JP2001156263A - メモリデバイス及びその製造方法、並びに電子機器 - Google Patents

メモリデバイス及びその製造方法、並びに電子機器

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JP2001156263A
JP2001156263A JP34054699A JP34054699A JP2001156263A JP 2001156263 A JP2001156263 A JP 2001156263A JP 34054699 A JP34054699 A JP 34054699A JP 34054699 A JP34054699 A JP 34054699A JP 2001156263 A JP2001156263 A JP 2001156263A
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memory
linear
memory device
electrode
linear electrode
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Kazunori Sakurai
和徳 桜井
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリセルのサイズを縮小しつつ、書込み
/読み出し動作の安定性の高い単純マトリクス構造のメ
モリデバイス及びその製造技術を提供する。 【解決手段】 各メモリセルにおいて、第1の線状電極
と第2の線状電極を、層方向(水平方向)に対しても重
なりを有するように立体的に形成する。例えば、一方の
線状電極が、他方の線状電極に形成された凹部のくぼみ
部分に配置されるように立体的に形成する。また、例え
ば、一方の線状電極に櫛状に枝部を形成し、他方の線状
電極に形成された凹部のくぼみ部分に、前記枝部が挿入
されるように立体的に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、単純マトリクス構
造のメモリデバイス及びその製造技術に関わる。
【0002】
【従来の技術】メモリデバイスとして、メモリ層に種々
の材料を用いたものが開発されている。例えば、強誘電
体材料は比誘電率が数百から数千と極めて大きく、キャ
パシタの材料に用いれば大規模集積回路に好適な小面
積、大容量のキャパシタが得られる。強誘電体材料は自
発分極を持ち、外部電場の作用により分極方向を反転さ
せることができるため、この特性を用いて不揮発性メモ
リを製造することができる。
【0003】強誘導体材料の分極特性は図10に示すよ
うなヒステリシス特性を示す。強誘電体材料に電圧Eを
印加して分極させた場合、電圧を“0”に戻しても、点
100または点102で示される残留分極値±Prの状
態が保持されるという特性があるため、点100または
点102で示される残留分極値の各々にデジタル信号の
“1”,“0”を対応させることで、不揮発性メモリと
して機能させることができる。
【0004】具体的には、閾値電圧Vcを越える充分な
大きさの電圧V(飽和電圧)を印加することによって、
“0”を記録し、また、閾値電圧−Vc を越える充分な
大きさの電圧−V(飽和電圧)を印加し、“1”の状態
を記録する。この“1”の状態が記録されている場合
に、電圧V を印加すると、分極状態が点100から点
102に転移する。この時、両分極差2Prに相当する
電荷が放出される。一方、“0”の状態にあるときは、
点102→点101→点102と分極状態が変化するの
で両分極差は“0”である。従って、電圧Vの印加によ
って発生する電荷量を検出することにより、記憶状態が
“1”か“0”かを読出すことができる。
【0005】この他、メモリ層の材料に誘電体又は電荷
移動錯体を用いることができる。
【0006】図11は、前述した分極を利用したメモリ
デバイスのうち、単純マトリクス構造の具体的な構成を
示す図である。このメモリデバイスは、支持体となる基
板110の両面上に互いに交差した一対の線状の下部電
極111、上部電極112が配置され、この両電極11
1、112間にメモリ層113が設けられて、上下線状
電極111、112が積層方向に重なる交差部にメモリ
セルが構成される。ここで、積層方向とは、基板/下部
電極/メモリ層/上部電極のように、製造過程において
積層される方向を意味し、図では垂直方向に相当する。
図12に、単純マトリクス構造が3×3のマトリクスの
場合の等価回路を示す。図12(a)はメモリセル配置
