JP2001155976A - シリコンウェハの接合方法 - Google Patents
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Abstract
おけるボイドの発生を抑え、接合界面での剥離等のおそ
れがないシリコンウェハの接合方法を提供する。 【解決手段】 回路素子3が形成された第1のシリコン
基板1と、台座となる第2のシリコン基板11とを重ね
合わせて接合する際に、第1のシリコン基板1にAuの
拡散を防止する拡散防止層4を形成し、その上にAu層
5を形成し、第2のシリコン基板にAuの拡散を防止す
る拡散防止層13を形成し、その上にポリシリコン層1
4を形成し、第1のシリコン基板1のAu層5と第2の
シリコン基板11のポリシリコン層14とを重ね、所定
の荷重及びAu−Si共晶温度以上の温度を加えて両シ
リコン基板1,11を接合する。拡散防止層は、金属薄
膜、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜、SiC層、アル
ミナ層、ボロン拡散層又はAuリッチ層で形成する。
Description
合方法に関し、詳しくは、ピエゾ抵抗型半導体圧力セン
サ、加速度センサ、アクチュエータ等のマイクロマシン
の製造プロセスにおいて、シリコン基板同士を接合する
方法に関する。
シンの一例として、ピエゾ抵抗型半導体圧力センサの構
造を示している。このセンサは微小圧力によって生ずる
センサチップの歪みを電気信号として取り出す働きを有
する。センサチップ21と台座ガラス22からなるセン
サ本体がプラスチックパッケージ23に低応力のシリコ
ーン又はエポキシ系接着剤24で固定されている。プラ
スチックパッケージ23及び台座ガラス22には、セン
サチップ21に流体の圧力を導入する貫通孔25が設け
られている。センサチップ21の肉薄部(ダイヤフラム
部)26には流体の圧力によって生ずる歪みを電気信号
に変換するピエゾ抵抗素子(図示せず)が備えられてい
る。プラスチックパッケージ23にはリード27がプリ
モールドされており、金又はアルミ製のワイヤ28によ
ってピエゾ抵抗素子とリード27とが電気接続されてい
る。
台座ガラス22からなるセンサ本体の製造プロセスの一
例を示している。ダイヤフラム部33及びピエゾ抵抗素
子34を含む複数のセンサチップが形成されたセンサ基
板(ウェハ)31と貫通孔35が形成された複数の台座
ガラスに相当するパイレックスガラス製のガラス基板3
2とが陽極接合によって接合される。その後、ダイシン
グによって個々のセンサ本体に切り分けられる。このよ
うにして、図4に示したセンサチップ21と台座ガラス
22からなるセンサ本体を製造することにより、プラス
チックパッケージ23からの応力の影響を抑え、センサ
チップ21の高精度化が可能になる。
接合は、約300〜500℃の真空又は窒素雰囲気中
で、ガラス基板32とセンサ基板31との間に400〜
1000V程度の直流電圧を印加し、数百グラムの荷重
を印加することによって行われる。ガラス基板32側に
下ヒータ電極36を設け、0V電位に維持する。一方、
センサ基板31側に陽極ピン37を設け、400〜10
00V程度の直流電圧を印加する。
によってセンサ基板31とガラス基板32とを接合する
方法では、台座ガラスとなるガラス基板32の熱膨張係
数とセンサ基板(シリコンウェハ)31の熱膨張係数と
のわずかな相違に起因する問題があった。すなわち、接
合されたセンサ基板31とガラス基板32とをダイシン
グによって切り分けてできたセンサチップ21と台座ガ
ラス22からなるセンサ本体には、上記の熱膨張係数の
違いに起因する応力が内在しているために、センサ本体
がオフセット電圧を有する。また、出力スパンの温度特
性の変動も無視できない。
31と同じ材質のシリコンウェハで台座を形成すること
が考えられる。この場合、センサ基板31と台座となる
シリコン基板(以下、台座基板という)を接合する方法
として、Au−Si共晶結合による方法がある。
基板31と台座基板41との接合を示している。まず、
センサ基板31の接合面にスパッタリング又は蒸着によ
ってAu層42を数μmの厚さに形成する。この後、A
u−Si共晶温度363℃より高い温度(約400℃)
の雰囲気中でセンサ基板31のAu層42と台座基板4
1の接合面とを重ねて数kg/cm2から数十kg/c
