JP2001156591A - 能動フィルタ及びその帯域調整方法 - Google Patents
能動フィルタ及びその帯域調整方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 調整工程時に、固定抵抗51 、52 を切断ま
たは接続するだけで受信機を最高の受信感度に設定する
ことができ、能動フィルタ3部分の製造コストが安価
で、小型な能動フィルタの帯域調整方法を提供する。 【解決手段】 受信機に用いられ、制御電圧で帯域調整
される能動フィルタ3、制御端子11と電源端子6間に
接続された第1調整抵抗51 、制御端子11と接地間に
接続された第2調整抵抗52 、制御端子11に選択接続
され、出力電圧が段階調整できる外部電源13を有し、
まず、制御端子11に外部電源13を接続し、外部電源
13の出力電圧を段階的に変化させ、変化させる度に受
信機の受信感度を測定し、最高の受信感度が得られたと
きの外部電源13の出力電圧を検出し、次に、外部電源
13を制御端子11から外し、制御端子11の電圧が検
出出力電圧に略等しくなるように第1及び第2調整抵抗
51 、52 の接続状態を調整する。
たは接続するだけで受信機を最高の受信感度に設定する
ことができ、能動フィルタ3部分の製造コストが安価
で、小型な能動フィルタの帯域調整方法を提供する。 【解決手段】 受信機に用いられ、制御電圧で帯域調整
される能動フィルタ3、制御端子11と電源端子6間に
接続された第1調整抵抗51 、制御端子11と接地間に
接続された第2調整抵抗52 、制御端子11に選択接続
され、出力電圧が段階調整できる外部電源13を有し、
まず、制御端子11に外部電源13を接続し、外部電源
13の出力電圧を段階的に変化させ、変化させる度に受
信機の受信感度を測定し、最高の受信感度が得られたと
きの外部電源13の出力電圧を検出し、次に、外部電源
13を制御端子11から外し、制御端子11の電圧が検
出出力電圧に略等しくなるように第1及び第2調整抵抗
51 、52 の接続状態を調整する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、能動フィルタ及び
その帯域調整方法に係わり、特に、受信機に使用され、
制御端子に供給される電圧値によって帯域が調整される
能動フィルタを用い、その制御端子に受信機の受信感度
が最も高くなるように調整抵抗を選択接続する能動フィ
ルタ及びその帯域調整方法に関する。
その帯域調整方法に係わり、特に、受信機に使用され、
制御端子に供給される電圧値によって帯域が調整される
能動フィルタを用い、その制御端子に受信機の受信感度
が最も高くなるように調整抵抗を選択接続する能動フィ
ルタ及びその帯域調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタル欧州コードレス電話方式
(DECT方式)等に使用される送受信機は、受信機の
中間周波回路に中間周波フィルタとなる能動フィルタが
用いられており、この能動フィルタは、通常、受信機の
増幅回路や周波数変換回路等と一体的な集積回路によっ
て構成されている。
(DECT方式)等に使用される送受信機は、受信機の
中間周波回路に中間周波フィルタとなる能動フィルタが
用いられており、この能動フィルタは、通常、受信機の
増幅回路や周波数変換回路等と一体的な集積回路によっ
て構成されている。
【0003】この場合、前記能動フィルタは、本来、予
め決められた信号利得特性と予め決められた周波数帯域
幅特性が得られるような回路構成を採用しているが、前
記能動フィルタを増幅回路や周波数変換回路等とともに
一体的に構成した集積回路を用いていることから、製造
された集積回路に特性のバラツキがある。そして、この
ような集積回路を組み込み、DECT方式の送受信機を
製造した場合、集積回路の特性のバラツキによって、前
記能動フィルタ回路の信号利得特性及び周波数帯域幅特
性をそれぞれ予め決められた特性にすることが難しく、
そのため、受信機の受信感度が所望の受信感度よりも低
下することが多々発生する。
め決められた信号利得特性と予め決められた周波数帯域
幅特性が得られるような回路構成を採用しているが、前
記能動フィルタを増幅回路や周波数変換回路等とともに
一体的に構成した集積回路を用いていることから、製造
された集積回路に特性のバラツキがある。そして、この
ような集積回路を組み込み、DECT方式の送受信機を
製造した場合、集積回路の特性のバラツキによって、前
記能動フィルタ回路の信号利得特性及び周波数帯域幅特
性をそれぞれ予め決められた特性にすることが難しく、
そのため、受信機の受信感度が所望の受信感度よりも低
下することが多々発生する。
【0004】このような不測の事態を回避するため、D
ECT方式の送受信機においては、次のような調整手段
を付加したものが既に提案されている。すなわち、DE
CT方式の送受信機を製造した後の調整工程において、
受信機に用いている前記能動フィルタの制御端子に電源
電圧を分圧する可変抵抗を接続し、この可変抵抗から得
られた制御電圧を制御端子に供給するようにし、この可
変抵抗を調整して制御端子に供給される制御電圧の電圧
値を調整しながら、受信機の受信感度を測定し、得られ
た受信感度が最も高くなったときに可変抵抗の調整を終
了させ、そのとき得られた制御電圧の電圧値を常時前記
能動フィルタに加えることにより、前記能動フィルタ回
路の信号利得特性及び周波数帯域幅特性をそれぞれ予め
決められた特性に近づけるようにしている。この場合、
前記能動フィルタの周波数帯域幅は、制御電圧の電圧値
が最低電圧、例えば接地電圧に近くなったときに標準の
周波数帯域幅を示すとすれば、制御電圧の電圧値が最高
電圧、例えば電源電圧に近くなったときに標準の周波数
帯域幅よりも狭くなり、一方、制御電圧の電圧値が中間
電圧、例えば電源電圧の半分の電圧に近くなったときに
標準の周波数帯域幅よりも広くなる。
ECT方式の送受信機においては、次のような調整手段
を付加したものが既に提案されている。すなわち、DE
CT方式の送受信機を製造した後の調整工程において、
受信機に用いている前記能動フィルタの制御端子に電源
電圧を分圧する可変抵抗を接続し、この可変抵抗から得
られた制御電圧を制御端子に供給するようにし、この可
変抵抗を調整して制御端子に供給される制御電圧の電圧
値を調整しながら、受信機の受信感度を測定し、得られ