図、同図(b)は、メモリセル125に電圧を印加する
場合の等価回路図である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】メモリデバイスにおい
て、書込み/読み出しの安定性には、強誘電体の場合は
残留分極値の大きさ、誘電体の場合はキャパシタ容量、
電荷移動錯体の場合はインピーダンスが大きく関わる。
これらの値がセンシング対象となる電荷量等に直接的に
関係するためである。
【0008】残留分極値等の値は各メモリセルにおける
電極の対向面積に大きく依存している。具体的には、例
えばはキャパシタの容量であれば、対向面積をS、電極
間距離をd、誘電率をεとすると、C=εS/dの関係
がある。また、例えば残留分極値であれば、分極率を
x、電界の強さをEとすると、分極値PはP=xEの関
係がある。強誘電体メモリは、この関係がヒステリシス
を示す特性を利用している。
【0009】大容量メモリを実現するためには個々のメ
モリセルのサイズを縮小する必要があるが、従来の単純
マトリクス構造のメモリデバイスにおいては、メモリセ
ルは上下線状電極が積層方向に対向して誘電体等を挟む
構造となっているため、メモリセルのサイズの縮小は上
下電極の対向面積が縮小することを意味する。しかし、
対向面積が縮小すると、キャパシタの容量や残留分極値
等が減少してしまって、書込み/読み出し動作が不安定
になるという問題があった。
【0010】そこで、本発明は、メモリセルのサイズを
縮小しつつ、書込み/読み出し動作の安定性の高い単純
マトリクス構造のメモリデバイス及びその製造技術を提
供することを目的とする。
【0011】また、本発明は、大容量かつ小型のメモリ
デバイス及びその製造技術を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のメモリデバイス
は、第1の線状電極と、前記第1の線状電極上に形成さ
れたメモリ層と、前記メモリ層上に形成され、前記第1
の線状電極に直交する第2の線状電極とを備えており、
前記第1の線状電極と前記第2の線状電極が積層方向に
重なる各交差部にメモリセルが形成される単純マトリク
ス構造のメモリデバイスであって、前記第1の線状電極
と前記第2の線状電極は、前記各交差部において層方向
に重なりを有するように形成されていることを特徴とす
る。
【0013】前記各交差部において、一方の線状電極
が、他方の線状電極に形成された凹部のくぼみ部分に配
置することにより、層方向に重なりを有するように形成
することができる。
【0014】また、前記各交差部において、一方の線状
電極には櫛状に枝部が形成されており、他方の線状電極
に形成された凹部のくぼみ部分に、前記枝部が挿入され
るように配置することによっても、層方向に重なりを有
するように形成することができる。
【0015】本発明のメモリデバイスの製造方法は、2
つの線状電極が積層方向に重なる各交差部にメモリセル
が形成される単純マトリクス構造のメモリデバイスの製
造方法であって、基板上に第1の線状電極を複数形成す
る第1工程と、前記第1の線状電極上にメモリ層を形成
する第2の工程と、前記第1の線状電極の間に位置する
前記メモリ層に対し溝部を形成する第3の工程と、第2
の線状電極を、その一部が前記溝部の内部に入り込んだ
状態で、前記第1の線状電極と直交する方向に複数形成
する第4工程とを備えることを特徴とする。
【0016】また、基板上に第1の線状電極を凹形状に
複数形成する第1工程と、前記第1の線状電極上にメモ
リ層を形成する第2の工程と、前記第1の線状電極の凹
形状のくぼみ部分に位置する前記メモリ層に対し溝部を
形成する第3の工程と、第2の線状電極を、その一部が
前記溝部の内部に入り込んだ状態で、前記第1の線状電
極と直交する方向に複数形成する第4工程とを備えるよ
うにしても良い。
【0017】本発明のメモリデバイスにおいて、メモリ
層を構成する膜はゾル・ゲル法、MOD法、スパッタ法
又は印刷法で成膜することができる。また、メモリ層を
強誘電体もしくは電荷移動錯体からなるように構成する
ことができる。強誘電体としては、チタン酸鉛(PbT
iO)、ジルコン酸チタン酸鉛(Pb(Zr,Ti)
)、ジルコン酸鉛(PbZrO)、チタン酸鉛ラ
ンタン((Pb,La),TiO)、ジルコン酸チタ
ン酸鉛ランタン((Pb,La)(Zr,Ti)O
又は、マグネシウムニオブ酸ジルコニウムチタン酸鉛
(Pb(Zr,Ti)(Mg,Nb)O)のうち何れ
かの強誘電体を用いることができる。
【0018】本発明のメモリデバイスは、電子機器のメ
