JP2001155275A - 外出設定方式 - Google Patents

外出設定方式

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JP2001155275A
JP2001155275A JP33814099A JP33814099A JP2001155275A JP 2001155275 A JP2001155275 A JP 2001155275A JP 33814099 A JP33814099 A JP 33814099A JP 33814099 A JP33814099 A JP 33814099A JP 2001155275 A JP2001155275 A JP 2001155275A
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Masatoshi Namita
正俊 波多
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外出設定動作が簡単で忘れることがないよう
にして、外出中にもかかわらず安否確認装置が異常通報
することを防止し、また外出設定の判断を二重にして、
安否確認装置が異常通報しないといった危険を回避し安
全性が確保された外出設定方式を提供する。 【解決手段】 所定の住宅1内に設置した安否確認装置
5に外出設定装置4を接続し、外出設定装置4が、これ
から外出しようとする人のIDと登録されたIDとの一
致を検知し、且つ鍵7の挿入又は施錠を検知した場合
に、上記安否確認装置5に外出設定信号Gを送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は外出設定方式、特に
安否確認装置用の外出設定方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、独居高齢者宅などには、安否
確認装置が取り付けられている。
【0003】この安否確認装置は、赤外線センサで生活
反応を見たり、水道の水流を検知するセンサ等で使用状
況を監視したりして、その独居高齢者の生活行動を検知
し、それにより、家族などがその独居高齢者の安否を確
認できるようになっている。
【0004】この安否確認装置は、上記生活反応や水道
の使用が一定時間無いと判断した場合には、その独居高
齢者に異常事態が発生したと見做し、家族や受信センタ
などへ異常通報するようになっている。
【0005】しかし、実際には、独居高齢者が外出した
ためにその家の中が無人になると、生活反応などがなく
なるので、安否確認装置は、独居高齢者が活動を停止し
たと見做し、誤って外部に異常通報することがある。
【0006】これを防止するためには、安否確認装置
は、独居高齢者が外出中であることを検知し、外出中に
はたとえ生活反応などがなくなったとしても、それを異
常とは判断しないようにする必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】従来より独居高齢者が外出中であることを
検知する手段としては、外出専用ボタン方式と、キーボ
ックス方式がある。
【0009】このうち外出専用ボタン方式は、独居高齢
者が外出する場合に、外出専用ボタンを押すと、それを
検知した安否確認装置が、独居高齢者は、現在外出中で
あると判断する方式である。
【0010】しかし、この外出専用ボタン方式は、独居
高齢者が外出するごとにボタンを押さねばならず、面倒
で煩わしい。
【0011】また、ボタンを押し忘れる場合があり、そ
の場合には、安否確認装置は、外出中であるとは判断せ
ず、誤って外部に異常通報することがある。
【0012】一方、キーボックス方式は、通常は、セン
サ付きのキーボックスに鍵を入れておき、外出する場合
には、この鍵が取り出されたことを安否確認装置が検知
することにより、外出中であると判断する方式である。
【0013】しかし、このキーボックス方式は、鍵をキ
ーボックスから出しただけで外出と判断されてしまい、
例えば玄関の外に出る前に独居高齢者が宅内で倒れた場
合などでも、安否確認装置は異常通報をしない。
