JP2001147031A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2001147031A
JP2001147031A JP32895399A JP32895399A JP2001147031A JP 2001147031 A JP2001147031 A JP 2001147031A JP 32895399 A JP32895399 A JP 32895399A JP 32895399 A JP32895399 A JP 32895399A JP 2001147031 A JP2001147031 A JP 2001147031A
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JP
Japan
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insulating material
heat insulating
air conditioner
curved portion
conditioner according
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JP32895399A
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English (en)
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Eiji Une
英司 宇根
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Fujitsu General Ltd
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Fujitsu General Ltd
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 リサイクルする際に湾曲部の裏面の断熱材を
容易に分離でき、分解作業性を向上させた空気調和機を
提供する。 【解決手段】 本体ケーシング2によって形成される空
気流路内に熱交換器9と送風機8を設け、前記空気流路
の吹出口7付近の前記本体ケーシング2の湾曲部3裏面
側に断熱材11を貼付してなる空気調和機1において、
前記湾曲部3の裏面を上下に階段状に成形し、同裏面に
対応し前記断熱材11の貼付側を階段状に成形するとと
もに、該断熱材11の前記階段状に成形した二面のいず
れか一方を接合面としてなるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機に係わ
り、より詳細には、空気調和機のリサイクルに対処した
断熱材の貼付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図6(a)、(b)は、各々従来の空気
調和機の一例を示す斜視図、図7は、従来の空気調和機
の一例を示す要部拡大断面図、図8は、従来の空気調和
機の一例を示す要部分解斜視図である。従来の空気調和
機1は、図に示すように、本体ケーシング2の前面に装
着される前面パネル4と、同前面パネル4に装着され吸
込口5を有する吸込グリル6と、前記前面パネル4下方
に吹出口7を備えている。そして、前記本体ケーシング
2によって形成される空気流路内に熱交換器(図示せ
ず。)と送風機8を設け、前記空気流路の吹出口7付近
の前記本体ケーシング2の湾曲部3裏面側に、結露防止
のための断熱材11を貼付してなる構造であった。ま
た、実開平1−116321に開示されている空気調和
機は、前記断熱材11の使用量を削減するものである。
【0003】ところで、前記空気調和機1をリサイクル
する際には、部品に分解し、材料ごとに分別する作業が
不可欠となる。そして、前記断熱材6は通常発泡スチロ
ールまたは発泡ポリエチレンを使用している一方、前記
湾曲部3はPSまたはABSを使用しているため材料が
異なり、このため分離する必要がある。また、図7に示
すように、前記湾曲部3と断熱材6の接合には接着剤2
0を使用しているため、その分離には前記湾曲部3の裏
面に沿って前記接着剤20の隙間にカッターナイフなど
の工具を差し込み、切断している。しかしながら、この
切断作業は少量ずつしか分離できず、前記接着剤20の
使用量が一定でなく外観から判断できないため、作業効
率が悪くなるおそれのある問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来の問題点に鑑みなされたもので、リサイクルする際
に湾曲部の裏面の断熱材を容易に分離でき、分解作業性
を向上させた空気調和機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、本体ケーシングによって形成される空気
流路内に熱交換器と送風機を設け、前記空気流路の吹出
口付近の前記本体ケーシングの湾曲部裏面側に断熱材を
貼付してなる空気調和機において、前記湾曲部の裏面を
上下に階段状に成形し、同裏面に対応し前記断熱材の貼
付側を階段状に成形するとともに、該断熱材の前記階段
状に成形した二面のいずれか一方を接合面としてなるよ
うにする。
【0006】そして、前記湾曲部の階段状の成形部を、
中空成形により成形してなるようにする。
【0007】または、前記湾曲部の階段状の成形部のい
ずれかの面に肉ヌスミを形成し、同面を接合面にしてな
るようにする。
【0008】また、前記接合面を本体の据付状態で水平
または垂直面にしてなるようにする。
【0009】一方、前記断熱材の非貼付側に、該断熱材