モリとして使用することができる。電子機器とは、コン
ピュータ、プリンタ等のCPU、メモリ、データの入出
力装置を備えたものをいう。
【0019】本発明において、「層方向」とは、メモリ
層や電極層を積層する方向(積層方向)に直交する方向
であって、メモリ層や電極層を平面層とみなした場合の
面方向に相当する。より具体的には、メモリデバイスを
構成する層のベースとなる基板の面方向に相当する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
を参照して説明する。 (メモリデバイス製造工程)図1は、本発明のメモリデ
バイスの製造工程を示す図である。本実施形態では強誘
電体層を形成する工程を備えている。 1)下部電極形成工程(図1(a)) 基板10上に下部電極層11を形成する。基板10は、
強誘電体層の成形プロセスに対する耐熱性および耐食性
を備えている。例えば、耐熱性については、強誘電体層
の成形プロセスによって、例えば400℃〜900℃以
上となることがあるため、これらの温度に耐えられる性
質を備えていることが好ましい。基板が耐熱性に優れて
いれば、強誘電体層の成形条件において、温度設定が自
由に行えるからである。このような材料としては、例え
ば、石英ガラス、ソーダガラス、コーニング7059、
日本電気ガラスOA―2等の耐熱性ガラスがある。特
に、石英ガラスは、耐熱性に優れる。その歪点は、通常
のガラスが400℃〜600℃であるのに対し、100
0℃である。
【0021】下部電極層11は、直流スパッタ法、電子
ビーム蒸着法等で白金を成膜することで得られる。白金
の他に好適な電極として、パラジウム等の貴金属電極、
IrO,RuO,ReO等の導電性化合物があ
る。但し、下部電極に多結晶シリコンを使用すると、多
結晶シリコンが強誘電体層に酸化されてしまい、界面に
低誘電率のシリコン酸化物が形成されるため、キャパシ
タの特性が劣化してしまう。従って、下部電極層の材料
の選択には注意を要する。
【0022】下部電極層11の成膜後、レジスト(図示
せず)を塗布し、線状にパターニングを行い、これをマ
スクとしてドライエッチングを施す。かかる工程によ
り、線状の複数の下部電極11が形成されることにな
る。なお、図では、手前から奥に向かう方向に線状とな
っている。
【0023】各下部電極11の形状としては、例えば図
2(a)に示すように、Y方向の辺よりもZ方向の辺の
方が長く、X方向に線状となる直方体形状が考えられ
る。
【0024】また、例えば図2(b)に示すように、基
板10に埋め込まれており、ZY断面が凹状であって、
X方向に線状となる形状が考えられる。この場合、基板
10に対してエッチングを行って溝を形成してから、そ
の溝に下部電極11を成膜する。そして、前記溝に成膜
された下部電極層に対して再度エッチングを行うことに
より、断面が凹状となる下部電極を形成することができ
る。 2)メモリ層形成工程(図1(b)) 下部電極11上に例えば強誘電体からなるメモリ層12
を成膜する。本実施の形態ではゾル・ゲル法で強誘電体
層をメモリ層として成膜する場合について説明する。強
誘電体層12は、キャパシタに使用できるものあれば、
その組成は任意のものを適用することができる。例え
ば、PZT系圧電性材料の他、ニオブや酸化ニッケル、
酸化マグネシウム等の金属酸化物を添加したもの等が適
用できる。具体的には、チタン酸鉛(PbTiO)、
ジルコン酸チタン酸鉛(Pb(Zr,Ti)O)、ジ
ルコン酸鉛(PbZrO)、チタン酸鉛ランタン
((Pb,La),TiO)、ジルコン酸チタン酸鉛
ランタン((Pb,La)(Zr,Ti)O)又は、
マグネシウムニオブ酸ジルコニウムチタン酸鉛(Pb
(Zr,Ti)(Mg,Nb)O)等を適用すること
ができる。
【0025】ゾル・ゲル法で成膜する場合は、強誘電体
層を形成可能な金属成分の水酸化物の水和錯体、即ち、
ゾルを下部電極11及び基板10上に塗布・乾燥・脱脂
処理して強誘電体膜前駆体とし、この前駆体をRTA処
理で結晶化して強誘電体薄膜を得る。具体的には、ジル
コン酸鉛とチタン酸鉛とのモル混合比が56%:44%
となるようなアモルファス状態のPZT系圧電体膜前駆
体を、最終的な膜厚が、0.3μmとなるまで所望の回
数の塗布/乾燥/脱脂を繰り返して成膜する。
【0026】前記ゾルは、例えば以下の方法により調整
できる。2−n−ブトキシエタノールを主溶媒として、
これにチタニウムテトライソプロポキシド、テトラ−n
−プロポキシジルコニウムを混合し、室温下で20分間
攪拌する。次いで、ジエタノールアミンを加えて室温で
