JP2001021169A - 一体型空気調和機 - Google Patents
一体型空気調和機Info
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- JP2001021169A JP2001021169A JP11191128A JP19112899A JP2001021169A JP 2001021169 A JP2001021169 A JP 2001021169A JP 11191128 A JP11191128 A JP 11191128A JP 19112899 A JP19112899 A JP 19112899A JP 2001021169 A JP2001021169 A JP 2001021169A
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- air guide
- air
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 室内側熱交換器に対向し、ファンケーシング
を構成する渦巻部の前面と、これに連なる導風部の一部
をシールするシール板を合成樹脂製にしてシール性能を
向上させるとともに、導風路に設けた整流羽根により吹
出口の風量分布を均一化した一体型空気調和機を提供す
る。 【解決手段】 ファンケーシングを構成する渦巻部７の
前面および、または導風部10の一部に、シール板11に対
向する断面略凹状のシール溝7aを設ける一方、前記シー
ル板に、前記シール溝に嵌合する断面略凸状のビード11
a を設け、本体前面の他側上部の吹出口に吹出空気を導
く導風路に整流羽根8aおよび、または10a を突設した。
を構成する渦巻部の前面と、これに連なる導風部の一部
をシールするシール板を合成樹脂製にしてシール性能を
向上させるとともに、導風路に設けた整流羽根により吹
出口の風量分布を均一化した一体型空気調和機を提供す
る。 【解決手段】 ファンケーシングを構成する渦巻部７の
前面および、または導風部10の一部に、シール板11に対
向する断面略凹状のシール溝7aを設ける一方、前記シー
ル板に、前記シール溝に嵌合する断面略凸状のビード11
a を設け、本体前面の他側上部の吹出口に吹出空気を導
く導風路に整流羽根8aおよび、または10a を突設した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、一体型空気調和機
に係わり、より詳細には、室内側熱交換器に対向し、フ
ァンケーシングを構成する渦巻部の前面と、これに連な
る導風部の一部をシールするシール板を合成樹脂製にし
てシール性能を向上させるとともに、導風路に設けた整
流羽根により吹出口の風量分布を均一化した構造に関す
る。
に係わり、より詳細には、室内側熱交換器に対向し、フ
ァンケーシングを構成する渦巻部の前面と、これに連な
る導風部の一部をシールするシール板を合成樹脂製にし
てシール性能を向上させるとともに、導風路に設けた整
流羽根により吹出口の風量分布を均一化した構造に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の一体型空気調和機は、例えば図１
と、図５とで示すように、底板１上を、仕切板２を立設
して室内側と室外側とに区画し、同室外側の底板１上
に、圧縮機ａと、後部の吐出口を臨ませた室外側熱交換
器ｂと、同室外側熱交換器ｂに対向する室外ファンｃ
と、同室外ファンｃに連結したファンモータｄとを載置
し、前記室内側の底板１上に、本体前面の一側に片寄る
吸込口３を臨ませて下部に露受皿５を備えた室内側熱交
換器４と、同室内側熱交換器４に対向させた送風ファン
６と、同送風ファン６を収容する渦巻部７、同渦巻部７
に連なり本体前面の他側上部の吹出口9'に吹出空気を導
く導風路９を形成した導風部10、これら渦巻部７の前面
および導風部10の一部をシールするシール板11、および
前記渦巻部７と前記導風部10の上部を密閉するケーシン
グカバー８からなるファンケーシングとを載置してなる
