 概略四角形で、一部から外側に向かって
    リードが延ばされているカード形をしているとともに、
    前記リードを除く外側コーナー部分と前記リードと交差
    している内側コーナー部分とにそれぞれ円弧状の輪郭を
    形成している固体電池用集電体の成形方法であって、 前記集電体よりも大きなワークから該ワークの第1方向
    に沿って切断して前記集電体の第1方向の幅を切り出す
    第1方向切り出し工程と、 前記第1方向切り出し工程を経た前記ワークの前記第1
    方向と略直角に交差する第2方向に沿って切断して前記
    リードの長さを含む前記集電体の第2方向の幅を切り出
    す第2方向切り出し工程と、 前記第2方向切り出し工程を経た前記ワークの一部を切
    断して前記リードを切り出すリード切り出し工程と、 前記リード切り出し工程を経た前記ワークの前記外側コ
    ーナー部分を切断して前記円弧状の輪郭を切り出すR切
    り出し工程、 を経ることを特徴とするカード形固体電池用集電体の成
    形方法。
  2. 【請求項2】 前記リード切り出し工程では、前記ワー
    クを一端側から他端側に向かって連続して切り込んで切
    断する上・下カットダイを用いて、前記ワークの一部を
    切断して前記リードを切り出すときに、前記内側コーナ
    ー部分に前記円弧状の輪郭も同時に形成する請求項1に
    記載のカード形固体電池用集電体の成形方法。
  3. 【請求項3】 前記ワークの厚さが1μm〜0.1mm
    である請求項1又は2に記載のカード形固体電池用集電
    体の成形方法。
  4. 【請求項4】 概略四角形で、一部から外側に向かって
    リードが延ばされているカード形をしているとともに、
    前記リードを除く外側コーナー部分と前記リードと交差
    している内側コーナー部分とにそれぞれ円弧状の輪郭を
    形成している固体電池用集電体の成形装置であって、 前記集電体よりも大きなワークがセットされて、前記ワ
    ークを第1方向に沿って切断して前記集電体の第1方向
    の幅を切り出す第1切断手段と、 前記第1切断手段で切断された前記ワークの前記第1方
    向と略直角に交差する第2方向に沿って切断して前記リ
    ードの長さを含む前記集電体の第2方向の幅を切り出す
    第2切断手段と、 前記第2切断手段による切り出しを経た前記ワークの一
    部を切断して前記リードを切り出すリード切り出し手段
    と、 前記リード切り出し手段による切り出しを経た前記ワー
    クの前記外側コーナー部分を切断して前記円弧状の輪郭
    を切り出すR切り出し手段、 を備えたことを特徴とするカード形固体電池用集電体の
    成形装置。
  5. 【請求項5】 前記第1切断手段と前記第2切断手段は
    第1装置内に組み込まれ、前記リード切り出し手段と前
    記R切り出し手段は前記第1装置とは別の第2装置内に
    組み込まれている請求項3に記載のカード形固体電池用
    集電体の成形装置。
  6. 【請求項6】 前記第1装置は、第1切断手段と前記第
    2切断手段に対し前記対応するワークをセットするワー
    クセット位置と前記ワークを切断するワーク切断位置を
    それぞれ別の位置に設け、かつ、前記ワークを前記ワー
    クセット位置と前記ワーク切断位置とに移動切り換えす
    るワーク移動手段を有している請求項3又は4に記載の
    カード形固体電池用集電体の成形装置。
  7. 【請求項7】 前記第1切断手段及び前記第2切断手段
    は、固定側下刃ユニットと、枢軸を支点として上下方向
    に回動可能な上刃ユニットとからなると共に、前記上刃
    ユニットが前記下刃ユニットを構成している下刃に前記
    上刃ユニットを構成している上刃を密接するための付勢
    手段を有している請求項4から6の何れかに記載のカー
    ド形固体電池用集電体の成形装置。
  8. 【請求項8】 前記リード切り出し手段は、上下のカッ
    トダイを有し、前記上側のカットダイの刃に、前記リー
    ドの切り出し方向に向かって徐々に反るように変化する
    シャー角が付けられている請求項4から6の何れかに記
    載のカード形固体電池用集電体の成形装置。
  9. 【請求項9】 前記リード切り出し手段の上下カットダ
    イは、前記ワークの切断時に前記内側コーナー部分に前
    記円弧状の輪郭を切断して作る部分を有している請求項
    8に記載のカード形固体電池用集電体の成形装置。
  10. 【請求項10】 前記リード切り出し手段のカットダイ
    と前記R切り出し手段のカットダイは同じ上ダイセット
    プレートにセットされ、該上ダイセットプレートと対向
    した下ダイセットプレートに前記ワークを向きを変えて
    セットすることにより、前記リード切り出しと前記円弧
    状の輪郭の切り出しを順に行える請求項4から9の何れ
    かに記載のカード形固体電池用集電体の成形装置。
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