更に20分間攪拌する。更に酢酸鉛を加え、80℃に加
熱する。加熱した状態で20分間攪拌し、その後、室温
になるまで自然冷却する。この工程でゾルが得られる。
このゾルを0.1μmの厚さでスピンコーティングす
る。ゾルの膜厚を均一にするために最初は500rpm
で30秒間、次に1500rpmで30秒間、最後に5
00rpmで10秒間、スピンコーティングする。そし
て、180℃/10分で乾燥した後、400℃/30分
で脱脂する。更に、同様の工程を2回繰り返して強誘電
体膜前駆体を成膜する。この強誘電体膜前駆体にRTA
を用いて酸素雰囲気中で600℃で5分間、続けて85
0℃で1分間の連続熱処理を行い、結晶化する。以上の
工程で膜厚0.3μmの強誘電体層が得られる。
【0027】また、強誘電体層の結晶化は水熱処理で行
ってもよい。水熱処理とは、例えば、論文"Application
of Hydrothermal Mechanism for Tailor-making Perov
skite Titanate Films", IEEE Proc. of the 9th Int'l
Symp. on Electrets, Shanghai, China, Sept. 25-30,
pp. 617-622(1996), W-ping Xu, Masanori Okuyama,et
al.,に記述されているように、アルカリ水溶液に強誘
電体膜前駆体を浸漬し、結晶化させる工程である。この
水熱法によれば、比較的低温(例えば、200℃以下)
で強誘電体膜前駆体を結晶化させることができる。
【0028】また、上述したゾル・ゲル法に限らず、高
周波スパッタ、MOD法(Metal Organic Decomposit
ion Process)、印刷法等でも強誘電体層12を成膜す
ることができる。スパッタ成膜法に関しては、特開平8
−277195号公報や、Japanese Journal of App
lied Physics Vol.32 pp4122-4125“Preparationand
Characterrization of Pb(ZrxTi1-x)O3 Thin Fil
ms by ReactiveSputtering Using an Alloy Targ
et”等の文献に詳細に記述されている。
【0029】また、印刷法による強誘電体層の成膜に関
しては、特開平3−128681号公報等に詳細に開示
されている。この印刷法は、電歪セラミックス粒子を主
成分とするペーストやスラリーを用いて所望の基板上に
成膜し、熱処理をすることで強誘電体層を得る技術であ
る。この印刷法を用いれば、リソグラフィ技術やレーザ
加工又はスライシング等の機械加工技術の適用が容易で
あり、強誘電体層の形状を任意に設計することができ
る。また、設計の自由度が向上することから、メモリデ
バイスとしてのキャパシタの集積密度を向上させること
ができる。
【0030】強誘電体層の成膜後、レジスト(図示せ
ず)を塗布し、前記下部電極の位置との関係で定まる所
定位置にパターニングを行い、これをマスクとしてドラ
イエッチングを施して、溝部14を形成する(図3、図
4参照)。
【0031】図3は、下部電極が直方体形状の場合に、
その間に位置する強誘電体層に溝部14を形成した例で
ある。この場合、溝部14の形状も、下部電極の形状に
合わせて、Y方向の辺よりもZ方向の辺の方が長い形状
であることが望ましい。
【0032】また、図4は、下部電極のZY断面が凹状
の場合に、凹部のくぼみ部分に位置する強誘電体層に溝
部14を形成した例である。この場合、溝部14の形状
は、下部電極の凹部のくぼみ部分の形状に合わせたもの
となるが、Y方向の辺よりもZ方向の辺の方が長い形状
であることがより望ましい。
【0033】ここで、図3(a)、図4(a)は、溝部
14の形状がX方向に線状となっている例を、図3
(b)、図4(b)は、溝部14の形状がX方向に点線
状となっている例を示している。
【0034】点線状の場合、X方向についての溝部の間
隔は、後述する上部電極の間隔と等しい。ただし、溝部
のX方向の辺の大きさは上部電極のX方向の幅よりも小
さいものとする。また、各溝部はY方向に対しても直線
上に並ぶように位置を合わせて形成することが好まし
い。
【0035】なお、上述したメモリ層(12)として、
電荷移動錯体を用いることができる。具体的な材料とし
ては、7,7,8,8−テトラシアノキノジメタン(T
CNQ)をベースとして、Cuなどをドナーとして用い
た有機金属電荷移動錯体を用いることができる。その