の分解作業時に前記接合面の延長上にある切断開始位置
を示す目印を設けてなるようにする。
【0010】そして、前記目印が、前記断熱材の両端に
設けてなる所定記号であるようにする。
【0011】または、前記目印が、前記断熱材の両端を
結ぶ直線状の溝であるようにする。
【0012】あるいは、前記目印が、前記断熱材の両端
を結ぶ位置に成形され、前記接合面の延長上に位置する
平行面を有する段部であるようにする。
【0013】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例に基づ
き添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明
による空気調和機の一実施例を示す側断面図、図2
(a)は、本発明による空気調和機の一実施例、他の実
施例を示す要部拡大断面図、図3は、本発明による空気
調和機の一実施例を示す要部分解斜視図である。ここ
で、1は空気調和機本体、2は本体ケーシング、3は湾
曲部、3aは縦面、3bは横面、3cは中空部、3dは
肉ヌスミ、4は前面パネル、5は吸込口、6は吸込グリ
ル、7は吹出口、8は送風機、9は熱交換器、10は露
受皿、11は断熱材、11aは縦面、11bは横面、2
0は接着剤を示す。なお、従来と同じ部分の符号は同一
とする。
【0014】まず、基本構造について説明すると、空気
調和機1は、空気流路を形成する本体ケーシング2と、
同本体ケーシング2の前面に装着される前面パネル4
と、同前面パネル4に装着され吸込口5を有する吸込グ
リル6と、前記前面パネル4下方に吹出口7を備えてい
る。
【0015】そして、前記吸込口5から吹出口7に至る
空気流路に熱交換器9と送風機8が配設され、前記熱交
換器9の下部には露受皿10が備えられている。
【0016】また、前記本体ケーシング2下方には前記
送風機8の空気流路を形成する断面円弧状の湾曲部3
が、前記本体ケーシング2の下端に嵌合されている。そ
して、前記湾曲部3の裏面に結露防止のためシート形状
の断熱材11を貼付している。
【0017】ここで、前記湾曲部3の裏面を上下に縦面
3a、横面3bを交互に繰り返し階段状に成形し、同裏
面に対応し前記断熱材11の貼付側を同様に縦面11
a、横面11bを交互に繰り返し階段状に成形する。そ
れとともに、該断熱材11の前記縦面11aの部分のみ
を接着剤20を用いて前記湾曲部3の裏面の縦面3aと
の接合面としている。
【0018】次いで、この実施例による本発明の作用、
効果について説明する。前記階段状に成形した縦面11
aを接着剤20により接合しているので、リサイクルの
際に、カッターナイフなどの工具による前記断熱材11
の分解作業の際に、前記工具の刃を前記湾曲部3の裏面
の縦面11aに沿って進めることができる。
【0019】一方、前記湾曲部3の裏面の横面11bに
は、前記接着剤20を用いておらず、このため分離作業
の必要な部分は、従来よりも削減される。なお、この実
施例では前記縦面11aを接合面としたが、前記横面1
1bを接合面としても同様の効果が得られる。(図示せ
ず。)
【0020】図2(b)は、本発明による空気調和機の
他の実施例を示す要部拡大断面図である。この実施例の
場合、前記接合面を本体1の据付状態で水平または垂直
面にしている。
【0021】この実施例による効果は、カッターナイフ
などの工具による前記断熱材11の分解作業の際に、前
記工具の刃を進める方向が作業者に分かりやすく、作業
手順に間違いを生じず、より作業効率を向上させること
ができることである。
【0022】図4(a)、(b)は、各々空気調和機の
他の実施例を示す要部拡大断面図である。図4(a)の
実施例の場合、前記湾曲部3の階段状の成形部を、中空
成形により成形している。そして、湾曲部3の成形部に
は、中空部3cが形成される。
【0023】次いで、この実施例による本発明の作用、
効果について説明する。前記湾曲部3の裏面に設けた階
段状の成形部により、上述の実施例と同様リサイクルの
際に、カッターナイフなどの工具による前記断熱材11
の分解作業の際に、前記工具の刃を前記湾曲部3の裏面
の縦面11aに沿って進めることができる。しかしなが
ら、前記階段状の成形部に厚肉の部分が生じるため、樹
脂成形時にヒケを発生するおそれがある。このため、前
記中空成形により前記湾曲部3の階段状の成形部に設け
られた中空部3cによって、樹脂成形時に発生するヒケ
を防止することが可能になるとともに、断熱性を向上す
ることができる。
【0024】図4(b)の実施例の場合、前記湾曲部3
の階段状の縦面11aに肉ヌスミ3dを形成し、同面を
接合面にしている。
【0025】次いで、この実施例による本発明の作用、
効果について説明する。上述の実施例と同様リサイクル
の際に、カッターナイフなどの工具による前記断熱材1
1の分解作業の際に、前記工具の刃を前記湾曲部3の裏
面の縦面11aに沿って進めることができる。また、前
記湾曲部3の階段状の成形部に設けられた肉ヌスミ3d
によって、樹脂成形時に発生するヒケを防止することが
可能になるとともに、前記肉ヌスミ3dと前記断熱材1
1との間に中空部分が形成されるため断熱性を向上する
ことができる。
【0026】図5(a)、(b)、(c)は、各々空気
調和機の断熱材の実施例を示す要部斜視図である。これ
らの実施例の場合、前記断熱材11の非貼付側に、該断
熱材11の分解作業時に前記接合面の延長上にある切断
開始位置を示す目印を設けている。
【0027】図5(a)の場合、前記目印として前記断
熱材11の非貼付側両端に所定記号12aを設けてい
る。図5(b)の場合、前記目印として前記断熱材11
の非貼付側両端を結ぶ直線状の溝12bを形成してい
る。図5(c)の場合、前記目印として前記断熱材の非
貼付両端を結ぶ位置に成形され、前記接合面の延長上に
位置する平行面12cを形成する。このため、前記平行
面12cを有する段部12dを設けている。
【0028】次いで、この実施例による本発明の作用、
効果について説明する。リサイクルの際に、カッターナ
イフなどの工具による前記断熱材11の分解作業の際
に、前記工具の刃を前記目印となる前記所定記号12
a、または前記溝12b、または前記平行面12cに沿
って切込むことができる。この結果、断熱材11の側面
を目視できないとき、接合面を推測しなくても容易に前
記接着剤の隙間に前記工具の刃を導くことが可能とな
り、分解作業の効率が向上する。
【0029】なお、前記段部12dをこの実施例では前
記接合面に近付けるように形成し、前記平行面12cが
内側となるように形成したが、前記段部12dを前記接
合面から遠ざけるように形成し、前記平行面12cが外
側となるように形成しても、同様の効果を得られる。
(図示せず。)
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明においては、本体ケ
ーシングによって形成される空気流路内に熱交換器と送
風機を設け、前記空気流路の吹出口付近の前記本体ケー
シングの湾曲部裏面側に断熱材を貼付してなる空気調和
機において、前記湾曲部の裏面を上下に階段状に成形
し、同裏面に対応し前記断熱材の貼付側を階段状に成形
するとともに、該断熱材の前記階段状に成形した二面の
いずれか一方を接合面としてなるようにした。この結
果、リサイクルする際に湾曲部の裏面の断熱材を容易に
分離でき、分解作業性を向上させた空気調和機を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和機の一実施例を示す側断
面図である。
【図2】(a)、(b)は、各々本発明による空気調和
機の一実施例、他の実施例を示す要部拡大断面図であ
る。
【図3】本発明による空気調和機の一実施例を示す要部
分解斜視図である。
【図4】(a)、(b)は、各々空気調和機の他の実施
例を示す要部拡大断面図である。
【図5】(a)、(b)、(c)は、各々空気調和機の
断熱材の実施例を示す要部斜視図である。
【図6】(a)、(b)は、各々従来の空気調和機の一
例を示す斜視図である。
【図7】従来の空気調和機の一例を示す要部拡大断面図
である。
【図8】従来の空気調和機の一例を示す要部分解斜視図
である。
【符号の説明】
1 空気調和機 2 本体ケーシング 3 湾曲部 3a 縦面 3b 横面 3c 中空部 3d 肉ヌスミ 4 前面パネル 5 吸込口 6 吸込グリル 7 吹出口 8 送風機 9 熱交換器 10 露受皿 11 断熱材 11a 縦面 11b 横面 12a 記号 12b 溝 12c 平行面 12d 段部 20 接着剤

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケーシングによって形成される空気
    流路内に熱交換器と送風機を設け、前記空気流路の吹出
    口付近の前記本体ケーシングの湾曲部裏面側に断熱材を
    貼付してなる空気調和機において、 前記湾曲部の裏面を上下に階段状に成形し、同裏面に対
    応し前記断熱材の貼付側を階段状に成形するとともに、
    該断熱材の前記階段状に成形した二面のいずれか一方を
    接合面としてなることを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 前記湾曲部の階段状の成形部を、中空成
    形により成形してなることを特徴とする請求項1記載の
    空気調和機。
  3. 【請求項3】 前記湾曲部の階段状の成形部のいずれか
    の面に肉ヌスミを形成し、同面を接合面にしてなること
    を特徴とする請求項1記載の空気調和機。
  4. 【請求項4】 前記接合面を本体の据付状態で水平また
    は垂直面にしてなることを特徴とする請求項1乃至請求
    項3記載の空気調和機。
  5. 【請求項5】 前記断熱材の非貼付側に、該断熱材の分
    解作業時に前記接合面の延長上にある切断開始位置を示
    す目印を設けてなることを特徴とする請求項1乃至請求
    項4記載の空気調和機。
  6. 【請求項6】 前記目印が、前記断熱材の両端に設けて
    なる所定記号であることを特徴とする請求項5記載の空
    気調和機。
  7. 【請求項7】 前記目印が、前記断熱材の両端を結ぶ直
    線状の溝であることを特徴とする請求項5記載の空気調
    和機。
  8. 【請求項8】 前記目印が、前記断熱材の両端を結ぶ位
    置に成形され、前記接合面の延長上に位置する平行面を
    有する段部であることを特徴とする請求項5記載の空気
    調和機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009210202A (ja) * 2008-03-05 2009-09-17 Corona Corp 空気調和機
JP2013217554A (ja) * 2012-04-06 2013-10-24 Daikin Industries Ltd 空気調和機

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JP2009210202A (ja) * 2008-03-05 2009-09-17 Corona Corp 空気調和機
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