JP2001156160A - テープ貼付装置及びテープ貼付方法 - Google Patents

テープ貼付装置及びテープ貼付方法

Info

Publication number
JP2001156160A
JP2001156160A JP34075099A JP34075099A JP2001156160A JP 2001156160 A JP2001156160 A JP 2001156160A JP 34075099 A JP34075099 A JP 34075099A JP 34075099 A JP34075099 A JP 34075099A JP 2001156160 A JP2001156160 A JP 2001156160A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive tape
substrate
ring
tape
pressing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP34075099A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4331839B2 (ja
Inventor
Kunikazu Yanagisawa
邦和 柳沢
Yoshikazu Tabata
吉和 田畑
Fumitaka Yoshizako
文崇 吉迫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Apic Yamada Corp
Original Assignee
Apic Yamada Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Apic Yamada Corp filed Critical Apic Yamada Corp
Priority to JP34075099A priority Critical patent/JP4331839B2/ja
Publication of JP2001156160A publication Critical patent/JP2001156160A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4331839B2 publication Critical patent/JP4331839B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 粘着テープを無駄なく使用して歩留まりを向
上させ、しかも粘着テープと基板との密着性を向上させ
たテープ貼付装置を提供する。 【解決手段】 台紙9に粘着テープ10を重ね合わせて
なる長尺状のテープ材2より粘着テープ10のみを所定
長に切断してウエハリング85及び基板73へ密着させ
て貼付けるテープ貼付装置において、貼付ステージ5に
載置され、粘着テープ10が粘着されたウエハリング8
5及び基板75に粘着テープ10を押圧して密着させる
押圧部7を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する利用分野】本発明は、台紙に粘着テープ
を重ね合わせてなる長尺状のテープ材より粘着テープの
みを所定長に切断してウエハリング及び基板へ密着させ
て貼付けるテープ貼付装置及びテープ貼付方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体装置製造用として、例えば直径6
インチ、8インチの半導体ウエハやチップサイズパッケ
ージ用或いはBGA用の樹脂基板をダイシングマシンに
より個片に切断する場合には、貼付ステージ(支持台)
に搭載したウエハリング内に半導体ウエハを同軸状に、
或いはウエハリング内に基板を搭載して、粘着テープ、
例えば紫外線硬化型の粘着テープを貼り付けて、半導体
ウエハ或いは基板のパッケージ部をウエハリングに粘着
テープにより一体的に接着しておく。このウエハリング
をダイシングマシンへ搬入して、ダイシングソーにより
パッケージ部ごとに個片に切断し、粘着テープに紫外線
を照射して粘着力を低下させた粘着テープを剥がして半
導体装置が製造されていた。
【0003】半導体ウエハや樹脂基板をダイシングする
場合、ダイシングマシンを共用するため同一サイズのウ
エハリングを用いて半導体ウエハや基板(パッケージ
部)を粘着テープに貼り付けるようにしている。この場
合、貼付ステージに搭載されたウエハリングと半導体ウ
エハ或いは基板(パッケージ部)上に手作業で粘着テー
プを貼り付けるか、或いは自動機を用いて長尺状の粘着
テープを繰出して、貼付ステージへ定量ずつ搬送し、ウ
エハリング及び半導体ウエハ或いは基板(パッケージ
部)上に粘着テープを貼付け、該粘着テープをウエハリ
ングに沿ってカッターにより切断していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】貼付ステージにセット
された、ウエハリングと半導体ウエハ或いは樹脂基板に
粘着テープを手作業で貼付けるとすれば、作業効率が悪
いうえに隙間なく均一に貼付けることが困難である。ま
た、自動機を用いてウエハリング及び基板(パッケージ
部)上に粘着テープを貼付ける場合、矩形の粘着テープ
よりウエハリングサイズに切り出しているため、粘着テ
ープの無駄が生じ、歩留まりが低下し製造コストが上昇
する。特に、矩形の基板をウエハリング内に配置して該
ウエハリングの全面に粘着テープを貼付けて基板を接着
するのは、無駄が多い。また、貼付ステージ上にはウエ
ハリング上面とパッケージ上面とを面一となるように搭
載されて粘着テープが粘着される。しかしながら、パッ
ケージ部は四辺に対してパッケージの中央部分が樹脂硬
化時等の反りによりへこんでいる場合があり、該へこみ
部分において粘着テープの粘着不良となる隙間が生じる
(気泡が侵入する)おそれがあった。このパッケージ部
に気泡が侵入している場合には、粘着テープに基板が粘
着支持されたウエハリングをダイシングマシンに搬入し
てパッケージ部ごとにダイシングを行うと、個片に切断
された半導体装置が飛散するおそれがあった。
【0005】本発明の目的は、上記従来技術の課題を解
決し、粘着テープを無駄なく使用して歩留まりを向上さ
せ、しかも粘着テープとパッケージ部との密着性を向上
させたテープ貼付装置及びテープ貼付方法を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次の構成を備える。即ち、台紙に粘着テー
プを重ね合わせてなる長尺状のテープ材を定量ずつ繰り
出し、粘着テープのみを所定長に切断して台紙と分離し
て供給するテープ材供給部と、パッケージ部を有する基
板が複数収納されたフレームマガジンより、基板を1枚
ずつ所定位置へ供給する基板供給部と、リング孔に仕切
りが形成されたウエハリングが複数収納されたリングマ
ガジンより、ウエハリングを1枚ずつ貼付ステージへ供
給するリング供給部と、切断された粘着テープ及びフレ
ームマガジンより供給された基板を保持して貼付ステー
ジに供給されたウエハリングに位置合わせして移送し、
移送位置において、ウエハリングの仕切り孔を覆って粘
着テープを粘着させると共に該粘着テープに基板を粘着
させる移送部と、貼付ステージに載置され、粘着テープ
が粘着されたウエハリング及び基板に粘着テープを押圧
して密着させる押圧部と、粘着テープに基板が粘着支持
されたウエハリングを再度リングマガジンへ収納する収
納部とを備えたことを特徴とする。
【0007】また、テープ材供給部は、長尺状のテープ
材を繰出しリールから定量ずつ送りながら台紙のみを巻
取りリールへ巻き取るテープ材送り部と、繰出しリール
から送り出されたテープ材を切断位置で支持すると共に
切断後の粘着テープより台紙のみを分離するよう移動可
能な移動台と、移動台に支持されたテープ材にカッター
の刃先を定量的に進入させて該テープ材より粘着テープ
のみを切断するカッター装置とを具備していることを特
徴とする。また、カッター装置は、高圧用と低圧用の複
数の上下動シリンダを備え、該複数の上下動シリンダを
作動させてカッターの刃先をテープ材に定量的に進入さ
せると共に該カッター刃の両側に設けた回動自在に設け
たローラをテープ材に当接させ、カッター刃をテープ材
の幅方向に走査させて粘着テープのみを切断することを
特徴とする。また、切断された粘着テープが移送部によ
り吸着保持されると、台紙を巻取りリールへ巻取りなが
ら移動台をテープ材の送り方向とは逆方向に移動させ
て、台紙と粘着テープと分離させることを特徴とする。
また、押圧部はリング搭載部へ搭載されたウエハリング
へ粘着テープを押圧して密着させるリング押圧部と、基
板搭載部に搭載された基板のパッケージ部へ粘着テープ
を押圧して密着させる基板押圧部とを備えていることを
