JP2001154501A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001154501A
JP2001154501A JP34045899A JP34045899A JP2001154501A JP 2001154501 A JP2001154501 A JP 2001154501A JP 34045899 A JP34045899 A JP 34045899A JP 34045899 A JP34045899 A JP 34045899A JP 2001154501 A JP2001154501 A JP 2001154501A
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稔 丹羽
Hideji Izeki
秀二 井関
Tatsuya Soga
達也 曽我
Naoto Yoshino
直人 吉野
Masao Okubo
雅夫 大久保
Masaaki Takahashi
政明 高橋
Yukio Hayashi
幸男 林
Yoko Miyamoto
陽子 宮本
Takashi Kawabata
隆 川端
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Abstract

(57)【要約】 【課題】中間転写ベルトから記録シートに二次転写され
たトナー像の画質を良好なものにすることができると共
に、トナー像の二次転写された記録シートを中間転写ベ
ルトから確実に剥離させることができ、以て画像形成動
作の信頼性を高め、高品位の記録画像を得ることが可能
な画像形成装置を提供する。 【解決手段】中間転写ベルト20を挟んで互いに対向す
る二次転写ロール30とバックアップロール24とを備
え、像担持体11から中間転写ベルト20上に一次転写
されたトナー像を記録シートPに二次転写するように構
成した画像形成装置において、上記バックアップロール
24に当接してその表面にトナーと同極性の電荷を与え
るコンタクトロール50を設けると共に、このコンタク
トロール50を収容して上記中間転写ベルト20に対し
てシールドする絶縁性ケーシング51を設けた

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電子写真複
写機やレーザビームプリンタ等、感光体ドラム等の像担
持体上に形成されたトナー像を記録シートに転写して記
録画像の形成を行う画像形成装置に係り、特に、トナー
像を像担持体から中間転写ベルトに一次転写した後に記
録シートへ二次転写するように構成した画像形成装置の
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】フルカラー画像を形成するカラー複写機
やカラープリンタ等の画像形成装置においては、画情報
に応じて像担持体上に形成されたイエロー、マゼンタ、
シアン及びブラックの各トナー像を記録シート上に重ね
合わせて転写することが必要とされるが、近年では各色
トナー像を像担持体から記録シートへは直接転写せず、
中間転写ベルトへ一次転写した後に記録シートへ二次転
写するように構成したものが知られている。このように
中間転写ベルトを介してトナー像を像担持体から記録シ
ートへ間接的に転写する場合は、中間転写ベルト上で各
色トナー像の重ね合わせを行うことができるので、湿度
の変化等に伴う記録シートの抵抗値の変動の影響を受け
ることなく複数色のトナー像の重ね合わせを行うことが
でき、カラー画像を形成する際のトナー像の転写条件の
制御が容易となる他、記録シートの搬送も簡易なものと
なり、シートジャムの発生を可及的に防止することがで
きる等のメリットがある。
【0003】このような中間転写ベルトを用いた画像形
成装置において、トナー像の二次転写には転写ロールが
用いられている。この転写ロールは、中間転写ベルトの
裏面側に配設されたバックアップロールと対向するよう
に配設され、所定の圧力下で中間転写ベルトに当接する
と共に、上記バックアップロールとの間に所定の転写電
界が形成され、中間転写ベルトと転写ロールとの間に挿
通される記録シートに対して該中間転写ベルト上のトナ
ー像を転写して使用されるようになっている。
【0004】転写ロールとバックアップロールとの間に
転写電界を形成するためには、記録シートの裏面に当接
する転写ロールに対して転写バイアス電圧を印加すれば
良いが、特開平8−292664号公報に開示される画
像形成装置では、種々理由から、中間転写ベルトの裏面
