JP2001147931A - データベースアクセス方法及びその装置並びにプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

データベースアクセス方法及びその装置並びにプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体

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JP2001147931A
JP2001147931A JP32931299A JP32931299A JP2001147931A JP 2001147931 A JP2001147931 A JP 2001147931A JP 32931299 A JP32931299 A JP 32931299A JP 32931299 A JP32931299 A JP 32931299A JP 2001147931 A JP2001147931 A JP 2001147931A
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JP32931299A
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Shinichi Yamaguchi
信一 山口
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Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 論理テーブルが配置された物理テーブルを複
数有するデータベースをアクセスするデータベースアク
セス装置に於いて、目的の論理テーブルを高速にアクセ
スする。 【解決手段】 論理物理対応テーブル3には、キー値,
論理テーブル名に対応付けて、そのキー値,論理テーブ
ル名によって特定される論理テーブルが配置されている
物理テーブルの番号が登録されている。アプリケーショ
ンプログラム(AP)4がキー値,論理テーブル名を指
定して論理テーブルのアクセスを要求すると、アクセス
手段21は、論理物理対応テーブル3を参照して、アク
セス要求されている論理テーブルが配置されている物理
テーブルの番号を求め、その番号の物理テーブルに配置
されている全ての論理テーブルの内容を読み出し、その
内のアクセス要求されている論理テーブルの内容をAP
4に返却する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータベースアクセ
ス技術に関し、特に、論理テーブルが配置された物理テ
ーブルを複数有するデータベースに対するアクセス技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の論理レコードが集まって構成され
る論理テーブルをデータベース上の物理テーブルに配置
する場合、従来は、1つの物理テーブルに1つの論理テ
ーブルを配置するようにしている。従って、或るキー値
に対応する論理テーブルが複数存在する場合(例えば、
口座番号に対応して口座情報テーブル,顧客情報テーブ
ル,融資情報テーブル等が存在する場合)、複数の論理
テーブルはそれぞれ異なる物理テーブルに配置されるこ
とになる。尚、同一キー値を有する論理テーブルが複数
存在する場合、その内の1つが配置されている物理テー
ブルには、上記キー値を有する論理テーブルが配置され
ている物理テーブルを示すチェーン情報も配置されてい
る。
【0003】上述したようなデータベースに於いて、ア
プリケーションプログラムが論理テーブルをアクセスす
る場合、従来は次のような処理が行われていた。
【0004】先ず、アプリケーションプログラムが、デ
ータベースアクセス制御手段に対してキー値を指定し、
アクセスを要求する。
【0005】これに応答して、データベースアクセス制
御手段は、論理物理対応テーブルを参照し、アプリケー
ションプログラムがアクセスしようとしている論理テー
ブルが格納されている物理テーブルの番号を求める。
尚、論理物理対応テーブルには、キー値に対応付けて、
そのキー値に関連するチェーン情報が配置されている物
理テーブルの番号が格納されている。その後、データベ
ースアクセス制御手段は、論理物理対応テーブルから取
得した物理テーブル番号に基づいてデータベースをアク
セスし、上記物理テーブル番号の物理テーブルに配置さ
れているチェーン情報をアプリケーションプログラムに
返却する。
【0006】アプリケーションプログラムは、返却され
たチェーン情報に基づいてアクセスしようとしている論
理テーブルが配置されている物理テーブルの番号を認識
し、その番号の物理テーブルに配置されている、目的の
論理テーブルのアクセスをデータベースアクセス制御手
段に対して要求する。
【0007】これに応答してデータベースアクセス制御