特徴とする。また、押圧部には、リング供給部より供給
されたウエハリングを貼付ステージ上へ送り出し、粘着
テープにより基板が粘着支持されたウエハリングを貼付
ステージ上からリングマガジンへ収納するリング搬送部
が一体に設けられていることを特徴とする。
【0008】また、テープ貼付方法においては、リング
孔に仕切りが形成されたウエハリングを貼付ステージ上
へ搭載するウエハリング搭載工程と、パッケージ部を有
する基板をウエハリングと位置合わせして貼付ステージ
上へ搭載する基板搭載工程と、ウエハリングの仕切り孔
を覆って粘着テープを粘着させると共に該粘着テープに
基板を粘着支持させる粘着テープ貼付け工程と、粘着テ
ープが粘着されたウエハリング及び基板に粘着テープを
押圧して密着させる押圧工程とを有することを特徴とす
る。また、ウエハリング上面と基板のパッケージ部との
間に僅かな隙間が形成されて貼付けステージ上に搭載さ
れた該ウエハリング及びパッケージ部に粘着テープが貼
付けられ、押圧工程において、粘着テープをウエハリン
グに押圧して仕切り孔の周囲の仕切り枠に密着させ、更
に粘着テープを基板のパッケージ部に押圧して密着させ
ることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るテープ貼付装
置及びテープ貼付方法の好適な実施の形態について添付
図面と共に詳述する。図1はテープ貼付装置の全体構成
を示す正面説明図、図2はテープ材供給部及び移送部の
概略構成を示す正面説明図、図3は移動台の構成を示す
正面説明図、図4は図3の移動台の上視図、図5は移動
台の駆動系の構成を示す説明図、図6はカッター装置全
体の正面図、図7は図6のカッター装置の駆動部の左側
面図、図8は移送部の正面図、図9は移送部の駆動系を
示す上視図、図10は貼付ステージの周囲に設けられた
リング供給部、基板供給部及び押圧部の配置構成を示す
平面図、図11はウエハリングを収納したリングマガジ
ンの説明図、図12は貼付ステージ及び押圧部の正面
図、図13は貼付ステージの拡大説明図、図14は貼付
ステージに載置されたウエハリング及び基板に粘着テー
プが貼付けられた状態を示す平面図、図15は押圧部の
構成を示す説明図、図16はリング押圧部の正面図、図
17は基板押圧部の正面図、図18は他例にかかるリン
グ押圧部の正面図、図19は図18のリング押圧部を右
側面からみた拡大図である。
【0010】[全体構成]先ず、図1及び図10を参照し
て、テープ貼付装置の全体構成について説明する。1は
テープ材供給部であり、台紙に粘着テープを重ね合わせ
てなる長尺状のテープ材2を定量ずつ繰り出し、粘着テ
ープのみを所定長に切断して台紙と分離して供給する。
【0011】3は基板供給部であり、パッケージ部を有
する基板が複数収納されたフレームマガジンより、基板
を1枚ずつ所定位置へ供給する。4はリング供給部であ
り、リング孔に仕切りが形成されたウエハリングが複数
収納されたリングマガジンより、ウエハリングを1枚ず
つ貼付ステージ5へ供給する。6は移送部であり、切断
された粘着テープ及びフレームマガジンより供給された
基板を保持して貼付ステージ5に移送する。そして、貼
付ステージ5に供給されたウエハリングに位置合わせし
て移送し、移送位置において、ウエハリングの仕切り孔
を覆って粘着テープを粘着させると共に該粘着テープに
基板を粘着させる。
【0012】7は押圧部であり、貼付ステージ5に載置
され、粘着テープが粘着されたウエハリング及び基板に
粘着テープを押圧して密着させる。尚、押圧部7及びリ
ング供給部4は、貼付ステージ5上で粘着テープに基板
が粘着支持されたウエハリングを再度リングマガジンへ
収納する収納部を兼用している。押圧部7及びリング供
給部4は収納部を兼用しているが、別個に設けても良
い。
【0013】次に各部の構成について具体的に説明す
る。 [テープ材供給部]テープ材供給部1の構成について図2
〜図5を参照して説明する。図2において、8はテープ
材送り部であり、厚さ50μm程度の台紙9(例えばポ
リエチレンテレフタレート(PET))の上に厚さ17
0μm程度の粘着テープ10(例えば紫外線硬化型フィ
ルム;ポリエチレン(PE)、ポリオレフィン(PO)
など)を積層してなる長尺状テープを定寸送りする。具
体的には、長尺状のテープ材2は繰出しリール11から
定量ずつ繰出され、移動台12を経て粘着テープ10よ
り台紙9のみを分離して巻取りリール13へ巻き取るよ
うになっている。本実施例では、図2の繰出しリール1
1から繰出されるテープ材2は、上側が粘着テープ2で
粘着層を介して下側の台紙9に貼り合わされている。
【0014】14は送りローラであり、圧接ローラ15
が押圧してニップ部を形成して、移動台12へテープ材
2を送り出す。送りローラ14は、送り用モータ16よ
り駆動伝達されて、繰出しリール11よりテープ材2を
定量送りする。17は台紙送りローラであり、圧接ロー
ラ18が押圧してニップ部を形成して、巻取りリール1
3へ台紙9を送り出す。台紙送りローラ17は、台紙送
り用モータ19より駆動伝達されて、巻取りリール13
へ台紙9を定量送りする。20は巻取り用モータであ
り、巻取りリール13へギヤ列を介して駆動伝達して台
紙9を巻き取る。
【0015】尚、圧接ローラ15、18はレバーを操作
することにより送りローラ14、台紙送りローラ17よ
り離間させてニップ部を各々開放するようになってい
る。これら圧接ローラ15、18を離間させて、テープ
材2や台紙9をリール間に張設することができる。ま
た、繰出しリール11に巻回されたロール径が変化する
とテープ材2の送り量が変動するおそれがあるが、繰出
しリール11のリール軸に設けられたギヤ(図示せず)
がダンパギヤと噛合して繰出しリール11の繰出し量の
変動を抑制している。
【0016】移動台12は、繰出しリール11から送り
ローラ14を経て送り出されたテープ材2を切断位置で
支持すると共に切断後の粘着テープ10より台紙9のみ
を剥離するよう移動するようになっている。移動台本体
24には、テープ材送り方向上流側にガイドローラ22
が設けられ、下流側の裏面に剥離ガイドローラ37が設
けられている。移動台12の上面の切断位置には、カッ
ティングマット23が設けられている。このカッティン
グマット23は、カッター刃40の寿命を考慮して比較
的軟質な樹脂材、例えば軟質塩化ビニル材が好適に用い
られる。具体的には、基材としての硬質塩化ビニル材の
両面に軟質塩化ビニル材を積層してなるマットが用いら
れる。
【0017】カッティングマット23に軟質な樹脂材を
用いた理由を以下に述べる。先ず、金属性のマットを用
いた場合、テープ材2にカッター刃40をおろした際の
逃げがないため、粘着テープ10のみを切断する確実性
が低下し、このため金属性のマットに逃げ溝を設ける必
要がある。この逃げ溝を形成した場合には、基板の品種
やウエハリングのサイズ変更に伴う切断位置の変化があ
る度に、マットを交換する必要がある。また、カッター
刃の高さ調整や試運転などにおいて、誤ってカッター装
置が作動してカッター刃40がカッティングマット23
におりてしまった場合、金属性のマットではカッター刃
40が摩耗したり破損するおそれがある。本実施例のよ
うにカッティングマット23に軟質な樹脂材を用いるこ
とで、以上のような不具合を防止できる。移動台本体2
4は、ベース25に設けられたガイドレール26に沿っ
て図3及び図4に示す切断位置から右側の剥離位置まで
移動する。移動台12の移動量は、粘着テープ10の1
回分の切断量+αである。
【0018】また、図5において、ベース25にはプー
リ27、28が所定間隔をおいて支持されており、プー
リ27、28間には無端状のタイミングベルト29が掛
け渡されている。また、ベース25には正逆回転駆動さ
れる移動台用モータ30が支持されており、該移動台用
モータ30のモータプーリ31とプーリ27と同軸に設
けられたプーリ32との間にも無端状のタイミングベル
ト33が掛け渡されている。タイミングベルト29には
移動台本体24の底部が連繋しており、タイミングベル
ト29の回転に伴って移動台12も移動する。また、ベ
ース25には移動台12の移動端位置に移動台用位置セ
ンサ34が設けられている。移動台本体24に設けられ
たセンサ板35が、移動台用位置センサ34に検出され
ると移動台用モータ30の駆動を停止させるようになっ
ている。尚、図5は図3の裏面側から見た説明図であ
る。
【0019】また、図3において、移動台12には、透
過型の粘着テープ有無センサ36が設けられている。こ
の粘着テープ有無センサ36は、例えば、発光部36a
がテープ材2の下面側で移動台本体24に支持されてお
り、受光部36bがテープ材2の上面側でベース25に
支持されている。センサ光は粘着テープ10により遮光
され、台紙9を透過するようになっているため、移動台
12の切断位置に粘着テープ10がセットされているか
