JP2001156134A - 半導体装置の検査方法及び検査装置 - Google Patents

半導体装置の検査方法及び検査装置

Info

Publication number
JP2001156134A
JP2001156134A JP33568099A JP33568099A JP2001156134A JP 2001156134 A JP2001156134 A JP 2001156134A JP 33568099 A JP33568099 A JP 33568099A JP 33568099 A JP33568099 A JP 33568099A JP 2001156134 A JP2001156134 A JP 2001156134A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inspection
area
unit
semiconductor device
holes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33568099A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyoshi Sawai
宏悦 澤井
Masahiko Ikeno
昌彦 池野
Toshiharu Katayama
俊治 片山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP33568099A priority Critical patent/JP2001156134A/ja
Priority to US09/567,029 priority patent/US6636824B1/en
Priority to DE10030145A priority patent/DE10030145A1/de
Publication of JP2001156134A publication Critical patent/JP2001156134A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/302Contactless testing
    • G01R31/305Contactless testing using electron beams
    • G01R31/307Contactless testing using electron beams of integrated circuits
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L22/00Testing or measuring during manufacture or treatment; Reliability measurements, i.e. testing of parts without further processing to modify the parts as such; Structural arrangements therefor
    • H01L22/10Measuring as part of the manufacturing process
    • H01L22/12Measuring as part of the manufacturing process for structural parameters, e.g. thickness, line width, refractive index, temperature, warp, bond strength, defects, optical inspection, electrical measurement of structural dimensions, metallurgic measurement of diffusions
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
  • Length-Measuring Devices Using Wave Or Particle Radiation (AREA)
  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 検査の所要時間が短く信頼性も高い、しかも
欠陥検査装置を用いない簡易な構成の、半導体装置の検
査方法及び検査装置を得る。 【解決手段】 半導体装置の検査装置は、ウェハステー
ジ2と、ステージ駆動部3と、荷電粒子ビーム照射部4
と、電子光学系11と、二次電子検出部5と、増幅器7
と、二次電子強度比較部8と、二次電子強度比較部8の
出力に接続されたデータベース9と、データベース9の
出力に接続されたPC10と、データベース9の出力及
びPC10の出力にそれぞれ接続され、自身の出力がス
テージ駆動部3、荷電粒子ビーム照射部4、及び荷電粒
子ビーム制御部12にそれぞれ接続された主制御部6と
を備えている。データベース9には、コンタクトホール
16の開口不良が発生する可能性の高い、複数の半導体
ウェハ1における各m個の検査領域15に関する検査結
果及び検査アドレスが蓄積されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体装置の検査
方法及び検査装置に関するものであり、特に、荷電粒子
ビームの照射により得られる二次電子像を観察すること
により、半導体ウェハに形成されたコンタクトホールの
開口不良の発生の有無を検査する半導体装置の検査方法
及び検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体ウェハに形成されたコ
ンタクトホールの開口/非開口を検査する方法として二
つの方法が用いられている。その一つを図16に概念的
に示す。欠陥検査装置100と荷電粒子ビーム装置10
1とを用いて、まず欠陥検査装置100を用いて検査を
行う。その後、荷電粒子ビーム装置101が欠陥検査装
置100から欠陥検査データD100を入力し、開口不
良が発生していると思われるコンタクトホールを観察す
る。
【0003】他の一つは、CD−SEM等を用いてコン
タクトホールのホール径を測長することにより、そのコ
ンタクトホールの開口/非開口を判断するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の上記一
つの検査方法では、欠陥検査装置の存在が不可欠である
ため装置が全体的に大規模となり、しかも、欠陥検査装
置による欠陥検査と荷電粒子ビーム装置による欠陥箇所
の観察とを個別に行うため、検査に長時間を要するとい
う問題があった。
【0005】また、従来の上記他の一つの検査方法で
は、コンタクトホールが実際に開口しているのか否かを
直接的に検査するのではなく、ホール径の測長のみによ
ってコンタクトホールの開口/非開口を判断するため、
上記一つの検査方法と比較すると検査の信頼性が低いと
いう問題があった。
【0006】本発明はかかる問題を解決するために成さ
れたものであり、半導体ウェハに形成されたコンタクト
ホールの開口/非開口を検査するにあたり、欠陥検査装
置を用いない簡易な構成の、しかも検査の所要時間が短
く信頼性も高い半導体装置の検査方法及び検査装置を得
ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明のうち請求項1
に記載の半導体装置の検査方法は、複数のホールが形成
された半導体ウェハをステージ上に載置し、半導体ウェ
ハのウェハ面を複数の領域に区画して得られる小領域を
検査領域単位として、荷電粒子照射部から検査領域に荷
電粒子を照射し、荷電粒子の照射により得られる二次電
子像を観察することにより、小領域内におけるホールの
開口不良の発生の有無を検査する半導体装置の検査方法
であって、(a)ウェハ面内における他の小領域に比べ
て開口不良が発生しやすい特定小領域に関する位置デー
タを制御部に入力する工程と、(b)荷電粒子が特定小
領域に照射されるように、制御部が位置データに基づい
て荷電粒子照射部とステージとを相対的に移動し、特定
小領域について開口不良の発生の有無を検査する工程と
を備えるものである。
【0008】また、この発明のうち請求項2に記載の半
導体装置の検査方法は、請求項1に記載の半導体装置の
検査方法であって、工程(a)は、(a−1)半導体ウ
ェハの設計データを検査領域決定部に入力する工程と、
(a−2)検査領域決定部が設計データに基づいて特定
小領域を割り出す工程とを有することを特徴とするもの
である。
【0009】また、この発明のうち請求項3に記載の半