に接するバックアップロールに対して転写バイアス電圧
を印加している。具体的には、半導電性フィルムで被覆
されたバックアップロールの表面に導電性のコンタクト
ロールを当接させると共に、このコンタクトロールに対
して転写バイアス電圧を印加し、バックアップロールの
表面にトナーと同極性の電荷を与えることでトナー像を
記録シートへ転写している。
【0005】しかし、このようにバックアップロールに
当接するコンタクトロールに対して高い転写バイアス電
圧を印加すると、コンタクトロールの周囲に形成された
電界の影響が中間転写ベルトに及んでしまい、二次転写
部の手前で中間転写ベルト上のトナー像が飛び散ってし
まう等の不具合が生じ、記録画像の画質低下の一因とな
っていた。
【0006】一方、トナー像の二次転写においては中間
転写ベルト裏面と記録シートの裏面に対して夫々逆極性
の電荷が与えられるため、本来は中間転写ベルトから剥
離されて定着器へ送られるべき記録シートが静電誘引力
によって中間転写ベルトに貼り付き易く、そのためにこ
の種の画像形成装置においては、記録シートがそのまま
中間転写ベルトと共に搬送されてしまう所謂POBジャ
ム(Paper on Belt ジャム)が発生し易い。中間転写ベ
ルトは多少の巻き付け角度を伴ってバックアップロール
に架け回されているため、記録シートの先端は中間転写
ベルトと転写ロールとの間を抜けると自らの腰によって
中間転写ベルトから剥離するが、二次転写位置を通過し
た記録シートの電荷が何ら除去されない場合には、剥離
した記録シートの先端も再度中間転写ベルトに吸着され
てしまい、やはりPOBジャムが発生してしまう。
【0007】このため、従来より二次転写部の転写ロー
ルの隣には除電部材が配設されており、転写ロールによ
って記録シートの裏面に与えられた電荷をこの除電部材
によって直ちに取り除き、記録シートの先端が中間転写
ベルトに再吸着されてしまうのを防止していた。
【0008】記録シートの中間転写ベルトに対する再吸
着を効果的に防止するためには、かかる中間転写ベルト
と転写ロールとの間から抜け出た記録シートを直ちに除
電してやる必要があり、上記除電部材は転写ロールの周
面に対して近接した位置に精度良く位置決めされること
が必要とされる。仮に除電部材の取り付け位置に狂いが
生じると、記録シートの除電タイミングが遅くなり、や
はり記録シートの先端は中間転写ベルトに再吸着されて
しまう。しかし、従来の画像形成装置では二次転写ロー
ルと除電部材とを別々に位置決めしているため、二次転
写ロールに対する除電部材の位置精度に狂いが生じ易
く、POBジャムの発生を効果的に防止することができ
なかった。
【0009】また、上記除電部材としては鋸歯状の縁部
を具備すると共に除電用バイアス電圧を印加された導電
性の除電プレートが用いられており、かかる除電プレー
トの縁部を記録シートの裏面に対して近接させるとこと
で該記録シートの裏面から電荷を除去していた。しか
し、この除電プレートは薄い板金から形成されているた
め、波打ち等の変形を生じ易く、転写ロールの表面に対
する位置精度に狂いが発生し易かった。更に、バイアス
電圧が印加された除電プレートを転写ロールに対して絶
縁するために、かかる除電プレートの表面には樹脂製の
保護プレートが設けられているが、樹脂と金属とでは温
度変化に対する膨張、収縮の大きさが異なるので、室温
が変化すると除電プレートに反りが発生してしまい、こ
れによっても転写ロールの表面に対する除電部材の位置
精度に狂いが発生し易かった。
【0010】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
ものであり、その目的とするところは、中間転写ベルト
から記録シートに二次転写されたトナー像の画質を良好
なものにすることができると共に、トナー像の二次転写
された記録シートを中間転写ベルトから確実に剥離させ
ることができ、以て画像形成動作の信頼性を高め、高品
位の記録画像を得ることが可能な画像形成装置を提供す
ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、画
情報に応じたトナー像が形成される像担持体と、この像
担持体からトナー像が一次転写される中間転写ベルト
と、この中間転写ベルトとの間に記録シートを挟み込ん
でトナー像を記録シートに二次転写する転写部材と、上
記中間転写ベルトを介して転写部材と対向配置され該中
間転写ベルトを裏面側から支えるバックアップロールと
を備えた画像形成装置を前提とし、以下の発明を提案す