た受信感度が最も高くなったときに可変抵抗の調整を終
了させ、そのとき得られた制御電圧の電圧値を常時前記
能動フィルタに加えることにより、前記能動フィルタ回
路の信号利得特性及び周波数帯域幅特性をそれぞれ予め
決められた特性に近づけるようにしている。この場合、
前記能動フィルタの周波数帯域幅は、制御電圧の電圧値
が最低電圧、例えば接地電圧に近くなったときに標準の
周波数帯域幅を示すとすれば、制御電圧の電圧値が最高
電圧、例えば電源電圧に近くなったときに標準の周波数
帯域幅よりも狭くなり、一方、制御電圧の電圧値が中間
電圧、例えば電源電圧の半分の電圧に近くなったときに
標準の周波数帯域幅よりも広くなる。
【0005】ここで、図2は、前記提案によるDECT
方式の送受信機の要部構成を示すブロック図であって、
一体的に集積回路化された構成部分を示すものである。
方式の送受信機の要部構成を示すブロック図であって、
一体的に集積回路化された構成部分を示すものである。
【0006】図2に示されるように、送受信機は、送信
回路部21と、第1受信回路部22と、能動フィルタ
(中間周波フィルタ)23と、第2受信回路部24と、
送信信号入力端子25と、送信信号出力端子26と、受
信信号入力端子27と、受信信号出力端子28と、制御
端子29と、可変抵抗30と、電源端子31とを備え、
送信回路部21、第1受信回路部22、能動フィルタ2
3、第2受信回路部24、送信信号入力端子25、送信
信号出力端子26、受信信号入力端子27、受信信号出
力端子28、制御端子29からなる構成部分は集積回路
(IC)20によって構成されている。
回路部21と、第1受信回路部22と、能動フィルタ
(中間周波フィルタ)23と、第2受信回路部24と、
送信信号入力端子25と、送信信号出力端子26と、受
信信号入力端子27と、受信信号出力端子28と、制御
端子29と、可変抵抗30と、電源端子31とを備え、
送信回路部21、第1受信回路部22、能動フィルタ2
3、第2受信回路部24、送信信号入力端子25、送信
信号出力端子26、受信信号入力端子27、受信信号出
力端子28、制御端子29からなる構成部分は集積回路
(IC)20によって構成されている。
【0007】そして、送信回路部21は、入力端子が送
信信号入力端子25に接続され、出力端子が送信信号出
力端子26に接続される。第1受信回路部22は、入力
端子が受信信号入力端子27に接続され、出力端子が能
動フィルタ23の入力端子に接続される。第2受信回路
部24は、入力端子が能動フィルタ23の出力端子に接
続され、出力端子が受信信号出力端子28に接続され
る。能動フィルタ23は、帯域調整端子が制御端子29
に接続される。制御端子29は、電源端子31と接地点
間に接続された可変抵抗30の摺動子に接続される。
信信号入力端子25に接続され、出力端子が送信信号出
力端子26に接続される。第1受信回路部22は、入力
端子が受信信号入力端子27に接続され、出力端子が能
動フィルタ23の入力端子に接続される。第2受信回路
部24は、入力端子が能動フィルタ23の出力端子に接
続され、出力端子が受信信号出力端子28に接続され
る。能動フィルタ23は、帯域調整端子が制御端子29
に接続される。制御端子29は、電源端子31と接地点
間に接続された可変抵抗30の摺動子に接続される。
【0008】この場合、送信回路部21は、周波数変換
回路や増幅回路等を含み、送信信号入力端子25に供給
された送信用ベースバンド信号を周波数変換及び増幅
し、送信用搬送周波数の所定信号レベルの送信信号を形
成して、送信信号出力端子26に供給する。第1受信回
路部22は、周波数変換回路や増幅回路等を含み、受信
信号入力端子27に供給された受信用搬送周波数信号を
周波数変換及び増幅し、中間周波数信号を形成して、能
動フィルタ23に供給する。能動フィルタ23は、帯域
調整端子に供給される制御電圧の電圧値によって信号通
過帯域が調整される中間周波フィルタからなるもので、
供給された中間周波数信号を選択増幅し、第2受信回路
部24に供給する。第2受信回路部24は、復調回路等
を含み、供給された中間周波数信号を復調して受信用ベ
ースバンド信号に変換し、受信用ベースバンド信号を受
信信号出力端子28に供給する。
回路や増幅回路等を含み、送信信号入力端子25に供給
された送信用ベースバンド信号を周波数変換及び増幅
し、送信用搬送周波数の所定信号レベルの送信信号を形
成して、送信信号出力端子26に供給する。第1受信回
路部22は、周波数変換回路や増幅回路等を含み、受信
信号入力端子27に供給された受信用搬送周波数信号を
周波数変換及び増幅し、中間周波数信号を形成して、能
動フィルタ23に供給する。能動フィルタ23は、帯域
調整端子に供給される制御電圧の電圧値によって信号通
過帯域が調整される中間周波フィルタからなるもので、
供給された中間周波数信号を選択増幅し、第2受信回路
部24に供給する。第2受信回路部24は、復調回路等
を含み、供給された中間周波数信号を復調して受信用ベ
ースバンド信号に変換し、受信用ベースバンド信号を受
信信号出力端子28に供給する。
【0009】このDECT方式の送受信機を製造する場
合は、集積回路20を組み込むことにより、送信回路部
21、第1受信回路部22、能動フィルタ23、第2受
信回路部24、送信信号入力端子25、送信信号出力端
子26、受信信号入力端子27、受信信号出力端子2
8、制御端子29からなる構成部分を一体形成し、それ
と同時に、集積回路20によって一体形成されない他の
構成部分を形成して、DECT方式の送受信機が製造さ
れる。
合は、集積回路20を組み込むことにより、送信回路部
21、第1受信回路部22、能動フィルタ23、第2受
信回路部24、送信信号入力端子25、送信信号出力端
子26、受信信号入力端子27、受信信号出力端子2
8、制御端子29からなる構成部分を一体形成し、それ
と同時に、集積回路20によって一体形成されない他の
構成部分を形成して、DECT方式の送受信機が製造さ
れる。
【0010】製造されたDECT方式の送受信機は、次
に調整工程に入る。この調整工程においては、集積回路
20の制御端子29の近くに可変抵抗30を配置し、可
変抵抗30の一端を電源端子31に接続し、他端を接地
点に接続し、摺動子を制御端子29に接続する。この
後、DECT方式の送受信機を動作状態にし、可変抵抗
30から制御端子29を通して能動フィルタ23の帯域