いないかを判定して切断動作が行われる。
【0020】移動台12が切断位置から剥離位置へ移動
するタイミングは、後述するカッター装置が粘着テープ
10のみを切断し、移送部6により吸着保持された状態
で、台紙9を巻取りリール13へ巻取りながら移動台1
2をテープ材2の送り方向とは逆方向に移動させて、台
紙9と粘着テープ10とを分離させる。このとき、分離
された台紙9は、移動台本体24の端部より折り返し
て、移動台本体24に設けられた剥離ガイドローラ37
の移動により剥離され、ベース25に設けられたガイド
ローラ38への巻取り方向を、図3のA方向からB方向
へ変更することで、台紙9の剥離及び巻取りがスムーズ
に行われる。
【0021】次に、カッター装置について図6及び図7
を参照して説明する。図6において、39はカッター装
置であり、移動台12に支持されたテープ材2にカッタ
ー刃40を定量的に進入させて該テープ材2より粘着テ
ープ10のみを切断する。カッター装置39は、ベース
25上に設けられたカッター支持アーム41に、カッタ
ーヘッド部42を上下動するヘッド部上下動シリンダ2
1やカッターヘッド部42をテープ材2の幅方向に走査
させるための走査機構43が装備されている。この走査
機構43は、取付板44に設けられたプーリ間に無端状
タイミングベルトが掛け渡されており、このタイミング
ベルトにキャリア板45が連繋している。取付板44に
は、ガイドレール46が図6の紙面に垂直方向に形成さ
れており、このガイドレール46にはキャリア板45が
スライド可能に連繋している。また、取付板44には、
一方のプーリを回転駆動する走査用サーボモータ47が
設けられている。この走査用サーボモータ47を駆動す
ることにより、キャリア板45はガイドレール46に沿
って図6の紙面に垂直方向に往復動するようになってい
る。キャリア板45の移動範囲は、キャリア板45に設
けたセンサ板48と取付板44に設けたフォトセンサ4
9により規定されている。
【0022】図7において、キャリア板45には、高圧
用上下動シリンダ50が設けられている。この高圧用上
下動シリンダ50を作動させることにより、そのシリン
ダロッドに連繋した可動部51が上下動するようになっ
ている。この可動部51には、低圧用上下動シリンダ5
2が固定されている。この低圧用上下動シリンダ52に
より作動される作動部にはカッター取付板53が連繋し
ている。このカッター取付板53は、その一部に突設さ
れた突設部54が、可動部51に上下に設けられたスト
ッパー部55に突き当たる範囲内で上下動するようにな
っている。
【0023】カッター取付板53には、先端が先鋭に形
成された柱状のカッター刃40がホルダー56により着
脱可能に保持されている。また、図6に示すように、カ
ッター刃40の両側には、ローラ57が回動自在に設け
られている。カッター刃40の突出量は、上端に設けた
調整ねじ58を回すことにより微調整可能になってい
る。カッターヘッド部42は、高圧用上下動シリンダ5
0及び低圧用上下動シリンダ52を作動させてカッター
刃40の両側に設けたローラ57をテープ材2に当接さ
せてカッター刃40をテープ材2に定量的に進入させ
る。そして、走査用サーボモータ47を駆動することに
より、カッター刃40をテープ材2の幅方向に走査させ
て粘着テープ10のみを切断することができる。
【0024】また、図6において、ベース25の裏面側
にはカッター装置移動用モータ59が設けられており、
カップリング60を介してボールネジ61を回転駆動す
るようになっている。ボールネジ61にはカッター支持
アーム41の下端部が連繋している。また、カッター支
持アーム41は、ベース25に設けられたガイドレール
62にスライド可能に連繋している。テープ材2より切
断する粘着テープ10のサイズが変わった場合には、カ
ッター装置39の位置を変更する必要がある。このとき
カッター装置移動用モータ59を駆動して、カッター装
置39を所望の位置に移動させて、サイズ変更を行うこ
とができる。尚、カッター支持アーム41には、カッタ
ーヘッド部42よりテープ材送り方向上流側近傍でテー
プ材2を移動台12へ押さえ付ける押さえ部(図示せ
ず)が設けられているのが好ましい。この押さえ部によ
り、テープ材2を移動台12へ押さえてから、カッター
刃40を下動させて切断することにより、粘着テープ1
0のみを確実に切断できる。
【0025】[移送部]次に移送部6の構成について図8
及び図9を参照して説明する。移送部6は、切断された
粘着テープ10を吸着保持するテープ吸着部62と、基
板を吸着する基板吸着部63とを備えている。これらテ
ープ吸着部62と基板吸着部63とは本実施例では一体
に設けられているが、別体により各々移送するようにし
ても良い。テープ吸着部62は、吸着フレーム64に吸
着ベース板65が吊下げロッド66及びその周囲に嵌め
込まれたスプリング67によりフローティング支持され
ている。吸着ベース板65にはエアー吸引路68が配管
形成されている。この吸着ベース板65には吸着板69
が一体に取付けられている。この吸着板69の粘着テー
プ10に対応する部位に形成された吸着部70には、金
属製多孔質板(燒結金属板)が嵌め込まれている。
【0026】また、基板吸着部63は、吸着フレーム6
4に対してアングル材71により基板吸着ヘッド72が
一体に取付けられている。基板吸着ヘッド72の下面に
は基板73を幅方向に位置決めする際の基準となる基準
ガイドピン74と合わせガイドピン75が設けられてい
る。また、基板73に当接して吸着保持する吸着パッド
部76が設けられている。
【0027】図9において、吸着フレーム64の上部に
は吸着用サーボモータ77が設けられており、該吸着用
サーボモータ77に回転駆動されるボールネジ78に吸
着フレーム64が連繋してテープ吸着部62及び基板吸
着部63が同時に上下動するようになっている。また、
貼付ステージ5側には移送用サーボモータ79が設けら
れており、該移送用サーボモータ79にはカップリング
131を介して連結して回転駆動されるボールネジ80
に吸着フレーム64が連繋してテープ吸着部62及び基
板吸着部63は吸着位置と貼付ステージ5上の貼付け位
置との間を移動可能になっている(図2参照)。
【0028】また、移送部6は、切断された粘着テープ
10がテープ吸着部62により吸着保持され、基板73
が基板吸着部63に吸着されると、前述したように、台
紙9を巻取りリール13へ巻取りながら移動台12をテ
ープ材2の送り方向とは逆方向に移動させて、台紙9と
粘着テープ10と分離させるようになっている。
【0029】[基板供給部]図10において、基板供給部
3は、フレームマガジン(図示せず)内に複数収納され
た基板73をプッシャー81により基板ガイド82に沿
って1枚ずつ切り出す。フレームマガジンは複数装備さ
れており、1枚基板73を切り出すたびに図示しないエ
レベーション機構により1ピッチずつ下降するようにな
っている。フレームマガジンよりプッシャー81により
基板ガイド82の途中まで切り出された基板73は、基
板ガイド82に沿って移動可能な基板チャック83によ
り吸着位置まで引き出される。尚、基板ガイド82のレ
ール幅は、基板サイズに応じて適宜変更可能になってい
る。
【0030】[リング供給部]図10において、リング供
給部4は、リングマガジン84(図11参照)内に複数
収納されたウエハリング85をプッシャー86により1
枚ずつ貼付ステージ5へ切り出す。ウエハリング85
は、例えば直径6インチや8インチサイズの半導体ウエ
ハをリング内に収容して粘着テープに粘着可能な大きさ
の金属製リング材が用いられる。このウエハリング85
のリング孔には粘着テープ10を粘着させる仕切り88
が形成されており、この仕切り88によりリング孔中央
部に矩形状の仕切り孔87が形成されている。この仕切
り88は、半導体ウエハサイズや基板73の大きさ、粘
着テープ10の形状(矩形状、円弧状など)に応じて、
様々な形態のものが用いられる。また、仕切り孔87の
形状も矩形状に限らず、円弧状のものでも良い。但し、
半導体ウエハ切断用ダイシングマシンを共用するため、
リングサイズは半導体ウエハサイズのものが用いられ
る。
【0031】図11において、ウエハリング85は両側
に面取り部89が形成されており、該面取り部89をガ
イドされてリングマガジン84に収納され、該リングマ
ガジン84よりリングガイド90へ切り出される。リン
グガイド90へ切り出されたウエハリング85は、押圧
部7に設けられたリング搬送部91により貼付ステージ
5上の搭載位置までリングガイド90に沿って引き出さ
れる。具体的には、図12においてリング搬送部91に
は係止ピン92が垂設されており、該係止ピン92はピ
ン上下用シリンダ93により上下動可能に設けられてい
る。この係止ピン92を仕切り孔87に係止させた状態