他、誘電体材料も適宜選択して用いることができる。 3)上部電極形成工程(図1(c)) 上部電極層13は、直流スパッタ法、電子ビーム蒸着法
等で白金を成膜することで得られる。白金の他に好適な
電極として、パラジウム等の貴金属電極、IrO,R
uO,ReO等の導電性化合物がある。但し、下部
電極と同様に、上部電極の材料の選択には注意を要す
る。
【0036】ここで、強誘電体層には前記溝部14が形
成されているため、上部電極層13はかかる溝部14を
埋めながら成膜されることになる。
【0037】上部電極層13の成膜後、レジスト(図示
せず)を塗布し、前記溝部14上を通過し下部電極11
と直交する方向(Y方向)に線状にパターニングを行
い、これをマスクとしてドライエッチング等を施す。か
かる工程により、上部電極13が、前記溝部14の内部
に入り込んだ状態で、下部電極11と直交する方向に複
数形成されることになる。
【0038】ここで、溝部14が図3(a)、図4
(a)のように線状に形成されている場合は、電極材料
について選択性を有するエッチングプロセスとすること
で、メモリセルを形成する部分以外の溝部について電極
材料を除去することができる。なお、図3(b)、図4
(b)のように点線状に形成されている場合は、溝部1
4はメモリセルを形成する部分についてのみ存在するこ
とになるため、溝部内の電極材料を除去する必要はな
い。 (構造の説明)図5〜図8は、本発明の方法により製造
されたメモリデバイスの構造の例を示す模式図である。
各例において、メモリデバイス1は、基板10、下部電
極11、強誘電体層12、上部電極13を備えている。
また、上部電極13上には絶縁膜15が形成されてお
り、隣接するメモリセル間に絶縁膜15が入り込むこと
により、クロストークの軽減が図られている。
【0039】なお、各例はデコーダ等の周辺回路を示し
ていないが、メモリデバイスは、メモリを駆動するため
の種々の周辺回路を基板上に備えており、これらの周辺
回路の形成は、通常の半導体ICプロセスを用いること
によって容易に形成することができる。
【0040】図5(a)に示す例では、下部電極11
は、Y方向(層方向)の辺よりもZ方向(積層方向)の
方の辺が長い縦型コンポーネントであって、X方向に線
状となるように、複数形成されている。図5(b)に説
明のために下部電極11のみ取り出した図を示す。
【0041】また、上部電極13は、強誘電体層12を
挟んで下部電極11をまたぐ凹部16を備えており、Y
方向に線状となるように、複数形成されている。図5
(c)に説明のために上部部電極13のみ取り出した図
を示す。
【0042】すなわち、下部電極11と上部電極13が
Z方向(積層方向)から見て重なる各交差部において、
下部電極が上部電極に形成された凹部16のくぼみ部分
に配置されることになる。かかる構成では、下部電極1
1と上部電極の凹部16が対向する領域17が一つのメ
モリセルを構成している。
【0043】図6(a)に示す例では、下部電極11
は、Y方向(層方向)の辺よりもZ方向(積層方向)の
方の辺が長い縦型コンポーネントであって、X方向に線
状となるように、複数形成されている。図6(b)に説
明のために下部電極11のみ取り出した図を示す。
【0044】また、上部電極13は、櫛状に枝部18が
形成されており、かかる枝部18が下部電極11の間に
挿入された状態で、Y方向に線状となるように、複数形
成されている。図6(c)に説明のために上部部電極1
3のみ取り出した図を示す。
【0045】すなわち、上部電極13において2つの枝
部により凹部16が形成されているとみなせば、下部電
極11と上部電極13がZ方向(積層方向)から見て重
なる各交差部において、下部電極が上部電極に形成され
た凹部のくぼみ部分に配置されることになる。かかる構
成では、下部電極11と上部電極の凹部16が対向する
領域17が一つのメモリセルを構成している。
【0046】図7(a)に示す例では、下部電極11
は、ZY断面がZ方向(積層方向)に開口する凹形状で
あって、X方向に線状となるように、複数形成されてい
る。図7(b)に説明のために下部電極11のみ取り出
した図を示す。
【0047】また、上部電極13は、櫛状に枝部18が
形成されており、かかる枝部18が下部電極11の凹部
のくぼみ部分に挿入された状態で、Y方向に線状となる
ように、複数形成されている。図7(c)に説明のため
に上部部電極13のみ取り出した図を示す。
【0048】すなわち、下部電極11と上部電極13が
Z方向(積層方向)から見て重なる各交差部において、
下部電極に形成された凹部のくぼみ部分に、上部電極に
