JP2001146877A - 複層パネル付きサッシと複層パネル - Google Patents

複層パネル付きサッシと複層パネル

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JP2001146877A
JP2001146877A JP33137899A JP33137899A JP2001146877A JP 2001146877 A JP2001146877 A JP 2001146877A JP 33137899 A JP33137899 A JP 33137899A JP 33137899 A JP33137899 A JP 33137899A JP 2001146877 A JP2001146877 A JP 2001146877A
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秀之 越後
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内外の透明パネル間にスクリーンを内蔵する
窓サッシにおいて、スクリーンを軽快かつ円滑に開閉で
きるようにする。スクリーンを開閉操作するための構造
を簡素化して、全体コストの削減化を図る。 【解決手段】 上下枠1・1および左右枠2・2を含む
サッシ枠3に、内外のパネル5・5を支持し、両パネル
5・5間にスクリーン6を配置する。上下枠1・1にガ
イドレール10・10を設ける。スクリーン6の一端を
固定枠7に固定し、スクリーン6の他端を可動框8に固
定する。可動框8の上下端にランナーユニット9を装着
し、各ランナーユニット9を上下のガイドレール10に
開閉自在に案内支持する。可動框8にマグネット体35
を配置する。室内側のパネル5の外面に装着される操作
具36を有する。操作具36にもマグネット体35を設
けておく。操作具36を手にして可動框8を介して内部
のスクリーン6を開閉操作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内外のパネル間
に、外光や熱を遮閉し、あるいは外部からの覗き込みを
遮閉するためのスクリーンが外部から開閉操作できるよ
うに配置した複層パネル付きサッシに関する。
【0002】
【従来の技術】内外の透明なパネル間にスクリーン(カ
ーテン)を内蔵する形態の複層パネル付きサッシは、特
公平6−94765号公報に公知である。そこでは、窓
枠の上部内面にスクリーンローラを配置し、このローラ
に巻き取ったスクリーンをモータ動力によって繰り出し
操作し、あるいは巻き取ることにより、スクリーンを上
下方向に開閉できる。
【0003】米国特許第3253644号公報には、内
外の透明な両パネル間に折り畳み式のスクリーンを配置
した複層パネル付きサッシが開示されている。そこで
は、スクリーンの開閉端に受動マグネットを配置してお
き、受動マグネットと互いに吸着し合う操作マグネット
を上下操作することにより、スクリーンを開閉操作でき
る。操作マグネットは、ハンドル操作で上下動するワイ
ヤに連結されていて、ハンドルを正転あるいは逆転操作
することにより上下移動し、受動マグネットを介してス
クリーンを開閉できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】モータ動力を用いてス
クリーンを開閉する前者の形態は、特殊なモータやスク
リーンローラなどが不可欠であるうえ、これらの動作部
品を収容するために専用の窓用サッシを用意しなければ
ならず、サッシの全体コストが高く付く。スクリーンの
開閉方向が上下方向に限られる不利もある。
【0005】スクリーンをワイヤーで一対のマグネット
を介して開閉する後者の形態は、ワイヤを往復昇降させ
るためのハンドル機構や、いくつもの変向プーリーが不
可欠であるため、スクリーンの開閉構造が複雑化し、こ
れまたコスト高になる。スクリーンを一対のマグネット
を介してワイヤで吊り下げ支持する構造を採るので、実