で貼付ステージ5上の搭載位置までリングガイド90に
沿って引き出される。また、粘着テープ10に基板73
が粘着支持されたウエハリング85を再度リングマガジ
ン84に収納する場合には、係止ピン92をウエハリン
グ85の端部に突き当てながらリングガイド90に沿っ
てリングマガジン84内に収納する。尚、リングマガジ
ン84と貼付けステージ5との間には、除電用のエアー
吹出し部(図示せず)が設けられているのが好ましい。
【0032】また、図12において、リングガイド90
は支持プレート94の両側に立設されている。この支持
プレート94は、ベース130に設けられたガイド用シ
リンダ95のシリンダロッドの先端部に連結された支持
ロッド96により支持されている。このガイド用シリン
ダ95を作動させると、支持ロッド96を上方に突き出
して、リングガイド90を貼付ステージ5より持ち上げ
ることができる。ガイド用シリンダ95は、ウエハリン
グ85をリングマガジン84より切り出すとき、或いは
粘着テープ10を貼付けたウエハリング85を再度リン
マガジン84へ収納する際に、係止ピン92が貼付ステ
ージ5と干渉しないように該貼付ステージ5よりリング
ガイド90を持ち上げる必要があるためである。尚、リ
ングガイド90のレール幅もリングサイズに応じて適宜
変更できるようになっている。
【0033】図13において、貼付ステージ5には、基
板搭載部97とその周囲にリング搭載部98が設けられ
ている。基板搭載部97には基板73を吸着する吸着穴
とステージ内に吸引用の配管が設けられている。また、
基板搭載部97には、基板吸着ヘッド72に設けられた
基準ガイドピン74、合わせガイドピン75を挿入して
基板73を搭載可能なピン受け穴97a(図14参照)
が形成されている。基板搭載部97に基板73を搭載
し、リング搭載部98にウエハリング85を搭載した状
態では、ウエハリング85の上面のほうがパッケージ部
123(図14参照)の上面より1mm程度高くなるよ
うに貼付ステージ5に搭載されている。これは、押圧部
7により粘着テープ10をウエハリング85と基板73
とに分けて押圧するためである。
【0034】また、図14に示すように、貼付ステージ
5のリング切出し方向下流側には、突き当てピン99が
2箇所に設けられており、リング外周に設けられた凹部
85aを突き当てるようになっている。また、貼付ステ
ージ5のリング切出し方向上流側には、位置決めプッシ
ャー100が設けられており、突き当てピン99に突き
当てられたウエハリング85をチャックして位置決めす
る。尚、貼付ステージ5は、ウエハリング85のサイズ
や基板73の形状により交換可能になっている。また、
位置決めプッシャー100もウエハリング85のサイズ
に応じて交換可能になっている。
【0035】[押圧部]図10において、押圧部7は、リ
ング供給部4と貼付ステージ5を介して反対側に装備さ
れており、該貼付ステージ5へ載置されたウエハリング
85及び基板73へ粘着された粘着テープ10を押圧し
て密着させる。押圧部7は可動プレート101に一体に
設けられており、可動プレート101は押圧部移動用モ
ータ102によりカップリング103を介して回転駆動
されるボールネジ104に連繋している(図1、図18
参照)。押圧部移動用モータ102を正逆回転駆動する
ことで、可動プレート101がガイドレールに沿って往
復移動する。
【0036】次に押圧部7の構成について図15〜図1
7を参照して説明する。図15において、可動プレート
101には、L型アングル材を用いた取付板105が固
定されており、該取付板105には、貼付ステージ5へ
搭載された粘着テープ10をウエハリング85へ押圧す
るリング押圧部106と粘着テープ10を基板73へ押
圧する基板押圧部107とが設けられている。
【0037】リング押圧部106の構成について図15
及び図16を参照して説明する。取付板105には、リ
ング押圧用シリンダ108とその両側にガイドレール1
09が設けられている。リング押圧用シリンダ108の
シリンダロッド110には可動板111が連結されてお
り、該可動板111はガイドレール109にスライド可
能に連繋している。可動板111の下端側には、下向き
に開口したコ字状のローラ支持枠112が取付固定され
ている。このローラ支持枠112には、ローラ軸113
が嵌め込まれており、該ローラ軸113には円筒状のリ
ング押圧ローラ114がベアリング軸受115を介して
回転自在に嵌め込まれている。リング押圧用シリンダ1
08を作動させると、可動板111がガイドレール10
9に沿って下方にスライドして、リング押圧ローラ11
4が貼付ステージ5のリング搭載部98に搭載されたウ
エハリング85に粘着テープ10の上から押圧可能にな
っている。そして、リング押圧ローラ114は、可動プ
レート101の移動に伴ってウエハリング85上を押圧
しながら回転するようになっている。これによって、粘
着テープ10をウエハリング85に隙間なく密着させる
ことができる。
【0038】また、リング押圧ローラ114は、比較的
硬質の樹脂材が用いられ、例えばウレタンゴムなどが好
適に用いられる。リング押圧ローラ114の軸方向の長
さは、ウエハリング85の矩形枠を形成する仕切り88
に貼付けられる粘着テープ10の長さより長いものが用
いられ、ウエハリング85のサイズが変更された場合に
は適当なサイズに交換することが可能である。
【0039】次に、基板押圧部107の構成について、
図15及び図17を参照して説明する。リング押圧ロー
ラ114を支持する可動板111には取付ブロック11
6が固定されており、該取付ブロック116には基板押
圧用シリンダ117が固定されている。この基板押圧用
シリンダ117のシリンダロッド118には下向きに開
口したコ字状のローラ支持枠119が取付固定されてい
る。このローラ支持枠119には、ローラ軸120が嵌
め込まれており、該ローラ軸120には円筒状の基板押
圧ローラ121がベアリング軸受122を介して回転自
在に嵌め込まれている。基板押圧用シリンダ117を作
動させると、ローラ支持枠119を下動させ、基板押圧
ローラ121が貼付ステージ5の基板搭載部97に搭載
された基板73に粘着テープ10の上から押圧可能にな
っている。そして、基板押圧ローラ121は、基板73
のパッケージ部123(図14参照)を押圧しながら可
動プレート101の移動に伴って回転するようになって
いる。これによって、粘着テープ10をパッケージ部1
23に隙間なく密着させることができる。
【0040】また、基板押圧ローラ121は、半導体チ
ップをモールドしたパッケージ部123を押圧するた
め、更には周縁部に比べて中心部が樹脂硬化時等の反り
によりへこんでいる場合であってもパッケージ部123
に隙間(気泡)が生ずることなく押圧するため、比較的
軟質の樹脂材が用いられ、例えばネオプレンゴム又はシ
リコンゴムなどが好適に用いられる。基板押圧ローラ1
21の軸方向の長さは、パッケージ部123の長さより
長いものが用いられ、パッケージ部123のサイズが変
更された場合には適当なサイズに交換することが可能で
ある。
【0041】図15において、リング押圧ローラ114
と基板押圧ローラ121との高さ位置は、待機状態にあ
る場合には、基板押圧ローラ121がリング押圧ローラ
114より高い位置で待機しており、リング押圧用シリ
ンダ108、基板押圧用シリンダ117が作動すると、
基板押圧ローラ121がリング押圧ローラ114より若
干低い位置まで下動してパッケージ部123やウエハリ
ング85に押圧しながら、可動プレート101の移動に
伴って回転する。
【0042】[収納部]また、図15において、リング供
給部4に備えたリングマガジン84やリング搬送部91
を収納部に兼用している。前述したように、取付板10
5にはリング搬送部91が設けられている。即ち、押圧
部移動用モータ102を駆動して可動プレート101を
往復動させることにより、リング供給部4より切り出さ
れたウエハリング85の仕切り孔87に係止ピン92を
係止させてリングガイド90に沿って貼付ステージ上5
へ送り出すうえに、押圧部7により粘着テープ10をウ
エハリング85及び基板73へ密着させた後、該ウエハ
リング85の端部に係止ピン92を突き当てながらリン
グマガジン84へ収納する。このように、リング供給部
4やリング搬送部91を収納部に共用することで、装置
の部品点数を減らして小型化や製造コストを低減でき
る。
【0043】具体的には、取付板105には、ピン上下
用シリンダ93が固定されており、該ピン上下用シリン
ダ93のシリンダロッドには、保持板124が連結され
ており、該保持板124にはアングル材125を介して
係止ピン92が2箇所に垂設されている。ピン上下用シ
リンダ93を作動すると、保持板124が下動して係止
ピン92をウエハリング85の仕切り孔87に係止させ
たり、ウエハリング85の端部に突き当てたりすること
