JP2858549B2 - ディジタル無線通信装置 - Google Patents

ディジタル無線通信装置

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JP2858549B2 JP26655895A JP26655895A JP2858549B2 JP 2858549 B2 JP2858549 B2 JP 2858549B2 JP 26655895 A JP26655895 A JP 26655895A JP 26655895 A JP26655895 A JP 26655895A JP 2858549 B2 JP2858549 B2 JP 2858549B2
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文弘 赤井
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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋外装置と屋内装
置とに分かれているディジタル無線通信装置において、
屋外装置と屋内装置を1本のケーブルのみで接続する場
合の、受信信号増幅回路に用いる利得設定可能な増幅器
に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明の従来例について図を用いて説明
する。
【0003】図3は、従来のディジタル無線通信装置の
構成を示した図である。本図において、送信側屋内装置
101は、入力されたディジタル信号を変調してその変
調信号を1本の同軸ケーブル201を介して送信側屋外
装置102へIF信号として出力する。
【0004】送信側屋外装置102は、ディジタル変調
されたIF信号を所定のレベルまで増幅し、対向する受
信側屋外装置103に対して無線信号を送信する。
【0005】受信側屋外装置103は、送信側屋外装置
102より受信した無線(RF)信号をIF信号に周波
数変換し、所定のレベルまで増幅した後1本の同軸ケー
ブル202を介して受信側屋内装置104に出力する。
【0006】受信側屋内装置104は、受信側屋外装置
103からの出力信号を復調し、出力データを得てい
る。
【0007】ここで、ケーブル201には、送信側屋内
装置101から送信側屋外装置102に対する送信信号
と送信側屋外装置102用の電源が供給されている。こ
れは、両者の周波数差が大きいため、高周波帯域ろ波器
等を用いて十分識別できる。
【0008】同様に、ケーブル202には、受信側屋外
装置202から受信側屋内装置104への受信信号と受
信側屋内装置104から受信側屋外装置103用の電源
が供給されている。
【0009】図4は、受信側屋内装置104の主な構成
を示した図である。本図において、復調器117を除く
構成要素は、ケーブル202によって減衰した受信信号
のレベルを増幅するために、受信側屋内装置104から
供給した電源が、受信側屋外装置103で検出したとき
ケーブル202により電圧降下した電圧差を用いて増幅
器の利得設定をする回路である。
【0010】電圧比較器111は、受信側屋外装置10
3の出力端における電圧情報11と、受信側屋内装置1
04の入力端で検出した電圧情報12を比較して電圧差
を算出し、差分情報13を出力する。例えば、受信側屋
外装置102と受信側屋内装置104との間のケーブル
長が長いときには、受信側屋外装置103の電源電圧は
長いケーブルによる電圧降下が大きいため差分情報13
は大きい値になる。
【0011】逆に、2つの装置間のケーブル長が短いと
きには、ケーブルによる電圧降下が少ないため差分情報
13は小さい値になる。
【0012】タイマー116は、電源投入後、数秒経過
した場合にタイミングパルス17を増幅利得設定器11
5へ出力する。
【0013】増幅利得設定器115は可変増幅器113
の利得を制御する利得設定情報を出力している。すなわ
ち、増幅利得設定器115は、差分情報13の差分電圧
が大きいときには高い利得設定情報14を、差分情報1
3の値が小さいときには小さい利得情報14を出力す
る。
【0014】また、設定情報14はタイマー116より
出力されたタイミングパルス17を入力したときの差分
情報13を設定する。また、その差分情報13は、増幅
利得設定器115内のラッチ回路によってそのときの設
定情報を保持し続ける。
【0015】増幅器113は、設定情報14によって増
幅度を変動させることができ、屋外装置から送られてく
る受信信号15を安定したレベルに増幅して復調器11
7に出力する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上述した増幅利得設定
器115は、差分情報をタイミングパルスで設定する
が、利得設定をするタイミングパルスは電源投入して数
秒後1回しか行われなく、また、電源投入直後は、受信
側屋外装置103の消費電流が安定していない場合もあ
る。その結果、電源電圧降下が正常状態時と異なるた
め、増幅器の設定利得値が不適切な値のまま固定される
こととなり、増幅器の利得設定が誤った値となる問題を
有していた。
【0017】本発明は、上述した如く、増幅器の利得設
定誤りによる受信信号レベルの不適合により、復調する
ことができなくなり主信号が導通しないという問題を解
決し、信頼性の高いディジタル無線通信装置を提供する
ことにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、屋外装置と屋
内装置とに分かれているディジタル無線通信装置におい
て、屋外装置では、屋内装置から供給された電源電圧を
モニタし、電圧情報を屋内装置に送信する手段と、屋内
装置では、屋外装置に供給する電源電圧をモニタする手
段と、屋内装置でモニタした電圧情報と、前記屋外装置
でモニタして送られてきた電圧情報を比較し、電圧差を
算出する電圧比較器と、屋外装置と屋内装置を接続する
ケーブルにより減衰した信号をある一定のレベルに増幅
するため、増幅利得設定器からの利得情報により増幅の
利得を可変することができる増幅器と増幅された受信信
号が同期引き込みをしているかどうかを示す引き込み情
