JP3394787B2 - Fm受信装置の同期確定方式 - Google Patents

Fm受信装置の同期確定方式

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  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、同期方式によってデー
タ伝送を行なうFM受信装置の同期確定方式に関する。 【0002】 【従来の技術】従来のこの種のFM受信装置に用いられ
る同期確定方式には、復調回路の出力をコンパレータ等
の回路を介してデジタル信号化して同期回路に入力し、
その入力した信号の”0”,”1”の論理値のパターン
のみによって同期を確定する方式や、受信信号の有無を
判定するキャリアセンス回路を具備し、このキャリアセ
ンス回路によって受信信号があると判定した後、復調回
路出力によって同期を確定する方式があった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の各方式
には次のような問題があった。つまり同期信号を受信し
た時の同期回路は図2(a)に示すように所定の”
0”、”1”のパターンとなっている信号を入力する。
ところが受信信号無入力時の復調回路の出力は所謂FM
雑音なので、コンパレータ等を介して入力する同期回路
の信号も図2(b)に示すように”0”、”1”の長さ
がランダムとなっているデジタル信号である。 【0004】この受信信号無入力時のランダムな”
0”、”1”のパターンが稀に同期信号と合致してしま
い、前者の方式のようにパターンのみによって同期を確
定する方式では、同期信号が入力していない時にもかか
わらず同期をとることがでてくることがある。即ち、誤
同期してしまい、同期信号に続くデータを読みに行って
しまうのである。そのため同期回路としてマイクロプロ
セッサを用いた信号処理によって同期をとり、その後の
データを処理する場合には、この同期処理とデータ処理
とを行なってる間は他の処理ができないので、誤同期が
頻繁に発生すると、マイクロプロセッサからなる同期回
路は全く他の処理ができなくなるという問題があった。 【0005】後者の方式は上記の問題点を無くすため
に、受信信号の有無をキャリアセンス回路で判定を行な
い、受信信号があると判定した場合に上記の同期処理を
行なうものである。ところがキャリアセンス回路の応答
性が遅い場合にはその応答時間を考慮した送信時間の設
定が必要となって、送信時間が長くなるという問題があ
る。そのため送信装置の電源に電池を使用している場
合、電池寿命が短くなってしまうという問題がある。 【0006】本発明は上述の問題点に鑑みて為されたも
ので、その目的とするところは同期確定の信頼性が高い
上に、キャリアセンス回路の応答性を考慮した送信時間
の設定をする必要がない、FM受信装置の同期確定方式
を提供するにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明は、受信された無線信号を復調する復調回
路と、”0”、”1”のデジタル信号に変換された復調
出力を入力して受信された信号パターンが同期信号に合
致したときに同期をとる同期回路と、受信信号の有無を
受信信号のレベルで判定するキャリアセンス回路とを備
えたFM受信装置に用いられ、復調回路からの復調出力
とキャリアセンス回路の出力とを同期回路に入力すると
ともに同期回路で先に復調出力にて同期処理を行ない、
次にキャリアセンス回路の判定出力を確認し、同期がと
れ且つキャリアセンス回路の判定出力が受信信号有りの
場合に同期がとれたと確定するものである。 【0008】 【作用】本発明によれば、復調回路からの復調出力とキ
ャリアセンス回路の出力とを同期回路に入力するととも
に同期回路で先に復調出力にて同期処理を行ない、次に
キャリアセンス回路の判定出力を確認し、同期がとれ且
つキャリアセンス回路の判定出力が受信信号有りの場合
に同期がとれたと確定するので、受信信号の無入力時に
同期回路の入力する信号のパターンが同期信号のパター
ンに合致する確率が低く、しかも仮に合致してもキャリ
アセンス回路の出力レベルが一定値以上とならないとき
には同期を確定しないため確定の信頼性は高く、しかも
先に同期回路により同期処理を行なうので、同期処理の
間にキャリアセンス回路が応答し始める時間を確保で
き、そのため従来のようなキャリアセンス回路を考慮し
た送信時間の設定を必要としない。 【0009】 【実施例】以下本発明を実施例により説明する。図1は
実施例方式を採用したFM受信装置の回路ブロックを示
しており、図示するFM受信装置はアンテナ1で受信し
たFM信号を高周波増幅する高周波増幅器2と、この高
周波増幅器2で増幅した信号を復調する復調回路3と、
この復調回路3の復調出力のレベルと基準レベルとを比
較して、所定レベルの”0”、”1”のデジタル信号に
変換するコンパレータ4と、受信信号の有無を受信信号
のレベルが一定以上あるか否で判定するコンパレータか
らなるキャリアセンス回路5と、マイクロプロセッサか
ら構成され、なり、上記コンパレータ4からのデジタル
信号を復調入力端子を構成する入力ポートに入力し、ま
たキャリアセンス回路5の判定出力をキャリアセンス入
力端子を構成する入力ポートに入力して信号処理を行な
って同期確定を行なう同期回路6とを備えている。 【0010】復調回路3は例えばモトローラ社製MC3
362を用いてIC化されたもので、このICに設けら
れている入力信号レベルを検出するためのメータ・ドラ
イブ出力を利用してキャリアセンス回路5を構成するコ
ンパレータに入力するようになっている。而して同期回
路6ではコンパレータ4を介して入力するデジタル信号
の”0”、”1”のパターンが同期信号のパターンに合
致するか否かを判定する同期処理を行ない、この同期処
理で同期がとれていると判定された場合に、キャリアセ
ンス回路5の判定出力により受信信号の有無を判定する
処理に入る。そして同期がとれ、且つ受信信号があると
判定された場合に、同期回路6は同期を確定して、同期
信号に続く一連のデータを読み込んでデータ処理を行な
うのである。 【0011】 【発明の効果】本発明は、復調回路からの復調出力とキ
ャリアセンス回路の出力とを同期回路に入力するととも
に同期回路で先に復調出力にて同期処理を行ない、次に
キャリアセンス回路の判定出力を確認し、同期がとれ且
つキャリアセンス回路の判定出力が受信信号有りの場合
に同期がとれたと確定するので、受信信号の無入力時に
同期回路に入力する信号のパターンが同期信号のパター
ンに合致する確率が低い点を生かせる方式であって、し
かも仮に合致してもキャリアセンス回路の出力レベルが
一定値以上ないときには同期を確定しないから確定の信
頼性は高く、しかも先に同期回路により同期処理を行な
うので、同期処理の間にキャリアセンス回路が応答し始
める時間を確保でき、そのため従来のようなキャリアセ
ンス回路の動作を考慮した送信時間を設定する必要が無
く、その結果電池を電源としている送信装置では電池の
寿命が長くなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例を示す回路ブロック図であ
る。 【図2】従来方式の説明用波形図である。 【符号の説明】 1 アンテナ 2 高周波増幅器 3 復調回路 4 コンパレータ 5 キャリアセンス回路 6 同期回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 27/00 H04L 7/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】受信された無線信号を復調する復調回路
    と、”0”、”1”のデジタル信号に変換された復調出
    力を入力して受信された信号パターンが同期信号に合致
    したときに同期をとる同期回路と、受信信号の有無を受
    信信号のレベルで判定するキャリアセンス回路とを備え
    たFM受信装置に用いられ、復調回路からの復調出力と
    キャリアセンス回路の出力とを同期回路に入力するとと
    もに同期回路で先に復調出力にて同期処理を行ない、次
    にキャリアセンス回路の判定出力を確認し、同期がとれ
    且つキャリアセンス回路の判定出力が受信信号有りの場
    合に同期がとれたと確定することを特徴とするFM受信
    装置の同期確定方式。
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