ができる。尚、本実施例では、リング供給部4に備えた
リングマガジン84やリング搬送部91を収納部と兼用
したが、別個に設けても良い。
【0044】また、基板押圧部107は、基板押圧用シ
リンダ117のシリンダロッド118に基板押圧ローラ
121を連繋させて基板73のパッケージ部123を押
圧するようにしたが、基板押圧ローラ121に代えて他
の手段を用いても良い。
【0045】他の手段の一例を、図18及び図19を参
照して説明する。取付板105には垂直方向に支持板1
26が取付固定されており、該支持板126には基板押
圧用シリンダ117が固定されており、更にガイドレー
ル127が上下方向に設けられている。基板押圧用シリ
ンダ117のシリンダロッドは、L字状の押圧パッド保
持板128に連結しており、該押圧パッド保持板128
はガイドレール127に沿ってスライド可能に嵌め込ま
れている。この押圧パッド保持板128の下面には、先
端部が下に凸となるような凸面(曲面)を有する複数の
押圧パッド(例えば軟質樹脂;シリコンゴムなど)12
9が保持されている。この押圧パッド129は基板73
に形成されたパッケージピッチに合わせて押圧パッド保
持板128に保持されている。
【0046】押圧動作について説明すると、図18にお
いて押圧部移動用モータ102を駆動して可動プレート
101及び取付板105を移動させ、押圧パッド保持板
128を貼付ステージ5上方位置で停止させる。このと
き、押圧パッド129はパッケージ部123に対向配置
されている。そして、基板押圧用シリンダ117を作動
させて、押圧パッド保持板128をガイドレール127
に沿って下動させて、各押圧パッド129により各パッ
ケージ部123を粘着テープ10の上から押さえて同時
に密着させる。
【0047】上記構成によれば、各押圧パッド129の
先端部は、凸面(曲面)に形成されているので、パッケ
ージ中央部から周縁部に渡って押圧することができ、粘
着テープ10と中央部が窪んだパッケージ部123との
間に侵入した気泡を逃して密着性を高めることができ
る。また、基板73に複数設けられたパッケージ部12
3を同時に押圧できるので押圧動作を効率的に行うこと
ができ、装置のサイクルタイムを短縮できる。
【0048】更には、押圧パッド保持板128には、1
個の押圧パッド129のみを設けて、押圧部移動用モー
タ102をパッケージピッチだけ駆動しては基板押圧用
シリンダ117を作動させる動作を繰り返して各パッケ
ージ部123に粘着テープ10を密着させるようにして
も良い。この場合には、基板73の品種が替わった場合
にも、基板押圧部107を交換することなく移動ピッチ
のみを変えれば足りるので汎用性が高まる。
【0049】[テープ貼付動作]次に上述のように構成さ
れたテープ貼付装置のテープ貼付動作について説明す
る。以下、1枚のウエハリング85に対して粘着テープ
10を切断して貼り付ける1サイクル分のテープ貼付動
作について、各部の動作ごとに順を追って説明する。
【0050】貼付動作を開始すると、先ず、リングマガ
ジン84よりプッシャー86によりリングフレーム85
がリングガイド90の途中の切出し位置まで切出され
る。このときリングガイド90はガイド用シリンダ95
を作動させて貼付ステージ5より上昇した位置にある。
そして、リング搬送部91を上方に待機させておき、ピ
ン上下用シリンダ93を作動させて係止ピン92を仕切
り孔87に係止させたまま、押圧部移動用モータ102
を駆動して、ウエハリング85を貼付ステージ5の上方
まで搬送して一旦停止し、係止ピン92の係止を解除し
た後、再度押圧部移動用モータ102を駆動して、リン
グ搬送部91は図10に示す押圧待機位置へ戻されて待
機する。また、ウエハリング85をガイドするリングガ
イド90を下動させて、ウエハリング85を貼付ステー
ジ5のリング搭載部98(図13参照)に搭載する。ウ
エハリング85は、リング搭載部98において、一端側
を位置決めチャック100によりチャックされると共に
他端側を突き当てピン99に突き当てられて位置決め保
持される。
【0051】一方、貼付動作を開始すると、巻取りリー
ル13を回転させると共に送りローラ14を回転させ
て、テープ材2が移動台12に定量ずつ送られる。移動
台12は図1に示す切断位置(左側位置)に待機してい
る。粘着テープ有無センサ36が粘着テープ10の存在
を確認すると、カッター装置39が作動してカッターヘ
ッド部42が下動して、切断位置より上流側で押さえ部
によりテープ材2を移動台12へ押さえ付けながら、高
圧用上下動シリンダ50及び低圧用上下動シリンダ52
を作動させてカッター刃40がカッティングマット23
上で粘着テープ層に進入してその両側でローラ57がテ
ープ材2に当接して押さえる。そして、走査用サーボモ
ータ47を駆動させてカッター刃40をテープ材2の幅
方向に走査させて、粘着テープ10のみを切断する。切
断後、カッター刃40を上方に退避させ、カッターヘッ
ド部42を上動させてから、走査用サーボモータ47を
逆転駆動させて待機位置へ戻す。
【0052】また、粘着テープ10が切断される際に、
図示しないフレームマガジン内に複数収納された基板7
3がプッシャー81により1枚ずつ切出され、基板チャ
ックっく83により基板ガイド82に沿って吸着位置ま
で搬送されている。
【0053】そして、移送用サーボモータ79を駆動し
て、移送部6が待機位置より吸着位置迄移動する。この
ときテープ吸着部62は切断された粘着テープ10に対
向配置されており、基板吸着部63は基板ガイド82の
吸着位置にある基板73に対向配置されている。次に吸
着用サーボモータ77を駆動して、移送部6を下動させ
て、テープ吸着部62により切断された粘着テープ10
を、基板吸着部63により基板73を各々吸着保持す
る。
【0054】このとき、巻取りリール13による台紙9
の巻取りと移動台用モータ30を駆動して移動台12を
剥離位置(図3の右側位置)へ移動することにより、切
断された粘着テープ10から台紙9が剥離しながら巻き
取られる。そして、移動台12が再度切断位置(図3の
左側位置)へ戻るとき、送りローラ14により次のテー
プ材2の移動台12への搬送が台紙9を巻取りながら行
われる。
【0055】移送部6は基板73及び粘着テープ10を
吸着保持したまま上動して、移送用サーボモータ79を
逆転駆動して貼付ステージ5上の移送位置へ移送する。
貼付ステージ5のリング搭載部98にはすでにウエハリ
ング85が搭載されており、この貼付ステージ5上の基
板搭載部97に基板吸着部63が対向配置された位置
で、吸着用サーボモータ77を駆動して基板吸着部63
を下動させて吸着保持した基板73を基板搭載部97に
搭載する。この基板73の受け渡しは、基準ガイドピン
74と合わせガイドピン75を基板搭載部97の挿入穴
97aに挿入しながら行われ、基板吸着部63の吸着動
作を停止し、基板搭載部97の吸着動作を開始すること
で確実に受け渡しが行われる(図14参照)。
【0056】次に、移送部6を上動させて、移送用サー
ボモータ79を駆動してテープ吸着部62を貼付ステー
ジ5上の移送位置へ移送する。そして、吸着用サーボモ
ータ77を駆動してテープ吸着部62を下動させて貼付
ステージ5に搭載されたウエハリング85及び基板73
上に粘着テープ10を粘着させる。このとき、粘着テー
プ10はウエハリング85及び基板73(パッケージ部
123)上に粘着してはいるが、気泡が侵入し易い状態
になっている。貼付け後、移送部6は再度上動して移送
用サーボモータ79を駆動して次の基板73及び粘着テ
ープ10の吸着待機位置へ移動する。
【0057】次に、押圧部移動用モータ102を駆動さ
せて、押圧部7を貼付ステージ5上へ移動させる。そし
て、先ずリング押圧部106のリング押圧用シリンダ1
08を作動させて、リング押圧ローラ114をウエハリ
ング85に対して粘着テープ10の上から押圧しながら
従動回転させて気泡を逃して粘着テープ10をウエハリ
ング85に密着させると共に基板押圧部107の基板押
圧用シリンダ117を作動させて基板押圧ローラ121
を基板73に対して粘着テープ10の上から押圧しなが
ら回転させてパッケージ部123から気泡を逃して粘着
テープ10を密着させる。そして、リング押圧ローラ1
14がウエハリング85の押圧を終了し、基板押圧ロー
ラ121がパッケージ部123の押圧を終了すると、リ
ング押圧ローラ114及び基板押圧ローラ121を各々
上動させ、押圧部移動用モータ102を逆転駆動させ
て、押圧部7を一旦貼付ステージ5の上方から図10に
示す押圧待機位置側へ移動させる。
【0058】次に、リング搭載部98の位置決めチャッ
ク100を解除した後、ガイド用シリンダ95を作動さ
せてリングガイド90を上昇させ、貼付ステージ5に搭
載されたウエハリング85はリングガイド90によって
貼付ステージ5より上昇した位置で支持される。