導体装置の検査方法は、請求項1に記載の半導体装置の
検査方法であって、工程(a)は、(a−1)半導体ウ
ェハと同一構成の他の半導体ウェハから得られたチップ
を用いて既に製造された複数の製品に関して求めた、ウ
ェハ面内における不良品発生分布を検査領域決定部に入
力する工程と、(b)検査領域決定部が不良品発生分布
に基づいて、不良品が発生しやすいウェハ面内における
特定領域を割り出し、特定領域に対応する小領域を特定
小領域として決定する工程とを有することを特徴とする
ものである。
【0010】また、この発明のうち請求項4に記載の半
導体装置の検査方法は、請求項1〜3のいずれか1つに
記載の半導体装置の検査方法であって、特定小領域は複
数であり、(c)検査方法の検査結果をデータベースに
蓄積しておく工程と、(d)制御部がデータベースを参
照することにより、複数の特定小領域の中から、複数の
半導体ウェハに関して開口不良の発生が重複する不良多
発領域を割り出す工程とをさらに備え、工程(b)にお
いては、不良多発領域についてのみ開口不良の発生の有
無が検査されることを特徴とするものである。
【0011】また、この発明のうち請求項5に記載の半
導体装置の検査方法は、複数のホールが形成された半導
体ウェハをステージ上に載置し、半導体ウェハのウェハ
面を複数の領域に区画して得られる小領域を検査領域単
位として、荷電粒子照射部から検査領域に荷電粒子を照
射し、荷電粒子の照射により得られる二次電子像を観察
することにより、小領域内におけるホールの開口不良の
発生の有無を検査する半導体装置の検査方法であって、
(a)検査方法の検査結果をデータベースに蓄積してお
く工程と、(b)制御部がデータベースを参照すること
により、複数の小領域の中から、複数の半導体ウェハに
関して開口不良の発生が重複する不良多発領域を割り出
す工程と、(c)検査対象たる半導体ウェハに関して、
荷電粒子が不良多発領域に照射されるように、制御部が
荷電粒子照射部とステージとを相対的に移動し、不良多
発領域について開口不良の発生の有無を検査する工程と
を備えるものである。
【0012】また、この発明のうち請求項6に記載の半
導体装置の検査方法は、請求項1〜5のいずれか1つに
記載の半導体装置の検査方法であって、複数のホールに
は、開口不良が発生していない場合であっても荷電粒子
の照射によりホールの表面から発生する二次電子の強度
が互いに異なる、第1群に属する複数のホール及び第2
群に属する複数のホールが含まれ、工程(b)は、(b
−1)特定小領域内に含まれる複数のホールを、第1群
に属するホール及び第2群に属するホールに分類する工
程と、(b−2)第1群に属するホールに関して開口不
良の発生の有無を検査する工程と、(b−3)工程(b
−2)とは別個に実行され、第2群に属するホールに関
して開口不良の発生の有無を検査する工程とを有するこ
とを特徴とするものである。
【0013】また、この発明のうち請求項7に記載の半
導体装置の検査装置は、複数のホールが形成された半導
体ウェハを載置するステージと、半導体ウェハのウェハ
面を複数の領域に区画して得られる小領域を検査領域単
位として、検査領域に荷電粒子を照射する荷電粒子照射
部と、荷電粒子の照射により得られる二次電子像を観察
することにより、小領域内におけるホールの開口不良の
発生の有無を判定する不良判定部とを備える半導体装置
の検査装置であって、半導体装置の検査装置はさらに、
ウェハ面内における他の小領域に比べて開口不良が発生
しやすい特定小領域に関する位置データに基づいて、荷
電粒子が特定小領域に照射されるように、荷電粒子照射
部とステージとを相対的に移動する制御部を備えるもの
である。
【0014】また、この発明のうち請求項8に記載の半
導体装置の検査装置は、請求項7に記載の半導体装置の
検査装置であって、半導体ウェハの設計データに基づい
て特定小領域を割り出す検査領域決定部をさらに備える
ことを特徴とするものである。
【0015】また、この発明のうち請求項9に記載の半
導体装置の検査装置は、請求項7に記載の半導体装置の
検査装置であって、半導体ウェハと同一構成の他の半導
体ウェハから得られたチップを用いて既に製造された複
数の製品に関して求めた、ウェハ面内における不良品発
生分布に基づいて、不良品が発生しやすいウェハ面内に
おける特定領域を割り出し、特定領域に対応する小領域
を特定小領域として決定する検査領域決定部をさらに備
えることを特徴とするものである。
【0016】また、この発明のうち請求項10に記載の
半導体装置の検査装置は、請求項7〜9のいずれか一つ
に記載の半導体装置の検査装置であって、検査装置を用
いた検査の結果が蓄積され、制御部が参照可能なデータ
ベースをさらに備えることを特徴とするものである。
【0017】また、この発明のうち請求項11に記載の
半導体装置の検査装置は、複数のホールが形成された半
導体ウェハを載置するステージと、半導体ウェハのウェ
ハ面を複数の領域に区画して得られる小領域を検査領域
単位として、検査領域に荷電粒子を照射する荷電粒子照
射部と、荷電粒子の照射により得られる二次電子像を観
察することにより、小領域内におけるホールの開口不良
の発生の有無を判定する不良判定部とを備える半導体装
置の検査装置であって、半導体装置の検査装置はさら
に、検査装置を用いた検査の結果が蓄積されたデータベ
ースと、データベースを参照することにより、複数の小
領域の中から、複数の半導体ウェハに関して開口不良の
発生が重複する不良多発領域を割り出し、検査対象たる
半導体ウェハに関して、荷電粒子が不良多発領域に照射
されるように、荷電粒子照射部と前記ステージとを相対
的に移動する制御部とを備えるものである。
【0018】また、この発明のうち請求項12に記載の
半導体装置の検査装置は、請求項7〜11のいずれか一
つに記載の半導体装置の検査装置であって、複数のホー
ルには、開口不良が発生していない場合であっても荷電
粒子の照射によりホールの表面から発生する二次電子の
強度が互いに異なる、第1群に属する複数のホール及び
第2群に属する複数のホールが含まれ、不良判定部は、
特定小領域内に含まれる複数のホールを、第1群に属す
るホール及び第2群に属するホールに分類するホール分
類部を有することを特徴とするものである。
【0019】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、本発明の
実施の形態1に係る半導体装置の検査装置の構成を示す
ブロック図である。図1に示すように本実施の形態1に
係る半導体装置の検査装置は、検査対象たる半導体ウェ
ハ1を載置する載置面を有するウェハステージ2と、ウ
ェハステージ2に接続されたステージ駆動部3と、ウェ
ハステージ2のウェハ載置面の上方に配置された、電子
銃等の荷電粒子ビーム照射部4と、荷電粒子ビーム照射
部4とウェハステージ2との間に配置された電子光学系
11と、電子光学系11に接続された荷電粒子ビーム制
御部12と、ウェハステージ2のウェハ載置面の近傍に
配置された二次電子検出部5と、二次電子検出部5の出
力に接続された増幅器7と、増幅器7の出力に接続され
た二次電子強度比較部8と、二次電子強度比較部8の出
力に接続されたデータベース9と、データベース9の出
力に接続されたパーソナルコンピュータ(PC)10
と、データベース9の出力及びPC10の出力にそれぞ
れ接続され、自身の出力がステージ駆動部3、荷電粒子
ビーム照射部4、及び荷電粒子ビーム制御部12にそれ
ぞれ接続された主制御部6とを備えている。
【0020】図2は、半導体ウェハ1のウェハ面を示す
上面図である。図1に示した半導体装置の検査装置は、
半導体ウェハ1のウェハ面を複数の領域に区画して得ら
れる小領域を検査領域15の一単位として、各検査領域
15ごとにコンタクトホールの開口/非開口を検査する
ものである。なお、一つの検査領域15の面積は、ウェ
ハ面を構成するチップの一つが占める面積よりも小さい
のが通常である。
【0021】図3は、一つの検査領域15を模式的に示
す上面図である。半導体ウェハ1内には多数のコンタク
トホール16が形成されており、各検査領域15内にも
複数のコンタクトホール16が形成されている。図3に
は、そのうちの2つのコンタクトホール16a,16b
のみを代表的に示している。コンタクトホール16a,
16bの内部はプラグ17a,17bによって充填され
ている。
【0022】図4は、図3に示した検査領域15の断面
構造を示す断面図である。半導体ウェハ1は、半導体基
板18と、半導体基板18の上面上に形成された層間絶
縁膜19とを備えている。コンタクトホール16a,1
6bは、ともに層間絶縁膜19の上面から底面方向に形