質的にスクリーンを上下方向に開閉せざるを得ない。ス
クリーンを横向きに左右開閉することは不可能ではない
が、スクリーンとフレーム、およびマグネットの重量を
ワイヤーで支えねばならず、スクリーンを安定的に開閉
操作することが難しい。フレームやマグネットがパネル
と接触して大きな摩擦抵抗を生じるので、スクリーンを
開閉するために大きな操作力を要し、あるいは開閉途中
にフレームが引っ掛かって開閉不能となる事態も予想さ
れる。
【0006】本発明の目的は、内外の両パネル間に配置
したスクリーンをマグネット吸着方式の操作具で外部か
ら開閉操作するに際し、従来例に比べて全体構造が簡単
で、製作コストが少なくて済むスクリーン内蔵型の複層
パネル付きサッシを提供することにある。本発明の目的
は、スクリーンを横向きの左右方向に開閉できるのはも
ちろんのこと、上下方向にも開閉できて汎用性に優れた
複層パネル付きサッシを提供することにある。本発明の
目的は、ガイドレールで転動案内されるランナーユニッ
トによってスクリーンの開閉始端が支持されており、従
ってスクリーンを軽快にしかも円滑に開閉できるうえ、
任意の開放位置に保持し続けることができる複層パネル
付きサッシを提供することにある。本発明の目的は、ス
クリーンを開閉操作するための操作具を、必要に応じて
取り外して別途保管でき、従っていたずら等によってス
クリーンが開放状態のまま放置されるのを阻止できる複
層パネル付きサッシを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の複層パネル付き
サッシは、図2に示すごとくサッシ枠3に設けた内外の
パネル5・5間に、スクリーン6が開閉操作可能に配置
してある。サッシ枠3の上下枠1・1または左右枠2・
2に、ガイドレール10・10を平行に配置する。スク
リーン6の一端側に可動框8を装着してある。可動框8
の両端は、図1および図3に示すごとくガイドレール1
0・10にランナーユニット9・9を介して転動自在に
案内支持する。そして、パネル5の外面には、図6に示
すごとく可動框8を外部から操作するための操作具36
を備えている。可動框8と操作具36とは、互いに引き
合うマグネット吸着手段が設けられている。すなわち、
可動框8には、マグネット体35または磁性体が設けて
あって、操作具36には、可動框8と引き合う磁性体ま
たはマグネット体35が設けられている。
【0008】また、本発明は、サッシ枠3に設けた内外
のパネル5・5間に、スクリーン6が左右方向へ開閉操
作可能に配置してある複層パネル付きサッシにおいて、
スクリーン6の一端側に可動框8を装着してある。可動
框8は、これの上端がサッシ枠3の上枠1に設けたガイ
ドレール10に左右方向へ移動自在に吊持されており、
パネル5の外面に、可動框8を外部から操作するための
操作具36を備えている。そして、可動框8と操作具3
6とは、互いに引き合うマグネット吸着手段が設けられ
ている。すなわち、可動框8には、マグネット体35ま
たは磁性体が設けてあって、操作具36には、可動框8
と引き合う磁性体またはマグネット体35が設けられて
いる。
【0009】可動框8と操作具36との双方または少な
くとも一方には、パネル5の外表面上を転動するローラ
41を備えている。
【0010】マグネット体35は、図6〜図8に示すご
とくケース37と、ケース37内に極性が互い違いにな
る状態で隣接収容した複数個の磁石38と、隣接する磁
石38どうしを磁気連結する吸着板39とを備えたもの
とすることができる。
【0011】ランナーユニット9は、図1および図3に
示すごとくランナー腕29および取付部28を備えたホ
ルダー26と、ランナー腕29で遊転自在に軸支したロ
ーラ27とからなる。可動框8は、主枠13と、主枠1
3に取り付けられる蓋枠14とからなり、主枠13に装
着した取付部28に、主枠13の内面壁と接当する接合
部31を設ける。接合部31は、図3および図4に示す
ごとく主枠13の内面壁に対して接離変形自在に設けら
れ、ばね32で該内面壁と圧接する向きに変位付勢され