【0059】次に、リング搬送部91の上下用シリンダ
93を作動させて係止ピン92を下動させ、押圧部移動
用モータ102を駆動させて、リング搬送部91を貼付
ステージ5に向かって移動させる。そして、係止ピン9
2はリングガイド90に支持されたウエハリング85の
端部に突き当たったまま(図15参照)、該ウエハリン
グ85はリングガイド90に沿ってリングマガジン84
へ搬送され、切出された元の位置へ収納される。
【0060】リング搬送部91は、リングガイド90の
途中の切出し位置まで戻って、次のウエハリング85の
切出しに備えて待機する。また、リングマガジン84
は、図示しないエレベーション機構によりウエハリング
1枚分だけ下降して、次のウエハリング85の切出しに
備える。
【0061】上記構成によれば、仕切り孔87が形成さ
れたウエハリング85を貼付けステージ5のリング搭載
部98に搭載し、仕切り孔位置に設けられた基板搭載部
97に基板73を搭載して、仕切り孔87を覆って粘着
テープ10を粘着させるので、基板サイズに応じて基板
73を粘着支持する粘着テープ10の無駄な使用を抑え
て歩留まりを向上させることができる。また、粘着テー
プ10が粘着されたウエハリング85及び基板73に、
押圧部7により粘着テープ10を押圧するので、粘着テ
ープ10とウエハリング85及び基板73との間に侵入
した気泡を逃して密着性を向上させることができ、粘着
不良によりダイシングの際に半導体装置が飛散するのを
防止できる。
【0062】以上、本発明の好適な実施例について種々
述べて来たが、本発明は上述の実施例に限定されるので
はなく、例えば、ウエハリング85の大きさは8インチ
のみならず6インチサイズや他のサイズでも適用でき
る。粘着テープ10や仕切り孔87の形状も矩形状に限
らず円形状や楕円形状など様々な形状が採用可能であ
り、粘着テープ10は長尺状に限らず短冊状であっても
良く、仕切り孔87の大きさも基板73のサイズに応じ
て任意に設計することが可能である。また、紫外線硬化
型の粘着テープ10も様々な材質のものが用いられ、カ
ッター装置39のカッター刃40も柱状ではなくライン
状のものを用いても良い等、発明の精神を逸脱しない範
囲で多くの改変を施し得るのはもちろんである。
【0063】
【発明の効果】請求項1記載のテープ貼付装置の構成に
よれば、リング孔に仕切りを有する仕切り孔が形成され
たウエハリングを貼付けステージ上に搭載し、仕切り孔
位置に基板を搭載して該仕切り孔を覆って粘着テープを
粘着させるので、基板を粘着支持する粘着テープの無駄
な使用を抑えて歩留まりを向上させることができる。ま
た、粘着テープが粘着されたウエハリング及び基板に、
押圧部により粘着テープを押圧するので、粘着テープと
ウエハリング及び基板との間に侵入した気泡を逃して密
着性を向上させることができ、粘着不良によりダイシン
グの際に半導体装置が飛散するのを防止できる。また、
請求項2の構成によれば、長尺状のテープ材を定量ずつ
送りながら粘着テープ部のみ切断して台紙と剥離しなが
ら供給でき、粘着テープの供給を効率的に行える。ま
た、請求項3の構成によれば、テープ材のうち粘着テー
プ層のみに精度良くカッター刃を進入させて粘着テープ
のみを確実に切断できる。また、請求項4の構成によれ
ば、切断された粘着テープと台紙との剥離が確実に行
え、しかも剥離させた台紙をたるむことなく巻き取るこ
とができる。また、請求項5の構成によれば、粘着テー
プのウエハリングへの押圧のみでは密着性が不十分にな
りがちな基板のパッケージ部への気泡の進入を有効に防
止でき、基板のダイシングを効率良く行える。また、請
求項6の構成によれば、押圧部とリング搬送部を一体化
することで、部品点数を削減して小型化を図り、製造コ
ストを低減することができる。また、請求項7のテープ
貼付方法によれば、貼付けステージ上にウエハリングと
基板とを位置合わせして搭載し、ウエハリングの仕切り
孔を覆って粘着テープを粘着させて基板を粘着支持する
ようにしたので、粘着テープを無駄なく使用しかつ効率
良く粘着させることができる。また、粘着テープが粘着
されたウエハリング及び基板を、該粘着テープを押圧し
て密着させるので、粘着テープとウエハリング及び基板
との間に侵入した気泡を逃して密着性を向上させること
ができ、粘着不良によりダイシングの際に半導体装置が
飛散するのを防止できる。また、請求項8の方法によれ
ば、粘着テープが粘着されたウエハリングとは別個に基
板のパッケージ部を押圧するので、パッケージ部の中央
部が樹脂硬化時等の反りによりへこんでいても、気泡を
逃して密着性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】テープ貼付装置の全体構成を示す正面説明図で
ある。
【図2】テープ材供給部及び移送部の概略構成を示す正
面説明図である。
【図3】移動台の構成を示す正面説明図である。
【図4】図3の移動台の上視図である。
【図5】移動台の駆動系の構成を示す説明図である。
【図6】カッター装置全体の正面図である。
【図7】図6のカッター装置の駆動部の左側面図であ
る。
【図8】移送部の正面図である。
【図9】移送部の駆動系を示す上視図である。
【図10】貼付ステージの周囲に設けられたリング供給
部、基板供給部及び押圧部の配置構成を示す平面図であ
る。
【図11】ウエハリングを収納したリングマガジンの説
明図である。
【図12】貼付ステージ及び押圧部の正面図である。
【図13】貼付ステージの拡大説明図である。
【図14】貼付ステージに載置されたウエハリング及び
基板に粘着テープが貼付けられた状態を示す平面図であ
る。
【図15】押圧部の構成を示す説明図である。
【図16】リング押圧部の正面図である。
【図17】基板押圧部の正面図である。
【図18】他例にかかるリング押圧部の正面図である。
【図19】図18のリング押圧部を右側面からみた拡大
図である。
【符号の説明】
1 テープ材供給部 2 テープ材 3 基板供給部 4 リング供給部 5 貼付ステージ 6 移送部 7 押圧部 8 テープ材送り部 9 台紙 10 粘着テープ 11 繰出しリール 12 移動台 13 巻取りリール 14 送りローラ 15、18 圧接ローラ 19 台紙送り用モータ 20 巻取り用モータ 21 ヘッド部上下動シリンダ 22、38 ガイドローラ 23 カッティングマット 24 移動台本体 25、130 ベース 26、46、62、109、 127 ガイドレール 27、28、32 プーリ 29、33 タイミングベルト 30 移動台用モータ 31 モータプーリ 34 移動台用位置センサ 35、48 センサ板 36 粘着テープ有無センサ 37 剥離ガイドロ−ラ 39 カッター装置 40 カッター刃 41 カッター支持アーム 42 カッターヘッド部 43 走査機構 44、105 取付板 45 キャリア板 47 走査用サーボモータ 49 フォトセンサ 50 高圧用上下動シリンダ 51 可動部 52 低圧用上下動シリンダ 53 カッター取付板 54 突設部 55 ストッパー部 56 ホルダー 57 ローラ 58 調整ねじ 59 カッター装置移動用モータ 60、103、131 カップリング 61、78、80、104 ボールネジ 62 テープ吸着部 63 基板吸着部 64 吸着フレーム 65 吸着ベース板 66 吊下げロッド 67 スプリング 68 エアー吸引路 69 吸着板 70 吸着部 71 アングル材 72 基板吸着ヘッド 73 基板 74 基準ガイドピン 75 合わせガイドピン 76 吸着パッド部 77 吸着用サーボモータ 79 移送用サーボモータ 81、86 プッシャー 82 基板ガイド 83 基板チャック 84 リングマガジン 85 ウエハリング 87 仕切り孔 88 仕切り 89 面取り部 90 リングガイド 91 リング搬送部 92 係止ピン 93 ピン上下用シリンダ 94 支持プレート 95 ガイド用シリンダ 96 支持ロッド 110、118 シリンダロッド 97 基板搭載部 98 リング搭載部 99 突き当てピン 100 位置決めチャック 101 可動プレート 102 押圧部移動用モータ 106 リング押圧部 107 基板押圧部 108 リング押圧用シリンダ 111 可動板 112、119 ローラ支持枠 113、120 ローラ軸 114 リング押圧ローラ 115、122 ベアリング軸受 116 取付ブロック 117 基板押圧用シリンダ 121 基板押圧ローラ 123 パッケージ部 124 保持板 125 アングル材 126 支持板 128 押圧パッド保持板 129 押圧パッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉迫 文崇 長野県埴科郡戸倉町大字上徳間90番地 ア ピックヤマダ株式会社内 Fターム(参考) 5F031 CA02 FA01 MA34 MA37

