JP2001146455A - 水硬性組成物 - Google Patents
水硬性組成物Info
- Publication number
- JP2001146455A JP2001146455A JP32349599A JP32349599A JP2001146455A JP 2001146455 A JP2001146455 A JP 2001146455A JP 32349599 A JP32349599 A JP 32349599A JP 32349599 A JP32349599 A JP 32349599A JP 2001146455 A JP2001146455 A JP 2001146455A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cement
- weight
- mol
- hydraulic composition
- sewage sludge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B28/00—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
- C04B28/02—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates
- C04B28/021—Ash cements, e.g. fly ash cements ; Cements based on incineration residues, e.g. alkali-activated slags from waste incineration ; Kiln dust cements
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B40/00—Processes, in general, for influencing or modifying the properties of mortars, concrete or artificial stone compositions, e.g. their setting or hardening ability
- C04B40/0028—Aspects relating to the mixing step of the mortar preparation
- C04B40/0039—Premixtures of ingredients
- C04B40/0042—Powdery mixtures
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B7/00—Hydraulic cements
- C04B7/24—Cements from oil shales, residues or waste other than slag
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B2103/00—Function or property of ingredients for mortars, concrete or artificial stone
- C04B2103/40—Surface-active agents, dispersants
- C04B2103/408—Dispersants
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P40/00—Technologies relating to the processing of minerals
- Y02P40/10—Production of cement, e.g. improving or optimising the production methods; Cement grinding
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
製造されたセメント系組成物に対し、水添加後も、十分
な作業性を確保できる流動性を保持させることができ、
且つ速硬性を損なうことなく安定な強度発現性を有する
堅牢な硬化体が得られ、しかもこのような特性を付与す
る為の混和成分が水添加前の任意時点でも予め配合可能
とした水硬性組成物を提供する。 【解決手段】 ポリアルキレングリコール鎖を有するポ
リカルボン酸系高分子化合物を主成分とする液に、還元
性無機化合物及び還元性有機化合物を添加し、次いで乾
燥粉末化することにより得られる粉末状セメント分散剤
と、都市ゴミ焼却灰、下水汚泥焼却灰の一種以上を原料
として製造されたセメントを含有する水硬性組成物。
Description
下水汚泥焼却灰等の廃棄物を原料として製造されたセメ
ントを主成分とする早期強度発現性に富むプレミックス
タイプの水硬性組成物に関する。
等の廃棄物の処理は、これを直接又はこれを焼却減容化