ている。
【0012】可動框8は、例えば図9に示すごとく支持
腕45を備えており、支持腕45とサッシ枠3との間に
は、互いに係合して開放途中のスクリーン6および可動
框8を位置保持するためのストッパー手段46を設ける
ことができる。
【0013】また、本発明は内外のパネル5・5間にス
クリーン6を開閉操作可能に配置した複層パネルにおい
て、両パネル5・5間に移動自在に設けた可動部材と、
一方のパネル5の外面に移動自在に配置される操作具3
6とを備えており、可動部材には、マグネット体35ま
たは磁性体を有し、操作具36には、可動部材と引き合
う磁性体またはマグネット体35を有し、可動部材と操
作具36との双方または少なくとも一方に、パネル面を
転動するローラ41を備えており、操作具36で可動部
材を移動させることにより、可動部材を介してスクリー
ン6を開閉操作できるようにしたものである。ここでの
可動部材とは、先の可動框8に相当する部材ではある
が、ガイドレール10に転動案内されるものに限定され
ず、例えばスクリーン6の上端が移動自在に吊り下げ支
持されていて、このスクリーン6の上下中間部位などに
直接又は間接的に付帯する部材を含む概念である。
【0014】その複層パネルにおいて、マグネット吸着
手段としてマグネット体35が、極性が互い違いになる
状態で隣接収容した磁石38と、隣接する磁石38どう
しを磁気連結する吸着板39とを備えているものにする
ことができる。
【0015】
【作用および発明の効果】請求項1に係る本発明によれ
ば、スクリーン6の一端側に装着した可動框8の両端
が、対向するガイドレール10・10にランナーユニッ
ト9・9を介して転動自在に案内支持されており、その
うえでパネル5をはさんで対向する可動框8と操作具3
6とが、マグネット吸着手段で互いに引き合うものとな
っている。従って、外部の操作具36を介して可動框8
を操作具36と同行移動させることができるので、従来
のこの種の複層パネル付きサッシに比べてスクリーン6
を開閉操作するための構造を著しく簡素化できる。具体
的には、スクリーン6を開閉するのに、モータやローラ
を設ける必要がない。あるいはワイヤーやこれを引き回
すための変向プーリ、それにハンドル機構なども設ける
必要がない利点を有する。その結果、スクリーン内蔵の
複層パネル付きサッシでありながら、その全体構造を簡
素化して、製作コストを削減化できる。
【0016】更に請求項1に係る本発明によれば、可動
框8と操作具36とをパネル5を介してマグネット吸着
手段で連結した状態でスクリーン6の開閉を行うので、
両パネル5・5間を密封化するのが容易であり、そのた
めのシール構造を簡素化できるうえに、例えば浴室等の
湿気が多い場所に適用した場合にも、両パネル5・5間
の内部への湿気の侵入を確実に防止して、スクリーン6
の変質や劣化を阻止できる。可動框8の両端がランナー
ユニット9を介してガイドレール10・10に転動案内
されており、可動框8でスクリーン6を開閉できるよう
にしたので、スクリーン6を横向きに左右開閉できるの
はもちろんのこと、必要に応じて上下方向に開閉する形
態を選択することもでき、従来のこの種のサッシに比べ
て、多くの部品の共通化を実現しながら汎用性を向上で
きる点で有利である。
【0017】請求項2に係る本発明によれば、両パネル
5・5間にスクリーン6を左右方向へ開閉操作可能に配
置し、サッシ枠の上枠1に設けたガイドレール10に、
スクリーン6の一端側に装着した可動框8の上端が左右
方向へ移動自在に吊持されている。そのうえで、一方の
パネル5の外面に先の操作具36を備えている。これに
よれば、下枠1のガイドレール10を省略して上枠1側
のガイドレール10に可動框8を吊り下げた簡易構造に
できながらも、可動框8と操作具36とに設けたマグネ
ット吸着手段により、可動框8の下端側が揺動するのを
規制し得るから、内蔵のスクリーン6を支障なく左右方
向へ開閉操作でき、装置全体の製造コストを大幅に低減
化できる利点を有する。
