JP2001158359A - 踏切騒音防止方法と装置 - Google Patents

踏切騒音防止方法と装置

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JP2001158359A
JP2001158359A JP34384099A JP34384099A JP2001158359A JP 2001158359 A JP2001158359 A JP 2001158359A JP 34384099 A JP34384099 A JP 34384099A JP 34384099 A JP34384099 A JP 34384099A JP 2001158359 A JP2001158359 A JP 2001158359A
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alarm
circuit breaker
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lighting
signal
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JP34384099A
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Moriya Nakagawa
守也 中川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 踏切周辺での騒音問題を解消し、又、列車通
過時の安全を確保し得る踏切装置を提供する。 【解決手段】 警報機11と、遮断機12と、列車の接
近を検出して警報機11と遮断機12を操作する操作信
号を発信する接近検出装置13と、列車の通過を検出し
て警報機11と遮断機12を休止状態に復帰させる復帰
信号を発信する通過検出装置14を具備する踏切装置
に、警報機11の音量を調節する音量調節装置15と、
遮断機11の通行規制桿が最降下位置に達したことを検
出して音量調節装置15に作動信号を発信する降下検出
装置16に加えて、遮断機11の通行規制桿に警告灯1
7を付設し、その警告灯17を点灯する点灯信号を発信
する点灯指示装置18を降下検出装置16に付設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、線路と道路との交
叉箇所において、列車の往来を告げて道路を遮断する踏
切装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】警報機と遮断機が同時に作動する踏切装
置には、列車の接近を検出して警報機と遮断機を操作す
る操作信号を発信する接近検出装置と、列車の通過を検
出して警報機と遮断機を休止状態に復帰させる復帰信号
を発信する通過検出装置が付設されている。接近検出装
置は、遙か彼方にあって踏切に接近する列車を検出して
操作信号を警報機と遮断機に発信するようになってい
る。このため、警報機は、列車が踏切から遙か彼方にあ
る時点で鳴り始め、列車が踏切を通過するまで鳴り続
け、遮断機の通行規制桿は、警報機が鳴り始めた直後に
降下し始め、列車が踏切を通過するまで降下した状態に
おかれる。警報機には点滅灯が付設されており、警報機
が鳴り始めと同時に点滅灯が点滅し始め、その点滅は列
車が通過するまで続く。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのように、遮断機の
通行規制桿は、列車が踏切から遙か彼方にある時点で降
下し始め、列車が通過するまで降下状態におかれるの
で、その間、踏切周辺の住民や通行人は、警告音を聞き
続けることになる。しかし、警告音は、列車の往来を告
げ知らせて注意を促すもので、その音量は大きく、その
音色も決して聞き心地のよいものではなく、踏切周辺の
住民にとっては騒音となる。
【0004】
【発明の目的】そこで本発明は、遮断機の通行規制桿が
降下して道路を遮断しているのであれば、その後、列車
が踏切を通過し終えるまで警報機を鳴らす必要はなく、
遮断機の通行規制桿が降下した時点で警告音を消音すれ
ば、その音量変化が注意を喚起することに留意して踏切
装置を改良し、踏切周辺での騒音を解消しようとするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による踏切騒音防
止方法は、警報機11と、遮断機12と、列車の接近を
検出して警報機11と遮断機12を操作する操作信号を
発信する接近検出装置13と、列車の通過を検出して警
報機11と遮断機12を休止状態に復帰させる復帰信号
を発信する通過検出装置14を具備する踏切装置に、警
報機11の音量を調節する音量調節装置15と、遮断機
11の通行規制桿が最降下位置に達したことを検出して
音量調節装置15に作動信号を発信する降下検出装置1
6を付設し、通行規制桿が降下して道路を遮断している
間、警報機11の音量を下げて警告音を実質的に消音す
ると共に、遮断機11の通行規制桿に警告灯17を付設
し、その警告灯17を点灯する点灯信号を発信する点灯
指示装置18を降下検出装置16に付設し、通行規制桿
が降下して道路を遮断している間、警告灯17を点灯す
ることを特徴とする。
【0006】従って、本発明に係る踏切装置は、警報機
11と、遮断機12と、列車の接近を検出して警報機1
1と遮断機12を操作する操作信号を発信する接近検出
装置13と、列車の通過を検出して警報機11と遮断機
12を休止状態に復帰させる復帰信号を発信する通過検
出装置14を具備する踏切装置であり、警報機11の音
量を調節する音量調節装置15と、遮断機11の通行規
制桿が最降下位置に達したことを検出して音量調節装置
15に作動信号を発信する降下検出装置16に加えて、
遮断機11の通行規制桿に警告灯17を付設し、その警
告灯17を点灯する点灯信号を発信する点灯指示装置1
