JP2001148166A - 情報記録媒体の記録再生方法及び情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録媒体の記録再生方法及び情報記録再生装置

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JP2001148166A
JP2001148166A JP2000273917A JP2000273917A JP2001148166A JP 2001148166 A JP2001148166 A JP 2001148166A JP 2000273917 A JP2000273917 A JP 2000273917A JP 2000273917 A JP2000273917 A JP 2000273917A JP 2001148166 A JP2001148166 A JP 2001148166A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】情報記録媒体への情報記録開始と記録終了の処
理を迅速に行う。 【解決手段】簡易フォーマットの形式で情報記録を行う
ようにする。簡易フォーマットの指示がなされると、標
準フォーマットに準拠して予め決められたデータ記録エ
リアDRAとレコーディングマネージャエリアRMAと
リードインエリアLIA及びリードアウトエリアLOA
のうち、データ記録エリアDRAに記録すべき情報を記
録した後、レコーディングマネージャエリアRMAとリ
ードインエリアLIAに記録管理データを記録する。ま
た、ファイナライズ処理の指示がなされると、簡易フォ
ーマットに準拠して情報記録が行われている情報記録媒
体に対し標準フォーマットに準拠した記録管理データを
再記録することにより、簡単に一般的な情報記録再生装
置への適用が可能な情報記録媒体にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報の記録又は再
生が可能な情報記録媒体を用いて情報の記録又は再生を
行う方法及びその方法を用いる情報記録再生装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、情報の記録と再生が可能な情報記
録再生装置として、VTR(Video Tape Record
er)が普及したことは周知の通りである。
【0003】VTRは、磁気テープを情報記録媒体とし
て情報の記録又は再生を行うものであるため、ランダム
アクセスやインタラクティブ編集を容易に行うことがで
きないという課題があった。
【0004】例えば、既に情報が一部記録されている磁
気テープの残りの未記録領域に新規の情報を記録させよ
うとする場合、既に情報が記録されている領域の終端位
置と未記録領域の開始位置をモニタリングしながら見つ
け出さなければならないため、新規情報を記録させる前
の前操作に時間がかかるという課題があった。
【0005】また、複数の情報が飛び飛びに記録されて
いる磁気テープの複数の空き領域に新規の情報を記録さ
せようとしても、それらの空き領域を有効に利用して記
録させることは必ずしも容易ではなかった。
【0006】近年、こうしたVTRの課題を解決し得る
情報記録媒体として、CD(Conpact Disc)やDVD
(Digital Video Disc又はDigital Versatile Disc)等
のディスク型の情報記録媒体が開発された。
【0007】これらの情報記録媒体は、所望のデータを
記録するための記録領域(以下、データ記録エリアとい
う)と、記録管理データを記録するための管理エリアと
が所定の規格に基づいて設けられている。
【0008】また、上記ディスク型の情報記録媒体は、
急速な技術開発と相俟って、様々な形態のものが次々に
開発されている。例えば、再生専用DVD−ROMに続
いて、追記録が可能なDVD−Rが開発され、更に記録
内容の書き換えが可能なRVD−RW等が開発されてい
る。
【0009】ここで、新種の情報記録媒体が開発される
度に、それぞれ異なった独自の記録再生フォーマットを
採用したのでは、ユーザーが以前から蓄えていた情報記
録媒体を新しく開発された情報記録媒体と同様に扱うこ
とができなくなり、情報資源の有効活用の道を閉ざすこ
とになる。このため、上記管理エリアには、種類の異な
る情報記録媒体であっても、情報再生時には共通の再生
を可能にするための記録管理データを記録しておくよう
になっている。
【0010】例えば、上記の記録と再生が可能なDVD
では、管理エリアは、R−インフォメーションエリア
(R-Information Area)とリードインエリア(Lead-in
Area)及びボーダーアウト/リードアウトエリア(Bord
er-out/Lead-out Area、以降、リードアウトエリアと総
称する。)から成り、更にR−インフォメーションエリ
アは、パワーキャリブレーションエリア(Power Calibr
ation Area)とレコーディングマネージメントエリア
(Recording Management Area)で構成されているが、
リードインエリアとリードアウトエリアの内容を再生専
用DVD−ROMと等しくすることによって、再生のコ
ンパチビリティを確保している。
【0011】そして、データ記録エリアに新規のデータ
を記録したり、データ記録エリアに記録されているデー
タを編集する等の記録を伴う処理が行われる度に、これ
らの管理エリアに所定の記録管理データを再書き込みす
ることによって、記録状態の管理を行っている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一従来例と
して説明した上記の記録と再生が可能なDVDは、ラン
ダムアクセスや優れたインタラクティブ編集を可能とす
る次世代情報記録媒体として注目されているが、未だ解
決すべき課題が残されている。
【0013】上記のVTRは、磁気テープを利用する関
係上、ランダムアクセスやインタラクティブ編集につい
ては操作性に難があるが、ユーザーにとっては、データ
を記録するための記録開始時点と記録終了時点を直感的
に理解し易いという、一見単純ではあるが基本的操作性
に優れた面も存在する。
【0014】例えば、ユーザーがテレビジョン放送を録