【0018】請求項1および請求項2に係る本発明によ
れば、可動框8と操作具36とに、互いに引き合うマグ
ネット吸着手段が設けられているので、パネル5に対し
て操作具36をずり落ち不能に、しかし分離可能にマグ
ネットの磁力を設定しておくことにより、例えば複層パ
ネル付きサッシが浴室の窓に設置される場合には、スク
リーン6を閉じたのち操作具36を取り外して別の場所
に保管しておくことができるので、いたずら等によって
スクリーン6が開放状態のまま放置されるのを阻止でき
る。
【0019】請求項3に係る本発明によれば、可動框8
と操作具36との双方または少なくとも一方に、パネル
5の表面上を転動するローラ41を備えているので、ス
クリーン開閉時に可動框8および/または操作具36の
対向面がパネル5に摺接せず、ローラ41を介して移動
することになり、摩擦抵抗が大きくなるのを阻止でき
る。従って、この点でもスクリーン6の開閉操作が軽快
にしかも円滑に行える。パネル5に摺り疵が付くことも
ない。
【0020】請求項4に係る本発明によれば、マグネッ
ト体35は、ケース37内に磁石38を極性が互い違い
になる状態で隣接収容し、隣接する磁石38どうしを吸
着板39で磁気連結しているので、磁石38の必要磁力
を小さくして、その製作コストを減らすことができる利
点を有する。
【0021】請求項5に係る本発明によれば、ランナー
ユニット9を構成するホルダー26の取付部28に接合
部31を設け、これをばね32で変位付勢しているの
で、ホルダー26の可動框8に対する組み付けの手間を
省きながら、組み付け後のホルダー26の位置保持を確
実化し、さらにガイドレール10の対向間隔のばらつき
にも柔軟に対応することができる。例えば、取付部28
を可動框8の定位置にビスで締結固定すると、ガイドレ
ール10の対向間隔にばらつきがある場合に、ランナー
ユニット9がガイドレール10に引っ掛かって、可動框
8を円滑に開閉することが困難になるうえ、ばらつきに
対応するための調整にも手間が掛かるが、こうした状況
にも柔軟に対応できる。組立時にはランナーユニット9
を可動框8に対して仮組みした後、可動框8を数回開閉
操作することにより、接合部31の可動框8に対する係
合位置が最適の位置へずれ動いて、その位置において取
付部28を固定でき、組み付け作業性にも優れる。
【0022】請求項6に係る本発明によれば、操作具3
6に支持腕45を設け、この支持腕45とサッシ枠との
間にストッパー手段46を設けている。従って、ストッ
パー手段46を付加するだけで、スクリーン6を任意の
開放位置に確りと保持することができる。その結果、例
えばスクリーン6を上下方向に開閉する形式にも本発明
を適用でき、需要者のニーズに応じた汎用性に優れたも
のが得られる。
【0023】請求項7に係る本発明の複層パネルによれ
ば、内外のパネル5・5間にスクリーン6と可動部材と
を移動自在に配置し、パネル5の外面に移動自在に配置
した操作具36を動かすことにより、マグネット吸着手
段で可動部材を介してスクリーン6が外部から開閉操作
できるものとしてある。その際に、可動部材および/ま
たは操作具36にパネル上面を転動するローラ41を備
えているので、可動部材および/または操作具36は該
ローラ41を介してパネル面上を接触移動することにな
り、スクリーン6の開閉作動を円滑にできるとともに、
パネル5に摺り疵を付けることもない。
【0024】そのうえで請求項8に係る本発明によれ
ば、請求項4記載のそれと同様に、磁石38の必要磁力
を小さくして、その製作コストの低減化に貢献したもの
が得られることになる。
【0025】
【実施例】図1ないし図8は本発明に係る複層パネル付
きサッシの実施例を示す。図1および図2において、複
層パネル付きサッシは上下枠1・1と左右枠2・2とで
縦長四角形状に組まれたサッシ枠3と、サッシ枠3にス
ペーサー4を介して支持した内外の透明なパネル5・5
とからなり、両パネル5・5間にスクリーン6を左右方
向へ開閉操作可能に収納配置したものである。
