JP2001146573A - コーティング膜の形成方法 - Google Patents

コーティング膜の形成方法

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JP2001146573A
JP2001146573A JP33076899A JP33076899A JP2001146573A JP 2001146573 A JP2001146573 A JP 2001146573A JP 33076899 A JP33076899 A JP 33076899A JP 33076899 A JP33076899 A JP 33076899A JP 2001146573 A JP2001146573 A JP 2001146573A
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coating film
coating
film
coating composition
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JP33076899A
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English (en)
Inventor
Takeyuki Yamaki
健之 山木
Toru Tatebayashi
徹 館林
Hiroshi Tamaru
博 田丸
Keiji Shibata
圭史 柴田
Hikari Tsujimoto
光 辻本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製膜当初から親水性を発揮すると共に、耐水
性に優れ、温水に曝すなどの過酷な条件下に置かれて
も、充分な耐摩耗性を発揮するコーティング膜の形成方
法を提供する。 【解決手段】 下記(A)、(B)、(C)成分を含有
し、この(A)成分と(C)成分の重合物からなるシリ
コーンレジンに対し、(B)成分の重量比(B/A+
C)が固形分換算で、0.1〜3.0の範囲であるコー
ティング組成物を、基材に塗装し、焼成温度を250〜
350℃の範囲で硬化し、膜を形成する。(A)成分
は、一般式Si(OR)で表される4官能アルコキシシ
ラン又はその部分加水分解物、(B)成分は、無機フィ
ラー、(C)成分は、一般式R1 (CH 3 m Si(O
2 )で表される3官能または2官能アルコキシシラン
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリコ−ンレジン
及び無機フィラーを含有するコーティング組成物を基材
に塗装し、製膜当初から親水性を有するコーティング膜
を形成するコーティング膜の形成方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、親水性を有するコーティング
膜を形成するコーティング組成物として、シリコーンレ
ジンに光半導体を含有したものが知られている(WO9
6/29375号公報)。光半導体を有するコーティン
グ膜の表面に紫外線が照射されると、上記コーティング
膜は、光半導体の光触媒作用で水をはじく有機物等を分
解し、除去することにより、コーティング膜の表面に対
する水の接触角を低下し、水に濡れ易くなるという親水
性が向上する効果を得るものである。この親水性が向上
する効果から、上記コーティング膜は、屋外の部材にお
いては、ガラスや鏡等が水滴で曇りにくい防曇効果や、
付着した汚れが雨水によって流れる防汚効果が期待され
ている。
【0003】一方、シリコーンレジンと無機フィラーを
含有したコーティング組成物が知られている。上記シリ
コーンレジンには、1〜4官能のものがあるが、1〜3
官能のシリコーンレジンを用いると、得られるコーティ
ング膜の防汚性、表面硬度および耐摩耗性の機能は低下
するため、表面が汚れたり、表面を磨いたりする際に傷
が付いたりし易いので、塗膜の形成には傷を付けない等
の注意が必要であった。なかでも、基材としてガラス基
材を用いる場合、ガラスの表面の一部でも傷が付くと、
商品の価値が半減してしまう恐れがある。そのため、コ
ーティング膜の表面硬度および耐摩耗性の向上が望まれ
ている。そこで、コーティング膜の表面硬度および耐摩
耗性の向上を目的として、本発明者は、先に、シリコー
ンレジンを主成分とする無機塗料中にフィラーを含有し
てなる塗料において、シリコーンレジンの90重量%以