形成された枝部が挿入された状態で配置されることにな
る。かかる構成では、下部電極11と上部電極の枝部1
8が対向する領域17が一つのメモリセルを構成してい
る。
【0049】図8(a)に示す例では、下部電極11
は、Z方向(積層方向)に開口する複数の凹部19を備
えており、X方向に線状となるように、複数形成されて
いる。凹部19の形状は図では直方体形状となっている
が、円筒形状であってもよい。図8(b)に説明のため
に下部電極11のみ取り出した図を示す。
【0050】また、上部電極13は、櫛状に枝部18が
形成されており、かかる枝部18が下部電極11の凹部
19のくぼみ部分に挿入された状態で、Y方向に線状
に、複数形成されている。枝部18の形状は、例えば前
記凹部19の形状に合わせて構成することが望ましい。
図8(c)に説明のために上部部電極13のみ取り出し
た図を示す。
【0051】すなわち、下部電極11と上部電極13が
Z方向(積層方向)から見て重なる各交差部において、
下部電極に形成された凹部19のくぼみ部分に、上部電
極に形成された枝部18が挿入された状態で配置される
ことになる。かかる構成では、下部電極11の凹部19
と上部電極の枝部18が対向する領域17が一つのメモ
リセルを構成している。
【0052】以上の各例では、各メモリセルにおいて、
上下の電極が立体的に重なるように、すなわち上下の電
極が層方向においても対向面を持つように形成されてい
るため、基板上の占有面積を増やすことなく、メモリセ
ル当りの電極対向面積を増加させることができる。ここ
で、層方向とは、積層方向に直交する方向を意味し、図
では水平方向に相当する。特に、下部電極、凹部のくぼ
み部分、枝部などの形状を、Y方向の辺よりもZ方向の
辺の方が長くなるように形成することで、基板上の占有
面積を増やすことなく、よりいっそう電極対向面積を増
加させることができる。
【0053】その結果、強誘電体であれば残留分極値を
充分に確保することができ、誘電体であればキャパシタ
容量を充分に大きくすることができ、電荷移動錯体であ
れば検出電流値を大きくでき、メモリセル当りの基板占
有面積が小さい大容量メモリにおいても書込み・読み出
しの安定性を向上させることができる。 (強誘電体メモリデバイス書込み・読み出し動作)以
下、強誘電体材料を用いた場合のメモリデバイスの書込
み・読み出し動作を説明する。
【0054】図9に本発明のメモリデバイスの全体構成
図を示す。下部電極、上部電極には、それぞれX方向デ
コーダの行線91、Y方向デコーダの列線92が接続さ
れている。かかる図に基づいて、メモリデバイスの書込
み・読み出し動作を説明する。なお、強誘電体の残留分
極値が−Prとなる場合を”1”、Prとなる場合を”
0”として説明を行う。
【0055】最初に、書込み動作について説明する。外
部から供給されるアドレス信号に基づいて、前記X方向
デコーダ、Y方向デコーダにより、書き込み対象となる
メモリセル93が選択される。各デコーダには電圧発生
器より±1/2Vの電圧信号が供給され、かかる電圧信
号は選択されたメモリセル93に対応する行線、列線に
出力される。なお、Vはヒステリシス特性における飽和
電圧であり、自発分極を生じさせるためのしきい値電圧
は1/2以上であるとする。
【0056】ここで、X方向デコーダとY方向デコーダ
では、供給される電圧信号の極性は常に互いに逆極性と
なっている。すなわち、選択したメモリセル93に”
1”を書き込む場合は、X方向デコーダには−1/2
V、Y方向デコーダには+1/2Vが供給され、”0”
を書き込む場合は、X方向デコーダには+1/2V、Y
方向デコーダには−1/2Vが供給されることになる。
【0057】その結果、選択したメモリセル93に電圧
+V(もしくは−V)が印加されることとなり、メモリ
セル内の強誘電体層が分極する。分極した後は、電圧V
が印加されない状態においても残留分極値−Prが保持
されるため、”1”を記憶することができる。
【0058】なお、選択したメモリセル93と同じ行
線、列線に接続される非選択メモリセルに対しては、印
加される電圧が1/2となるため、自発分極は生じず、
書込みは行われない。
【0059】次に読み出し動作について説明する。読み
出し時においては、常に、X方向デコーダには+1/2
Vが、Y方向デコーダには−1/2Vが供給される。そ
の結果、選択したメモリセルには電圧+Vが印加され、
記録状態が”1”、すなわち残留分極値が−Prの場合
には、分極状態が−PrからPrに分極反転することに
なる。一方、記憶状態が”0”、すなわち残留分極値が
Prの場合には、分極状態はPrから一旦増加した後ま