構成であった。
と、図５とで示すように、底板１上を、仕切板２を立設
して室内側と室外側とに区画し、同室外側の底板１上
に、圧縮機ａと、後部の吐出口を臨ませた室外側熱交換
器ｂと、同室外側熱交換器ｂに対向する室外ファンｃ
と、同室外ファンｃに連結したファンモータｄとを載置
し、前記室内側の底板１上に、本体前面の一側に片寄る
吸込口３を臨ませて下部に露受皿５を備えた室内側熱交
換器４と、同室内側熱交換器４に対向させた送風ファン
６と、同送風ファン６を収容する渦巻部７、同渦巻部７
に連なり本体前面の他側上部の吹出口9'に吹出空気を導
く導風路９を形成した導風部10、これら渦巻部７の前面
および導風部10の一部をシールするシール板11、および
前記渦巻部７と前記導風部10の上部を密閉するケーシン
グカバー８からなるファンケーシングとを載置してなる
構成であった。
【０００３】しかしながら、前記シール板11が板金から
なる構成であることから、例えばプレス成形時の残留応
力によって生じる歪みのため、前記渦巻部７の前面およ
び前記導風部10の一部に対し、前記シール板11を正確に
密接させることが困難になってしまったり、図６（Ｂ）
で示すように、前記シール板11が矢印Ａ方向に位置ずれ
した場合、A'で示す位置に隙間が生じてしまうという問
題を有していた。
なる構成であることから、例えばプレス成形時の残留応
力によって生じる歪みのため、前記渦巻部７の前面およ
び前記導風部10の一部に対し、前記シール板11を正確に
密接させることが困難になってしまったり、図６（Ｂ）
で示すように、前記シール板11が矢印Ａ方向に位置ずれ
した場合、A'で示す位置に隙間が生じてしまうという問
題を有していた。
【０００４】また、前記導風路９を通過する吹出空気流
が、図６（Ａ）で示す矢印のように、同導風路９の内側
コーナ部では少量の吹出空気流となり、外側コーナ部で
は多量の吹出空気流となるため、前記吹出口9'における
吹出風量の分布が不均一となって快適な空気調和を行え
ないという問題を有していた。
が、図６（Ａ）で示す矢印のように、同導風路９の内側
コーナ部では少量の吹出空気流となり、外側コーナ部で
は多量の吹出空気流となるため、前記吹出口9'における
吹出風量の分布が不均一となって快適な空気調和を行え
ないという問題を有していた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、上
記の問題点に鑑み、室内側熱交換器に対向し、ファンケ
ーシングを構成する渦巻部の前面と、これに連なる導風
部の一部をシールするシール板を合成樹脂製にしてシー
ル性能を向上させるとともに、導風路に設けた整流羽根
により吹出口の風量分布を均一化した一体型空気調和機
を提供することを目的とする。
記の問題点に鑑み、室内側熱交換器に対向し、ファンケ
ーシングを構成する渦巻部の前面と、これに連なる導風
部の一部をシールするシール板を合成樹脂製にしてシー
ル性能を向上させるとともに、導風路に設けた整流羽根
により吹出口の風量分布を均一化した一体型空気調和機
を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、底板上を、仕切板を立設して室内側と室外
側とに区画し、前記室内側の底板上に、本体前面の一側
に片寄る吸込口を臨ませて下部に露受皿を備えた室内側
熱交換器と、同室内側熱交換器に対向させた送風ファン
と、同送風ファンを収容する渦巻部、同渦巻部に連なり
本体前面の他側上部に吹出空気を導く導風路を形成した
導風部、これら渦巻部の前面および導風部の一部をシー
ルするシール板および前記渦巻部と前記導風部の上部を
密閉するケーシングカバーからなるファンケーシングと
で構成され、前記渦巻部の前面および、または前記導風
部の一部に、前記シール板に対向する断面略凹状のシー
ル溝を設ける一方、前記シール板に、前記シール溝に嵌
合する断面略凸状のビードを設けた構成となっている。
決するため、底板上を、仕切板を立設して室内側と室外
側とに区画し、前記室内側の底板上に、本体前面の一側