成されている。コンタクトホール16aの底面は半導体
基板18の上面に達しており、一方、コンタクトホール
16bの底面は半導体基板18の上面に達していない。
換言すれば、コンタクトホール16aは開口しており、
一方、コンタクトホール16bは開口しておらず開口不
良が発生している。
【0023】このような検査領域15に関して、図3に
示したようにコンタクトホール16a,16bに荷電粒
子ビームB1を照射してスキャンすると、電気容量の相
違に基づくホール表面の電位の差等に起因して、図5に
示すように、コンタクトホール16aが形成されている
部分から発生する二次電子B2の強度と、コンタクトホ
ール16bが形成されている部分から発生する二次電子
B2の強度との間に差が生じる。従って、かかる強度差
に起因する二次電子像の明暗を観察することにより、コ
ンタクトホール16の開口/非開口を検査することがで
きる。
【0024】以下、図1に示した半導体装置の検査装置
の動作について具体的に説明する。検査装置には、同一
工程を経て形成された同一品種の複数の半導体ウェハ
(即ち同一構成の半導体ウェハ)が順番に搬送され、各
半導体ウェハに関して順番に検査が行われる。図6は、
本実施の形態1に係る半導体装置の検査方法を説明する
ためのフローチャートである。まず、現在の検査対象た
る半導体ウェハ1(以下、便宜上「被検ウェハ1」とも
称する)を検査装置内に搬送し、ウェハステージ2のウ
ェハ載置面上の所定箇所にアライメントして載置した
後、検査を開始する(ステップSP11)。
【0025】次に検査装置は、被検ウェハ1に関する検
査が所定回数以上(以下、一例として10回目以上とす
る)の検査であるか、即ち、被検ウェハ1の検査を開始
するよりも前に、同一構成の9枚以上の半導体ウェハに
関する検査が既に完了しているか否かを判定する(ステ
ップSP12)。
【0026】ステップSP12における判定の結果が
「Yes」の場合、検査装置は、被検ウェハ1に関する
検査が10x(x:自然数)回目の検査であるかを判定
する(ステップSP13)。
【0027】ステップSP13における判定の結果が
「Yes」の場合、及び、ステップSP12における判
定の結果が「No」の場合、検査装置は、被検ウェハ1
のウェハ面内における複数の検査領域15の中から、検
査すべきm個の検査領域15を決定する(ステップSP
14)。m個の検査領域15は、オペレータがPC10
にデータD50として入力し、PC10から主制御部6
にデータD6として入力される。m個の検査領域15と
しては、オペレータが過去の検査結果等を参照しなが
ら、コンタクトホール16の開口不良の発生がプロセス
上予想される任意の箇所を指定する。例えば、コンタク
トホール16が密集して形成されている領域や、半導体
ウェハ1の周縁部等を指定する。
【0028】ステップSP14に引き続き、検査装置
は、荷電粒子ビームB1を照射して二次電子B2を検出
する(ステップSP16)。具体的には以下の通りであ
る。まず、主制御部6が、m個の検査領域15の一つが
荷電粒子ビーム照射部4の直下に位置するように、デー
タD6に基づいて制御信号S1を生成してステージ駆動
部3に入力する。ステージ駆動部3は制御信号S1に基
づいてウェハステージ2を駆動する。但し、ウェハステ
ージ2を駆動するのではなく、荷電粒子ビーム照射部4
を駆動する構成としてもよい。即ち、ウェハステージ2
と荷電粒子ビーム照射部4とを相対的に移動できればよ
い。その後、主制御部6は荷電粒子ビーム照射部4に制
御信号S2を入力し、荷電粒子ビーム照射部4は制御信
号S2に基づいて荷電粒子ビームB1を照射する。ま
た、これとともに主制御部6は荷電粒子ビーム制御部1
2に制御信号S3を入力し、荷電粒子ビーム制御部12
は制御信号S3に基づいて、電子光学系11によって荷
電粒子ビームB1の軌道を制御する。その後、二次電子
検出部5は、検査領域15への荷電粒子ビームB1の照
射により発生する二次電子B2を検出して、検査領域1
5の二次電子像を得る。
【0029】ステップSP16に引き続き、検査装置
は、コンタクトホール16の開口/非開口を判定する
(ステップSP17)。具体的には以下の通りである。
まず、増幅器7が、二次電子検出部5における二次電子
B2の検出結果D1を増幅して、その増幅結果D2を二
次電子強度比較部8に入力する。上記のように、開口し
ているコンタクトホール16aと非開口のコンタクトホ
ール16bとでは、荷電粒子ビームB1の照射により発
生する二次電子B2の強度に差が生じる。二次電子強度
比較部8は、二次電子像の明暗を数値化あるいは階調化
し、各コンタクトホール16に関してその数値及び階調
を相対的に比較することにより、検査領域15内に形成
されている各コンタクトホール16の開口/非開口を判
定する。
【0030】ステップSP17に引き続き、検査装置
は、検査領域15に関する検査結果と検査アドレスとを
対応付けて、データベース9に登録する(ステップSP
18)。また、ステップSP16において検査領域15
に関する検査画像を取得し、ステップSP18において
その検査画像を検査アドレスに対応付けてデータベース
9に登録してもよい。これらの情報は、被検ウェハ1の
他の検査領域15に関する検査あるいは他の半導体ウェ
ハ1に関する検査が実行されるたびにデータベース9に
登録・蓄積され、また、データD4としてPC10を介
して検査装置外部に取り出すことが可能である。
【0031】ステップSP13における判断の結果が
「No」の場合、検査装置は、m個の検査領域15の中
から、検査すべきn(<m)個の検査領域15を決定す
る(ステップSP15)。具体的には以下の通りであ
る。まず、主制御部6が、データベース9に蓄積されて
いる情報(特に検査結果及び検査アドレス)をデータD
5として読み出す。このときデータベース9には、少な
くとも9枚の半導体ウェハ1における各m個の検査領域
15に関する検査結果及び検査アドレスが蓄積されてい
る。主制御部6は、これらの情報を参照して、m個の検
査領域15の中から、上記少なくとも9枚の半導体ウェ
ハ1に関してコンタクトホール16の開口不良の発生が
重複する度合いの高い(即ち不良が多発している)、上
位n個の検査領域15を割り出す。そして、ステップS
P15の終了後はステップSP16に続き、n個の検査
領域15に関して、上記と同様の検査及びデータベース
9への情報の蓄積が行われる。
【0032】なお、図1に示した構成からデータベース
9を取り除き、図6に示したフローチャートにおけるス
テップSP12,SP13,SP15を省略することも
できる。このことは、後述する実施の形態2〜4につい
ても同様である。この場合、ステップSP11に引き続
いてステップSP14が実行されることになる。
【0033】また、図1に示した構成からPC10を取
り除き、図6に示したフローチャートにおけるステップ
SP14を省略することもできる。この場合、ステップ
SP13における判定の結果が「Yes」のときは、被
検ウェハ1のウェハ面内における全ての検査領域15に
ついての検査が行われることになる。
【0034】このように本実施の形態1に係る半導体装
置の検査方法及び検査装置によれば、欠陥検査装置を用
いる従来の半導体装置の検査装置及び検査方法と比較す
ると、装置構成の簡略化を図ることができるとともに、
検査の所要時間の短縮化を図ることができる。また、ホ
ール径の測長のみによってコンタクトホールの開口/非
開口を判断する従来の他の半導体装置の検査方法と比較
すると、検査の信頼性を高めることができる。さらに、
ウェハ面内における全ての検査領域に関して検査を行う
のではないため、全ての検査領域に関して検査を行う場
合と比較すると、検査所用時間の短縮化を図ることがで
きる。しかも、コンタクトホールの開口不良の発生が予
想される特定のm個の検査領域に関しての検査は行われ
るため、開口不良の発生を効率良く検出することができ
る。
【0035】また、所定枚数以上の半導体ウェハに関す
る検査が終了して、各m個の検査領域に関する検査結果
及び検査アドレスがデータベースにある程度蓄積された
後は、m個全ての検査領域を検査するのではなく、複数
の半導体ウェハに関してコンタクトホールの開口不良の
発生が重複する度合いの高い、上位n個の検査領域につ
いてのみ検査を行う。従って、検査の所用時間をさらに
短縮することができ、検査の効率をさらに高めることが
できる。
【0036】実施の形態2.図7は、本発明の実施の形
態2に係る半導体装置の検査装置の構成を示すブロック
図である。図7に示すように本実施の形態2に係る半導
体装置の検査装置は、図1に示した上記実施の形態1に
