JP2001153500A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2001153500A
JP2001153500A JP33714799A JP33714799A JP2001153500A JP 2001153500 A JP2001153500 A JP 2001153500A JP 33714799 A JP33714799 A JP 33714799A JP 33714799 A JP33714799 A JP 33714799A JP 2001153500 A JP2001153500 A JP 2001153500A
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Japan
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dryer
refrigerant
heat exchanger
outdoor unit
pipe
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JP33714799A
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Inventor
Hiroto Nakama
啓人 中間
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドライヤを簡単に交換できるようにする。 【解決手段】 圧縮機2,四方弁3,室外熱交換器4,
ドライヤ7,膨張弁あるいはキャピラリーチューブ8,
11,室内熱交換器,及びアキュムレータ13等を配管
により順次接続して冷媒を循環させるサイクルで、ドラ
イヤ7中央部にモレキュラシーブス5、その前後あるい
はその一方にゴミ,金属粉等の異物を捕捉するフィルタ
ー6を設け、ドライヤ7を室外機14の外側に取り外し
可能でかつ防振できるように固定すると共に、ドライヤ
7の前後の室外機の外側の配管に配管の開閉を行うバル
ブ17,18を設けたことにより、ドライヤ7を簡単に
交換できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はヒートポンプ式空気
調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在まで空調機器で使用されていた作動
媒体である冷媒のうちオゾン層破壊の能力のあるものの
生産及び使用が地球のオゾン層保護のため国際的に制限
されつつあり冷媒を地球環境に安全な特性のものに変更
する努力がなされている。
【0003】この代替冷媒として選定されたいくつかの
冷媒を冷凍サイクルで実際に使用するためにはこれらの
冷媒が圧縮機の潤滑に必要な冷凍機油と適合することが
必要である。
【0004】この適合条件としては、冷媒と相互に溶解
すること、化学的に安定であること、電気絶縁性が高い
ことが必要である。
【0005】従来用いられている鉱油,アルキルベンゼ
ン等の冷凍機油は吸湿性が小さいためシステムへの水分
浸入量が少なくドライヤに要求される性能も僅かであ
り、鉱油,アルキルベンゼン等の場合は加水分解をしな
いため加水分解により基本的には酸が冷凍サイクルに生
成されることはない。
【0006】しかし、従来用いられている鉱油,アルキ
ルベンゼン等は代替冷媒との相溶性が乏しく上記条件を
満足する冷凍機油の中には例えばエステル系冷凍機油の
ように吸湿性が高く加水分解を生じるものがある。
【0007】一方冷凍サイクルへの水分浸入は空調機器
の生産時,設置時等で生じ、例えば冷凍サイクルが大気
に開放されると内部に外気が侵入し空気調和機内の冷凍
機油が吸湿される。設置時では放置している配管内等に
雨露が浸入する場合もある。このような水分浸入量は現
状では、工場での生産以外は管理されていない。
【0008】このように、水分が浸入することによりエ
ステル系冷凍機油などでは以下の問題が生じ空気調和機
の信頼性を損なう。酸とアルコールの反応から水を除去
したものがエステル系冷凍機油であるため、冷凍サイク
ル内に水分があると加水分解反応が生じて酸が生成さ
れ、更に加水分解が進行する特性を有しているため極め
て深刻な状況にまで至る。
【0009】つまり、酸と冷凍サイクル内の金属が反応
して金属石鹸が生成されるが、この金属石鹸がさまざま
なところに詰まり信頼性を低下させる。例えば前記金属
石鹸が生成された場合、これがキャピラリーチューブ等
に詰まり、冷媒循環量が低下し、冷却能力が不足となり
更に圧縮機の故障につながることが生じる。
【0010】これらの問題に対応して従来は生産時に冷
凍サイクルへの水分浸入を防止し一定値以下に保つよう
にする。水の捕捉手段としては空気調和機サイクル内に
水分を吸着する合成ゼオライト等を充填したドライヤな
どをあらかじめ配置する、水分量のチェックとしては冷
媒配管中に設けたサイトグラスなど水に反応して変色す
る水分センサー等を使用する、エステル系冷凍機油を使
用する場合には冷凍機油に例えば酸水分捕捉剤や加水分
解抑制剤を添加して加水分解自体を抑制したり、生成し
た酸をこの酸捕捉剤と反応させて酸の量が抑制されるよ
うにしている等の方策をとるのが一般的であった。