した焼却灰を埋め立て処分してきたが、昨今の処分場の
枯渇により、埋立廃棄によることなくこれを再資源化
し、有効利用する試みが行われている。再資源化に対す
る有望な方策として、都市ゴミや下水汚泥等の焼却灰
を、セメントなどの水硬性材料の原料にすることが知ら
れている。該水硬性材料は速硬性と良好な早期強度発現
性を有する為、このような性状を必要とされる多くの用
途に活用できる可能性がある。
却灰を原料として製造されたセメントは、その主成分と
して、C11A7CaCl2、C3Aといった水和活性の高
い化合物を含むため、水添加混練後に急激な流動性の低
下を生じることがあり、成形時間や施工時間が極めて短
時間に制限され、作業性に支障をきたす。一方で、反応
性の高い急硬性セメントの流動性低下を抑制するため
に、従来、クエン酸等の主にオキシカルボン酸系の有機
遅延剤が使用されてきた。都市ゴミや下水汚泥等の焼却
灰を原料として製造されたセメントにこの遅延剤を用い
るとセメント中のカルシウムイオンとキレート化合物を
優先的に形成し、該キレート化合物はセメント粒子に対
する強固な保護膜となるため水和反応が著しく抑制され
ることになり、速硬性や強度発現性の低下、とりわけ早
期強度の低下が顕著になる。また、ナフタリンスルホン
酸塩ホルマリン縮合物やメラミンスルホン酸塩ホルマリ
ン縮合物等を主成分とする公知の粉末状セメント用分散
剤の使用は、該分散剤は減水性及び流動性保持効果が比
較的低いので、高い流動性を保持するには、粉末状セメ
ント分散剤や有機系遅延剤の添加量を増したり、水セメ
ント比を高くしたりする必要があり、この場合凝結が必
要以上に遅延し速硬性が損なわれることがあり、また得
られた硬化体の強度低下や収縮によるひび割れが生じ易
い。また、スルホン酸塩系ホルマリン縮合物を主成分と
するセメント用分散剤ではホルマリンが有害物質である
ため、その取り扱いや使用が必然的に制約せざるを得な
かった。
ポリカルボン酸系高分子化合物を主成分とするセメント
分散剤がコンクリート用減水剤として用いられるように
なってきた。しかし、このセメント分散剤は水溶液とし
て製造されるため、既調合の急硬性セメント組成物に予
め配合しておくことは不可能であった。
剤を使用し、長時間の保管・搬送にも適するものとし、
作業上の制約を大幅に軽減させた、いわゆるプレミック
スタイプのセメント組成物を得るために、ポリカルボン
酸系高分子化合物を主成分とする分散剤を粉末化するこ
とも試みられている。しかし、既知の粉末化技術(特公
平7−14829号)で水への溶解度が高い粉末状分散
剤を得ようとすると、粉末製造過程中に不溶性のゲルが
生成し、粉末化が不十分となったり、分散作用を始め、
多くの性状が不安定になり易かった 。また、噴霧乾燥
装置を用いた粉末化方法(特許第266961号)も知
られているが、多量の無機粉体を併用せねばならず、分
散剤中のポリカルボン酸系高分子化合物量が低下した
り、無機粉体に吸着され、水溶液状態で使用した場合よ
りも分散性能が低下することがあり、実用的な粉末状の
ポリカルボン酸系高分子化合物を主成分とする分散剤を
得ることは甚だ困難であった。
は、都市ゴミや下水汚泥等の焼却灰を原料として製造さ
れたセメント系組成物に対し、水添加後も、十分な作業
性を確保できる流動性を保持させることができ、且つ速
硬性を損なうことなく安定な強度発現性を有する堅牢な
硬化体が得られ、しかもこのような特性を付与する為の
混和成分を水添加前の任意時点でも予め配合可能とする
ことにより作業性の大幅な改善を図ることができる水硬
性組成物を提供することにある。
の解決のため種々検討した結果、ポリアルキレングリコ
ール鎖を有するポリカルボン酸系高分子化合物含有液
に、還元性無機化合物と還元性有機化合物を添加して乾
燥粉末化すれば、効率良く流動性付与作用に富む粉末状
セメント分散剤が得られ、これを都市ゴミ焼却灰、下水
汚泥焼却灰の一種以上を原料として製造されたセメント
に配合したものは、必要な時点で水添加でき、また必要
十分な流動性を確保することができ、速硬性も損なわ
ず、硬化時の収縮も低減されて強度発現性が良好な硬化
体が得られるという知見を得、本発明を完成するに至っ
た。
ル鎖を有するポリカルボン酸系高分子化合物を主成分と
する液に、還元性無機化合物及び還元性有機化合物を添
加し、次いで乾燥粉末化することにより得られる粉末状
セメント分散剤と、都市ゴミ焼却灰、下水汚泥焼却灰の
一種以上を原料として製造されたセメントを含有するこ
とを特徴とする水硬性組成物である。
泥焼却灰の一種以上を原料として製造されたセメント
が、C11A7CaCl2、C11A7CaF2、C3Aの一種
以上を10〜40重量部およびC2S、C3Sの一種以上
とを含む焼成物と石膏を含有するものであることを特徴
とする前記の水硬性組成物である。
焼却灰、下水汚泥焼却灰の一種以上を原料として製造さ
れたセメントを必須成分とする。該セメントは、通常、
11CaO・7Al2O3・CaCl2(以下、C11A7C