手段は、データベースをアクセスし、アクセス要求され
た論理テーブルをアプリケーションプログラムに返却す
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術
は、論理テーブルをアクセスする場合、アプリケーショ
ンプログラムが論理テーブルのアクセスに先立ってチェ
ーン情報をアクセスし、目的としている論理テーブルが
配置されている物理テーブルの番号を認識しなければな
らなかったため、論理テーブルのアクセスする際の処理
速度が遅くなるという問題があった。つまり、論理テー
ブルをアクセスする際、データベースを2回アクセスし
なければならなかったため、処理速度が遅くなるという
問題があった。
【0009】そこで、本発明の目的は、論理テーブルを
アクセスする際の処理速度を向上させることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のデータベースア
クセス方法は、上記目的を達成するため、論理テーブル
が配置された物理テーブルを複数有するデータベースを
アクセスするデータベースアクセス方法であって、アプ
リケーションプログラムがキー値と論理テーブル名とを
指定して論理テーブルのアクセスを要求したとき、キー
値と論理テーブル名とに対応付けてそのキー値と論理テ
ーブル名とによって特定される論理テーブルが配置され
ている物理テーブルの物理テーブル番号が登録された論
理物理対応テーブルを参照することにより、前記アプリ
ケーションプログラムがアクセス要求している論理テー
ブルが配置されている物理テーブルの物理テーブル番号
を求め、次いで、該求めた物理テーブル番号が示す物理
テーブルに配置されている全ての論理テーブルの内容を
読み出し、次いで、該読み出した内容の内、アクセス要
求されている論理テーブルの内容を前記アプリケーショ
ンプログラムに返却する。
【0011】この方法によれば、論理テーブルをアクセ
スする際、データベースのアクセス回数を1回にするこ
とができるので、処理速度を向上させることができる。
【0012】また、上記した方法を実現するのに好適な
装置として、本発明のデータベースアクセス装置は、論
理テーブルが配置された物理テーブルを複数有するデー
タベースをアクセスするデータベースアクセス装置であ
って、キー値と論理テーブル名とに対応付けて、そのキ
ー値と論理テーブル名とによって特定される論理テーブ
ルが配置されている物理テーブルの物理テーブル番号が
登録された論理物理対応テーブルと、アプリケーション
プログラムがキー値と論理テーブル名とを指定して論理
テーブルのアクセスを要求したとき、前記論理物理対応
テーブルを参照することにより、前記アプリケーション
プログラムがアクセス要求している論理テーブルが配置
されている物理テーブルの物理テーブル番号を求め、該
求めた物理テーブル番号が示す物理テーブルに配置され
ている全ての論理テーブルの内容を読み出し、該読み出
した内容の内、アクセス要求されている論理テーブルの
内容を前記アプリケーションプログラムに返却するデー
タベースアクセス制御手段とを備えている。
【0013】また、本発明のデータベースアクセス方法
は、処理速度を更に向上させるため、前記物理テーブル
から論理テーブルの内容を読み出した際、該読み出した
全ての内容をバッファに格納し、前記アプリケーション
プログラムによって論理テーブルのアクセスが要求され
たとき、前記バッファにアクセス要求された論理テーブ
ルの内容が格納されている場合は、前記バッファに格納
されている論理テーブルの内容の内の、前記アプリケー
ションプログラムによってアクセス要求された論理テー
ブルの内容を前記アプリケーションプログラムに返却す
る。
【0014】この方法によれば、アクセス要求された論
理テーブルの内容がバッファに格納されている場合は、
データベースをアクセスする必要がないので、処理速度
を更に向上させることができる。
【0015】また、上記した方法を実現するのに好適な
装置として、本発明のデータベースアクセス装置は、前
記物理テーブルから読み出された論理テーブルの内容が
一時的に保存されるバッファを備え、且つ、前記データ
ベースアクセス制御手段は、前記物理テーブルから読み
出した論理テーブルの内容を前記バッファに格納し、前
記アプリケーションプログラムからアクセス要求された
論理テーブルの内容が前記バッファに格納されている場
合は、前記バッファに格納されている情報の内の、前記
アプリケーションプログラムによってアクセス要求され
ている論理テーブルの内容を前記アプリケーションプロ
グラムに返却する構成を有する。
【0016】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0017】図1は本発明の実施の形態の構成例を示す
ブロック図であり、データベース1と、コンピュータか