係る半導体装置の検査装置を基礎として、主制御部6の
入力に接続された出力を有する検査アドレス決定部20
と、検査アドレス決定部20の入力に接続された出力を
有するCADデータ記憶部21とをさらに備えたもので
ある。CADデータ記憶部21には、半導体ウェハ1の
設計データであるCADデータD10が予め格納されて
いる。
【0037】上記実施の形態1に係る半導体装置の検査
方法では、m個の検査領域15は、ステップSP14に
おいてオペレータがPC10を介して主制御部6に教示
した。これに対し、本実施の形態2に係る半導体装置の
検査方法では、このステップSP14の代わりに、以下
の方法によりm個の検査領域15を決定する。
【0038】図8は、本実施の形態2に係る半導体装置
の検査方法において、m個の検査領域15の決定方法を
説明するためのフローチャートである。まず、検査アド
レス決定部20が、CADデータ記憶部21からCAD
データD10を読み出す(ステップSP21)。次に、
検査アドレス決定部20は、読み出したCADデータD
10の中からコンタクトホール16の形成部分を抽出す
る(ステップSP22)。
【0039】次に、検査アドレス決定部20は、ステッ
プSP22で得られた情報を参照して、構造的にコンタ
クトホール16の開口不良が発生しやすい箇所を選定す
る。具体的には以下の通りである。まず、検査アドレス
決定部20は、ウェハ面内における複数の検査領域15
の中から、ホール径が小さいコンタクトホール16が形
成されている順に、m1個の検査領域15を抽出する
(ステップSP23)。次に、検査アドレス決定部20
は、ウェハ面内における複数の検査領域15の中から、
コンタクトホール16が密集して形成されている順に、
m2個の検査領域15を抽出する(ステップSP2
4)。コンタクトホール16の密集の度合いは、単位面
積内に形成されているコンタクトホール16の個数を計
数することにより知ることができる。次に、検査アドレ
ス決定部20は、ウェハ面内における複数の検査領域1
5の中から、ホール深さが深いコンタクトホール16が
形成されている順に、m3個の検査領域15を抽出する
(ステップSP25)。
【0040】ステップSP25に引き続き、検査アドレ
ス決定部20は、m1+m2+m3=mの関係を満足す
るようにm1、m2、m3の各値を調整することによ
り、m個の検査領域15を決定する(ステップSP2
6)。そして、検査アドレス決定部20は、以上のよう
にして決定したm個の検査領域15の各アドレスデータ
A1を、主制御部6に入力する。
【0041】このように本実施の形態2に係る半導体装
置の検査方法及び検査装置によると、検査すべきm個の
検査領域を決定するにあたり、オペレータが検査装置に
教示するのではなく、検査対象である半導体ウェハの設
計データに基づいて検査装置が自動的にm個の検査領域
を割り出す。従って、検査の自動化を図ることができる
とともに、検査精度の均一化を図ることもできる。
【0042】実施の形態3.図9は、本発明の実施の形
態3に係る半導体装置の検査装置の構成を示すブロック
図である。図9に示すように本実施の形態3に係る半導
体装置の検査装置は、図1に示した上記実施の形態1に
係る半導体装置の検査装置を基礎として、主制御部6の
入力に接続された出力を有する検査アドレス決定部30
と、検査アドレス決定部30の入力に接続された出力を
有するFBM(Fail Bit Map)データ記憶部31とをさ
らに備えたものである。FBMデータ記憶部31には、
被検ウェハ1と同一構成の他の半導体ウェハから得られ
たチップを用いて既に製造された複数の製品に関して求
めた、ウェハ面内における不良品の発生分布を示す複数
のFBMデータD11が予め格納されている。例えば、
最新の10個のFBMに関するFBMデータD11が格
納されている。
【0043】図10,11は、2つの異なるFBM32
a,32bを例示する図である。FBM32a,32b
には、半導体ウェハ1のウェハ面内におけるチップ配列
と同配列の複数の仮想チップ33が描かれている。そし
て、配線の接触不良等、コンタクトホールの開口不良が
原因で不良品を発生させたと考えられるチップに対応す
る仮想チップ33は、不良チップ34として他の仮想チ
ップ33と区別可能に表示されている。例えばFBM3
2aには不良チップ34として3個の不良チップ34
a,34b,34cが表示されており、FBM32bに
は不良チップ34として3個の不良チップ34a,34
b,34dが表示されている。
【0044】上記実施の形態1に係る半導体装置の検査
方法では、m個の検査領域15は、ステップSP14に
おいてオペレータがPC10を介して主制御部6に教示
した。これに対し、本実施の形態3に係る半導体装置の
検査方法では、このステップSP14の代わりに、以下
の方法によりm個の検査領域15を決定する。
【0045】図12は、本実施の形態3に係る半導体装
置の検査方法において、m個の検査領域15の決定方法
を説明するためのフローチャートである。まず、検査ア
ドレス決定部30が、FBMデータ記憶部31に記憶さ
れている複数のFBMデータD11を読み出す(ステッ
プSP31)。次に、検査アドレス決定部30は、各F
BMデータD11について、不良チップ34のアドレス
を抽出する(ステップSP32)。
【0046】次に、検査アドレス決定部30は、各FB
M32に関してステップSP32で抽出されたアドレス
を参照することにより、複数の不良チップ34の中か
ら、複数のFBM32間で重複する度合いの高い順に1
又は複数の不良チップ34を割り出す。例えば図10,
11に示した例では、FBM32a,32b間で不良チ
ップ34a,34bは重複しており、不良チップ34
c,34dは重複していない。そして、検査アドレス決
定部30は、割り出した不良チップ34に対応するm個
の検査領域15を決定する(ステップSP33)。その
後、検査アドレス決定部30は、以上のようにして決定
したm個の検査領域15の各アドレスデータA2を、主
制御部6に入力する。
【0047】このように本実施の形態3に係る半導体装
置の検査方法及び検査装置によると、上記実施の形態2
に係る半導体装置の検査方法及び検査装置により得られ
る効果と同様の効果が得られることに加えて以下の効果
を有する。即ち、実際の製品に関して求められたFBM
を参照することにより、構造上の問題のみならずプロセ
ス上の問題も含めたトータルな不良発生要因を考慮し
て、m個の検査領域を決定することができる。
【0048】実施の形態4.図13は、ある検査領域1
5の構造を部分的に抜き出して示す断面図である。層間
絶縁膜19内には、第1層配線として配線42c,42
dが、第2層配線として配線42a,42bがそれぞれ
形成されている。配線42a〜42dはいずれも紙面に
垂直な方向に沿って延在している。層間絶縁膜19の上
面内には、内部がプラグ17a〜17dで充填されたコ
ンタクトホール16a〜16dが形成されており、コン
タクトホール16a〜16dはそれぞれ、配線42a〜
42dにつながっている。配線の幅、長さ、高さ等の構
造的要素は、配線42aと配線42bとでは同じであ
り、配線42cと配線42dとでも同じであり、配線4
2a,42bと配線42c,42dとでは互いに異なる
ものとする。また、配線42a〜42dの材質はいずれ
も同じであるものとする。従ってこの仮定によれば、配
線42a,42bがいずれも電気容量C1を有している
とすると、配線42c,42dはいずれも、電気容量C
1とは異なる電気容量C2を有していることになる。ま
た、図13には4個のコンタクトホール16a〜16d
しか現れていないが、この検査領域15には、紙面の奥
又は手前で配線42aにつながる、コンタクトホール1
6aと同一構造のコンタクトホールや、半導体基板18
につながるコンタクトホール(説明の便宜上、この順に
「第1のコンタクトホール」「第2のコンタクトホー
ル」と称す)等も形成されている。
【0049】ここで、図13に示した検査領域15に荷
電粒子ビームB1を照射した後に、コンタクトホール1
6b,16cが形成されている部分の二次電子像を観察
する場合について考える。上記のように、配線42bは
電気容量C1を有しており、配線42cは電気容量C2
を有している。このように配線42b,42cの電気容
量が互いに異なるため、荷電粒子ビームB1を照射した
後のコンタクトホール16b,16cのホール表面の電
位も互いに異なり、その結果、ホール表面から放出され
る二次電子B2の強度も互いに異なるものとなる。その
ため、図13に示すようにコンタクトホール16b,1
6cにはいずれも開口不良が発生していないにも拘わら