に片寄る吸込口を臨ませて下部に露受皿を備えた室内側
熱交換器と、同室内側熱交換器に対向させた送風ファン
と、同送風ファンを収容する渦巻部、同渦巻部に連なり
本体前面の他側上部に吹出空気を導く導風路を形成した
導風部、これら渦巻部の前面および導風部の一部をシー
ルするシール板および前記渦巻部と前記導風部の上部を
密閉するケーシングカバーからなるファンケーシングと
で構成され、前記渦巻部の前面および、または前記導風
部の一部に、前記シール板に対向する断面略凹状のシー
ル溝を設ける一方、前記シール板に、前記シール溝に嵌
合する断面略凸状のビードを設けた構成となっている。
【０００７】また、前記シール溝および前記ビードが、
前記渦巻部から前記導風路に向かう吹出空気流に沿うよ
うに形成された構成となっている。
前記渦巻部から前記導風路に向かう吹出空気流に沿うよ
うに形成された構成となっている。
【０００８】また、前記ケーシングカバーおよび、また
は前記導風部に、前記導風路を通過する吹出空気流の分
布の均一化をはかる整流羽根を突設した構成となってい
る。
は前記導風部に、前記導風路を通過する吹出空気流の分
布の均一化をはかる整流羽根を突設した構成となってい
る。
【０００９】また、前記整流羽根を、前記ケーシングカ
バーおよび、または前記導風部と一体的に形成した構成
となっている。
バーおよび、または前記導風部と一体的に形成した構成
となっている。
【００１０】また、前記シール溝の底部と前記ビードの
先端部とを、曲面状に形成した構成となっている。
先端部とを、曲面状に形成した構成となっている。
【００１１】また、前記ケーシングカバーおよび前記露
受皿に、前記シール板の上下周縁部に対応する上下の収
容溝を設ける一方、前記シール板に、前記収容溝に隙間
なく収容する延出部を連続形成し、前記ケーシングカバ
ーおよび前記露受皿により前記シール板を挟持するよう
にした構成となっている。
受皿に、前記シール板の上下周縁部に対応する上下の収
容溝を設ける一方、前記シール板に、前記収容溝に隙間
なく収容する延出部を連続形成し、前記ケーシングカバ
ーおよび前記露受皿により前記シール板を挟持するよう
にした構成となっている。
【００１２】また、前記収容溝の底部と前記延出部の先
端部とを、曲面状に形成した構成となっている。
端部とを、曲面状に形成した構成となっている。
【００１３】また、前記シール板が、合成樹脂からなる
構成となっている。
構成となっている。
【００１４】また、前記シール板が、前記渦巻部の前面
および前記導風部の一部に沿って少許折曲されるととも
に、同折曲部による傾斜角に対応して、前記シール板に
前記導風路の底面の一部をなす傾斜部を連続形成した構
成となっている。
および前記導風部の一部に沿って少許折曲されるととも
に、同折曲部による傾斜角に対応して、前記シール板に
前記導風路の底面の一部をなす傾斜部を連続形成した構
成となっている。
【００１５】また、前記折曲部の前記導風路側を、曲面
状に形成した構成となっている。
状に形成した構成となっている。
【００１６】更に、前記折曲部の前記室内熱交換器側
に、複数の補強リブを連続形成した構成となっている。
に、複数の補強リブを連続形成した構成となっている。
【００１７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に基づいた実施例として説明する。図１と、図２
と、図３（Ａ）および図３（Ｂ）と、図４とで示すよう
に、１は一体型空気調和機を構成する底板、２は同底板
１上を室内側と室外側とに区画するために立設された仕
切板、３は本体前面の一側に片寄る吸込口、４は同吸込
口３を臨ませて下部に露受皿５を備えた室内側熱交換
器、６は同室内側熱交換器４に対向させた送風ファン、
７は同送風ファン６を収容する渦巻部、10は同渦巻部７
に連なり、本体前面の他側上部の吹出口9'に吹出空気を
導く導風路９を形成した導風部、８はこれら渦巻部７お
よび導風部９の上部を密閉するケーシングカバーで、こ
れら渦巻部７、導風部10およびケーシングカバー８によ