らなるデータベースアクセス制御手段2と、論理物理対
応テーブル3と、アプリケーションプログラム4と、キ
ーボード等の入力部5と、記録媒体6とから構成されて
いる。
【0018】データベース1上に設けられている多数の
物理テーブルB1,B2,…の内、物理テーブルB1に
は、キー値αに対する第1,第2の論理テーブルR1,
R2が配置され、物理テーブルB2には、キー値αに対
する第3の論理テーブルR3が配置されている。また、
物理テーブルB3には、キー値βに対する第1,第2の
論理テーブルR11,R12が配置され、物理テーブル
B4には、キー値βに対する第3の論理テーブルR13
が配置されている。尚、本実施の形態に於いて、同一物
理テーブル内に配置されている第1,第2の論理テーブ
ルは、アプリケーションプログラム4によって連続して
アクセスされるものであり、第3の論理テーブルは、単
独でアクセスされ、しかもアクセス頻度が低いものであ
る。また、本実施の形態に於いては、物理テーブルB
1,B2,…には、それぞれ物理テーブル番号b1,b
2,…が付与され、各物理テーブルに配置されている第
1,第2,第3の論理テーブルには、それぞれ論理テー
ブル名r1,r2,r3が付与されているとする。
【0019】論理物理対応テーブル3には、キー値と論
理テーブル名とに対応付けて、そのキー値,論理テーブ
ル名によって特定される論理テーブルが配置されている
物理テーブルの番号が登録されている。
【0020】図2は、論理物理対応テーブル3の内容例
を示す図である。同図の例は、キー値αと論理テーブル
名r1,r2とによって特定される第1,第2の論理テ
ーブルR1,R2が物理テーブル番号b1の物理テーブ
ルB1に配置され、キー値αと論理テーブル名r3とに
よって特定される第3の論理テーブルR3が物理テーブ
ル番号b2の物理テーブルB2に配置され、キー値βと
論理テーブル名r1,r2とによって特定される第1,
第2の論理テーブルR11,R12が物理テーブル番号
b3の物理テーブルB3に配置され、キー値βと論理テ
ーブル名r3とによって特定される第3の論理テーブル
R13が物理テーブル番号b4の物理テーブルB4に配
置されていることを示している。
【0021】データベースアクセス制御手段2は、アク
セス手段21と、バッファ22と、配置変更手段23と
を備えている。
【0022】アクセス手段21は、アプリケーションプ
ログラム4によってアクセス要求された論理テーブルが
配置されている物理テーブル中の全ての論理テーブルの
内容を読み出し、アクセス要求されている論理テーブル
の内容をアプリケーションプログラム4に返却する機能
を有する。バッファ22には、アクセス手段21が読み
出した論理テーブルの内容が一時的に格納される。配置
変更手段23は、入力部5からの配置変更指示に従って
論理テーブルの配置先の物理テーブルを変更する機能を
有すると共に、上記変更指示に従って論理物理対応テー
ブル3の内容を変更する機能を有する。
【0023】記録媒体6は、ディスク,半導体メモリ,
その他の記録媒体であり、コンピュータをデータベース
アクセス制御手段2として機能させるためのプログラム
が記録されている。このプログラムは、コンピュータに
よって読み取られ、コンピュータの動作を制御すること
で、コンピュータ上にアクセス手段21,配置変更手段
23を実現する。
【0024】図3はアクセス手段21の処理例を示す流
れ図、図4は配置変更手段23の処理例を示す流れ図で
あり、以下、各図を参照して本実施の形態の動作を説明
する。
【0025】先ず、アプリケーションプログラム4が、
物理テーブルB1に配置されている第1,第2の論理テ
ーブルR1,R2を連続してアクセスする場合の動作に
ついて説明する。
【0026】アプリケーションプログラム4は、先ず、
キー値αと論理テーブル名r1を指定してデータベース
アクセス制御手段2に対して論理テーブルR1のアクセ
スを要求する。
【0027】これに応答してデータベースアクセス制御
手段2内のアクセス手段21は、図3の流れ図に示すよ
うに、論理物理対応テーブル3を参照し、キー値αと論
理テーブル名r1とによって特定される論理テーブルR
1が配置されている物理テーブルB1の物理テーブル番
号b1を求める(S1)。尚、アクセス手段21は、ア
プリケーションプログラム4によって指定されたキー
値,論理テーブル名の対が論理物理対応テーブル3に登
録されていない場合は、アプリケーションプログラム4
に対してエラー通知を行う。
【0028】その後、アクセス手段21は、目的の論理
テーブルR1が配置されている物理テーブルB1の内容
を既に読み込んでいるか否かを、即ち目的の論理テーブ
ルR1が配置されている物理テーブルB1の内容がバッ
ファ22に保持されているか否かを判断する(S2)。
この例の場合、物理テーブルB1の内容は、バッファ2
2に保持されていないので、S2の判断結果は、NOと
なる。
【0029】S2の判断結果がNOとなると、アクセス
手段21は、S1で取得した物理テーブル番号b1によ
って示される物理テーブルB1に配置されている全ての
論理テーブルR1,R2の内容を読み込んで、バッファ
22に上書きの形で格納した後(S3)、アプリケーシ
ョンプログラム4に論理テーブルR1の内容を返却する
(S4)。
【0030】その後、アプリケーションプログラム4
は、キー値αと論理テーブル名r2をと指定してデータ
ベースアクセス制御手段2に対して論理テーブルR2の
アクセスを要求する。
【0031】これに応答して、アクセス手段21は、論
理物理対応テーブル3を参照し、論理テーブルR2が配
置されている物理テーブルB1の物理テーブル番号b1
を求める(S1)。その後、アクセス手段21は、バッ
ファ22に物理テーブルB1の内容が格納されているか
否かを判断する(S2)。この時、バッファ22には、
論理テーブルR2が配置されている物理テーブルB1の
内容が格納されているので、アクセス手段21は、デー
タベース1へのアクセスは行わず、バッファ22に保持
されている論理テーブルR2の内容をアプリケーション
プログラム4に返却する(S2がYES,S4)。
【0032】次に、論理テーブルの配置を変更する場合
の動作について説明する。今、例えば、利用者のニーズ
が変化し、第1の論理テーブルR1,R11,…、及び
第2の論理テーブルR2,R12,…に引き続き、当初
は単独でアクセスされていた第3の論理テーブルR3,
R13も連続してアクセスすることが必要になったとす
る。このような場合、システム管理者は、第3の論理テ
ーブルを第1,第2の論理テーブルと同一物理テーブル
に配置し直すことを指示する配置変更指示を入力部5か
ら入力する。この配置変更指示には、配置先を変更する
第3の論理テーブルR3,R13,…の論理テーブル名
r3と、第1或いは第2の論理テーブルの内の何れか一
方の論理テーブル名(例えば、論理テーブル名r1)と
が含まれる。
【0033】データベースアクセス制御手段2内の配置
変更手段23は、入力部5から上記した配置変更指示が
入力されると、論理テーブルR3,R13,…の配置先
を物理テーブルB1,B3,…に変更する(図4,S1
1)。
【0034】このS11の処理を詳細に説明すると、次
のようになる。先ず、論理物理対応テーブル3に登録さ
れているキー値の内の1つ(例えば、キー値α)に注目
する。その後、論理物理対応テーブル3を参照し、現在
注目しているキー値αと論理テーブル名r3との対に対
応して登録されている、配置変更元の物理テーブルB2
の物理テーブル番号b2を求めると共に、論理テーブル
名r1とキー値αとの対に対応して登録されている、配
置変更先の物理テーブルB1の物理テーブル番号b1を
求める。その後、配置変更元の物理テーブル番号b2と
論理テーブル名r3とに基づいて物理テーブルB2から
論理テーブルR3を読み込み、それを配置変更先の物理
テーブル番号b1によって示される物理テーブルB1に
格納する。キー値αについての処理が終了すると、注目
するキー値を他のキー値(例えばキー値β)に変更し、
前述した処理と同様の処理を行う。以上の処理を未注目
のキー値がなくなるまで、繰り返し行う。これにより、
論理テーブルの配置は、図5に示すものとなる。
【0035】その後、配置変更手段23は、論理物理対
応テーブル3の内容を、配置変更後のデータベース1の
状態に合ったものに変更する(S12)。つまり、キー
値αと論理テーブル名r3との対に対応して登録されて
いる物理テーブル番号を「b2」から「b1」に変更
し、キー値βと論理テーブル名r3との対に対応して登
録されている物理テーブル番号を「b4」から「b3」
に変更するといった処理を行う。この結果、論理物理対
応テーブル3の内容は図6に示すものとなる。
【0036】以上の処理により、連続してアクセスされ
る論理テーブルR1,R2,R3は、同一の物理テーブ
ルB1に配置されることになるので、以後のアクセス処
理を高速化することができる。
【0037】次に、本発明の実施例について説明する。
【0038】図7は本発明の実施例のブロック図であ
り、本発明を銀行業務システムに適用した場合について
のものである。同図に示すように、本実施例は、データ
ベース1aと、データベースアクセス制御手段2aと、
論理物理対応テーブル3aと、残高照会アプリケーショ
ンプログラム4aと、入力部5aと、端末装置7aとか
ら構成されている。
【0039】データベース1a上の物理テーブルB1a
には、口座番号αに対応する口座情報テーブルR1a及
び顧客情報テーブルR2aが配置され、物理テーブルB
2aには、口座番号αの融資情報テーブルR3aが配置
されている。ここで、口座情報テーブルR1aと顧客情
報テーブルR2aとは、必ず連続してアクセスされるも
のであるので、同一物理テーブルに配置し、アクセス効
