JP2001154951A - プログラム起動装置 - Google Patents

プログラム起動装置

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JP2001154951A
JP2001154951A JP33425899A JP33425899A JP2001154951A JP 2001154951 A JP2001154951 A JP 2001154951A JP 33425899 A JP33425899 A JP 33425899A JP 33425899 A JP33425899 A JP 33425899A JP 2001154951 A JP2001154951 A JP 2001154951A
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Mitsuhiro Kuroda
光洋 黒田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークを介して転送されてきたプログ
ラム搭載ファイルに搭載された任意のプログラムを自動
的に1度だけ実行できるようにする。 【解決手段】 ファイル実行処理部52は、実行用ファ
イル51のプログラムを実行する。ファイル受信部53
は、ネットワーク3を介して転送されてきたプログラム
搭載ファイル41を実行用ファイル51に上書き出力す
る。実行制御部55は、実行情報設定ファイル54に設
定されたデータの間隔でファイル実行処理部52を周期
的に起動させる。ファイル実行処理部52は、実行用フ
ァイル51のプログラム実行を終了する毎にプログラム
非搭載ファイル57を実行用ファイル51に上書き出力
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク接続
されたコンピュータ機器において、ネットワークを介し
て転送されてきたプログラム搭載ファイルに搭載された
任意のプログラムを1度だけ起動させることを可能にし
たプログラム起動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばチェーン展開された複数の店舗を
本部で統轄して管理する業態のチェーンストアにおいて
は、一般に、各店舗に商品販売データを登録する機能を
有した複数台のPOS(Point Of Sales:販売時点情報
管理)ターミナルと各POSターミナルで登録された商
品販売データを収集し集計して店舗全体の売上などを一
元的に管理するストアコントローラとを回線接続してな
るPOSシステムをそれぞれ構築するとともに、本部に
ホストコンピュータ等を主体としたサービス拠点機器を
設置し、各店舗のストアコントローラと本部のサービス
拠点機器とをネットワークで接続して、各店舗のPOS
システムの動作状況を本部に居ながらにして監視できる
ようにしている。
【0003】これにより、例えばストアコントローラに
トラブルが発生した場合、このトラブルを修復するため
のプログラムを本部で作成し、ネットワークを介してス
トアコントローラにダウンロードし起動させることによ
って、この種のトラブルを除去することが可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、各店舗
のストアコントローラがそれぞれ実装するプログラムは
大部分が共通しているので、プログラムに起因するトラ
ブルはほぼ同時期に各店舗で発生することが多い。この
ような場合、本部では前述したようにトラブルを修復す
るためのプログラムを作成し、ネットワークを介して各
ストアコントローラに配信して修復を図るが、配信した
プログラムを起動させるためには、ストアコントローラ
毎にログイン操作しなければならなかったので、一度に
多くのストアコントローラでトラブルが発生すると修復
に莫大な手間と時間を要していた。
【0005】このような問題は、ストアコントローラが
ネットワークを介して転送されてきたプログラム搭載フ
ァイルに搭載された任意のプログラムを自動的に1度だ
け実行するような機能を備えることによって解決でき
る。そこで本発明は、ネットワークを介して転送されて
きたプログラム搭載ファイルに搭載された任意のプログ
ラムを自動的に1度だけ実行することができるプログラ
ム起動装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願請求項1記載の発明
は、実行用ファイルのプログラムを実行するファイル実
行手段と、ネットワークを介して転送されてきたプログ
ラム搭載ファイルを実行用ファイルに上書き出力するフ
ァイル受信手段と、予め設定された間隔でファイル実行
手段を周期的に起動させる実行制御手段と、実行用ファ
イルのプログラム実行を終了する毎にプログラム非搭載
ファイルを実行用ファイルに上書き出力するファイル初
期化手段とを備えたものである。このような構成の請求
項1記載の発明においては、予め設定された間隔でファ
イル実行手段が周期的に起動している。ファイル実行手
段は、起動される毎に実行用ファイルのプログラムを実
