JP2001157943A - 切粉搬送装置 - Google Patents

切粉搬送装置

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JP2001157943A
JP2001157943A JP34064199A JP34064199A JP2001157943A JP 2001157943 A JP2001157943 A JP 2001157943A JP 34064199 A JP34064199 A JP 34064199A JP 34064199 A JP34064199 A JP 34064199A JP 2001157943 A JP2001157943 A JP 2001157943A
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JP
Japan
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straight pipe
core
pipe
air supply
straight
Prior art date
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Pending
Application number
JP34064199A
Other languages
English (en)
Inventor
Itsuo Ikuno
逸夫 生野
Katsunori Takahashi
克典 高橋
Hidefumi Fukuoka
秀文 福岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinkawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Shinkawa Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】直管の外表面を切粉の搬送路として用いる切粉
搬送装置において、磁石とヨークからなる中子が直管の
内面底部と接触する圧力を軽減し、かつ空気供給管が直
管の外側に露出しないようにする。 【解決手段】直管内部に複数の円盤磁石を備える中子を
空気圧で往復運動させ、直管の外表面を切粉の搬送路と
して用いる切粉搬送装置において、該直管の先端部へ空
気を供給する空気供給管を、直管内にこれと同軸上に配
置することにより、空気供給管が該直管の外側に露出し
ないようにすると共に、上記空気供給管を中子の摺動軸
としても利用することにより中子が直管の内面底部と接
触する圧力を軽減するようになす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、切削機械などによ
って生成される磁性金属切粉をマグネットを利用して系
外に搬送する切粉搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】切粉搬送装置として、直管の内部に円盤
磁石を複数組み合わせて、中子磁石を形成し、直管の両
端から交互に空気を送入することで中子磁石を往復移動
させ、直管外表面に切粉を付着させて搬送するものがあ
るが、従来のこの種の切粉搬送装置管は、内での磁石の
中心を管の軸中心と一致させるために複数の磁石の列の
両端に一回り直径の大きい円盤を皮もしくはゴムなどで
包み中子の両端栓とし、同時に空気圧を該両端栓でうけ
ることにより中子を移動させていた。
【0003】上記従来の切粉搬送装置は、中子の両端栓
と管内面は全体的に密着しているため、摺動抵抗は大き
く、両端栓の耐摩耗性を維持することが重要である。ま
た、空気供給管は搬送装置である管の外側を平行して通
り、管先端部へ接続するため、管表面を搬送路として使
用するこの種の切粉搬送装置においては、搬送路の真近
に空気供給管が平行に設けられることになり、該切粉搬
送装置を狭い空間に設置する場合に空気供給管によるス
ペースの制約を受けることがある。また、中子両端栓部
と管内面底部との接触圧が大きいため、管の直線性不良
などにより摩擦抵抗が増加して搬送速度がばらつくなど
の問題を有していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術が
有する上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、直管内の磁石を往復移動させることによ
り切粉を搬送する場合において、中子が該直管の内面底
部と接触する圧力を軽減し、また空気供給管が該直管の
外側に露出しないようにして自由な切粉搬送路を構成す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明の切粉搬送装置では、以下に記する如き
手段を講じたものである。即ち、直管内部に複数の円盤
磁石を備える中子を空気圧で往復運動させ、該直管の外
表面を切粉の搬送路として用いる切粉搬送装置におい
て、該直管内部に管先端部への空気供給管を前記中子の
中心を摺動自在に貫通して直管と同軸に配置し、該空気
供給管を前記中子の摺動軸として使用する。
【0006】
【発明の作用】以上のように構成した切粉搬送装置にあ
っては、該直管内部に管先端部への空気供給管を配置し
たことにより、空気供給管を直管の外側に平行して設け
る必要がなくなる。そして、中子が上記空気給管を移動
ガイドとして往復運動し、中子の全体自重は直管内面と
空気供給管とに分散されるため、中子の管内面底部に対
する接触圧力は減少する。また、直管の曲がりや局部凹
みによる中子磁石の摺動不良も、管内面底部への中子の
接触圧力の低減により減少する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図は、本発明を実施した切粉搬送装
置を示している。図において1は直管で、非磁性材料管
例えばSUS304の管からなり、その両端は栓部材1
1,12で密封されている。栓部材11,12には直管1との
気密性を上げるためにOリング13,14を設けてある。