率を高めるようにしている。また、残高照会業務では、
顧客の指定により、融資情報テーブルR3aの内容も表
示させることも可能であるが、当初は、この指定が行わ
れることはまれであり、融資情報テーブルR3aのアク
セスはほとんど単独で行われていたとする。
【0040】データベースアクセス制御手段2aは、ア
クセス手段21aと、バッファ22aと、配置変更手段
23aとを備えている。これらは、図1に示したアクセ
ス手段21,バッファ22,配置変更手段23と同様の
機能を有している。
【0041】次に、本実施例の動作について説明する。
【0042】今、例えば、端末装置7aから口座番号α
が入力されると、残高照会アプリケーションプログラム
4aは、データベースアクセス制御手段2aに対して、
口座番号αと口座情報テーブルR1aの論理テーブル名
r1aとを指定して、口座情報テーブルR1aのアクセ
スを要求する。
【0043】これに応答して、データベースアクセス制
御手段2a内のアクセス手段21aが、図3に示す処理
(S1,S2がNO,S3,S4)を行い、口座情報テ
ーブルR1aの内容を残高照会アプリケーションプログ
ラム4aに返却する。この時のS3の処理に於いて、物
理テーブルB1aに配置されている全ての論理テーブル
(口座情報テーブルR1a,顧客情報テーブルR2a)
の内容は、バッファ22aに一時的に保存される。
【0044】残高照会アプリケーションプログラム4a
は、口座情報テーブルR1aの内容が返却されると、そ
れを端末装置7aに送る。その後、残高照会アプリケー
ションプログラム4aは、口座番号αと顧客情報テーブ
ルR2aの論理テーブル名r2aとを指定して、顧客情
報テーブルR2aのアクセスを要求する。
【0045】これに応答して、アクセス手段21aが、
図3に示す処理(S1,S2がYES,S4)を行い、
バッファ22aに保持されている顧客情報テーブルR2
aの内容を残高照会アプリケーションプログラム4aに
返却する。残高照会アプリケーションプログラム4a
は、返却された顧客情報テーブルR2aの内容を端末装
置7aに送る。
【0046】次に、論理テーブルの配置先を変更する場
合の動作について説明する。今、例えば、残高照会業務
に対する顧客のニーズが変化し、残高照会時に、融資情
報テーブルR3aも連続してアクセスすることが必要に
なったとする。このような場合、システム管理者は入力
部5aから配置変更指示を入力する。これにより、配置
変更手段23aが図5の流れ図に示す処理を行う。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
アプリケーションプログラムは、キー値と論理テーブル
名を指定するだけで、目的の論理テーブルの内容を得る
ことができるので、目的の論理テーブルをアクセスする
前にチェーン情報をアクセスして目的の論理テーブルが
配置されている物理テーブルを認識しなければならなか
った従来の技術に比較して処理速度を高速化することが
できる。
【0048】更に、本発明は、目的とする論理テーブル
の内容がバッファに格納されている場合は、データベー
スをアクセスせずに、バッファに保存されている論理テ
ーブルの内容をアプリケーションプログラムに返却する
ので、処理速度を更に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示すブロック図で
ある。
【図2】論理物理対応テーブル3の内容例を示す図であ
る。
【図3】アクセス手段21の処理例を示す流れ図であ
る。
【図4】配置変更手段23の処理例を示す流れ図であ
る。
【図5】論理テーブルの配置変更後のデータベース1の
状態を示した図である。
【図6】論理テーブルの配置変更後の論理物理対応テー
ブル3の内容例を示す図である。
【図7】本発明の実施例のブロック図である。
【符号の説明】
1,1a…データベース 2,2a…データベースアクセス制御手段 21,21a…アクセス手段 22,22a…バッファ 23,23a…配置変更手段 3,3a…論理物理対応テーブル 4…アプリケーションプログラム 4a…残高照会アプリケーションプログラム 5,5a…入力部 6…記録媒体 7a…端末装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 論理テーブルが配置された物理テーブル
    を複数有するデータベースをアクセスするデータベース
    アクセス方法であって、 アプリケーションプログラムがキー値と論理テーブル名
    とを指定して論理テーブルのアクセスを要求したとき、
    キー値と論理テーブル名とに対応付けてそのキー値と論
    理テーブル名とによって特定される論理テーブルが配置
    されている物理テーブルの物理テーブル番号が登録され
    た論理物理対応テーブルを参照することにより、前記ア
    プリケーションプログラムがアクセス要求している論理
