JP2001146814A - サニタリーユニットの天井構造 - Google Patents

サニタリーユニットの天井構造

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JP2001146814A
JP2001146814A JP32975199A JP32975199A JP2001146814A JP 2001146814 A JP2001146814 A JP 2001146814A JP 32975199 A JP32975199 A JP 32975199A JP 32975199 A JP32975199 A JP 32975199A JP 2001146814 A JP2001146814 A JP 2001146814A
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ceiling
wall panel
panel
groove
upper edge
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JP32975199A
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English (en)
Inventor
Takashi Ogasawara
敬 小笠原
Toshiaki Kondo
敏明 近藤
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Emoto Kogyo KK
Original Assignee
Emoto Kogyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユニットバス等のサニタリーユニットに適用
される天井構造であって、施工性を一層高めることが出
来るサニタリーユニットの天井構造を提供する。 【解決手段】 サニタリーユニットの天井構造は、壁パ
ネル(1)の上縁に天井パネル(2)を掛止して成る。
天井パネル(2)の周縁には、下方に向けて開口され且
つ壁パネル(1)の上縁が相対的に挿入される条溝(2
1)が備えられる。そして、条溝(21)の外側の立ち
下がり片(21b)には、壁パネル(1)の上縁に対し
て立ち下がり片(21b)から引き離す方向の弾性力を
発揮する掛止部材(3)が条溝(21)に沿って複数設
けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サニタリーユニッ
トの天井構造に関するものであり、詳しくは、ユニット
バス等のサニタリーユニットに適用される天井構造であ
って、施工性を一層高めることが出来るサニタリーユニ
ットの天井構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ユニットバス等のサニタリーユニットに
おける天井構造は、簡便に施工するため、四方に敷設さ
れた壁パネルの上に天井パネルを載せることによって構
成される。図4は、従来のサニタリーユニットの天井構
造における天井パネルの固定部分を示す縦断面図であ
る。
【0003】図4に示す天井構造において、天井パネル
(6)の周縁は、断面がU字状の下方に立ち下げられた
立ち下がり部(60)を備え、立ち下がり部(60)の
外側の立ち上げ片の端縁(61)が側方へ鍔状に張出さ
れている。天井パネル(6)は、立ち下がり部(60)
を壁パネル(1)の内側に落し込み且つ張出された端縁
(61)を壁パネル(1)の上端に引掛けた状態で配置
され、そして、立ち下がり部(60)の内側から小孔を
通じて挿入されたネジ(7)によって壁パネル(1)の
上端部に係止される。なお、符号4は、ネジ(7)のバ
ックアップ用および壁パネル(1)上端の補強用に水平
に付設された補強材を示し、符号8は、小孔(62)に
装着された止水用のキャップを示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、サニタリー
ユニットは、既設の建物に設置されることも多く、その
設置においては、より迅速で且つ低コストの施工が要求
される。しかしながら、上記の様な天井構造の施工は、
現地の設置状況に応じて天井パネル(6)の立ち下がり
部(60)に小孔(62)を開口する作業、ならびに、
多数のネジ(7)によって固定する作業により、実際、
極めて手間を要している。
【0005】本発明は、上記の実情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、ユニットバス等のサニタリーユ
ニットに適用される天井構造であって、施工性を一層高
めることが出来るサニタリーユニットの天井構造を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明に係るサニタリーユニットの天井構造は、壁
パネルの上縁に天井パネルを掛止して成るサニタリーユ
ニットの天井構造であって、前記天井パネルの周縁に