るものである。
【0012】先ず、第一の発明は、上記バックアップロ
ールに当接してその表面にトナーと同極性の電荷を与え
るコンタクト部材を設けると共に、このコンタクト部材
を収容して上記中間転写ベルトに対してシールドする絶
縁性ケーシングを設けたことを特徴とするものである。
【0013】このような技術的手段によれば、バックア
ップロールに対してトナーと同極性の電荷を与える、す
なわち高電圧の転写バイアスが印加されたコンタクト部
材を絶縁性ケーシングの内部に収容することにより、中
間転写ベルトに対して絶縁しているので、コンタクト部
材の周囲に形成される電界の影響が中間転写ベルトに及
ぶことがなく、二次転写前のトナー像が中間転写ベルト
の表面から飛び散るのを防止することが可能となる。
【0014】ここで、上記絶縁性ケーシングはコンタク
ト部材のみを収容するものであっても良いが、かかるコ
ンタクト部材はバックアップロールに当接させて使用す
るものであり、装置の組立時における両部材の取り扱い
を容易なものにするという観点からすれば、絶縁性ケー
シングの内部にコンタクト部材と共にバックアップロー
ルも収容し、これら両部材をユニット化して取り扱うの
が好ましい。
【0015】また、トナー像の二次転写を受けた記録シ
ートを中間転写ベルトから確実に剥離するという観点か
らすれば、バックアップロールを通過した中間転写ベル
トを除電プレート等によって直ちに除電するのが好まし
く、前述のようにコンタクト部材及びバックアップロー
ルの双方をケーシングに収容して配設する場合には、こ
のケーシングを除電プレートのホルダーとして利用する
ことも可能となる。尚、上記転写部材及びコンタクト部
材としては、電荷を移送可能な部材であれば、ブラシ
状、フィルム状、ロール状等、適宜その構成を変更して
用いることが可能である。
【0016】一方、第2の発明は、トナー像の二次転写
が終了した記録シートを除電する除電部材を上記転写ロ
ールに隣接して設けると共に、この除電部材は転写ロー
ルの回転軸を基準として位置決めされていることを特徴
とするものである。
【0017】このような技術的手段によれば、二次転写
終了後の記録シートを除電する除電部材が転写ロールの
回転軸を基準として位置決めされるので、かかる除電部
材を転写ロールの周面との関係で精度良く位置決めする
ことができ、その分だけ記録シートの除電を確実に行っ
て、該記録シートの先端が中間転写ベルトに再吸着する
のを防止することが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の画像形成装置を詳細に説明する。図1は本発明が適用
されたカラーレーザビームプリンタの構成を示す概略図
である。このレーザビームプリンタはイエロー、マゼン
タ、シアン及びブラックの各色毎にトナー像を形成する
4基のプロセスユニット10Y、10M、10C、10
Bkを備えると共に、各プロセスユニットからトナー像
が一次転写される中間転写ベルト20を備え、かかる中
間転写ベルト20に多重転写されたトナー像を記録シー
トPに二次転写してフルカラー画像を形成するように構
成されている。
【0019】上記中間転写ベルト20は無端状に形成さ
れると共に駆動ロール21を含む複数のベルト搬送ロー
ル21〜25に架け回されており、矢線方向に回動しな
がら各色プロセスユニット10Y、10M、10C、1
0Bkで形成されたトナー像の一次転写を受けるように
構成されている。また、中間転写ベルト20を挟んでベ
ルト搬送ロール24と対向する位置には二次転写ロール
30が配設されており、記録シートPは互いに圧接する
転写ロール30と中間転写ベルト20との間に挿通され
て、かかる中間転写ベルト20からトナー像の二次転写
を受けるようになっている。すなわち、上記ベルト搬送
ロール24は転写ロール30のパックアップロールとし
て機能している。一方、駆動ロール21と対向する位置
には中間転写ベルト30のクリーナ26が配設され、二
次転写後に中間転写ベルト20に残留付着したトナーを
該中間転写ベルト20上から除去するように構成されて
いる。
【0020】この中間転写ベルト20の上側には前述し
た4基のプロセスユニット10Y、10M、10C、1
0Bkが並列的に配設されており、各色の画情報に応じ
て形成したトナー像を中間転写ベルト20に一次転写す
るようになっている。これら4基のプロセスユニットは
中間転写ベルト20の回動方向に沿ってイエロー10
Y、マゼンタ10M、シアン10C及びブラック10B
kの順に配設されており、最も頻繁に使用されるであろ