ず、二次電子強度の差により、コンタクトホール16
b,16cのいずれか一方に開口不良が生じていると判
断されてしまう。本実施の形態4では、かかる誤検査を
回避し得る半導体装置の検査方法及び検査装置を提案す
る。
【0050】図14は、本発明の実施の形態4に係る半
導体装置の検査装置の構成を示すブロック図である。図
14に示すように本実施の形態4に係る半導体装置の検
査装置は、図1に示した上記実施の形態1に係る半導体
装置の検査装置を基礎として、二次電子強度比較部8の
入力に接続された出力を有する検査分類部40と、検査
分類部40の入力に接続された出力を有するCADデー
タ記憶部41とをさらに備えたものである。CADデー
タ記憶部41には、半導体ウェハ1の設計データである
CADデータD12が予め格納されている。
【0051】図15は、本実施の形態4に係る半導体装
置の検査方法において、二次電子強度比較部8によるコ
ンタクトホール16の開口/非開口の判定方法を説明す
るためのフローチャートである。まず、二次電子強度比
較部8が検査画像を取り込む(ステップSP41)。具
体的には、増幅器7から二次電子強度比較部8に増幅結
果D2を入力する。次に、検査分類部40が、主制御部
6から入力される制御信号S6に基づいて、CADデー
タ記憶部41に記憶されているCADデータD12の中
から、上記検査画像と同じ位置のCADデータ(即ち、
現在の検査領域15に対応する部分のCADデータ)を
読み出す(ステップSP42)。
【0052】次に、検査分類部40は、ステップSP4
2で読み出したCADデータD12内に含まれる複数の
コンタクトホール16を、つながっている箇所の電気容
量が等しいコンタクトホール16ごとに複数の群に分類
する。具体的には、以下のステップSP43〜SP46
に示す通りである。まず、検査分類部40は、ステップ
SP42で読み出したCADデータD12の中から、2
個のコンタクトホール16を任意に抽出する(ステップ
SP43)。
【0053】次に、検査分類部40は、ステップSP4
2で読み出したCADデータD12を参照して、ステッ
プSP43で抽出した2個のコンタクトホール16がそ
れぞれつながっている箇所が、いずれも同じであるか否
かを判定する(ステップSP44)。例えば、ステップ
SP43において検査分類部40が図13に示したコン
タクトホール16a及び上記第1のコンタクトホールを
抽出したとする。この場合、両コンタクトホールはとも
に配線42aにつながっているため、ステップSP44
における検査分類部40の判定の結果は「Yes」とな
る。一方、ステップSP43において検査分類部40が
図13に示したコンタクトホール16a及び上記第2の
コンタクトホールを抽出したとする。この場合、コンタ
クトホール16aが配線42aにつながっているのに対
して、上記第2のコンタクトホールは半導体基板18に
つながっている。従って、ステップSP44における検
査分類部40の判定の結果は「No」となる。
【0054】ステップSP44における判定の結果が
「No」である場合、検査分類部40は、ステップSP
42で読み出したCADデータD12を参照して、各コ
ンタクトホール16がつながっている箇所の構造的要素
(その箇所が配線42であれば長さ、幅、高さ等)が同
じであるか否かを判定する(ステップSP45)。例え
ば、ステップSP43において検査分類部40が図13
に示したコンタクトホール16a,16bを抽出したと
する。この場合、コンタクトホール16a,16bがそ
れぞれつながっている配線42a,42bは互いに構造
的要素が同じであるため、ステップSP45における検
査分類部40の判定の結果は「Yes」となる。一方、
ステップSP43において検査分類部40が図13に示
したコンタクトホール16a,16cを抽出したとす
る。この場合、コンタクトホール16a,16cがそれ
ぞれつながっている配線42a,42cは互いに構造的
要素が異なるため、ステップSP45における検査分類
部40の判定の結果は「No」となる。
【0055】ステップSP45における判定の結果が
「Yes」である場合、検査分類部40は、ステップS
P42で読み出したCADデータD12を参照して、各
コンタクトホール16がつながっている配線42の材質
が同じであるか否かを判定する(ステップSP46)。
例えば、ステップSP43において検査分類部40が図
13に示したコンタクトホール16c,16dを抽出し
たとする。この場合、コンタクトホール16c,16d
がそれぞれつながっている配線42c,42dの材質は
同じであるため、ステップSP46における検査分類部
40の判定の結果は「Yes」となる。
【0056】ステップSP44における判定の結果が
「Yes」である場合、及びステップSP46における
判定の結果が「Yes」である場合は、ステップSP4
3において抽出した2個のコンタクトホール16につな
がっている箇所の電気容量がいずれも等しいことにな
る。一方、ステップSP45,SP46における判定の
結果が「No」である場合は、ステップSP43におい
て抽出した2個のコンタクトホール16につながってい
る箇所の電気容量が互いに異なることになる。この場合
はステップSP43に戻り、他の2個のコンタクトホー
ル16を抽出し直して上記動作を繰り返す。
【0057】検査分類部40は、ステップSP42で読
み出したCADデータD12内に含まれる全てのコンタ
クトホール16が、つながっている箇所の電気容量に応
じていずれかの群に分類されるまで、上記ステップSP
43〜SP46の動作を繰り返し実行する。検査分類部
40によって作成されたコンタクトホール16の分類結
果は、データA3として二次電子強度比較部8に入力さ
れる。
【0058】二次電子強度比較部8は、増幅器7から入
力された増幅結果D2に含まれる全てのコンタクトホー
ル16について、データA3に基づいて、同じ群に属す
るコンタクトホール16ごとに二次電子B2の強度を比
較し(ステップSP47)、コンタクトホール16の開
口/非開口を判定する(ステップSP48)。
【0059】このように本実施の形態4に係る半導体装
置の検査方法及び検査装置によると、二次電子強度比較
部は、検査分類部の分類結果に基づいて、つながってい
る箇所の電気容量が互いに等しいコンタクトホールごと
に、開口/非開口を判定する。従って、つながっている
箇所の電気容量の相違に起因する上記誤検査を回避する
ことができ、検査精度を向上することができる。
【0060】
【発明の効果】この発明のうち請求項1に係るものによ
れば、欠陥検査装置を用いる従来の半導体装置の検査方
法と比較すると、検査の所要時間の短縮化を図ることが
できる。また、ホール径の測長のみによってコンタクト
ホールの開口/非開口を判断する従来の他の半導体装置
の検査方法と比較すると、検査の信頼性を高めることが
できる。さらに、ウェハ面内における全ての検査領域に
関して検査を行うのではないため、全ての検査領域に関
して検査を行う検査方法と比較すると、検査所用時間の
短縮化を図ることができる。しかも、コンタクトホール
の開口不良が発生する可能性の高い特定小領域に関して
の検査は行われるため、開口不良の発生を効率良く検出
することができる。
【0061】また、この発明のうち請求項2に係るもの
によれば、検査すべき特定小領域を決定するにあたり、
オペレータが教示するのではなく、検査対象である半導
体ウェハの設計データに基づいて検査領域決定部が自動
的に特定小領域を割り出す。従って、検査の自動化を図
ることができるとともに、検査精度の均一化を図ること
もできる。
【0062】また、この発明のうち請求項3に係るもの
によれば、検査すべき特定小領域を決定するにあたり、
オペレータが教示するのではなく、不良品発生分布に基
づいて検査領域決定部が自動的に特定小領域を決定す
る。従って、検査の自動化を図ることができるととも
に、検査精度の均一化を図ることもできる。しかも、実
際の製品に関して求められた不良品発生分布を参照する
ことにより、構造上の問題のみならずプロセス上の問題
も含めたトータルな不良発生要因を考慮して、特定小領
域を決定することができる。
【0063】また、この発明のうち請求項4に係るもの
によれば、複数の半導体ウェハに関する検査が終了し
て、各特定小領域に関する検査結果がデータベースに蓄
積された後は、全ての特定小領域を検査するのではな
く、複数の半導体ウェハに関して開口不良の発生が重複
する不良多発領域についてのみ検査を行う。従って、検
査の所用時間をさらに短縮することができ、検査の効率
をさらに高めることができる。
【0064】また、この発明のうち請求項5に係るもの
