JP2001148453A - 沸騰冷却装置 - Google Patents

沸騰冷却装置

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JP2001148453A
JP2001148453A JP33058399A JP33058399A JP2001148453A JP 2001148453 A JP2001148453 A JP 2001148453A JP 33058399 A JP33058399 A JP 33058399A JP 33058399 A JP33058399 A JP 33058399A JP 2001148453 A JP2001148453 A JP 2001148453A
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heat
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Hiroyuki Osakabe
長賀部  博之
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱流束の増大に対応して冷媒室の放熱面積増
大を図ること。 【解決手段】 冷媒槽3の沸騰通路8には、放熱面積を
増大させる手段としてプレート部材13が配されてい
る。このプレート部材13は、熱伝導性に優れる金属部
材(例えばアルミニウム)から成り、幅方向に細長くス
リット状に開口する切欠き部13aが複数形成されてい
る。但し、切欠き部13aは、プレート部材13の幅方
向で略中央部から一端側に片寄って形成され、プレート
部材13の一端面に開口部を有している。このプレート
部材13は、切欠き部13aの開口部を有する一端面側
の辺部が、沸騰通路8を形成する押出材6の内壁面に形
成された溝状の凹部6aに挿入され、押出材6の厚み方
向に略直立して配されている。これにより、押出材6に
微細なリブ構造を設けなくても、各沸騰通路8の放熱面
積を増大でき、放熱性能の向上を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷媒の沸騰と凝縮
の繰り返しにより熱輸送する沸騰冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、冷媒槽の内部(冷媒室)にリ
ブを設けることで冷媒室の放熱面積(有効沸騰面積)を
増大させる技術が公知である。しかし、冷媒槽の一方の
表面だけに発熱体を取り付けた場合、リブの温度は、冷
媒槽の厚み方向で一方の表面から他方の表面へ向かって
次第に低下する。このため、冷媒室において冷媒が沸騰
するために必要な温度より低い領域(非沸騰領域)で
は、リブによる放熱面積増大の効果が得られず、逆にリ
ブの存在が冷媒循環時の圧損増大となり、冷媒の循環性
が低下する恐れがあった。
【0003】そこで、本出願人は、発熱体が取り付けら
れる側の内壁面だけにリブを設置し、リブの先端に隙間
を設けた沸騰冷却装置を提案した(特願平11−200
966号参照)。この沸騰冷却装置では、リブによる放
熱面積の増大効果を得ることができ、且つリブの左右両
側に形成される空間部がリブ先端の隙間を介して連通す
るため、冷媒蒸気が左右方向に拡散されて、冷媒室での
気泡量分布を均一化できる効果がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、先願の沸騰冷
却装置では、熱負荷が増大して熱流束が大きくなると、
冷媒室に設置したリブだけでは充分な放熱面積を確保す
ることができない。特に、冷媒室を押出材で形成すれ
ば、冷媒室の形成と同時にリブを設けることができるた
め、コスト面で有利ではあるが、押出材では、より微細
なリブ構造を設けることが困難であり、大きな熱流束に
対応できないという問題があった。本発明は、上記事情
に基づいて成されたもので、その目的は、熱流束の増大
に対応して冷媒室の放熱面積増大を図ることができる沸
騰冷却装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】(請求項1の手段)冷媒