m2の加重を印加することにより、Au−Si共晶結合
を形成する。
シリコンウェハで台座を形成すれば、従来のようにガラ
スで台座を形成する場合の熱膨張係数の違いに起因する
問題は解消される。
合、図6中に矢印で示すように、Au層42中のAu原
子がセンサ基板31及び台座基板41のシリコンバルク
内部へ拡散し、その結果、接合面にボイドが発生すると
いった別の問題がある。接合面にボイドが発生すると、
接合強度が弱くなり接合界面での剥離が生ずるおそれが
ある。
センサにおいてセンサ基板と同じ材質のシリコンウェハ
で台座を形成する場合のように、シリコン基板同士を接
合する際に、接合面におけるボイドの発生を抑え、接合
界面での剥離等のおそれがないシリコンウェハの接合方
法を提供することを目的とする。
ェハの接合方法は、回路素子が形成された第1のシリコ
ン基板と台座となる第2のシリコン基板とを重ね合わせ
て接合するシリコンウェハの接合方法であって、前記第
1のシリコン基板にAuの拡散を防止する拡散防止層を
形成し、その上にAu層を形成し、前記第2のシリコン
基板にAuの拡散を防止する拡散防止層を形成し、その
上にポリシリコン層を形成し、前記第1のシリコン基板
のAu層と前記第2のシリコン基板のポリシリコン層と
を重ね、所定の荷重及びAu−Si共晶温度以上の温度
を加えて両シリコン基板を接合することを特徴とする。
のAu原子の第1又は第2のシリコン基板の内部への拡
散がそれぞれのシリコン基板に形成された拡散防止層に
よって抑制される。その結果、接合面におけるボイドの
発生が抑えられ、強固な接合が実現する。
W,Alの少なくともいずれか1つを含む金属薄膜で形
成することが好ましい。あるいは、拡散防止層をシリコ
ン酸化膜で形成することも好ましい。シリコン基板に酸
素イオンを高エネルギーでイオン注入した後、アニール
処理を行うことによりシリコン酸化膜を形成する。拡散
防止層をシリコン窒化膜、SiC層、又はアルミナ層で
形成してもよい。
成するステップにおいて、BF2をイオン注入すること
によりボロンを高濃度に注入したボロン拡散層を形成し
てもよい。あるいは、拡散防止層を、SOIウェハの中
間酸化膜であるSiO2層で形成することも好ましい。
さらに別の方法として、ポリシリコン層の下の拡散防止
層をAuリッチ層で形成することも好ましい。
の実施形態を説明する。
ェハの接合方法をピエゾ抵抗型半導体圧力センサの製造
プロセスに適用した実施形態を示している。
断面を示している。センサ基板1の肉薄部(ダイヤフラ
ム部)2には歪みを電気信号に変換するピエゾ抵抗素子
3が埋め込まれている。図2に示す台座基板11との接
合面となる部分(肉厚部)には、Au原子の拡散を防止
する拡散防止層(バリア層)4が数千オングストローム
から約1μmの厚さになるように形成され、この拡散防
止層4の上にAu層5がスパッタリング又は蒸着により
数μmの厚さになるように形成されている。メッキによ
って、Au層5の厚さをさらに増加してもよい。実際の
プロセスでは通常、センサ基板1の全体に拡散防止層4
及びAu層5を形成した後、レジスト付与、ドライエッ
チング、レジスト除去等の作業を行って、これら拡散防
止層4及びAu層5を部分的に除去し、その後KOH水
溶液、TMAH液(tetra methylammonium hydro oxide
solution)等でセンサ基板1をケミカルエッチングし
て、ダイヤフラム部2を形成する。その他、サンドブラ
スト法、リフトオフ法等の種々の公知のプロセスを使用
することができる。
の断面を示している。台座基板11には、各センサの台
座に1個ずつ対応するように、貫通孔12が所定のピッ
チで形成されている。貫通孔12は、図1のセンサ基板
1と接合した状態で、流体の圧力をセンサのダイヤフラ
ム部2に導入する働きを有する。貫通孔12は、超音波
ホーン加工、サンドブラスト、ケミカルエッチング等の
方法によって形成することができる。
分を除いて、拡散防止層13及びポリシリコン層14が
形成されている。まず拡散防止層13を数千オングスト
ロームから約1μmの厚さになるように形成し、その上
にポリシリコン層14を数千オングストロームから約1
μmの厚さになるように形成する。ポリシリコン層14
は、温度600〜650℃にて減圧CVD法(100%
SiH4をガス厚20〜200Paで分解)により形成
することができる。ポリシリコン層14の形成法として