によれば、複数の半導体ウェハに関する検査が終了し
て、その検査結果がデータベースに蓄積された後は、全
ての検査領域を検査するのではなく、複数の半導体ウェ
ハに関して開口不良の発生が重複する不良多発領域につ
いてのみ検査を行う。従って、検査の所用時間を短縮で
きるとともに、検査の効率を高めることができる。
【0065】また、この発明のうち請求項6に係るもの
によれば、つながっている箇所の電気容量が等しいホー
ルごとに検査を行うことができるため、電気容量の差に
起因する誤検査を回避することができる。
【0066】また、この発明のうち請求項7に係るもの
によれば、欠陥検査装置を用いる従来の半導体装置の検
査装置と比較すると、装置構成の簡略化を図ることがで
きるとともに、検査の所要時間の短縮化を図ることがで
きる。また、ホール径の測長のみによってコンタクトホ
ールの開口/非開口を判断する従来の他の半導体装置の
検査方法と比較すると、検査の信頼性を高めることがで
きる。さらに、ウェハ面内における全ての検査領域に関
して検査を行うのではないため、全ての検査領域に関し
て検査を行う検査装置と比較すると、検査所用時間の短
縮化を図ることができる。しかも、コンタクトホールの
開口不良の発生が予想される特定小領域に関しての検査
は行われるため、開口不良の発生を効率良く検出するこ
とができる。
【0067】また、この発明のうち請求項8に係るもの
によれば、検査すべき特定小領域を決定するにあたり、
オペレータが教示するのではなく、検査対象である半導
体ウェハの設計データに基づいて検査領域決定部が自動
的に特定小領域を割り出す。従って、検査の自動化を図
ることができるとともに、検査精度の均一化を図ること
もできる。
【0068】また、この発明のうち請求項9に係るもの
によれば、検査すべき特定小領域を決定するにあたり、
オペレータが教示するのではなく、不良品発生分布に基
づいて検査領域決定部が自動的に特定小領域を決定す
る。従って、検査の自動化を図ることができるととも
に、検査精度の均一化を図ることもできる。しかも、検
査領域決定部が、実際の製品に関して求められた不良品
発生分布を参照することにより、構造上の問題のみなら
ずプロセス上の問題も含めたトータルな不良発生要因を
考慮して、特定小領域を決定することができる。
【0069】また、この発明のうち請求項10に係るも
のによれば、データベースを参照することにより、制御
部は、複数の特定小領域の中から、複数の半導体ウェハ
に関して開口不良の発生が重複する不良多発領域を割り
出すことができる。従って、複数の半導体ウェハに関す
る検査が終了して、その検査結果がデータベースに蓄積
された後は、全ての検査領域を検査するのではなく不良
多発領域についてのみ検査を行うことにより、検査の所
用時間を短縮できるとともに、検査の効率を高めること
ができる。
【0070】また、この発明のうち請求項11に係るも
のによれば、複数の半導体ウェハに関する検査が終了し
て、その検査結果がデータベースに蓄積された後は、全
ての検査領域を検査するのではなく不良多発領域につい
てのみ検査を行うため、検査の所用時間を短縮できると
ともに、検査の効率を高めることができる。
【0071】また、この発明のうち請求項12に係るも
のによれば、第1群に属するホールに関する検査と、第
2群に属するホールに関する検査とを別個に行うことが
でき、これにより、電気容量の差に起因する誤検査を回
避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の検
査装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 半導体ウェハのウェハ面を示す上面図であ
る。
【図3】 一つの検査領域を模式的に示す上面図であ
る。
【図4】 図3に示した検査領域の断面構造を示す断面
図である。
【図5】 コンタクトホールの開口/非開口に起因する
二次電子の強度差を示すグラフである。
【図6】 本実施の形態1に係る半導体装置の検査方法
を説明するためのフローチャートである。
【図7】 本発明の実施の形態2に係る半導体装置の検
査装置の構成を示すブロック図である。
【図8】 本実施の形態2に係る半導体装置の検査方法
において、m個の検査領域の決定方法を説明するための
フローチャートである。
【図9】 本発明の実施の形態3に係る半導体装置の検
査装置の構成を示すブロック図である。
【図10】 一のFBMを例示する図である。
【図11】 他のFBMを例示する図である。
【図12】 本実施の形態3に係る半導体装置の検査方
法において、m個の検査領域の決定方法を説明するため
のフローチャートである。
【図13】 ある検査領域の構造を部分的に抜き出して
示す断面図である。
【図14】 本発明の実施の形態4に係る半導体装置の
検査装置の構成を示すブロック図である。
【図15】 本実施の形態4に係る半導体装置の検査方
法において、二次電子強度比較部によるコンタクトホー
ルの開口/非開口の判定方法を説明するためのフローチ
ャートである。
【図16】 従来の半導体装置の検査装置を概念的に示
す図である。
【符号の説明】 1 半導体ウェハ、2 ウェハステージ、4 荷電粒子
照射部、5 二次電子検出部、6 主制御部、8 二次
電子強度比較部、9 データベース、10 PC、15
検査領域、16 コンタクトホール、20,30 検
査アドレス決定部、21,41 CADデータ記憶部、
31 FBMデータ記憶部、32 FBM、33 仮想
チップ、34 不良チップ、42 配線、40 検査分
類部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片山 俊治 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 2F067 AA54 AA62 BB04 CC17 EE10 GG08 HH06 JJ05 KK04 PP12 RR24 RR41 2G001 AA03 BA07 CA03 FA01 FA06 GA01 GA04 GA06 HA01 HA07 HA13 JA11 JA13 JA16 KA03 LA11 MA05 PA11 4M106 AA01 BA02 BA20 CA70 DH24 DH60 DJ02 DJ20 DJ21 5C001 AA03 CC04

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のホールが形成された半導体ウェハ
    をステージ上に載置し、前記半導体ウェハのウェハ面を
    複数の領域に区画して得られる小領域を検査領域単位と
    して、荷電粒子照射部から前記検査領域に荷電粒子を照
    射し、前記荷電粒子の照射により得られる二次電子像を
    観察することにより、前記小領域内における前記ホール
    の開口不良の発生の有無を検査する半導体装置の検査方
    法であって、 (a)前記ウェハ面内における他の前記小領域に比べて
    前記開口不良が発生しやすい特定小領域に関する位置デ
    ータを制御部に入力する工程と、 (b)前記荷電粒子が前記特定小領域に照射されるよう
    に、前記制御部が前記位置データに基づいて前記荷電粒
    子照射部と前記ステージとを相対的に移動し、前記特定
    小領域について前記開口不良の発生の有無を検査する工
    程とを備える、半導体装置の検査方法。
  2. 【請求項2】 前記工程(a)は、 (a−1)前記半導体ウェハの設計データを検査領域決
    定部に入力する工程と、 (a−2)前記検査領域決定部が前記設計データに基づ
    いて前記特定小領域を割り出す工程とを有する、請求項
    1に記載の半導体装置の検査方法。
  3. 【請求項3】 前記工程(a)は、 (a−1)前記半導体ウェハと同一構成の他の半導体ウ
    ェハから得られたチップを用いて既に製造された複数の
    製品に関して求めた、前記ウェハ面内における不良品発
    生分布を検査領域決定部に入力する工程と、 (b)前記検査領域決定部が前記不良品発生分布に基づ
    いて、前記不良品が発生しやすい前記ウェハ面内におけ
    る特定領域を割り出し、前記特定領域に対応する前記小
    領域を前記特定小領域として決定する工程とを有する、
    請求項1に記載の半導体装置の検査方法。
  4. 【請求項4】 前記特定小領域は複数であり、 (c)前記検査方法の検査結果をデータベースに蓄積し
    ておく工程と、 (d)前記制御部が前記データベースを参照することに
    より、複数の前記特定小領域の中から、前記複数の半導