調整端子に制御電圧を供給する。そして、可変抵抗30
を調整し、能動フィルタ23の帯域調整端子に供給する
制御電圧の電圧値を調整して能動フィルタ23の帯域調
整する度に、周知の測定手段により受信機の受信感度を
測定し、受信感度の最も高くなる制御電圧の電圧値を検
出する。受信感度の最も高くなる制御電圧の電圧値が検
出されたとき、可変抵抗30の調整を終了し、摺動子を
その位置に固定して、以後、能動フィルタ23の帯域調
整端子にその電圧値が常時供給される。
に調整工程に入る。この調整工程においては、集積回路
20の制御端子29の近くに可変抵抗30を配置し、可
変抵抗30の一端を電源端子31に接続し、他端を接地
点に接続し、摺動子を制御端子29に接続する。この
後、DECT方式の送受信機を動作状態にし、可変抵抗
30から制御端子29を通して能動フィルタ23の帯域
調整端子に制御電圧を供給する。そして、可変抵抗30
を調整し、能動フィルタ23の帯域調整端子に供給する
制御電圧の電圧値を調整して能動フィルタ23の帯域調
整する度に、周知の測定手段により受信機の受信感度を
測定し、受信感度の最も高くなる制御電圧の電圧値を検
出する。受信感度の最も高くなる制御電圧の電圧値が検
出されたとき、可変抵抗30の調整を終了し、摺動子を
その位置に固定して、以後、能動フィルタ23の帯域調
整端子にその電圧値が常時供給される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前記提案によるDEC
T方式の送受信機は、製造されたDECT方式の送受信
機の調整工程時に、新たに制御端子29に可変抵抗30
を接続し、可変抵抗30を調整する度に受信機の受信感
度を測定し、受信感度が最も高くなったときに可変抵抗
30の調整を終了して、そのときに制御端子29に供給
される制御電圧の電圧値が常時能動フィルタ23の帯域
調整端子に供給されるようにしたので、使用される集積
回路20の特性のバラツキに係わりなく、受信機の受信
感度を高くすることができるという利点がある。
T方式の送受信機は、製造されたDECT方式の送受信
機の調整工程時に、新たに制御端子29に可変抵抗30
を接続し、可変抵抗30を調整する度に受信機の受信感
度を測定し、受信感度が最も高くなったときに可変抵抗
30の調整を終了して、そのときに制御端子29に供給
される制御電圧の電圧値が常時能動フィルタ23の帯域
調整端子に供給されるようにしたので、使用される集積
回路20の特性のバラツキに係わりなく、受信機の受信
感度を高くすることができるという利点がある。
【0012】これに対して、前記提案によるDECT方
式の送受信機は、その調整工程時に受信機に新たに可変
抵抗30を接続配置する必要があるため、この送受信機
の収納容器内に可変抵抗30が占有可能な大きな容積部
分を準備しておかねばならず、しかも、可変抵抗30の
部品単価が比較的高いことから、能動フィルタを含んだ
送受信機全体の製造コストが上昇し、かつ、送受信機全
体の構造が大型になる。
式の送受信機は、その調整工程時に受信機に新たに可変
抵抗30を接続配置する必要があるため、この送受信機
の収納容器内に可変抵抗30が占有可能な大きな容積部
分を準備しておかねばならず、しかも、可変抵抗30の
部品単価が比較的高いことから、能動フィルタを含んだ
送受信機全体の製造コストが上昇し、かつ、送受信機全
体の構造が大型になる。
【0013】本発明は、このような技術的背景に鑑みて
なされたもので、その目的は、調整工程時に、固定抵抗
を切断または接続するだけで受信機を最高の受信感度に
設定することが可能な、能動フィルタ部分の製造コスト
が安価で、小型な能動フィルタ及びその帯域調整方法を
提供することにある。
なされたもので、その目的は、調整工程時に、固定抵抗
を切断または接続するだけで受信機を最高の受信感度に
設定することが可能な、能動フィルタ部分の製造コスト
が安価で、小型な能動フィルタ及びその帯域調整方法を
提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明による能動フィルタの帯域調整方法は、受信
機に使用され、制御端子に供給される電圧値により帯域
が調整される能動フィルタと、制御端子と内部電源端子
間に接続された切断可能な第1調整抵抗と、制御端子と
接地点間に接続された切断可能な第2調整抵抗と、制御
端子に選択的に接続され、出力電圧を段階的に調整でき
る外部電源とを有し、まず、制御端子に外部電源を接続
し、外部電源の出力電圧を段階的に変化させ、変化させ
る度に受信機の受信感度を測定し、最高の受信感度が得
られたときの外部電源の出力電圧を検出し、次に、外部
電源を制御端子から外し、制御端子の電圧が検出した出
力電圧に略等しくなるように、第1調整抵抗及び第2調
整抵抗の接続状態を調整している構成を具備する。
に、本発明による能動フィルタの帯域調整方法は、受信
機に使用され、制御端子に供給される電圧値により帯域
が調整される能動フィルタと、制御端子と内部電源端子
間に接続された切断可能な第1調整抵抗と、制御端子と
接地点間に接続された切断可能な第2調整抵抗と、制御
端子に選択的に接続され、出力電圧を段階的に調整でき
る外部電源とを有し、まず、制御端子に外部電源を接続
し、外部電源の出力電圧を段階的に変化させ、変化させ
る度に受信機の受信感度を測定し、最高の受信感度が得
られたときの外部電源の出力電圧を検出し、次に、外部
電源を制御端子から外し、制御端子の電圧が検出した出
力電圧に略等しくなるように、第1調整抵抗及び第2調
整抵抗の接続状態を調整している構成を具備する。
【0015】このような構成によれば、調整工程時に、
能動フィルタに接続された制御端子への供給電圧を、受
信機の受信感度が最高になるように設定する際に、制御
端子と内部電源端子間に接続された第1調整抵抗及び/
または制御端子と接地点間に接続された第2調整抵抗の
接続部をそのまま維持するかまたは接続部を切断するだ
けであるので、新たに接続される構成部品が必要でな
く、その構成部品分のコストが低減されるだけでなく、
その構成部品の占有部分を除いて収納容器のサイズを小
型にすることができ、能動フィルタ部分の製造コストを
安価にし、かつ、能動フィルタを含む全体構造を小型化
することができる。
能動フィルタに接続された制御端子への供給電圧を、受
信機の受信感度が最高になるように設定する際に、制御
端子と内部電源端子間に接続された第1調整抵抗及び/