aCl2と略す。)、11CaO・7Al2O3・CaF2
(以下、C11A7CaF2と略す。)及び3CaO・Al
2O3(以下、C3Aと略す。)から選ばれる1種又は2
種以上10〜40重量%と2CaO・SiO2(以下、
C2Sと略す。)及び/又は3CaO・SiO2(以下、
C3Sと略す。)とを含む焼成物並びに石膏を含有する
ものである。
ら主に由来するので、C11A7CaCl2、C11A7Ca
F2、C3A等のアルミニウム化合物の含有量が10重量
%未満のものは、焼却灰の使用量が少ないため、廃棄物
の有効利用及び再資源化の観点から好ましくない。ま
た、40重量%を超えるものは水和の進行によって過大
に膨張する場合があるので好ましくない。尚、ここで使
用する原料は、貝殻や下水汚泥に生石灰を混合した下水
汚泥乾粉、その他の一般廃棄物や産業廃棄物、更には普
通のセメント原料である石灰石、粘土、珪石、アルミ
灰、ボーキサイト、鉄等と混合して成分調整した原料で
あってもよい。斯かる原料を1200〜1500℃で焼
成して得たクリンカーを粉砕後、この粉砕物に石膏を添
加することにより本発明の水硬性組成物を構成するセメ
ントを製造することができる。石膏は無水石膏、二水石
膏、半水石膏の何れも使用でき、強度発現性からクリン
カー粉砕物100重量部に対し1〜30重量部添加する
ことが好ましい。
末状セメント分散剤は、ポリアルキレングリコール鎖を
有するポリカルボン酸系高分子化合物を主成分とする液
に還元性無機化合物及び還元性有機化合物を添加し、乾
燥粉末化することにより得られる。用いられるポリアル
キレングリコール鎖を有するポリカルボン酸系高分子化
合物としては、特に限定されず、例えば(D1)ポリア
ルキレングリコール鎖を有する(メタ)アクリル酸系共
重合体及び(D2)ポリアルキレングリコール鎖を有す
るマレイン酸系共重合体(但し、(D2)の場合、多価
金属塩を除く)等が挙げられ、これらは1種でも2種以
上を混合して用いても良い。
OM(式中、Mは水素原子、アルカリ金属、アルカリ土
類金属、アンモニウムまたは有機アミンを示す)及びポ
リアルキレングリコール鎖を有する(メタ)アクリル酸
系共重合体が好ましいものとして挙げられる。また(D
2)としては、ポリアルキレングリコールアルケニルエ
ーテル−無水マレイン酸共重合体(但し、多価金属塩を
除く)等が好ましいものとして挙げられる。
体の基−COOM中のMは、水素原子;ナトリウム、カ
リウム等のアルカリ金属;カルシウム、マグネシウム等
のアルカリ土類金属;アンモニウム又は有機アミンが好
ましい。
キレングリコール鎖としては、−O(CH2CH
(Ra)O)b−で示されるものが好ましい。ここでRa
は水素原子又はメチル基を示し、bは2〜200である
が、5〜109が好ましく、特に20〜109、さらに
30〜109が好ましい。
合体の好ましいものとしては、全構成単位中に、下記式
(1)で示される構成単位を40〜80モル%、下記式
(2)で示される構成単位を2〜25モル%、下記式
(3)で示される構成単位を3〜20モル%及び下記式
(4)で示される構成単位を1〜45モル%の割合で有
する数平均分子量2000〜50000の(メタ)アク
リル酸系共重合体が挙げられる。
異なって水素原子又はメチル基を示し、R3及びR6は炭
素数1〜3のアルキル基を示し、M1は水素原子、アル
カリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム又は有機ア
ミンを示し、Xは−SO3M2又は−O−Ph−SO3M2
(ここで、M2は水素原子、アルカリ金属、アルカリ土
類金属、アンモニウムまたは有機アミンを示し、Phは
フェニレン基を示す)を示し、nは2〜200の整数を
示す〕
及びR5は、メチル基が好ましい。またR3及びR6とし
ては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロ
ピル基が挙げられ、特にメチル基が好ましい。また、M
1としては、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグ
ネシウム、アルカノールアミン等が好ましく、特に水へ
高溶解性であることからナトリウムが好ましい。また、
基X中のM2は、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金
属原子、カルシウム、マグネシウム等のアルカリ土類金
属、アンモニウム及びエタノールアミン等のアルカノー
ルアミン等の有機アミンが挙げられる。これらのうちX
としては−SO3Naが好ましい。また、(4)式中の
nは2〜200であるが、5〜109が好ましく、特に
20〜109、さらに30〜109が好ましい。構成単
位(1)は40〜80モル%であることが好ましく、特
に45〜75モル%であることが好ましい。構成単位
(2)は2〜25モル%であることが好ましく、特に5