うブラックのプロセスユニット10Kが最も二次転写部
の近傍に配置されている。また、これらプロセスユニッ
ト10Y、10M、10C、10Bkは、各プロセスユ
ニットに具備された感光体ドラム11を画情報に応じて
露光するラスタ走査ユニット12を夫々備えており、各
色の画情報に応じて変調されたレーザ光Bmが各プロセ
スユニット10Y、10M、10C、10Bkの感光体
ドラム11を露光するようになっている。
【0021】また、各プロセスユニット10Y、10
M、10C、10Bkは、感光体ドラム11と、この感
光体ドラム11を一様な背景部電位にまで帯電させる帯
電器13と、上記レーザ光Bmの露光によって感光体ド
ラム11上に形成された静電潜像を現像してトナー像を
形成する現像装置14と、トナー像を中間転写ベルト2
0に転写した後の感光体ドラム11の表面から残留トナ
ーや紙粉を除去するクリーナ15と、このクリーナによ
る清掃に先立って残留トナーを除電するクリーニング前
除電器16とを備えており、感光体ドラム11上に各色
の画情報に応じたトナー像を形成し得るように構成され
ている。
【0022】各プロセスユニット10Y、10M、10
C、10Bkの感光体ドラム11と対向する位置には、
中間転写ベルト20を挟むようにして一次転写ロール1
7Y、17M、17C、17Bkが配設されており、こ
れら転写ロール17Y、17M、17C、17Bkに対
して所定の転写バイアス電圧を印加することにより、感
光体ドラム11と転写ロール17Y、17M、17C、
17Bkとの間に電界が形成され、感光体ドラム11上
で電荷を帯びているトナー像がクーロン力で中間転写ベ
ルト20に転写されるようになっている。
【0023】従って、このカラーレーザビームプリンタ
によるフルカラー画像の形成に当たっては、先ず、各色
の画情報に応じてラスタ走査ユニット12が各プロセス
ユニット10Y、10M、10C、10Kの感光体ドラ
ム11を所定のタイミングで露光し、これによって各プ
ロセスユニット10Y、10M、10C、10Kの感光
体ドラム11上には画情報に応じたトナー像が形成され
る。各プロセスユニット10Y、10M、10C、10
Kで形成されたトナー像は回動する中間転写ベルト20
に対して順次転写され、かかる中間転写ベルト20上に
は各色トナー像が重なり合った多重トナー像が形成され
る。
【0024】一方、記録シートPは給紙ロール41によ
って給紙カセット40から一枚ずつ引き出された後、図
中に破線で示す所定のシート給送通路46を経て中間転
写ベルト20と二次転写ロール30とが接する二次転写
部に給送される。二次転写部の手前側にはレジストレー
ションロール42が設けられており、記録シートPはこ
のレジストレーションロール42によって二次転写部に
対する突入タイミングが制御され、中間転写ベルト20
上に一次転写されたトナー像との位置合わせがなされ
る。
【0025】中間転写ベルト20を挟んで二次転写ロー
ル30と対向するバックアップロール24は絶縁性ロー
ルの表面を半導電性シートで被覆して形成されており、
その表面には所定の転写バイアス電圧が印加された導電
性のコンタクトロール50が当接している。従って、こ
のコンタクトロール50に対してトナー像と同極性の転
写バイアス電圧を印加し、バックアップロール24の表
面に対して電荷を付与すると、記録シートPの裏面側に
位置する転写ロール30と中間転写ベルト20の裏面側
に位置するバックアップロール24との間に転写電界が
形成され、中間転写ベルト20上に保持されていたトナ
ー像は記録シートPに静電転写される。
【0026】トナー像の二次転写がなされた記録シート
Pは中間転写ベルト20から剥離された後、直列的に配
置された二連のシート搬送ベルト43によって定着器4
4へと搬送される。トナー像を記録シートPに二次転写
した後は該記録シートPと中間転写ベルト20が帯電し
ていることから、二次転写ロール30とシート搬送ベル
ト43との間には記録シートPの除電部材60が設けら
れる一方、中間転写ベルト20の裏面側にもバックアッ
プロール24に隣接して該中間転写ベルト20の除電プ
レート(図示せず)が設けられており、これによって記
録シートPが中間転写ベルト20に再吸着するのを防止
している。
【0027】そして、記録シートPは定着器3によって
トナー像の定着がなされたのち、排紙トレイ45に排出
され、これによって記録シートPに対するフルカラー画
像の形成が完了する。また、このプリンタでは記録シー
トPの画像面を下向きにした所謂フェイスダウン排出を
