JP2001150376A - ワーク組立装置における治具交換方法 - Google Patents

ワーク組立装置における治具交換方法

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JP2001150376A JP33111299A JP33111299A JP2001150376A JP 2001150376 A JP2001150376 A JP 2001150376A JP 33111299 A JP33111299 A JP 33111299A JP 33111299 A JP33111299 A JP 33111299A JP 2001150376 A JP2001150376 A JP 2001150376A
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隆寿 服部
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昭次 土井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セットステーションと組立ステーションとに
往復動自在なセット治具と、セットステーションにおい
てセット治具に対するワークセット作業を行う第1ハン
ドリングロボットと、組立ステーションにおいて組立済
みワークの払出し作業を行う第2ハンドリングロボット
とを備えるワーク組立装置におけるセット治具と各ハン
ドリングロボットに取付けるハンドリング治具との交換
方法において、ハンドリング治具用のストック台を用い
ずに治具交換を行い得られるようにする。 【解決手段】 セット治具1上に、第1ハンドリングロ
ボット用と第2ハンドリングロボット用の2つのハンド
リング治具20,30を上下2段に段積みした状態で治
具交換を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セットステーショ
ンと組立ステーションとに往復動自在なセット治具と、
セットステーションにおいてセット治具に対するワーク
セット作業を行う第1ハンドリングロボットと、組立ス
テーションにおいて組立済みワークの払出し作業を行う
第2ハンドリングロボットとを備えるワーク組立装置に
おける治具交換方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のワーク組立装置においては、ワ
ークの機種変更に際し、セット治具と各ハンドリングロ
ボットに取付けるハンドリング治具とをワークの機種に
応じたものに交換することが必要になる。
【0003】従来は、ワーク組立装置と装置外に設けた
ストック場所との間でセット治具を出し入れしてセット
治具を交換すると共に、各ハンドリングロボットの配置
部の周囲にハンドリング治具用のストック台を配置し、
各ハンドリングロボットの動作によりストック台との間
でハンドリング治具の交換を行うようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、各ハンドリ
ングロボットの配置部の周囲には、ワーク供給等の作業
を行うための作業スペースも確保する必要があるが、上
記従来例のものでは、各ハンドリングロボットの配置部
の周囲に配置するストック台によって作業スペースが制
約されてしまう。
【0005】本発明は、以上の点に鑑み、各ハンドリン
グロボットの配置部の周囲に作業スペースを広く確保で
きるよう、ハンドリング治具用のストック台を用いずに
治具交換を行い得られるようにしたワーク組立装置にお
ける治具交換方法を提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
本発明は、セットステーションと組立ステーションとに
往復動自在なセット治具と、セットステーションにおい
てセット治具に対するワークセット作業を行う第1ハン
ドリングロボットと、組立ステーションにおいて組立済
みワークの払出し作業を行う第2ハンドリングロボット
とを備えるワーク組立装置におけるセット治具と各ハン
ドリングロボットに取付けるハンドリング治具の交換方
法において、セット治具上に、第1ハンドリングロボッ
ト用と第2ハンドリングロボット用の2つのハンドリン
グ治具を、一方のハンドリングロボット用のハンドリン
グ治具の上に他方のハンドリングロボット用のハンドリ
ング治具を積み重ねるようにして上下2段に段積み可能
とし、ワークの機種変更に際し、セット治具をセットス
テーションと組立ステーションのうち前記一方のハンド
リングロボットの作業場所となる一方のステーションに
移動した状態で、該一方のハンドリングロボットに取付
けられているハンドリング治具をセット治具上に積み重
ねて該一方のハンドリングロボットから切離し、その後
セット治具をセットステーションと組立ステーションの
うち前記他方のハンドリングロボットの作業場所となる
他方のステーションに移動した状態で、該他方のハンド
リングロボットに取付けられているハンドリング治具を
前記一方のステーションでセット治具上に積み重ねたハ
ンドリング治具の上に積み重ねて該他方のハンドリング
ロボットから切離すことによりセット治具上に2つのハ
