JP2001149490A - 高所作業用墜落防止器 - Google Patents

高所作業用墜落防止器

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JP2001149490A JP33555999A JP33555999A JP2001149490A JP 2001149490 A JP2001149490 A JP 2001149490A JP 33555999 A JP33555999 A JP 33555999A JP 33555999 A JP33555999 A JP 33555999A JP 2001149490 A JP2001149490 A JP 2001149490A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、極めて商品価値に秀れ画期的な高
所作業用墜落防止器と提供することを目的とする。 【解決手段】 命綱1を引き出し自在に巻き取り収納す
る巻取器2の巻取回動体3の周辺部に係止爪4を枢着
し、この巻取回動体3と共に回動する係止爪4の外側
に、係止爪4の先端部を係止する係止部5aを設けた内
歯車体5を設け、この係止爪4の先端部の外方への回動
突出を抑制する弾性体6を設け、この弾性体6の弾性度
を前記巻取回動体3が所定回転速度若しくは所定回転加
速度以上で回転するように命綱1を引き出したとき遠心
力により係止爪4の先端部が外方へ回動突出して内歯車
体5の係止部5aで係止されて巻取回動体3の回転を停
止するように設定した高所作業用墜落防止器において、
前記係止爪4に、前記命綱1を引き出したとき係止爪4
の先端部が外方へ回動突出するのを許容し、命綱1を巻
き取りしたとき係止爪4の先端部が外方へ回動突出する
のを阻止する回動阻止機構7を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高所作業用墜落防
止器に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】本出願
人は、実用新案登録第2573448号により高所作業
用墜落防止器(以下、従来例という。)を提案してい
る。
【0003】この従来例は、高所で作業する作業者が万
一足を踏み外して墜落したとき、この墜落を阻止して作
業者の人命を守ることができるものとして極めて画期的
である。
【0004】具体的に説明すると、この従来例は、巻取
器2を建物の所望の位置に吊り下げ、巻取器2の下部に
設けた命綱1の出入り口部2bより巻取回動体3に巻回
された命綱1を引き出し、先端の取付フック9を作業者
のベルトの係止環などに係止して作業を行い、作業者が
万一足を踏み外して墜落すると、命綱1が急激に引き出
されて巻取回動体3が所定回転速度若しくは所定回転加
速度以上で回転するので、巻取回動体3と共に回動する
係止爪4の先端部が遠心力により弾性体6の弾性度に打
ち勝って係止爪ピン11を軸として外方に回動突出し、巻
取器2の内部に止着したラチェット内歯車体5の係止部
5aで係止されて巻取回動体3の回転を停止し作業者の
墜落を防止することができる(本実施例と同一構成部分
には同一符号を付した。)。
【0005】また、この従来例に係る係止爪4の係止部
5aに対する係止状態を解除する場合には、一度命綱1
を巻き取らせるように巻取回動体3を回動させると、係
止爪4は弾性体6の弾性により元の位置に戻り回動する
ことになり、よって、係止爪4の係止部5aに対する係
止状態を解除することができる。
【0006】ところで、本出願人は、この従来例につい
て更なる研究開発を進めているうちに、巻取回動体3が
所定回転速度若しくは所定回転加速度以上で回動するよ
うに命綱1を巻き取りしたときにも係止爪4の先端部が
遠心力で外方に回動突出し、巻取回動体3の回動が停止
すると同時に、偶然にも、係止爪4が係止部5aに係止
してしまう場合があることが判明した。
【0007】つまり、従来例は、命綱1を最後まで巻き
取らせたときに係止爪4が係止部5aに係止した際、命
綱1はそれ以上巻き取ることができない状態であるが故
に係止爪4の係止部5aに対する係止状態が解除できな
くなり使用できなくなるおそれがある。
【0008】この場合、巻取器2を分解などして修理す
るしか手段はなく、特に作業現場でのこの修理作業は極
めて厄介である。
【0009】本発明は、上述の問題点に着目し、係止爪
4の回動を阻止する回動阻止機構7を設けることによ
り、命綱1を巻き取りしたとき遠心力により係止爪4の
先端部が外方へ回動突出することがない画期的な高所作
業用墜落防止器を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0011】命綱1を引き出し自在に巻き取り収納する