槽は、押出材を使用して冷媒室を形成し、且つ冷媒室を
介して対向する押出材の両内壁面のうち、少なくとも温
度上昇が大きくなる一方の内壁面に接触して冷媒室に配
される複数のプレート部材を具備し、このプレート部材
には、複数の切欠き部が設けられ、この切欠き部が、押
出材の一方の内壁面に接触するプレート部材の一端面に
開口している。この構成によれば、押出材とは別にプレ
ート部材を使用することにより、そのプレート部材に切
欠き部を複数形成することで、押出成形では困難な放熱
面積の増大を図ることができる。また、温度上昇が大き
い押出材の一方の内壁面に近接して放熱面積を増大でき
るので、プレート部材に切欠き部を設けて放熱面積を増
大させる効果をより大きくできる。
【0006】(請求項2の手段)請求項1に記載した沸
騰冷却装置において、押出材の一方の内壁面に溝部が設
けられ、この溝部にプレート部材の辺部を挿入すること
で、押出材に対するプレート部材の位置決めを容易に行
うことができる。
【0007】(請求項3の手段)請求項1及び2に記載
した沸騰冷却装置において、プレート部材は、少なくと
も片面にろう材を有するクラッド材を使用している。こ
の場合、溝部の底面に対して接合面(ろう付け面)とな
るプレート部材端面の平面度が低い場合(端面に凹凸が
ある場合)に、溶融したろう材がプレート部材端面と溝
部底面との間に生じる隙間に流れ込んで、前記隙間をろ
う材が埋めることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の沸騰冷却装置の実
施例を図面に基づいて説明する。図4は沸騰冷却装置1
の側面図、図5は沸騰冷却装置1の正面図である。本実
施例の沸騰冷却装置1は、冷媒の沸騰と凝縮の繰り返し
によって発熱体2を冷却するもので、図4及び図5に示
すように、内部に液冷媒を貯留する冷媒槽3と、この冷
媒槽3の上部に組付けられる放熱器4とを備え、一体ろ
う付けにより製造される。
【0009】発熱体2は、例えば電気自動車のインバー
タ回路を構成するIGBTモジュールであり、図4に示
すように、冷媒槽3の一方の表面に密着してボルト5等
により固定される。冷媒槽3は、押出材6とエンドプレ
ート7で構成される。押出材6は、アルミニウム等の熱
伝導性に優れる金属材料の押出成形品で、図6に示すよ
うに、横幅に対して厚み幅が薄い薄型形状に設けられ、
その内部に下述の沸騰通路8、液戻り通路9、及び断熱
通路10を構成する複数の通路状空間部が形成されてい
る。
【0010】沸騰通路8は、発熱体2の熱を受けて沸騰
した冷媒蒸気(気泡)が流出する通路で本発明の冷媒室
を構成し、発熱体2の取付け範囲に対応して複数本形成
されている。また、各沸騰通路8には、それぞれ下述の
プレート部材13が挿入されている。液戻り通路9は、
放熱器4で冷却されて液化した凝縮液が流入する通路
で、押出材6の両端部に設けられている。断熱通路10
は、沸騰通路8と液戻り通路9との間を断熱するための
通路で、液戻り通路9と沸騰通路8との間に設けられて
いる。
【0011】押出材6の上端部は、図6(b)に示すよ
うに、液戻り通路9と断熱通路10を含む左右の両端部
と複数の沸騰通路8を含む中央部とで高低差を有し、両
端部より中央部の方が上方へ突出して設けられ、且つ中
央部は、図6(c)に示すように、その上端面が傾斜し
ている。なお、以下の説明では、押出材6の上端面に開
口する各沸騰通路8の上端開口部を蒸気流出口11と呼
び、押出材6の上端面に開口する液戻り通路9の上端開
口部を液流入口12と呼ぶ。
【0012】前記のプレート部材13は、アルミニウム
等の熱伝導性に優れる金属板の少なくとも片面にろう材
層を設けたクラッド材であり、図3に示すように、一定
の厚みtで細長い板状に設けられ、長手方向に複数の切
欠き部13aが略等間隔に設けられている。この切欠き
部13aは、例えばプレス加工あるいは切削加工等によ
って形成され、図3に示すように、プレート部材13の
略中央部から一端側に設けられて、プレート部材13の
幅方向(図3の上下方向)に長い矩形状に切り取られ、