は、下方に向けて開口され且つ前記壁パネルの上縁が相
対的に挿入される条溝が備えられ、前記条溝の外側の立
ち下がり片には、挿入された前記壁パネルの上縁に対し
て前記立ち下がり片から引き離す方向の弾性力を発揮す
る掛止部材が前記条溝に沿って複数設けられていること
を特徴とする。
【0007】すなわち、上記の天井構造において、天井
パネルは、その周縁の条溝に壁パネルの上縁を相対的に
挿入することにより、壁パネルの上縁に載せられた状態
に支持される。その際、条溝の外側の立ち下がり片に設
けられた複数の掛止部材は、挿入された壁パネルの上縁
を条溝の内側の立ち上がり片へ向けて押し付ける様に作
用する。従って、上記の天井構造においては、壁パネル
の上縁に天井パネルを載せるだけで固定できる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に係るサニタリーユニット
の天井構造の一実施形態を図面に基づいて説明する。図
1は、本発明に係るサニタリーユニットの天井構造を壁
パネルの一面と平行に破断して示す展開斜視図である。
図2は、掛止部材の一例を示す斜視図であり、図3は、
掛止部材による天井パネルの固定部分を示す縦断面図で
ある。以下、実施形態の説明においては、サニタリーユ
ニットの天井構造を適宜「天井構造」と略記する。
【0009】本発明の天井構造は、図1に示す様に、壁
パネル(1)の上縁に天井パネル(2)を掛止して成る
サニタリーユニットの天井構造である。サニタリーユニ
ットとしては、水の使用を目的とした部屋であって且つ
予め製作された所要の部材によって現場または工場など
で組み立てられる各種ユニットルームが挙げられる。典
型的には、ユニットバス、ユニットサウナ、ユニットト
イレ等が挙げられる。
【0010】壁パネル(1)は、予めパネルとして作製
された所謂パネル材であり、サニタリーユニットの壁を
構成している。斯かる壁パネル(1)は、例えば、FR
P等の樹脂板、ポリエチレンシートの両面にアルミニウ
ムの薄板を積層したサンドイッチ構造の複合板などによ
って形成される。壁パネル(1)の上端部の外周には、
上端部を補強するための補強材(4)が水平に付設され
る。
【0011】天井パネル(2)は、通常、金型成形され
たFRP等の合成樹脂によって構成される。本発明にお
いては、図3に示す様に、壁パネル(1)の上縁に天井
パネル(2)を係合させるため、天井パネル(2)の周
縁には、下方に向けて開口され且つ壁パネル(1)の上
縁が相対的に挿入される条溝(21)が備えられてい
る。
【0012】すなわち、天井パネル(2)の周縁部は、
天井パネル(2)の面板を下方に向けてU字状に折返
し、更にその先端側を逆U字状に折曲げた形状に形成さ
れる。天井パネル(2)における上記のU字状の折返し
部分により、壁パネル(1)の内側に嵌合される立ち下
がり部(20)が構成されており、そして、逆U字状の
折曲げ部分により、上記の条溝(21)が構成されてい
る。
【0013】更に、本発明においては、壁パネル(1)
の上縁に天井パネル(2)を簡単に固定し得る様に、条
溝(21)の外側の立ち下がり片(21b)には、挿入
された壁パネル(1)の上縁に対して立ち下がり片(2
1b)から引き離す方向の弾性力を発揮する掛止部材
(3)が条溝(21)に沿って複数設けられる。掛止部
材(3)としては、弾性体によって壁パネル(1)の上
縁を略水平方向に押え付け且つ天井パネル(2)と壁パ
ネル(1)の上縁を結合し得る限り、種々の構造の掛止
部材を使用できるが、例えば、掛止部材(3)は、施工
性を高め且つ構造をシンプルにするため、図2に示す様
に構成される。
【0014】図2に示す掛止部材(3)は、天井パネル
(2)の条溝(21)における立ち下がり片(21b)
の下端を挟み付ける樋状の挟着部(31)と、挟着部
(31)の一側面の中央部を一対で切込みによって分割
することにより当該一側面から斜めに伸長された板バネ
(32)とから構成される。板バネ(32)は、条溝
(21)の立ち下がり片(21b)に取り付けた状態に
おいて、条溝(21)の立ち下がり片(21b)の下端
側から条溝(21)の内部へ向けて張出す様に設けられ
る。
【0015】掛止部材(3)においては、条溝(21)
に挿入された壁パネル(1)の相対的な抜けを上記の板
バネ(32)によって防止できる。また、条溝(21)
の立ち下がり片(21b)に掛止部材(3)を予め固定
するため、挟着部(31)の両側面の内側には、立ち下
がり片(21b)の表面に食い込む爪(33)が設けら
れる。
【0016】本発明に係る天井構造の施工においては、
先ず、図2に示す様に、予め作製された天井パネル
(2)の条溝(21)の立ち下がり片(21b)の下端
に上記の掛止部材(3)を取り付ける。掛止部材(3)
は、天井パネル(2)の外周の長さ、すなわち、壁パネ
ル(1)の上縁の長さに応じて、天井パネル(2)の条
溝(21)に沿って所定ピッチで配置する。
【0017】掛止部材(3)は、挟着部(31)に対し
て条溝(21)の立ち下がり片(21b)の下端を相対
的に押し込むことにより立ち下がり片(21b)に取り
付けることが出来る。その際、掛止部材(3)の挟着部
(31)が立ち下がり片(21b)の下端縁を挟み付け
ると共に、挟着部(31)内面の爪(33)が立ち下が
り片(21b)の表面に食い込むため、掛止部材(3)
は、一旦、取り付けられた後は立ち下がり片(21b)
から脱落することがない。
【0018】次いで、図1に示す様に、予め施工した壁
パネル(1)の上端に天井パネル(2)を載せ、図3に
示す様に、天井パネル(2)の周縁側の立ち下がり部
(20)を壁パネル(1)の内側に落し込むことによ
り、天井パネル(2)の条溝(21)と壁パネル(1)
の上縁とを係合させる。すなわち、天井パネル(2)
は、補強材(4)と伴に壁パネル(1)の上縁を条溝
(21)に相対的に挿入されることにより、壁パネル
(1)の上に載せられた状態に支持される。
【0019】その際、条溝(21)の外側の立ち下がり
片(21b)に設けられた複数の掛止部材(3)は、挿
入された壁パネル(1)の上縁を条溝(21)の内側の
立ち上がり片(21a)へ向けて押し付ける様に作用
し、壁パネル(1)を天井パネル(2)側に係止する。
従って、上記の天井構造においては、従来の様な穴開け
作業やネジ止め作業を行うことなく、壁パネル(1)の
上縁に載せるだけで天井パネル(2)を固定でき、施工
性を一層高めることが出来る。
【0020】また、掛止部材(3)が図2に示す様な構
造を備えている場合、掛止部材(3)の板バネ(32)
は、条溝(21)の内部に向けて斜めに伸長されおり、
板バネ(32)の先端が壁パネル(1)の上縁、すなわ
ち、補強材(4)に引っ掛かり、壁パネル(1)が相対
的に条溝(21)から抜けるのを規制する。従って、天
井パネル(2)は、一旦、壁パネル(1)に固定された
後は容易に外れることがない。なお、天井パネル(2)
の立ち上がり片(21a)と壁パネル(1)との間の目
地は、従来と同様のシール材(5)を挿入することによ
り封止できる。
【0021】
【発明の効果】本発明に係るサニタリーユニットの天井
構造によれば、特定の掛止部材が壁パネルを天井パネル
側に係止するため、従来の様な穴開け作業やネジ止め作
業を行うことなく、壁パネルの上縁に載せるだけで天井
パネルを固定でき、施工性を一層高めることが出来る。
また、掛止部材が板バネを有する特有の構造を備えてい
る場合には、板バネの先端が壁パネルの上縁に引っ掛か
り、壁パネルが相対的に条溝から抜けるのを規制するた
め、一旦、壁パネルに固定された天井パネルは容易に外
れることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るサニタリーユニットの天井構造を
壁パネルの一面と平行に破断して示す展開斜視図
【図2】掛止部材の一例を示す斜視図
【図3】掛止部材による天井パネルの固定部分を示す縦
断面図
【図4】従来のサニタリーユニットの天井構造における
天井パネルの固定部分を示す縦断面図
【符号の説明】 1 :壁パネル 2 :天井パネル 20 :立ち下がり部 21 :条溝 21b:条溝の外側の立ち下がり片 3 :掛止部材 31 :挟着部 32 :板バネ 33 :爪 4 :補強材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁パネル(1)の上縁に天井パネル
    (2)を掛止して成るサニタリーユニットの天井構造で
    あって、天井パネル(2)の周縁には、下方に向けて開
    口され且つ壁パネル(1)の上縁が相対的に挿入される
    条溝(21)が備えられ、条溝(21)の外側の立ち下
    がり片(21b)には、挿入された壁パネル(1)の上
    縁に対して立ち下がり片(21b)から引き離す方向の
    弾性力を発揮する掛止部材(3)が条溝(21)に沿っ
    て複数設けられていることを特徴とするサニタリーユニ
    ットの天井構造。
  2. 【請求項2】 掛止部材(3)は、天井パネル(2)に
    おける条溝(21)の立ち下がり片(21b)を挟み付
    ける樋状の挟着部(31)と、条溝(21)の立ち下が
    り片(21b)の下端側から条溝(21)の内部へ向け
    て張出す板バネ(32)とから構成されている請求項1
    に記載のサニタリーユニットの天井構造。
JP32975199A 1999-11-19 1999-11-19 サニタリーユニットの天井構造 Pending JP2001146814A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5388160B2 (ja) * 2005-12-02 2014-01-15 ホワイトハウス株式会社 仮設ルーム
WO2022203106A1 (ko) * 2021-03-23 2022-09-29 옴니시스템 주식회사 음압 컨테이너

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