【0011】また、特開平8−86544号公報に記載
されているように冷凍サイクルの途中に切換弁を設け、
乾燥剤入り容器等をその切換弁を介して接続し、弁の開
閉により、乾燥剤入り容器等を冷凍サイクルから切り離
せる構造となっている。
【0012】以下、図面を参照にしながら上記従来の冷
凍サイクルについて説明する。図25は従来の冷凍サイ
クルである。
【0013】図9において、101は圧縮機、102は
室外機熱交換器、103は室内機熱交換器、104は減
圧器、105は乾燥剤106の入った容器、107は四
方弁、108a,108bはサービスバルブ、109は
フレア継ぎ手、110a及び110bは室外機と室内機
をつなぐ配管であり、水分除去のためにサービスバルブ
108a,108bを開にして装置を運転し乾燥剤10
6入りの容器105に冷媒が流れるようにし、一定時間
たって水分が除去できたと判断すれば運転を停止しサー
ビスバルブ108a,108bを閉め、サービスバルブ
108a,108bから乾燥剤入りの容器をはずすこと
ができる様な構成となっていた。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、乾燥剤106にシステム内の水分を吸着
させるためには、サービスバルブ108a,108bを
操作し室外機からの冷媒は室内機及びドライヤ側に流れ
るようにするか、冷媒は室内機側と乾燥剤入り容器10
5側を交互に流れる様に必要があり乾燥剤106に水分
を吸着させるために時間がかかる問題がある。更に、乾
燥剤入り容器105を開封しサービスバルブ108a,
108bの間に配管で接続する場合、乾燥剤入り容器1
05の開放時間、配管の開放時間の点より乾燥剤106
に水分が多く吸着される可能性があった。
【0015】本発明は従来の課題を解決するもので、業
務用空気調和機等の冷凍サイクル内の水分を除去するこ
とができる空気調和機を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
本発明は、圧縮機,四方弁,室外熱交換器,ドライヤ,
膨張弁あるいはキャピラリーチューブ,室内熱交換器及
びアキュムレータ等を冷媒配管により順次接続して冷媒
を循環させるサイクルで、前記ドライヤ中央部にモレキ
ュラシーブス、その前後あるいはその一方にゴミ,金属
粉等の異物を捕捉するフィルターを設け、前記ドライヤ
を室外機の外側に取り外し可能でかつ防振できるように
固定すると共に、前記ドライヤの前後の室外機の外側の
配管に配管の開閉を行うバルブを設けたものである。
【0017】また、本発明は、圧縮機,四方弁,室外熱
交換器,ドライヤ,膨張弁あるいはキャピラリーチュー
ブ,室内熱交換器及びアキュムレータ等を冷媒配管によ
り順次接続して冷媒を循環させるサイクルで、前記ドラ
イヤ中央部にモレキュラシーブス、その前後あるいはそ
の一方にゴミ,金属粉等の異物を捕捉するフィルターを
設け、前記ドライヤを室外機の外側に取り外し可能でか
つ防振できるように固定すると共に、前記ドライヤの前
後の室外機の外側の配管に配管の開閉を行うバルブを設
け、更に前記ドライヤ及びドライヤの前後に設けた2つ
のバルブを覆うドライヤ部カバーを設けたものである。
【0018】また、本発明は、圧縮機,四方弁,室外熱
交換器,ドライヤ,膨張弁あるいはキャピラリーチュー
ブ,室内熱交換器及びアキュムレータ等を冷媒配管によ
り順次接続して冷媒を循環させるサイクルで、前記ドラ
イヤ中央部にモレキュラシーブス、その前後あるいはそ
の一方にゴミ,金属粉等の異物を捕捉するフィルターを
設け、前記ドライヤを室外機の外板に設けた凹部に取り
外し可能でかつ防振できるように固定すると共に、前記
ドライヤの前後の室外機の外側の配管に配管の開閉を行
うバルブを設け、更に前記ドライヤ及びドライヤの前後
に設けた2つのバルブを覆うドライヤ部カバーを設けた
ものである。
【0019】また、本発明は、圧縮機,四方弁,室外熱
交換器,ドライヤ,膨張弁あるいはキャピラリーチュー
ブ,室内熱交換器及びアキュムレータ等を冷媒配管によ
り順次接続して冷媒を循環させるサイクルで、前記ドラ
イヤ中央部にモレキュラシーブス、その前後あるいはそ
の一方にゴミ,金属粉等の異物を捕捉するフィルターを
設けた前記ドライヤを室外機内の所定の場所に取り付け
ると共にドライヤ前後の配管に配管の開閉が可能となる
バルブを装着し、前記ドライヤ装着部の室外機の外板が
簡単に取り外し可能とするものである。
【0020】これらの発明によれば、ドライヤの交換が
必要な場合簡単にドライヤを交換でき冷凍サイクル内の
水分を簡単に除去できる空気調和機が得られる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、圧縮機,四方弁,室外熱交換器,ドライヤ,膨張弁
あるいはキャピラリーチューブ,室内熱交換器及びアキ
ュムレータ等を冷媒配管により順次接続して冷媒を循環
させるサイクルで、前記ドライヤ中央部にモレキュラシ
ーブス、その前後あるいはその一方にゴミ,金属粉等の
異物を捕捉するフィルターを設け、前記ドライヤを室外
機の外側に取り外し可能でかつ防振できるように固定す
ると共に、前記ドライヤの前後の室外機の外側の配管に
配管の開閉を行うバルブを設けたものであるため、ドラ
イヤの交換が室外機の外側にあるため交換が容易であ
る。
【0022】また、上記2つのバルブを閉じることによ
り、冷凍サイクル中の冷媒を大気に放出することなくド
ライヤの交換が可能であり、ドライヤの振動を抑えモレ
キュラシーブスの粉化を抑えることができる。また、冷
凍サイクル内の水分の吸着を素早く行うことができる。
【0023】本発明の請求項2に記載の発明は、圧縮
機,四方弁,室外熱交換器,ドライヤ,膨張弁あるいは
キャピラリーチューブ,室内熱交換器及びアキュムレー
タ等を冷媒配管により順次接続して冷媒を循環させるサ
イクルで、前記ドライヤ中央部にモレキュラシーブス、
その前後あるいはその一方にゴミ,金属粉等の異物を捕
捉するフィルターを設け、前記ドライヤを室外機の外側
に取り外し可能でかつ防振できるように固定すると共
に、前記ドライヤの前後の室外機の外側の配管に配管の
開閉を行うバルブを設け、更に前記ドライヤ及びドライ
ヤの前後に設けたバルブを覆うドライヤ部カバーを設け
たものであるため、ドライヤの交換が室外機の外側にあ
るため交換が容易である。
【0024】また、バルブを閉じることにより、冷凍サ
イクル中の冷媒を大気に放出することなくドライヤの交
換が可能であり、ドライヤの振動を抑えモレキュラシー
ブスの粉化を抑えることができる。更に、前記カバーを
設けることによりドライヤ部は雨,風,直射日光等を避
けることができるため、ドライヤ,バルブ,配管の腐食
防止の効果が得られると共に、ドライヤ温度の上昇によ
る冷媒の分解も抑えることができる効果が得られる。ま
た、冷凍サイクル内の水分の吸着を素早く行うことがで
きる。
【0025】本発明の請求項3に記載の発明は、圧縮
機,四方弁,室外熱交換器,ドライヤ,膨張弁あるいは
キャピラリーチューブ,室内熱交換器及びアキュムレー
タ等を冷媒配管により順次接続して冷媒を循環させるサ
イクルで、前記ドライヤ中央部にモレキュラシーブス、
その前後あるいはその一方にゴミ,金属粉等の異物を捕
捉するフィルターを設け、前記ドライヤを室外機の外板
に設けた凹部に取り外し可能でかつ防振できるように固
定すると共に、前記ドライヤの前後の室外機の外側の配
管に配管の開閉を行うバルブを設け、更に前記ドライヤ
及びドライヤの前後に設けた2つのバルブを覆うドライ
ヤ部カバーを設けたものであるため、ドライヤの交換が
室外機の外側にあるため交換が容易である。
【0026】また、バルブを閉じることにより、冷凍サ
イクル中の冷媒を大気に放出することなくドライヤの交
換が可能であり、ドライヤの振動を抑えモレキュラシー
ブスの粉化を抑えることができる。更に、上記カバーを
設けることによりドライヤ部は雨,風,直射日光等を避
けることができるため、ドライヤ,バルブ,配管の腐食
防止の効果が得られると共に、ドライヤ温度の上昇によ
る冷媒の分解も抑えることができ、前記ドライヤカバー
の凸部を抑えることができるため運搬,設置等における
ドライヤカバーの保護を行うことができる。また、冷凍
サイクル内の水分の吸着を素早く行うことができる。
【0027】本発明の請求項4に記載の発明は、圧縮
機,四方弁,室外熱交換器,ドライヤ,膨張弁あるいは
キャピラリーチューブ,室内熱交換器及びアキュムレー
タ等を冷媒配管により順次接続して冷媒を循環させるサ
イクルで、前記ドライヤ中央部にモレキュラシーブス、
その前後あるいはその一方にゴミ,金属粉等の異物を捕
捉するフィルターを設けた前記ドライヤを室外機内の所
定の場所に取り付けると共にドライヤ前後の配管に配管
の開閉が可能となるバルブを装着し、前記ドライヤ装着
部の室外機の外板が簡単に取り外し可能とするものであ
るため、ドライヤの交換が室外機の一部の外板を取り外
すことにより簡単に行うことができる。
【0028】また、前記2つのバルブを閉じることによ
り、冷凍サイクル中の冷媒を大気に放出することなくド
ライヤの交換が可能である。また、冷凍サイクル内の水
分の吸着を素早く行うことができる。
【0029】
【実施例】以下、本発明の圧縮機の実施例について、図
面を参照しながら説明する。
【0030】(実施例1)図1は本発明の冷凍サイクル
のシステム図であり、図において、空気調和機1は圧縮
機2,四方弁3,室外熱交換器4,中央部にモレキュラ
シーブス5を充填し、その前後あるいはその一方にゴ
ミ,金属粉等の異物を捕捉するフィルター6を設けたド
ライヤ7、室外側キャピラリーチューブ8,室内熱交換
器9を配管により、環状に接続して冷媒を可逆的に循環
させるサイクルを構成し、室内熱交換器9の前後には例
えば電磁弁よりなる液側開閉電磁弁10及び室内側キャ
ピラリーチューブ11とガス側開閉電磁弁12とをそれ
ぞれ介在させている。
【0031】また、室内熱交換器9の後にはアキュムレ
ータ13が設置されており、アキュムレータ13は圧縮
機2と配管により接続されている。
【0032】図2,図3はドライヤ7近傍の拡大図であ
り、ドライヤ7は室外機14の外板にあけられた穴15
に配管16を通し室外機14の外板に取り外し可能でか
つ防振できるように固定すると共に、前記ドライヤ7の
前後には配管16の開閉を行うバルブ17,18が設け
られている。
【0033】ドライヤ7の固定は、ドライヤ取り付け金
具19とドライヤの間及びドライヤ取り付け金具19と
室外機14の外板の間に緩衝材20を設けるようにして
固定されている。
【0034】この空気調和機1のサイクルは四方弁3の
切り替え操作により、冷媒を循環せしめ実線矢印方向に
循環させることにより冷房運転され、図1中破線矢印方
向に循環させることにより暖房運転される。
【0035】圧縮機2にはHFC系冷媒と相溶性が良好
なエステルオイルが封入されており、冷媒としてはR4
07C(R32/R125/R134a=23wt%/
25wt%/52wt%)が封入されている。
【0036】以上の様に構成されたシステムについてそ
の動作を説明する。
【0037】本発明の空気調和機1を作動させると、冷
媒が圧縮機2によって高温高圧状態に圧縮され室外熱交
換器4にて液化されドライヤ7にて水分,ゴミ,金属粉
等のコンタミ物質が取り除かれ室内側キャピラリーチュ
ーブ11を通って室内熱交換器9に至る。
【0038】そして室内熱交換器9にて冷媒が周囲の空
気から熱を奪って気化した後、アキュムレータ13を通
って圧縮機2に戻るという循環を行なうことにより冷房
による空気調和を行なうようになっている。
【0039】しかし、空気調和機1は設置工事が伴うた
め、あらかじめ設置された冷媒配管の端面のシール不良
による配管内への空気中の水分の凝縮、雨天時の工事に
よる配管内への雨水の浸入等により冷凍サイクル内に多
くの水分が混入する場合がある。
【0040】冷凍サイクル内に水分が多く混入した場
合、冷凍機油として使用されているエステルオイルが加
水分解しこれにより生じたカルボン酸金属塩が冷凍サイ
クル内を循環して特に室外側キャピラリーチューブ8,
室内側キャピラリーチューブ11に析出しこれらが詰ま
り冷媒流量が減少し冷凍能力が低下する問題がある。
【0041】しかし、本実施例によれば、冷凍サイクル
内に多くの水分が混入されたことが判明した場合、以下
の操作をすることによって冷凍サイクル内にドライヤ7
の交換を簡単に行なうことができる。
【0042】つまり、前記配管16に設置されたバルブ
17,18を閉じて冷凍サイクルを密閉し、次にドライ
ヤ7に取り付けられているドライヤ取り付け金具19,
緩衝材20をはずしドライヤを配管16より取り外し、
新品のドライヤを配管16に溶接、フレアナット等によ
り取り付け、ドライヤ取り付け金具19,緩衝材20を
用いドライヤ7の振動を抑えるように設置する。その
後、バルブ17,18を開き空気調和機1の運転を行
う。
【0043】この時の冷媒は交換された新品のドライヤ
7を流れ、水分はドライヤ7に吸着されることになる。
更に、冷凍サイクル内に水分が残った場合は、前記バル
ブ17,18を閉じて同様の操作によりドライヤ7を新
しい物に交換する。
【0044】これにより、冷凍サイクル内の冷媒を抜か
ずかつ従来のドライヤ7を取りはずすことなくドライヤ
7は何回でも取り付け可能となり、ドライヤ7で取りき
れないシステム内の水分をドライヤ7を交換することに
より徹底的に除去が図れるという効果が得られる。
【0045】これにより、エステルオイルの加水分解に
よって生じたカルボン酸金属塩による室外側キャピラリ
ーチューブ8,室内側キャピラリーチューブ11の閉塞
を防ぐことができる。
【0046】また、ドライヤ7は室外機14の外側に取
り付けられているため、ドライヤ7が室外機14の内部
にある場合に比較し室外機14の外板、その他部品を取
り外す必要なくドライヤ7が交換可能であり、更にバル
ブ17,18を閉じることにより、冷凍サイクル中の冷
媒を大気に放出することなくドライヤ7の交換ができ
る。
【0047】それに加え、ドライヤ7の固定には、ドラ
イヤ取り付け金具19とドライヤ7及びドライヤ取り付
け金具19と室外機14の間には緩衝材20が取り付け
られているため、ドライヤ7の振動を抑えモレキュラシ
ーブス5の粉化を抑えることができる。
【0048】また、ドライヤ7を簡単に交換する方法と
して、ドライヤ7を室外機14と室内機との接続配管に
装着する方法もあるが、この方法ではドライヤ7を開封
し前記配管に接続する必要があるためドライヤ7の開放
時間、特に配管の開放時間の点よりドライヤ7に水分が
多く吸着される可能性があるが、本実施例ではあらかじ
め室外機14にドライヤ7が装着されているためドライ
ヤ7の水分吸着量が大きくドライヤ7として水分吸着効
果を発揮しないとのデメリットを回避できる。また、冷
凍サイクル内の水分の吸着を素早く行うことができる。
【0049】(実施例2)図4,図5はドライヤ7近傍
の拡大図である。尚、実施例1と同一構成については、
同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0050】図4,図5において、21は室外機14に
装着されたドライヤ7,バルブ17,18を覆うカバー
である。
【0051】以上の様に構成されたシステムについてそ
の動作を説明する。
【0052】本発明の空気調和機1を作動させると、冷
媒が圧縮機2によって高温高圧状態に圧縮され室外熱交
換器4にて液化されドライヤ7にて水分,ゴミ,金属粉
等のコンタミ物質が取り除かれ室内側キャピラリーチュ
ーブ11を通って室内熱交換器9に至る。
【0053】そして室内熱交換器9にて冷媒が周囲の空
気から熱を奪って気化した後、アキュムレータ13を通
って圧縮機2に戻るという循環を行なうことにより冷媒
による空気調和を行なうようになっている。
【0054】しかし、空気調和機1は設置工事が伴うた
め、あらかじめ設置された冷媒配管の端面のシール不良
による配管内への空気中の水分の凝縮、雨天等の工事に
よる配管内への雨水の浸入等により冷凍サイクル内に多
くの水分が混入する場合がある。
【0055】冷凍サイクル内に水分が多く混入した場
合、冷凍機油として使用されているエステルオイルが加
水分解しこれにより生じたカルボン酸金属塩が冷凍サイ
クル内を循環して特に室外側キャピラリーチューブ8,
室内側キャピラリーチューブ11に析出しこれらが詰ま
り冷媒流量が減少し冷凍能力が低下する問題がある。
【0056】しかし、本実施例によれば、冷凍サイクル
内に多くの水分が混入されたことが判明した場合、以下
の操作をすることによって冷凍サイクル内にドライヤ7
の交換を簡単に行なうことができる。
【0057】つまり、室外機14に装着されたドライヤ
7,バルブ17,18を覆うカバー21を取り外した
後、前記配管16に設置されたバルブ17,18を閉じ
て冷凍サイクルを密閉し、次にドライヤ7に取り付けら
れているドライヤ取り付け金具19,緩衝材20をはず
しドライヤを配管16より取り外し、新品のドライヤを
配管16に溶接、フレアナット等により取り付け、ドラ
イヤ取り付け金具19,緩衝材20を用いドライヤ7の
振動を抑えるように設置し、前記カバー21を取り付け
る。
【0058】その後、バルブ17,18を開き空気調和
機1の運転を行う。この時の冷媒は交換された新品のド
ライヤ7を流れ、水分はドライヤ7に吸着されることに
なる。
【0059】更に、冷凍サイクル内に水分が残った場合
は、前記バルブ17,18を閉じて同様の操作によりド
ライヤ7を新しい物に交換する。
【0060】これにより、冷凍サイクル内の冷媒を抜か
ずかつ従来のドライヤ7を取りはずすことなくドライヤ
7は何回でも取り付け可能となり、ドライヤ7で取りき
れないシステム内の水分をドライヤ7を交換することに
より徹底的に除去が図れるという効果が得られる。
【0061】これにより、エステルオイルの加水分解に
よって生じたカルボン酸金属塩による室外側キャピラリ
ーチューブ8,室内側キャピラリーチューブ11の閉塞
を防ぐことができる。
【0062】また、ドライヤ7は室外機14の外側に取
り付けられているため、ドライヤ7が室外機14の内部
にある場合に比較し室外機14の外板、その他部品を取
り外す必要なくドライヤ7が交換可能であり、更にバル
ブ17,18を閉じることにより、冷凍サイクル中の冷
媒を大気に放出することなくドライヤ7の交換ができ
る。
【0063】それに加え、ドライヤ7の固定には、ドラ
イヤ取り付け金具19とドライヤ7及びドライヤ取り付
け金具19と室外機14の間には緩衝材20が取り付け
られているため、ドライヤ7の振動を抑えモレキュラシ
ーブス5の粉化を抑えることができる。
【0064】また、ドライヤ7を簡単に交換する方法と
して、ドライヤ7を室外機14と室内機との接続配管に
装着する方法もあるが、この方法ではドライヤ7を開封
し前記配管に接続する必要があるためドライヤ7の開放
時間、配管の開放時間の点よりドライヤ7に水分が多く
吸着される可能性があるが、実施例ではあらかじめ室外
機14にドライヤ7が装着されているためドライヤ7の
水分吸着量が大きくドライヤ7として水分吸着効果を発
揮しないとのデメリットを回避できる。
【0065】更に、ドライヤ7,バルブ17,18,配
管16等のドライヤ部はカバー21で覆われているた
め、ドライヤ部は雨,風,直射日光等を避けることがで
きるため、ドライヤ部の腐食防止の効果が得られると共
に、ドライヤ7温度の上昇によるモレキュラシーブス5
による冷媒の分解も抑えることができる効果が得られ
る。また、冷凍サイクル内の水分の吸着を素早く行うこ
とができる。
【0066】(実施例3)図6,図7において、22は
室外機14の凹部23に装着されたドライヤ7,バルブ
17,18,配管を覆うカバーである。尚、実施例1と
同一構成については、同一符号を付して詳細な説明は省
略する。
【0067】以上の様に構成されたシステムについてそ
の動作を説明する。
【0068】本発明の空気調和機1を作動させると、冷
媒が圧縮機2によって高温高圧状態に圧縮され室外熱交
換器4にて液化されドライヤ7にて水分,ゴミ,金属粉
等のコンタミ物質が取り除かれ室内側キャピラリーチュ
ーブ11を通って室内熱交換器9に至る。
【0069】そして室内熱交換器9にて冷媒が周囲の空
気から熱を奪って気化した後、アキュムレータ13を通
って圧縮機2に戻るという循環を行なうことにより冷房
による空気調和を行なうようになっている。
【0070】しかし、空気調和機1は設置工事が伴うた
め、あらかじめ設置された冷媒配管の端面のシール不良
による配管内への空気中の水分の凝縮、雨天時の工事に
よる配管内への雨水の浸入等による冷凍サイクル内に多
くの水分が混入する場合がある。
【0071】冷凍サイクル内に水分が多く混入した場
合、冷凍機油として使用されているエステルオイルが加
水分解しこれにより生じたカルボン酸金属塩が冷凍サイ
クル内を循環して特に室外側キャピラリーチューブ8,
室内側キャピラリーチューブ11に析出しこれらが詰ま
り冷媒流量が減少し冷凍能力が低下する問題がある。
【0072】しかし、本実施例によれば、冷凍サイクル
内に多くの水分が混入されたことが判明した場合、以下
の操作をすることによって冷凍サイクル内にドライヤ7
の交換を簡単に行なうことができる。
【0073】つまり、室外機14の凹部23に装着され
たドライヤ7,バルブ17,18,配管16を覆うカバ
ー22を取り外した後、前記配管16に設置されたバル
ブ17,18を閉じて冷凍サイクルを密閉し、次にドラ
イヤ7に取り付けられているドライヤ取り付け金具1
9,緩衝材20をはずしドライヤを配管16より取り外
し、新品のドライヤを配管16に溶接、フレアナット等
により取り付け、ドライヤ取り付け金具19,緩衝材2
0を用いドライヤ7の振動を抑えるように設置し、前記
カバー21を取り付ける。その後、バルブ17,18を
開き空気調和機1の運転を行う。
【0074】この時の冷媒は交換された新品のドライヤ
7を流れ、水分はドライヤ7に吸着されることになる。
更に、冷凍サイクル内に水分が残った場合は、前記バル
ブ17,18を閉じて同様の操作によりドライヤ7を新
しい物に交換する。
【0075】これにより、冷凍サイクル内の冷媒を抜か
ずかつ従来のドライヤ7を取りはずすことなくドライヤ
7は何回でも取り付け可能となり、ドライヤ7で取りき
れないシステム内の水分をドライヤ7を交換することに
より徹底的に除去が図れるという効果が得られる。
【0076】これにより、エステルオイルの加水分解に
よって生じたカルボン酸金属塩による室外側キャピラリ
ーチューブ8,室内側キャピラリーチューブ11の閉塞
を防ぐことができる。
【0077】また、ドライヤ7は室外機14の外側に取
り付けられているため、ドライヤ7が室外機14の内部
にある場合に比較し室外機14の外板、その他部品を取
り外す必要なくドライヤ7が交換可能であり、更にバル
ブ17,18を閉じることにより、冷凍サイクル中の冷
媒を大気に放出することなくドライヤ7の交換ができ
る。
【0078】それに加え、ドライヤ7の固定には、ドラ
イヤ取り付け金具19とドライヤ7及びドライヤ取り付
け金具19と室外機14の間には緩衝材20が取り付け
られているため、ドライヤ7の振動を抑えモレキュラシ
ーブス5の粉化を抑えることができる。
【0079】また、ドライヤ7を簡単に交換する方法と
して、ドライヤ7を室外機14と室内機との接続配管に
装着する方法もあるが、この方法ではドライヤ7を開封
し前記配管に接続する必要があるためドライヤ7の開放
時間、配管の開放時間の点よりドライヤ7に水分が多く
吸着される可能性があるが、本実施例ではあらかじめ室
外機14にドライヤ7が装着されているためドライヤ7
の水分吸着量が大きくドライヤ7として水分吸着効果を
発揮しないとのデメリットを回避できる。
【0080】更に、ドライヤ7,バルブ17,18,配
管等のドライヤ部は室外機14の凹部23に装着されそ
の上にカバー22で覆われているため、ドライヤ部は
雨,風,直射日光等を避けることができるため、ドライ
ヤ部の腐食防止の効果が得られると共に、ドライヤ7温
度の上昇によるモレキュラシーブス5による冷媒の分解
も抑えることができる効果が得られ、またカバー22の
盛り上がりを抑えることができ、これにより室外機14
の運搬,設置時等におけるカバー22の傷つきを抑える
ことができる効果が得られる。また、冷凍サイクル内の
水分の吸着を素早く行うことができる。
【0081】(実施例4)図8において、24はドライ
ヤ7,バルブ17,18,配管等よりなるドライヤ部を
室外機14内の所定の場所に取り付け、前記ドライヤ部
の室外機14の外板である。尚、実施例1と同一構成に
ついては、同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0082】以上の様に構成されたシステムについてそ
の動作を説明する。
【0083】本発明の空気調和機1を作動させると、冷
媒が圧縮機2によって高温高圧状態に圧縮され室外熱交
換器4にて液化されドライヤ7にて水分,ゴミ,金属粉
等のコンタミ物質が取り除かれ室内側キャピラリーチュ
ーブ11を通って室内熱交換器9に至る。
【0084】そして室内熱交換器9にて冷媒が周囲の空
気から熱を奪って気化した後、アキュムレータ13を通
って圧縮機2に戻るという循環を行なうことにより冷房
による空気調和を行なうようになっている。
【0085】しかし、空気調和機1は設置工事が伴うた
め、あらかじめ設置された冷媒配管の端面のシール不良
による配管内への空気中の水分の凝縮、雨天時の工事に
よる配管内への雨水の浸入等により冷凍サイクル内に多
くの水分が混入する場合がある。
【0086】冷凍サイクル内に水分が多く混入した場
合、冷凍機油として使用されているエステルオイルが加
水分解しこれにより生じたカルボン酸金属塩が冷凍サイ
クル内を循環して特に室外側キャピラリーチューブ8,
室内側キャピラリーチューブ11に析出しこれらが詰ま
り冷媒流量が減少し冷凍能力が低下する問題がある。
【0087】しかし、本実施例によれば、冷凍サイクル
内に多くの水分が混入されたことが判明した場合、以下
の操作をすることによって冷凍サイクル内にドライヤ7
の交換を簡単に行なうことができる。
【0088】つまり、室外機14の内部の所定の場所に
設置されたドライヤ7,バルブ17,18,配管16か
らなるドライヤ部を覆う室外機の外板24を取り外した