可能にするため、定着器44と排紙トレイ45との間に
記録シートPの表裏を反転させるためのインバータ通路
47が形成されている。更に、このインバータ通路47
はシート再送通路48によって前述のシート給送通路4
6と繋がれており、インバータ通路47において表裏反
転した記録シートPを再度二次転写部に送り込むことに
よって、記録シートPの表裏両面に記録画像を形成する
ことが可能となっている。
【0028】図2は上記バックアップロール24及びコ
ンタクトロール50が収容されたケーシング51を示す
ものである。このケーシング51はABS樹脂等の絶縁
性材料で形成されており、前述のバックアップロール2
4及びコンタクトロール50を回転自在に支承してい
る。図3はコンタクトロール50の軸端付近におけるケ
ーシング51の断面を示すものである。同図に示される
ように、コンタクトロールの回転軸52には板バネ状の
電極53が当接しており、かかる電極53から導電性の
コンタクトロール50に対して転写バイアス電圧が印加
されている。一方、ケーシング51の下面側にはバック
アップロール24が中間転写ベルト20に向けて露出す
る開口が形成されており、中間転写ベルト20がケーシ
ング51と干渉することがないよう、かかるバックアッ
プロール24の周面は僅かにケーシング51から突出し
ている。また、上記開口の一側にはバックアップロール
24に隣接して接地された略L字形の除電プレート54
が設けられており、バックアップロール24によって中
間転写ベルト20の裏面側に与えられた電荷をこの除電
プレート54で取り除き、記録シートPの中間転写ベル
ト20からの剥離を介助するように構成されている。す
なわち、上記ケーシング51は除電プレート54のホル
ダとしての機能も兼ね備えている。尚、図2及び図3中
において、符号55, 56はケーシング51を装置のフ
レーム(図示せず)に対して固定するめたのねじ孔であ
る。
【0029】このように、本実施例のプリンタでは転写
バイアス電圧が印加されるコンタクトロール50を絶縁
性ケーシング51に収容しているので、かかるコンタク
トロール50が中間転写ベルト20に対してシールドさ
れている結果となり、コンタクトロール50の周囲に形
成される電界の影響が中間転写ベルト20に及ぶのを防
止することができる。そのため、中間転写ベルト20上
に一次転写されたトナー像がコンタクトロール50の電
界の影響を受けて、二次転写部の手前で飛散するのを防
止することができ、記録シートPに二次転写されるトナ
ー像の画質を高品位に保つことが可能となっている。ま
た、コンタクトロール50のみならず、バックアップロ
ール24も上記ケーシング51内に収容しているので、
これらコンタクトロール50とバックアップロール24
とを一つのユニットとして取り扱うことができ、装置の
組立作業及びメインテナンス作業における作業性の向上
を図ることも可能となる。
【0030】次に、図4は前述のバックアップロール2
4と相まって二次転写部を構成する転写ロール30とそ
の周辺を示す斜視図である。記録シートPの搬送方向に
沿って二次転写ロール30の下流側には除電部材60が
設けられると共に、この除電部材60と連続するように
してシート案内板61が設けられており、中間転写ベル
ト20から剥離された記録シートPはこれら除電部材6
0及びシート案内板61の上を通過してシート搬送ベル
ト43に到達する。このシート搬送ベルト43は図示外
のブロアの働きによって記録シートPを吸着するバキュ
ーム搬送ベルトであり、ベルト面には記録シートPを吸
引するための無数の孔が開設されている。従って、記録
シートPはシート案内板61を通過してシート搬送ベル
ト43に到達すると、かかるシート搬送ベルト43に吸
いつけられ、安定した状態で定着器44へと搬送され
る。
【0031】図5は上記除電部材60及びシート案内板
61の詳細を示すものである。かかる除電部材60は先
端辺が鋸歯状に切り欠かれた除電プレート62を樹脂製
の保護プレート63, 64で挟み込んで構成されてお
り、除電プレート62には除電用バイアス電圧が印加さ
れている。転写ロール30は接地されていることから、
除電用バイアス電圧が印加された除電プレート62と転
写ロール30との間には電気的リークが生じ易く、上記
保護プレート63, 64は除電プレート62を転写ロー
ル30等の周辺部材からシールドする役割を有してい
る。除電プレート62の転写ロール30側の面を覆って
いる保護プレート63の先端には鋭角に突出した尖塔部