画する際、予め磁気テープの録画開始位置を設定してお
き、所望の画面になった時点で録画開始釦を押すだけ
で、上記の録画開始位置から録画が開始されたと直感的
に理解することができるという利点がある。また、所望
の画面が終了した時点で録画停止釦を押すだけで、録画
が終了したことを直感的に理解することができるという
利点がある。
【0015】これに対し、上記の記録と再生が可能なD
VDにあっては、記録管理データに基づいてデータ記録
エリアに記録されるデータを管理する必要上、例えば未
記録ディスクの記録開始にあっては、ユーザーが録画開
始(記録開始)又は録画終了(記録終了)の指示をした
際、管理エリア内の全てのエリアに記録管理データを再
書き込み(更新)することとしている。また、記録済デ
ィスクについても、リードインエリアの一部と、RMD
の一部、及びリードアウトエリアを所定領域再書き込み
(更新)する。
【0016】このため、記録管理データの再書き込みの
ための遅延時間が発生することとなり、実際の録画開始
又は実際の録録画終了の処理がユーザーの指示した時点
よりも相当時間遅れるという問題があった。
【0017】ちなみに、上記の記録と再生が可能なDV
Dでは、記録開始の指示をした時点から実際の記録開始
が行われるまでの遅延時間が1倍速に換算して約65
秒、記録終了の指示をした時点から実際の記録終了が行
われるまでの遅延時間が1倍速に換算して約60秒〜1
20秒程度とかなりの遅延時間を必要としていた。
【0018】よって、ユーザーにとっては実際に記録開
始と記録終了がなされた時点を直感的に理解し難く、V
TRに比して操作性が必ずしもよくないという結果をも
たらす場合があった。
【0019】例えば、図10(a)に模式的に示すよう
に、ユーザーがテレビジョン放送をモニタリングしなが
ら所望の画面から録画しようとした場合、録画開始の指
示をした時点tsから所定の遅延時間(約65秒間)が
経過した時点tr後でなければ実際の録画が開始されな
いため、上記の遅延時間(約65秒間)分の録画が行わ
れないという問題があった。また、同図(b)に示すよ
うに、録画終了の指示をした場合、その指示の時点te
から所定の遅延時間(約60秒〜120秒)が経過した
時点tf後でなければ実質的な録画が終了しないため、
その記録管理データの記録完了時点tf以後でなけれ
ば、DVDを情報記録再生装置から取り出したり、新た
なDVDに入れ替える等の操作を行うことができず、結
果的に操作性が悪くなる場合が生じるという問題があっ
た。
【0020】本発明はこうした記録開始と記録終了時に
おける遅延時間を大幅に短縮し、例えば、ユーザーに対
する操作性の向上等を実現することが可能な情報記録再
生方法及びそれを用いた情報記録再生装置を提供するこ
とを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の情報記録媒体の記録再生方法及び情報記録再生
装置は、簡易フォーマットに準拠して情報記録を行う
際、標準フォーマットに準拠して予め決められた記録管
理データに比して、少ない記録管理データを情報記録媒
体に記録することとした。また、上記記録管理データを
標準フォーマットに準拠して予め決められたデータ記録
エリアとレコーディングマネージャエリアとリードイン
エリア及びリードアウトエリアのうち、上記レコーディ
ングマネージャエリアと上記リードインエリアに記録す
ることとした。また、上記リードアウトエリアには、3
2ECCブロック分のリードアウト情報を記録すること
とした。
【0022】これらの記録再生方法及び情報記録再生装
置によれば、簡易フォーマットに準拠して情報記録を行
うと、標準フォーマットに比して少ない記録管理データ
が情報記録媒体に記録されるため、情報の記録開始と記
録終了の処理が迅速に行われる。
【0023】また、上記簡易フォーマットに準拠して情
報記録が行われている情報記録媒体に対しファイナライ
ズ処理を行う際、標準フォーマットに準拠した記録管理
データを再記録することとした。
【0024】これらの記録再生方法及び情報記録再生装
置によれば、簡易フォーマットに準拠して既に情報記録
が行われている情報記録媒体を標準フォーマットに準拠
した形態に設定することができる。また、情報記録の指
示がなされると、上記情報の実際の記録開始までに要す
る遅延時間内における情報を一時的に保持し、上記保持
した情報を上記実際の記録開始時から記録させることと
した。
【0025】この記録再生方法及び情報記録再生装置に
よれば、情報記録の指示がなされてから実際に情報記録
が開始されるまでの遅延時間内の情報を一時的に保持し
ておき、その保持しておいた情報を実際の記録開始時か
ら記録させる。これにより、遅延時間内の情報を欠落す
ることなく記録することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。尚、一実施形態として、情報記録
と情報再生が可能なDVDにおける情報記録再生方法
と、その方法を用いる情報記録再生装置について説明す
る。
【0027】図1乃至図5は、本実施形態に適用される
DVD(以下、ディスクという)のデータ構造を模式的
に示す説明図、図6は、本実施形態に係る情報記録再生
装置の構成を示すブロック図である。
【0028】図1において、本ディスクには、クランピ
ングエリアCAを中心としてグルーブ(Groove)とラン
ド(Land)が螺旋状に形成されており、グルーブとラン
ドには、物理アドレスを規定するためのウォブル(Wobb
le)とランドプリピット(Land Pre-pit)がそれぞれ形
成されている。
【0029】上記のウォブルとランドプリピットの情報
に基づいて、情報記録再生装置のピックアップがウォブ
ルに対して位置合わせ制御されて、グルーブへの情報記
録(データ書き込み)とグルーブからの情報再生(デー
タ読み取り)が行われるようになっている。
【0030】上記のデータ書き込み又はデータ読み取り
が行われるグルーブには、半径方向内側(クランピング
エリアCA側)から半径方向外側に向けてR−インフォ
メーションエリア(R-Information Area:RIA)とイ
ンフォメーションエリア(Information Area:IA)が
割り当てられている。