行する。ただし、実行用ファイルにプログラムが存在し
ない場合には、何も行われない。ネットワークを介して
プログラム搭載ファイルが転送されてくると、このプロ
グラム搭載ファイルが実行用ファイルに上書き出力され
る。そうすると、この実行用ファイルに上書き出力され
たプログラム搭載ファイルのプログラムがファイル実行
手段により実行される。そして、このプログラム実行が
終了すると、プログラム非搭載ファイルが実行用ファイ
ルに上書き出力される。これにより、プログラム搭載フ
ァイルのプログラムは1度だけ実行される。
【0007】本願請求項2記載の発明は、上記請求項1
記載の発明において、ファイル実行手段を、実行用ファ
イルのプログラムを実行する際に排他情報ファイルを作
成し、実行用ファイルのプログラム実行を終了すると排
他情報ファイルを削除し、起動時に排他情報ファイルが
存在するか否かをチェックし、存在する場合には実行用
ファイルのプログラムを実行しないようにしたものであ
る。このような構成の請求項2記載の発明においては、
実行用ファイルのプログラム実行中は排他情報ファイル
が作成されているので、実行制御手段により新たにファ
イル実行手段が起動されても実行用ファイルのプログラ
ムは起動されない。したがって、実行用ファイルのプロ
グラムが二重に起動されることはない。
【0008】本願請求項3記載の発明は、実行用ファイ
ルのプログラムに実行権を付与する実行権付与手段と、
ネットワークを介して配信されてきたプログラム搭載フ
ァイルを実行用ファイルに上書き出力するファイル受信
手段と、予め設定された間隔で実行権付与手段を周期的
に起動させる実行制御手段と、実行権付与手段により実
行権が付与された実行用ファイルのプログラム実行を終
了する毎に実行用ファイルのプログラムをクリアするフ
ァイル削除手段とを備えたものである。このような構成
の請求項3記載の発明においては、予め設定された間隔
で実行権付与手段が周期的に起動している。実行権付与
手段は、起動される毎に実行用ファイルのプログラムに
実行権を付与する。ただし、実行用ファイルにプログラ
ムが存在しない場合には、何も行われない。ネットワー
クを介してプログラム搭載ファイルが転送されてくる
と、このプログラム搭載ファイルが実行用ファイルに上
書き出力される。そうすると、この実行用ファイルに上
書き出力されたプログラム搭載ファイルのプログラムに
対し、実行権付与手段により実行権が付与され、プログ
ラムが実行される。その後、プログラム実行が終了する
と、実行用ファイルのプログラムがクリアされる。これ
により、プログラム搭載ファイルのプログラムは1度だ
け実行される。
【0009】本願請求項4記載の発明は、上記請求項3
記載の発明において、実行権付与手段を、実行用ファイ
ルのプログラムに実行権を付与する際に排他情報ファイ
ルを作成し、実行用ファイルのプログラム実行を終了す
ると排他情報ファイルを削除し、起動時に排他情報ファ
イルが存在か否かをチェックし、排他情報ファイルが存
在する場合には実行用ファイルのプログラムに実行権を
付与しないようにしたものである。このような構成の請
求項4記載の発明においては、実行用ファイルのプログ
ラム実行中は排他情報ファイルが作成されているので、
実行制御手段により新たに実行権付与手段が起動されて
も実行用ファイルのプログラムには実行権が付与されな
い。したがって、実行用ファイルのプログラムが二重に
起動されることはない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を用いて説明する。はじめに、本願請求項1及び2記
載の発明に対応した第1の実施の形態について説明す
る。なお、この第1の実施の形態は、チェーン展開され
た複数の店舗を本部で統轄して管理するチェーンストア
の各店舗にそれぞれ構築されるPOSシステムのストア
コントローラに本発明を適用した場合である。
【0011】図1は本実施の形態のシステム全体構成を
示すブロック図で、図中1は本部に構築される計算機シ
ステムを示しており、図中2は、各店舗にそれぞれ構築
されるPOSシステムを示している。
【0012】本部の計算機システム1は、特に、各店舗
に構築されたPOSシステム2の動作状況を監視しメン
テナンスを行うためのサービス拠点コンピュータ機器1
1を備えている。
【0013】各店舗のPOSシステム2は、それぞれ商
品販売データを登録処理する機能を有した複数台のPO
Sターミナル21とストアコントローラ22とを通信回
線23で閉ループ状に接続し、ストアコントローラ22
において、各POSターミナル21で登録された商品販
売データをオンラインで収集し集計して、店舗全体の売
上などを一元的に管理するようにしたものである。各店
舗のストアコントローラ22は、マルチタスク機能を有
するOS(Operating System)を実装したワークステー
ションによって構成している。
【0014】そして、本部計算機システム1のサービス
拠点コンピュータ機器11と各店舗POSシステム2の
ストアコントローラ22とは、それぞれ公衆回線又は専
用回線によるネットワーク3に接続しており、このネッ
