JP2001157696A - 電動車椅子 - Google Patents
電動車椅子Info
- Publication number
- JP2001157696A JP2001157696A JP37644199A JP37644199A JP2001157696A JP 2001157696 A JP2001157696 A JP 2001157696A JP 37644199 A JP37644199 A JP 37644199A JP 37644199 A JP37644199 A JP 37644199A JP 2001157696 A JP2001157696 A JP 2001157696A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- driven
- electric
- clutch
- driving shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
〔課題〕 電動車椅子は、その機能上、手動で操作でき
る事が利便性の向上につながる。その為、縦来は手動操
作と電動操作の切替操作を機械的なクラッチ機構で操作
するものがあった。そこで、本発明はこのクラッチ機構
を省いて半自動化を計り、操作のしやすい機動性を確保
しようとするものである。 〔解決手段〕駆動軸（１）と駆動輪（２）の動力伝達機
構を、一方向クラッチ（３）で構成し、機械的なクラッ
チ機構の操作を、逆転スイッチ（６）の操作に代替し
て、機能上、電動クラッチとも言えるアイデアで解決し
た。
る事が利便性の向上につながる。その為、縦来は手動操
作と電動操作の切替操作を機械的なクラッチ機構で操作
するものがあった。そこで、本発明はこのクラッチ機構
を省いて半自動化を計り、操作のしやすい機動性を確保
しようとするものである。 〔解決手段〕駆動軸（１）と駆動輪（２）の動力伝達機
構を、一方向クラッチ（３）で構成し、機械的なクラッ
チ機構の操作を、逆転スイッチ（６）の操作に代替し
て、機能上、電動クラッチとも言えるアイデアで解決し
た。
Description
【０００１】〔発明の属する技術分野〕この発明は、電
動車椅子の駆動装置に関するものである。
動車椅子の駆動装置に関するものである。
【０００２】〔従来の技術〕従来にも、手動操作と電動
操作の切替操作を機械的なクラッチ機構で操作するもの
があった。
操作の切替操作を機械的なクラッチ機構で操作するもの
があった。
【０００３】〔発明の解決しようとする課題〕このクラ
ッチ機構を省いて半自動化を計り、操作のしやすい機動
性を確保しようとするものである。
ッチ機構を省いて半自動化を計り、操作のしやすい機動
性を確保しようとするものである。
【０００４】〔課題を解決する為の手段〕動力伝達機構
の一部を、一方向クラッチで構成し機械的なクラッチ機
構の操作を電気スイッチの操作で代替する方法である。
の一部を、一方向クラッチで構成し機械的なクラッチ機
構の操作を電気スイッチの操作で代替する方法である。
【０００５】〔発明の実施の形態〕図１で説明すると、
駆動軸（１）と駆動輪（２）の動力伝達機構を、一方向
クラッチ（３）で構成し、これに逆転スイッチ（６）を
付加した構造である。
駆動軸（１）と駆動輪（２）の動力伝達機構を、一方向
クラッチ（３）で構成し、これに逆転スイッチ（６）を
付加した構造である。
【０００６】〔実施例〕自己復帰型の運転スイッチ
（５）を入れると電動機（４）は回転し、一方向クラッ
チ（３）は、かみ合って前進する。運転スイッチ（５）
を切ると手動で前進又は、左折前進、右折前進する事が
できる。この時、片側の駆動輪に手で軽くブレーキをか
け、反対側の駆動輪を前進回転すると急旋回する事もで
きる。行進する時は自己保持型の逆転スイッチ（６）を
入れて電動機（４）を逆転し手動で後進する。せまい場
所で、Ｕターンする時は電動機（４）を逆転したまま、
左右の駆動輪（２）を互に反対方向に手動で回転する。
上記の駆動輪に手動ブレーキやパーキングブレーキを付
加した構造にすれば、長い下り坂の時や、前後左右に揺
れる電車内、バス内でも、その効果を発揮する事ができ
る。手の不自由な障害者の為には、背面部に介護者専用