巻取器2の巻取回動体3の周辺部に係止爪4を枢着し、
この巻取回動体3と共に回動する係止爪4の外側に、係
止爪4の先端部を係止する係止部5aを設けた内歯車体
5を設け、この係止爪4の先端部の外方への回動突出を
抑制する弾性体6を設け、この弾性体6の弾性度を前記
巻取回動体3が所定回転速度若しくは所定回転加速度以
上で回転するように命綱1を引き出したとき遠心力によ
り係止爪4の先端部が外方へ回動突出して内歯車体5の
係止部5aで係止されて巻取回動体3の回転を停止する
ように設定した高所作業用墜落防止器において、前記係
止爪4に、前記命綱1を引き出したとき係止爪4の先端
部が外方へ回動突出するのを許容し、命綱1を巻き取り
したとき係止爪4の先端部が外方へ回動突出するのを阻
止する回動阻止機構7を設け、この回動阻止機構7を、
前記係止爪4の近傍位置に係止爪4の内側部に接離自在
に係止し得る係止部材8を設け、この係止部材8を、前
記命綱1を引き出したとき係止爪4に係止せず係止爪4
の先端部が外方へ回動突出するのを許容し、命綱1を巻
き取りしたとき係止爪4に係止して係止爪4の先端部が
外方へ回動突出するのを阻止するように構成したことを
特徴とする高所作業用墜落防止器に係るものである。
【0012】また、前記巻取回動体3の周辺部に少なく
とも一対の係止爪4を設け、この係止爪4夫々の内側部
に接離自在に係止し得る係止部8cを端部に備えた長尺
体を設け、この長尺体を、命綱1を巻き取りしたとき係
止爪4間に架設状態となって係止爪4の先端部が外方へ
回動突出するのを阻止する前記係止部材8として構成し
たことを特徴とする請求項1記載の高所作業用墜落防止
器に係るものである。
【0013】
【発明の実施の形態】好適と考える本発明の実施の形態
(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいてそ
の作用効果を示して簡単に説明する。
【0014】本発明は、命綱1を引き出したときは、回
動阻止機構7に係る係止部材8は係止爪4に係止せず係
止爪4の先端部が外方へ回動突出するのが許容されて内
歯車体5の係止部5aに係止され、命綱1を巻き取りし
たときは、回動阻止機構7に係る係止部材8が係止爪4
の内側部に係止して係止爪4の先端部が外方へ回動突出
するのを阻止されて内歯車体5の係止部5aに係止する
のが防止されることになる。
【0015】従って、従来例は、命綱1を巻き取りした
とき、偶然にも、係止爪4が係止部5aに係止してしま
う場合があるなどの問題点があったが、本発明によれば
その問題点は確実に解消され、係止爪4は係止部5aに
係止する必要のある場面には確実に係止し、係止部5a
に係止する必要のない場面には確実にその係止は防止さ
れることになる。
【0016】また、請求項2記載の発明のように構成し
た場合には、係止部材8の端部に設けた係止部8cが係
止爪4夫々の内側部に短い距離で接離移動して係止した
りその係止を解除し得る構成であるから、係止爪4の先
端部が外方へ回動突出するのを阻止したり反対に許容し
たりする作動が極めて精度良く行われることになり、し
かも、少なくとも一対の係止爪4が設けられることで、
より一層安全具としての機能を良好に発揮し得るのは勿
論、この係止爪4間に係止部材8が架設状態となって係
止爪4の先端部が外方へ回動突出するのを阻止する構成
であるから、係止爪4の先端部が外方へ回動突出しよう
とする力が係止部材8の各端部の係止部8cにかかり該
係止部材8は端部同志が引っ張り合うように作用して係
止爪4と係止部8cとが堅固に係止されることになり、
よって、係止爪4の先端部が外方へ回動突出するのを確
実に阻止することができることになる。
【0017】
【実施例】図面は本発明の一実施例を図示したものであ
り、以下に説明する。
【0018】本実施例は、二枚合わせのケース本体2a
から成る巻取器2内に巻取回動体3を回動自在に設けて
いる。この巻取回動体3の外周面にコ字状凹部3aを形
成し、このコ字状凹部3a内に命綱1を巻回し、命綱1
を巻取器2の下方に設けた出入り口部2bより引き出し
自在に設け、命綱1の先端に取付フック9を付設し、巻
取回動体3の右側にフランジ部3bを一体物で連設し、
このフランジ部3bの内部に命綱1を巻取回動体3に常
に巻き取る方向(図5中b方向)に付勢するゼンマイバ
ネ10を内設する。
【0019】また、巻取回動体3の一側面の対向位置に
一対の係止爪ピン11を止着し、この係止爪ピン11夫々に
係止爪4の基端部を枢着し、この夫々の係止爪4の中央
部にコイルバネを採用した弾性体6の一端部を連結し、
この弾性体6の他端部を巻取回動体3の一側面の対向位
置箇所に立設した立設杆材12に連結し、よって、この弾
性体6により係止爪4の先端部が常態で外方へ回動突出
することを抑制するよう構成している。尚、符号14は係
止爪ストッパーである。
【0020】また、夫々の係止爪4を囲む状態にラチェ
ット内歯車体5を巻取器2の内側にリベット15を介して
止着固定し、このラチェット内歯車体5の内形を所定間
隔をおいて鋸歯形状のラチェット歯形に形成して係止部
5aを設けている。
【0021】以上の構成から、本実施例は巻取回動体3
が所定回転速度若しくは所定回転加速度以上で回転する
ように命綱1を引き出したとき遠心力により係止爪4の
先端部が弾性体6に抗して外方へ回動突出することでラ
チェット内歯車体5の係止部5aで係止されて巻取回動
体3の回動が停止されるように構成している。
【0022】また、本実施例は、巻取器2に係るケース
本体2a間に架設され、巻取回動体3を回動自在に配設
せしめる軸杆16に被嵌枢着する長尺体を設けている。
【0023】この長尺体は、軸杆16に枢着する枢着部8
aの周面対向位置には先端に鉤状部8cが形成された腕
杆8bが突設されて構成されている。この長尺体が請求
項で言う係止部材8であり、この係止部材8の両端部に
形成された鉤状部が請求項で言う係止部である。
【0024】係止部材8は、軸杆16に枢着部8aを被嵌
枢着させた状態で巻取回動体3の側面とケース本体2a
とで挟み込んで回動自在に配設され、この係止部材8と
巻取回動体3の側面との間には板バネ13が介されてお
り、よって、係止部材8は、若干ブレーキのかかった状
態で軸杆16に対して回動自在に枢着被嵌されている。
【0025】また、係止部材8は、図2に図示したよう
に腕杆8b夫々が係止爪4と係止爪ピン11との間に位置
する状態で配設され、腕杆8b夫々の先端に設けられた
係止部8cは前記係止爪4に止着され、弾性体6の端部
を係止爪4の内側部に止着する止着ピン17の近傍位置に
接離自在に配されている。
【0026】従って、係止部材8は、その係止部8cが
止着ピン17に係止していない状態においては係止爪4の
回動(係止爪ピン11を軸としての回動)を許容し、係止
部材8が係止爪4間に架設状態となって係止部8cが止
着ピン17に係止している状態においては係止爪4の回動
を(係止爪4の先端部が外方へ回動突出するのを)阻止
することになる(図2参照)。これが請求項で言う回動
阻止機構7である。
【0027】符号2cは巻取器2を吊り下げ固定するた
めの吊下用部、18は出入り口部2bより命綱1の先端部
を外出状態に保持せしめる係止保持部材である。
【0028】本実施例は上述のように構成したから、巻
取器2から命綱1を引き出して巻取回動体3を図2中a
方向に回動させると、係止部材8はその係止部8cが係
止爪4の内側部(止着ピン17)から離れた状態で係止爪
ピン11に押圧された状態で回動し、反対に、巻取器2へ
命綱1を巻き取りして巻取回動体3を図2中b方向に回
動させると、係止部材8はその係止部8cが係止爪4の
内側部(止着ピン17)に係止して当該止着ピン17に押圧
された状態で係止爪ピン11から離れた状態で回動するこ
とになる。
【0029】従って、回動阻止機構7により、巻取回動
体3が所定回転速度若しくは所定回転加速度以上で回転
するように命綱1を引き出したときは遠心力により係止
爪4の先端部が外方へ回動突出するのが許容されてラチ
ェット内歯車体5の係止部5aに係止し、一方、巻取回
動体3が所定回転速度若しくは所定回転加速度以上で回
動するように巻き取りしたときは遠心力により係止爪4
の先端部が外方へ回動突出するのが阻止されてラチェッ
ト内歯車体5の係止部5aに係止するのが防止されるこ
とになる。
【0030】よって、本実施例によれば、巻取回動体3
が所定回転速度若しくは所定回転加速度以上で回動する
ように命綱1を巻き取りしたときにも係止爪4が遠心力
で外側に回動し、巻取回動体3の回動が停止すると同時
に係止爪4が係止部5aに係止してしまう場合があり、
命綱1を最後まで巻き取らせたときに係止爪4が係止部
5aに係止してしまうと、命綱1は係止保持部材18が支
えており、それ以上巻き取ることができない状態である
が故に係止爪4の係止部5aに対する係止状態が解除で
きなくなり使用できなくなるおそれがあるなどの問題点
があったが、本実施例によればその問題点は確実に解消
され、例えば、万一作業者が墜落した際など、巻取回動
体3が所定回転速度若しくは所定回転加速度以上で回動
するように命綱1が引き出された場合には係止爪4は係
止部5aに確実に係止して安全となり、巻取回動体3を
ゆっくり回動させながら命綱1を巻き取りする際は勿
論、巻取回動体3が所定回転速度若しくは所定回転加速
度以上で回動するように命綱1を巻き取りした場合にお