または制御端子と接地点間に接続された第2調整抵抗の
接続部をそのまま維持するかまたは接続部を切断するだ
けであるので、新たに接続される構成部品が必要でな
く、その構成部品分のコストが低減されるだけでなく、
その構成部品の占有部分を除いて収納容器のサイズを小
型にすることができ、能動フィルタ部分の製造コストを
安価にし、かつ、能動フィルタを含む全体構造を小型化
することができる。
【0016】また、前記目的を達成するために、本発明
による能動フィルタの帯域調整方法は、受信機に使用さ
れ、制御端子に供給される電圧値により帯域が調整され
る能動フィルタと、制御端子に近接配置される内部電源
端子と、制御端子に近接配置される接地端子と、制御端
子に選択的に接続され、段階的に電圧調整できる外部電
源とを有し、まず、制御端子に外部電源を接続し、外部
電源の電圧を段階的に変化させ、変化させる度毎に受信
機の受信感度を測定し、最高の受信感度が得られたとき
の外部電源の電圧を検出し、次に、外部電源を制御端子
から外し、制御端子の電圧が検出した電圧に略等しくな
るように、制御端子と内部電源端子との間に第1調整抵
抗を接続及び/または制御端子と接地端子との間に第2
調整抵抗を接続している他の構成を具備する。
による能動フィルタの帯域調整方法は、受信機に使用さ
れ、制御端子に供給される電圧値により帯域が調整され
る能動フィルタと、制御端子に近接配置される内部電源
端子と、制御端子に近接配置される接地端子と、制御端
子に選択的に接続され、段階的に電圧調整できる外部電
源とを有し、まず、制御端子に外部電源を接続し、外部
電源の電圧を段階的に変化させ、変化させる度毎に受信
機の受信感度を測定し、最高の受信感度が得られたとき
の外部電源の電圧を検出し、次に、外部電源を制御端子
から外し、制御端子の電圧が検出した電圧に略等しくな
るように、制御端子と内部電源端子との間に第1調整抵
抗を接続及び/または制御端子と接地端子との間に第2
調整抵抗を接続している他の構成を具備する。
【0017】このような他の構成によれば、調整工程時
に、能動フィルタに接続された制御端子への供給電圧
を、受信機の受信感度が最高になるように設定する際
に、制御端子と内部電源端子間に第1調整抵抗及び/ま
たは制御端子と接地点間に第2調整抵抗を選択的に接続
するだけであるので、新たに接続される構成部品が小型
で安価な固定抵抗だけであるので、その構成部品に可変
抵抗を用いた場合に比べ、その構成部品分のコストが低
減されるだけでなく、その構成部品の占有部分を僅か用
意すれば足りるため収納容器のサイズを小型にすること
ができ、能動フィルタ部分の製造コストを安価にし、か
つ、能動フィルタを含む全体構造を小型化することがで
きる。
に、能動フィルタに接続された制御端子への供給電圧
を、受信機の受信感度が最高になるように設定する際
に、制御端子と内部電源端子間に第1調整抵抗及び/ま
たは制御端子と接地点間に第2調整抵抗を選択的に接続
するだけであるので、新たに接続される構成部品が小型
で安価な固定抵抗だけであるので、その構成部品に可変
抵抗を用いた場合に比べ、その構成部品分のコストが低
減されるだけでなく、その構成部品の占有部分を僅か用
意すれば足りるため収納容器のサイズを小型にすること
ができ、能動フィルタ部分の製造コストを安価にし、か
つ、能動フィルタを含む全体構造を小型化することがで
きる。
【0018】さらに、本発明における外部電源は、出力
電圧を最高電圧、中間電圧、最低電圧の3段階に調整で
きるものであることが好ましい。
電圧を最高電圧、中間電圧、最低電圧の3段階に調整で
きるものであることが好ましい。
【0019】このような構成によれば、最高電圧、中間
電圧、最低電圧の3段階の電圧を抵抗の接続、切断等に
よって設定する際に、第1調整抵抗の接続、第1調整抵
抗及び第2調整抵抗の接続、第2調整抵抗の接続によっ
て得ることができ、第1調整抵抗及び/または第2調整
抵抗の調整が簡単になる。
電圧、最低電圧の3段階の電圧を抵抗の接続、切断等に
よって設定する際に、第1調整抵抗の接続、第1調整抵
抗及び第2調整抵抗の接続、第2調整抵抗の接続によっ
て得ることができ、第1調整抵抗及び/または第2調整
抵抗の調整が簡単になる。
【0020】この他に、前記目的を達成するために、本
発明による能動フィルタは、受信機に使用され、制御端
子に供給される電圧値によって帯域が調整される能動フ
ィルタと、制御端子に接続され、段階的に電圧調整でき
る外部電源が接続可能なコネクタと、受信機の受信感度
を測定して最高の受信感度が得られるように、制御端子
と内部電源端子間及び/または制御端子と接地点間に接
続された調整抵抗とを有する構成を具備する。
発明による能動フィルタは、受信機に使用され、制御端
子に供給される電圧値によって帯域が調整される能動フ
ィルタと、制御端子に接続され、段階的に電圧調整でき
る外部電源が接続可能なコネクタと、受信機の受信感度
を測定して最高の受信感度が得られるように、制御端子
と内部電源端子間及び/または制御端子と接地点間に接
続された調整抵抗とを有する構成を具備する。
【0021】このような構成によれば、受信機の受信感
度が最高になるように設定する際に、調整工程時に、能
動フィルタに接続された制御端子の供給電圧を、制御端
子と内部電源端子間に接続された第1調整抵抗及び/ま
たは制御端子と接地点間に接続された第2調整抵抗を接
続状態にするかまたは非接続状態にするようにして設定
しているので、制御端子に新たに接続される構成部品と
して可変抵抗を用いた場合に比べ、その構成部品分のコ
ストが低減され、しかも、その構成部品の占有部分を僅
か用意すれば足りるため収納容器のサイズが小型にな
り、能動フィルタ部分の製造コストが安価で、能動フィ
ルタを含む全体構造を小型化できる。
度が最高になるように設定する際に、調整工程時に、能
動フィルタに接続された制御端子の供給電圧を、制御端
子と内部電源端子間に接続された第1調整抵抗及び/ま
たは制御端子と接地点間に接続された第2調整抵抗を接
続状態にするかまたは非接続状態にするようにして設定
しているので、制御端子に新たに接続される構成部品と
して可変抵抗を用いた場合に比べ、その構成部品分のコ
ストが低減され、しかも、その構成部品の占有部分を僅
か用意すれば足りるため収納容器のサイズが小型にな
り、能動フィルタ部分の製造コストが安価で、能動フィ
ルタを含む全体構造を小型化できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明による実施の形態を
図面を参照して説明する。
図面を参照して説明する。
【0023】図1は、本発明による能動フィルタの帯域
調整方法の実施の形態を示すDECT方式の送受信機の
要部構成を示すブロック図であって、一体的に集積回路
化された構成部分を示すものである。
調整方法の実施の形態を示すDECT方式の送受信機の
要部構成を示すブロック図であって、一体的に集積回路
化された構成部分を示すものである。
【0024】図1に示されるように、この実施の形態に
よるDECT方式の送受信機は、送信回路部1と、第1
受信回路部2と、能動フィルタ(中間周波フィルタ)3
と、第2受信回路部4と、第1調整抵抗51 と、第2調
整抵抗52 と、電源端子6と、送信信号入力端子7と、
送信信号出力端子8と、受信信号入力端子9と、受信信
号出力端子10と、制御端子11と、外部接続される可
変電圧電源13とを備え、送信回路部1、第1受信回路
部2、能動フィルタ3、第2受信回路部4、第1調整抵
抗51 、第2調整抵抗52 、電源端子6、送信信号入力
端子7、送信信号出力端子8、受信信号入力端子9、受
信信号出力端子10、制御端子11からなる構成部分は
一体的な集積回路(IC)12によって構成され、第1
調整抵抗51 及び第2調整抵抗52 は、集積回路12上
に印刷抵抗として構成される。
よるDECT方式の送受信機は、送信回路部1と、第1
受信回路部2と、能動フィルタ(中間周波フィルタ)3
と、第2受信回路部4と、第1調整抵抗51 と、第2調
整抵抗52 と、電源端子6と、送信信号入力端子7と、
送信信号出力端子8と、受信信号入力端子9と、受信信
号出力端子10と、制御端子11と、外部接続される可
変電圧電源13とを備え、送信回路部1、第1受信回路
部2、能動フィルタ3、第2受信回路部4、第1調整抵
抗51 、第2調整抵抗52 、電源端子6、送信信号入力
端子7、送信信号出力端子8、受信信号入力端子9、受
信信号出力端子10、制御端子11からなる構成部分は
一体的な集積回路(IC)12によって構成され、第1
調整抵抗51 及び第2調整抵抗52 は、集積回路12上
に印刷抵抗として構成される。
【0025】そして、送信回路部1は、入力端子が送信
信号入力端子7に接続され、出力端子が送信信号出力端
子8に接続される。第1受信回路部2は、入力端子が受
信信号入力端子9に接続され、出力端子が能動フィルタ
3の入力端子に接続される。第2受信回路部4は、入力
端子が能動フィルタ3の出力端子に接続され、出力端子
が受信信号出力端子10に接続される。能動フィルタ3
は、帯域調整端子が制御端子11に、第1調整抵抗51
を通して電源端子6に、第2調整抵抗52 を通して接地
点にそれぞれ接続される。可変電圧電源13は、一方の
出力端子が制御端子11に接続され、他方の出力端子が
接地点に接続される。
信号入力端子7に接続され、出力端子が送信信号出力端
子8に接続される。第1受信回路部2は、入力端子が受
信信号入力端子9に接続され、出力端子が能動フィルタ
3の入力端子に接続される。第2受信回路部4は、入力
端子が能動フィルタ3の出力端子に接続され、出力端子
が受信信号出力端子10に接続される。能動フィルタ3
は、帯域調整端子が制御端子11に、第1調整抵抗51
を通して電源端子6に、第2調整抵抗52 を通して接地
点にそれぞれ接続される。可変電圧電源13は、一方の
出力端子が制御端子11に接続され、他方の出力端子が
接地点に接続される。
【0026】この場合、送信回路部1、第1受信回路部
2、能動フィルタ3、第2受信回路部4は、それぞれ、
図2に図示された送信回路部21、第1受信回路部2
2、能動フィルタ23、第2受信回路部24と実質的に
同じ構成のものある。すなわち、送信回路部1は、周波
数変換回路や増幅回路等を含み、送信信号入力端子7に
供給された送信用ベースバンド信号を周波数変換及び増
幅し、送信用搬送周波数の所定信号レベルの送信信号を
形成して、送信信号出力端子8に供給する。第1受信回
路部2は、周波数変換回路や増幅回路等を含み、受信信
号入力端子9に供給された受信用搬送周波数信号を周波
数変換及び増幅し、中間周波数信号を形成して、能動フ
ィルタ3に供給する。能動フィルタ3は、帯域調整端子
に供給される制御電圧の電圧値により信号通過帯域が調
整される中間周波フィルタからなるもので、供給された
中間周波数信号を選択増幅し、第2受信回路部4に供給
する。第2受信回路部4は、復調回路等を含み、供給さ
れた中間周波数信号を復調して受信用ベースバンド信号
に変換し、受信用ベースバンド信号を受信信号出力端子
10に供給する。
2、能動フィルタ3、第2受信回路部4は、それぞれ、
図2に図示された送信回路部21、第1受信回路部2
2、能動フィルタ23、第2受信回路部24と実質的に
同じ構成のものある。すなわち、送信回路部1は、周波
数変換回路や増幅回路等を含み、送信信号入力端子7に
供給された送信用ベースバンド信号を周波数変換及び増
幅し、送信用搬送周波数の所定信号レベルの送信信号を
形成して、送信信号出力端子8に供給する。第1受信回
路部2は、周波数変換回路や増幅回路等を含み、受信信
号入力端子9に供給された受信用搬送周波数信号を周波
数変換及び増幅し、中間周波数信号を形成して、能動フ
ィルタ3に供給する。能動フィルタ3は、帯域調整端子
に供給される制御電圧の電圧値により信号通過帯域が調
整される中間周波フィルタからなるもので、供給された
中間周波数信号を選択増幅し、第2受信回路部4に供給
する。第2受信回路部4は、復調回路等を含み、供給さ
れた中間周波数信号を復調して受信用ベースバンド信号
に変換し、受信用ベースバンド信号を受信信号出力端子
10に供給する。
【0027】なお、この実施の形態に用いられる能動フ
ィルタ3の周波数帯域幅は、図2に図示された能動フィ
ルタ23と同じように、帯域調整端子に供給される制御
電圧の電圧値が最低電圧、例えば接地電圧に近くなった
ときに標準の周波数帯域幅を示すものとしたとき、制御
電圧の電圧値が最高電圧、例えば電源電圧に近くなった
ときに標準の周波数帯域幅よりも狭くなり、一方、制御
電圧の電圧値が中間電圧、例えば電源電圧の半分の電圧
に近くなったときに標準の周波数帯域幅よりも広くな
る。
ィルタ3の周波数帯域幅は、図2に図示された能動フィ