65が形成されており、これによって除電部材60の先
端をより転写ロール30の周面に近接させて配置するこ
とができるようになっている。また、除電プレート62
及び保護プレート63, 64からなる除電部材60の先
端面60aは記録シートPを上記シート案内板61に導
く誘導面となっており、鋸歯状に形成された除電プレー
ト62の先端はこの誘導面60aと同一面を形成するよ
うに、あるいはこの誘導面60aから僅かに退避して位
置決めされている。
【0032】かかる除電部材60は転写ロール30の回
転軸30aに対して揺動自在に配設された案内フレーム
6に保持されており、この案内フレーム6は、金属プレ
ートを折り曲げて形成した補強フレーム66と、この補
強フレームの長手方向の両端に固定された一対のサイド
フレーム67(図5中に一点鎖線で表示)を具備してい
る。補強フレーム66は略三角形状に折り曲げられてお
り、その長手方向(図5の紙面垂直方向)に沿って撓み
や歪み等が発生し難い形状となっている。また、この補
強フレーム66の一面は除電部材60の誘導面60aと
連続する前述のシート案内板61を構成している。補強
フレーム66はそれ自体の帯電を防止するために接地さ
れており、そのままシート案内板61を構成したのでは
除電部材60を通過した後も僅かに帯電している記録シ
ートPが吸着し易いことから、除電部材60の誘導面6
0aと平行に形成された補強フレーム66の一面66a
に複数の樹脂製リブ68を立設し、これによってシート
案内板61を構成している。
【0033】図6に示すように、上記除電部材60はそ
の長手方向(紙面垂直方向)の一端が一方のサイドフレ
ーム67aに対してねじ69で固定されている。また、
除電部材60の他端には係止突起70が形成されてお
り、この係止突起70は他方のサイドフレーム67bに
形成された係止孔71に挿入されている。除電部材60
とサイドフレーム67bとの間には僅かに隙間が設けら
れており、プリンタ内の温度上昇等によって除電部材6
0が僅かに伸縮を生じた場合であっても、係止突起70
が係止孔71に対してスライドすることで除電部材60
の伸縮を許容し、かかる除電部材60に歪みが発生する
のを防止している。
【0034】また、略三角形状に折り曲げられた補強フ
レーム66の一面71は除電部材60の支持部として機
能しており、除電部材60は保護プレート63を上記支
持部71に当接させるようにしてサイドフレーム67
a, 67bに固定されている。一方、除電部材60はシ
ート案内板61の前端部と極僅かな隙間を保持するよう
に配設されている。従って、かかる除電部材60はその
表裏面を案内フレーム66によって規制されている状態
となり、仮に樹脂製の保護プレート63, 64と金属製
の除電プレート62との膨張率の差から除電部材60に
波打ち等の歪みが発生した場合であっても、三角形状に
折り曲げることで強化された補強フレーム66が除電部
材60の歪みを抑え込むように作用する。これにより、
除電部材60の先端の真直性を保つことができ、記録シ
ートPの除電を確実に行ってPOBジャムの発生を防止
することが可能となる。
【0035】上記転写ロール30の周面に対して除電部
材60を精度良く位置決めするため、かかる除電部材6
0が保持された案内フレーム6は転写ロール30の回転
軸30aを基準として位置決めされている。図5及び図
7に示すように、転写ロール30の回転軸30aは支持
ブラケット7に形成された基準孔70にベアリング(図
示せず)を介して嵌合しており、Eリング等の止めリン
グ(図示せず)によって支持ブラケット7からの抜け止
めが図られている。この支持ブラケット7の内側面の基
準孔70の周囲にはボス71が形成される一方、サイド
フレーム67にはこのボス71の周囲に嵌合する取付孔
72が形成されており、サイドフレーム67はこのボス
71を中心として転写ロール30の回転軸31の周囲を
揺動し得るようになっている。
【0036】また、図5に示すように、上記ボス71の
周面は基準孔70を挟んで対向する2か所が平行面74
に切り欠かれる一方、サイドフレーム67には取付孔7
2に連通する切欠部73が形成されており、サイドフレ
ーム67を特定の位置に揺動させると、上記切欠部73
を通じて支持ブラケット7のボス71をサイドフレーム
67の取付孔72から出し入れすることができるように
なっている。すなわち、図8に示すように、シート案内
面61の端部を持ち上げるようにして案内フレーム6を
転写ロール30の回転軸30aの周囲に揺動させると、
ボス71に形成された平行面74とサイドフレーム67