いても係止爪4は係止部5aに係止するのが確実に防止
されることになりより一層商品価値が向上することにな
る。
【0031】また、本実施例は、回動阻止機構7に係る
係止部材8が係止爪4に対して接離することで係止爪4
はその回動が許容或いは阻止されることになり、係止爪
4が係止部5aに係止する必要のある場面には確実に係
止し、係止する必要のない場面には確実にその係止が防
止されることになり前述した従来例の問題点は確実に解
消され、そして更に、その簡易構造故に量産性に秀れる
ことになる。
【0032】また、本実施例は、係止部材8の端部に設
けた係止部8cが係止爪4夫々の内側部に短い距離で接
離移動して係止したりその係止を解除し得る構成である
から、係止爪4の先端部が外方へ回動突出するのを阻止
したり反対に許容したりする作動が極めて精度良く行わ
れることになり、しかも、少なくとも一対の係止爪4が
設けられることで、より一層安全具としての機能を良好
に発揮し得るのは勿論、この係止爪4間に係止部材8が
架設状態となって係止爪4の先端部が外方へ回動突出す
るのを阻止する構成であるから、係止爪4の先端部が外
方へ回動突出しようとする力が係止部材8の各端部の係
止部8cにかかり該係止部材8は端部同志が引っ張り合
うように作用して係止爪4と係止部8cとが堅固に係止
されることになり、よって、係止爪4の先端部が外方へ
回動突出するのを確実に阻止することができることにな
る。
【0033】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、係
止爪は係止部に係止する必要のある場面には確実に係止
し、係止部に係止する必要のない場面には確実にその係
止は防止されることになるなど極めて商品価値に秀れ画
期的な高所作業用墜落防止器となる。
【0034】また、請求項2記載の発明においては、前
記請求項1記載の発明の作用効果に加え、係止爪の先端
部が外方へ回動突出するのを阻止したり反対に許容した
りする作動が極めて精度良く且つ確実に行われることに
なるなど極めて商品価値に秀れ画期的な高所作業用墜落
防止器となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る要部の概略動作説明図である。
【図2】本実施例に係る要部の概略動作説明図である。
【図3】本実施例に係る要部の平断面図である。
【図4】本実施例に係る要部を説明する断面図である。
【図5】本実施例に係る要部を説明する断面図である。
【符号の説明】
1 命綱 2 巻取器 3 巻取回動体 4 係止爪 5 内歯車体 5a 係止部 6 弾性体 7 回動阻止機構 8 係止部材 8a 係止部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 命綱を引き出し自在に巻き取り収納する
    巻取器の巻取回動体の周辺部に係止爪を枢着し、この巻
    取回動体と共に回動する係止爪の外側に、係止爪の先端
    部を係止する係止部を設けた内歯車体を設け、この係止
    爪の先端部の外方への回動突出を抑制する弾性体を設
    け、この弾性体の弾性度を前記巻取回動体が所定回転速
    度若しくは所定回転加速度以上で回転するように命綱を
    引き出したとき遠心力により係止爪の先端部が外方へ回
    動突出して内歯車体の係止部で係止されて巻取回動体の
    回転を停止するように設定した高所作業用墜落防止器に
    おいて、前記係止爪に、前記命綱を引き出したとき係止
    爪の先端部が外方へ回動突出するのを許容し、命綱を巻
    き取りしたとき係止爪の先端部が外方へ回動突出するの
    を阻止する回動阻止機構を設け、この回動阻止機構を、
    前記係止爪の近傍位置に係止爪の内側部に接離自在に係
    止し得る係止部材を設け、この係止部材を、前記命綱を
    引き出したとき係止爪に係止せず係止爪の先端部が外方
    へ回動突出するのを許容し、命綱を巻き取りしたとき係
    止爪に係止して係止爪の先端部が外方へ回動突出するの
    を阻止するように構成したことを特徴とする高所作業用
    墜落防止器。
  2. 【請求項2】 前記巻取回動体の周辺部に少なくとも一
    対の係止爪を設け、この係止爪夫々の内側部に接離自在
    に係止し得る係止部を端部に備えた長尺体を設け、この
    長尺体を、命綱を巻き取りしたとき係止爪間に架設状態
    となって係止爪の先端部が外方へ回動突出するのを阻止
    する前記係止部材として構成したことを特徴とする請求
    項1記載の高所作業用墜落防止器。
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