たPrに戻るため、残留分極値はPrのままとなる。
【0060】従って、記録状態が”1”の場合にのみ、
分極状態が−PrからPrに反転し、電荷が放出されて
反転電流が生じる。なお、記録状態が”0”の場合に
も、少量の電流が生じるが、前記反転電流に比べ充分に
小さいものとなる。前記反転電流は電圧変換された後セ
ンスアンプにおいて基準電圧と比較され、基準電圧より
大きい場合に記録状態”1”として読み出されることに
なる。
【0061】この際、分極状態が−PrからPrに反転
してしまうため、通常は自動的に再度”1”を書き込む
動作を行う様に制御する。 (その他変形例)本発明により製造したメモリデバイス
は、メモリを備える全ての情報処理機器を始めとする電
子機器、例えばコンピュータの内部記憶装置、メモリス
ティック、メモリカードなどに用いることができる。
【0062】なお、本発明は上述したように各実施例に
限定されることなく、種々に変形して適用することが可
能である。例えば、本発明は、強誘電体層の代わりに誘
電体層を用いることもできる。また、強誘電体層の代わ
りに、電圧によりインピーダンスが変化し2値をとる電
荷移動錯体材料を用いることにより、単純マトリクス構
造の不揮発メモリとして適用することもできる。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、各メモリセルにおい
て、上下の電極が立体的に重なるように、すなわち上下
の電極が層方向においても対向面を持つように形成した
ことにより、メモリセルのサイズを縮小しつつ、書込み
/読み出し動作の安定性を向上させることができる。そ
の結果、動作安定性の高い大容量メモリを実現すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のメモリデバイスの製造工程を示す
【図2】本発明のメモリデバイスにおける、下部電極の
形状の例を示す図である。
【図3】メモリデバイスの製造工程において形成される
溝部の形状の例を示す図である。
【図4】メモリデバイスの製造工程において形成される
溝部の形状の例を示す図である。
【図5】本発明のメモリデバイスの構造を説明するため
の図である。
【図6】本発明のメモリデバイスの構造を説明するため
の図である。
【図7】本発明のメモリデバイスの構造を説明するため
の図である。
【図8】本発明のメモリデバイスの構造を説明するため
の図である。
【図9】本発明のメモリデバイスの全体構造を説明する
ための図である。
【図10】強誘電体材料のヒステリシス特性を説明する
ための図である。
【図11】単純マトリクス構造のメモリデバイスを説明
するための図である。
【図12】単純マトリクス構造のメモリデバイスの等価
回路を示す図である。
【符号の説明】
10、110 基板 11、111 下部電極 12、112 強誘電体層 13、113 上部電極 14 溝部 15 絶縁膜 16 凹部 17 メモリセル領域 18 枝部 91 行線 92 列線 93 メモリセル

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の線状電極と、前記第1の線状電極
    上に形成されたメモリ層と、前記メモリ層上に形成さ
    れ、前記第1の線状電極に直交する第2の線状電極とを
    備えており、前記第1の線状電極と前記第2の線状電極
    が積層方向に重なる各交差部にメモリセルが形成される
    単純マトリクス構造のメモリデバイスであって、 前記第1の線状電極と前記第2の線状電極は、前記各交
    差部において層方向に重なりを有するように形成されて
    いることを特徴とするメモリデバイス。
  2. 【請求項2】 前記各交差部において、一方の線状電極
    が、他方の線状電極に形成された凹部のくぼみ部分に配
    置されていることを特徴とする請求項1記載のメモリデ
    バイス。
  3. 【請求項3】 前記各交差部において、一方の線状電極
    には櫛状に枝部が形成されており、他方の線状電極に形
    成された凹部のくぼみ部分に、前記枝部が挿入されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のメモリデバイス。
  4. 【請求項4】 前記メモリ層は強誘電体からなることを
    特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のメモ
    リデバイス。
  5. 【請求項5】 前記メモリ層は、チタン酸鉛(PbTi