トワーク3を介して相互間でデータを送受する機能を有
している。
【0015】図2は本実施の形態のプロセス構成を示す
ブロック図である。図示するように、本部計算機システ
ム1のサービス拠点コンピュータ機器11は、各店舗P
OSシステム2のストアコントローラ22で起動させる
起動対象プログラムを搭載したプログラム搭載ファイル
41をFTP(File Transfer Protocol)を使って各ス
トアコントローラ22に転送するファイル転送手段とし
てのファイル転送部42を備えている。
【0016】一方、各店舗POSシステム2のストアコ
ントローラ22は、実行用ファイル51のプログラムを
実行するファイル実行手段としてのファイル実行処理部
52と、ネットワーク3を介して転送されてきたプログ
ラム搭載ファイル41を実行用ファイル51に上書き出
力するファイル受信手段としてのファイル受信部53
と、実行情報設定ファイル54に設定された時間データ
の間隔で前記ファイル実行処理部52を周期的に起動さ
せる実行制御手段としての実行制御部55とを有してい
る。ファイル実行処理部52は、前記実行用ファイル5
1のプログラムを実行する際に排他情報ファイル56を
作成する。また、前記実行用ファイル51のプログラム
実行を終了すると前記排他情報ファイル56を削除する
とともに、プログラム非搭載ファイルである属性設定フ
ァイル57を前記実行用ファイル51に上書き出力する
(ファイル初期化手段)。さらに、起動時に前記排他情
報ファイル56が存在するか否かをチェックし、存在す
る場合には前記実行用ファイル51のプログラムを実行
しないものとなっている。
【0017】すなわち、ファイル実行処理部52は、図
3の流れ図に示す処理を実行するプロセスである。な
お、初期状態の環境として、時間データ=1分が設定さ
れた実行情報設定ファイル54と、実行権限のみ設定さ
れ起動しても何もしないで処理を終了するプログラムの
属性設定ファイル57とがインストールされている。ま
た、実行用ファイル51が上記属性設定ファイル57の
コピーとして作成されている。ファイル受信部53及び
実行制御部55は、OSが起動されている間は常駐して
要求を受けようとするプロセスであり、スタンバイ状態
になっている。
【0018】かかる環境下において、ファイル実行処理
部52は、実行制御部55からの指令により、1分毎に
起動する。そして先ず、ST(ステップ)1として排他
情報ファイル56が存在するか否かを判断する。ここ
で、排他情報ファイル56が存在する場合には、直ちに
今回の処理を終了する。
【0019】ST1にて排他情報ファイル56が存在し
ないことを確認した場合には、ST2として排他情報フ
ァイル56をメモリ上に作成する。次に、ST3として
実行用ファイル51のプログラムを起動する。そして、
このプログラムが終了するのを待つ。ST4として実行
用ファイル51のプログラム終了を確認したならば、S
T5として属性設定ファイル57を実行用ファイル51
に上書きコピーする。しかる後、ST6としてメモリ上
に作成した排他情報ファイル56を削除したならば、今
回の処理を終了する。
【0020】このような構成の第1の実施の形態におい
ては、各ストアコントローラ22では、ファイル実行処
理部52の作用により例えば1分間隔で実行用ファイル
51のプログラムが起動される。通常、実行用ファイル
51には、属性設定ファイル57が上書きコピーされて
いる。したがって、実行用ファイル51のプログラムが
起動しても何の処理がなされずに直ちにプログラムが終
了するので、ストアコントローラ22のパフォーマンス
に影響を及ぼすことはない。
【0021】一方、本部において各店舗POSシステム
2のストアコントローラ22で1回だけ緊急に実行した
いメンテナンス等の業務が生じた場合には、この業務を
処理する起動対象プログラムを搭載したプログラム搭載
ファイル41を作成する。そして、ファイル転送部42
の作用によりFTPを使って各店舗のストアコントロー
ラ22に当該プログラム搭載ファイル41を配信する。
【0022】各店舗のストアコントローラ22において
は、ネットワーク3を介してFTPを使って転送されて
きたプログラム搭載ファイル41がファイル受信部53
の作用により実行用ファイル51に上書き出力される。
このとき、実行用ファイル51の属性はそのまま引き継
がれる。すなわち実行権はそのまま引き継がれることに
なる。これにより、この実行用ファイル51に上書きさ
れた起動対象プログラムが遅くとも1分以内にファイル
実行処理部52の作用によって起動される。
【0023】その後、この起動対象プログラムによる処
理が終了すると、実行用ファイル51に属性設定ファイ
ル57の内容が上書きコピーされる。したがって、実行
用ファイル51は1分後にファイル実行処理部52の作
用によって起動されるが、起動対象プグラムは属性設定
ファイル57の上書きコピーによって既に消失している
ので、1回のみ実行されるだけである。
【0024】なお、ファイル実行制御部52の作用によ
って実行用ファイル51のプログラムが実行されている