【0014】即ち、従来の外出専用ボタン方式は、操作
が面倒で煩わしい、またボタンを押し忘れるために外出
設定とはならず、誤って外部に異常通報することがあ
る。
【0015】また、従来のキーボックス方式は、本来異
常通報すべき場合でもそれがなされないことがあり、危
険であって、安全性が確保されない。
【0016】本発明の目的は、外出設定動作が簡単で忘
れることがないようにして、外出中にもかかわらず安否
確認装置が異常通報することを防止し、また外出設定の
判断を二重にして、安否確認装置が異常通報しないとい
った危険を回避し安全性が確保された外出設定方式を提
供する。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は、図1〜図9に示すように、所定の住宅1
内に設置した安否確認装置5に外出設定装置4を接続
し、外出設定装置4が、これから外出しようとする人の
IDと登録されたIDとの一致を検知し、且つ鍵7の挿
入又は施錠を検知した場合に、上記安否確認装置5に外
出設定信号Gを送信するようにした。
【0018】従って、本発明によれば、鍵7の挿入(図
2)又は施錠(図6)は、外出する人にとっては通常行
う動作であって、このような外出設定動作は極めて簡単
であり、忘れることはなく、例えば従来のように、外出
設定操作を忘れてしまい、安否確認装置5が誤って外部
に異常通報するといった弊害は無くなる。
【0019】また、IDの一致と(図4のステップ10
2のYES又は図8のステップ302のYES)と鍵7
の挿入(図4のステップ103のYES)又は施錠(図
8のステップ303のYES)という二重のチェックが
なされて、初めて外出設定が行われるので(図4のステ
ップ104又は図8のステップ304)、従来のよう
に、鍵をキーボックスから出しただけで外出と判断され
てしまい、外出する人が宅内で倒れた場合などでも、安
否確認装置は異常通報をしないといった危険は回避さ
れ、安全性が確保される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態により
添付図面を参照して説明する。図1は本発明の全体図で
あり、図示する外出設定装置4は、例えば独居高齢者が
住んでいる所定の住宅1に設置した安否確認装置5に接
続されている。
【0021】この場合、外出設定装置4と安否確認装置
5の接続方式としては、有線でも無線でもよい。
【0022】上記外出設定装置4は、例えば玄関のドア
2の鍵穴3の近傍に設置され、図2(A)に示すよう
に、玄関のドア2の外側に設置されている。
【0023】即ち、ドア2の把手2Aの下方には(図
2)、鍵穴3が設けられ、この鍵穴3の直下に上記外出
設定装置4が設置されている。
【0024】この構成により、後述するように、外出設
定装置4は、例えばIDの一致と(図4のステップ10
2のYES)、鍵7の挿入を(図4のステップ103の
YES)それぞれ検知すると、上記安否確認装置5に対
して外出設定信号Gを送信する(図4のステップ10
4)。
【0025】それにより、安否確認装置5は、住宅1内
で一定時間人の変化を何ら検知しなくても、外部の受信
センタ8や、その家族など所定の連絡先に異常通報は発
しない。
【0026】また、上記外出設定装置4は、玄関以外の
他の出入口にも設置することができ、これにより、玄関
以外からの外出にも対応することが可能である。
【0027】図2は、本発明による第1実施形態を示す
図であり、IDの一致と共に鍵7がその鍵穴3に挿入さ
れたことにより、外出設定と判断する方式である。
【0028】即ち、鍵穴3の中には(図2(A))、マ
イクロスイッチ4C1が設けられ、鍵7が挿入される
と、このマイクロスイッチ4C1を介して後述する鍵挿
入検知部4Cが(図3)それを検知して制御部4Aに知
らせ、安否確認装置用送受信部4Dを介して外出設定信
号Gが送信されるようになっている。
【0029】そして、図2の場合には、玄関のドア2の
内側にも、外出設定装置4が設置されており、後述する
ように、玄関の外側に設置された外出設定装置4による
外出設定を(図4)、玄関の内側に設置された外出設定