ルタ23と同じように、帯域調整端子に供給される制御
電圧の電圧値が最低電圧、例えば接地電圧に近くなった
ときに標準の周波数帯域幅を示すものとしたとき、制御
電圧の電圧値が最高電圧、例えば電源電圧に近くなった
ときに標準の周波数帯域幅よりも狭くなり、一方、制御
電圧の電圧値が中間電圧、例えば電源電圧の半分の電圧
に近くなったときに標準の周波数帯域幅よりも広くな
る。
【0028】この実施の形態によるDECT方式の送受
信機を製造する場合は、図2に図示されたDECT方式
の送受信機を製造する場合と同じで、集積回路12を組
み込むことによって、送信回路部1、第1受信回路部
2、能動フィルタ3、第2受信回路部4、第1調整抵抗
51 、第2調整抵抗52 、電源端子6、送信信号入力端
子7、送信信号出力端子8、受信信号入力端子9、受信
信号出力端子10、制御端子11からなる構成部分を一
体的に形成し、それと同時に、集積回路12によって一
体的に形成されない他の構成部分を形成することによ
り、DECT方式の送受信機が製造される。
信機を製造する場合は、図2に図示されたDECT方式
の送受信機を製造する場合と同じで、集積回路12を組
み込むことによって、送信回路部1、第1受信回路部
2、能動フィルタ3、第2受信回路部4、第1調整抵抗
51 、第2調整抵抗52 、電源端子6、送信信号入力端
子7、送信信号出力端子8、受信信号入力端子9、受信
信号出力端子10、制御端子11からなる構成部分を一
体的に形成し、それと同時に、集積回路12によって一
体的に形成されない他の構成部分を形成することによ
り、DECT方式の送受信機が製造される。
【0029】製造されたDECT方式の送受信機は、図
2に図示されたDECT方式の送受信機と同じように、
次に調整工程に移行する。そして、この調整工程におい
ては、次のような調整が行なわれる。
2に図示されたDECT方式の送受信機と同じように、
次に調整工程に移行する。そして、この調整工程におい
ては、次のような調整が行なわれる。
【0030】始めに、出力電圧を最高電圧、中間電圧、
最低電圧の3段階に可変できる電圧可変電源13を準備
し、この電圧可変電源13を集積回路12の制御端子1
1と接地点間に接続する。このとき、電圧可変電源13
の出力電圧は、制御端子11を通して能動フィルタ3の
帯域調整端子に供給される。
最低電圧の3段階に可変できる電圧可変電源13を準備
し、この電圧可変電源13を集積回路12の制御端子1
1と接地点間に接続する。このとき、電圧可変電源13
の出力電圧は、制御端子11を通して能動フィルタ3の
帯域調整端子に供給される。
【0031】次に、DECT方式の送受信機を動作状態
に設定し、他のDECT方式の送受信機から供給される
信号を受信する。このとき、電源端子6と接地点間に接
続されている第1調整抵抗51 及び第2調整抵抗52 に
より、電源端子6の電源電圧が第1調整抵抗51 と第2
調整抵抗52 で分圧されて制御端子11及び能動フィル
タ3の帯域調整端子に供給されるが、第1調整抵抗51
と第2調整抵抗52 の各抵抗値を比較的大きな値、例え
ば10kΩ程度に選ぶことにより、電圧可変電源13の
出力電圧の方が優勢になり、専ら電圧可変電源13の出
力電圧が制御端子11及び能動フィルタ3の帯域調整端
子に供給される。
に設定し、他のDECT方式の送受信機から供給される
信号を受信する。このとき、電源端子6と接地点間に接
続されている第1調整抵抗51 及び第2調整抵抗52 に
より、電源端子6の電源電圧が第1調整抵抗51 と第2
調整抵抗52 で分圧されて制御端子11及び能動フィル
タ3の帯域調整端子に供給されるが、第1調整抵抗51
と第2調整抵抗52 の各抵抗値を比較的大きな値、例え
ば10kΩ程度に選ぶことにより、電圧可変電源13の
出力電圧の方が優勢になり、専ら電圧可変電源13の出
力電圧が制御端子11及び能動フィルタ3の帯域調整端
子に供給される。
【0032】次いで、電圧可変電源13の出力電圧を最
高電圧、中間電圧、最低電圧の3段階に順次変化させ、
変化させる度に、受信機の受信感度を周知の測定手段に
よって測定し、受信感度が最高になる電圧可変電源13
の出力電圧の電圧値を検出する。
高電圧、中間電圧、最低電圧の3段階に順次変化させ、
変化させる度に、受信機の受信感度を周知の測定手段に
よって測定し、受信感度が最高になる電圧可変電源13
の出力電圧の電圧値を検出する。
【0033】次に、受信感度が最高になる電圧可変電源
13の出力電圧の電圧値が検出されると、制御端子11
に接続されている電圧可変電源13を外し、第1調整抵
抗5 1 及び/または第2調整抵抗52 によって制御端子
11及び能動フィルタ3の帯域調整端子に供給される制
御電圧の電圧値が、既に検出した電圧可変電源13の出
力電圧の電圧値に等しくなるように、第1調整抵抗51
及び/または第2調整抵抗52 の接続部の接続を維持さ
せるかまたは接続部を切断する。この場合、第1調整抵
抗51 または第2調整抵抗52 の接続部の切断は、例え
ば接続部にレーザー光を照射し、その接続部を溶融させ
ることによって行なわれる。なお、制御電圧の電圧値を
電圧可変電源13の出力電圧の最低電圧値にする場合
は、第1調整抵抗51 の接続部を切断し、第2調整抵抗
52 だけを制御端子11に接続しておき、制御電圧の電
圧値を電圧可変電源13の出力電圧の中間電圧値にする
場合は、第1調整抵抗51 及び第2調整抵抗52 の接続
部を切断せず、第1調整抵抗51 及び第2調整抵抗52
を制御端子11に接続しておき、制御電圧の電圧値を電
圧可変電源13の出力電圧の最高電圧値とする場合は、
第2調整抵抗52 の接続部を切断し、第1調整抵抗51
だけを制御端子11に接続しておけばよい。
13の出力電圧の電圧値が検出されると、制御端子11
に接続されている電圧可変電源13を外し、第1調整抵
抗5 1 及び/または第2調整抵抗52 によって制御端子
11及び能動フィルタ3の帯域調整端子に供給される制
御電圧の電圧値が、既に検出した電圧可変電源13の出
力電圧の電圧値に等しくなるように、第1調整抵抗51
及び/または第2調整抵抗52 の接続部の接続を維持さ
せるかまたは接続部を切断する。この場合、第1調整抵
抗51 または第2調整抵抗52 の接続部の切断は、例え
ば接続部にレーザー光を照射し、その接続部を溶融させ
ることによって行なわれる。なお、制御電圧の電圧値を
電圧可変電源13の出力電圧の最低電圧値にする場合