報を出力する復調器と、復調器の同期引き込みが確立す
るまでの間、電圧差から増幅器の利得設定を繰り返し行
い、確立したあとは、引き込んでいる状態の利得設定値
を固定する増幅利得設定器を有する。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。
【0020】図1は、図4で説明した受信側屋内装置1
04の内部構成に対応する図である。ここで、従来と同
様に屋内装置で検出される電源電圧の電圧降下量から、
増幅器113の増幅利得を設定する利得設定保護機能を
有している。
【0021】電圧比較器111、増幅器113の動作
は、図4と同一であるため説明を省略する。
【0022】図4と異なるのは、タイマー116を無く
した点と、復調器114に、増幅器113で増幅された
受信信号16のレベルが大きすぎたり、小さすぎたりす
る等の原因で発生する同期引き込みエラーを示す引き込
み情報18を増幅利得設定器112に出力している点で
ある。
【0023】増幅利得設定器112は、上記引き込み情
報18を復調器114より受信し、同期引き込みエラー
を出力している場合には、同期引き込みエラー信号に基
づき、所定のクロックパルスを発生する。
【0024】このクロックパルス毎に、入力される差分
情報13を更新して、利得情報14を得る 増幅利得設定器112で設定される値は、図4に示した
増幅利得設定器115と同等の値となる。すなわち、図
2は、差分情報値対設定情報値との関係を示した図であ
る。
【0025】本図において、差分情報値と設定情報値と
は、リニアな関係を有している。この結果、差分情報1
3の値が大きいときには、長いケーブルを使用している
ことを示しているので高い利得設定をする設定情報14
を出力し、差分情報13の値が小さいときには、短いケ
ーブルを使用していることを示しているので低い利得設
定をする設定情報14を出力することとなる。
【0026】なお、増幅利得設定器112は、引き込み
エラーがなくなったときは、エラーがなくなる直前の差
分情報13による設定情報を保持し出力し続ける。
【0027】以上説明した実施例では、復調器114の
引き込みエラー信号出力に基づき差分情報13を得る方
法を示したが、従来の問題を解決するためにはこれに限
るものではない。
【0028】すなわち、図4に示した構成において、タ
イマー116は、電源投入後数秒経過したことを示すタ
イミングパルスを出力する構成であったが、このタイミ
ングパルスを出す時間を電源投入後十分屋外装置が安定
となるまでの時間、例えば、30分から1時間程度の十
分長い時間経過後に出力するようにしても解決できる。
【0029】なお、図1の実施例では、送信側屋内装置
から送信し、受信側屋内装置で受信する片方向伝送の系
を示しているがこれに限られるものではなく、受信側屋
内装置に本発明の機能を有すれば、双方向伝送でも同等
の効果を有するのは勿論である。
【0030】
【発明の効果】本発明は、復調器にて同期引き込みをし
ていない間は、ケーブル長による信号の減衰を補償する
増幅器の利得設定手段を繰り返すことにより正確な利得
設定ができ、復調器に入力する信号レベルを適正な値に
して、信頼性の高い装置を提供しうる効果を有してい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】差分情報対設定情報のグラフである。
【図3】ディジタル無線通信装置のブロック図である。
【図4】従来の利得設定のブロック図である。
【符号の説明】
101 送信側屋内装置 102 送信側屋外装置 103 受信側屋外装置 104 受信側屋内装置 111 電圧比較器 112、115 増幅利得設定器 113 増幅器 114、117 復調器 116 タイマー 201、202 同軸ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 3/00 - 3/18 H03G 3/30 H04Q 9/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋内装置と屋外装置とを1本の同軸ケー
    ブルにて接続して無線信号を送受信し、さらに前記屋内
    装置より前記屋外装置に対して前記同軸ケーブルを介し
    て電源電圧を供給するディジタル無線通信装置におい
    て、 前記屋内装置の受信部に、前記同軸ケーブルで低下した
    電圧値を検出する電圧低下検出手段と、 前記電圧低下検出手段の出力から得られる前記同軸ケー
    ブルによる復調器の同期引き込み情報に基づき、受信信
    号の減衰を補償するよう前記復調器の入力にて利得を可
    変する利得可変手段とを有することを特徴とするディジ
    タル無線通信装置。
  2. 【請求項2】 前記利得可変手段は、 前記復調器の同期引き込みが確立するまでの間、前記電
    圧低下検出手段で得られた前記電圧値に基づき受信信号
    の減衰を補償するよう前記復調器前後に設けられた可変
    増幅器の利得制御を行い、 前記同期引き込みが確立した後は、引き込まれている状
    態の利得を維持することを特徴とする請求項1記載のデ
    ィジタル無線通信装置。
  3. 【請求項3】 屋内装置と屋外装置とを1本の同軸ケー
    ブルにて接続して無線信号を送受信し、 さらに前記屋内装置より前記屋外装置に対して前記同軸
    ケーブルを介して電源電圧を供給するディジタル無線通
    信装置において、 前記屋内装置の受信部に、前記同軸ケーブルで低下した
    電圧値を検出する電圧低下検出手段と、 電源立上りにて発生する所定のタイミングパルスにて、 前記電圧低下検出手段の出力を読み込み、 前記同期ケーブルによる受信信号の減衰を補償するよう
    前記復調器の入力にて利得を可変する利得可変手段とを
    有することを特徴とするディジタル無線通信装置。
  4. 【請求項4】 前記タイミングパルスは、 電源投入後十分前記屋外装置が安定となるまで経過した
    後発生することを特徴とする請求項3記載のディジタル
    無線通信装置。
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