【0031】R−インフォメーションエリアRIAは、
パワーキャリブレーションエリア(Power Calibration
Area:PCA)とレコーディングマネージメントエリア
(Recording Management Area:RMA)で構成され、
インフォメーションエリアIAは、リードインエリア
(Lead-in Area:LIA)とデータ記録エリア(Data R
ecordtable Area:DRA)及びリードアウトエリア
(Lead-out Area:LOA)で構成されている。
【0032】ここで、データ記録エリアDRAには、オ
ーディオデータやビデオデータ等の各種コンテンツデー
タ(以下、メインデータという)及びコンテンツデータ
をファイルとして管理するためのファイル管理情報が記
録される。レコーディングマネージメントエリアRMA
とリードインエリアLIA及びリードアウトエリアLO
Aには、データ記録エリアDRAに記録されるメインデ
ータの記録状態を示す記録管理データが記録される。
【0033】パワーキャリブレーションエリアPCA
は、情報記録再生装置がデータ書き込みを行う際、試し
書き等を行って適切な動作状態でのデータ書き込みが行
えるようにピックアップの光量等を調整するために設け
られている。
【0034】レコーディングマネージメントエリアRM
Aには、リードイン、リードアウト、及びDRAの記録
状態を管理するための記録管理データが記録される。
【0035】リードインエリアLIAには、ディスクの
物理情報を示す記録管理データが記録される。
【0036】リードアウトエリアLOAは、データ記録
エリアDRAに記録されるメインデータの終端位置に設
けられる。リードアウトエリアLOAにはリードアウト
情報、例えば(00)hのデータが記録される。リード
アウトエリアLOAの記録開始位置は、メインデータの
データ量に応じて変化する。
【0037】これら各エリアPCA,RIA,LIA,
DRA,LOAの領域アドレスと、データの記録アドレ
スは、上記のウォブルとランドプリピットに基づいて物
理的に決められたECCブロックアドレスに従って設定
されるようになっている。
【0038】図2は、ECCブロックの1単位の構成を
示す説明図であり、データフィールドと、そのデータフ
ィールドに付加されたPOフィールド及びPIフィール
ドで構成されている。
【0039】上記のデータフィールドは16データセク
タ(data sectors)から成り、1データセクタは12列
(rows)から成り、更に、各列は172バイト(byte
s)で構成される。換言すれば、データフィールドにお
ける各列のデータ数は172バイトに設定され、12列
ずつの群をデータセクタと呼ぶ。したがって、データフ
ィールドには、(172バイト)×(12列)×(16
データセクタ)=(172バイト)×(192列)=3
3024バイトのデータB0,0〜B191,171が
記録可能となっている。
【0040】POフィールドは、16列×172バイト
から成り、図中の縦方向のデータ誤り訂正を行うための
アウターコードパリティデータ(outer-code parity da
ta)が記録される。つまり、POフィールドは、データ
フィールド内の16データセクタに対応して、16列の
アウターコードパリティデータが記録される。
【0041】PIフィールドは、208列×10バイト
から成り、図中の横方向のデータ誤り訂正を行うための
インナーコードパリティデータ(inner-code parity da
ta)が記録される。
【0042】更に図3は、上記データフィールドを構成
する16データセクタのうち、1つのデータセクタの構
成を代表して示した説明図である。同図において、12
列×172バイトのうち、先頭の4バイトにはIDデー
タ(Identification data)、次の2バイトにはIED
データ(ID Error Detection code data)、更に次の6
バイトにはCPR_MAIデータ(Copyright Managemen
t Information data)がそれぞれ記録され、最後の4
バイトにEDCデータ(Error Detection codedata)が
記録される。
【0043】そして、CPR_MAIデータの次からE
DCデータの前までの2048バイトの部分に、本来の
メインデータ(Main data)が記録されるようになって
いる。
【0044】更に、このデータセクタに、図2に示した
1列×172バイト分のアウターコードパリティデータ
と、13列×10バイト分のインナーコードパリティデ
ータが付加されて成る、13列×182バイトのデータ
単位をレコーディングセクタ(recording sector)と呼
ぶ。
【0045】そして、図2中の各列に位置する182バ
イト(172+10バイト))のデータを91バイトず
つの2組に分け、91バイトずつのデータの先頭に同期
データSYNCを付加して8/16変換することによ
り、図4に示すように、1対の同期フレーム(SYNC
frame)が13列備えられたデータとしてディスクに記
録される。
【0046】尚、8/16変換される前の91バイトの
データは728ビットであるが、91バイトのデータを
8/16変換することで1456ビットに変換され、こ
の8/16変換後のビット単位を特にチャンネルビット
(channel bits)と呼んでいる。
【0047】このように、1データセクタを2048バ
イト、1ECCブロックを16データセクタと決め、こ
のECCブロック単位で各エリアPCA,RIA,LI
A,DRA,LOAの領域アドレスと、データ記録アド
レスを表すこととしている。ECCブロックが誤り訂正
単位ブロックとなる。
【0048】尚、図5に示すように、パワーキャリブレ
ーションエリアPCAは、ECCブロックアドレス(0
1E80)hから(0203A)hまでの領域に決めら
れている。レコーディングマネージメントエリアRMA
は、ECCブロックアドレス(0203C)hから(0
22F8)hまでの領域に決められている。リードイン
エリアLIAは、ECCブロックアドレス(022F
A)hから(02FFF)hまでの領域に決められてい
る。データ記録エリアDRAは、ECCブロックアドレ