のハンドルを設けて、そのハンドル付近にスイッチ類を
移設した構造にすれば、それなりの効果があり介護者の
負担を軽くする事ができる。以下、応用例を列記する。 （１）左右の駆動輪の駆動源を各々、独立した２ケの電
動機で構成される電動車椅子。 （２）駆動軸と電動機の動力伝達機構に、デフレンシャ
ルギアーを付加した構造の電動車椅子。 （３）駆動輪とハンドリム（８）を分割して、歯付ベル
ト等で連動する構造の電動車椅子。 （４）駆動輪を全長の中央に配置し、その前後を自在車
輪（７）で構成する６輪式電動車椅子。補足事項として
電動機の過負荷防止回路や、定速（時速６Ｋｍ以下）で
走行できる速度制御回路等の安全回路は必ず装備する必
要がある。
（５）を入れると電動機（４）は回転し、一方向クラッ
チ（３）は、かみ合って前進する。運転スイッチ（５）
を切ると手動で前進又は、左折前進、右折前進する事が
できる。この時、片側の駆動輪に手で軽くブレーキをか
け、反対側の駆動輪を前進回転すると急旋回する事もで
きる。行進する時は自己保持型の逆転スイッチ（６）を
入れて電動機（４）を逆転し手動で後進する。せまい場
所で、Ｕターンする時は電動機（４）を逆転したまま、
左右の駆動輪（２）を互に反対方向に手動で回転する。
上記の駆動輪に手動ブレーキやパーキングブレーキを付
加した構造にすれば、長い下り坂の時や、前後左右に揺
れる電車内、バス内でも、その効果を発揮する事ができ
る。手の不自由な障害者の為には、背面部に介護者専用
のハンドルを設けて、そのハンドル付近にスイッチ類を
移設した構造にすれば、それなりの効果があり介護者の
負担を軽くする事ができる。以下、応用例を列記する。 （１）左右の駆動輪の駆動源を各々、独立した２ケの電
動機で構成される電動車椅子。 （２）駆動軸と電動機の動力伝達機構に、デフレンシャ
ルギアーを付加した構造の電動車椅子。 （３）駆動輪とハンドリム（８）を分割して、歯付ベル
ト等で連動する構造の電動車椅子。 （４）駆動輪を全長の中央に配置し、その前後を自在車
輪（７）で構成する６輪式電動車椅子。補足事項として
電動機の過負荷防止回路や、定速（時速６Ｋｍ以下）で
走行できる速度制御回路等の安全回路は必ず装備する必
要がある。
【０００７】〔発明の効果〕以下、発明の効果を列記す
る。 （１）一方向クラッチの効果で使用頻度の高い電動前進
から手動前進（左折、右折前進も含む）への切替操作が
自動化でき、クラッチ機構の操作を省く事ができる。 （２）一方向クラッチの効果で電動機を逆転した時の負
荷は、ほとんど無負荷に近い状態なので微かな電力で作
動する事ができる。 （３）電気スイッチなので機械的な制約がなく、レイア
ウトが自由になり使い勝手の良いコントローラが製作で
きる。 （４）機械的なクラッチ機構の操作から電気スイッチの
操作となるので破損、磨耗、操作ミス等の機械的な事故
がなくなり信頼性の向上につながる。 （５）スイッチによる制御方法は、この他にも、いろい
ろなアイデアが考えられるが従来からある操縦捍（ジョ
イスティック）型のコントローラでも本発明の効果を充
分に発揮する事ができる。 （６）応用例（１）、（２）の場合。ゆるやかなカーブ
の時は電動で走行し、急旋回する時は手動で対応する。
より高機能な車椅子も製作できる。 （７）副次効果として。一方向クラッチの効果で、電動
走行中に段差のある道路に衝突して駆動輪の負荷が増加
すると自動的に自在車輪（７）を上昇させるトルクを発
生するので、容易に対応する事ができる。特に、外力
（人力）を加えられる介護型の車椅子では有効に作用し
介護者の負担を軽くする事ができる。但し、この場合は
転倒防止用のセンサー等を付加する必要がある。
る。 （１）一方向クラッチの効果で使用頻度の高い電動前進
から手動前進（左折、右折前進も含む）への切替操作が
自動化でき、クラッチ機構の操作を省く事ができる。 （２）一方向クラッチの効果で電動機を逆転した時の負
荷は、ほとんど無負荷に近い状態なので微かな電力で作
動する事ができる。 （３）電気スイッチなので機械的な制約がなく、レイア
ウトが自由になり使い勝手の良いコントローラが製作で
きる。 （４）機械的なクラッチ機構の操作から電気スイッチの
操作となるので破損、磨耗、操作ミス等の機械的な事故