    )、ジルコン酸チタン酸鉛(Pb(Zr,Ti)O
    )、ジルコン酸鉛(PbZrO)、チタン酸鉛ラン
    タン((Pb,La),TiO)、ジルコン酸チタン
    酸鉛ランタン((Pb,La)(Zr,Ti)O)又
    は、マグネシウムニオブ酸ジルコニウムチタン酸鉛(P
    b(Zr,Ti)(Mg,Nb)O)のうち何れかの
    強誘電体からなることを特徴とする請求項4記載のメモ
    リデバイス。
  6. 【請求項6】 前記メモリ層は電荷移動錯体からなるこ
    とを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
    メモリデバイス。
  7. 【請求項7】 前記メモリ層を構成する膜は、ゾル・ゲ
    ル法、MOD法、スパッタ法又は印刷法で成膜されたも
    のであることを特徴とする請求項1乃至請求項6のうち
    何れか1項に記載のメモリデバイス。
  8. 【請求項8】 2つの線状電極が積層方向に重なる各交
    差部にメモリセルが形成される単純マトリクス構造のメ
    モリデバイスの製造方法であって、 基板上に第1の線状電極を複数形成する第1工程と、 前記第1の線状電極上にメモリ層を形成する第2の工程
    と、 前記第1の線状電極の間に位置する前記メモリ層に対し
    溝部を形成する第3の工程と、 第2の線状電極を、その一部が前記溝部の内部に入り込
    んだ状態で、前記第1の線状電極と直交する方向に複数
    形成する第4工程とを備えることを特徴とするメモリデ
    バイス製造方法。
  9. 【請求項9】 2つの線状電極が積層方向に重なる各交
    差部にメモリセルが形成される単純マトリクス構造のメ
    モリデバイスの製造方法であって、 基板上に第1の線状電極を凹形状に複数形成する第1工
    程と、 前記第1の線状電極上にメモリ層を形成する第2の工程
    と、 前記第1の線状電極の凹形状のくぼみ部分に位置する前
    記メモリ層に対し溝部を形成する第3の工程と、 第2の線状電極を、その一部が前記溝部の内部に入り込
    んだ状態で、前記第1の線状電極と直交する方向に複数
    形成する第4工程とを備えることを特徴とするメモリデ
    バイス製造方法。
  10. 【請求項10】 前記メモリ層は強誘電体からなること
    を特徴とする請求項8又は9記載のメモリデバイス製造
    方法。
  11. 【請求項11】 前記メモリ層は、チタン酸鉛(PbT
    iO)、ジルコン酸チタン酸鉛(Pb(Zr,Ti)
    )、ジルコン酸鉛(PbZrO)、チタン酸鉛ラ
    ンタン((Pb,La),TiO)、ジルコン酸チタ
    ン酸鉛ランタン((Pb,La)(Zr,Ti)O
    又は、マグネシウムニオブ酸ジルコニウムチタン酸鉛
    (Pb(Zr,Ti)(Mg,Nb)O)のうち何れ
    かの強誘電体からなることを特徴とする請求項10記載
    のメモリデバイス製造方法。
  12. 【請求項12】 前記メモリ層は電荷移動錯体からなる
    ことを特徴とする請求項8又は9記載のメモリデバイス
    製造方法。
  13. 【請求項13】 請求項1乃至7のうち何れか1項に記
    載のメモリデバイスをメモリとして備えた電子機器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7511325B2 (en) 2003-04-10 2009-03-31 Oki Semiconductor Co., Ltd. Ferroelectric capacitor
US7687840B2 (en) 2004-06-10 2010-03-30 Sharp Kabushiki Kaisha Crosspoint structure semiconductor memory device, and manufacturing method thereof
US8715891B2 (en) 2011-11-24 2014-05-06 Kabushiki Kaisha Toshiba Mask and pattern forming method
US8957501B2 (en) 2011-11-08 2015-02-17 Kabushiki Kaisha Toshiba Non-volatile semiconductor storage device

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