装置4により解除する(図5)ようにした。
【0030】外出設定装置4の詳細は、図3に示され、
制御部4Aと、IDタグ用送受信部4Bと、鍵挿入検知
部4Cと、安否確認装置用送受信部4Dと、記憶部4E
と、登録・抹消入力部4Fにより構成されている。
【0031】制御部4Aは、本発明を実施するためのプ
ログラム(例えば図4に相当)を解読して判断し、ID
タグ用送受信部4Bや鍵挿入検知部4Cなどの各装置に
指示を与えることにより全体を制御し、例えば前記した
ように(図4)、IDの一致と、鍵7の挿入を検知した
場合には、安否確認装置5に外出設定信号Gを送信す
る。
【0032】IDタグ用送受信部4Bは、独居高齢者が
外出しようとする場合に、その独居高齢者の鍵7(図
1)に取り付けられたキーホルダ式IDタグ6に記録さ
れたIDを、電波を介して受信し、更にそのIDを前記
制御部4Aに送信する。
【0033】鍵挿入検知部4Cは、既述したように、マ
イクロスイッチ4C1(図1)を有し、前記鍵7がその
鍵穴3に挿入されたことを検知してそれを制御部4Aに
知らせる。
【0034】安否確認装置用送受信部4Dは、前記した
ように(図4)、制御部4Aからの指示により、安否確
認装置5に対して外出設定信号Gを送信する。
【0035】また、安否確認装置用送受信部4Dは、そ
れが内側に設置した外出設定装置4を(図2(A))構
成する場合には、同様に制御部4Aからの指示により、
安否確認装置5に対して外出設定解除信号Kを送信する
(図5のステップ203)。
【0036】記憶部4Eは、所定の住宅1に住んでいる
独居高齢者のIDを予め記憶しておき、この記憶された
IDは、IDタグ6から入力されたIDと比較され、両
者の一致・不一致が判断される(図4のステップ10
2)。
【0037】登録・抹消入力部4Fは、例えばテンキー
であり、前記記憶部4Eに対するIDの登録と抹消が行
われる。
【0038】前記記憶部4Eには、複数のIDが記憶さ
れ、また登録・抹消入力部4Fにより、複数のIDの登
録・抹消が行われる。
【0039】例えば、独居高齢者を含めた家族全員にI
Dタグ6を持たせておき、これら複数のIDタグ6に記
録されているIDを、予め登録・抹消入力部4Fを介し
て記憶部4Eに全て記憶させておく。
【0040】これにより、家族全員が外出する場合に
は、外出設定装置4は、それぞれのIDタグ6に記録さ
れたIDと、登録されたIDとの一致を検出することに
より、外出設定と判断し、安否確認装置5に対して外出
設定信号Gを送信する。
【0041】以下、上記構成を有する本発明の動作を、
図4と図5に基づいて説明する。
【0042】(1)外出設定動作(図4)。
【0043】図4のステップ101において、IDを受
信したか否かを判断し、受信した場合には(YES)、
ステップ102において、そのIDが登録したものと一
致しているか否かを判断し、一致している場合には(Y
ES)、ステップ103において、鍵7が挿入されたか
否かを判断し、挿入された場合には(YES)、ステッ
プ104において、外出設定信号Gを送信する。
【0044】即ち、独居高齢者が外出しようとして、鍵
7を(図2(A))その鍵穴3に挿入すると、先ず、そ
の鍵7に取り付けられているIDタグ6に記録されてい
るIDが、外側の外出設定装置4を構成するIDタグ用
送受信部4Bに送信される。
【0045】そのIDを受信したIDタグ用送受信部4
Bは、制御部4Aに対してそのIDを送信し、制御部4
Aは、そのIDを記憶部4Eに登録されているIDと比
較する。
【0046】そして、受信したIDと登録されたIDの
両者が一致している場合には、制御部4Aは、今度は、
鍵挿入検知部4Cを介して鍵7がその鍵穴3に挿入され
たことを検知して、外出設定信号Gを安否確認装置5に
送信する。
【0047】即ち、制御部4Aは、IDの一致と、鍵7
の挿入とを検知して、初めて外出設定を行うので、二重
のチェックにより外出設定がなされ、そのため、独居高
齢者が鍵7をかけないで単にその住宅1の庭に出た場合
などには、誤って外出設定されることはない。
【0048】また、独居高齢者にとっては、外出時に鍵
7をかけることは、通常行う動作であり、このような外