りファンケーシングが構成されている。11は前記渦巻部
７の前面および前記導風部10の一部をシールするシール
板で、前記仕切板２により区画された前記室外側の底板
１上には、圧縮機ａと、後部の吐出口を臨ませた室外側
熱交換器ｂと、同室外側熱交換器ｂに対向する室外ファ
ンｃと、同室外ファンｃに連結したファンモータｄとが
載置された構成となっている。
付図面に基づいた実施例として説明する。図１と、図２
と、図３（Ａ）および図３（Ｂ）と、図４とで示すよう
に、１は一体型空気調和機を構成する底板、２は同底板
１上を室内側と室外側とに区画するために立設された仕
切板、３は本体前面の一側に片寄る吸込口、４は同吸込
口３を臨ませて下部に露受皿５を備えた室内側熱交換
器、６は同室内側熱交換器４に対向させた送風ファン、
７は同送風ファン６を収容する渦巻部、10は同渦巻部７
に連なり、本体前面の他側上部の吹出口9'に吹出空気を
導く導風路９を形成した導風部、８はこれら渦巻部７お
よび導風部９の上部を密閉するケーシングカバーで、こ
れら渦巻部７、導風部10およびケーシングカバー８によ
りファンケーシングが構成されている。11は前記渦巻部
７の前面および前記導風部10の一部をシールするシール
板で、前記仕切板２により区画された前記室外側の底板
１上には、圧縮機ａと、後部の吐出口を臨ませた室外側
熱交換器ｂと、同室外側熱交換器ｂに対向する室外ファ
ンｃと、同室外ファンｃに連結したファンモータｄとが
載置された構成となっている。
【００１８】前記渦巻部７の前面および、または前記導
風部10の一部に、前記シール板11に対向する断面略凹状
のシール溝7aを設ける一方、前記シール板11に、前記シ
ール溝7aに嵌合する断面略凸状のビード11a を設けたこ
とにより、前記シール溝7aに前記ビード11a を嵌合する
ことにより、上記に説明した従来技術のように、前記渦
巻部７の前面および前記導風部10の一部に対し、前記シ
ール板11を正確に密接させることが困難になってしまう
ということがないようにした構成となっている。
風部10の一部に、前記シール板11に対向する断面略凹状
のシール溝7aを設ける一方、前記シール板11に、前記シ
ール溝7aに嵌合する断面略凸状のビード11a を設けたこ
とにより、前記シール溝7aに前記ビード11a を嵌合する
ことにより、上記に説明した従来技術のように、前記渦
巻部７の前面および前記導風部10の一部に対し、前記シ
ール板11を正確に密接させることが困難になってしまう
ということがないようにした構成となっている。
【００１９】また、前記シール溝7aおよび前記ビード11
a が、図２で示すように、前記渦巻部７から前記導風路
９に向かう吹出空気流に沿うように形成されたことによ
り、とくに気密性を有する箇所を、正確に密接させるこ
とができるようにした構成となっている。
a が、図２で示すように、前記渦巻部７から前記導風路
９に向かう吹出空気流に沿うように形成されたことによ
り、とくに気密性を有する箇所を、正確に密接させるこ
とができるようにした構成となっている。
【００２０】また、前記ケーシングカバー８および、ま
たは前記導風部10に、前記導風路９を通過する吹出空気
流の分布の均一化をはかる整流羽根8aおよび、または10
a を突設したことにより、図３（Ｂ）で示す矢印のよう
に、前記導風路９の内側コーナ部および外側コーナ部を
通過する空気流量をほぼ均等にして、前記吹出口9'にお
ける吹出空気流の分布を均一化できるようにした構成と
なっている。
たは前記導風部10に、前記導風路９を通過する吹出空気
流の分布の均一化をはかる整流羽根8aおよび、または10
a を突設したことにより、図３（Ｂ）で示す矢印のよう
に、前記導風路９の内側コーナ部および外側コーナ部を
通過する空気流量をほぼ均等にして、前記吹出口9'にお
ける吹出空気流の分布を均一化できるようにした構成と
なっている。
【００２１】また、前記整流羽根8aおよび、または10a
を、前記ケーシングカバー８および、または前記導風部
10と一体的に形成したことにより、寸法形状を正確に仕
上げることができるとともに、コスト的に有利な構成と
なっている。
を、前記ケーシングカバー８および、または前記導風部
10と一体的に形成したことにより、寸法形状を正確に仕
上げることができるとともに、コスト的に有利な構成と
なっている。
【００２２】また、前記シール溝7aの底部と前記ビード
11a の先端部とを、図３（Ａ）で示すような曲面状に形
成したことにより、同シール溝7aに同ビード11a を容易
に、且つ正確に嵌合できるようにした構成となってい
る。
11a の先端部とを、図３（Ａ）で示すような曲面状に形
成したことにより、同シール溝7aに同ビード11a を容易
に、且つ正確に嵌合できるようにした構成となってい
る。
【００２３】また、前記ケーシングカバー８および前記
露受皿５に、前記シール板11の上下周縁部に対応する上
下の収容溝8bおよび5bを設ける一方、前記シール板11
に、前記収容溝8bおよび5bに隙間なく収容する延出部を
連続形成し、前記ケーシングカバー８および前記露受皿
５によって前記シール板11を挟持するようにしたことに
より、前記シール板11を位置ずれが生じないように正確
に位置決めして、且つ強固に固定できるようにした構成
となっている。
露受皿５に、前記シール板11の上下周縁部に対応する上
下の収容溝8bおよび5bを設ける一方、前記シール板11
に、前記収容溝8bおよび5bに隙間なく収容する延出部を
連続形成し、前記ケーシングカバー８および前記露受皿
５によって前記シール板11を挟持するようにしたことに
より、前記シール板11を位置ずれが生じないように正確
に位置決めして、且つ強固に固定できるようにした構成
となっている。
【００２４】また、前記収容溝8bおよび5bの底部と前記
延出部の先端部とを、図３（Ａ）で示すような曲面状に
形成したことにより、同収容溝8bおよび5bに同延出部を
容易に、且つ正確に嵌合できるようにした構成となって
いる。
延出部の先端部とを、図３（Ａ）で示すような曲面状に
形成したことにより、同収容溝8bおよび5bに同延出部を
容易に、且つ正確に嵌合できるようにした構成となって
いる。
【００２５】また、前記シール板11が合成樹脂からなる
構成としたので、寸法形状を正確に仕上げることができ
るとともに、コスト的に有利な構造となっている。
構成としたので、寸法形状を正確に仕上げることができ
るとともに、コスト的に有利な構造となっている。
【００２６】また、前記シール板11が、前記渦巻部７の
前面および前記導風部10の一部に沿って少許折曲される
とともに、同折曲部ｅによる傾斜角に対応して、前記シ
ール板11に前記導風路９の底面の一部をなす傾斜部11c
を連続形成したことにより、該箇所の気密性を確保でき
るようにした構成となっている。
前面および前記導風部10の一部に沿って少許折曲される
とともに、同折曲部ｅによる傾斜角に対応して、前記シ
ール板11に前記導風路９の底面の一部をなす傾斜部11c
を連続形成したことにより、該箇所の気密性を確保でき
るようにした構成となっている。
【００２７】また、前記折曲部ｅの前記導風路９側を曲
面状に形成したことにより、該箇所における吹出空気流
の抵抗を減少できるようにした構成となっている。
面状に形成したことにより、該箇所における吹出空気流
の抵抗を減少できるようにした構成となっている。
【００２８】更に、前記折曲部ｅの前記室内熱交換器４
側に、図２で示すような複数の補強リブ11b を連続形成
したことにより、該箇所の強度を増強できるようにした
構成となっている。
側に、図２で示すような複数の補強リブ11b を連続形成
したことにより、該箇所の強度を増強できるようにした
構成となっている。
【００２９】以上の構成により、図１と、図２と、図３
（Ａ）および図３（Ｂ）と、図４とで示すように、前記
渦巻部７の前面および、または前記導風部10の一部に、
前記シール板11に対向する断面略凹状のシール溝7aを設
ける一方、前記シール板11に、前記シール溝7aに嵌合す
る断面略凸状のビード11a を設けたので、前記シール溝
7aに前記ビード11a を嵌合することにより、上記に説明
した従来技術のように、前記渦巻部７の前面および前記
導風部10の一部に対し、前記シール板11を正確に密接さ
せることが困難になってしまうということがないように
した一体型空気調和機となる。
（Ａ）および図３（Ｂ）と、図４とで示すように、前記
渦巻部７の前面および、または前記導風部10の一部に、
前記シール板11に対向する断面略凹状のシール溝7aを設
ける一方、前記シール板11に、前記シール溝7aに嵌合す
る断面略凸状のビード11a を設けたので、前記シール溝
7aに前記ビード11a を嵌合することにより、上記に説明
した従来技術のように、前記渦巻部７の前面および前記
導風部10の一部に対し、前記シール板11を正確に密接さ
せることが困難になってしまうということがないように
した一体型空気調和機となる。
【００３０】また、前記導風路９に、前記整流羽根8aお
よび、または10a を突設したので、前記導風路９の内側
コーナ部および外側コーナ部を通過する空気流量をほぼ
均等にし、前記吹出口9'における吹出空気流の分布を均
一にして、より快適な空気調和を実現できるようにした
一体型空気調和機となる。
よび、または10a を突設したので、前記導風路９の内側
コーナ部および外側コーナ部を通過する空気流量をほぼ
均等にし、前記吹出口9'における吹出空気流の分布を均
一にして、より快適な空気調和を実現できるようにした
一体型空気調和機となる。
【００３１】
【発明の効果】以上のように本発明によると、室内側熱
交換器に対向し、ファンケーシングを構成する渦巻部の
前面と、これに連なる導風部の一部をシールするシール
板を合成樹脂製にしてシール性能を向上させるととも
に、導風路に設けた整流羽根により吹出口の風量分布を
均一化した一体型空気調和機となる。
交換器に対向し、ファンケーシングを構成する渦巻部の
前面と、これに連なる導風部の一部をシールするシール
板を合成樹脂製にしてシール性能を向上させるととも
に、導風路に設けた整流羽根により吹出口の風量分布を
均一化した一体型空気調和機となる。
【図１】本発明および従来例による一体型空気調和機の
断面図である。
断面図である。
【図２】本発明による一体型空気調和機の要部分解斜視
図である。
図である。
【図３】本発明による一体型空気調和機の要部説明図
で、（Ａ）は断面図であり、（Ｂ）は平面図である。
で、（Ａ）は断面図であり、（Ｂ）は平面図である。
【図４】本発明による一体型空気調和機の要部平面図で
ある。
ある。
【図５】従来例による一体型空気調和機の分解斜視図で
ある。
ある。
【図６】従来例による一体型空気調和機の要部説明図
で、（Ａ）は吹出空気流を示す平面図であり、（Ｂ）は
ファンケーシングの渦巻部および導風部とシール板との
位置関係を示す平面図である。
で、（Ａ）は吹出空気流を示す平面図であり、（Ｂ）は
ファンケーシングの渦巻部および導風部とシール板との
位置関係を示す平面図である。
１ 底板 ２ 仕切板 ３ 吸込口 ４ 室内側熱交換器 4a 側板 ５ 露受皿 5a 上部収容溝 ６ 送風ファン ７ 渦巻部 7a シール溝 ８ ケーシングカバー 8a 整流羽根 8b 下部収容溝 ９ 導風路 9' 吹出口 10 導風部 10a 整流羽根 11 シール板 11a ビード 11b 補強リブ 11c 傾斜部 ａ 圧縮機 ｂ 室外側熱交換器 ｃ 室外ファン ｄ ファンモータ ｅ 折曲部
Claims (11)
- 【請求項１】 底板上を、仕切板を立設して室内側と室
外側とに区画し、前記室内側の底板上に、本体前面の一
側に片寄る吸込口を臨ませて下部に露受皿を備えた室内
側熱交換器と、同室内側熱交換器に対向させた送風ファ
ンと、同送風ファンを収容する渦巻部、同渦巻部に連な
り本体前面の他側上部に吹出空気を導く導風路を形成し
た導風部、これら渦巻部の前面および導風部の一部をシ
ールするシール板および前記渦巻部と前記導風部の上部
を密閉するケーシングカバーからなるファンケーシング
とで構成され、 前記渦巻部の前面および、または前記導風部の一部に、