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台紙に粘着テープを重ね合わせてなる長
    尺状のテープ材を定量ずつ繰り出し、前記粘着テープの
    みを所定長に切断して前記台紙と分離して供給するテー
    プ材供給部と、 パッケージ部を有する基板が複数収納されたフレームマ
    ガジンより、前記基板を1枚ずつ所定位置へ供給する基
    板供給部と、 リング孔に仕切りが形成されたウエハリングが複数収納
    されたリングマガジンより、前記ウエハリングを1枚ず
    つ貼付ステージへ供給するリング供給部と、 前記切断された粘着テープ及び前記フレームマガジンよ
    り供給された基板を保持して前記貼付ステージに供給さ
    れた前記ウエハリングに位置合わせして移送し、移送位
    置において、前記ウエハリングの仕切り孔を覆って前記
    粘着テープを粘着させると共に該粘着テープに前記基板
    を粘着させる移送部と、 前記貼付ステージに載置され、前記粘着テープが粘着さ
    れた前記ウエハリング及び前記基板に前記粘着テープを
    押圧して密着させる押圧部と、 前記粘着テープに前記基板が粘着支持された前記ウエハ
    リングを再度前記リングマガジンへ収納する収納部と、 を備えたことを特徴とするテープ貼付装置。
  2. 【請求項2】 前記テープ材供給部は、前記長尺状のテ
    ープ材を繰出しリールから定量ずつ送りながら前記台紙
    のみを巻取りリールへ巻き取るテープ材送り部と、前記
    繰出しリールから送り出された前記テープ材を切断位置
    で支持すると共に前記切断後の粘着テープより前記台紙
    のみを分離するよう移動可能な移動台と、前記移動台に
    支持された前記テープ材にカッターの刃先を定量的に進
    入させて該テープ材より前記粘着テープのみを切断する
    カッター装置とを具備していることを特徴とする請求項
    1記載のテープ貼付装置。
  3. 【請求項3】 前記カッター装置は、高圧用と低圧用の
    複数の上下動シリンダを備え、該複数の上下動シリンダ
    を作動させて前記カッターの刃先を前記テープ材に定量
    的に進入させると共に該カッター刃の両側に設けた回動
    自在に設けたローラを前記テープ材に当接させ、前記カ
    ッター刃を前記テープ材の幅方向に走査させて前記粘着
    テープのみを切断することを特徴とする請求項2記載の
    テープ貼付装置。
  4. 【請求項4】 前記切断された粘着テープが前記移送部
    により吸着保持されると、前記台紙を前記巻取りリール
    へ巻取りながら前記移動台を前記テープ材の送り方向と
    は逆方向に移動させて、前記台紙と前記粘着テープと分
    離させることを特徴とする請求項2記載のテープ貼付装
    置。
  5. 【請求項5】 前記押圧部はリング搭載部へ搭載された
    前記ウエハリングへ前記粘着テープを押圧して密着させ
    るリング押圧部と、前記基板搭載部に搭載された前記基
    板のパッケージ部へ前記粘着テープを押圧して密着させ
    る基板押圧部とを備えていることを特徴とする請求項
    1、2、3又は4記載のテープ貼付装置。
  6. 【請求項6】 前記押圧部には、前記リング供給部より
    供給された前記ウエハリングを前記貼付ステージ上へ送
    り出し、前記粘着テープにより前記基板が粘着支持され
    た前記ウエハリングを前記貼付ステージ上から前記リン
    グマガジンへ収納するリング搬送部が一体に設けられて
    いることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載
    のテープ貼付装置。
  7. 【請求項7】 リング孔に仕切りが形成されたウエハリ
    ングを貼付ステージ上へ搭載するウエハリング搭載工程
    と、 パッケージ部を有する基板を前記ウエハリングと位置合
    わせして前記貼付ステージ上へ搭載する基板搭載工程
    と、 前記ウエハリングの仕切り孔を覆って粘着テープを粘着
    させると共に該粘着テープに前記基板を粘着支持させる
    粘着テープ貼付け工程と、 前記粘着テープが粘着された前記ウエハリング及び前記
    基板に前記粘着テープを押圧して密着させる押圧工程
    と、 を有することを特徴とするテープ貼付方法。
  8. 【請求項8】 前記ウエハリング上面と前記基板のパッ
    ケージ部との間に僅かな隙間が形成されて前記貼付けス
    テージ上に搭載された該ウエハリング及びパッケージ部
    に前記粘着テープが貼付けられ、前記押圧工程におい
    て、前記粘着テープを前記ウエハリングに押圧して仕切
    り孔の周囲の仕切り枠に密着させ、更に前記粘着テープ
    を前記基板のパッケージ部に押圧して密着させることを
    特徴とする請求項7記載のテープ貼付方法。
JP34075099A 1999-11-30 1999-11-30 テープ貼付装置及びテープ貼付方法 Expired - Fee Related JP4331839B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34075099A JP4331839B2 (ja) 1999-11-30 1999-11-30 テープ貼付装置及びテープ貼付方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34075099A JP4331839B2 (ja) 1999-11-30 1999-11-30 テープ貼付装置及びテープ貼付方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001156160A true JP2001156160A (ja) 2001-06-08
JP4331839B2 JP4331839B2 (ja) 2009-09-16