〜20モル%であることが好ましい。構成単位(3)は
3〜20モル%であることが好ましく、特に5〜15モ
ル%であることが好ましい。構成単位(4)は1〜45
モル%であることが好ましく、特に3〜40モル%であ
ることが好ましい。尚、構成単位のモル%は、(1)〜
(4)の全構成単位を100モル%とした場合のそれぞ
れの構成単位のモル%を表す。
合体の好ましいものとしては、全構成単位中に、下記式
(5)で示される構成単位を40〜70モル%、下記式
(6)で示される構成単位を5〜30モル%、下記式
(7)で示される構成単位を1〜20モル%、下記式
(8)で示される構成単位を1〜30モル%、下記式
(9)で示される構成単位を1〜30モル%の割合で有
する数平均分子量2000〜50000の(メタ)アク
リル酸系共重合体が挙げられる。
R14は同一又は異なって水素原子又はメチル基を示し、
R9、R12及びR15は炭素数1〜3のアルキル基を示
し、M3は水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金
属、アンモニウム又は有機アミンを示し、Yは−SO3
M4又は−O−Ph−SO3M4(ここで、M4は水素原
子、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム又
は有機アミンを示し、Phはフェニレン基を示す。)を
示し、mは2〜200の整数を示し、pは2〜109の
整数を示す。〕
R10、R11、R13及びR14はメチル基が好ましい。ま
た、R9、R12及びR15としては、メチル基、エチル
基、n−プロピル基、i−プロピル基が挙げられ、特に
メチル基が好ましい。また、M3及びM4としては、ナト
リウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、アルカ
ノールアミン等が好ましく、特にナトリウムが好まし
い。また基Yとしては−SO3Naが好ましい。(8)
式中のmは2〜200であるが、5〜109が好まし
く、特に20〜109が好ましく、さらに30〜109
が好ましい。また、(9)式中のpは2〜109である
が、5〜50が好ましい。構成単位(5)は40〜70
モル%であることが好ましく、特に45〜65モル%で
あることが好ましい。構成単位(6)は5〜30モル%
であることが好ましく、特に8〜23モル%であること
が好ましい。構成単位(7)は1〜20モル%であるこ
とが好ましく、特に5〜25モル%であることが好まし
い。構成単位(8)は1〜30モル%であることが好ま
しく、特に5〜25モル%であることが好ましい。ま
た、構成単位(9)は1〜30モル%であることが好ま
しく、特に3〜25モル%であることが好ましい。尚、
構成単位のモル%は、(5)〜(9)の全構成単位を1
00モル%とした場合のそれぞれの構成単位のモル%を
表す。
系共重合体としては、数平均分子量2000〜5000
0(GPC法、ポリエチレングリコール換算)のものが
好ましく、3500〜30000のものがより好まし
い。
有するマレイン酸系共重合体としては、メチルポリエチ
レングリコールビニルエーテル−無水マレイン酸共重合
体、ポリエチレングリコールアリルエーテル−無水マレ
イン酸共重合体、メチルポリエチレングリコールアリル
エーテル−無水マレイン酸共重合体、メタクリル酸メチ
ルポリエチレングリコール−マレイン酸共重合体等が挙
げられる。当該共重合体(E2)の好ましい数平均分子
量(GPC法、ポリエチレングリコール換算)は、30
00〜200000、特に3000〜80000が好ま
しい。
硝酸塩、チオ硫酸塩等が挙げられる。これらの塩として
はアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩が好ましい。当
該還元性無機化合物の添加により乾燥工程の混練攪拌時
のゲル化が防止できる理由は明確ではないが、当該還元
性無機化合物がポリカルボン酸系共重合体含有液中に残
存するラジカル反応開始剤を失活させるためと考えられ
る。従って、還元性無機化合物の添加量は、混合物中に
残存するラジカル反応開始剤の種類や残存量に応じて決
定すればよく、通常は高分子化合物合成に用いたラジカ
ル反応開始剤の固型分の量(モル%値)以下で残存ラジ
カル反応開始剤の酸化力を失活できる量以上とするのが
望ましい。
系化合物、特にアルカノールアミン類が好ましい。具体
的にはトリエタノールアミン、ジエタノールアミン、モ
ノエタノールアミン、イソプロパノールアミン、N,N
−ジエチルエタノールアミン等のアルカノールアミン、
sec−ブチルアミン等のアルキルアミン、エチレンジ
アミン等のジアミン類等が挙げられる。当該還元性有機
化合物の添加により、混練攪拌時の負荷が大きく低減さ
れ、乾燥粉末時に排出されるCOD値が低下(200m
g/L以下)する。
それぞれの添加量は、前記ポリカルボン酸系高分子化合
物の固型分含有量の0.01〜2.5重量%、特に0.