は、第1調整抵抗51 の接続部を切断し、第2調整抵抗
52 だけを制御端子11に接続しておき、制御電圧の電
圧値を電圧可変電源13の出力電圧の中間電圧値にする
場合は、第1調整抵抗51 及び第2調整抵抗52 の接続
部を切断せず、第1調整抵抗51 及び第2調整抵抗52
を制御端子11に接続しておき、制御電圧の電圧値を電
圧可変電源13の出力電圧の最高電圧値とする場合は、
第2調整抵抗52 の接続部を切断し、第1調整抵抗51
だけを制御端子11に接続しておけばよい。
【0034】このような調整工程を経ることにより、集
積回路12の特性のバラツキによって、受信機の受信感
度が低下していたとしても、中間周波フィルタを構成す
る能動フィルタ3の帯域調整端子に、受信機の受信感度
の低下を補うような電圧値を有する制御電圧を常時供給
することにより、受信機の受信感度を最大に設定するこ
とができるものである。そして、能動フィルタ3の帯域
調整端子に供給される制御電圧の電圧値を設定する際
に、製造時に配置されている第1調整抵抗51 及び第2
調整抵抗52 の接続部の選択的な切断によって行ってい
るので、余分な構成部品を必要とせず、能動フィルタ3
を内包しているDECT方式の送受信機の製造コストの
増大を招くことがなく、DECT方式の送受信機の全体
構造が大きくなることもない。
積回路12の特性のバラツキによって、受信機の受信感
度が低下していたとしても、中間周波フィルタを構成す
る能動フィルタ3の帯域調整端子に、受信機の受信感度
の低下を補うような電圧値を有する制御電圧を常時供給
することにより、受信機の受信感度を最大に設定するこ
とができるものである。そして、能動フィルタ3の帯域
調整端子に供給される制御電圧の電圧値を設定する際
に、製造時に配置されている第1調整抵抗51 及び第2
調整抵抗52 の接続部の選択的な切断によって行ってい
るので、余分な構成部品を必要とせず、能動フィルタ3
を内包しているDECT方式の送受信機の製造コストの
増大を招くことがなく、DECT方式の送受信機の全体
構造が大きくなることもない。
【0035】ところで、前記実施の形態による能動フィ
ルタ3は、集積回路12に予め第1調整抵抗51 及び第
2調整抵抗52 を設けており、適宜、第1調整抵抗51
及び/または第2調整抵抗52 の接続部を切断するもの
であるが、本発明に用いられる能動フィルタ3は、集積
回路12に予め第1調整抵抗51 及び第2調整抵抗5 2
を設けているものに限られず、集積回路12に予め第1
調整抵抗51 及び第2調整抵抗52 を設けておらず、調
整工程時に、第1調整抵抗51 及び/または第2調整抵
抗52 を接続するようにしてもよい。この場合、集積回
路12には、第1調整抵抗51 及び第2調整抵抗52 の
各接続部、具体的には能動フィルタ3の帯域調整端子及
び制御端子11の各接続部と、電源端子6の接続部と、
接地点の接続部とを設けておき、調整工程により、第1
調整抵抗51 を接続する必要があるときは第1調整抵抗
51 を対応する接続部間に接続し、第2調整抵抗52 を
接続する必要があるときは第2調整抵抗52 を対応する
接続部間に接続し、第1調整抵抗51 及び第2調整抵抗
52 を接続する必要があるときは第1調整抵抗51及び
第2調整抵抗52 を前述のようにそれぞれ接続する。
ルタ3は、集積回路12に予め第1調整抵抗51 及び第
2調整抵抗52 を設けており、適宜、第1調整抵抗51
及び/または第2調整抵抗52 の接続部を切断するもの
であるが、本発明に用いられる能動フィルタ3は、集積
回路12に予め第1調整抵抗51 及び第2調整抵抗5 2
を設けているものに限られず、集積回路12に予め第1
調整抵抗51 及び第2調整抵抗52 を設けておらず、調
整工程時に、第1調整抵抗51 及び/または第2調整抵
抗52 を接続するようにしてもよい。この場合、集積回
路12には、第1調整抵抗51 及び第2調整抵抗52 の
各接続部、具体的には能動フィルタ3の帯域調整端子及
び制御端子11の各接続部と、電源端子6の接続部と、
接地点の接続部とを設けておき、調整工程により、第1
調整抵抗51 を接続する必要があるときは第1調整抵抗
51 を対応する接続部間に接続し、第2調整抵抗52 を
接続する必要があるときは第2調整抵抗52 を対応する
接続部間に接続し、第1調整抵抗51 及び第2調整抵抗
52 を接続する必要があるときは第1調整抵抗51及び
第2調整抵抗52 を前述のようにそれぞれ接続する。
【0036】なお、前記実施の形態においては、能動フ
ィルタ3をDECT方式の送受信機内の受信機に用いて
いる例を挙げて説明したが、本発明による能動フィルタ
3はこのような用途に限られるものでなく、能動フィル
タ3が集積回路12内に組み込まれて、その集積回路1
2の特性にバラツキがあるものであれば、他の用途の受
信機に用いられるものであってもよい。
ィルタ3をDECT方式の送受信機内の受信機に用いて
いる例を挙げて説明したが、本発明による能動フィルタ
3はこのような用途に限られるものでなく、能動フィル
タ3が集積回路12内に組み込まれて、その集積回路1
2の特性にバラツキがあるものであれば、他の用途の受
信機に用いられるものであってもよい。
【0037】また、前記実施の形態においては、第1調
整抵抗51 及び第2調整抵抗52 の各抵抗値が10kΩ
である例を挙げて説明したが、本発明による第1調整抵
抗5 1 及び第2調整抵抗52 の各抵抗値は10kΩに限
られず、その抵抗値に近い抵抗値を有するものであれ
ば、他の抵抗値のものであってもよい。
整抵抗51 及び第2調整抵抗52 の各抵抗値が10kΩ
である例を挙げて説明したが、本発明による第1調整抵
抗5 1 及び第2調整抵抗52 の各抵抗値は10kΩに限
られず、その抵抗値に近い抵抗値を有するものであれ
ば、他の抵抗値のものであってもよい。
【0038】さらに、前記実施の形態においては、制御
端子11に接続される可変電圧電源13の出力電圧が最
高電圧、中間電圧、最低電圧の3段階に変化するものを
用いた例を挙げて説明したが、本発明に用いられる可変
電圧電源13はこのような構成のものに限られず、段階
的に出力電圧が変化するものであれば、必ずしも3段階
に変化するものでなくてもよい。
端子11に接続される可変電圧電源13の出力電圧が最
高電圧、中間電圧、最低電圧の3段階に変化するものを
用いた例を挙げて説明したが、本発明に用いられる可変
電圧電源13はこのような構成のものに限られず、段階
的に出力電圧が変化するものであれば、必ずしも3段階
に変化するものでなくてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上のように、本発明の能動フィルタの
帯域調整方法によれば、調整工程時に、能動フィルタに
接続された制御端子への供給電圧を、受信機の受信感度
が最高になるように設定する際に、制御端子と内部電源
端子間に接続された第1調整抵抗及び/または制御端子
と接地点間に接続された第2調整抵抗の接続部をそのま
ま維持するかまたは接続部を切断するだけであるので、
新たに接続される構成部品が必要でなく、その構成部品
分のコストが低減されるだけでなく、その構成部品の占
有部分を除いて収納容器のサイズを小型にすることがで
き、能動フィルタ部分の製造コストを安価にし、かつ、
能動フィルタを含む全体構造を小型化することができる
という効果がある。
帯域調整方法によれば、調整工程時に、能動フィルタに
接続された制御端子への供給電圧を、受信機の受信感度
が最高になるように設定する際に、制御端子と内部電源
端子間に接続された第1調整抵抗及び/または制御端子
と接地点間に接続された第2調整抵抗の接続部をそのま
ま維持するかまたは接続部を切断するだけであるので、
新たに接続される構成部品が必要でなく、その構成部品
分のコストが低減されるだけでなく、その構成部品の占
有部分を除いて収納容器のサイズを小型にすることがで
き、能動フィルタ部分の製造コストを安価にし、かつ、
能動フィルタを含む全体構造を小型化することができる
という効果がある。
【0040】また、本発明の能動フィルタによれば、受
信機の受信感度が最高になるように設定する際に、調整
工程時に、能動フィルタに接続された制御端子の供給電
圧を、制御端子と内部電源端子間に接続された第1調整
抵抗及び/または制御端子と接地点間に接続された第2
調整抵抗を接続状態にするかまたは非接続状態にするよ
うにして設定しているので、制御端子に新たに接続され
る構成部品として可変抵抗を用いた場合に比べ、その構
成部品分のコストが低減され、しかも、その構成部品の
占有部分を僅か用意すれば足りるため収納容器のサイズ
が小型になり、能動フィルタ部分の製造コストが安価
で、能動フィルタを含む全体構造を小型化できるという
効果がある。
信機の受信感度が最高になるように設定する際に、調整
工程時に、能動フィルタに接続された制御端子の供給電
圧を、制御端子と内部電源端子間に接続された第1調整
抵抗及び/または制御端子と接地点間に接続された第2
調整抵抗を接続状態にするかまたは非接続状態にするよ
うにして設定しているので、制御端子に新たに接続され
る構成部品として可変抵抗を用いた場合に比べ、その構
成部品分のコストが低減され、しかも、その構成部品の
占有部分を僅か用意すれば足りるため収納容器のサイズ
が小型になり、能動フィルタ部分の製造コストが安価
で、能動フィルタを含む全体構造を小型化できるという
効果がある。
【図1】本発明による能動フィルタの帯域調整方法の実
施の形態を示すDECT方式の送受信機の要部構成を示
すブロック図であって、一体的に集積回路化された構成
部分を示すものである。
施の形態を示すDECT方式の送受信機の要部構成を示
すブロック図であって、一体的に集積回路化された構成
部分を示すものである。
【図2】既提案されたDECT方式の送受信機の要部構
成を示すブロック図であって、一体的に集積回路化され
た構成部分を示すものである。
成を示すブロック図であって、一体的に集積回路化され
た構成部分を示すものである。
1 送信回路部 2 第1受信回路部 3 能動フィルタ(中間周波フィルタ) 4 第2受信回路部 51 第1調整抵抗 52 第2調整抵抗 6 電源端子 7 送信信号入力端子 8 送信信号出力端子 9 受信信号入力端子 10 受信信号出力端子 11 制御端子 12 集積回路(IC) 13 可変電圧電源
Claims (4)
- 【請求項1】 受信機に使用され、制御端子に供給され
る電圧値により帯域が調整される能動フィルタと、前記
制御端子と内部電源端子間に接続された切断可能な第1
調整抵抗と、前記制御端子と接地点間に接続された切断
可能な第2調整抵抗と、前記制御端子に選択的に接続さ
れ、出力電圧を段階的に調整できる外部電源とを有し、
まず、前記制御端子に前記外部電源を接続し、前記外部
電源の出力電圧を段階的に変化させ、変化させる度に前
記受信機の受信感度を測定し、最高の受信感度が得られ
たときの前記外部電源の出力電圧を検出し、次に、前記
外部電源を前記制御端子から外し、前記制御端子の電圧
が前記検出した出力電圧に略等しくなるように、前記第
1調整抵抗及び前記第2調整抵抗の接続状態を調整する
ことを特徴とする能動フィルタの帯域調整方法。 - 【請求項2】 受信機に使用され、制御端子に供給され
る電圧値により帯域が調整される能動フィルタと、前記
制御端子に近接配置される内部電源端子と、前記制御端
子に近接配置される接地端子と、前記制御端子に選択的
に接続され、段階的に電圧調整できる外部電源とを有
し、まず、前記制御端子に前記外部電源を接続し、前記
外部電源の電圧を段階的に変化させ、変化させる度毎に
前記受信機の受信感度を測定し、最高の受信感度が得ら
れたときの前記外部電源の電圧を検出し、次に、前記外
部電源を前記制御端子から外し、前記制御端子の電圧が
前記検出した電圧に略等しくなるように、前記制御端子
と前記内部電源端子との間に第1調整抵抗を接続及び/
または前記制御端子と前記接地端子との間に第2調整抵
抗を接続することを特徴とする能動フィルタの帯域調整
方法。 - 【請求項3】 前記外部電源は、最高電圧、中間電圧、
最低電圧の3段階の出力電圧を発生できるものであるこ
とを特徴とする請求項1または2に記載の能動フィルタ
の帯域調整方法。 - 【請求項4】 受信機に使用され、制御端子に供給され
る電圧値によって帯域が調整される能動フィルタと、前
記制御端子に接続され、段階的に電圧調整できる外部電
源が接続可能なコネクタと、前記受信機の受信感度を測
定して最高の受信感度が得られるように、前記制御端子
と内部電源端子間及び/または前記制御端子と接地点間
に接続された調整抵抗とを有することを特徴とする能動
フィルタ。
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