    体ウェハに関して前記開口不良の発生が重複する不良多
    発領域を割り出す工程とをさらに備え、 前記工程(b)においては、前記不良多発領域について
    のみ前記開口不良の発生の有無が検査される、請求項1
    〜3のいずれか1つに記載の半導体装置の検査方法。
  5. 【請求項5】 複数のホールが形成された半導体ウェハ
    をステージ上に載置し、前記半導体ウェハのウェハ面を
    複数の領域に区画して得られる小領域を検査領域単位と
    して、荷電粒子照射部から前記検査領域に荷電粒子を照
    射し、前記荷電粒子の照射により得られる二次電子像を
    観察することにより、前記小領域内における前記ホール
    の開口不良の発生の有無を検査する半導体装置の検査方
    法であって、 (a)前記検査方法の検査結果をデータベースに蓄積し
    ておく工程と、 (b)制御部が前記データベースを参照することによ
    り、複数の前記小領域の中から、前記複数の半導体ウェ
    ハに関して前記開口不良の発生が重複する不良多発領域
    を割り出す工程と、 (c)検査対象たる前記半導体ウェハに関して、前記荷
    電粒子が前記不良多発領域に照射されるように、前記制
    御部が前記荷電粒子照射部と前記ステージとを相対的に
    移動し、前記不良多発領域について前記開口不良の発生
    の有無を検査する工程とを備える、半導体装置の検査方
    法。
  6. 【請求項6】 前記複数のホールには、前記開口不良が
    発生していない場合であっても前記荷電粒子の照射によ
    り前記ホールの表面から発生する前記二次電子の強度が
    互いに異なる、第1群に属する複数の前記ホール及び第
    2群に属する複数の前記ホールが含まれ、 前記工程(b)は、 (b−1)前記特定小領域内に含まれる前記複数のホー
    ルを、前記第1群に属する前記ホール及び前記第2群に
    属する前記ホールに分類する工程と、 (b−2)前記第1群に属する前記ホールに関して前記
    開口不良の発生の有無を検査する工程と、 (b−3)前記工程(b−2)とは別個に実行され、前
    記第2群に属する前記ホールに関して前記開口不良の発
    生の有無を検査する工程とを有する、請求項1〜5のい
    ずれか1つに記載の半導体装置の検査方法。
  7. 【請求項7】 複数のホールが形成された半導体ウェハ
    を載置するステージと、前記半導体ウェハのウェハ面を
    複数の領域に区画して得られる小領域を検査領域単位と
    して、前記検査領域に荷電粒子を照射する荷電粒子照射
    部と、前記荷電粒子の照射により得られる二次電子像を
    観察することにより、前記小領域内における前記ホール
    の開口不良の発生の有無を判定する不良判定部とを備え
    る半導体装置の検査装置であって、 前記半導体装置の検査装置はさらに、前記ウェハ面内に
    おける他の前記小領域に比べて前記開口不良が発生しや
    すい特定小領域に関する位置データに基づいて、前記荷
    電粒子が前記特定小領域に照射されるように、前記荷電
    粒子照射部と前記ステージとを相対的に移動する制御部
    を備える、半導体装置の検査装置。
  8. 【請求項8】 前記半導体ウェハの設計データに基づい
    て前記特定小領域を割り出す検査領域決定部をさらに備
    える、請求項7に記載の半導体装置の検査装置。
  9. 【請求項9】 前記半導体ウェハと同一構成の他の半導
    体ウェハから得られたチップを用いて既に製造された複
    数の製品に関して求めた、前記ウェハ面内における不良
    品発生分布に基づいて、前記不良品が発生しやすい前記
    ウェハ面内における特定領域を割り出し、前記特定領域
    に対応する前記小領域を前記特定小領域として決定する
    検査領域決定部をさらに備える、請求項7に記載の半導
    体装置の検査装置。
  10. 【請求項10】 前記検査装置を用いた検査の結果が蓄
    積され、前記制御部が参照可能なデータベースをさらに
    備える、請求項7〜9のいずれか一つに記載の半導体装
    置の検査装置。
  11. 【請求項11】 複数のホールが形成された半導体ウェ
    ハを載置するステージと、前記半導体ウェハのウェハ面
    を複数の領域に区画して得られる小領域を検査領域単位
    として、前記検査領域に荷電粒子を照射する荷電粒子照
    射部と、前記荷電粒子の照射により得られる二次電子像
    を観察することにより、前記小領域内における前記ホー
    ルの開口不良の発生の有無を判定する不良判定部とを備
    える半導体装置の検査装置であって、 前記半導体装置の検査装置はさらに、 前記検査装置を用いた検査の結果が蓄積されたデータベ
    ースと、 前記データベースを参照することにより、複数の前記小
    領域の中から、前記複数の半導体ウェハに関して前記開
    口不良の発生が重複する不良多発領域を割り出し、検査
    対象たる前記半導体ウェハに関して、前記荷電粒子が前
    記不良多発領域に照射されるように、前記荷電粒子照射
    部と前記ステージとを相対的に移動する制御部とを備え
    る、半導体装置の検査装置。
  12. 【請求項12】 前記複数のホールには、前記開口不良
    が発生していない場合であっても前記荷電粒子の照射に
    より前記ホールの表面から発生する前記二次電子の強度
    が互いに異なる、第1群に属する複数の前記ホール及び
    第2群に属する複数の前記ホールが含まれ、 前記不良判定部は、前記特定小領域内に含まれる前記複
    数のホールを、前記第1群に属する前記ホール及び前記
    第2群に属する前記ホールに分類するホール分類部を有
    する、請求項7〜11のいずれか一つに記載の半導体装
    置の検査装置。
JP33568099A 1999-11-26 1999-11-26 半導体装置の検査方法及び検査装置 Pending JP2001156134A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33568099A JP2001156134A (ja) 1999-11-26 1999-11-26 半導体装置の検査方法及び検査装置
US09/567,029 US6636824B1 (en) 1999-11-26 2000-05-08 Method of and apparatus for inspecting semiconductor device
DE10030145A DE10030145A1 (de) 1999-11-26 2000-06-20 Verfahren und Vorrichtung zur Prüfung einer Halbleitereinrichtung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33568099A JP2001156134A (ja) 1999-11-26 1999-11-26 半導体装置の検査方法及び検査装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001156134A true JP2001156134A (ja) 2001-06-08

Family

ID=18291313

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33568099A Pending JP2001156134A (ja) 1999-11-26 1999-11-26 半導体装置の検査方法及び検査装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6636824B1 (ja)
JP (1) JP2001156134A (ja)
DE (1) DE10030145A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001236493A (ja) * 2000-02-23 2001-08-31 Nikon Corp 外観検査装置
JP2007281340A (ja) * 2006-04-11 2007-10-25 Jeol Ltd 半導体ウェーハ辺縁部検査装置
JP2012150065A (ja) * 2011-01-21 2012-08-09 Hitachi High-Technologies Corp 回路パターン検査装置およびその検査方法