出設定動作は簡単であって、忘れることはない。更に、
独居高齢者にとっては、このような簡単な外出設定動作
について、何ら新しい事柄を覚える必要はなく、煩わし
さから解放される。
【0049】尚、図4のステップ101において、ID
を受信しない場合(NO)、ステップ102において、
IDが登録したものと一致しない場合(NO)、ステッ
プ103において、鍵7が挿入されない場合(NO)に
は、独居高齢者自身が外出をしないなど、外出設定の対
象とはならず、全ての動作を終了する(END)。
【0050】(2)外出設定解除動作(図5)。
【0051】図5のステップ201において、IDを受
信したか否かを判断し、受信した場合には(YES)、
ステップ202において、そのIDが登録したものと一
致しているか否かを判断し、一致している場合には(Y
ES)、ステップ203において、外出設定解除信号K
を送信する。
【0052】即ち、独居高齢者が帰宅した場合は、鍵7
を(図2(A))その鍵穴3に挿入するが、その動作
は、外出する場合と全く同じであり、玄関のドア2の外
側に外出設定装置4を設置しただけでは、帰宅時にその
外出設定を(図4)解除することはできない。
【0053】そこで、既述したように、玄関のドア2の
内側にも(図2(A))外出設定装置4を設置し、外出
から帰宅した独居高齢者がドア2を開けることにより、
この内側の外出設定装置4によってIDの一致が検知さ
れた場合に(図5のステップ202のYES)、外出設
定解除信号Kが送信されるようにした(図5のステップ
203)。
【0054】例えば、独居高齢者が帰宅したときに、鍵
7を(図2(A))用いてドア2を開け玄関の中に入る
と、その鍵7に取り付けられているIDタグ6に記録さ
れているIDが、今度は、内側の外出設定装置4を構成
するIDタグ用送受信部4Bに送信される。
【0055】そのIDを受信したIDタグ用送受信部4
Bは、制御部4Aに対してそのIDを送信し、制御部4
Aは、そのIDを記憶部4Eに登録されているIDと比
較する。
【0056】そして、受信したIDと登録されたIDの
両者が一致している場合には、制御部4Aは、安否確認
装置用送受信部4Dを介して、外出設定解除信号Kを
(図2(A))安否確認装置5に送信する。
【0057】これにより、外出設定は解除され、安否確
認装置5は、センサなどを介して住宅1に住んでいる独
居高齢者に一定時間何ら変化が見られない場合には、異
常通報を受信センタ8などに送信することにより、所定
の対処がとられるようにする。
【0058】また、内側に外出設定装置4を設置する代
わりに(図2(A))、玄関の中に人間検知センサなど
を設置し、独居高齢者が帰宅してドア2を開け、この人
間検知センサにより検知されたときに、安否確認装置5
に対して外出設定解除信号Kが送信されるようにしても
よい。
【0059】尚、図5のステップ201において、ID
を受信しない場合(NO)、ステップ202において、
IDが登録したものと一致しない場合(NO)には、独
居高齢者自身が帰宅をしないなど、外出設定解除の対象
とはならず、全ての動作を終了する(END)。
【0060】図6は、本発明による第2実施形態を示す
図であり、IDの一致と共に施錠されたことにより、外
出設定と判断する方式である。
【0061】即ち、ドア2に接近した壁9の(図6
(B))の領域には、閂10が出し入れされる空洞部9
Aが形成され、その空洞部9Aの中にマイクロスイッチ
4G1が設けられている。
【0062】そして、鍵7がその鍵穴3に挿入され(図
6(A))、鍵7が回転して上記閂10が空洞部9Aに
入り施錠されると、前記マイクロスイッチ4G1を介し
て後述する施錠・解錠検知部4Gが(図7)それを検知
して制御部4Aに知らせ、安否確認装置用送受信部4D
を介して外出設定信号Gが安否確認装置5に送信される
ようになっている。
【0063】そして、図6の場合には、外出する場合
と、帰宅した場合とでは、独居高齢者が行う動作は、全
く反対である(施錠と解錠)。
【0064】そのため図2の場合と異なり、外出設定装
置4は玄関の外側に1つ設置するだけで、後述するよう