上を4官能シリコーンレジンからなるものを提案してい
る(特願平10−292537号等)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記光半導体を有する
コーティング膜は、紫外線が照射されてから光触媒作用
が発揮されるまでにある程度の時間がかかるため、製膜
後、光触媒作用の効果が発揮されるまでの時間は親水性
が得られない。また、紫外線の当たらない屋内等ではな
かなか親水性にならないため、使用しにくかった。
【0005】一方、4官能シリコーンレジンのみや90
重量%以上を4官能シリコーンレジンとした無機塗料で
塗布したコーティング膜は、過酷な条件下、例えば、温
水に長時間曝す等の耐水性試験では、表面硬度が必ずし
も十分とはいえず、コーティング膜の強度が低下する恐
れがある。
【0006】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、製膜当初から親水性を発
揮すると共に、耐水性に優れ、温水に曝すなどの過酷な
条件下に置かれても、充分な耐摩耗性を発揮するコーテ
ィング膜の形成方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のコーティ
ング膜の形成方法は、下記(A)、(B)、(C)成分
を含有し、この(A)成分と(C)成分の重合物からな
るシリコーンレジンに対し、(B)成分の重量比(B/
A+C)が固形分換算で、0.1〜3.0の範囲である
コーティング組成物を、基材に塗装し、焼成温度を25
0〜350℃の範囲で硬化し、膜を形成するコーティン
グ膜の形成方法。 (A)成分:一般式Si(OR)4 (1) (式中Rは同一又は異種の1価の炭化水素基を示す)で
表される4官能アルコキシシラン又はその部分加水分解
物、 (B)成分:無機フィラー、 (C)成分:一般式R1 (CH3 m Si(OR2 3-m (2) (式中R1 はCH2 OCHCH2 O(CH2 3 、R2
は同一又は異種の炭素数1〜8のアルキル基を示し、m
は0又は1を示す)で表される3官能または2官能アル
コキシシラン。
【0008】本発明者は、先に、4官能のシリコーンレ
ジンに、反応型の特定の構造式を有するアルコキシシラ
ンを配合すると、耐水性と耐摩耗性が維持されることを
見出し、提案を行った(特願平11−236823
号)。さらに、本発明者は、上記目的を達成するために
鋭意研究を重ねた結果、4官能アルコキシシラン又はそ
の部分加水分解物と特定の割合で無機フィラーを配合し
た組成物に、上記アルコキシシランのうち、特定の構造
式を有するアルコキシシランを併用し、且つ、特定の温
度範囲で焼成すると、製膜当初から親水性を発揮しする
と共に、耐水性、耐摩耗性が維持されることを見出し、
本発明を完成するに至ったものである。
【0009】これにより、(C)成分は反応型のOR基
を有しているので、(A)成分と反応して塗膜中に固定
化されることになるため、耐水性の機能が付加される。
(A)成分、及び(B)成分は、表面硬度及び耐摩耗性
を発揮すると共に、(C)成分が特定のR1 を有し、焼
成温度が上記範囲であると、製膜当初から親水性を発揮
すると共に、耐水性を付与するものである。
【0010】なお、本発明でいう、水の接触角が良好と
は、膜の表面に0.2ccの蒸留水を滴下した後に、拡
大カメラで観察し、接触角が30度以下のものをいう。
【0011】請求項2記載のコーティング膜の形成方法
は、請求項1記載のコーティング膜の形成において、上
記(B)成分である無機フィラーがシリカであることを
特徴とする。上記によって、コーティング組成物の上記
4官能アルコキシシランの部分加水分解生成物への分散
性を良好とするものである。
【0012】請求項3記載のコーティング膜の形成方法
は、請求項1記載のコーティング膜の形成において、上
記(B)成分である無機フィラーが光半導体であること
を特徴とする。これにより、コーティング膜に光触媒作
用が付与されるため、紫外線が照射される環境下におい
て、製膜からある程度の時間が経過すると光触媒作用に
よる親水性が発揮されるので、長期間にわたり親水性を
発揮するコーティング膜を形成することができるもので
ある。
【0013】請求項4記載のコーティング膜の形成方法
は、請求項1乃至請求項3いずれか記載のコーティング
膜の形成において、上記(C)成分が、固形分換算で、
(A)成分と(B)成分と(C)成分の合計量100重