【0008】上記直管1の内部には、同じく非磁性材料
の小径管からなる空気供給管2が直管1と同軸上に配置
され、両管端部で前記栓部材11,12により固定支持され
ている。空気供給管2の先端部にあるナット22の締め付
けにより、空気供給管は引っ張り力を受けて、両管端部
の栓部材を密着させるとともに空気供給管の直線性が保
たれる。空気供給管2の材質は、磁性、非磁性を問わな
いが、ヨークと同じ効果がある点で磁性材料管を使用す
る方がやや切粉の吸着効果は高くなる。
【0009】3は中子であり、図に示す通り、並列に並
べられた複数の円盤磁石31と、これらを繋ぐヨーク32
と、上記複数の円盤磁石31を両側から挟持固定する一対
の固定金具33,34とからなり、その中心にはこれを軸方
向に貫通する貫通孔35を有しており、全体として中空状
の構造に構成されている。この中子3は、前記空気供給
管2が貫通孔35を摺動自在に貫通するように直管1内に
配置されて、直管1の軸方向における前進位置と後退位
置との間を往復移動可能に構成されている。中子3は直
管1内面に接触しないで一定のギャップを有しており、
この中子3と空気供給管2及び直管1との間の間隙はO
リング36,37により密閉されている。
【0010】尚、直管1の直線性が優れている場合は前
記Oリング36,37での密閉が有効であるが、そうでない
場合は直管1の内面に接するOリング37にかかる接触圧
力が増すので、図2の様に中子3の両端部に固定される
各種異型断面を有するパッキン38などを使用して接触圧
力の軽減を行うことが望ましい。
【0011】前記栓部材11,12の一方12には、空気供給
管2に連通連絡する空気送入部15と空気供給管2外側に
おいて直管1に連通連絡する空気送入部16が設けられて
おり、これら両空気送入部15,16が流路切替用電磁弁4
を備える空気供給系5を介して空気供給源6に連絡され
る。また、空気供給管2には、中子3の前進位置よりさ
らに先端寄りに位置せしめて空気出口21が周面に開設さ
れている。尚、7は掻き板部であり、中子3の後退位置
より先端寄り位置において、直管1の周面に設けられて
いる。
【0012】而して斯様に構成した、本発明の切粉搬送
装置は、空気供給源6から供給される空気を流路切替用
電磁弁4の切替操作により直接直管1に連絡する空気送
入部16と空気供給管2に連絡する空気送入部15に切替え
て供給することが出来る。前者の空気送入部16から直接
直管1内に送り込まれた空気は、中子3を後方より前方
に押圧してこれを前進せしめ、後者の空気送入部15から
空気供給管2内に送り込まれた空気は中子3の前進位置
より更に先端寄り位置において空気出口21から直管1内
に供給され、中子3を前方から後方に押圧してこれを後
退せしめる。
【0013】従って、中子3の磁石31により直管1外表
面に切子aを付着せしめれば、付着した切粉aは、空気
供給系5の流路切替用電磁弁4を切替え操作して、空気
を直管1の両端から周期的に切り替えて供給することに
より運搬され、掻き板部7において磁石31と分離され剥
離回収される。つまり中子3の一往復において、一方向
のみを切粉搬送に使用し反対方向は中子3が作業開始点
へ戻るための回送運転となる。
【0014】
【発明の効果】本発明の切粉搬送装置によれば、直管先
端部への空気供給管が、切粉の搬送路である直管表面近
傍に露出することがないため、装置の設置位置制約がな
くなり直管周囲の切粉を万遍なく寄せ集めて搬送するこ
とが可能である。また、直管内部に設置した空気供給管
は、中子磁石のガイドとして使用されるため、中子と直
管内面との接触圧力の軽減つまり中子の接触抵抗の減少
に寄与し、安定作動を助ける。これにより適用できる分
野が拡大し、長期安定動作を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施の形態を示す切粉搬送装置の側面
図であり、(a)は中子が前進位置、即ち作業開始点に
戻り磁石により直管外表面に切子を付着せしめた状態を
示し、(b)は中子が後退位置に移動し、切子が掻き板
部において磁石と分離され剥離回収される状態を示して
いる。
【図2】他の実施形態を示す側面図である。
【符号の説明】
1・・・直管 2・・・空気供給管 3・・・中子 31・・・円盤磁石 7・・・掻き板部(切粉の分離) a・・・切子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3C011 BB01 BB17 BB22 BB28 3F021 AA06 BA03 CA12 DA08

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直管内部に複数の円盤磁石を備える中子を
    空気圧で往復運動させ、該直管の外表面を切粉の搬送路
    として用いる切粉搬送装置において、該直管内部に管先
    端部への空気供給管を前記中子の中心を摺動自在に貫通
    して直管と同軸に配置し、該空気供給管を前記中子の摺
    動軸として使用することを特徴とする切粉搬送装置。
JP34064199A 1999-11-30 1999-11-30 切粉搬送装置 Pending JP2001157943A (ja)

Priority Applications (1)

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JP34064199A JP2001157943A (ja) 1999-11-30 1999-11-30 切粉搬送装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101253842B1 (ko) * 2010-12-06 2013-04-12 송경호 칩 제거 장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101253842B1 (ko) * 2010-12-06 2013-04-12 송경호 칩 제거 장치

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