に、この1つの外出設定装置4により、外出設定と(図
8)外出設定解除との(図9)両方ができるようになっ
ている。
【0065】外出設定装置4の詳細は、図7に示され、
図3と異なるのは、施錠・解錠検知部4Gが付加されて
いる点であり、その他の制御部4Aなどは、図3と全く
同様であり、その説明は省略する。
【0066】施錠・解錠検知部4Gは、既述したよう
に、マイクロスイッチ4G1(図6(B))を有し、独
居高齢者が外出する場合に、鍵7を挿入して回転したと
きには(図6(A))、前記閂10が空洞部9Aに(図
6(B))入って施錠されたことを検知してそれを制御
部4Aに知らせる。
【0067】また、施錠・解錠検知部4Gは、独居高齢
者が帰宅した場合に、鍵7を挿入して反対方向に回転し
たときには(図6(A))、同様にマイクロスイッチ4
G1を介して、前記閂10が空洞部9Aから(図6
(B))出て解錠されたことを検知してそれを制御部4
Aに知らせる。
【0068】以下、上記構成を有する本発明の動作を、
図8と図9に基づいて説明する。
【0069】(1)外出設定動作(図8)。
【0070】図8のステップ301において、IDを受
信したか否かを判断し、受信した場合には(YES)、
ステップ302において、そのIDが登録したものと一
致しているか否かを判断し、一致している場合には(Y
ES)、ステップ303において、施錠がされたか否か
を判断し、施錠がされた場合には(YES)、ステップ
304において、外出設定信号Gを送信する。
【0071】即ち、独居高齢者が外出しようとして、鍵
7を(図6(A))その鍵穴3に挿入して回転すると、
先ず、その鍵7に取り付けられているIDタグ6に記録
されているIDが、外出設定装置4を構成するIDタグ
用送受信部4Bに(図7)に送信される。
【0072】そのIDを受信したIDタグ用送受信部4
Bは、制御部4Aに対してそのIDを送信し、制御部4
Aは、そのIDを記憶部4Eに登録されているIDと比
較する。
【0073】そして、受信したIDと登録されたIDの
両者が一致している場合には、制御部4Aは、今度は、
施錠・解錠検知部4Gを介して施錠がされたことを検知
して、外出設定信号Gを安否確認装置5に送信する。
【0074】即ち、図2の場合と同様に、制御部4A
は、IDの一致と、施錠とを検知して、初めて外出設定
を行うので、二重のチェックにより外出設定がなされ、
そのため、独居高齢者が鍵7をかけないで単にその住宅
1の庭に出た場合などには、誤って外出設定されること
はない。
【0075】また、図2の場合と同様に、独居高齢者に
とっては、外出時に鍵7をかけることは、通常行う動作
であり、このような外出設定動作は簡単であって、忘れ
ることはなく、更に、このような簡単な外出設定動作に
ついて、何ら新しい事柄を覚える必要はなく、煩わしさ
から解放される。
【0076】尚、図8のステップ301において、ID
を受信しない場合(NO)などについては、図4と同様
であり、全ての動作を終了する(END)。
【0077】(2)外出設定解除動作(図9)。
【0078】図9のステップ401において、IDを受
信したか否かを判断し、受信した場合には(YES)、
ステップ402において、そのIDが登録したものと一
致しているか否かを判断し、一致している場合には(Y
ES)、ステップ403において、解錠がされたか否か
を判断し、解錠がされた場合には(YES)、ステップ
404において、外出設定解除信号Kを送信する。
【0079】即ち、独居高齢者が帰宅して、鍵7を(図
6(A))その鍵穴3に挿入して外出時と反対方向に回
転すると、先ず、その鍵7に取り付けられているIDタ
グ6に記録されているIDが、外出設定装置4を構成す
るIDタグ用送受信部4Bに(図7)に送信される。
【0080】そのIDを受信したIDタグ用送受信部4
Bは、制御部4Aに対してそのIDを送信し、制御部4
Aは、そのIDを記憶部4Eに登録されているIDと比
較する。
【0081】そして、受信したIDと登録されたIDの
両者が一致している場合には、制御部4Aは、今度は、
施錠・解錠検知部4Gを介して解錠がされたことを検知
して、外出設定解除信号Kを安否確認装置5に送信す