は、単結晶シリコンやアモルファスシリコンの層を形成
する方法を用いてもよい。なお、実際のプロセスでは、
例えば、台座基板11の全体に拡散防止層13及びポリ
シリコン層14を形成した後、レジスト付与、ドライエ
ッチング、レジスト除去等の作業を行って、これら拡散
防止層13及びポリシリコン層14を部分的に除去し、
その後KOH水溶液、TMAH液等で台座基板11をケ
ミカルエッチングして、貫通孔12を形成することにな
る。また、逆に、まず台座基板11にケミカルエッチン
グで貫通孔12を形成した後、この貫通孔12をワック
スや柱状ピンを用いてマスク(穴埋め)し、次いで、メ
タライズして拡散防止層13及びポリシリコン層14
を、貫通孔12の部分を除いた部分に形成し、次いで貫
通孔12をマスクしていたものを取り除くようにしても
よい。
基板1と台座基板11とを重ね合わせて接合した状態を
示す断面図である。センサ基板1のAu層5と台座基板
11のポリシリコン層14とを重ねる。この際、センサ
基板1のダイヤフラム部2の中心部と台座基板11の貫
通孔12とがほぼ一致するように位置合わせが行われ
る。そして、約400〜500℃の真空又は窒素ガス雰
囲気中で、センサ基板1と台座基板11とが互いに押し
合う方向に数kg/cm2から数十kg/cm2の荷重を
加える。この結果、Au−Si共晶結合によってセンサ
基板1と台座基板11とが互いに接合される。接合に際
して、Au原子のポリシリコン層への拡散を促進するた
めに、センサ基板1側に数百ボルトの直流電圧を印加し
てもよい。
板1又は台座基板11の内部への拡散が拡散防止層4,
13によって抑制される。その結果、接合面におけるボ
イドの発生が抑えられ、強固な接合が実現する。
i,Cr,W,Al,Moのように、Auより熱拡散速
度が遅い金属のスパッタリングにより形成することがで
きる。金属の熱拡散速度は、アレニウスの式D=D0e
xp(−U/RT)に従い、頻度因数子D0は、Auが
0.091、Niが2.7、Agが0.44、Cuが
0.62(単位は10-4×m2×s-1)である。頻度因
子D0が小さいほど、熱拡散速度が速い。したがって、
Niのように、Auに比べて頻度因数D0が十分大きい
金属を選択することが好ましい。
ける拡散防止層4,13をシリコン酸化膜(SiO2)
で形成してもよい。まず、拡散防止層となるシリコン基
板表面に酸素イオンを注入し、これにアニール処理を施
すことにより、SiO2薄膜を形成する。イオン注入の
加速エネルギーを例えば150eV、ドーズ量を1.2
×1018/cm2に設定し、その後のアニール処理を4
00〜800℃で行うことにより、約0.2μm厚のS
iO2層を深さ約0.2〜0.5μmの位置に形成する
ことができる。このSiO2層がAu原子の拡散防止層
となる。
13をシリコン窒化膜で形成してもよい。プラズマCV
D(化学蒸着法)により、シリコン窒化膜を数千オング
ストロームの厚さになるように形成することが好まし
い。
3として、CVDによりSiC層を数千オングストロー
ムの厚さになるように形成する。あるいは、RFマグネ
トロンスパッタリングにより、Al2O3膜、Al2O3・
SiO2膜、Al2O3・P2O 5・SiO2層のようなアル
ミナ層を形成してもよい。
シリコン基板表面にBF2をイオン注入し、約0.2〜
0.3μmの深さにボロン(B)層を数千オングストロ
ームの厚さになるように形成する。BF2はイオン注入
するとB+とフッ素に解離し、B+のみが打ち込まれる。
例えば、注入エネルギーを100keV、ドーズ量を2
×1015/cm2に設定し、注入後約800℃で数十分
程度アニール処理を行えばよい。
て貼り合わせSOI(Silicon on Insulator)ウェハを用
い、この中間酸化膜(約0.5μm〜2μm)を拡散防
止層として用いる。SOIウェハは、支持層側のベース
ウェハの表面を約1050℃で酸化して厚さ数μmのシ
リコン熱酸化膜を形成し、次に活性層側のボンドウェハ
をベースウェハに重ねて約1100℃の熱処理によって
両ウェハを結合し、ボンドウェハを数μm〜約20μm
の厚さまで表面研磨することにより得られる。つまり、
SOIウェハは2枚のシリコンウェハの間にSiO2の
絶縁酸化膜(中間酸化膜)が挟まれた構造を有し、本実
施形態ではこの中間酸化膜を拡散防止層として用いる。
シリコン活性層の厚みは6〜15μm程度でよい。な
お、センサ基板1側は最初に説明した実施形態と同様
に、数千オングストロームから約1μmの厚さの金属薄
膜を拡散防止層4として形成し、その上に数μmの厚さ
のAu層5を形成する。
散防止層13として、Auリッチ層を用いる。まず、台
座基板11にスパッタリング又は蒸着によりAuリッチ
層13を数千オングストロームから約1μmの厚さにな
るように形成し、この上にポリシリコン層14を形成す
る。センサ基板1側は最初に説明した実施形態と同様
に、数千オングストロームから約1μmの厚さの金属薄
膜を拡散防止層4として形成し、その上に数μmの厚さ
のAu層5を形成する。
板11とを前述のようにして接合する際、センサ基板1
のAu層5中のAu原子が拡散して台座基板11のポリ
シリコン層14に達し、台座基板11のバルク(本体シ
リコン層)中に拡散しようとする。このとき、拡散で欠
乏するAu原子がAuリッチ層13から補充される。こ
の結果、接合界面のAu原子の欠乏が回避され、Au−
Si共晶結合が確実に形成される。
方法はピエゾ抵抗型半導体圧力センサの製造プロセスに
限らず、加速度センサやアクチュエータ等のマイクロマ
シンの製造プロセスにも広く適用することが可能であ
る。
ンウェハの接合方法によれば、第1のシリコン基板に形
成したAu層と第2のシリコン基板に形成したポリシリ
コン層とを接合する際に、Au層中のAu原子の拡散が
それぞれの基板に形成された拡散防止層によって抑制さ
れるので、接合面におけるボイドの発生が抑えられ、強
固な接合が実現する。また、この接合方法を用いて半導
体圧力センサの台座部分をセンサ基板と同じ材質のシリ
コンウェハで形成すれば、ガラスで台座部分を形成した
ときのような熱膨張係数の違いによる内部応力の発生を
防ぎ、センサの特性を向上することができる。
型半導体圧力センサにおけるセンサ基板の断面図であ
る。
板の断面図である。
た状態を示す断面図である。
である。
サ本体の製造プロセスの一例を示す断面図である。
を示す断面図である。
Claims (9)
- 【請求項1】回路素子が形成された第1のシリコン基板
と、台座となる第2のシリコン基板とを重ね合わせて接
合するシリコンウェハの接合方法であって、 前記第1のシリコン基板にAuの拡散を防止する拡散防
止層を形成し、その上にAu層を形成し、 前記第2のシリコン基板にAuの拡散を防止する拡散防
止層を形成し、その上にポリシリコン層を形成し、 前記第1のシリコン基板のAu層と前記第2のシリコン
基板のポリシリコン層とを重ね、所定の荷重及びAu−
Si共晶温度以上の温度を加えて両シリコン基板を接合
することを特徴とするシリコンウェハの接合方法。 - 【請求項2】前記拡散防止層をTi,Ni,Cr,W,
Alの少なくともいずれか1つを含む金属薄膜で形成す
ることを特徴とする請求項1記載のシリコンウェハの接
合方法。 - 【請求項3】前記拡散防止層を形成するステップにおい
て、シリコン基板に酸素イオンを高エネルギーでイオン
注入した後、アニール処理を行うことによりシリコン酸
化膜を形成することを特徴とする請求項1記載のシリコ
ンウェハの接合方法。 - 【請求項4】前記拡散防止層をシリコン窒化膜で形成す
ることを特徴とする請求項1記載のシリコンウェハの接
合方法。 - 【請求項5】前記拡散防止層をSiC層で形成すること
を特徴とする請求項1記載のシリコンウェハの接合方
法。 - 【請求項6】前記拡散防止層をアルミナ層で形成するこ
とを特徴とする請求項1記載のシリコンウェハの接合方
法。 - 【請求項7】前記拡散防止層を形成するステップにおい
て、BF2をイオン注入することによりボロンを高濃度
に注入したボロン拡散層を形成することを特徴とする請
求項1記載のシリコンウェハの接合方法。 - 【請求項8】前記拡散防止層を、SOIウェハの中間酸
化膜であるSiO2層で形成することを特徴とする請求
項1記載のシリコンウェハの接合方法。 - 【請求項9】前記ポリシリコン層の下の拡散防止層をA
uリッチ層で形成することを特徴とする請求項1記載の
シリコンウェハの接合方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP33547999A JP2001155976A (ja) | 1999-11-26 | 1999-11-26 | シリコンウェハの接合方法 |
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