5〜1.5重量%が好ましい。尚、このような還元性有
機化合物の添加により、乾燥粉末化工程に於ける混合攪
拌機の負荷が低減され、また乾燥時に留去される水のC
OD値が低下する理由は、これが解砕助剤として作用す
ると共に、アミン効果によって室温付近の低温下で重合
反応が進行し、未反応モノマーが消費されるためと推測
される。
その吸湿性やブロッキング性等の改善、計量誤差低減の
ために乾燥後、上記必須成分の他、さらにポリアルキレ
ングリコール、炭素数8〜22の脂肪酸またはその塩、
無機粉体を配合することができる。
量1000〜20000のポリプロピレングリコールが
好ましいものとして挙げられ、特にポリエチレングリコ
ールが好ましく、更に平均分子量が2000〜4000
のものが最も良い。
塩は、飽和でも不飽和でも良く、また直鎖又は分岐の何
れを有するものであっても良い。その例としては、カプ
リル酸、ペラルゴン酸、ウンデシル酸、ラウリン酸、ト
リデシル酸、ミリスチン酸、ペンタデシル酸、パルミチ
ン酸、ヘプタデシル酸、ステアリン酸、ノナデカン酸、
アラキン酸、ベヘン酸、ウンデシレン酸、オレイン酸、
エライジン酸、セトレイン酸、エルカ酸、ブラシジン酸
及びそれらの塩を挙げることができる。上記脂肪酸の塩
としては、ナトリウム、カリウム、バリウム、カルシウ
ム、亜鉛、アルミニウム、マグネシウム等の金属塩が好
ましい。その中でもステアリン酸又はその塩が好まし
く、特にステアリン酸カルシウムが良い。これらのポリ
アルキレングリコール及び炭素数8〜22の脂肪酸又は
その塩の配合量は、前記ポリアルキレングリコール鎖を
有するポリカルボン酸系高分子化合物の固型分含有量の
0.2〜30重量%、特に0.5〜20重量%が好まし
い。
や珪酸カルシウム等の無機塩類の粉末やカオリナイト、
ベントナイト等の粘土鉱物粉末、又は高炉スラグやフラ
イアッシュなどの微粉末が使用できる。このような無機
粉体は、ポリカルボン酸系高分子化合物の固型含有量に
対し、最大3倍程度まで使用しても良い。
分とする液には、水又は有機溶媒の溶液または分散液が
含まれていても良い。
を主成分とする液は、通常酸性液となっているので、還
元性無機化合物及び還元性有機化合物を添加後、水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウムなどの
アルカリ金属又はアルカリ土類金属の水溶液を加えて、
pH7〜9に調整するのが好ましい。pH未調整では加
温乾燥処理時に混合物中の高分子化合物が加水分解し易
くなったり、乾燥時に留去される水分のCOD値が高く
なる。尚、ポリカルボン酸系高分子化合物を主成分とす
る液が、当初よりpH7〜9であれば、pH調整する必
要はない。
は熱伝導型の乾燥装置であれば特に限定されないが、処
理物が5〜40%の溶液の場合は前者の乾燥装置である
スプレードライヤー、フラッシュジェットドライヤーな
どが適している。処理物が40%を超える高濃度溶液や
粘弾性の高いものの場合は、後者の混練攪拌乾燥機、バ
ンド型連続真空乾燥機等の乾燥機を用いるのが良い。し
かしながら、ポリアルキレングリコール鎖を有するポリ
カルボン酸系高分子化合物は、濃縮過程で粘性を帯びる
ことがあるので粉末化の効率等の点から、混練攪拌を行
うことにより乾燥粉末化する手段が特に好ましい。混練
・攪拌の温度は、40〜120℃程度が好ましく、より
好ましくは60〜110℃程度とする。混練・攪拌は大
気中でも行うことができるが、変質防止の観点から減圧
又は窒素やアルゴンなどの不活性ガス雰囲気で行うこと
が望ましい。また、硬度が30°以上になるまで濃縮し
た後に、0.5kg/m3/rpm以上の馬力で混練攪
拌しながら、乾燥粉末化するのが好ましい。このような
乾燥粉末操作を行うことにより、粉末状の分散剤を得る
ことができる。尚、乾燥後の粉末は小塊状に凝集してい
る場合もあるが、この塊状物は脆弱であるため僅かな解
砕力で容易に単粒子化できる。
任意の粉砕・分級方法により平均粒径5〜2000μ
m、より好ましくは10〜500μmに調整することが
望ましい。しかし、製造された粉末状分散剤は熱に比較
的弱いため蓄熱性が低い粉砕機が好ましく、具体的には
ピン型ミルが好ましい。また、粒度調整用にスクリーン
と一体型の粉砕機もあるが、未粉砕物が滞留すると粉砕
熱が増大するので粉砕と分級を別々に行う方が好まし
い。
を、前記の都市ゴミ焼却灰、下水汚泥焼却灰の一種以上
を原料として製造されたセメント100重量部に対し、
0.005〜5重量部、好ましくは0.01〜3重量
部、より好ましくは0.05〜2重量部を配合すること