ンドリング治具を上下2段に段積みし、この状態でセッ
ト治具をワーク組立装置外に搬出し、次に、次機種のワ
ークに対応する第1ハンドリングロボット用と第2ハン
ドリングロボット用の2つのハンドリング治具を上下2
段に段積みした次機種のワークに対応するセット治具を
ワーク組立装置内に搬入して前記他方のステーションに
移動し、この状態でセット治具上の上段のハンドリング
治具を前記他方のハンドリングロボットに受け取らせ、
その後セット治具を前記一方のステーションに移動した
状態で、セット治具上の下段のハンドリング治具を前記
一方のハンドリングロボットに受け取らせるようにして
いる。
【0007】本発明によれば、セット治具をハンドリン
グ治具用のストック台に兼用して、第1と第2の両ハン
ドリングロボットのハンドリング治具をセット治具と一
緒に交換できる。従って、ハンドリング治具用のストッ
ク台が不要となり、各ハンドリングロボットの配置部の
周囲に作業スペースを広く確保できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、自動車の車室部床面を構成
するフロントフロアから成るワークの組立装置における
治具交換に本発明を適用した実施形態について説明す
る。フロントフロアの構成は機種によって異っている。
例えば、図5に示す機種(以下、A機種と記す)のフロ
ントフロアWAは、パネルWA1と、サイドシルWA2
aとサイドフレームWA2bとを結合した左右1対のフ
レームサブアッセンブリWA2,WA2と、前後4個の
クロスメンバWA3,WA4,WA5,WA6とで構成
され、左右のフレームサブアッセンブリWA2,WA2
をクロスメンバWA3〜WA6を介して結合してフレー
ムアッセンブリを組立てた後、フレームアッセンブリ上
にパネルWA1を結合して組立てられる。また、図6に
示す機種(以下、B機種と記す)のフロントフロアWB
は、センタパネルWB1と、左右1対のサイドパネルW
B2,WB2と、左右1対のサイドシルWB3,WB3
と、左右1対の前側クロスメンバWB4,WB4と、左
右1対の後側クロスメンバWB5,WB5とで構成さ
れ、センタパネルWB1に左右のサイドパネルWB2,
WB2を結合すると共に、各サイドパネルWB2の外側
縁に各サイドシルW3Cを結合してパネルアッセンブリ
を組立てた後、パネルアッセンブリ上に前側クロスメン
バWB4,WB4と後側クロスメンバWB5,WB5と
を結合して組立てられる。
【0009】フロントフロアの組立装置には、図1及び
図2に示す如く、セットステーションST1と組立ステ
ーションST2と増打ステーションST3とが配置され
ている。そして、セットステーションST1と組立ステ
ーションST2とに往復動自在なセット治具1を設け、
セットステーションST1において第1ハンドリングロ
ボット2によりセット治具1に対するワークセット作業
を行った後、セット治具1を組立ステーションST2に
往動させ、組立ステーションST2の両側部に配置した
複数の溶接ロボット51によりフロントフロアを組立て
る。次に、組立済みのフロントフロアを第2ハンドリン
グロボット3により組立ステーションST2から払出し
て、増打ステーションST3に配置した第2のセット治
具4に移載し、増打ステーションST3の両側部に配置
した複数の溶接ロボット52によりフロントフロアに増
打溶接を施す。その後第3ハンドリングロボット6によ
りフロントフロアを増打ステーションST3から払出し
て図外のコンベアに移載し、フロア組立装置に搬送す
る。尚、第3ハンドリングロボット6は、増打ステーシ
ョンST3の前方位置から側方にのびる軌道6a上を走
行する走行台6bに搭載されており、増打ステーション
ST3の前方位置で取上げたフロントフロアを側方位置
でコンベアに載置するように作動する。
【0010】第1ハンドリングロボット2の配置部の周
囲には、第1乃至第3の3箇所のワーク投入場所P1〜
P3が確保されている。第1と第2の各ワーク投入場所
P1,P2には夫々ガイドレール7aに沿ってワーク搬
送台車7を搬入自在としている。また、第3ワーク投入
場所P3にはワーク置台8を配置している。
【0011】第2ハンドリングロボット3は、組立ステ
ーションST2と増打ステーションST3との間から側
方にのびる軌道3a上を走行する走行台3bに搭載され
ており、走行台3bにより第2ハンドリングロボット3
を組立ステーションST2と増打ステーションST3と
の間の作業位置とその側方のワーク受取り位置とに移動
自在としている。
【0012】そして、ワーク受取り位置の周囲に第4乃
至第6の3箇所のワーク投入場所P4,P5,P6を確
保して、第4と第5の各ワーク投入場所P4,P5に夫
々ガイドレール9aに沿ってワーク搬送台車9を搬入自
在とし、第6ワーク投入場所P6にワーク置台10を配
置している。
【0013】A機種のフロントフロアWAの組立てに際
しては、図1に示す如く、左右のフレームサブアッセン
ブリWA2,WA2を多段に積載したワーク搬送台車7
を第1と第2の両ワーク投入場所P1,P2に搬入する
と共に、第3ワーク投入場所P3のワーク置台8に4個
のクロスメンバWA3〜WA6を人手で載置し、更に、
パネルWA1を多段に積載したワーク搬送台車9を第4
と第5の両ワーク投入場所P4,P5に搬入する。そし
て、第1ハンドリングロボット2の動作端に取付けたハ
ンドリング治具20により第1と第2の両ワーク投入場
所P1,P2の一方において左右のフレームサブアッセ
ンブリWA2,WA2を取上げ、次に、ハンドリング治
具20を第3ワーク投入場所P3に移動させて、ワーク
置台8上の4個のクロスメンバWA3〜WA6を取上
げ、その後ハンドリング治具20をセットステーション
ST1に移動させて、セット治具1に左右のフレームサ
ブアッセンブリWA2,WA2と4個のクロスメンバW
A3〜WA6とをセットする。次に、セット治具1を組
立ステーションST2に往動させて、溶接ロボット5 1
によりフレームサブアッセンブリWA2とクロスメンバ
WA3〜WA6とを溶接結合してフレームアッセンブリ
を組立てる。また、予め第2ハンドリングロボット3を
ワーク受取り位置に移動させて、第2ハンドリングロボ
ット3の動作端に取付けたハンドリング治具30により
第4と第5の両ワーク投入場所P4,P5の一方におい
てパネルWA1を取上げ、フレームアッセンブリの組立
て完了前に第2ハンドリングロボット3を作業位置に戻
しておく。
【0014】そして、フレームアッセンブリの組立てが
完了したところで、フレームアッセンブリ上にパネルW
A1をセットし、この状態で溶接ロボット2によりパネ
ルWA1とフレームアッセンブリとを溶接結合してフロ
ントフロアWAを組立てる。次に、ハンドリング治具3
0でパネルWA1を保持したままフロントフロアWAを
第2ハンドリングロボット3の動作でセット治具1から
持ち上げ、この状態で溶接ロボット51によりフロント
フロアWAの第1段階の増打溶接を行い、その後第2ハ
ンドリングロボット3によりフロントフロアWAを増打
ステーションST3のセット治具4に移載し、溶接ロボ
ット52によりフロントフロアWAの第2段階の増打溶
接を行う。
【0015】尚、第1と第2の両ワーク投入場所P1,
P2の一方のワーク投入場所に存するワーク搬送台車7
が空になったときは他方のワーク投入場所に存するワー
ク搬送台車7に積載したフレームサブアッセンブリWA
2を取上げ、一方のワーク投入場所において空のワーク
搬送台車7とフレームサブアッセンブリWA2を満積し
たワーク搬送台車7との入れ換えを行う。第4と第5の
ワーク投入場所P4,P5においても、ワーク搬送台車
9が空になる度に同様にワーク搬送台車9の入れ換えを
行う。
【0016】B機種のフロントフロアWBの組立てに際
しては、図3に示す如く、左右のサイドパネルWB2,
WB2を多段に積載したワーク搬送台車7を第1と第2
の両ワーク投入場所P1,P2に搬入すると共に、第3
ワーク投入場所P3のワーク置台8にセンタパネルWB
1と左右のサイドシルWB3,WB3とを人手で載置
し、更に、第6ワーク投入場所P7のワーク置台10に
左右の前側クロスメンバWB4,WB4と左右の後側ク
ロスメンバWB5,WB5とを人手で載置する。そし
て、第1ハンドリングロボット2のハンドリング治具2
0により第1と第2の両ワーク投入場所P1,P2の一
方において左右のサイドパネルWB2,WB2を取上げ
た後、第3ワーク投入場所P3においてワーク置台8上
のセンタパネルWB1と左右のサイドシルWB3,WB
3とを取上げ、これらをセットステーションST1にお
いてセット治具1にセットする。次に、セット治具1を
組立ステーションST2に往動させ、溶接ロボット51
によりセンタパネルWB1と左右のサイドパネルWB
2,WB2と左右のサイドシルWB3,WB3とを溶接
結合してパネルアッセンブリを組立てる。また、第2ハ
ンドリングロボット3をワーク受取り位置に移動して、
第2ハンドリングロボット3のハンドリング治具30に
より第6ワーク投入場所P6においてワーク置台10上
の左右の前側クロスメンバWB4,WB4と左右の後側
クロスメンバWB5,WB5とを取上げた後、第2ハン
ドリングロボット3を作業位置に戻し、パネルアッセン
ブリの組立てが完了したところで、パネルアッセンブリ
上にこれらクロスメンバWB4,WB5をセットし、こ
の状態で溶接ロボット51によりクロスメンバWB4,
WB5をパネルアッセンブリに溶接結合してフロントフ
ロアWBを組立てる。次に、ハンドリング治具30でク
ロスメンバWB4,WB5を保持したままフロントフロ
アWBを第2ハンドリングロボット3の動作でセット治
具1から持ち上げ、この状態で溶接ロボット51により
フロントフロアWBの第1段階の増打溶接を行い、その
後第2ハンドリングロボット3によりフロントフロアW
Bを増打ステーションST3のセット治具4に移載し、
溶接ロボット52によりフロントフロアWBの第2段階
の増打溶接を行う。
【0017】ところで、組立ステーションST2での組
立てが完了すると、フロントフロアの構成部材を個々に
位置決めする必要がなくなる。そのため、増打ステーシ
ョンST3に配置するセット治具4や第3ハンドリング
ロボット6のハンドリング治具60に設けるワーク支持
部材の個数は少なくて済み、ワーク支持部材の位置を機
種に応じて可変する機構を設けることで、セット治具4
やハンドリング治具60を複数機種に共用可能な汎用タ
イプのものに構成できる。一方、セット治具1や第1ハ