間は、排他情報ファイル56が作成されており、この排
他情報ファイル56が作成されている期間中は、実行制
御部55の作用によりファイル実行処理部52が起動さ
れてもファイル実行処理部52は実行用ファイル51の
プログラムを起動しないので、実行用ファイル51のプ
ログラム,つまりネットワーク3を介して転送されてき
たプログラム搭載ファイル41の起動対象プログラムが
二重に実行されることはない。
【0025】このように第1の実施の形態によれば、本
部において各店舗POSシステム2のストアコントロー
ラ22で1回だけ緊急に実行したいメンテナンス等の業
務が生じた場合、この業務を処理する起動対象プログラ
ムを搭載したプログラム搭載ファイル41を作成し、F
TPを使って各店舗のストアコントローラ22に当該プ
ログラム搭載ファイル41を配信するだけで、各店舗の
ストアコントローラ22で当該起動対象プログラムを1
回だけ実行させることができる。また、当該起動対象プ
ログラムの二重起動も防止できる。
【0026】次に、本願請求項3及び4記載の発明に対
応した第2の実施の形態について説明する。なお、この
第2の実施の形態も、チェーン展開された複数の店舗を
本部で統轄して管理するチェーンストアの各店舗にそれ
ぞれ構築されるPOSシステムのストアコントローラに
本発明を適用した場合であり、システム全体構成及びプ
ロセス構成は前記第1の実施の形態と同一なので、図
1,2を用いてその説明を省略する。
【0027】第2の実施の形態においては、ファイル実
行処理部52は、図4の流れ図に示す処理を実行するプ
ロセスとなっている。なお、初期状態の環境として、時
間データ=1分が設定された実行情報設定ファイル54
がインストールされている。また、実行用ファイル51
はクリアされている。ファイル受信部53及び実行制御
部55は、OSが起動されている間は常駐して要求を受
けようとするプロセスであり、スタンバイ状態になって
いる。
【0028】かかる環境下において、ファイル実行処理
部52は、実行制御部55からの指令により、1分毎に
起動する。そして先ず、ST11として排他情報ファイ
ル56が存在するか否かを判断する。ここで、排他情報
ファイル56が存在する場合には、直ちに今回の処理を
終了する。
【0029】ST11にて排他情報ファイル56が存在
しないことを確認した場合には、ST12として排他情
報ファイル56をメモリ上に作成する。次に、ST13
として実行用ファイル51にプログラムの実行権を付与
する。ただし、実行用ファイル51がクリアされてお
り、実行権を付与できない場合には(ST14のN
O)、ST17に進み、メモリ上に作成した排他情報フ
ァイル56を削除して、今回の処理を終了する。
【0030】これに対し、実行用ファイル51にプログ
ラムが格納されており実行権が付与された場合には(S
T14のYES)、この実行用ファイル51のプログラ
ムが終了するのを待つ。ST15として実行用ファイル
51のプログラム終了を確認したならば、ST16とし
て実行用ファイル51をクリアする。しかる後、ST1
7としてメモリ上に作成した排他情報ファイル56を削
除したならば、今回の処理を終了する。
【0031】このような構成の第2の実施の形態におい
ては、実行用ファイル51に格納されるプログラムに対
して1分おきに実行権が与えられる。ただし、通常は、
実行用ファイル51にプログラムが存在しないので実行
されず、ストアコントローラ22のパフォーマンスに影
響を及ぼすことはない。
【0032】一方、本部において各店舗POSシステム
2のストアコントローラ22で1回だけ緊急に実行した
いメンテナンス等の業務が生じ、この業務を処理する起
動対象プログラムを搭載したプログラム搭載ファイル4
1が作成されて、ファイル転送部42の作用により各店
舗のストアコントローラ22に当該プログラム搭載ファ
イル41が配信されると、各店舗のストアコントローラ
22においては、ネットワーク3を介してFTPを使っ
て転送されてきたプログラム搭載ファイル41がファイ
ル受信部53の作用により実行用ファイル51に上書き
出力される。これにより、この実行用ファイル51に上
書きされた起動対象プログラムが遅くとも1分以内にフ
ァイル実行処理部52の作用によって起動される。
【0033】その後、この起動対象プログラムによる処
理が終了すると、実行用ファイル51がクリアされる。
したがって、実行用ファイル51のプログラムは1分後
にファイル実行処理部52の作用によって実行権が付与
されるが、起動対象プログラムは既に消失しているの
で、1回のみ実行されるだけである。
【0034】なお、この第2の実施の形態においても実
行用ファイル51のプログラムが実行されている間は、
排他情報ファイル56が作成されており、この排他情報
ファイル56が作成されている期間中は、実行制御部5
5の作用によりファイル実行処理部52が起動されても
ファイル実行処理部52は実行用ファイル51のプログ
ラムに実行権を付与しないので、実行用ファイル51の
プログラム,特にネットワーク3を介して転送されてき
たプログラム搭載ファイル41の起動対象プログラムが
二重に実行されることはない。
【0035】このように、第2の実施の形態において
も、前記第1の実施の形態と同様、ネットワークを介し
て転送されてきたプログラムを1回だけかつ二重起動さ
れることなく自動的に起動させることができるものであ
る。また、この第2の実施の形態によれば、属性設定フ
ァイル57を省略でき、構成を簡略化できる利点もあ
る。
【0036】なお、起動対象プログラムは、コンパイル
で作成されるバイナリモジュールだけでなく、シェルで
あってもよい。
【0037】
【発明の効果】以上詳述したように本願請求項1及び3
記載の発明によれば、ネットワークを介して転送されて
きたプログラム搭載ファイルに搭載された任意のプログ
ラムを自動的に1度だけ実行することができるプログラ
ム起動装置を提供できる。また、本願請求項2及び4記
載の発明によれば、上記の効果を奏することはもとよ
り、任意のプログラムが二重起動されるのを防ぐことが
できる効果も奏するプログラム起動装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1,第2の実施の形態のシステム
全体構成を示すブロック図。
【図2】 同第1,第2の実施の形態のプロセス構成を
示すブロック図。
【図3】 第1の実施の形態におけるファイル実行処理
部の処理手順を示す流れ図。
【図4】 第2の実施の形態におけるファイル実行処理
部の処理手順を示す流れ図。
【符号の説明】
11…サービス拠点コンピュータ機器 22…ストアコントローラ 41…プログラム搭載ファイル 42…ファイル転送部 51…実行用ファイル 52…ファイル実行処理部(ファイル実行手段,ファイ
ル初期化手段) 53…ファイル受信部(ファイル受信手段) 54…実行情報設定ファイル 55…実行制御部(実行制御手段) 56…排他情報ファイル 57…属性設定ファイル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実行用ファイルのプログラムを実行する
    ファイル実行手段と、 ネットワークを介して転送されてきたプログラム搭載フ
    ァイルを前記実行用ファイルに上書き出力するファイル
    受信手段と、 予め設定された間隔で前記ファイル実行手段を周期的に
    起動させる実行制御手段と、 前記実行用ファイルのプログラム実行を終了する毎にプ
    ログラム非搭載ファイルを前記実行用ファイルに上書き
    出力するファイル初期化手段と、を具備したことを特徴
    とするプログラム起動装置。
  2. 【請求項2】 ファイル実行手段は、実行用ファイルの
    プログラムを実行する際に排他情報ファイルを作成し、
    前記実行用ファイルのプログラム実行を終了すると前記
    排他情報ファイルを削除し、起動時に前記排他情報ファ
    イルが存在するか否かをチェックし、存在する場合には
    前記実行用ファイルのプログラムを実行しないことを特
    徴とする請求項1記載のプログラム起動装置。
  3. 【請求項3】 実行用ファイルのプログラムに実行権を
    付与する実行権付与手段と、 ネットワークを介して転送されてきたプログラム搭載フ
    ァイルを前記実行用ファイルに上書き出力するファイル
    受信手段と、 予め設定された間隔で前記実行権付与手段を周期的に起
    動させる実行制御手段と、 前記実行権付与手段により実行権が付与された実行用フ
    ァイルのプログラム実行を終了する毎に前記実行用ファ
    イルのプログラムをクリアするファイル削除手段と、を
    具備したことを特徴とするプログラム起動装置。
  4. 【請求項4】 実行権付与手段は、実行用ファイルのプ
    ログラムに実行権を付与する際に排他情報ファイルを作
    成し、前記実行用ファイルのプログラム実行を終了する
    と前記排他情報ファイルを削除し、起動時に前記排他情
    報ファイルが存在か否かをチェックし、存在する場合に
    は前記実行用ファイルのプログラムに実行権を付与しな
    いことを特徴とする請求項3記載のプログラム起動装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003067847A (ja) * 2001-08-22 2003-03-07 Sharp Corp 販売管理支援装置および販売管理システム
US7305456B2 (en) * 2001-12-05 2007-12-04 Ricoh Company, Ltd. Device information acquiring method, server apparatus and computer-readable storage medium
JP2009181440A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Casio Comput Co Ltd 業務データ処理装置及びプログラム

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