ス(03000)hから始まり、リードアウトエリアL
OAは、データ記録エリアDRAに記録されたメインデ
ータの後端から所定の範囲に決められている。
【0049】更に、リードインエリアLIAは、ECC
ブロックアドレス(02F00)hから2ECCブロッ
ク分の領域に割り当てられたリファレンスコード(Refe
rence code)記録エリアと、ECCブロックアドレス
(02F20)hから192ECCブロック分の領域に
割り当てられたコントロールデータ(Control data)記
録エリアが備えられる。
【0050】尚、詳細については後述するが、標準フォ
ーマットに基づいて未記録ディスクにデータ書き込みが
行われる場合には、図5に示したレコーディングマネー
ジャRMAとリードインエリアLIAの全てのエリア
(範囲)に記録管理データが記録更新される。また、リ
ードアウトエリアLOAも所定の範囲に亘って記録され
る。また、記録済のディスクに関しては、リードインエ
リアの一部と、RMDの一部、及びリードアウトエリア
を所定領域再書き込み(更新)する。
【0051】一方、簡易フォーマットに基づいて未記録
ディスクへの書き込みを行う場合には、最小限のRM
A、最小限のLIA、及び32ECCブロックのリード
アウトの記録が行われる。また、記録済ディスクへのデ
ータ書き込みが行われる場合には、リードインエリアL
IAには記録管理データが記録(更新)されず、必要に
応じてレコーディングマネージャエリアRMAとリード
アウトエリアLOAの記録管理データが記録(更新)さ
れる。更に、リードアウトエリアLOAは32ECCブ
ロックに設定され、この32ECCブロック分だけが記
録されるようになっている。なお、上述の最小限のRM
A,最小限のLIAに関してもう少し説明を加える。R
MAにはディスクの記録状態を示す記録状態情報などが
記録される。例えば、インクリメンタルライト等の記録
モード、また情報を記録したときのレーザーパワーや、
プログラムエリアの記録状態などが記録される。そし
て、標準フォーマットではそのような記録状態情報が記
録されていないエリアは、0データなど所定のデータを
記録することとなっている。しかし、簡易フォーマット
では、0データなどの記録はせず、例えば、記録または
再生の制御に必要な記録状態情報など最小限のRMAの
書きこみのみを行うようにする。また、LIA内には、
ディスクの物理的な特性や、データの記録状態などのデ
ィスク情報が記録される。例えば、準拠する記録フォー
マット、ディスクサイズ、ディスクの層構造やデータの
記録開始位置および終了位置などが記録される。また、
LIAには、標準フォーマットでは情報再生装置の設計
余裕度を高めるために、0データなどの所定のデータを
付加している。しかし、簡易フォーマットでは、この情
報再生装置のための付加データは記録せず、例えば、記
録または再生の制御に必要なディスク情報など最小限の
LIAの書きこみのみを行うようにする。
【0052】また、ファイナライズ処理の場合にも、標
準フォーマットの場合と同様に、図5に示したレコーデ
ィングマネージャRMAとリードインエリアLIAの全
てのエリアに記録管理データが記録される。また、リー
ドアウトエリアLOAも所定の範囲に亘って記録され
る。
【0053】次に、かかるデータ構造を有するディスク
を用いて記録と再生を行う情報記録再生装置1の構成を
説明する。尚、一例として、ビデオ情報とオーディオ情
報を記録再生することが可能な情報記録再生装置1につ
いて説明する。
【0054】図6において、本情報記録再生装置1は、
情報記録媒体であるディスク2をクランプして所定の線
速度で回転させるスピンドルモータ3と、ディスク2に
対し光学的に記録(データ書き込み)と再生(データ読
み取り)を行うピックアップ4と、スピンドルモータ3
とピックアップ4をサーボ制御するためのサーボ回路5
が備えられている。
【0055】更に、ディスク2に記録すべきデータを生
成するための記録系6と、ディスク2に記録されている
データを再生するための再生系7と、情報記録再生装置
1の全体を制御する中央制御回路8と、ユーザーが中央
制御回路8に対して所望の指示をするための操作部9
と、表示部10と、物理アドレス検出回路25を備えて
構成されている。
【0056】ここで、操作部9には、少なくとも、ユー
ザーが記録開始の指示をするための操作釦スイッチ9a
と、記録終了の指示をするための操作釦スイッチ9b
と、再生開始の指示をするための操作釦スイッチ9c
と、再生終了の指示をするための操作釦スイッチ9d
と、後述のファイナライズ処理を指示するための操作釦
スイッチ9fが設けられている。
【0057】記録系6は、A/Dコンバータ11,1
2、オーディオ圧縮回路13、ビデオ圧縮回路14、マ
ルチプレックス回路15、記録バッファメモリ16、エ
ンコーダ17及び記録回路18を備えて構成されてい
る。また、記録系6は、ユーザーが操作釦スイッチ9
a,9bを操作して記録開始と記録終了の指示をする
と、中央制御回路8からの制御信号C1,C2,C3,
C4に従って、その開始から終了の期間内において、外
部から供給されるビデオ情報とオーディオ情報を記録管
理データと共にディスク2に記録する。
【0058】ここで、A/Dコンバータ11は、外部か
ら供給されるアナログのオーディオ信号SAIをデジタ
ルのオーディオデータDAIに変換して出力する。
【0059】オーディオ圧縮回路13は、中央制御回路
8からの制御信号C1によって指定される所定の圧縮方
式に基づいて、オーディオデータDAIをデータ圧縮
し、そのデータ圧縮したオーディオデータ(以下、圧縮
オーディオデータという)DPAIをマルチプレックス
回路15に供給する。尚、本実施形態では、リニアPC
MとAC−3及びMPEGオーディオに準拠したデータ
圧縮方式が適用され、ユーザーが操作部9を操作するこ
とにより、これらの圧縮方式を任意に指定することが可
能となっている。
【0060】A/Dコンバータ12は、外部から供給さ
れるアナログのビデオ信号SVIをデジタルのビデオデ
ータDVIに変換して出力する。
【0061】ビデオ圧縮回路14は、ビデオデータDV
IをMPEG2ビデオフォーマット(ISO 13818-2)に
従ってデータ圧縮し、そのデータ圧縮したビデオデータ