量部に対し、1〜50重量部の範囲であることを特徴と
する。上記(C)成分の範囲が1〜50重量部である
と、形成したコーティング膜の耐水性、特に温水に長時
間曝す等過酷な条件下での耐水性が優れ、また、形成し
たコーティング膜の硬度が優れるものである。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の形成方法で用いられるコ
ーティング組成物は、(A)成分として、上記一般式
(1)で表される4官能アルコキシシラン又はその部分
加水分解物を必須の構成材料とする。上記(A)成分
は、バインダー樹脂および造膜成分として用いられるも
のである。
【0015】上記4官能アルコキシシランは、上記一般
式(1)で表される。この一般式(1)中のRは、同一
又は異種の1価の炭化水素基を示し、なかでも、入手の
容易さ、塗料の調製しやすさ等の点から、炭素数1〜8
の1価の炭化水素基が適する。この1価の炭化水素基と
しては、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブ
チル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチ
ル基等のアルキル基が挙げられる。上記アルキル基のう
ち、炭素数3以上のものについては、n−プロピル基、
n−ブチル基のように直鎖状のものであってもよいし、
イソプロピル基、イソブチル基、t−ブチル基等のよう
に分岐を有するものであってもよい。
【0016】上記4官能アルコキシシランの具体例とし
ては、例えば、テトラメトキシシラン、テトラエトキシ
シラン、テトラn−プロポキシシラン、テトライソプロ
ポキシシラン、テトラ−t−ブトキシシラン等のテトラ
アルコキシシランが挙げられる。
【0017】上記4官能アルコキシシランは、1種のみ
を用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。(A)
成分は、4官能アルコキシシランのポリマーでも、4官
能アルコキシシランに硬化剤としての水及び酸性触媒を
添加して、部分加水分解を行わせたものでもよい。
【0018】上記4官能アルコキシシランの部分加水分
解をする際に用いられる水の量は、特に限定はされな
い。また、上記4官能アルコキシシランの部分加水分解
する際に用いられる酸性触媒は、特に限定はされない
が、例えば、酢酸、クロロ酢酸、クエン酸、安息香酸、
ジメチルマロン酸、蟻酸、プロピオン酸、グルタール
酸、グリコール酸、マレイン酸、マロン酸、トルエンス
ルホン酸、シュウ酸などの有機酸、塩酸、硝酸、ハロゲ
ン化シラン等の無機酸、酸性コロイダルシリカ、酸性チ
タンゾル等の酸性ゾル状フィラー等が挙げられ、これら
を1種又は2種以上使用することができる。また、上記
部分加水分解する際、必要に応じて、例えば、40〜1
00℃に加温してもよい。また、上記部分加水分解する
際、溶媒で希釈を行なってもよい。この溶媒としては、
例えば、メタノール、エタノール、イソプロパノール、
n−ブタノール、イソブタノール等の低級脂肪族アルコ
ール類、エチレングリコール、エチレングリコールモノ
ブチルエーテル等のエチレングリコール誘導体等の親水
性有機溶媒が挙げられ、また、これら親水性有機溶媒と
併用して、トルエン、キシレン、ヘキサン、ヘプタン酢
酸エチル、酢酸ブチル、メチルエチルケトン、メチルイ
ソブチルケトン、メチルエチルケトオキシム等が使用で
きる。上記4官能アルコキシシランの部分加水分解する
場合、部分加水分解生成物は、ポリスチレン換算重量平
均分子量(Mw)で500〜3000の範囲に調製する
ことが好ましい。上記重量平均分子量が500未満の場
合は、コーティング膜が十分な耐摩耗性を保つことが難
しく、また、上記重量平均分子量が3000を超える場
合は、ゲル化し易く、コーティング組成物の貯蔵安定性
が低下する恐れがある。
【0019】上記コーティング組成物は、(B)成分と
して、無機フィラーを必須の構成材料とする。上記無機
フィラーとしては、例えば、シリカ、光半導体が挙げら
れる。シリカは、耐溶剤性、耐酸性等が良好であり、上
記4官能アルコキシシランの部分加水分解生成物への分
散性の点から、特に好ましい。フィラーは、1種のみを
用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
【0020】上記シリカは、粉体でも、コロイダルシリ
カでもよく、このコロイダルシリカは、水分散性あるい