の切欠部73が合致した位置で案内フレーム6を転写ロ
ール30から取り外すことができる。尚、図8中の丸付
き数字は案内フレーム6を転写ロール30の回転軸30
aから取り外す手順を示している。また、この図8では
転写ロール30の回転軸30aとサイドフレーム67と
の関係を明確にするため、ボス71が形成された支持ブ
ラケット7は省略されている。
【0037】このように、本実施例のプリンタでは除電
部材60を保持した案内フレーム6が転写ロール30の
回転軸30aを基準として位置決めされることになるの
で、かかる除電部材60の先端を転写ロール30の周面
に対して正確に位置決めすることができ、先端が中間転
写ベルト20から剥離した記録シートPを適切なタイミ
ングで確実に除電し、POBジャムの発生を可及的に防
止することが可能となる。また、前述のように、除電部
材60は略三角形状に折り曲げられた補強プレート66
によって挟み込まれるように保持されており、プリンタ
内の温度変化によって除電部材60に伸縮あるいは膨張
が生じた場合であっても、記録シートPの裏面に対して
位置決めされた除電部材60の先端の真直度が維持され
るよう考慮されているので、この点においても除電部材
60の先端を転写ロール30の周面に対して正確に位置
決めすることができ、POBジャムの発生を防止するこ
とができるものである。
【0038】更に、除電部材60を保持した案内フレー
ム6は転写ロール30の回転軸30aに対して簡単に着
脱することができ、且つ、除電部材60の転写ロール3
0に対する位置決め作業も容易に行うことができるの
で、転写ロール30の経時劣化に伴う交換等の保守作業
を行う場合であっても、該作業を簡便に実行することが
可能となる。
【0039】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の画像
形成装置によれば、中間転写ベルトから記録シートに二
次転写されたトナー像の画質を良好なものにすることが
できると共に、トナー像の二次転写された記録シートを
中間転写ベルトから確実に剥離させることができ、以て
画像形成動作の信頼性を高め、高品位の記録画像を得る
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像形成装置の構成を示す概略図で
ある。
【図2】 実施例に係るバックアップロール及びコンタ
クトロールが収容されたケーシングを示す断面図であ
る。
【図3】 実施例に係るコンタクトロールの軸端でのケ
ーシングを示す断面図である。
【図4】 実施例に係る転写ロールとその周辺を示す斜
視図である。
【図5】 実施例に係る除電部材及びシート案内板を示
す拡大図である。
【図6】 実施例に係る除電部材の案内フレームに対す
る取付状態を示す概略図である。
【図7】 実施例に係る転写ロール、支持ブラケット及
び案内フレームの組立状態を示す分解図である。
【図8】 実施例に係る案内フレームを転写ローラから
取り外す手順を示す斜視図である。
【符号の説明】
6…案内フレーム、11…感光体ドラム(像担持体)、
20…中間転写ベルト、24…バツクアップロール、3
0…二次転写ロール、50…コンタクトロール、51…
絶縁性ケーシング、60…除電部材、61…シート案内
板、66…補強フレーム、P…記録シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 曽我 達也 神奈川県海老名市本郷2274番地、富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 吉野 直人 神奈川県海老名市本郷2274番地、富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 大久保 雅夫 神奈川県海老名市本郷2274番地、富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 高橋 政明 神奈川県海老名市本郷2274番地、富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 林 幸男 神奈川県海老名市本郷2274番地、富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 宮本 陽子 神奈川県海老名市本郷2274番地、富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 川端 隆 神奈川県海老名市本郷2274番地、富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 Fターム(参考) 2H032 AA05 AA15 BA09 BA23 BA29 CA02 DA02 DA23 DA28