プレート部材13の一端面に開口している。
【0013】このプレート部材13は、図1及び2に示
すように、幅方向の一端側辺部が、沸騰通路8を形成す
る押出材6の内壁面6A(但し、発熱体2が取り付けら
れる側の内壁面6A)に形成された溝部6aに挿入され
て、押出材6の厚み方向(図2の上下方向)に略直立し
て配されている。但し、押出材6の厚み方向におけるプ
レート部材13の高さは、沸騰通路8の略中程まで達し
ている。
【0014】エンドプレート7は、押出材6と同じアル
ミニウム製で、図7に示すように、左右方向に細長く、
且つ外周縁部7aより内側部分7bが若干突起して設け
られている。このエンドプレート7は、図8に示すよう
に、突起している内側部分7bを押出材6の下端開口部
内に嵌め込んで、外周縁部7aを押出材6の外周下端面
に当接させることにより、押出材6の下端開口部を塞い
でいる。エンドプレート7で塞がれた押出材6の下端部
には、液戻り通路9へ流入した凝縮液を沸騰通路8へ還
流させるための連通路14が形成され(図8参照)、こ
の連通路14を介して液戻り通路9と沸騰通路8及び断
熱通路10とが相互に連通している。
【0015】放熱器4は、図5に示すように、放熱フィ
ン15を介して並設される複数本のチューブ16と、各
チューブ16の上部に設けられる上部タンク17と、各
チューブ16の下部に設けられる下部タンク18とで構
成され、下部タンク18の内部に冷媒流制御板19(図
4参照)が設置されている。放熱フィン15は、熱伝導
性に優れる薄い金属板(例えばアルミニウム製の薄い板
材)を交互に折り曲げて波状に成形したもので、チュー
ブ16の表面に接合されている。チューブ16は、例え
ばアルミニウム製の偏平な管を所定の長さに切断して、
上部タンク17と下部タンク18との間に複数本並設さ
れている。
【0016】チューブ16の内部には、図9に示すよう
に、インナフィン20が挿入される。このインナフィン
20は、アルミニウム等の熱伝導性に優れる薄い金属板
を所定のピッチP(図9(a)参照)で交互に折り曲げ
て波状に成形したもので、チューブ16内の凝縮面積を
増大させるとともに、チューブ16内に冷媒循環路(後
述する)を形成する目的で用いられる。このインナフィ
ン20は、折り曲げ部(山と谷)の延設方向をチューブ
16の通路方向(図9(b)の上下方向)に向けてチュ
ーブ16内に挿入され、且つチューブ16内の横幅方向
(図9の左右方向)で右側に片寄って配置され、各折り
曲げ部がチューブ16の内壁面に当接して、ろう付けさ
れている。
【0017】これにより、チューブ16内には、図9に
おいてインナフィン20の左側に確保される第1の通路
(以後、蒸気通路21と呼ぶ)と、インナフィン20の
ピッチ間に形成される複数の第2の通路(以後、凝縮液
通路22と呼ぶ)とを有し、その蒸気通路21と凝縮液
通路22とで上記の冷媒循環路を構成している。なお、
チューブ16は、放熱フィン15との接合面である両側
面が、放熱器4に送風される冷却風の流れ方向に沿って
配置されるが、この時、凝縮液通路22より蒸気通路2
1の方が冷却風の流れ方向下流側に位置するようにチュ
ーブ16の向きを特定している(図4参照)。
【0018】上部タンク17は、浅皿状のコアプレート
17Aと深皿状のタンクプレート17Bとを組み合わせ
て構成され、コアプレート17Aに開けられている複数
の長孔(図示しない)にそれぞれチューブ16の上端部
が挿入されて各チューブ16を連通している。下部タン
ク18は、浅皿状のコアプレート18Aと深皿状のタン
クプレート18B(図10参照)とを組み合わせて構成
され、コアプレート18Aに開けられている複数の長孔
(図示しない)にそれぞれチューブ16の下端部が挿入
されて各チューブ16を連通している。また、下部タン
ク18は、タンクプレート18Bに開けられている開口
部23に冷媒槽3(押出材6)の上端部が挿入されて
(図4参照)、冷媒槽3と各チューブ16とを連通して
いる。
【0019】なお、タンクプレート18Bは、図10
(c)に示すように、その長手方向から見た側面形状に
おいて、最も低い底面(コアプレート18Aが被せられ
る上端開口部と対向する面)に対し傾斜角が大きい傾斜
面18aを有し、この傾斜面18aに前記開口部23が
開口している。従って、冷媒槽3は、図4に示すよう
に、下部タンク18に対し大きく傾斜して組付けられて
いる。但し、冷媒槽3は、下部タンク18内で蒸気流出
口11が斜め上方を向くように、発熱体2の取付け面を
下向きにして開口部23に挿入される(つまり、発熱体
2は、冷媒槽3の下側表面に取り付けられる)。これに
より、下部タンク18内では、蒸気流出口11の最下部
の方が液流入口12の最下部より上方に位置し、全体的
にも蒸気流出口11の方が液流入口12より高い位置に
開口している(図5参照)。
【0020】冷媒流制御板19は、蒸気流出口11より
流出した冷媒蒸気をチューブ16内の蒸気通路21へ優
先的に流れ込むように導くとともに、チューブ16内で
液化した凝縮液が蒸気流出口11へ落下することを防止
するために設置される。この冷媒流制御板19は、図4
に示すように、下部タンク18内に挿入される押出材6
の上端部表面に螺子24等で取り付けられ、チューブ1
6内に形成される凝縮液通路22の下方に配置される。
但し、冷媒流制御板19は、押出材6に取り付けた時
に、図4に示す前後方向において、先端側が取付け部側
より若干高くなるように、緩やかに傾斜した状態で取り
付けられることが望ましい。この冷媒流制御板19の形
状を図11に示す。
【0021】次に、本実施例の作動を説明する。沸騰通
路8に貯留されている液冷媒は、発熱体2の熱が押出材
6の内壁面6A及びプレート部材13の表面から伝わっ
て沸騰し、冷媒蒸気となって蒸気流出口11から下部タ
ンク18内へ流出する。蒸気流出口11から流出した冷
媒蒸気は、図12に示すように、冷媒流制御板19に沿
って矢印方向へ流れ、チューブ16内の主に蒸気通路2
1へ流入する。蒸気通路21を上昇して上部タンク17
内に流入した冷媒蒸気は、上部タンク17の内部で拡散
され、より均一化されて凝縮液通路22内に流入し、イ
ンナフィン20の表面及びチューブ16の内壁面に凝縮
して液化する。
【0022】凝縮液通路22内で液化した凝縮液の多く
は下部タンク18内へ落下するが、一部の凝縮液は表面
張力によってインナフィン20の下部に保持され、液溜
まり部25を形成する(図12参照)。この液溜まり部
25は、放熱量が増大した時に、蒸気流出口11から冷
媒蒸気とともに吹き上げられて上昇してくる液冷媒がイ
ンナフィン20の下部表面に当たり、表面張力によって
インナフィン20の下部に捕らえられることでも形成さ
れる。このインナフィン20の液溜まり部25に溜まっ
た凝縮液も、蒸気通路21を上昇する冷媒蒸気の圧力に
押されて液溜まり部25から下部タンク18内へ順次落
下する。下部タンク18の底部に溜まった凝縮液は、液
面が液流入口12の最下部の高さを超えた時点で液流入
口12へ流れ込み、液戻り通路9、及び断熱通路10よ
り連通路14を通って各沸騰通路8へ還流する。
【0023】(本実施例の効果)本実施例では、押出材
6の内壁面6Aに接触して熱伝導性に優れるプレート部
材13を配置し、そのプレート部材13に複数の切欠き
部13aを形成することにより、押出材6に微細なリブ
構造を設けなくても、各沸騰通路8の放熱面積を増大で
きる。その結果、熱負荷が増大して熱流束が大きくなっ
た時でも過熱度を低減でき、沸騰面のドライアウトを防
止して放熱性能を向上できる。特に、プレート部材13
は、図1に示したように、切欠き部13aの開口部を押
出材6の内壁面6A側へ向けて配置しているので、発熱
体2の熱を受けて温度上昇する押出材6の内壁面6Aに
近接して放熱面積を増大させることができる。
【0024】また、プレート部材13をプレス加工によ
って製作すると、端面の平面度が低いため、ろう付け面
となるプレート部材13の端面と押出材6の溝部6aの
底面との間に隙間を生じることがある。この場合、プレ
ート部材13としてクラッド材を使用すると、そのクラ
ッド材のろう材がろう付け工程で溶融し、プレート部材
13の端面と溝部6aの底面との間に生じる隙間に流れ
込み、その隙間をろう材が埋めることにより、押出材6
とプレート部材13との密着性が確保されて、接触熱抵
抗を低減できる。
【0025】(第2実施例)図13(a)はプレート部
材13の平面図、(b)は長手方向から見たプレート部
材13の端面図である。本実施例は、プレート部材13
に位置決め用の突出部13bを一体に設けた一例であ
る。プレート部材13は、図13(a)に示すように、
幅方向の他端面から切欠き部13aと反対側へ矩形状に
突出する突出部13bを有し、この突出部13bが長手
方向に複数箇所設けられている。このプレート部材13
は、図14に示すように、切欠き部13aの開口部を有
する一端側辺部が押出材6の一方の内壁面6Aに形成さ
れた溝部6aに挿入され、且つ前記突出部13bの先端
部が押出材6の他方の内壁面6Aに形成された溝部6b
に挿入されることにより、プレート部材13の幅方向の
両端部で位置決めでき、沸騰通路8内でのプレート部材
13のがたつきを防止できる。なお、プレート部材13
の突出部13bは、図13に示した矩形状である必要は
なく、例えば図15に示すように、山型形状でも良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2に示す冷媒槽の断面図(A−A断面)であ
る。
【図2】沸騰通路部の拡大断面図(a)と冷媒槽の横断
面図(b)である。
【図3】プレート部材の平面図(a)と長手方向端面図
(b)である。
【図4】沸騰冷却装置の側面図である。
【図5】沸騰冷却装置の正面図である。
【図6】押出材の上面図(a)、正面図(b)、側面図
(c)である。
【図7】エンドプレートの側面図(a)、平面図
(b)、断面図(c)である。
【図8】エンドプレートの装着状態を示す断面図であ
る。
【図9】インナフィンを挿入したチューブの上面図
(a)と正面図(b)である。
【図10】下部タンクの正面図(a)、側面図(b)、
下面図(c)である。
【図11】冷媒流制御板の正面図(a)と側面図(b)
である。
【図12】冷媒蒸気の流れを示す放熱器の断面図であ
る。
【図13】プレート部材の平面図(a)と長手方向端面
図(b)である(第2実施例)。
【図14】プレート部材の装着状態を示す断面図(a)
と拡大図(b)である。
【図15】プレート部材の平面図である(第2実施
例)。
【符号の説明】
1 沸騰冷却装置 2 発熱体 3 冷媒槽 4 放熱器 6 押出材 6A 押出材の内壁面 6a 押出材の溝部 8 沸騰通路(冷媒室) 13 プレート部材 13a 切欠き部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に液冷媒を貯留する冷媒室を形成し、
    この冷媒室の外側面に発熱体が取り付けられる冷媒槽
    と、 前記冷媒室で前記発熱体の熱を受けて沸騰した冷媒蒸気
    が流れ込み、その冷媒蒸気の熱を外部流体に放出する放
    熱器とを備えた沸騰冷却装置において、 前記冷媒槽は、押出材を使用して前記冷媒室を形成し、
    且つ前記冷媒室を介して対向する前記押出材の両内壁面
    のうち、少なくとも温度上昇が大きくなる一方の内壁面
    に接触して前記冷媒室に配される複数のプレート部材を
    具備し、 このプレート部材は、熱伝導性に優れる金属製で、複数
    の切欠き部が設けられ、この切欠き部が、前記押出材の
    一方の内壁面に接触する前記プレート部材の一端面に開
    口していることを特徴とする沸騰冷却装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載した沸騰冷却装置におい
    て、 前記押出材の内壁面に溝部が設けられ、この溝部に前記
    プレート部材の辺部を挿入して前記プレート部材を位置
    決めしていることを特徴とする沸騰冷却装置。
  3. 【請求項3】請求項1及び2に記載した沸騰冷却装置に
    おいて、 前記プレート部材は、少なくとも片面にろう材を有する
    クラッド材を使用していることを特徴とする沸騰冷却装
    置。
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