はアルコール等の非水系の有機溶媒分散性のものでもよ
い。コロイダルシリカは、固形分が20〜50重量%で
あり、この値からシリカ量を決定できる。また、水分散
性コロイダルシリカを使用する場合、水を上記加水分解
の水成分として利用できる。また、有機溶媒分散性のシ
リカゾルにおいて、この有機溶媒の種類は、メタノー
ル、エタノール、イソプロパノール、n−ブタノール、
イソブタノール等の低級脂肪族アルコール類;エチレン
グリコール、エチレングリコールモノブチルエーテル、
酢酸エチレングリコールモノエチルエーテル等のエチレ
ングリコール誘導体;ジエチレングリコール、ジエチレ
ングリコールモノブチルエーテル等のジエチレングリコ
ールの誘導体;およびアセトンアルコール等を挙げるこ
とができ、これらからなる1種もしくは2種以上のもの
を使用することができる。また、上記有機溶媒と併用し
て、トルエン、キシレン、酢酸エチル、酢酸ブチル、メ
チルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、メチルエ
チルケトオキシム等も用いることができる。
【0021】上記光半導体は、塗膜に光触媒性能を付与
するために用いられる。上記光半導体を含有すると、紫
外線が照射される環境下において、製膜からある程度の
時間が経過すると形成されたコーティング膜に光触媒作
用による親水性が付与されるので、長期間にわたり親水
性を発揮することができるので好ましい。光半導体とし
ては、例えば、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化錫、酸化ジ
ルコニウム等の金属酸化物、チタン酸ストロンチウム等
が挙げられる。なかでも、酸化チタンが、光触媒性能、
入手の容易性の点で好ましく、結晶性がアナターゼ型酸
化チタンは、光触媒性能が高く短時間で発現する点で好
ましい。光半導体は、1種のみでも、2種以上を併合し
て用いてもよい。
【0022】上記光半導体は、励起波長(例えば400
nm)の光(紫外線)が照射されると、活性酸素を発生
することは(光触媒性)公知である。活性酸素は、有機
物を酸化、分解させることができるため、その特性を利
用して、塗装品に付着したカーボン系汚れ成分を分解す
る自己清浄効果、アミン化合物やアルデヒド化合物に代
表される悪臭成分を分解する消臭効果、大腸菌や黄色ブ
ドウ球菌に代表される菌成分の発生を防ぐ抗菌効果、防
カビ効果等を得ることができる。また、光半導体を含む
コーティング膜に紫外線が当たると、光半導体がその光
触媒作用で水を水酸化ラジカル化し、この水酸化ラジカ
ルが、コーティング膜に付着した、水をはじく有機物等
の汚れを分解除去することにより、水に対するコーティ
ング膜の親水性(濡れ性)がさらに向上する。このた
め、光半導体を含むコーティング膜は、屋外の部材にお
いては、ガラスや鏡等が水滴で曇りにくい防曇効果や、
付着した汚れが雨水によって流れる防汚効果を長期間維
持する効果がある。
【0023】本発明のコーティング材組成物に使用可能
なフィラーは、粉末、微粒子粉末、溶液分散ゾル粒子
ら、コーティング材組成物中に分散可能なものであれ
ば、いかなる形態のものでも構わない。なかでも、フィ
ラーがゾル状、特にpH7以下のゾル状であれば、硬化
がより短時間で進み、使用する上で利便性に優れる。
【0024】フィラーをコーティング材組成物中に分散
させるための分散媒としては、フィラーを均一に分散さ
せることのできるものであれば特に限定されず、水系、
非水系のいずれの溶媒を用いることができる。
【0025】フィラーの分散媒として使用可能な水系溶
剤としては、例えば、水の単独の他、メタノール、エタ
ノール、イソプロパノール、n−ブタノール、イソブタ
ノール等の低級脂肪族アルコール類、エチレングリコー
ル、エチレングリコールモノブチルエーテル等のエチレ
ングリコール誘導体など各種親水性有機溶媒、これらの
混合溶剤が用いられる。上記フィラーを分散媒中に分散
させる方法としては、例えば、ホモジナイザ、ディスパ
ー、ペイントシェイカー、ビーズミル等を用いることが
できる。
【0026】上記フィラーとしては、形成したコーティ
ング膜の透明性を確保すると共に、過酷な摩擦条件下に
置かれても、充分な耐摩耗性を発揮し、コーティング膜
表面の傷付きや摩耗による表面からのフィラーの欠落が
発生しにくいコーティング膜を得るために、平均1次粒
子径10〜50nmのものが好ましい。
【0027】上記コーティング組成物は、(B)成分の
配合量が、上記(A)成分と下記に示す(C)成分の重
合物からなるシリコーンレジンに対し、(B)成分の重
量比(B/A+C)が固形分換算で、0.1〜3.0の
範囲である。(B)成分の重量比(B/A+C)が、
0.1未満であると、コーティング膜の耐摩耗性等が十
分に発揮されず、また、上記(B)成分の重量比が、
3.0を超えると、コーティング膜にクラックが生じや
すく、膜が形成できない恐れがある。
【0028】上記コーティング組成物は、(C)成分と
して、上記一般式(2)で表される3官能または2官能
アルコキシシランを必須の構成材料とする。一般式
(2)中のR2 は、(1)中のRと同じであっても、異
なっていてもよく、炭素数1〜8のアルキル基である。
また、mは0又は1を示し、m=0は3官能アルコキシ
シランであり、m=1は2官能アルコキシシランであ
る。一般式(2)中のR1 はCH2 OCHCH2 O(C
2 3である。
【0029】上記R1 が、CH2 OCHCH2 O(CH
2 3のものとしては、例えば、下記構造式(3)で表
されるγ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、
下記構造式(4)で表されるγ−グリシドキシプロピル
メチルジメトキシシラン等が挙げられる。
【0030】
【化1】
【0031】
【化2】
【0032】上記(C)成分は、固形分換算で、(A)
成分と(B)成分と(C)成分の合計量100重量部に
対し、1〜50重量部の範囲が好ましい。上記(C)成
分の範囲が1重量部未満であると、耐水性、特に温水に
長時間曝す等過酷な条件下での耐水性が低下する恐れが
あり、また、上記(C)成分の範囲が50重量部を超え
ると、コーティング膜の硬度が低下する恐れがある。
【0033】上記コーティング組成物は、(C)成分を
含有し、後述する温度の範囲で焼成すると、形成された
コーティング膜は、製膜初期から、水の接触角が低下し
て、表面が水に濡れ易くなるという親水性を発現するも
のである。
【0034】また、上記コーティング組成物は、必要に
応じて硬化触媒を含有してもよく、この硬化触媒として
は、製膜時間を短縮する点から、酸性触媒が好ましい。
上記酸性触媒としては、例えば、酢酸、クロロ酢酸、ク
エン酸、安息香酸、ジメチルマロン酸、蟻酸、プロピオ
ン酸、グルタール酸、グリコール酸、マレイン酸、マロ
ン酸、トルエンスルホン酸、シュウ酸などの有機酸、塩
酸、硝酸、ハロゲン化シラン等の無機酸、酸性コロイダ
ルシリカ、酸性チタンゾル等の酸性ゾル状フィラー等が
挙げられ、これらを1種又は2種以上使用することがで
きる。
【0035】本発明のコーティング膜の形成方法は、上
記コーティング組成物を、基材に塗装し、焼成温度を2
50〜350℃の範囲で硬化し、膜を形成する。
【0036】上記基材は、無機、有機を問わず、各種基
材を用いることができ、特に限定されないが、上記コー
ティング材組成物から形成されるコーティング膜の透明
性を生かす点から、透明性の基材が好ましい。透明性の
基材としては、例えば、ガラス基材等が挙げられる。ガ
ラス基材の使用は、上記コーティング膜に高い表面硬
度、耐磨耗性、表面の傷つきにくさ等を有効に生かすこ
とができるため、好ましい。ガラス基材としては、例え
ば、ナトルウムガラス、パイレックスガラス、石英ガラ
ス、無アルカリガラス等が挙げられる。
【0037】また、ガラス基材は、これらのガラスのプ
レート、その成形体、またはそれらを一部に備えた構成
体であってもよい。上記ガラス基材は、反射層を備えた
ミラ−でもよい。このミラ−の場合、上記コーティング
材組成物から形成される塗膜は、上記反射層とは反対側
に形成される。ミラーに上記塗膜を形成すると、塗膜の
高い表面硬度、耐磨耗性、表面の傷つきにくさが発揮さ
れ、有効である。
【0038】上記コーティング組成物を基材に塗装する
方法は、例えば、刷毛塗り、スプレーコ−ト、浸漬(デ
ィピング、ディピコートともいう)、ロールコート、フ
ローコート、カーテンコート、ナイフコート、スピンコ
ート、バーコート等の各種塗装方法を選択できる。
【0039】上記コーティング膜の形成方法は、塗装し
たコーティング組成物を、250〜350℃の温度範囲
で焼成するものである。上記コーティング組成物を、上
記温度範囲で焼成することによって、形成されたコーテ
ィング膜は、製膜の初期から、水の接触角が低下して、
表面が水に濡れ易くなるという親水性を発現するもので
ある。なかでも、上記焼成温度は、300℃程度が最適
である。
【0040】
【実施例】本発明の効果を確認するために、評価用の塗
装品を作製し、評価試験を行った。実施例及び比較例
中、特に断りらない限り、部は重量部を表し、%は重量
%を表す。また、4官能アルコキシシランの部分加水分
解生成物の分子量は、GPS(ゲルパーミエーションク
ロマトグラフィー)により、測定機種として東ソー
(株)のHLC8020を用いて、標準ポリスチレン検
量線を作成し、その換算値として測定した。シリカのフ
ィラーの一次粒子径はTEM(透過型電子顕微鏡)で測
定した。
【0041】以下で、各例のコーティング材組成物を調
製し、その後、これらコーティング材組成物を用いて塗
布し、コーティング膜を形成し、その性能を評価した。
【0042】(実施例1)テトラエトキシシラン208
部をメタノール356部で希釈し、さらに水18部およ
び0.1N塩酸18部を混合し、ディスパーを用いて攪
拌した。得られた液を60℃恒温槽中で2時間加熱し
て、重量平均分子量(Mw)を950に調製することに
より、4官能アルコキシシランの部分加水分解生成物で
ある(A)成分を得た。
【0043】次に、この(A)成分に、(C)成分とし
てγ−グリシドキシプロピルトリメトキシシランを8
4.7部(縮合化合物換算で固形分の重量比率A/Cが
1)、(B)成分として粒径10〜20nmのシリカメ
タノールゾル(商品名:MA−ST、日産化学工業株式
会社製)をフィラー/全シリコーンレジン(縮合化合物
換算)の重量比が固形分換算で0.8の割合で配合し、
40℃で1時間重合反応させた後に、全固形分が5%と
なるようメタノールで希釈し、コーティング組成物を得
た。
【0044】このコーティング組成物をガラス基材の表
面にスピンコーター塗装機で塗装した後に250℃で3
0分焼成して、コーティング膜を形成し、評価用の塗装
品を得た。なお、このコーティング膜の厚みは、0.2
〜0.3μmであった。
【0045】(実施例2)実施例1において、(B)成
分として粒径20〜30nmのシリカゾル(商品名:M
A−ST−M、日産化学工業株式会社製)をフィラー/
全シリコーンレジン(縮合化合物換算)の重量比が固形
分換算で0.8の割合で配合した以外は実施例1と同様
にして、コーティング組成物を得た。
【0046】このコーティング組成物をガラス基材の表
面にスピンコーター塗装機で塗装した後に300℃で3
0分焼成して、コーティング膜を形成し、評価用の塗装
品を得た。なお、このコーティング膜の厚みは、0.2
〜0.3μmであった。
【0047】(実施例3)実施例1において、(C)成
分としてγ−グリシドキシプロピルメチルジメトキシシ
ランを80.3部(縮合化合物換算で固形分の重量比率
A/Cが1)を配合した以外は、実施例1と同様にし
て、コーティング組成物を得た。このコーティング組成
物を用い実施例1と同様にして、コーティング膜を形成
し、評価用の塗装品を得た。
【0048】(実施例4)実施例1において、(B)成
分として光半導体である酸化チタン水ゾル(固形分25
%、平均一次粒子径20nm)をフィラー/全シリコー
ンレジン(縮合化合物換算)の重量比が固形分換算で
0.8の割合で配合した以外は、実施例1と同様にし
て、コーティング組成物を得た。このコーティング組成
物を用い実施例1と同様にして、コーティング膜を形成
し、評価用の塗装品を得た。
【0049】(実施例5)実施例1において、(C)成
分としてγ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン
を16.94部(縮合化合物換算で固形分の重量比率A
/Cが5)を配合した以外は、実施例1と同様にして、
コーティング組成物を得た。このコーティング組成物を
用い実施例1と同様にして、コーティング膜を形成し、
評価用の塗装品を得た。
【0050】(実施例6)実施例1において、(C)成
分としてγ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン
を847部(縮合化合物換算で固形分の重量比率A/C
が0.1)を配合した以外は、実施例1と同様にして、
コーティング組成物を得た。このコーティング組成物を
用い実施例1と同様にして、コーティング膜を形成し、
評価用の塗装品を得た。
【0051】(実施例7)実施例1において、(B)成
分として粒径10〜20nmのシリカメタノールゾル
(商品名:MA−ST、日産化学工業株式会社製)をフ
ィラー/全シリコーンレジン(縮合化合物換算)の重量
比が固形分換算で0.1の割合で配合した以外は実施例
1と同様にして、コーティング組成物を得た。このコー
ティング組成物を用い実施例1と同様にして、コーティ
ング膜を形成し、評価用の塗装品を得た。
【0052】(実施例8)実施例1において、(B)成
分として粒径10〜20nmのシリカメタノールゾル
(商品名:MA−ST、日産化学工業株式会社製)をフ
ィラー/全シリコーンレジン(縮合化合物換算)の重量
比が固形分換算で3.0の割合で配合した以外は実施例
1と同様にして、コーティング組成物を得た。このコー
ティング組成物を用い実施例1と同様にして、コーティ
ング膜を形成し、評価用の塗装品を得た。
【0053】(実施例9)実施例1と同様にして、コー
ティング組成物を得た。このコーティング組成物を30
0℃で30分焼成した以外は、実施例1と同様にして、
コーティング膜を形成し、評価用の塗装品を得た。
【0054】(実施例10)実施例1と同様にして、コ
ーティング組成物を得た。このコーティング組成物を3
50℃で30分焼成した以外は、実施例1と同様にし
て、コーティング膜を形成し、評価用の塗装品を得た。
【0055】(実施例11)実施例1において、(C)
成分としてγ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラ
ンを8.47部(縮合化合物換算で固形分の重量比率A
/Cが10)を配合した以外は、実施例1と同様にし
て、コーティング組成物を得た。このコーティング組成
物を用い実施例1と同様にして、コーティング膜を形成
し、評価用の塗装品を得た。
【0056】(比較例1)実施例1と同様にして、コー
ティング組成物を得た。このコーティング組成物を20
0℃で30分焼成した以外は、実施例1と同様にして、
コーティング膜を形成し、評価用の塗装品を得た。
【0057】(比較例2)実施例1と同様にして、コー
ティング組成物を得た。このコーティング組成物を40
0℃で30分焼成した以外は、実施例1と同様にして、
コーティング膜を形成し、評価用の塗装品を得た。
【0058】(比較例3)実施例1において、(C)成
分に代わり、アルコキシシランに下記構造式(5)で表
されるγ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン
を83.1部(縮合化合物換算で固形分の重量比率A/
Cが1)配合した以外は実施例1と同様にして、コーテ
ィング組成物を得た。このコーティング組成物を用い実
施例1と同様にして、コーティング膜を形成し、評価用
の塗装品を得た。
【0059】
【化3】
【0060】(比較例4)(C)成分を含まないコーテ
ィング組成物を作製した。実施例1と同様にして、
(A)成分を得た。次に、この(A)成分に、(B)成
分として粒径10〜20nmのシリカメタノールゾル
(商品名:MA−ST、日産化学工業株式会社製)をフ
ィラー/全シリコーンレジン(縮合化合物換算)の重量
比が固形分換算で0.8の割合で配合し、40℃で1時
間重合反応させた後に、全固形分が5%となるようメタ
ノールで希釈し、コーティング組成物を得た。このコー
ティング組成物を用い実施例1と同様にして、コーティ
ング膜を形成し、評価用の塗装品を得た。
【0061】(比較例5)実施例1において、(B)成
分として粒径10〜20nmのシリカメタノールゾル
(商品名:MA−ST、日産化学工業株式会社製)をフ
ィラー/全シリコーンレジン(縮合化合物換算)の重量
比が固形分換算で0.05の割合で配合した以外は実施
例1と同様にして、コーティング組成物を得た。このコ
ーティング組成物を用い実施例1と同様にして、コーテ
ィング膜を形成し、評価用の塗装品を得た。
【0062】(比較例6)実施例1において、(B)成
分として粒径10〜20nmのシリカメタノールゾル
(商品名:MA−ST、日産化学工業株式会社製)をフ
ィラー/全シリコーンレジン(縮合化合物換算)の重量
比が固形分換算で5.0の割合で配合した以外は実施例
1と同様にして、コーティング組成物を得た。このコー
ティング組成物をガラス基材の表面にスピンコーター塗
装機で塗装した後に250℃で30分焼成したが、膜は
クラックが多く、形成できなかった。
【0063】(塗膜の性能評価) (温水試験)60℃のイオン交換水(0.2μs/cm
以下)中に10時間浸漬した後、自然乾燥のため1時間