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画情報に応じたトナー像が形成される像
    担持体と、この像担持体からトナー像が一次転写される
    中間転写ベルトと、この中間転写ベルトとの間に記録シ
    ートを挟み込んでトナー像を記録シートに二次転写する
    転写部材と、上記中間転写ベルトを介して転写部材と対
    向配置され該中間転写ベルトを裏面側から支えるバック
    アップロールとを備えた画像形成装置において、 上記バックアップロールに当接してその表面にトナーと
    同極性の電荷を与えるコンタクト部材を設けると共に、
    このコンタクト部材を収容して上記中間転写ベルトに対
    してシールドする絶縁性ケーシングを設けたことを特徴
    とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 上記バックアップロールをコンタクト部
    材と同一の絶縁性ケーシング内に収容すると共に、かか
    る絶縁性ケーシングにはバックアップロールを中間転写
    ベルトに対して当接させるための開口が形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 上記バックアップロールが露出する絶縁
    性ケーシングの開口の一側には、トナー像の二次転写後
    の中間転写ベルトを除電する金属製プレートが取り付け
    られていることを特徴とする請求項2記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 画情報に応じたトナー像が形成される像
    担持体と、この像担持体からトナー像が一次転写される
    中間転写ベルトと、この中間転写ベルトとの間に記録シ
    ートを挟み込んでトナー像を記録シートに二次転写する
    転写ロールと、中間転写ベルトを介して転写ロールと対
    向配置され該中間転写ベルトを裏面側から支えるバック
    アップロールとを備えた画像形成装置において、 トナー像の二次転写が終了した記録シートを除電する除
    電部材を上記転写ロールに隣接して設けると共に、この
    除電部材は転写ロールの回転軸を基準として位置決めさ
    れていることを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 上記除電部材は、縁部が記録シートの裏
    面に近接するように配置されると共に除電用バイアス電
    圧が印加された金属製の除電プレートと、この除電プレ
    ートの表面を覆って該除電プレートを転写ロールに対し
    て絶縁すると共に中間転写ベルトから剥離した記録シー
    トの先端を上記除電プレートへ案内する樹脂製の保護プ
    レートとから構成され、 かかる保護プレートの先端に形成された尖塔部が転写ロ
    ールの表面に対して位置決めされることを特徴とする請
    求項4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 上記除電部材は転写ロールの回転軸を中
    心として揺動自在に配設された案内フレームに保持され
    ており、かかる案内フレームは金属プレートを折り曲げ
    て形成されると共に上記除電部材の変形を規制する補強
    フレームを具備していることを特徴とする請求項5記載
    の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 上記除電部材はその面方向への伸縮を許
    容するように上記案内フレームに固定されていることを
    特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 上記補強フレームは除電部材によって除
    電された記録シートを案内するためのシート案内板と一
    体に形成されていることを特徴とする請求項6又は7記
    載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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