Family

ID=18339954

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34075099A Expired - Fee Related JP4331839B2 (ja) 1999-11-30 1999-11-30 テープ貼付装置及びテープ貼付方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4331839B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005314100A (ja) * 2004-05-26 2005-11-10 Lintec Corp 貼付装置
CN1294638C (zh) * 2004-03-18 2007-01-10 上海交通大学 气浮xy两坐标平面运动平台
JP2014007216A (ja) * 2012-06-22 2014-01-16 Lintec Corp シート貼付装置および貼付方法
JP2014017308A (ja) * 2012-07-06 2014-01-30 Lintec Corp シート貼付装置およびシート貼付方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1294638C (zh) * 2004-03-18 2007-01-10 上海交通大学 气浮xy两坐标平面运动平台
JP2005314100A (ja) * 2004-05-26 2005-11-10 Lintec Corp 貼付装置
JP2014007216A (ja) * 2012-06-22 2014-01-16 Lintec Corp シート貼付装置および貼付方法
JP2014017308A (ja) * 2012-07-06 2014-01-30 Lintec Corp シート貼付装置およびシート貼付方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4331839B2 (ja) 2009-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3560823B2 (ja) ウェハ転写装置
JP6234161B2 (ja) 粘着テープ貼着装置
JP5431053B2 (ja) 粘着テープ貼付け方法および粘着テープ貼付け装置
JP2003234392A (ja) 半導体ウエハ搬送方法およびこれを用いた半導体ウエハ搬送装置
JP2008172159A (ja) 粘着テープ貼付け方法およびこれを用いた粘着テープ貼付け装置
TW200527526A (en) Protective tape joining method and apparatus using the same as well as protective tape separating method and apparatus using the same
JP4953738B2 (ja) 粘着テープ切断方法およびこれを用いた粘着テープ貼付け装置
JP6695173B2 (ja) 基板転写方法および基板転写装置
JP2012216606A (ja) 基板転写方法および基板転写装置
JP2012028591A (ja) 基板へのシート貼付装置
CN114284171A (zh) 加工装置
CN110892519A (zh) 输送装置、基板处理系统、输送方法以及基板处理方法
JP4549172B2 (ja) ウエハマウント方法およびこれを用いたウエハマウント装置
KR101497639B1 (ko) 시트 첩부 장치 및 첩부 방법
JPS644904B2 (ja)
JP2001156160A (ja) テープ貼付装置及びテープ貼付方法
CN110911333B (zh) 带粘贴装置
JP6500170B2 (ja) 基板への接着テープ貼り付け装置及び貼り付け方法
JP3618080B2 (ja) ダイボンディングシート貼着装置およびダイボンディングシートの貼着方法
JP4417824B2 (ja) フィルム貼着装置およびフィルム貼着方法
JP2004304133A (ja) ウェハ処理装置
JPH02142156A (ja) ウエハートレーのテープ貼着装置
JP2006264906A (ja) テープ貼込装置
JP2019075509A (ja) 接着シート処理方法および接着シート処理装置
JP2005015160A (ja) シート剥離装置及び剥離方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060928

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090325

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090407

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090520

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090616

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090619

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120626

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120626

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees