JP2001155668A - X線画像検出器 - Google Patents

X線画像検出器

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JP2001155668A
JP2001155668A JP34049399A JP34049399A JP2001155668A JP 2001155668 A JP2001155668 A JP 2001155668A JP 34049399 A JP34049399 A JP 34049399A JP 34049399 A JP34049399 A JP 34049399A JP 2001155668 A JP2001155668 A JP 2001155668A
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Hiroshi Onihashi
浩志 鬼橋
Hiroyuki Aida
博之 會田
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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  • Image-Pickup Tubes, Image-Amplification Tubes, And Storage Tubes (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Conversion Of X-Rays Into Visible Images (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】X線イメージ管に付随する装置全体の大きさを
小型化可能で、高い出力画像のコントラストを得ること
のできるX線像検出器を提供する。 【解決手段】この発明のX線画像検出器1は、真空容器
の一部を兼ねるとともに、複数のCCDカメラにより撮
像可能な可視光像を出力する画像出力部2は、入力窓7
に入力されたX線Rを光−電子変換する入力蛍光面8
と、入力蛍光面により変換された光電子Eを所定の電界
により増幅する電子増倍器13および電子増倍器により
増幅された光電子を可視光画像に変換して画像出力部の
ガラス基板である出力窓18に投影する出力蛍光面17
を有し、電子増倍器の金属板14および貫通孔14aの
入力蛍光面側に面する側に、二次電子放出率が1.5よ
り小さい材質により形成された薄膜14cが設けらてい
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、放射線であるX
線により得られる画像を光学的または電気的画像信号に
変換するX線画像検出器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、人体あるいは物体の内部構造を
調べるためにはX線が有用であり、人体や物体に照射さ
れたX線の透過濃度分布すなわちX線強度分布またはX
線画像を可視光像またはX線の電気的画像信号に変換す
るための装置が広く利用されている。
【0003】X線画像を可視光像あるいは電気画像信号
に変換するための装置としては、X線イメージ管(X線
像増強管)やX線ビジコン(X線画像検出器)が開発さ
れている。
【0004】X線イメージ管は、X線画像信号を増強し
て可視光像に変換するもので、入射したX線画像を真空
中に配置された蛍光体対層(X線を可視光に変換する機
能を有する)により可視光像に変換される。この可視光
像は、強度が非常に弱いため、蛍光体層上に形成されて
いる光電変換膜(光電面)により光電子に変換されたの
ち真空容器内に放出され、真空容器内に形成されている
電子レンズにより加速されながら、真空容器内に設けら
れている出力面に収束される。このとき、元のX線画像
の持つエネルギーよりも高エネルギーに増強された光電
子が得られる。この増強された光電子は、出力蛍光面で
もう一度可視光像に変換され、外部から観察可能な、元
のX線画像に比例して強度が増強された可視光画像を得
ることができる。
【0005】上述したX線イメージ管を用いる以外に、
例えば米国特許第4,300,046号公報に示される
ように、真空容器中に、入射X線を蛍光に変換する入力
蛍光面と、透明なガラス基板上に積層されている出力蛍
光面が、入力蛍光面に対して一定の距離で平行に設けら
れた例がある。
【0006】この構成によれば、真空容器外から入射さ
れたX線画像は、真空容器の一部を構成する入力窓から
入力蛍光面に到達し、入力蛍光面内で蛍光に変換され、
さらに入力蛍光面上に積層されている光電面により光電
子に変換されて、真空容器内に電子として放出される。
【0007】真空容器内に放出された電子は、入力蛍光
面と出力蛍光面との間に印加される電界により加速さ
れ、出力蛍光面に到達し、出力蛍光面で可視光に変換さ
れて、出力蛍光面を保持し、真空容器の一部を兼ねるガ
ラス基板を通過して可視光像として外部に、出力され
る。
【0008】また、画像情報のS/N(信号対ノイズ)
比を改善するために、先に説明した構成のX線イメージ
管に、電子を増幅する機能を有するマイクロ・チャンネ
ル・プレート(MCP)を付加した構成が米国特許第
3,394,261号公報に開示されている。
【0009】MCPは、複数の孔を有する多枚の金属板
を、セラミックス等の絶縁物を介在させて交互に積層し
た積層であり、入力蛍光面に入射した電子を金属板間に
所定の電圧を印加して加速し、金属板の孔の壁面に衝突
させて二次電子を得るという過程を繰り返すことによ
り、電子を増幅して出力蛍光面に出力させるものであ
る。なお、多くの二次電子を得る(増幅率を高める)た
めに、金属板の孔の壁面をMgO等の二次電子放出率の
高い物質で被膜した例が報告されている。
【0010】また、特開昭58−93149号公報に
は、X線イメージ管内に設けた平面型電子増倍器に、二
次電子放出係数の小さな材質からなるマスクを設けた例
が開示されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述したX線イメージ
管は、微弱なX線画像を容易に観測可能な可視像に増幅
できるが、光電子に変換されたX線画像を増幅(増強)
するために電子レンズを用いることから、電子レンズに
起因する画像歪みが発生する問題がある。また、電子レ
ンズに要求される空間が大きく、結果として、X線イメ
ージ管の大きさが大きくなる問題がある。
【0012】これに対して、米国特許第4,300,0
46号に開示された装置は、近接型電子レンズを用いる
ことから、通常の電子レンズを用いる構成に比較して要
求される空間が小さいため、X線イメージ管の大きさを
小型化できるが、近接型電子レンズを用いて画像歪みを
低減するものの、完全に画像歪みを抑制できるものでは
ない。
【0013】ところで、米国特許第3,394,261
号公報に開示されているMCP構造や周知の類似した平
面型の電子増倍器においては、金属板の孔の壁面で発生
する二次電子が飛び出す角度や放出エネルギーは不定で
あり、二次電子が金属板の孔の壁面以外に衝突すること
が知られている。この壁面以外に衝突した二次電子も新
たに二次電子を放出するため、電子の散乱が生じ、電子
増倍器から出力蛍光面に向かう電子である画像出力の分
解能が低下する問題がある。
【0014】なお、電子の散乱は、特に画像出力面積と
なる電子増倍器の面積に応じて増大することから、特
に、平面型の電子増倍器において、出力画像のコントラ
ストが低下する問題がある。
【0015】この発明の目的は、装置全体の大きさを小
型化可能で、しかも入射X線が微弱であっても出力X線
画像のノイズ成分を低減でき、またコントラストの高い
出力画像を得ることができるX線像検出器を提供するこ
とにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述した問
題点に基づきなされたもので、真空を保持する真空容器
と、前記真空容器中に配置され、外部から入射されたX
線を蛍光に変換する入力蛍光面と、前記真空容器中に配
置され、前記入力蛍光面により生じた蛍光を光電子に変
化する光電面と、前記真空容器中に配置され、前記光電
面で発生され、前記光電面との間に印加された所定の電
界により加速された光電子を可視光像に変換する出力蛍
光面と、前記出力蛍光面上に積層された金属層と、前記
出力蛍光面を保持し、前記可視光像を透過する出力窓と
を持ち、前記入力蛍光面と前記出力蛍光面が一定間隔を
保ちながら平行に配置された構造を有し、前記入力蛍光
面と前記出力蛍光面との間に一定の厚みを持つ複数の金
属薄板が絶縁支持材を介して積層され、それらを貫通
し、最小内径部を深さ方向の中途に有する複数の貫通穴
が形成された電子増倍器と、前記出力蛍光面からの可視
光像が前記出力蛍光窓を透過して出力された画像を映像
信号として取り出す撮像素子と、からなるX線画像検出
器において、前記電子増倍器の複数の金属板の前記入力
蛍光面に面する側の面から個々の金属板の貫通孔の最小
内径部にかけて、二次電子放出率が前記金属板を構成す
る材料に比較して低二次電子放出率層が設けられている
ことを特徴とするX線画像検出器である。
【0017】またこの発明は、真空を保持する真空容器
と、前記真空容器中に配置され、外部から入射されたX
線を蛍光に変換する入力蛍光面と、前記真空容器中に配
置され、前記入力蛍光面により生じた蛍光を光電子に変
化する光電面と、前記真空容器中に配置され、前記光電
面で発生され、前記光電面との間に印加された所定の電
界により加速された光電子を可視光像に変換する出力蛍
光面と、前記出力蛍光面上に積層された金属層と、前記
出力蛍光面を保持し、前記可視光像を透過する出力窓と
を持ち、前記入力蛍光面と前記出力蛍光面が一定間隔を
保ちながら平行に配置された構造を有し、前記入力蛍光
面と前記出力蛍光面との間に一定の厚みを持つ複数の金
属薄板が絶縁支持材を介して積層され、それらを貫通
し、最小内径部を深さ方向の中途に有する複数の貫通穴
が形成された電子増倍器と、前記出力蛍光面からの可視
光像が前記出力蛍光窓を透過して出力された画像を映像
信号として取り出す撮像素子と、からなるX線画像検出
器において、前記電子増倍器の複数の金属板の前記入力
蛍光面に面する側の面から個々の金属板の貫通孔の最小
内径部にかけて、二次電子放出率が1.5より小さな材
質からなる低二次電子放出率層が設けられていることを
特徴とするX線画像検出器である。
【0018】さらにこの発明は、真空を保持する真空容
器と、前記真空容器中に配置され、外部から入射された
X線を蛍光に変換する入力蛍光面と、前記真空容器中に
配置され、前記入力蛍光面により生じた蛍光を光電子に
変化する光電面と、前記真空容器中に配置され、前記光
電面で発生され、前記光電面との間に印加された所定の
電界により加速された光電子を可視光像に変換する出力
蛍光面と、前記出力蛍光面上に積層された金属層と、前
記出力蛍光面を保持し、前記可視光像を透過する出力窓
とを持ち、前記入力蛍光面と前記出力蛍光面が一定間隔
を保ちながら平行に配置された構造を有し、前記入力蛍
光面と前記出力蛍光面との間に一定の厚みを持つ複数の
金属薄板が絶縁支持材を介して積層され、それらを貫通
し、最小内径部を深さ方向の中途に有する複数の貫通穴
が形成された電子増倍器と、前記出力蛍光面からの可視
光像が前記出力蛍光窓を透過して出力された画像を映像
信号として取り出す撮像素子と、記撮像素子が撮像した
可視光像を合成する画像合成装置と、この画像合成装置
により合成された画像を表示する表示装置からなるX線
画像出力装置において、前記撮像素子は複数設けられ、
それぞれの撮像素子が撮像するそれぞれの領域は、一部
が相互に重なり合うよう定義され、前記それぞれの撮像
素子からの画像信号の重なり合う領域の画像位置を補正
する位置補正回路、前記画像信号の重なり合う領域の輝
度を補正する輝度補正回路および前記画像信号の不要部
分の信号を除去する除去回路の少なくとも1つを有し、
重なり合った画像もしくは不連続な画像を除去する画像
補正部を含み、前記電子増倍器の複数の金属板の前記入
力蛍光面に面する側の面から個々の金属板の貫通孔の最
小内径部にかけて、TiN,TiNO、金属炭化物ある
いは炭素系化合物もしくは窒素系化合物を含む低二次電
子放出率層が設けられていることを特徴とするX線画像
検出器である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について詳細に説明する。
【0020】図1は、この発明の実施の形態が適用され
るX線画像検出器の概略を示す概略全体図である。
【0021】図1に示されるように、X線画像検出器1
は、X線像すなわち被検出物である例えば人体を通過し
たX線を捕獲し、図示しない真空容器の一部を兼ねるも
ので、2回の光−電子変換および電子−光変換により入
力されたX線像に比例し、その強度が増幅されている可
視光像を出力する画像出力部2、画像出力部2の図2を
用いて後段に説明する出力蛍光面に出力された可視光像
を画像情報として撮影して画像情報に対応する映像信号
を出力する複数の撮像素子3、それぞれの撮像素子3か
ら出力された映像信号に所定の画像処理を施す画像処理
回路4、それぞれの画像処理回路4からの処理済の画像
信号から画像の重複部分(図1に示されるように、2重
部分と4重部分がある)を除去し、あるいは不連続画像
を補正して表示用画像信号を構築する出力信号処理回路
6からなる。なお、出力信号処理回路6から出力された
表示用画像信号は、表示装置5に、利用者が目視可能な
可視画像として表示される。
【0022】図2は、図1に示したX線画像検出器1の
図示しない真空容器の一部を兼ねる画像出力部2の可視
光像出力部すなわちX線画像検出器のX線像−可視光像
変換部の構成を示す概略図である。
【0023】図2に示されるように、図示しないX線源
から放射されたX線Rは、被検出物、例えば人体を通過
することにより濃度分布が与えられたX線Rとして、
X線透過率の高い所定の厚さの金属板、例えばAl(ア
ルミニウム)板もしくはTi(チタン)からなる入力窓
7を透過し、入力蛍光面8に入射する。
【0024】入力蛍光面8は、例えばアルミニウムによ
り所定形状に形成された入力基板9に、所定の厚さのC
sI(ヨウ化セシウムにより形成された入力蛍光膜)1
0、CsI膜10の入力基板9と反対側の面に形成され
た所定厚さのITO(酸化インジウム−錫の薄膜)のよ
うな透明導電膜11および透明導電膜11のCsI膜1
0と反対側の面にSb(スズ),K(カリウム),Cs
(セシウム)あるいはNa(ナトリウム)等が積層され
て構成される光電面12を有し、入力基板9を通過して
CsI膜10に入射し、CsI膜10の内部で蛍光R
に変換される。蛍光Rは、CsI膜10をから透明導
電膜11側へ移動し、透明導電膜11を通過して光電面
12に到達し、光電面12により光電子Eに変換され
て、真空中に放出される。
【0025】光電子Eは、透明導電膜11と電子増倍器
13との間に印加された電位差Vにより加速され、電
子増倍器13に到達する。
【0026】電子増倍器13は、複数の貫通孔が面方向
に所定間隔で開けられた所定の厚さの金属板、例えば軟
鉄、もしくはアンバー合金(Ni36Fe64)14と、貫
通孔の深さ方向すなわち図2を用いて以下に説明するよ
うに、入力基板9から以下に説明する出力蛍光面に向か
う方向に関して、金属板14に開けられたそれぞれの貫
通孔と重なり合うように位置づけられた複数の貫通孔が
開けられた所定厚さのガラス板、セラミック板もしくは
感光性有機フィルム等からなる絶縁体15とが交互に積
層されたもので、金属板14と絶縁体15とは、例えば
低融点のフリットガラス16により接合されている。な
お、電子増倍器13は、入力蛍光面8に対して平行に配
列されている。
【0027】金属板14は、厚さ(深さ)方向の断面が
円弧状である貫通孔14aを有し、2枚の金属板14が
貫通孔14aの大径側が相互に接するように積層される
ことで、深さ方向の中途に、内径が最小となる空胴状の
領域を提供する。
【0028】また、電子増倍器13の金属板14のそれ
ぞれの入力蛍光面側の表面ならびに貫通孔14aの深さ
方向で、深さ方向の中途で内径が最小となる部分の近傍
で、概ね深さ方向の1/2に及ぶ深さまで、図3を用い
て以下に説明するように二次電子放出率が金属板14の
材質に比較して小さい材質からなる低二次電子放出率層
の薄膜14cが設けられている。なお、貫通孔14aの
壁面には、薄膜14cが形成されるに先立って、予め二
次電子放出率が一般的な金属に比較して大きなMgO等
による薄膜14bが設けられている(2枚の金属板14
のうちの一方にMgO(14b)を被膜し、他の一方に
低二次電子放出率の薄層14cを設け、それらを接合し
てもよい。また、全ての金属板14に予めMgOを被膜
し、組み合わせたときに入力蛍光面側に位置される金属
板14に低二次電子放出率層14cを形成してもよ
い)。
【0029】各金属板14には、それぞれ、Vで示さ
れる大きさの電位差が与えられており、入力基板9の光
電面12から放出されて電子増倍器13に到達した光電
子Eは、図3を用いて以下に説明するように、電子増倍
器13を構成する金属板14の貫通孔14aの内壁すな
わちMgO薄膜部分14bまたは二次電子放出率が小さ
な材質の薄膜部分14cに衝突し、MgO薄膜部分14
bに衝突した光電子Eによって二次電子増幅現象によ
り、1個以上の電子Eとなる。発生した電子E は、
各金属板14間にかけられた電位差Vにより複数設け
られている次の段の金属板14の方向に加速され、再び
金属板14の貫通孔14aの内壁の薄膜14bまたは1
4cに衝突し、薄膜(MgO)14bに電子Eが衝突
した場合には、二次電子増幅現象により、新たに1個以
上の電子Eとなる。
【0030】この衝突および二次電子の発生が繰り返さ
れることで、電子増倍器13に入射した光電子Eは次第
に増幅され、電子増倍器13から出力蛍光面17の出力
蛍光面19に向けて放出される。このとき、放出される
電子Eの量は、入射光電子Eの量に比例し、金属板1
4の材質、金属板14の厚さ、金属板14の孔の形状、
絶縁体15の厚さ、および絶縁体15と金属板14との
間に印加される電位差Vに応じて生じる電界分布に左
右され、かつ金属板14が積層されている層数により増
幅率が決定される。
【0031】このため、金属板14の材質、金属板14
の枚数、金属板14の厚さ、金属板14に開けられた孔
の形状、絶縁体15の厚さ、および絶縁体15と金属板
14との間に印加される電位差Vを最適に設定するこ
とで、任意の増幅率を得ることができる。
【0032】電子増倍器13から放出された電子E
は、電子増倍器13と図示しない真空容器の一部を兼
ねる画像出力部2の例えば透明なガラスにより構成され
た出力窓18と、出力窓18の電子増倍器13の側に設
けられた所定の厚さの出力蛍光膜19と、出力蛍光膜1
9の電子増倍器13の側に設けられた、例えばアルミニ
ウムからなる光反射性金属層20により構成された出力
蛍光面17の出力蛍光膜19との間に印加される電位差
により加速され、金属層20を透過して、出力蛍光
膜19の内部に到達する。
【0033】出力蛍光膜19の内部に到達した電子E
は、電位差Vにより得たエネルギーに対応する輝度を
有する可視光Rに変換され、図示しない真空容器の一
部を兼ねる画像出力部2のガラス基板(出力窓18)の
表面に到達する。すなわち、画像出力部2の外部からの
X線(X線画像)Rは、画像出力部2により増幅さ
れ、図1に示した撮像素子3が撮像可能に、(画像出力
部2の最外部の)ガラス基板である出力窓18に、可視
光像Rとして出力される。
【0034】この可視光像Rは、図示しない真空容器
内および画像出力部2内で不所望に歪まされることな
く、図示しない真空容器の入力面に入射した倍率と等し
い等倍の可視光像となって、出力窓18に出力される。
【0035】画像出力部2から出力された可視光像すな
わち出力窓18に投影された可視光像は、図1を用いて
既に説明した複数の撮像素子である例えばCCDカメラ
3により一部の画像領域が重なり合うように撮影され、
対応する画像処理回路4に、それぞれ映像信号として入
力され、画像処理回路4の内部の記憶素子に画像信号が
一時保存される。
【0036】出力信号処理回路6内部には、各CCDカ
メラ3が撮影する出力窓18の画像の重複領域の位置情
報が記憶されており、その情報に従い各画像処理回路4
内部に蓄えられた画像情報のうち、重複して撮影されて
いない領域の画像情報を読み出すとともに、2個以上の
CCDカメラにより撮影された領域の画像情報は、その
重複領域の画像情報を保存している画像処理回路4のう
ち1個のみの画像処理回路からのみ画像情報を読み出す
ことにより、各CCDカメラ3が撮影した出力窓18の
画像を重複した領域のない画像情報として取り出すこと
ができる。
【0037】その後出力画像処理回路6内部において、
画像処理回路4より読み出された画像情報が合成されて
1つの二次元画像として再構築され、出力蛍光膜19の
全体に映し出された映像信号が映像としての不連統点を
生じることなく表示装置5に表示される。なお、出力窓
18に投影された可視光像を複数のCCDカメラ3によ
り相互に一部を重ね合わせて撮像することにより、CC
Dカメラ3の位置合わせが不要となる。また、複数のC
CDカメラ3を用いて出力窓18の可視光像を分割して
撮影することにより、可視光像を撮影するための光学レ
ンズに必要な空間が減少され、X線画像検出器全体の大
きさ、特に奥行きを低減できる。
【0038】なお、大きな面積の可視光像を歪みなく取
り込むことのできる光学レンズは、非常に高価であり、
しかも全ての面積に対して均一な光学特性を与えること
のできる光学レンズは入手しにくいため、出力窓18に
映し出された可視光像を分割して撮像することは、X線
画像検出器のコストも低減できる。また、仮に、要求す
る光学特性を満足する光学レンズが入手可能であったと
しても、出力窓18の大きさで定義される大面積の画像
を所定の倍率で結像するためには、光学レンズの焦点距
離が長くなり、奥行きを増大させることになる。
【0039】なお、電子増倍器13を作成する方法とし
ては、化学エッチングもしくは物理エッチングにより多
数の孔が開けられたガラス板、セラミック板もしくは感
光性有機フィルム等である絶縁体15と同様にして複数
の孔が開けられた金属板14を交互に積層し接合するた
め、大型の電子増倍器を容易に作成できる。
【0040】図3は、図2に示した電子増倍器13の要
部を拡大したもので、入力蛍光面8に近接している金属
板14とその金属板14の次段に位置される金属板14
との間の光電子Eと二次電子Eとの関係を説明する概
略図である。
【0041】電子増倍器13において、電子の散乱の影
響により出力画像のコントラストを高めるためには、前
段の金属板14で放出された電子Eが次段の金属板1
4の貫通孔14aの壁面のうちのMgOが被膜された部
分14bにのみ、確実に到達することが望ましいが、実
際には、金属板14の平面部分(入力蛍光面側の面)や
貫通孔14aの壁面のうちの貫通孔14aの深さ方向の
中途の(2枚の金属板14を積層した状態で)貫通孔1
4aの内径が最小となる部分までの間の領域に衝突した
光電子Eまたは二次電子Eにより発生した二次電子E
が次段の金属板14の表面に衝突して散乱電子が発生
する確率が40%程度であることが確認されている。
【0042】なお、コンピュータシミュレーションによ
れば、金属板14の厚さや間隔および貫通孔の径あるい
は加速電圧などを考慮しても、光電子Eまたは二次電子
により発生した二次電子Eが次段の金属板14の
貫通孔14aの壁面の所定の位置(この実施の形態では
MgO層14b)にのみ到達する確率を、70%程度よ
りも高めることは困難である(散乱電子が発生する確率
を30%よりも低くすることが困難である)。
【0043】このため、金属板14の表面(ここでは、
入力蛍光面8に面する側である)に光電子Eもしくは二
次電子Eが衝突した場合であっても、二次電子E
放出されにくい構造とすることで、電子増倍器13から
出力蛍光面17に向けて出力される画像である二次電子
が散乱されて出力画像のコントラストが低下するこ
とを抑制できる。
【0044】詳細には、図3に示したように、金属板1
4の貫通孔14aには、あらかじめ二次電子放出率が通
常の金属に比較して高い例えばMgO等からなる薄膜1
4bが形成されている。
【0045】このMgOの薄膜14bが設けられた貫通
孔14aの深さ方向において、金属板14の入力蛍光面
8に面する側の表面から貫通孔14aの内径が最小とな
る部分の付近まで、または貫通孔14aの深さ方向の1
/2程度まで、MgOの薄膜14bに重ねて、二次電子
放出率が金属板14に比較して低い、例えば二次電子放
出率が1.5より小さな材質からなる薄膜(低二次電子
放出率層)14cを設けることにより金属板14の入力
蛍光面8側の面に光電子Eまたは二次電子Eが衝突し
たとしても、そこから新たに二次電子が発生することを
抑制できる(図3において、実線は通常の増幅される
(指数関数的に発生する)二次電子の軌道を示し、点線
は光電子Eまたは二次電子Eが衝突しても二次電子E
が生じないことを示している)。なお、二次電子放出
率が1.5よりも小さい材質としては、例えばTiN
(窒化チタン)、TiNO、金属炭化物あるいは炭素系
化合物もしくは窒素系化合物が利用可能である。
【0046】このように、電子増倍器13を構成する複
数の金属板14の貫通孔14aの深さ方向において、金
属板14の入力蛍光面8側に面および金属板14の入力
蛍光面に面する面から貫通孔14aを定義する金属板1
4の径が最小となる間での貫通孔14aの表面に、二次
電子放出率が金属板14に比較して小さな材質の薄膜す
なわち低二次電子放出率層14cを設けることにより二
次電子放出率と電子の散乱の確率との積である散乱二次
電子発生確率を、概ね0.5程度とすることができ、電
子増倍器13から出力蛍光面17に向けて出力される画
像である二次電子Eに含まれる散乱した二次電子E
の成分を大幅に低減できる。なお、増幅すべき光電子E
または二次電子Eは、金属板14の貫通孔14aの入
力蛍光面と反対の側に面する面に設けられるMgO層1
4bにより確実に増幅される。
【0047】従って、電子増倍器13により増幅されて
出力蛍光面17に到達し、出力窓に出力される画像に含
まれる散乱電子の影響が低減され、出力画像のコントラ
ストが高められる。これにより、周知のX線画像検出器
やX線イメージ管により得られる可視光画像に比較し
て、鮮明な画像が得られる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のX線画
像検出器においては、入力蛍光面に入力されたX線画像
を増幅する電子増倍器において、電子増倍器の複数の金
属板の入力蛍光面に面する側の面およびその面から貫通
孔の深さ方向の所定の位置まで二次電子放出率が1.5
より小さい材質の薄膜を設けたことにより、出力画像の
コントラストを低下させる要因である電子増倍器内で本
来の画像と関係のない不所望な散乱電子が増幅されるこ
とが抑制される。
【0049】これにより、ノイズ成分が少なくコントラ
ストの高いX線画像を出力することのできるX線画像検
出器が、提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に関わるX線画像検出
器の一例を示す概略図。
【図2】図1に示したX線画像検出器の真空容器の内部
の一例を示す概略図。
【図3】図2に示した電子増倍器における本来の画像で
ある電子の軌道とコントラストを低下させる要因である
散乱電子の軌道を説明する概略図。
【符号の説明】
1 ・・・X線画像検出器、 2 ・・・画像出力部、 3 ・・・撮像素子、 4 ・・・画像処理回路、 5 ・・・表示装置、 6 ・・・出力信号処理回路、 7 ・・・入力窓、 8 ・・・入力蛍光面、 13 ・・・電子増倍器、 14 ・・・金属板、 14a・・・貫通孔、 14b・・・MgO層、 14c・・・低二次電子放出率層、 15 ・・・絶縁体、 17 ・・・出力蛍光面、 20 ・・・出力蛍光膜。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/18 H04N 7/18 L Fターム(参考) 2G083 AA02 AA08 CC02 CC07 CC10 DD01 DD16 EE02 2G088 EE01 EE27 FF02 GG17 GG20 GG25 JJ01 JJ09 JJ31 5C037 GG03 GG05 GG10 GH11 GH19 5C054 AA01 AA07 CA02 CC02 EA05 ED11 HA12

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】真空を保持する真空容器と、前記真空容器
    中に配置され、外部から入射されたX線を蛍光に変換す
    る入力蛍光面と、前記真空容器中に配置され、前記入力
    蛍光面により生じた蛍光を光電子に変化する光電面と、
    前記真空容器中に配置され、前記光電面で発生され、前
    記光電面との間に印加された所定の電界により加速され
    た光電子を可視光像に変換する出力蛍光面と、前記出力
    蛍光面上に積層された金属層と、前記出力蛍光面を保持
    し、前記可視光像を透過する出力窓とを持ち、前記入力
    蛍光面と前記出力蛍光面が一定間隔を保ちながら平行に
    配置された構造を有し、前記入力蛍光面と前記出力蛍光
    面との間に一定の厚みを持つ複数の金属薄板が絶縁支持
    材を介して積層され、それらを貫通し、最小内径部を深
    さ方向の中途に有する複数の貫通穴が形成された電子増
    倍器と、前記出力蛍光面からの可視光像が前記出力蛍光
    窓を透過して出力された画像を映像信号として取り出す
    撮像素子と、からなるX線画像検出器において、 前記電子増倍器の複数の金属板の前記入力蛍光面に面す
    る側の面から個々の金属板の貫通孔の最小内径部にかけ
    て、二次電子放出率が前記金属板を構成する材料に比較
    して低二次電子放出率層が設けられていることを特徴と
    するX線画像検出器。
  2. 【請求項2】前記低二次電子放出率層は、二次電子放出
    率が1.5より小さい材質であることを特徴とする請求
    項1記載のX線画像検出器。
  3. 【請求項3】前記低二次電子放出率層は、TiN,Ti
    NO、金属炭化物あるいは炭素系化合物もしくは窒素系
    化合物を含むことを特徴とする請求項1記載のX線画像
    検出器。
  4. 【請求項4】前記低二次電子放出率層は、二次電子放出
    率の高い材質層に重ねて設けられることを特徴とする請
    求項1ないし3のいずれかに記載のX線画像検出器。
  5. 【請求項5】前記出力蛍光面からの可視光像を複数の撮
    像素子で撮像することを特徴とする請求項1ないし4の
    いずれかに記載のX線画像検出器。
  6. 【請求項6】前記複数の撮像素子が撮像するそれぞれの
    領域は、一部が相互に重なり合っていることを特徴とす
    る請求項5記載のX線画像検出器。
  7. 【請求項7】前記複数の撮像素子から得られたそれぞれ
    の画像信号の重なり合う領域の画像位置を補正する位置
    補正回路、前記画像信号の重なり合う領域の輝度を補正
    する輝度補正回路および前記画像信号の不要部分の信号
    を除去する除去回路の少なくとも1つを有し、重なり合
    った画像もしくは不連続な画像を除去する画像補正部を
    含むことを特徴とする請求項6記載のX線画像検出器。
  8. 【請求項8】真空を保持する真空容器と、前記真空容器
    中に配置され、外部から入射されたX線を蛍光に変換す
    る入力蛍光面と、前記真空容器中に配置され、前記入力
    蛍光面により生じた蛍光を光電子に変化する光電面と、
    前記真空容器中に配置され、前記光電面で発生され、前
    記光電面との間に印加された所定の電界により加速され
    た光電子を可視光像に変換する出力蛍光面と、前記出力
    蛍光面上に積層された金属層と、前記出力蛍光面を保持
    し、前記可視光像を透過する出力窓とを持ち、前記入力
    蛍光面と前記出力蛍光面が一定間隔を保ちながら平行に
    配置された構造を有し、前記入力蛍光面と前記出力蛍光
    面との間に一定の厚みを持つ複数の金属薄板が絶縁支持
    材を介して積層され、それらを貫通し、最小内径部を深
    さ方向の中途に有する複数の貫通穴が形成された電子増
    倍器と、前記出力蛍光面からの可視光像が前記出力蛍光
    窓を透過して出力された画像を映像信号として取り出す
    撮像素子と、からなるX線画像検出器において、 前記電子増倍器の複数の金属板の前記入力蛍光面に面す
    る側の面から個々の金属板の貫通孔の最小内径部にかけ
    て、二次電子放出率が1.5より小さな材質からなる低
    二次電子放出率層が設けられていることを特徴とするX
    線画像検出器。
  9. 【請求項9】真空を保持する真空容器と、前記真空容器
    中に配置され、外部から入射されたX線を蛍光に変換す
    る入力蛍光面と、前記真空容器中に配置され、前記入力
    蛍光面により生じた蛍光を光電子に変化する光電面と、
    前記真空容器中に配置され、前記光電面で発生され、前
    記光電面との間に印加された所定の電界により加速され
    た光電子を可視光像に変換する出力蛍光面と、前記出力
    蛍光面上に積層された金属層と、前記出力蛍光面を保持
    し、前記可視光像を透過する出力窓とを持ち、前記入力
    蛍光面と前記出力蛍光面が一定間隔を保ちながら平行に
    配置された構造を有し、前記入力蛍光面と前記出力蛍光
    面との間に一定の厚みを持つ複数の金属薄板が絶縁支持
    材を介して積層され、それらを貫通し、最小内径部を深
    さ方向の中途に有する複数の貫通穴が形成された電子増
    倍器と、前記出力蛍光面からの可視光像が前記出力蛍光
    窓を透過して出力された画像を映像信号として取り出す
    撮像素子と、記撮像素子が撮像した可視光像を合成する
    画像合成装置と、この画像合成装置により合成された画
    像を表示する表示装置からなるX線画像出力装置におい
    て、 前記撮像素子は複数設けられ、それぞれの撮像素子が撮
    像するそれぞれの領域は、一部が相互に重なり合うよう
    定義され、前記それぞれの撮像素子からの画像信号の重
    なり合う領域の画像位置を補正する位置補正回路、前記
    画像信号の重なり合う領域の輝度を補正する輝度補正回
    路および前記画像信号の不要部分の信号を除去する除去
    回路の少なくとも1つを有し、重なり合った画像もしく
    は不連続な画像を除去する画像補正部を含み、 前記電子増倍器の複数の金属板の前記入力蛍光面に面す
    る側の面から個々の金属板の貫通孔の最小内径部にかけ
    て、TiN,TiNO、金属炭化物あるいは炭素系化合
    物もしくは窒素系化合物を含む低二次電子放出率層が設
    けられていることを特徴とするX線画像検出器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017171131A1 (ko) * 2016-03-31 2017-10-05 이화여자대학교 산학협력단 가스 전자 증폭 검출기를 이용한 에너지 필터 방식의 이중 에너지 x-선 영상 촬영 시스템 및 그 x-선 영상 생성방법
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