    テーブルが配置されている物理テーブルの物理テーブル
    番号を求め、 次いで、該求めた物理テーブル番号が示す物理テーブル
    に配置されている全ての論理テーブルの内容を読み出
    し、 次いで、該読み出した内容の内、アクセス要求されてい
    る論理テーブルの内容を前記アプリケーションプログラ
    ムに返却することを特徴とするデータベースアクセス方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデータベースアクセス方
    法に於いて、 前記物理テーブルから論理テーブルの内容を読み出した
    際、該読み出した全ての内容をバッファに格納し、 前記アプリケーションプログラムによって論理テーブル
    のアクセスが要求されたとき、前記バッファにアクセス
    要求された論理テーブルの内容が格納されている場合
    は、前記バッファに格納されている論理テーブルの内容
    の内の、前記アプリケーションプログラムによってアク
    セス要求された論理テーブルの内容を前記アプリケーシ
    ョンプログラムに返却することを特徴とするデータベー
    スアクセス方法。
  3. 【請求項3】 論理テーブルが配置された物理テーブル
    を複数有するデータベースをアクセスするデータベース
    アクセス装置であって、 キー値と論理テーブル名とに対応付けて、そのキー値と
    論理テーブル名とによって特定される論理テーブルが配
    置されている物理テーブルの物理テーブル番号が登録さ
    れた論理物理対応テーブルと、 アプリケーションプログラムがキー値と論理テーブル名
    とを指定して論理テーブルのアクセスを要求したとき、
    前記論理物理対応テーブルを参照することにより、前記
    アプリケーションプログラムがアクセス要求している論
    理テーブルが配置されている物理テーブルの物理テーブ
    ル番号を求め、該求めた物理テーブル番号が示す物理テ
    ーブルに配置されている全ての論理テーブルの内容を読
    み出し、該読み出した内容の内、アクセス要求されてい
    る論理テーブルの内容を前記アプリケーションプログラ
    ムに返却するデータベースアクセス制御手段とを備えた
    ことを特徴とするデータベースアクセス装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のデータベースアクセス装
    置に於いて、 前記物理テーブルから読み出された論理テーブルの内容
    が一時的に保存されるバッファを備え、且つ、 前記データベースアクセス制御手段は、前記物理テーブ
    ルから読み出した論理テーブルの内容を前記バッファに
    格納し、前記アプリケーションプログラムからアクセス
    要求された論理テーブルの内容が前記バッファに格納さ
    れている場合は、前記バッファに格納されている情報の
    内の、前記アプリケーションプログラムによってアクセ
    ス要求されている論理テーブルの内容を前記アプリケー
    ションプログラムに返却する構成を有することを特徴と
    するデータベースアクセス装置。
  5. 【請求項5】 論理テーブルが配置された物理テーブル
    を複数有するデータベースを、コンピュータにアクセス
    させるためのプログラムを記録した機械読み取り可能な
    記録媒体であって、 前記コンピュータに、 アプリケーションプログラムがキー値と論理テーブル名
    とを指定して論理テーブルのアクセスを要求したとき、
    キー値と論理テーブル名とに対応付けてそのキー値と論
    理テーブル名とによって特定される論理テーブルが配置
    されている物理テーブルの物理テーブル番号が登録され
    た論理物理対応テーブルを参照することにより、前記ア
    プリケーションプログラムがアクセス要求している論理
    テーブルが配置されている物理テーブルの物理テーブル
    番号を求め、 次いで、該求めた物理テーブル番号が示す物理テーブル
    に配置されている全ての論理テーブルの内容を読み出
    し、 次いで、該読み出した内容の内、アクセス要求されてい
    る論理テーブルの内容を前記アプリケーションプログラ
    ムに返却する処理を行わせるためのプログラムを記録し
    た機械読み取り可能な記録媒体。
JP32931299A 1999-11-19 1999-11-19 データベースアクセス方法及びその装置並びにプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体 Pending JP2001147931A (ja)

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