後、前記配管16に設置されたバルブ17,18を閉じ
て冷凍サイクルを密閉する。その後、バルブ17,18
を開き空気調和機1の運転を行う。
【0089】この時の冷媒は交換された新品のドライヤ
7を流れ、水分はドライヤ7に吸着されることになる。
更に、冷凍サイクル内に水分が残った場合は、前記バル
ブ17,18を閉じて同様の操作によりドライヤ7を新
しい物に交換する。
【0090】これにより、冷凍サイクル内の冷媒を抜か
ずかつ従来のドライヤ7を取りはずすことなくドライヤ
7は何回でも取り付け可能となり、ドライヤ7で取りき
れないシステム内の水分をドライヤ7を交換することに
より徹底的に除去が図れるという効果が得られる。
【0091】これにより、エステルオイルの加水分解に
よって生じたカルボン酸金属塩による室外側キャピラリ
ーチューブ8,室内側キャピラリーチューブ11の閉塞
を防ぐことができる。
【0092】また、バルブ17,18を閉じることによ
り、冷凍サイクル中の冷媒を大気に放出することなくド
ライヤ7の交換ができる。また、ドライヤ7を簡単に交
換する方法として、ドライヤ7を室外機14と室内機と
の接続配管に装着する方法もあるが、この方法ではドラ
イヤ7を開封し前記配管に接続する必要があるためドラ
イヤ7の開放時間、配管の開放時間の点よりドライヤ7
に水分が多く吸着される可能性があるが、本実施例では
あらかじめ室外機14にドライヤ7が装着されているた
めドライヤ7の水分吸着量が大きくドライヤ7として水
分吸着効果を発揮しないとのデメリットを回避できる。
又、ドライヤ7は室外機内に納められているため輸送時
等においてドライヤ7等が物体と接触し冷媒のリークを
防止する効果が得られる。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に記載の発明は、圧縮機,四方弁,室外熱交換器,ドラ
イヤ,膨張弁あるいはキャピラリーチューブ,室内熱交
換器及びアキュムレータ等を冷媒配管により順次接続し
て冷媒を循環させるサイクルで、前記ドライヤ中央部に
モレキュラシーブス、その前後あるいはその一方にゴ
ミ,金属粉等の異物を捕捉するフィルターを設け、前記
ドライヤを室外機の外側に取り外し可能でかつ防振でき
るように固定すると共に、前記ドライヤの前後の室外機
の外側の配管に配管の開閉を行うバルブを設けたもので
あるため、ドライヤの交換が室外機の外側にあるため交
換が容易である。
【0094】また、バルブを閉じることにより、冷凍サ
イクル中の冷媒を大気に放出することなくドライヤの交
換が可能であり、ドライヤの振動を抑えモレキュラシー
ブスの粉化を抑えることができる。また、冷凍サイクル
内の水分の吸着を素早く行うことができる。
【0095】また、本発明の請求項2に記載の発明は、
圧縮機,四方弁,室外熱交換器,ドライヤ,膨張弁ある
いはキャピラリーチューブ,室内熱交換器及びアキュム
レータ等を冷媒配管により順次接続して冷媒を循環させ
るサイクルで、前記ドライヤ中央部にモレキュラシーブ
ス、その前後あるいはその一方にゴミ,金属粉等の異物
を捕捉するフィルターを設け、前記ドライヤを室外機の
外側に取り外し可能でかつ防振できるように固定すると
共に、前記ドライヤの前後の室外機の外側の配管に配管
の開閉を行うバルブを設け、更に前記ドライヤ及びドラ
イヤの前後に設けたバルブを覆うドライヤ部カバーを設
けたものであるため、ドライヤの交換が室外機の外側に
あるため交換が容易である。
【0096】また、前記2つのバルブを閉じることによ
り、冷凍サイクル中の冷媒を大気に放出することなくド
ライヤの交換が可能であり、ドライヤの振動を抑えモレ
キュラシーブスの粉化を抑えることができる。更に、前
記カバーを設けることによりドライヤ部は雨,風,直射
日光等を避けることができるため、ドライヤ、バルブ、
配管の腐食防止の効果が得られると共に、ドライヤ温度
の上昇による冷媒の分解も抑えることができる。また、
冷凍サイクル内の水分の吸着を素早く行うことができ
る。
【0097】また、本発明の請求項3に記載の発明は、
圧縮機,四方弁,室外熱交換器,ドライヤ,膨張弁ある
いはキャピラリーチューブ,室内熱交換器及びアキュム
レータ等を冷媒配管により順次接続して冷媒を循環させ
るサイクルで、前記ドライヤ中央部にモレキュラシーブ
ス、その前後あるいはその一方にゴミ,金属粉等の異物
を捕捉するフィルターを設け、前記ドライヤを室外機の
外板に設けた凹部に取り外し可能でかつ防振できるよう
に固定すると共に、前記ドライヤの前後の室外機の外側
の配管に配管の開閉を行うバルブを設け、更に前記ドラ
イヤ及びドライヤの前後に設けた2つのバルブを覆うド
ライヤ部カバーを設けたものであるため、ドライヤの交
換が室外機の外側にあるため交換が容易である。
【0098】また、前記2つのバルブを閉じることによ
り、冷凍サイクル中の冷媒を大気に放出することなくド
ライヤの交換が可能であり、ドライヤの振動を抑えモレ
キュラシーブスの粉化を抑えることができる。
【0099】更に、前記カバーを設けることによりドラ
イヤ部は雨,風,直射日光等を避けることができるた
め、ドライヤ、バルブ、配管の腐食防止の効果が得られ
ると共に、ドライヤ温度の上昇による冷媒の分解も抑え
ることができ、前記ドライヤカバーの凸部を抑えること
ができるため運搬,設置等におけるドライヤカバーの保
護を行うことができる。また、冷凍サイクル内の水分の
吸着を素早く行うことができる。
【0100】また、本発明の請求項4に記載の発明は、
圧縮機,四方弁,室外熱交換器,ドライヤ,膨張弁ある
いはキャピラリーチューブ,室内熱交換器及びアキュム
レータ等を冷媒配管により順次接続して冷媒を循環させ
るサイクルで、前記ドライヤ中央部にモレキュラシーブ
ス、その前後あるいはその一方にゴミ,金属粉等の異物
を捕捉するフィルターを設けた前記ドライヤを室外機内
の所定の場所に取り付けると共にドライヤ前後の配管に
配管の開閉が可能となるバルブを装着し、前記ドライヤ
装着部の室外機の外板が簡単に取り外し可能とするもの
であるため、ドライヤの交換が室外機の一部の外板を取
り外すことにより簡単に行うことができる。
【0101】また、バルブを閉じることにより、冷凍サ
イクル中の冷媒を大気に放出することなくドライヤの交
換が可能である。また、冷凍サイクル内の水分の吸着を
素早く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における空気調和機の冷凍サ
イクル図
【図2】本発明の実施例1の空気調和機のドライヤ近傍
の要部概略構成図
【図3】本発明の実施例1の空気調和機のドライヤの取
り付け状態を示す断面図
【図4】本発明の実施例2の空気調和機のドライヤ近傍
の要部概略構成図
【図5】本発明の実施例2の空気調和機のドライヤの取
り付け状態を示す断面図
【図6】本発明の実施例3の空気調和機のドライヤ近傍
の要部概略構成図
【図7】本発明の実施例3の空気調和機のドライヤの取
り付け状態を示す断面図
【図8】本発明の実施例4の空気調和機のドライヤ近傍
の要部概略構成図
【図9】従来のドライヤ近傍の空気調和機の冷凍サイク
ル図
【符号の説明】
1 空気調和機 2 圧縮機 3 四方弁 4 室外熱交換器 5 モレキュラシーブス 6 フィルター 7 ドライヤ 8 室外側キャピラリーチューブ 9 室内熱交換器 10 冷媒配管 12 室内側キャピラリーチューブ 13 アキュムレータ 16 配管 17,18 バルブ 21,22 カバー 23 凹部 24 外板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機,四方弁,室外熱交換器,ドライ
    ヤ,膨張弁あるいはキャピラリーチューブ,室内熱交換
    器及びアキュムレータ等を冷媒配管により順次接続して
    冷媒を循環させるサイクルで、前記ドライヤ中央部にモ
    レキュラシーブス、その前後あるいはその一方にゴミ,
    金属粉等の異物を捕捉するフィルターを設け、前記ドラ
    イヤを室外機の外側に取り外し可能でかつ防振できるよ
    うに固定すると共に、前記ドライヤの前後の室外機の外
    側の配管に配管の開閉を行うバルブを設けることを特徴
    とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 圧縮機,四方弁,室外熱交換器,ドライ
    ヤ,膨張弁あるいはキャピラリーチューブ,室内熱交換
    器及びアキュムレータ等を冷媒配管により順次接続して
    冷媒を循環させるサイクルで、前記ドライヤ中央部にモ
    レキュラシーブス、その前後あるいはその一方にゴミ,
    金属粉等の異物を捕捉するフィルターを設け、前記ドラ
    イヤを室外機の外側に取り外し可能でかつ防振できるよ
    うに固定すると共に、前記ドライヤの前後の室外機の外
    側の配管に配管の開閉を行うバルブを設け、更に前記ド
    ライヤ及びドライヤの前後の配管に設けたバルブを覆う
    ドライヤ部カバーを設けたことを特徴とする空気調和
    機。
  3. 【請求項3】 圧縮機,四方弁,室外熱交換器,ドライ
    ヤ,膨張弁あるいはキャピラリーチューブ,室内熱交換
    器及びアキュムレータ等を冷媒配管により順次接続して
    冷媒を循環させるサイクルで、前記ドライヤ中央部にモ
    レキュラシーブス、その前後あるいはその一方にゴミ,
    金属粉等の異物を捕捉するフィルターを設け、前記ドラ
    イヤを室外機の外板に設けた凹部に取り外し可能でかつ
    防振できるように固定すると共に、前記ドライヤの前後
    の室外機の外側の配管に配管の開閉を行うバルブを設
    け、更に前記ドライヤ及びドライヤの前後に設けたバル
    ブを覆うドライヤ部カバーを設けたことを特徴とする空
    気調和機。
  4. 【請求項4】 圧縮機,四方弁,室外熱交換器,ドライ
    ヤ,膨張弁あるいはキャピラリーチューブ,室内熱交換
    器及びアキュムレータ等を冷媒配管により順次接続して
    冷媒を循環させるサイクルで、前記ドライヤ中央部にモ
    レキュラシーブス、その前後あるいはその一方にゴミ,
    金属粉等の異物を捕捉するフィルターを設け、前記ドラ
    イヤを室外機内の所定の場所に取り付けると共にドライ
    ヤ前後の配管に配管の開閉が可能となるバルブを装着
    し、前記ドライヤ装着部の室外機の外板が簡単に取り外
    し可能とすることを特徴とする空気調和機。
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