前記シール板に対向する断面略凹状のシール溝を設ける
一方、前記シール板に、前記シール溝に嵌合する断面略
凸状のビードを設けてなることを特徴とする一体型空気
調和機。 - 【請求項２】 前記シール溝および前記ビードが、前記
渦巻部から前記導風路に向かう吹出空気流に沿うように
形成されてなることを特徴とする請求項１に記載の一体
型空気調和機。 - 【請求項３】 前記ケーシングカバーおよび、または前
記導風部に、前記導風路を通過する吹出空気流の分布の
均一化をはかる整流羽根を突設したことを特徴とする請
求項１に記載の一体型空気調和機。 - 【請求項４】 前記整流羽根を、前記ケーシングカバー
および、または前記導風部と一体的に形成したことを特
徴とする請求項３に記載の一体型空気調和機。 - 【請求項５】 前記シール溝の底部と前記ビードの先端
部とを、曲面状に形成したことを特徴とする請求項１ま
たは請求項２に記載の一体型空気調和機。 - 【請求項６】 前記ケーシングカバーおよび前記露受皿
に、前記シール板の上下周縁部に対応する上下の収容溝
を設ける一方、前記シール板に、前記収容溝に隙間なく
収容する延出部を連続形成し、前記ケーシングカバーお
よび前記露受皿により前記シール板を挟持するようにし
たことを特徴とする請求項１に記載の一体型空気調和
機。 - 【請求項７】 前記収容溝の底部と前記延出部の先端部
とを、曲面状に形成したことを特徴とする請求項６に記
載の一体型空気調和機。 - 【請求項８】 前記シール板が、合成樹脂からなること
を特徴とする請求項１または請求項６に記載の一体型空
気調和機。 - 【請求項９】 前記シール板が、前記渦巻部の前面およ
び前記導風部の一部に沿って少許折曲されるとともに、
同折曲部による傾斜角に対応して、前記シール板に前記
導風路の底面の一部をなす傾斜部を連続形成してなるこ
とを特徴とする請求項８に記載の一体型空気調和機。 - 【請求項１０】 前記折曲部の前記導風路側を、曲面状
に形成したことを特徴とする請求項９に記載の一体型空
気調和機。 - 【請求項１１】 前記折曲部の前記室内熱交換器側に、
複数の補強リブを連続形成したことを特徴とする請求項
９に記載の一体型空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11191128A JP2001021169A (ja) | 1999-07-06 | 1999-07-06 | 一体型空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11191128A JP2001021169A (ja) | 1999-07-06 | 1999-07-06 | 一体型空気調和機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001021169A true JP2001021169A (ja) | 2001-01-26 |
Family
ID=16269349
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11191128A Pending JP2001021169A (ja) | 1999-07-06 | 1999-07-06 | 一体型空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001021169A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2021517626A (ja) * | 2019-03-03 | 2021-07-26 | 広東美的制冷設備有限公司Ｇｄ Ｍｉｄｅａ Ａｉｒ−Ｃｏｎｄｉｔｉｏｎｉｎｇ Ｅｑｕｉｐｍｅｎｔ Ｃｏ．，Ｌｔｄ． | 空調室内機及び空気調和機 |
-
1999
- 1999-07-06 JP JP11191128A patent/JP2001021169A/ja active Pending
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