により本発明の水硬性組成物を得ることができる。粉末
状セメント分散剤の添加量が0.005重量部未満では
添加効果が殆ど見られず、また5重量部を超える添加量
では凝結遅延や強度低下を起こすことがあるので何れも
好ましくない。
状セメント分散剤と都市ゴミ焼却灰、下水汚泥焼却灰の
一種以上を原料として製造されたセメント以外に、骨材
を含むことができる。骨材としては、川砂、海砂、陸
砂、砕砂、珪砂等を使用することができ、乾燥した骨材
であることが望ましい。また、フライアッシュ、高炉ス
ラグ、炭酸カルシウム、シリカフューム等を上記の砂と
併用することもできる。水硬性組成物を既調合モルタル
組成物として供給する場合には、配合する骨材の粒度は
5mm以下で、FMが1.5〜3.0程度のものが好ま
しい。モルタル組成物にする場合の骨材使用量はセメン
ト100重量部に対して30〜300重量部、好ましく
は60〜150重量部とする。骨材使用量が30重量部
未満では収縮量が増大し、300重量部を超えると強度
及び流動性の低下を招くことがあるので好ましくない。
また、本発明の水硬性組成物は、性状に支障を生じるよ
うな成分でない限り、この他の増量材や公知混和剤を適
宜含むことができる。
詰めの形態で搬送、提供され、使用する時にミキサー等
の混練機で水と混練したものを打設する。尚、ここでの
水の添加量は、セメント100重量部に対して、概ね3
0〜100重量部とする。
明するが、本発明はこの実施例に限定されるものではな
い。尚、使用した材料(1)〜(6)並びにその製法等
は以下の通りである。
3重量%、石灰石粉54.5重量%、アルミ灰1.3重
量%、粘土0.9重量%を配合した混合物を、ロータリ
ーキルンを用いて1350〜1450℃で焼成し、得ら
れたクリンカーを縦型ミルでブレーン比表面積が400
0cm2/gになるよう粉砕した。クリンカーの鉱物組
成を表2で表す。クリンカー粉砕物100重量部に対し
て無水石膏を12重量部添加してブレーン比表面積が4
700cm2/gのセメント(A)を製造した。
7重量%、石灰石粉68.6重量%、アルミ灰1.5重
量%、粘土0.2重量%を配合した混合物を、ロータリ
ーキルンを用いて1350〜1450℃で焼成し、得ら
れたクリンカーを縦型ミルでブレーン比表面積が400
0cm2/gになるよう粉砕した。クリンカーの鉱物組
成を表4で表す。クリンカー粉砕物100重量部に対し
て無水石膏を6重量部と半水石膏6重量部を添加してブ
レーン比表面積が4700cm2/gのセメント(B)
を製造した。
酸ナトリウム7モル%、メチルアクリレート8モル%並
びにメトキシポリ(n=40)エチレングリコールメタ
クリルレート31モル%を重合させてなる分子量118
00の高分子化合物を主成分とする固型分濃度45重量
%の溶液800gに、pH調整のために10重量%の濃
度の水酸化ナトリウム水溶液75.2gを加えて常温で
約3分間攪拌し、次いで亜硫酸ソーダ及びトリエタノー
ルアミンを固型分濃度に対して0.5〜2重量部添加し
3分間攪拌した。これを処理容積が1リットルのニーダ
ー型混練攪拌機に入れて温度90℃、30torrの減
圧下で混練しながら濃縮・乾燥を行った。得られた粉粒
体を粉砕機で粉砕し、分級して粒径50〜500の粉末
状セメント分散剤(C)を製造した。尚、該分散剤の含
水率は1.8重量%であった。
酸ナトリウム7モル%、メチルアクリレート8モル%、
メトキシポリ(n=40)エチレングリコールメタクリ
ルレート16モル%並びにメトキシポリ(n=23)エ
チレングリコールメタクリルレート15モル%を重合さ
せてなる分子量10900の高分子化合物を主成分とす
る固型分濃度45重量%の溶液800gに、pH調整の
ために10重量%の濃度の水酸化ナトリウム水溶液7
5.2gを加えて常温で約3分間攪拌し、次いで亜硫酸
ソーダ及びトリエタノールアミンを固型分濃度に対して
0.5〜2重量部添加し3分間攪拌した。これを処理容
積が1リットルのニーダー型混練攪拌機に入れて温度9
0℃、30torrの減圧下で混練しながら濃縮・乾燥
を行った。得られた粉粒体を粉砕機で粉砕し、分級して
粒径50〜500の粉末状セメント分散剤(D)を製造
した。尚、該分散剤の含水率は2.1重量%であった。
る市販品。
た配合物(本実施例としてNo.1〜4、また比較例と
してNo.5〜8)100重量部に対し、水21重量部
をそれぞれ加え、ホバートミキサーで約3分間混練し
た。この混練物の混練直後〜6分経過時点でのスラリー
フロー値、並びに凝結時間をJIS R 5201に準
じた方法で測定した。更に材齢7日及び28日の硬化体
の圧縮強度をJIS R5201に準じた方法で測定し