8を降下検出装置16に付設したことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】通行規制桿が最降下位置に達した
ことを検出するためには、通行規制桿を検知するセンサ
ーや近接スイッチを通行規制桿の最降下位置に設置し、
又は、警告音の発生直後または通行規制桿の降下開始直
後から最降下位置に達するまで時間を計測するカウンタ
ーを警報機11や遮断機12や接近検出装置13の電気
回路に組み込み、或いは又、通行規制桿に触れて作動す
るテコ、リンク機構、カム機構等の機械的構造物を通行
規制桿の最降下位置に設置すればよい。
【0008】このように、通行規制桿の降下位置は、電
気的にも機械的にも検出することが出来、それと同様に
音量調節装置15への作動信号も電気的信号に限定され
ず、駆動部と従動部の間に介在してリンク機構やカム機
構を構成する連結桿や伝動ベルト、連鎖(チエン)等の
媒介部材の変位も音量調節装置15への作動信号として
採用することが出来、このことは警告灯17を点滅する
点灯指示装置18と点灯信号についても同様である。音
量調節装置15は、警報機11の電圧を変える変圧器に
よって構成するこも出来、又、警告音を止めるスイッチ
よっても構成することも出来る。
【0009】音量調節装置15によって警告音を止める
ときは、警告音に代わるメロデイーを発生する音響機器
を付設するとよい。音量調節装置15、降下検出装置1
6、警告灯17、及び、点灯指示装置18のそれぞれ操
作は、通過検出装置14からの復帰信号によって、通行
規制桿が最降下位置から上昇して離れるとき解除され
る。
【0010】
【発明の効果】通行規制桿が最降下位置に達して踏切内
への進入が遮断されてから、警告音の音量が下がって消
音されるので、その警告音による騒音が緩和される。そ
の警告音の音量が下がって消音された時点では、通行規
制桿が道路を遮断しているので、警告音の音量低下消音
は踏切での安全を確保するうえ障害とならず、寧ろ、警
告音の音量変化が通行人への注意を喚起するので踏切事
故が予防される。しかし本発明では、更に、警報機の点
滅灯とは別に、警告灯17が、通行規制桿が道路を遮断
して始めて点灯し、或いは、点滅を開始し、その警告灯
17が警報機の点滅灯とは異なり、通行人の眼前で昇降
して道路を遮断し通行人の目に直接触れる通行規制桿に
付設されているので、接近する列車への注意が強く喚起
され、踏切での安全性が向上する。このように本発明に
よると、踏切周辺での騒音問題が解消され、列車通過時
の安全も確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る踏切装置の概念図である。
【符号の説明】
11 警報機 12 遮断機 13 接近検出装置 14 通過検出装置 15 音量調節装置 16 降下検出装置 17 警告灯 18 点灯指示装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年7月19日(2000.7.1
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 警報機(11)と、遮断機(12)と、
    列車の接近を検出して警報機(11)と遮断機(12)
    を操作する操作信号を発信する接近検出装置(13)
    と、列車の通過を検出して警報機(11)と遮断機(1
    2)を休止状態に復帰させる復帰信号を発信する通過検
    出装置(14)を具備する踏切装置に、警報機(11)
    の音量を調節する音量調節装置(15)と、遮断機(1
    1)の通行規制桿が最降下位置に達したことを検出して
    音量調節装置(15)に作動信号を発信する降下検出装
    置(16)を付設し、通行規制桿が降下して道路を遮断
    している間、警報機(11)の音量を下げて警告音を実
    質的に消音すると共に、遮断機(11)の通行規制桿に
    警告灯(17)を付設し、その警告灯(17)を点灯す
    る点灯信号を発信する点灯指示装置(18)を降下検出
    装置(16)に付設し、通行規制桿が降下して道路を遮
    断している間、警告灯(17)を点灯することを特徴と
    する踏切騒音防止方法。
  2. 【請求項2】 警報機(11)と、遮断機(12)と、
    列車の接近を検出して警報機(11)と遮断機(12)
    を操作する操作信号を発信する接近検出装置(13)
    と、列車の通過を検出して警報機(11)と遮断機(1
    2)を休止状態に復帰させる復帰信号を発信する通過検
    出装置(14)を具備する踏切装置であり、警報機(1
    1)の音量を調節する音量調節装置(15)と、遮断機
    (11)の通行規制桿が最降下位置に達したことを検出
    して音量調節装置(15)に作動信号を発信する降下検
    出装置(16)に加えて、遮断機(11)の通行規制桿
    に警告灯(17)を付設し、その警告灯(17)を点灯
    する点灯信号を発信する点灯指示装置(18)を降下検
    出装置(16)に付設したことを特徴とする踏切装置。
JP34384099A 1999-12-02 1999-12-02 踏切騒音防止方法と装置 Pending JP2001158359A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011020462A (ja) * 2009-07-13 2011-02-03 Daido Signal Co Ltd 踏切警報監視装置
CN105549443A (zh) * 2016-01-21 2016-05-04 泉州市佳能机械制造有限公司 建筑及建材的自动感应系统

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011020462A (ja) * 2009-07-13 2011-02-03 Daido Signal Co Ltd 踏切警報監視装置
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