ンドリングロボット2のハンドリング治具20や第2ハ
ンドリングロボット3のハンドリング治具30は、フロ
ントフロアの構成部材を個々に位置決めして支持し得る
ように構成する必要があって、汎用化が困難になる。そ
のため、セット治具1や第1ハンドリングロボット2の
ハンドリング治具20や第2ハンドリングロボット3の
ハンドリング治具30は機種毎に専用のものとしてい
る。そして、組立装置の外側部に治具のストック場所1
1を設け、機種変更に際しセット治具1と第1ハンドリ
ングロボット2のハンドリング治具20と第2ハンドリ
ングロボット3のハンドリング治具30とをストック場
所11にストックされている治具と交換し得るようにし
ている。
【0018】ここで、セット治具1は、セットステーシ
ョンST1から組立ステーションST2に亘って敷設し
た軌道12に沿って移動する台車13上の横長のレール
13aに載架されており、常時は、図示省略したロック
部材によりセット治具1を台車13に固定し、台車13
の動きでセット治具1をセットステーションST1と組
立ステーションST2とに往復動自在としている。そし
て、セットステーションST1とストック場所12との
間に、セットステーションST1に存する台車13上の
レール13aに合致するレール14を敷設すると共に、
ストック場所11に、セット治具1を支持する横長のレ
ール15aを取付けたA機種用とB機種用の2つのスト
ック台15,15を配置し、任意一方のストック台15
を該ストック台15上のレール15aがレール14に合
致する交換位置にシフト自在としている。かくて、セッ
トステーションST1に存する台車13と交換位置に存
するストック台15とにセット治具1をレール14を介
して移し換えることができる。
【0019】セット治具1上には、図4に示す如く、第
1ハンドリングロボット2用と第2ハンドリングロボッ
ト3用の2つのハンドリング治具20,30を、一方の
ハンドリングロボット用のハンドリング治具、例えば、
第1ハンドリングロボット2用の第1ハンドリング治具
20の上に第2ハンドリングロボット3用の第2ハンド
リング治具30を積み重ねるようにして上下2段に段積
可能としている。尚、図4はA機種用のものを示してい
るが、B機種用のものも、同様に、セット治具1上に、
第1ハンドリング治具20と第2ハンドリング治具30
とを、第1ハンドリング治具20の上に第2ハンドリン
グ治具30を積み重ねるようにして上下2段に段積み可
能としている。
【0020】フロントフロアをA機種からB機種に変更
する際は、先ず、A機種用のセット治具1をセットステ
ーションST1に復動させた状態で、第1ハンドリング
ロボット2に取付けられているA機種用の第1ハンドリ
ング治具20を第1ハンドリングロボット2の動作によ
りセット治具1上に積み重ねて該ロボット2から切離
す。次に、セット治具1を組立ステーションST2に復
動させ、この状態で、第2ハンドリングロボット3に取
付けられているA機種用の第2ハンドリング治具30を
第2ハンドリングロボット3の動作により第1ハンドリ
ング治具20の上に積み重ねて該ロボット3から切離
し、セット治具1上に第1ハンドリング治具20と第2
ハンドリング治具30とを上下2段に段積みする。次
に、セット治具1をセットステーションST1に復動さ
せ、台車13に対するセット治具1の固定を解除して、
交換位置に存するA機種用のストック台15にレール1
4を介してセット治具1を移し換える。
【0021】次に、B機種用の第1ハンドリング治具2
0と第2ハンドリング治具30とを上下2段に段積みし
たB機種用のセット治具1を載架するB機種用のストッ
ク台15を交換位置にシフトし、セットステーションS
T1に存する台車13にレール14を介してセット治具
1を移し換え、台車13にセット治具1を固定する。次
に、セット治具1を組立ステーションST2に往動させ
て、セット治具1上の上段の第2ハンドリング治具30
を第2ハンドリングロボット3に受取らせ、その後セッ
ト治具1をセットステーションST1に復動させて、セ
ット治具1上の下段の第1ハンドリング治具20を第1
ハンドリングロボット2に受取らせる。
【0022】以上の手順でフロントフロアをA機種から
B機種に変更する際の治具交換を行うことができ、B機
種からA機種に変更する際も同様の手段で治具交換を行
うことができる。また、フロントフロアをA,B両機種
以外の他の機種に変更する場合も、ストック場所11に
配置するストック台15を当該他の機種用のものに入れ
換えることで同様に治具交換を行うことができる。
【0023】以上、フロントフロアの組立装置の治具交
換に本発明を適用した実施形態について説明したが、フ
ロントフロア以外の他のワーク組立装置の治具交換にも
同様に本発明を適用できる。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、セット治具をハンドリング治具用のストック
台に兼用して、第1と第2の両ハンドリングロボットの
ハンドリング治具をセット治具と一緒に交換できるた
め、ハンドリング治具用のストック台が不要となり、第
1と第2の各ハンドリングロボットの配置部の周囲に作