【0026】パネル5は板ガラスを予測しているが、透
明合成樹脂板でもよい。スクリーン6は、プラスチック
繊維を編んだ透かし生地を素材にして、一定間隔おきに
逆向きに折りぐせを付けて形成した折り畳み式のカーテ
ンになっており、生地自体がある程度の自己保形性を備
えていて自立できる。プラスチックシートや布生地でス
クリーン6を形成してもよく、その場合には骨材を付加
して自立性を持たせることが望ましい。上下枠1・1お
よび左右枠2・2は、それぞれ同一断面形状のアルミニ
ウム形材からなる。
【0027】スクリーン6の一端(図上右側)は固定枠
7に固定し、他端は可動框8に固定する。スクリーン6
をより小さな操作抵抗で開閉操作するために、可動框8
の上下の両端にランナーユニット9・9を装着し、各ラ
ンナーユニット9は上下枠1・1に沿って配置した一対
のガイドレール10・10に左右方向へ転動案内できる
ように支持してある。図1において上下のガイドレール
10・10は、スペーサー4と同幅の断面コ字形のアル
ミニウム形材からなり、その内隅に後述するローラ27
の上下周面を転動案内するためのレール部11が上下対
向状に設けられている。
【0028】図5において可動框8は、それぞれアルミ
ニウム形材を素材とする主枠13と蓋枠14とからな
り、主枠13にランナーユニット9のホルダー26を差
し込んで連結する。主枠13は断面コ字形の中空枠から
なり、その内面一側寄りに区分壁15を突設して、枠内
空間がホルダー26を収容するための大区室16と、ス
クリーン6の端部を蓋枠14と協同して挟持固定するた
めの小区室17とに区分されている。区分壁15とこれ
に対向する大区室16の側壁とには、上下方向に走る一
対の係合溝18がそれぞれ設けてある。大区室16の側
壁の外面には、蓋枠14を係止するための止溝19が凹
み形成してある。小区室17の内面には抜け止め用の突
起群20が形成されている。
【0029】蓋枠14は平板に近い断面コ字形の枠体か
らなり、その左右の一側に先の止溝19に掛け止め係合
される係止壁22を設け、他側に小区室17に圧嵌係合
されるリブ23を突設してなる。リブ23には先の突起
群20と係合する突起群24が設けてある。スクリーン
6の一端を小区室17内に折り込み、蓋枠14を主枠1
3に対して蓋合わせ状に組み付けて、リブ23を小区室
17に圧嵌係合することにより、可動框8にスクリーン
6の一端が装着される。
【0030】図3においてランナーユニット9は、プラ
スチック成形品からなるホルダー26と、ホルダー26
に遊転自在に軸支した左右一対のローラ27とからな
る。上部のホルダー26は、先の主枠13に差し込み連
結される取付部28と、取付部28の上端左右に張り出
したランナー腕29とで略T字状に形成する。但し、開
閉始端側のランナー腕29は横方向への突出量を小さく
し、他方のランナー腕29の突出量は大きく設定する。
これらランナー腕29の突端寄りの片面においてローラ
27を軸支する。ローラ軸はランナー腕29と一体に形
成してある。
【0031】取付部28は平板状の面壁の左右側縁およ
び片面に補強用のリブを縦横に配置して構成されてお
り、その左右側縁の上下に主枠13の前記係合溝18と
嵌合する連結片30を突設する。図3に示すように、取
付部28の左側縁の上下中途部には、接合部31を設
け、これを圧縮コイル形のばね32で外側方へ向って変
位付勢している。ばね32を収容する区画は、内外の前
後方向へ貫通している。従って、接合部31は左右方向
へ弾性変形できる。
【0032】取付部28を主枠13に差し込み、その連
結片30が係合溝18に嵌合した状態においては、連結
片30と係合溝18との間に僅かな余裕隙間が存在して
いる。この余裕隙間を吸収して、取付部28を主枠13
に対して固定保持するために接合部31が設けられてい
る。図4に示すように、ばね32で押圧付勢された接合
部31は、前記止溝19を有する側壁の内面に密着し
て、取付部28が不用意に上下動するのを阻止する。但
し、ランナーユニット9をガイドレール10に組み込ん
だ状態においては、可動框8を開閉することによって、
上下のガイドレール10の対向間隔のばらつきに応じ
て、取付部28が上下にずれ動いて位置調整を行える。
なお、下側のランナーユニット9も上側のそれと実質的
に同様の構造を以て下側のガイドレール10に案内支持
されることを予想している。尤も、下側のランナーユニ
ット9は、下側のガイドレール10に沿って単に転動案
内されるようにすれば足りる。
【0033】スクリーン6は可動框8を介して開閉操作
される。そのために、蓋枠14の上下中途部の2個所に
はマグネット体35を埋設配置し、これらのマグネット
体35に対して、図2に示すごとく内側のパネル5を間
にして操作具36が該パネル5の室内側の外面に配置さ
れる。
【0034】図8において、各マグネット体35は一側
が開口する角箱状のケース37と、ケース37内に極性
が互い違いになる状態で隣接収容した2個の磁石38
と、隣接する磁石38どうしを磁気連結する吸着板39
と、磁石38用の収容室の下方に設けた一対のローラ室
40に収容されて、ケース37に遊転自在に軸支される
一対のローラ41とで構成する。吸着板39は蓋を兼ね
ており、磁石38と共にケース37内に装填し、その前
後縁をケース内の突起に圧嵌係合することにより、ケー
ス37と一体化され、磁石38の脱落を防いでいる。
【0035】ローラ41はケース37と一体に成形され
た上下一対の軸に遊転自在に軸支されており、図6に示
すごとくケース37を蓋枠14の上下に圧嵌装着した状
態において、ローラ41の外周面がケース37の外面よ
り僅かに突出して、ローラ41が他に先行してパネル5
の内側面と接当できるようにしてある。すなわちローラ
41のみをパネル5に接触回転させることにより、ケー
ス37がパネル5に接触することによる摩擦抵抗を避け
て、スクリーン6の開閉を円滑化し、さらに擦過痕がパ
ネル5に付くのを避けるためである。
【0036】図6および図7において操作具36は、プ
ラスチック成形品からなる上下に長いホルダー43と、
ホルダー43の片面上下に圧嵌装着した上下一対のマグ
ネット体35とからなる。このマグネット体35は可動
框8側のそれと同一仕様である。ここでの上下のマグネ
ット体35の上下間隔は、蓋枠14に固定した上下のマ
グネット体35の上下間隔に一致しているが、磁石38
の極性はパネル5を間にして互いに吸引し合うように配
置してある。操作具36側においても上下のローラ41
がパネル5の外面に先当りして、ホルダー43の壁面が
パネル5の表面から浮き離れるようにしてある。
【0037】可動框8と操作具36との各マグネット体
35・35どうしが、パネル5を挟んでこれの内外に正
対する状態では、お互いの磁気吸着作用によって、室内
側に位置する操作具36が自重でずり落ちることなく可
動框8と正対している。この状態で操作具36を手にし
てこれを左右いずれか一方へ変位操作すると、可動框8
は操作具36に同行して同方向へ移動するので、スクリ
ーン6を開閉できる。なお、操作具36はパネル5の外
表面から引き離せるように、各磁石38の磁力が設定し
てある。
【0038】上記の実施例以外に、スクリーン6の両端
に可動框8を設けておき、両可動框8のそれぞれにマグ
ネット体35を設け、かつ操作具36を配置しておけ
ば、スクリーン6を左右いずれの側からでも開閉操作で
きる。また、両パネル5・5間に2組のスクリーン6を
配置し、各スクリーン6を中央から両側端へ向かって両
開き状に開閉操作することができるようにしてもよい。
可動框8と操作具36との対向面に設けるべきマグネッ
ト吸着手段としては、一方にマグネット(磁石)を、他
方に鉄片のみを設けた形式でもよい。
【0039】スクリーン6は上下方向に開閉操作しても
よい。この場合には、図9に示すごとく左右枠2・2
に、これに沿って一対のガイドレール10・10を配置
し、例えばスクリーン6の上端を左右間に架設した固定
枠7に固定し、スクリーン6の下端に可動框8を固定す
る。この場合は、開放途中のスクリーン6が自重で降下
するのを防ぐために、可動框8の左右両端寄りにマグネ
ット体35を配置し、各マグネット体35に対応して左
右一対の操作具36を設ける。さらに操作具36に支持
腕45を一体に設け、支持腕45とサッシ枠3の左右枠
2・2の周面との間に、互いに係合してスクリーン6お
よび可動框8等の重量を支えるストッパー手段46を設
ける。
【0040】図示例のストッパー手段46は、左右枠2
・2に上下間にわたって一定間隔おきに形成した一群の
係合孔47と、この係合孔47に出退係合するピン48
とで構成してある。ピン48は支持腕45側に出退自在
に支持して、ばねで係合孔47と係合する向きに進出付
勢しておくことができる。
【0041】また、本発明は、先のサッシ枠3に後付け
される複層パネルであってもよく、その場合は添付図面
を借て説明すると、スペーサ機能を持つ保持部材で所定
の間隔に保持される内外のパネル5・5と、両パネル5
・5間に左右方向へ開閉操作可能に配置されるスクリー
ン6と、両パネル5・5間に左右方向へ移動自在に設け
られる可動部材(先の可動框8に相当)と、屋外に臨む
窓サッシに適用するときは室内側の一方のパネル5の外
面に左右方向へ移動自在に配置される操作具36とを備
えたものとする。スクリーン6は自己保持性を有する折
り畳み式カーテンが好ましく、その上端を直接にまたは
間接的に両パネル5・5間の上端に左右間にわたって架
設したガイドレールに吊り下げ支持する。可動部材はス
クリーン6の開閉始端側に付設する。この可動部材は、
スクリーン6に対して先の可動框8と同様に上下間にわ
たって枠状に設けられたものでもよいし、スクリーン6
の上下中間部位に付設されていてもよい。
【0042】かかる複層パネルにおいて、可動部材と操
作具36とをパネル5をはさんで対向させ、両者の対向
面に前述のマグネット体35をそれぞれ設ける。その際
に、可動部材と操作具36とには、パネル5の表面に先
当たり状態で接触して転動する前記ローラ41を備えて
いる点が注目されるべきである。これによれば、操作具
36を手にしてこれを左右方向へパネル面に沿って動か
すことにより、内部の可動部材を移動させると、スクリ
ーン6を外部から開閉操作できるものとなる。
【0043】この複層パネルにおいても、前記ローラ4
1は可動部材と操作具36とのいずれか一方に存在すれ
ば足り、他方は別の形式にすることができる。スクリー
ン6は上下方向に開閉操作する形式でもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図3におけるA−A線断面図である。
【図2】全体の正面図である。
【図3】上側のランナーユニットを示す要部の縦断正面
図である。
【図4】図3におけるB−B線断面図である。
【図5】可動框を分解した状態での横断平面図である。
【図6】図2におけるC−C線断面図である。
【図7】操作具の正面図である。
【図8】マグネット体の分解斜視図である。
【図9】本発明の別実施例を示す正面図である。
【符号の説明】 1 上下枠 2 左右枠 5 パネル 6 スクリーン 8 可動框 9 ランナーユニット 10 ガイドレール 13 主枠 14 蓋枠 26 ホルダー 27 ローラ 28 取付部 29 ランナー腕 31 接合部 32 ばね 35 マグネット体 36 操作具 37 ケース 38 磁石 39 吸着板 41 ローラ
フロントページの続き (72)発明者 姜 龍雲 大阪府東大阪市御厨1丁目5番3号 新関 西ベアリング株式会社内 Fターム(参考) 2E014 CB02 CC01 CD07

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サッシ枠3に設けた内外のパネル5・5
    間に、スクリーン6が開閉操作可能に配置してある複層
    パネル付きサッシであって、 サッシ枠3の上下枠1・1または左右枠2・2に、ガイ
    ドレール10・10が平行に配置されており、 スクリーン6の一端側に可動框8が装着されており、 可動框8の両端が、ガイドレール10・10にランナー
    ユニット9・9を介して転動自在に案内支持されてお
    り、 パネル5の外面に、可動框8を外部から操作するための
    操作具36を備えており、 可動框8には、マグネット体35または磁性体が設けて
    あって、操作具36には、可動框8と引き合う磁性体ま
    たはマグネット体35が設けられている複層パネル付き
    サッシ。
  2. 【請求項2】 サッシ枠3に設けた内外のパネル5・5
    間に、スクリーン6が左右方向へ開閉操作可能に配置し
    てある複層パネル付きサッシであって、 スクリーン6の一端側に可動框8が装着されており、 可動框8は、これの上端がサッシ枠3の上枠1に設けた
    ガイドレール10に左右方向へ移動自在に吊持されてお
    り、 パネル5の外面に、可動框8を外部から操作するための
    操作具36を備えており、 可動框8には、マグネット体35または磁性体が設けて
    あって、操作具36には、可動框8と引き合う磁性体ま
    たはマグネット体35が設けられている複層パネル付き
    サッシ。
  3. 【請求項3】 可動框8と操作具36との双方または少
    なくとも一方に、パネル5の表面上を転動するローラ4
    1を備えている請求項1または2記載の複層パネル付き
    サッシ。
  4. 【請求項4】 マグネット体35は、ケース37と、ケ
    ース37内に極性が互い違いになる状態で隣接収容した
    磁石38と、隣接する磁石38どうしを磁気連結する吸
    着板39とを備えている請求項1ないし3のいずれかに
    記載の複層パネル付きサッシ。
  5. 【請求項5】 ランナーユニット9が、ランナー腕29
    および取付部28を備えたホルダー26と、ランナー腕
    29に遊転自在に軸支されたローラ27とからなり、 可動框8は、主枠13と、主枠13に取り付けられる蓋
    枠14とからなり、 主枠13に装着した取付部28に、主枠13の内面壁と
    接当する接合部31が、主枠13の内面壁に対して接離
    変形自在に設けられ、ばね32で該内面壁と圧接する向
    きに変位付勢されている請求項1ないし4のいずれかに
    記載の複層パネル付きサッシ。
  6. 【請求項6】 操作具36が支持腕45を備えており、 支持腕45とサッシ枠3との間に、互いに係合して開放
    途中のスクリーン6および可動框8を位置保持するスト
    ッパー手段46が設けられている請求項1ないし5のい
    ずれかに記載の複層パネル付きサッシ。
  7. 【請求項7】 内外のパネル5・5間に開閉操作可能に
    配置したスクリーン6と、 両パネル5・5間に移動自在に設けた可動部材と、 一方のパネル5の外面に移動自在に配置される操作具3
    6とを備えており、 可動部材には、マグネット体35または磁性体を有し、
    操作具36には、可動部材と引き合う磁性体またはマグ
    ネット体35を有し、 可動部材と操作具36との双方または少なくとも一方
    に、パネル面を転動するローラ41を備えており、 操作具36で可動部材を移動させることにより、可動部
    材を介してスクリーン6を開閉操作できるようにした複
    層パネル。
  8. 【請求項8】 マグネット体35は、極性が互い違いに
    なる状態で隣接収容した磁石38と、隣接する磁石38
    どうしを磁気連結する吸着板39とを備えている請求項
    7記載の複層パネル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3049885U (ja) * 1997-12-16 1998-06-26 株式会社マグナ 磁着具
JP3059297U (ja) * 1997-10-22 1999-07-09 金 陞 呉 断熱遮光ガラス窓装置

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