た。結果を表6に表す。
性に著しく優れ、使用に際しては現場等で水を加えるだ
けでも良く、水添加後も実用上必要な流動性を確保する
ことができる反面、硬化時の凝結遅延は起こさず、優れ
た早期強度発現性を示す。また、廃棄物を原料とした成
分を比較的大量に含むことができるため、資源再循環や
環境負荷低減の見知からも十分貢献しうる水硬性組成物
である。
Claims (2)
- 【請求項1】 ポリアルキレングリコール鎖を有するポ
リカルボン酸系高分子化合物を主成分とする液に、還元
性無機化合物及び還元性有機化合物を添加し、次いで乾
燥粉末化することにより得られる粉末状セメント分散剤
と、都市ゴミ焼却灰、下水汚泥焼却灰の一種以上を原料
として製造されたセメントを含有することを特徴とする
水硬性組成物。 - 【請求項2】 都市ゴミ焼却灰、下水汚泥焼却灰の一種
以上を原料として製造されたセメントが、C11A7Ca
Cl2、C11A7CaF2、C3Aの一種以上を10〜40
重量部およびC2S、C3Sの一種以上とを含む焼成物と
石膏を含有するものであることを特徴とする請求項1記
載の水硬性組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32349599A JP2001146455A (ja) | 1999-11-15 | 1999-11-15 | 水硬性組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32349599A JP2001146455A (ja) | 1999-11-15 | 1999-11-15 | 水硬性組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001146455A true JP2001146455A (ja) | 2001-05-29 |
Family
ID=18155335
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32349599A Pending JP2001146455A (ja) | 1999-11-15 | 1999-11-15 | 水硬性組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001146455A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004051398A (ja) * | 2002-07-17 | 2004-02-19 | Mitsubishi Materials Corp | 高強度ドライモルタル及びその製造方法 |
CN110204293A (zh) * | 2019-05-30 | 2019-09-06 | 唐家凯 | 一种用于固化金属废渣的固化剂及固化方法 |
CN110451823A (zh) * | 2019-07-26 | 2019-11-15 | 拓南(上海)环保材料有限公司 | 利用电石渣和尾矿渣制备硅酸盐水泥的工艺及硅酸盐水泥 |
-
1999
- 1999-11-15 JP JP32349599A patent/JP2001146455A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004051398A (ja) * | 2002-07-17 | 2004-02-19 | Mitsubishi Materials Corp | 高強度ドライモルタル及びその製造方法 |
CN110204293A (zh) * | 2019-05-30 | 2019-09-06 | 唐家凯 | 一种用于固化金属废渣的固化剂及固化方法 |
CN110451823A (zh) * | 2019-07-26 | 2019-11-15 | 拓南(上海)环保材料有限公司 | 利用电石渣和尾矿渣制备硅酸盐水泥的工艺及硅酸盐水泥 |
CN110451823B (zh) * | 2019-07-26 | 2022-02-18 | 三明微晶新材料科技有限公司 | 利用电石渣和尾矿渣制备硅酸盐水泥的工艺及硅酸盐水泥 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4579772B2 (ja) | セメント混和材及び超速硬セメント | |
US6437027B1 (en) | Process for producing dispersant for powdery hydraulic composition | |
US20130213272A1 (en) | Robust Air-Detraining for Cement Milling | |