JP2012189399A (ja) * 2011-03-09 2012-10-04 Sii Nanotechnology Inc X線分析装置

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4733959B2 (ja) * 2003-12-24 2011-07-27 株式会社日立ハイテクノロジーズ プローブ接触方法及び荷電粒子線装置
JP4908099B2 (ja) * 2006-07-31 2012-04-04 株式会社東芝 荷電粒子線照射方法および半導体装置の製造方法
US10460998B2 (en) * 2010-11-09 2019-10-29 Nikon Corporation Method for inspecting substrate, substrate inspection apparatus, exposure system, and method for producing semiconductor device
CN114322865B (zh) * 2021-12-30 2023-12-08 长江存储科技有限责任公司 半导体器件的测量方法、装置及存储介质

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2941308B2 (ja) * 1989-07-12 1999-08-25 株式会社日立製作所 検査システムおよび電子デバイスの製造方法
US5594245A (en) * 1990-10-12 1997-01-14 Hitachi, Ltd. Scanning electron microscope and method for dimension measuring by using the same
IL99823A0 (en) * 1990-11-16 1992-08-18 Orbot Instr Ltd Optical inspection method and apparatus
EP0949653B1 (en) * 1991-11-27 2010-02-17 Hitachi, Ltd. Electron beam apparatus
US5877498A (en) * 1992-09-28 1999-03-02 Hitachi, Ltd. Method and apparatus for X-ray analyses
US5539752A (en) * 1995-06-30 1996-07-23 Advanced Micro Devices, Inc. Method and system for automated analysis of semiconductor defect data
KR100217327B1 (ko) * 1996-07-30 1999-10-01 윤종용 반도체장치 콘택 오픈 검사 방법
JP4657394B2 (ja) * 1997-01-13 2011-03-23 シュルンベルジェ テクノロジーズ, インコーポレイテッド ウエハにおける欠陥を検知する方法及び装置
JPH10300450A (ja) 1997-04-25 1998-11-13 Jeol Ltd 荷電粒子ビームを用いたホールの検査方法
JPH11243041A (ja) * 1998-02-26 1999-09-07 Mitsubishi Electric Corp 品質管理システムおよび記録媒体
JP3739201B2 (ja) * 1998-03-06 2006-01-25 富士通株式会社 半導体チップの相関解析方法及び装置、半導体チップ歩留まり調整方法並びに記憶媒体
US6366688B1 (en) * 1998-06-13 2002-04-02 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method for contact failure inspection in semiconductor devices
US6317514B1 (en) * 1998-09-09 2001-11-13 Applied Materials, Inc. Method and apparatus for inspection of patterned semiconductor wafers

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001236493A (ja) * 2000-02-23 2001-08-31 Nikon Corp 外観検査装置
JP2007281340A (ja) * 2006-04-11 2007-10-25 Jeol Ltd 半導体ウェーハ辺縁部検査装置
JP2012150065A (ja) * 2011-01-21 2012-08-09 Hitachi High-Technologies Corp 回路パターン検査装置およびその検査方法
JP2012189399A (ja) * 2011-03-09 2012-10-04 Sii Nanotechnology Inc X線分析装置
KR101790355B1 (ko) * 2011-03-09 2017-10-25 가부시키가이샤 히타치 하이테크 사이언스 X선 분석 장치

Also Published As

Publication number Publication date
DE10030145A1 (de) 2001-06-07
US6636824B1 (en) 2003-10-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5107506B2 (ja) 欠陥分析器
JP4312910B2 (ja) レビューsem
US10018571B2 (en) System and method for dynamic care area generation on an inspection tool
JP5357725B2 (ja) 欠陥検査方法及び欠陥検査装置
US20010042705A1 (en) Method for classifying defects and device for the same
US6861666B1 (en) Apparatus and methods for determining and localization of failures in test structures using voltage contrast
CN100465612C (zh) 缺陷检测方法
US20050176159A1 (en) Method for inspecting a wafer and apparatus for inspecting a wafer
US6642726B2 (en) Apparatus and methods for reliable and efficient detection of voltage contrast defects
KR102330738B1 (ko) 검사 도구에서의 동적 관리 영역 생성을 위한 시스템 및 방법
US6732002B1 (en) Apparatus and methods for predicting multiple product chip yields through critical area matching
JPH0829503A (ja) Ic不良解析方法及び不良解析装置
US11276161B2 (en) Reference image generation for semiconductor applications
JP2001156134A (ja) 半導体装置の検査方法及び検査装置
WO2004040326A1 (ja) 半導体集積回路の不良解析装置、システムおよび検出方法
US9880550B2 (en) Updating of a recipe for evaluating a manufacturing stage of an electrical circuit
JP4287863B2 (ja) レビューsem
JP4745380B2 (ja) レビューsem
JP2003031631A (ja) パターン側面認識方法および欠陥検出分類方法
US11636587B2 (en) Inspection of a semiconductor specimen
JP2003106829A (ja) パターン検査方法及びその装置
JP5163731B2 (ja) 欠陥候補の画像表示方法
JP2001319955A (ja) 発光解析方法およびその装置
JPH10335404A (ja) 検査装置及び検査方法
JPS5843534A (ja) パタ−ン検査方法