業スペースを広く確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明方法を適用するフロントフロア組立装
置の平面図
【図2】 図1のII-II線から見た側面図
【図3】 別機種組立時のフロントフロア組立装置の平
面図
【図4】 セット治具にハンドリング治具を段積みした
状態を示す側面図
【図5】 (A)A機種のフロントフロアを示す斜視
図、(B)その分解状態の斜視図
【図6】 (A)B機種のフロントフロアを示す斜視
図、(B)その分解状態の斜視図
【符号の説明】
ST1 セットステーション ST2 組
立ステーション 1 セット治具 2 第1ハ
ンドリングロボット 2 第2ハンドリングロボット 20,30 ハンド
リング治具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 剛 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホン ダエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 服部 隆寿 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホン ダエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 土井 昭次 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホン ダエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 山野邉 哲朗 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホン ダエンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 3C007 DS05 NS11 3F061 AA03 DB00

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セットステーションと組立ステーション
    とに往復動自在なセット治具と、セットステーションに
    おいてセット治具に対するワークセット作業を行う第1
    ハンドリングロボットと、組立ステーションにおいて組
    立済みワークの払出し作業を行う第2ハンドリングロボ
    ットとを備えるワーク組立装置におけるセット治具と各
    ハンドリングロボットに取付けるハンドリング治具の交
    換方法において、 セット治具上に、第1ハンドリングロボット用と第2ハ
    ンドリングロボット用の2つのハンドリング治具を、一
    方のハンドリングロボット用のハンドリング治具の上に
    他方のハンドリングロボット用のハンドリング治具を積
    み重ねるようにして上下2段に段積み可能とし、 ワークの機種変更に際し、セット治具をセットステーシ
    ョンと組立ステーションのうち前記一方のハンドリング
    ロボットの作業場所となる一方のステーションに移動し
    た状態で、該一方のハンドリングロボットに取付けられ
    ているハンドリング治具をセット治具上に積み重ねて該
    一方のハンドリングロボットから切離し、その後セット
    治具をセットステーションと組立ステーションのうち前
    記他方のハンドリングロボットの作業場所となる他方の
    ステーションに移動した状態で、該他方のハンドリング
    ロボットに取付けられているハンドリング治具を前記一
    方のステーションでセット治具上に積み重ねたハンドリ
    ング治具の上に積み重ねて該他方のハンドリングロボッ
    トから切離すことによりセット治具上に2つのハンドリ
    ング治具を上下2段に段積みし、この状態でセット治具
    をワーク組立装置外に搬出し、 次に、次機種のワークに対応する第1ハンドリングロボ
    ット用と第2ハンドリングロボット用の2つのハンドリ
    ング治具を上下2段に段積みした次機種のワークに対応
    するセット治具をワーク組立装置内に搬入して前記他方
    のステーションに移動し、この状態でセット治具上の上
    段のハンドリング治具を前記他方のハンドリングロボッ
    トに受け取らせ、その後セット治具を前記一方のステー
    ションに移動した状態で、セット治具上の下段のハンド
    リング治具を前記一方のハンドリングロボットに受け取
    らせる、 ことを特徴とするワーク組立装置における治具交換方
    法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023203631A1 (ja) * 2022-04-19 2023-10-26 株式会社Fuji 工作機械

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023203631A1 (ja) * 2022-04-19 2023-10-26 株式会社Fuji 工作機械

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