がなくなり信頼性の向上につながる。 （５）スイッチによる制御方法は、この他にも、いろい
ろなアイデアが考えられるが従来からある操縦捍（ジョ
イスティック）型のコントローラでも本発明の効果を充
分に発揮する事ができる。 （６）応用例（１）、（２）の場合。ゆるやかなカーブ
の時は電動で走行し、急旋回する時は手動で対応する。
より高機能な車椅子も製作できる。 （７）副次効果として。一方向クラッチの効果で、電動
走行中に段差のある道路に衝突して駆動輪の負荷が増加
すると自動的に自在車輪（７）を上昇させるトルクを発
生するので、容易に対応する事ができる。特に、外力
（人力）を加えられる介護型の車椅子では有効に作用し
介護者の負担を軽くする事ができる。但し、この場合は
転倒防止用のセンサー等を付加する必要がある。
【図 １】 本発明の背面図
【図 ２】 本発明の側面図
（１）駆動軸 （２）駆動輪 （３）一方向クラッチ （４）電動機 （５）運転スイッチ （６）逆転スイッ
チ （７）自在車輪 （８）ハンドリム （９）ギアーボックス （１０）軸受ケース
チ （７）自在車輪 （８）ハンドリム （９）ギアーボックス （１０）軸受ケース
Claims (1)
- 【請求項１】駆動軸（１）と駆動輪（２）の動力伝達機
構を、一方向クラッチ（３）で構成し、これに逆転スイ
ッチ（６）を付加した構造の電動車椅子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP37644199A JP2001157696A (ja) | 1999-12-01 | 1999-12-01 | 電動車椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP37644199A JP2001157696A (ja) | 1999-12-01 | 1999-12-01 | 電動車椅子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001157696A true JP2001157696A (ja) | 2001-06-12 |
Family
ID=18507141
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP37644199A Pending JP2001157696A (ja) | 1999-12-01 | 1999-12-01 | 電動車椅子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001157696A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006055630A (ja) * | 2004-07-21 | 2006-03-02 | Ehime Univ | 車椅子および車椅子の操作部材 |
| CN116570439A (zh) * | 2023-07-13 | 2023-08-11 | 小舟科技有限公司 | 智能轮椅控制模式切换方法及装置、设备、存储介质 |
-
1999
- 1999-12-01 JP JP37644199A patent/JP2001157696A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006055630A (ja) * | 2004-07-21 | 2006-03-02 | Ehime Univ | 車椅子および車椅子の操作部材 |
| JP4729689B2 (ja) * | 2004-07-21 | 2011-07-20 | 国立大学法人愛媛大学 | 車椅子および車椅子の操作部材 |
| CN116570439A (zh) * | 2023-07-13 | 2023-08-11 | 小舟科技有限公司 | 智能轮椅控制模式切换方法及装置、设备、存储介质 |
| CN116570439B (zh) * | 2023-07-13 | 2023-09-22 | 小舟科技有限公司 | 智能轮椅控制模式切换方法及装置、设备、存储介质 |
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