放置する。その後、綿布で塗膜表面を4〜5回擦り、塗
膜表面を光学顕微鏡で観察した。表面に傷等ないものは
○、傷が1cm2 当たり数本のものは△、傷が多発し剥
離したものは×で評価した。
【0064】(耐磨耗性)トラバース式磨耗試験機を用
い、キャンバス布を塗装品の塗膜面に接触させ、500
回往復摺動(荷重50g/cm2 または100g/cm
2 、ストローク60mm)させることにより、磨耗試験
を行った。この磨耗試験後に、塗膜の表面の傷の発生度
合いを光学顕微鏡で観察した。表面に傷等ないものは
○、傷が1cm2 当たり数本のものは△、傷が多発し剥
離したものは×で評価した。
【0065】(製膜初期の水の接触角)製膜直後に、膜
の表面に0.2ccの蒸留水を滴下した後に、拡大カメ
ラで観察することにより行った。
【0066】
【表1】
【0067】(結果)評価結果を表1に示す。実施例は
いずれも製膜初期から水の接触角が20度以下と良好で
あった。また、実施例はいずれも、耐温水性、耐摩耗性
が比較例に比べ良好あった。実施例1、実施例9、実施
例10、比較例1、比較例2を比べると、焼成温度が2
50〜350℃の実施例はいずれも製膜初期から水の接
触角が良好であるのに対し、比較例は水の接触角が大き
かった。また、(C)成分以外のアルコキシシランを用
いた比較例3は、製膜初期の水の接触角が大きかった。
また、比較例6は、膜にクラックが発生し他の特性は測
定できなかった。
【0068】
【発明の効果】請求項1〜4記載のコーティング膜の形
成方法は、製膜当初から親水性を発揮すると共に、耐水
性に優れ、温水に曝すなどの過酷な条件下に置かれて
も、充分な耐摩耗性を発揮するコーティング膜を得るこ
とができる。
【0069】請求項3記載のコーティング膜の形成方法
は、特に、紫外線が照射される環境下において、製膜か
らある程度の時間が経過すると光触媒作用による親水性
が発揮されるので、長期間にわたり親水性を発揮するコ
ーティング膜を形成することができる。
フロントページの続き (72)発明者 田丸 博 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 柴田 圭史 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 辻本 光 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 4J038 DL021 DL031 HA216 HA446 KA04 KA08 KA12 KA20 NA04 NA05 NA06 NA11 NA18 PA19 PC03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記(A)、(B)、(C)成分を含有
    し、この(A)成分と(C)成分の重合物からなるシリ
    コーンレジンに対し、(B)成分の重量比(B/A+
    C)が固形分換算で、0.1〜3.0の範囲であるコー
    ティング組成物を、基材に塗装し、焼成温度を250〜
    350℃の範囲で硬化し、膜を形成するコーティング膜
    の形成方法。 (A)成分:一般式Si(OR)4 (1) (式中Rは同一又は異種の1価の炭化水素基を示す)で
    表される4官能アルコキシシラン又はその部分加水分解
    物、 (B)成分:無機フィラー、 (C)成分:一般式R1 (CH3 m Si(OR2 3-m (2) (式中R1 はCH2 OCHCH2 O(CH2 3 、R2
    は同一又は異種の炭素数1〜8のアルキル基を示し、m
    は0又は1を示す)で表される3官能または2官能アル
    コキシシラン。
  2. 【請求項2】 上記(B)成分である無機フィラーがシ
    リカであることを特徴とする請求項1記載のコーティン
    グ膜の形成方法。
  3. 【請求項3】 上記(B)成分である無機フィラーが光
    半導体であることを特徴とする請求項1記載のコーティ
    ング膜の形成方法。
  4. 【請求項4】 上記(C)成分が、固形分換算で、
    (A)成分と(B)成分と(C)成分の合計量100重
    量部に対し、1〜50重量部の範囲であることを特徴と
    する請求項1乃至請求項3いずれか記載のコーティング
    膜の形成方法。
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