る。
【0082】これにより、外出設定は解除され、同様
に、安否確認装置5は、センサなどを介して住宅1に住
んでいる独居高齢者に一定時間何ら変化が見られない場
合には、異常通報を受信センタ8などに送信することに
より、所定の対処がとられるようにする。
【0083】尚、図9のステップ401において、ID
を受信しない場合(NO)などについては、図5と同様
であり、全ての動作を終了する(END)。
【0084】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、鍵の
挿入又は施錠は、外出する人にとっては通常行う動作で
あって、このような外出設定動作は極めて簡単であって
忘れることはなく、従来のように、外出中に安否確認装
置が誤って異常通報をすることが防止され、更に、ID
の一致と鍵の挿入又は施錠という二重のチェックがなさ
れて、初めて外出設定が行われるので、従来のように、
安否確認装置が異常通報すべきときでもしないといった
危険は回避され、安全性が確保されるという効果があ
る。
【0085】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体図である。
【図2】本発明の第1実施形態を示す図である。
【図3】図2における外出設定装置4の構成を示す図で
ある。
【図4】図2における外出設定の動作を示すフローチャ
ートである。
【図5】図2における外出設定解除の動作を示すフロー
チャートである。
【図6】本発明の第2実施形態を示す図である。
【図7】図6における外出設定装置4の構成を示す図で
ある。
【図8】図6における外出設定の動作を示すフローチャ
ートである。
【図9】図6における外出設定解除の動作を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 独居高齢者宅 2 ドア 3 鍵穴 4 外出設定装置 5 安否確認装置 6 IDタグ 7 鍵 8 受信センタ 9 壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/14 G06K 19/00 S Fターム(参考) 5B035 BB09 BC01 CA23 5C087 BB02 BB20 BB74 DD03 DD25 EE07 EE18 FF01 FF04 FF17 GG10 GG19 GG21 GG23 GG30 GG46 GG51 GG56 GG57 5K048 AA15 BA12 BA52 DC01 EA16 GA07 HA01 HA02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の住宅内に設置した安否確認装置に
    外出設定装置を接続し、外出設定装置が、これから外出
    しようとする人のIDと登録されたIDとの一致を検知
    し、且つ鍵の挿入又は施錠を検知した場合に、上記安否
    確認装置に外出設定信号を送信することを特徴とする外
    出設定方式。
  2. 【請求項2】 上記鍵の挿入を検知して外出設定をする
    場合に、玄関の外側に設置された外出設定装置による外
    出設定を、玄関の内側に設置された外出設定装置により
    解除するようにした請求項1記載の外出設定方式。
  3. 【請求項3】 上記鍵の挿入を検知して外出設定をする
    場合に、玄関の外側に設置された外出設定装置による外
    出設定を、玄関の内側に設置された人間検知センサによ
    り解除するようにした請求項1記載の外出設定方式。
  4. 【請求項4】 上記外出設定装置が所定の住宅の複数の
    出入口に設置されている請求項1記載の外出設定方式。
  5. 【請求項5】 上記外出しようとする人のIDが複数の
    IDタグに記録され、それぞれのIDと登録されたID
    との一致が検知される請求項1記載の外出設定方式。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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