(以下、圧縮ビデオデータという)DPVIをマルチプ
レックス回路15に供給する。
【0062】マルチプレックス回路15は、中央制御回
路8からの制御信号C2で指定される所定タイミングに
従って、圧縮オーディオデータDPAIと圧縮ビデオデ
ータDPVIをマルチプレックスすることにより、時分
割多重を施した圧縮データDPWにして記録バッファメ
モリ16へ供給する。
【0063】記録バッファメモリ16は、マルチプレッ
クス回路15から供給される圧縮データDPWを一時的
に格納し、タイミング調整を行ってエンコーダ17側へ
送出する。
【0064】エンコーダ17は、マルチプレックス回路
15から供給される圧縮データDPWを、中央制御回路
8からの制御信号C3に従って符号化し、それによって
生成されるエンコードデータDWEを記録回路18へ出
力する。
【0065】記録回路18は、中央制御回路8から供給
される制御信号C4に従って、エンコードデータDWE
に対して電力増幅等の処理を施し、これによって生成さ
れる記録用データDWTをピックアップ4に供給する。
したがって、ピックアップ4に内蔵されている半導体レ
ーザ等の光源が記録用データDWTによって駆動され、
更に、光源から射出される記録光によって、記録用デー
タDWTが光学的にディスク2に記録される。
【0066】ここで、上記の記録バッファメモリ16
は、圧縮データDPWだけを一時的に格納してエンコー
ダ17側へ送出するだけでなく、ディスク2に記録する
ための記録管理データDCWもタイミング調整を行って
エンコーダ17側へ送出するようになっている。
【0067】すなわち、ユーザーが操作釦スイッチ9a
を操作して記録開始の指示をすると、それに応じて中央
制御回路8は、その指示直後から記録系6に対してビデ
オ信号SVIとオーディオ信号SAIを記録するための
処理を開始させるが、ディスク2に既に記録されている
記録管理データDCRを調べ、ディスクが未記録状態で
あるか否かを識別し、更に所定の記録管理データDCW
をディスク2に記録させた後に、実際にビデオ信号SV
Iとオーディオ信号SAIの記録を開始させる。
【0068】よって、上記のディスク2に既に記録され
ている記録管理データDCRを調べて更に所定の記録管
理データDCWをディスク2に記録し終えるまでに要す
る遅延時間τdの間でも、マルチプレックス回路15か
ら記録バッファメモリ16へ圧縮データDPWが供給さ
れる。このため、遅延時間τd中にマルチプレックス回
路15から供給される圧縮データDPWを記録バッファ
メモリ16を介して単にエンコーダ17側へ供給したの
では、この圧縮データDPWと記録管理データDCWと
の間で混信を招くことになるため、記録バッファメモリ
16は、記録管理データDCWがディスク2に記録され
るまでの遅延時間τdの間に供給される圧縮データDP
Wを保持し、遅延時間τdの経過直後からその保持して
おいた圧縮データDPWをエンコーダ17側へ送出する
ことで、上記の混信を防止している。
【0069】更に、記録バッファメモリ16は、遅延時
間τd内に保持しておいた圧縮データDPWの全てを一
括してエンコーダ17側へ送出するのではなく、外部か
ら継続して供給されるビデオ信号SVIとオーディオ信
号SAIの供給タイミングに同期して、圧縮データDP
Wを時系列上で古いものから順にエンコーダ17側へ送
出し、その後の記録終了の指示がなされるまでの期間内
に供給されるビデオ信号SVIとオーディオ信号SAI
についての圧縮データDPWも、同様に同期をとってエ
ンコーダ17側へ送出する。
【0070】したがって、図7に示すように、記録バッ
ファメモリ16は、ユーザーが記録開始の指示をした時
点tsから記録終了の指示をした時点teまでの期間T内
に外部から供給されるビデオ信号SVIとオーディオ信
号SAIに対して、圧縮データDPWを全体的に遅延時
間τd分ずらしてエンコーダ17側へ連続的に送出す
る。この結果、上記の期間T内に供給されるビデオ信号
SVIとオーディオ信号SAIを欠落することなくディ
スク2に記録させることが可能となっている。
【0071】更に、遅延時間τd分の遅延が生じるもの
の、実質的に記録開始の指示がなされた時点tsからの
ビデオ信号SVIとオーディオ信号SAIが記録される
ことになるため、従来技術のような遅延時間τd分の録
画が行われないという問題が解消される。例えば、ユー
ザーが、テレビジョンセットで受信したテレビジョン放
送のビデオ信号SVIとオーディオ信号SAIを本情報
記録再生装置1に供給するように配線接続し、テレビジ
ョンセットの再生映像を見ながら所望の時点tsで記録
開始の指示をすると、その時点tsからのテレビジョン
放送を欠落することなくディスク2に記録させることが
できる。
【0072】また、操作釦スイッチ9bによって記録終
了の指示がなされると、中央制御回路8は、記録バッフ
ァメモリ16中の全ての圧縮データDPWをディスク2
に記録させた後、記録完了を示すための記録管理データ
DCWをディスク2に記録してから、最終的に記録処理
を終了させる。この記録完了を示すための記録管理デー
タDCWも、中央制御回路8から記録バッファメモリ1
6へ供給し、記録バッファメモリ16を介してエンコー
ダ17側へ送出させることで、ディスク2に記録させる
ようになっている。
【0073】尚、記録バッファメモリ16の容量によっ
ては、遅延時間τdを全て吸収できない場合があるが、
その場合でも、最小の欠落時間で記録を開始することが
できる。
【0074】また、操作釦スイッチ9fによって後述の
ファイナライズ処理の指示がなされると、中央制御回路
8は、ファイナライズ処理のための記録管理データDC
Wを記録バッファメモリ16へ供給し、記録バッファメ
モリ16を介してエンコーダ17側へ送出させること
で、その記録管理データDCWをディスク2に記録させ
るようになっている。
【0075】尚、これら記録開始時の記録管理データD
CWと記録終了時の記録管理データDCW及びファイナ
ライズ処理時の記録管理データDCWは、図6中に示す
エンコーダ17及び記録回路18を通り、記録用データ
DWTとしてピックアップ4に供給されることで、ディ
スク2に記録される。
【0076】再び図6において、再生系7は、D/Aコ
ンバータ19,20、ビデオ伸張回路21、オーディオ
伸張回路22、デマルチプレックス回路23、再生バッ
ファメモリ24、デコーダ25及び再生回路26を備え
て構成されている。
【0077】ここで、ユーザーが操作釦スイッチ9cを
操作すると中央制御回路8がこれを検知し、制御信号C
5,C6,C7に従って再生系7に再生動作を行わせ、
ユーザーが操作釦スイッチ9dを操作すると中央制御回
路8がこれを検知して再生系7に再生動作を停止させ
る。
【0078】再生回路26は、ピックアップ4によって
ディスク2から読み取られた検出信号(RF信号)DR
Dを、中央制御回路8から供給される制御信号C5に従
って波形整形し、その波形整形によって生成される2値
の再生データDPPをデコーダ25に出力する。
【0079】デコーダ25は、中央制御回路8から供給
される制御信号C6に従って、上記エンコーダ17のエ
ンコード方式に対応する所定のデコード方式に基づいて
再生データDPPをデコード(復元)し、それにより生
成されるデコードデータDPRを再生バッファメモリ2
4へ供給する。
【0080】再生バッファメモリ24は、デコードデー
タDPRを入力して一時的に格納すると共に、所定タイ
ミングに同期したデコードデータDPAVに配列し直し
て、デマルチプレックス回路23へ出力する。
【0081】尚、上記した記録系6に対しユーザーが操
作釦スイッチ9aを操作して記録開始の指示をした場合
にも、中央制御回路8は、ディスク2に既に記録されて
いる記録管理データDCRを調べるために、再生回路2
6とデコーダ25及び再生バッファメモリ24を作動さ
せ、再生された記録管理データDCRを再生バッファメ
モリ24を介して入力するようになっている。
【0082】また、ユーザーが操作釦スイッチ9fを操
作してファイナライズ処理の指示をした場合にも、中央
制御回路8は、ディスク2に既に記録されている記録管
理データDCRを調べるために、再生回路26とデコー
ダ25及び再生バッファメモリ24を作動させ、再生さ
れた記録管理データDCRを再生バッファメモリ24を
介して入力するようになっている。
【0083】デマルチプレックス回路23は、中央制御
回路8から供給される制御信号C7に従って、デコード
データDPAV内に時分割多重されているビデオ情報に
関するデータDPVOとオーディオ情報に関するデータ
DPAOとをデマルチプレックスする。そして、上記デ
ータDPVOをビデオ伸張回路21に、上記データDP
AOをオーディオ伸張回路22にそれぞれ供給する。
【0084】ビデオ伸張回路21は、中央制御回路8か
ら供給される制御信号C7に従って、ビデオ情報である
データDPVOに対して、上記ビデオ圧縮回路14の圧
縮方式に対応する所定の伸張処理を施すことにより、伸
張されたビデオデータDVOを出力する。
【0085】オーディオ伸張回路22は、中央制御回路
8から供給される制御信号C7に従って、オーディオ情
報であるデータDPAOに対して、上記オーディオ圧縮
回路13の圧縮方式に対応する所定の伸張処理を施すこ
とにより、伸張されたオーディオデータDAOを生成し
て出力する。
【0086】D/Aコンバータ19は、伸張されたビデ
オデータDVOをアナログのビデオ信号SVOに変換し
て出力する。D/Aコンバータ20は、伸張されたオー
ディオデータDAOをアナログのオーディオ信号SAO
に変換して出力する。また、オーディオ情報のデータD
PAOをデジタルデータのまま外部へ出力するようにも
なっている。
【0087】物理アドレス検出回路25は、記録時と再
生時にピックアップ4で検出されるディスク2のグルー
ブとランドプリピットからの反射光の検出信号を入力
し、この検出信号を波形整形して2値化することによ
り、物理アドレスを表すアドレス検出信号DADRを生
成して中央制御回路8へ供給する。
【0088】中央制御回路8は、予め設定されているシ
ステムプログラムを予め記憶するメモリ8aと、上記シ
ステムプログラムを実行することにより記録再生装置1
全体の動作を制御するマイクロプロセッサ(CPU)を
備えて構成されている。
【0089】すなわち、中央制御回路8は、上記マイク
ロプロセッサによって、サーボ回路5と記録系6及び再
生系7の動作を制御すると共に、ユーザーの指示を操作
部9を介して受信し、更に、本記録再生装置1の現在の
動作内容や、記録情報や再生情報に関連する各種情報等
や、ユーザーに記録再生装置1の操作方法を提示するた
めのメニュー表示等を表示部10に表示させる。更に、
物理アドレス検出回路25からのアドレス検出信号DA
DRに基づいて、サーボ回路5と記録系6及び再生系7
を同期制御し、図1に示したECCブロックアドレスに
基づいて、ディスク2への記録と再生を行うようになっ
ている。
【0090】次に、かかる構成を有する情報記録再生装
置1の動作例を図8及び図9を参照して説明する。尚、
図8は、記録時の動作を示すフローチャート、図9は、
ファイナライズ処理時の動作を示すフローチャートであ
る。
【0091】図8において、ユーザーが本情報記録再生
装置1にディスク2を装填し、操作ボタン9aにより記
録開始の指示をすると、簡易フォーマットに従って記録
動作が開始される。
【0092】まず、ステップ100において、ディスク
2に既に記録されている記録管理データDCRの読み取
りが行われ、次に、ステップ102において、中央制御
回路8が記録管理データDCRを読み取れたか否か判断
する。ここで、記録管理データDCRを読み取れなかっ
た場合には、装填されたディスク2を全くフォーマット
のなされていない新規ディスクと判断し、ステップ10
4の処理に移行する。一方、記録管理データDCRを読
み取れた場合には、装填されたディスク2を既にフォー
マットのなされているディスクと判断し、ステップ11
6の処理に移行する。
【0093】上記のステップ104では、図1及び図5
に示したRMA及びリードインエリアLIA内の所定の
エリアに、簡易フォーマットを示すデータを記録する。
【0094】尚、未記録ディスクの処理においては、こ
のステップ104の処理を、後述のステップ112と同
時に行っても良い。
【0095】標準フォーマットにおいては、リードイン
エリアLIAの全ての範囲内に記録管理データDCWを
記録するので、この処理に要する時間だけでも、1倍速
に換算して約65秒程度の遅延時間τdが生じる。一
方、簡易フォーマットにおいては、およそ5秒程度の処
理時間で済む。
【0096】ステップ106では、上記のコントロール
データの記録が完了した後、データ記録エリアDRAの
先頭アドレス、すなわち、新規ディスクの場合には、E
CCブロックアドレス(3000)h(セクタアドレス
で言えば、(30000)h)からメインデータの記録
が開始される。
【0097】次に、ステップ108において、操作釦ス
イッチ9bによって記録終了の指示がなされたか否か判
断し、記録終了の操作がなされた場合には、ステップ1
10に移行する。
【0098】ステップ110では、データ記録エリアD
RAに記録されたメインデータの終端アドレスから、引
き続いて32ECCブロックのリードアウトエリアLO
Aを記録する。
【0099】尚、リードアウトエリアLOAは、32E
CCブロックに限るものではないが、後述するステップ
116においてリードアウトエリアLOAの開始端アド
レスを検出する際に、ピックアップがディスクの未記録
領域にとびだすことがない程度の記録長は確保されなけ
ればならない。一方で、記録時間を短縮する上では短い
方がよい。通常、1ECCブロックの整数倍が都合がよ
い。
【0100】尚、標準フォーマットにおいては、リード
アウトエリアLOAの記録時間は、メインデータの終端
アドレスの値に応じて変化するが、一般的には、この所
要時間は約45秒〜130秒となる。一方、本簡易フォ
ーマットにおいては、およそ0.5秒で済む。
【0101】次に、ステップ112では、データ記録エ
リアDRAに記録されたメインデータに関する記録管理
データDCWをレコーディングマネージャエリアRMA
に記録した後、新規のディスク2が本情報記録再生装置
1に装填された場合のデータ記録が終了する。尚、メイ
ンデータの記録サイズによっては、このステップ112
は行われない場合がある。
【0102】次に、上記ステップ102において、既に
フォーマットがなされたディスク2が装填されたと判断
すると、ステップ116の処理に移行する。
【0103】ステップ116では、データ記録エリアD
RA内に既に記録されているメインデータの最後尾、す
なわちリードアウトエリアLOAの開始端のアドレスを
検出する。次に、ステップ118において、そのリード
アウトエリアLOAの開始端のアドレスからメインデー
タの記録を開始する。つまり、既に記録されているメイ
ンデータの次のアドレスから新規のメインデータを記録
する。
【0104】次に、ステップ108において、ユーザー
が操作釦スイッチ9bを操作して記録終了の指示を行っ
たか否か判断し、記録終了の操作がなされると、ステッ
プ110に移行する。
【0105】次に、図9を参照して、ファイナライズ処
理の動作を説明する。
【0106】図9において、ユーザーが操作釦スイッチ
9fを操作すると、ファイナライズ処理の動作が開始す
る。まず、ステップ200において、データ記録エリア
DRA内にすでに記録されているメインデータの最後
尾、すなわちリードアウトエリアLOAの開始端のアド
レスを検出する。更に、標準フォーマットにおける所定
の範囲のリードアウトエリアLOAが記録される。
【0107】次に、ステップ202において、レコーデ
ィングマネージャエリアRMAに記録管理データDCW
が記録される。
【0108】次に、ステップ204において、標準フォ
ーマットに準拠してリードインエリアLIAの所定のエ
リアに、ファイナライズされたことを示す所定データと
しての記録管理データDCWが記録される。
【0109】このように、ファイナライズ処理が行われ
ると、装填されたディスク2が簡易フォーマットであっ
た場合には、自動的に標準フォーマットに準拠して記録
管理データDCWが記録されるため、読み出し専用DV
Dとのコンパティビリティが確保される。
【0110】また、一度ディスクをファイナライズした
後、リードインエリアLIA内の所定のエリアに、簡易
フォーマットを示すデータを記録することによって、そ
のディスクを再び簡易フォーマットに戻すことができ
る。
【0111】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、簡易フォーマットをもちいることにより、記録開始
と記録終了の際の遅延時間を大幅に短縮化することが可
能となる。このため、操作性の向上を図ることができ
る。
【0112】また、簡易フォーマットによってデータ記
録を行った後に、ファイナライズ処理の指示をすると、
簡易フォーマットで記録管理データDCWが記録されて
いたディスクを標準フォーマットのディスクに変換し、
読み出し専用DVDとのコンパティビリティを確保する
ことができる。また、一度ディスクをファイナライズし
た後、そのディスクを短時間で再び簡易フォーマットに
戻すこともできる。
【0113】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、標
準フォーマットに比して少ない記録管理データを記録す
る簡易フォーマットのデータ記録形式を備えたので、本
来記録すべき情報の記録開始と記録終了の処理を迅速に
行うことができる。この結果、ユーザーに対し操作性の
良い情報記録再生方法及び情報記録再生装置を提供する
ことができる。
【0114】また、ファイナライズ処理を行うと、簡易
フォーマットに準拠して情報記録が行われている情報記
録媒体に対し標準フォーマットに準拠した記録管理デー
タを再記録することとしたので、簡単に一般的な情報記
録再生装置への適用が可能な情報記録媒体にすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る情報記録と再生が可能なDV
Dにおけるデータ構造を模式的に示す説明図である。
【図2】本実施形態に係る情報記録と再生が可能なDV
Dにおける1ECCブロックの構成を模式的に示す説明
図である。
【図3】本実施形態に係る情報記録と再生が可能なDV
Dにおける1データセクタの構成を模式的に示す説明図
である。
【図4】本実施形態に係る情報記録と再生が可能なDV
Dにおける記録データの構成を模式的に示す説明図であ
る。
【図5】本実施形態に係る情報記録と再生が可能なDV
Dにおける記録管理データの構成を模式的に示す説明図
である。
【図6】本実施形態に係る情報記録再生装置の構成を示
すブロック図である。
【図7】本実施形態に係る情報記録再生装置のデータ記
録タイミングを示すタイミングチャートである。
【図8】本実施形態に係る情報記録再生装置において、
未記録DVDにデータ記録を行う場合と、標準フォーマ
ットに準拠してデータ記録を行う場合、及び簡易フォー
マットに準拠してデータ記録を行う場合の各動作を説明
するためのフローチャートである。
【図9】本実施形態に係る情報記録再生装置において、
ファイナライズ処理を行う場合の動作を説明するための
フローチャートである。
【図10】従来の情報記録再生装置の問題点を説明する
ための説明図である。
【符号の説明】
1…情報記録再生装置 2…ディスク 6…記録系 7…再生系 8…中央制御回路 9…操作部 9a〜9f…操作釦スイッチ 16…記録バッファメモリ 25…物理アドレス検出回路 RIA…R−インフォメーションエリア RMA…レコーディングマネージャエリア LIA…リードインエリア DRA…データ記録エリア LOA…リードアウトエリア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川村 克己 埼玉県所沢市花園四丁目2610番地 パイオ ニア株式 会社所沢工場内 (72)発明者 幸田 健志 埼玉県所沢市花園四丁目2610番地 パイオ ニア株式 会社所沢工場内 Fターム(参考) 5D044 BC06 CC04 DE22 DE27 DE40 DE53 DE57 5D110 AA17 DA01 DA11 DB03 DC05 DC06 DC15 DE02 DE04

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報記録と再生が可能な情報記録媒体の
    記録再生方法であって、 簡易フォーマットに準拠して情報記録を行う際、標準フ
    ォーマットに準拠して予め決められた記録管理データに
    比して、少ない記録管理データを記録することを特徴と
    する情報記録媒体の記録再生方法。
  2. 【請求項2】 情報の記録を行うべき情報記録媒体が未
    記録であると判断すると、前記簡易フォーマットでの記
    録を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報記録媒
    体の記録再生方法。
  3. 【請求項3】 前記記録管理データを、標準フォーマッ
    トに準拠して予め決められたデータ記録エリアとレコー
    ディングマネージャエリアとリードインエリア及びリー
    ドアウトエリアのうち、前記レコーディングマネージャ
    エリアと前記リードインエリアに記録することを特徴と
    する請求項1または2に記載の情報記録媒体の記録再生
    方法。
  4. 【請求項4】 前記リードアウトエリアには、誤り訂正
    単位ブロックの整数倍分のリードアウト情報を記録する
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報記録媒体の記録
    再生方法。
  5. 【請求項5】 前記リードアウトエリアには、32EC
    Cブロック分のリードアウト情報を記録することを特徴
    とする請求項3に記載の情報記録媒体の記録再生方法。
  6. 【請求項6】 前記簡易フォーマットに準拠して情報記
    録が行われている情報記録媒体に対しファイナライズ処
    理を行う際、標準フォーマットに準拠した記録管理デー
    タを再記録することを特徴とする請求項1〜5のいずれ
    か1項に記載の情報記録媒体の記録再生方法。
  7. 【請求項7】 情報記録の指示がなされると、前記情報
    の実際の記録開始までに要する遅延時間内における情報
    を一時的に保持し、前記保持した情報を前記実際の記録
    開始時から記録させることを特徴とする請求項1〜6の
    いずれか1項に記載の情報記録媒体の記録再生方法。
  8. 【請求項8】 情報記録と再生が可能な情報記録媒体に
    情報の記録再生を行う情報記録再生装置であって、 標準フォーマットに準拠して予め決められた記録管理デ
    ータに比して、少ない簡易フォーマットに準拠した記録
    管理データを記録する記録管理データ記録手段を備える
    ことを特徴とする情報記録再生装置。
  9. 【請求項9】 情報の記録を行うべき情報記録媒体が未
    記録であると判断すると、前記簡易フォーマットでの記
    録を行うことを特徴とする請求項8に記載の情報記録再
    生装置。
  10. 【請求項10】 前記記録管理データ記録手段は、前記
    簡易フォーマットに準拠した記録管理データを、所定の
    標準フォーマットに準拠して予め決められたデータ記録
    エリアとレコーディングマネージャエリアとリードイン
    エリア及びリードアウトエリアのうち、前記レコーディ
    ングマネージャエリアと前記リードインエリアに記録す
    ることを特徴とする請求項8または9に記載の情報記録
    再生装置。
  11. 【請求項11】 前記記録管理データ記録手段は、前記
    リードアウトエリアに、32ECCブロック分のリード
    アウト情報を記録することを特徴とする請求項10に記
    載の情報記録再生装置。
  12. 【請求項12】 前記簡易フォーマットに準拠して情報
    記録が行われている情報記録媒体に対し、標準フォーマ
    ットに準拠した記録管理データを再記録するファイナラ
    イズ処理手段を備えることを特徴とする請求項8〜11
    のいずれか1項に記載の情報記録再生装置。
  13. 【請求項13】 情報記録の指示がなされると前記情報
    の実際の記録開始までに要する遅延時間内における情報
    を一時的に保持し、前記保持した情報を前記実際の記録
    開始時から記録させる情報記録手段を備えることを特徴
    とする請求項8〜12のいずれか1項に記載の情報記録
    再生装置。
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