JP2004002155A (ja) | セメント混和材 | |
US20100093895A1 (en) | Process for producing polymers having amide and ester groups in the solid state | |
JP2010285290A (ja) | 高炉セメント組成物を用いたコンクリート組成物 | |
JP5308304B2 (ja) | 吹付け材料およびそれを用いた吹付け工法 | |
US20240018046A1 (en) | Early strength slag-based cementitious binder | |
JP2002047051A (ja) | セルフレベリング性組成物 | |
JP4319751B2 (ja) | 速硬型グラウト組成物 | |
JP2000034159A (ja) | 超速硬セメント組成物 | |
JP2001146455A (ja) | 水硬性組成物 | |
JP4319752B2 (ja) | セメント系グラウト組成物 | |
JP4336002B2 (ja) | セメント混和材 | |
JPH1179816A (ja) | グラウト用のセメント混和材及びセメント組成物 | |
JP2002104855A (ja) | アルミナセメント用混和材及びこれを用いた水硬性組成物 | |
JP2001064072A (ja) | セメント組成物 | |
JP2001213671A (ja) | 不定形耐火物用粉末分散剤及びこれを用いた不定形耐火物 | |
JP4456680B2 (ja) | 水硬性セメント組成物 | |
JP4295392B2 (ja) | 粉末状水硬性組成物用分散剤およびその製造法並びにこれを用いた粉粒状水硬性組成物 | |
KR20090070263A (ko) | 환경 친화형 토양 고화제 | |
JP4709359B2 (ja) | 水硬性組成物 | |
JP4159236B2 (ja) | 透水性コンクリート製品及び車道用舗装 | |
JP2001328854A (ja) | 湿式吹付工法吹付材用粉末状分散剤及びその製造方法並びにこれを含む湿式吹付工法用セメント系吹付材 | |
JP2001097758A (ja) | 速硬型セルフレベリング性組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040608 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040726 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040810 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Effective date: 20040830 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 4 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080910 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080910 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090910 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090910 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 6 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100910 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 6 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100910 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110910 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120910 Year of fee payment: 8 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |