JP2001146164A - 車両の空調換気装置 - Google Patents

車両の空調換気装置

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JP2001146164A
JP2001146164A JP32931499A JP32931499A JP2001146164A JP 2001146164 A JP2001146164 A JP 2001146164A JP 32931499 A JP32931499 A JP 32931499A JP 32931499 A JP32931499 A JP 32931499A JP 2001146164 A JP2001146164 A JP 2001146164A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単なダクト構成で、隣接する個室の吹出風量
に影響を与えることなく、個室毎の吹出風量の調整を可
能とする。 【解決手段】空調風を、メインダクト1から、各個室S
に対応して分岐された分岐ダクト14R,14Lを通じ
て、各個室Sに配風する。前記分岐ダクト14R,14
Lは、基端部がメインダクトに連通され先端部が通路R
4に開放される幹ダクトを有し、この幹ダクトの途中に
空調風取り込み部を設ける。この空調風取り込み部にて
一部の空調風を取り込み、残部の空調風を通路に放出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、2階建ての寝台
特急電車等の車両において、複数個の個室と通路とに空
調風を配風する空気換気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数個の個室と通路とを有する2
階建ての寝台特急電車等の車両の空気換気装置として
は、例えば特公平7−98482号公報に記載されるよ
うに、空調機ユニットで温調された空調風を、メインダ
クトから、分岐ダクトを経由して各個室に配風するもの
は知られているが、そのような装置においては、各個室
での空調を優先するため、通路についての空調には全く
考慮されていないのが現状である。
【0003】そこで、発明者は、そのような車両の空調
換気装置として、例えば図9〜図15に示すように、個
室に対して空調風を配風するだけでなく、通路に対して
も空調風を配風するものを考えた。
【0004】すなわち、車両100の両車端にそれぞれ
1台ずつ計2台の空調機ユニット101A,101Bを
配置し、それぞれに車両100の前位寄りの部分と後位
寄りの部分との空調を負担させる。空調機ユニット10
1A,101Bで温調された空調風CAを、各個室S,
S・Tと各通路Rとに配風するメインダクト102は、
前側の空調機ユニット101Aに連通する1本の前側ダ
クト部分102Aから、階上通路用中央ダクト部分10
2B,階上右側個室用中央ダクト部分102C,階上左
側個室用中央ダクト部分102D及び階下通路用中央ダ
クト部分102E,階下右側個室用中央ダクト部分10
2F,階下左側個室用中央ダクト部分102Gの計6本
の中央ダクト部分に分岐し、さらにこれらの中央ダクト
部分102B〜102Gが集合して、後寄りの部分の空
調ユニット101Bに接続される1本の後側ダクト部分
102Hとなるように構成する。
【0005】前側ダクト部分102Aから、1階の個室
(シングルルームSとシングル・ツインルームS・Tの
計4室)に対応して分岐ダクト103R,103L,1
04R,104Lが分岐され、分岐ダクト103R,1
03L,104R,104Lを通じて個室S又はS・T
に配風される。なお、前記通路Rには、前側ダクト部分
102が上側に位置するので、前側ダクト部分102A
から直接に配風されている。
【0006】また、2階建て構造の部分では、階上にお
いては、階上右側個室用中央ダクト部分102C及び階
上左側個室用中央ダクト部分102Dから、各分岐ダク
ト105R,105Lが分岐され、階上の各個室Sに空
調風が配風されるようになっている。階下においても、
同様に、階下右側個室用中央ダクト部分102F及び階
下左側個室用中央ダクト部分102Gから、各分岐ダク
ト106R,106Lが分岐され、階下の各個室Sに空
調風が配風されるようになっている。なお、階上通路用
中央ダクト部分102B及び階下通路用中央ダクト部分
102Eから直接に、階上及び階下の通路Rに配風され
ている。
【0007】さらに、後側ダクト部分102Hから、右
側の1階の洗面所F及び洋式便所W1並びに左側の洗面
所F及び和式便所W2に対し分岐ダクト107R,10
7Lが分岐され、さらにそれらの前側に位置する個室S
・Tに対しては後側ダクト部分102Hから直接に、空
調風が配風されるようになっている。ENは出入台であ
る。
【0008】なお、各個室に配風された空調風CAは、
各個室S又はS・Tから通路Rを経由して全風量の8%
程度の空調風EXを車外に排出し、残りの92%程度の
空調風RAに8%程度の新鮮な空気FAを加えて、空調
機ユニット101A,101Bによって温調され、再度
メインダクト102及び分岐ダクト103R,103
L,104R,104L,105R,105L,106
R,106L,107R,107Lを通って各個室S又
はS・Tに配風される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に、空
調換気装置における空調風の吹出風量の調整は各個室S
又はS・T毎に行われるが、前述したようなダクト構造
では、個室S又はS・T毎に吹出風量の調整が行われる
と、各分岐ダクト103R,103L,104R,10
4L,105R,105L,106R,106L,10
7R,107Lは、先端部が各個室に開口し、基端部が
共通のダクト部分102A〜102Hに連通しているの
で、各個室への吹出風量の調整による変動が、分岐ダク
トに取り込まれる風量を変化させ、ひいては共通のダク
ト部分102A〜102Hの風量を変動させることとな
り、隣接する個室の吹出風量に敏感に影響を及ぼし、各
個室毎の風量制御が困難になるおそれがある。そのた
め、快適性追求の観点から改善の要求がある。
【0010】それに加えて、空調機ユニット101A,
101Bで温調された空調風CAを、2階建て構造の部
分において、2つの通路用中央ダクト部分、4つの個室
用中央ダクト部分の合計6つの中央ダクト部分102B
〜102Gに分岐配風し、さらにこれらの中央ダクト部
分から各分岐ダクトに分岐配風するダクト構造としてい
るため、分岐部分を始め、全体としてもダクト構造が非
常に複雑となる。また、過大なダクトスペースを必要と
し、設計の難易度が高い。さらに、部品点数が多く、組
み立て作業も複雑で難易度が高い。
【0011】この発明は、簡単なダクト構成で、隣接す
る個室の吹出風量に影響を与えることなく、個室毎の吹
出風量の調整を可能とする車両の空調換気装置を提供す
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る車両の空調
換気装置は、空調風が、車両の長手方向に延びるメイン
ダクトに供給され、このメインダクトから各個室に対応
して分岐された分岐ダクトを通じて、各個室に配風され
る車両の空調換気装置であって、前記分岐ダクトは、基
端部がメインダクトに連通され、先端部が前記車両の通
路に開放される幹ダクトと、この幹ダクトの途中に設け
られ必要量の空調風を個室内に取り込む空調風取り込み
部とを備えるものである。ここで、個室とは、シングル
ルーム、シングル・ツインルームのほか、洗面所、和式
便所、洋式便所等も含み、車両内部において一定の大き
さに区画され空調を必要とする領域を意味する。
【0013】このようにすれば、空調風は、メインダク
トを経て、各個室に対応して分岐された分岐ダクトに分
配されて配風される。各分岐ダクトに配風された空調風
の一部は、前記分岐ダクトが配設される個室内に空調風
取り入れ部を通じて取り入れられ、残部は、分岐ダクト
における幹ダクトの先端部を通じて通路へ放出されるこ
とになる。このとき、各個室及び通路への空調風の分配
は、分岐ダクトごとになされている。
【0014】すなわち、分岐ダクトは、基端部がメイン
ダクトに連通され、先端部が前記車両の通路に開放され
る幹ダクトを有し、分岐ダクトに配風された空調風は基
本的には幹ダクトを通じて通路に放出されるようになっ
ているので、前記個室への取り込み風量が多くなれば、
通路への放出風量が少なくなり、逆に個室への取り込み
風量が少なくなれば、通路への放出風量が多くなり、取
り込み風量の変化は通路への放出風量に変化を与えるだ
けで、メインダクトから取り込まれる風量に変化を与え
るということがない。よって、隣接する他の個室の吹出
風量に影響を及ぼすことなく、各個室毎に快適性を得る
ための風量調整を行うことが可能とされる。
【0015】また、分岐ダクト(幹ダクト)を通じて通
路に配風するようにしているので、1階建て構造の通路
部分や、2階建て構造の階上及び階下の各通路部分に空
調風を配風するために、通路専用のダクト部分を設ける
必要がなくなり、ダクトスペースを最小限にした簡単な
ダクト構造が得られる。
【0016】具体的には、前記空調風取り込み部が、前
記幹ダクトの途中から分岐され空調風を各個室に配風す
る枝ダクトと、この枝ダクトに設けられ個室内に取り込
む空調風の風量を調整する風量調整手段とを有する構造
となるようにすればよい。
【0017】このようにすれば、分岐ダクトの、個室へ
の空調風の風量と通路への空調風の風量との比率が、風
量調整手段によって自由に変更され、個室へ取り込まれ
た空調風の残りが、通路に無理なく放出されることにな
る。
【0018】また、車両が、仕切り板にて階上と階下に
仕切られた2階建て構造の部分を有し、この2階建て構
造の部分において階上及び階下の左右の個室の間に通路
が設けられている場合には、前記メインダクトが、前記
2階建て構造の部分において、前記仕切り板の上側に配
置される左右の階上用ダクト部分と、前記仕切り板の下
側に配置される左右の階下用ダクト部分とを有する構成
とすることができる。
【0019】このようにすれば、2階建て構造の部分に
おける個室を階上及び階下の左右の4つのグループに分
けて、それぞれに別のダクト部分(メインダクト)から
空調風が配風されるようにしているので、簡単なダクト
構造で、各グループ毎に風量が制御され、他のグループ
の風量の変化の影響を受けにくくなる。
【0020】そのような2階建て構造の場合には、前記
階上用ダクト部分より分岐される分岐ダクトの幹ダクト
が、車両の幅方向に前記仕切り板に沿って通路付近まで
延びる水平部分と、この水平部分に連通され前記通路付
近において鉛直上方に折り曲げられ先端が天井付近まで
延びる鉛直部分とを有し、前記鉛直部分の途中に、前記
空調風取り込み部が設けられているようにすることがで
きる。
【0021】このようにすれば、分岐ダクトの幹ダクト
を通じて、比較的上方から個室に、空調風が取り込ま
れ、残りの空調風が天井付近から通路に配風される。
【0022】また、前記階下用ダクト部分より分岐され
る分岐ダクトの幹ダクトが、前記仕切り板に沿って車両
の幅方向に通路付近まで延びており、個室の下部に通路
に連通する開孔が形成されているようにすることができ
る。
【0023】このようにすれば、分岐ダクトの幹ダクト
を通じて、上方から個室に、空調風が取り込まれ、その
取り込まれた空調風のうち余分な空調風は個室の下部の
開孔を通じて通路に排出される一方、個室内に配風され
た残りの空調風は天井付近から通路に直接に配風され
る。
【0024】さらに、車両は、1階のみの部分を有し、
この1階のみの部分において左右の個室の間に通路が設
けられている場合には、前記メインダクトが、前記1階
のみの部分において、一端部が前記空調ユニットに接続
され前記通路の上側において車両の長手方向に延びる基
端側ダクト部分と、この基端側ダクト部分の他端部に連
通し車両幅方向に広い中間ダクト部分と、この中間ダク
ト部分の左右側端部に一端部が連通され他端部が下方に
延びる左右の中央側ダクト部分とを有し、この左右の中
央側ダクト部分に、それぞれ前記左右の階上用ダクト部
分及び階下用ダクト部分が連通されるようにすることが
望ましい。
【0025】このようにすれば、メインダクトから、空
調ユニットによって温調された空調風が、基端側ダクト
部分から、その流れを乱すことなく、中間ダクト部分を
経て、左右の中央側ダクト部分に配風され、それから、
左右の階上用ダクト部分及び階下用ダクト部分に配風さ
れ、空調風の風量が徐々に少なくなるように無理なく配
風される。
【0026】前記個室が、上下の2室に区分されたシン
グル・ツインルームである場合には、前記分岐ダクトの
幹ダクトは、各室に対応して2つの空調風取り込み部を
有するようにすることが望ましい。
【0027】このようにすれば、個室が、上下の2室に
区分されたシングル・ツインルームである場合には、各
室に対応する空調風取り込み部から、それぞれ空調風が
取り込まれ、上下の2室においてほとんど差を生じな
い。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に沿って説明する。なお、図9〜図15に示す従来構
造と基本となる車両側の構造は同一であるので、同一の
構成要素については同一の符号を用い、その説明を省略
する。
【0029】図1は本発明に係る2階建ての寝台特急電
車の空調換気装置を示す1階及び階下の平面図、図2は
同階上の平面図、図3は図1のア−ア線における断面
図、図4は図3のイ−イ線における断面図、図5は図1
のウ−ウ線における断面図、図6は図1のエ−エ線にお
ける断面図、図7は図1のオ−オ線における断面図、図
8は本発明に係る分岐ダクトの概略構成を示す説明図で
ある。
【0030】図1〜図4に示すように、車両10の両車
端に、それぞれ1台ずつ計2台の空調機ユニット101
A,101Bが配設されており、それぞれに車両の前位
寄りの部分と後位寄りの部分との空調を分担させる点
は、従来と同様である。
【0031】前記車両10は、前位寄りの部分と後位寄
りの部分とは1階建て構造で、それらの間の中央部分
は、仕切り板21にて階上と階下に区画された2階建て
構造とされている。
【0032】前位寄りの部分は、前位から左右のいずれ
の側においてもシングルルームS及びシングル・ツイン
ルームS・Tが通路R1を挟んで設けられている。一
方、後位寄りの部分は、左側に洗面所F、和式便所W2
及び出入台ENが、右側に洗面所F、洋式便所W1、出
入台EN及びシングル・ツインルームS・Tがそれぞれ
通路R2を挟んで設けられている。また、2階建て構造
の部分においては、階上及び階下の左右の個室S,Sの
間に通路R3,R4が設けられている。
【0033】前記前側の空調機ユニット101Aで温調
された空調風CAは、天井面付近に位置するメインダク
ト1を経て後方に送られ、前記後側の空調機ユニット1
01Bで温調された空調風CAは、天井面付近に位置す
るメインダクト1を経て前方に送られ、最終的には中央
部分の個室Sや通路R3,R4に配風されるようになっ
ている。すなわち、メインダクト1は、前側の空調機ユ
ニット101Aに連通する1本の前側ダクト部分1Aか
ら、左右の階上用ダクト部分1B,1C及び左右の階下
用ダクト部分1D,1Eの計4本のダクト部分に分岐さ
れ、さらにこれらのダクト部分1B〜1Eが集合して、
後寄りの部分の空調ユニット101Bに接続される1本
の後側ダクト部分1Fとなるように、車両の長手方向に
延びている。
【0034】前寄りの部分においては、通路R1の上側
において後方に延びる前側ダクト部分1Bは、まず、図
5に示すように、それの左右両側部より下方に延びる分
岐ダクト2L,2Rが分岐され、この分岐ダクト2L,
2Rによって、左右の個室S又はS・Tと通路R1との
間に配風されるようになっている。具体的には、前側ダ
クト部分1Bから、1階の個室S(シングルルーム)と
通路R1との兼用の左側の分岐ダクト2Lが前記個室S
の後端部かつ通路R1側付近で分岐され、また、個室S
・T(シングル・ツインルーム)と通路R1との兼用の
右側の分岐ダクト2Rが前記個室S・Tの後端部かつ通
路R側付近で分岐されている。そして、前記前側ダクト
部分1Bから、分岐ダクト2L,2Rを経て、4つの個
室(2つのシングルルームSと2つのシングル・ツイン
ルームS・T)に配風され、残部が通路R1に配風され
るようになっている。
【0035】一方、後寄りの部分においては、後側ダク
ト部分1Fは、左右両側部より下方かつ後方に延びる分
岐ダクト3L,3Rにより、洗面所F,Fと便所W1,
W2とに分岐配風される。具体的には、後側ダクト部分
1Fから、1階の洗面所F及び便所W1,W2と通路R
2との兼用の分岐ダクト3L,3Rがそれぞれ分岐さ
れ、前記ダクト部分1Fから、分岐ダクト3L,3Rを
経て、洗面所F,Fと便所W1,W2とに配風されるよ
うになっている。なお、後側ダクト部分1Fの途中に、
通路R2への通風口が開口されている。
【0036】このようにして、メインダクト1の前側ダ
クト部分1A及び後側ダクト部分1F(基端側ダクト部
分)は、前寄りの部分及び後寄りの部分において分岐配
風した後、車両の幅方向の中央部分において、若干上方
に屈曲して後方又は前方に延び、仕切り板21にて階上
と階下に分けられる2階建て構造の部分付近で、左右方
向に広がった中間ダクト部分12を介して、車両の内壁
面に沿って下方に延びる左右の中央側ダクト部分12
L,12Rに分岐されている(後位寄りの部分について
は図6に示す)。この左右の中央側ダクト部分12L,
12Rは、それぞれ、仕切り板21の上側に位置する左
右の階上用ダクト部分1B、1C及び下側に位置する左
右の階下用ダクト部分1D,1Eの計4本のダクト部分
に分岐され、後方又は前方にさらに延びている。これら
4本のダクト部分1B〜1Eによって、前位寄り部分の
前側ダクト部分1Aと後位寄りの部分の後側ダクト部分
1Fとが相互に連通されている。なお、これらのダクト
部分1B〜1Eは、階上と階下とを仕切る仕切り板21
の上下において、車両幅方向の両側部に配設されてい
る。
【0037】そして、これら4本のダクト部分1B〜1
Eそれぞれから、さらに各個室Sと通路R3,R4兼用
の分岐ダクト13L,13R,14L,14RLが各個
室Sに対応して分岐され、温調された空調風CAが階上
と階下の各個室Sと通路R3,R4とに配風されるよう
になっている。
【0038】左右の階上用ダクト部分1B,1Cより分
岐された分岐ダクト13L,13Rは、図7に示すよう
に、基端部がダクト部分1B,1C(メインダクト)に
連通され、先端部が前記車両の通路R3に開放される幹
ダクト15L,15Rと、この幹ダクト15L,15R
の途中に設けられ必要量の空調風を個室S内に取り込む
空調風取り込み部(図8参照)とを備える。この幹ダク
ト15Rは、前記仕切り板21(個室Sの下側)の上面
に沿って車両の幅方向に沿って通路R3付近まで延びる
水平部分15aと、この水平部分15aの先端より鉛直
上方に延び先端部が通路R3に開放される鉛直部分15
bとを有する。なお、前記幹ダクト15Lも同様の構造
である。
【0039】前記空調風取り込み部は、例えば分岐ダク
ト13Rについて図8に概略構成を示すように、幹ダク
ト15Rの途中から分岐され空調風を各個室に配風する
枝ダクト16と、この枝ダクト16に設けられ個室S内
に取り込む空調風の風量を調整する風量調整手段として
の流量調整弁17と有する構成とされ、幹ダクト15R
を通じての空調風の流れを妨げることなく、通路への放
出口の上流側で、枝ダクト16を通じて個室内に必要な
量だけ空調風を取り込むようになっている。この流量調
整弁17は、各個室毎に室内に設けられている操作部
(図示せず)に連係され、各個室毎に乗客が前記操作部
を操作することで、個室内への取り込み風量を自由に調
整することができる。なお、分岐ダクト13Lの空調風
取り込み部も同様の構造である。
【0040】また、左右の階下用ダクト部分1D,1E
より分岐された分岐ダクト14L,14Rも、具体的に
図示していないが、前記分岐ダクト13L,13Rと同
様に構成されている。すなわち、前記分岐ダクト14
L,14Rは、基端部がダクト部分1D,1Eに連通さ
れ先端部が通路R4に開放される幹ダクトと、この幹ダ
クトの途中に設けられ必要量の空調風を個室S内に取り
込む空調風取り込み部とを備える。分岐ダクト14L,
14Rの幹ダクトは、前記仕切り板21(個室Sの上
側)の下面に沿って車両の幅方向に通路R4付近まで延
びるように構成されている。そして、その途中に設けら
れる空調風取り込み部も、分岐ダクト13L,13Rの
場合と同様である(図8参照)。なお、前記個室Sの下
部には通路R4に連通する開孔18L,18Rが形成さ
れ、個室S内に取り込まれた空調風は、前記開孔18
L,18Rを通じて通路R4に順次排出されるようにな
っている。
【0041】上記装置によれば、前記各個室S又はS・
Tに設置された分岐ダクト2L,2R,3L,3R,1
3L,13R,14L,14Rそれぞれに配風される風
量は、予め各個室S又はS・Tの大きさ等により、1
階建て部分における個室S、1階建て部分における個
室S・T、2階建て部分における階上及び階下の個室
Sの3種類に分けて設定され、各分岐ダクト毎に、個室
S又はS・Tに取り込む風量と通路R1〜R4側に逃す
風量との比率を自由に調整できるようにされている。
【0042】各個室S又はS・T毎に取り込まれる風量
は流量調整弁17にて調整され、その調整により個室内
に取り込まれる風量が変動するが、その変動分の風量は
通路R1〜R4に放出される風量に影響を与えるだけ
で、メインダクト1側に影響を与えることはない。よっ
て、メインダクト1を通じて連通することになる隣接す
る個室の風量調整に影響を与えることはない。
【0043】なお、各個室S又はS・Tに配風された空
調風CAは、各個室から通路を経由して全風量の8%程
度の風量EXを車外に排出し、残りの92%の空調風R
Aに8%程度の新鮮な空気を加え空調機ユニット101
A,101Bによって温調され、再度ダクトを通って各
個室に配風される点は従来と同様である。
【0044】前記実施の形態においては、左右の階上用
ダクト部分1B,1C及び階下用ダクト部分1D,1E
の計4本のダクト部分を用いているが、左右2本のダク
ト部分として、左右の各ダクト部分が階上及び階下をそ
れぞれ独立して受け持つようにし、さらに簡略化を図る
ことも可能である。
【0045】
【発明の効果】この発明は、以上に説明したように実施
され、以下に述べるような効果を奏する。
【0046】本発明に係る車両の空気換気装置は、各個
室に対応して分岐した分岐ダクト毎に、メインダクトか
ら幹ダクトに配風された空調風の一部を空調風取り込み
部を通じて個室内に取り込み、残部を通路へ放出するよ
うにしているので、個室内への空調風の取り込み量の変
動は、通路への放出風量に影響を与えるだけとなり、隣
接する他の個室の吹出風量に影響を及ぼすことをなくす
ことができる。よって、各個室毎に快適性を得るための
風量調整を行うことが可能となる。また、分岐ダクトに
て、個室だけでなく、通路への空調風の配風もするよう
にしているので、通路に空調風を配風するための専用の
メインダクトを省略することができ、ダクトスペースを
最小限にした簡単なダクト構成を得ることができる。こ
のように、簡単なダクト構成となったこと及び各個室の
風量調整が容易であること等から、製作やメンテナンス
等のトータルコストの低減を図ることができる。
【0047】前記空調風取り込み部を、前記幹ダクトの
途中から分岐され空調風を各個室に配風する枝ダクト
と、この枝ダクトに設けられ個室内に取り込む空調風の
風量を調整する風量調整手段とを有する構造とすること
で、個室に取り込む風量を風量調整手段によって自由に
変更することができ、個室への配風量と通路への配風量
との比率の変更も容易である。
【0048】また、車両が、仕切り板にて階上と階下に
仕切られた2階建て構造で、階上及び階下の左右の個室
の間に通路を有する場合には、前記メインダクトを、前
記仕切り板の上側に配置される左右の階上用ダクト部分
と、前記仕切り板の下側に配置される左右の階下用ダク
ト部分とを有する構成とすることで、簡単なダクト構造
で、階上及び階下の左右の個室を4つのグループに分け
て、それぞれがメインダクトを有するようにし、各グル
ープ毎に風量を制御し、他のグループの風量の変化の影
響を受けにくくすることが可能となる。
【0049】それに加えて、そのような2階建て構造の
場合には、前記階上用ダクト部分より分岐される分岐ダ
クトの幹ダクトが、車両の幅方向に前記仕切り板に沿っ
て通路付近まで延びる水平部分と、この水平部分に連通
され前記通路付近において鉛直上方に折り曲げられ先端
が天井付近まで延びる鉛直部分とを有し、前記鉛直部分
の途中に、前記空調風取り込み部が設けられるようにす
れば、分岐ダクトの幹ダクトを通じて、比較的上方から
個室に、空調された空調風を取り込み、残りの空調風を
天井付近から通路に配風することで、階上において、効
率よく空調換気を行うことができる。
【0050】また、前記階下用ダクト部分より分岐され
る分岐ダクトの幹ダクトは、前記仕切り板に沿って車両
の幅方向に通路付近まで延びており、個室の下部に通路
に連通する開孔が形成されるようにすれば、分岐ダクト
の幹ダクトを通じて、上方から個室に、温調された空調
風を取り込み、その取り込まれた空調風のうち余分な空
調風を下部の開孔を通じて通路に排出される一方、個室
内に配風された残りの空調風を天井付近から通路に直接
に配風して、階下においても、効率よく空調換気を行う
ことができる。
【0051】さらに、前記メインダクトが、一端部が前
記空調ユニットに接続され前記通路の上側において車両
の長手方向に延びる基端側ダクト部分と、この基端側ダ
クト部分の他端部に連通し車両幅方向に広い中間ダクト
部分と、この中間ダクト部分の左右側端部に一端部が連
通され他端部が下方に延びる左右の中央側ダクト部分と
を有し、この左右の中央側ダクト部分に、それぞれ前記
左右の階上用ダクト部分及び階下用ダクト部分が連通さ
れるようにすれば、空調ユニットによって温調された空
調風を、基端側ダクト部分から、中間ダクト部分を経
て、左右の中央側ダクト部分に配風し、それから、左右
の階上用ダクト部分及び階下用ダクト部分に配風すると
いう具合に、風量が徐々に少なくなるようにして、その
流れを乱すことなく、配風することが可能となる。
【0052】前記個室が、上下の2室に区分されたシン
グル・ツインルームである場合には、前記分岐ダクトの
幹ダクトは、各室に対応して2つの空調風取り込み部を
有するようにすれば、上下の2室において、各室に対応
する空調風取り込み部から、それぞれ空調風を、上下の
2室においてほとんど差を生じないように取り込むこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る2階建ての寝台特急電車の空調換
気装置を示す1階及び階下の平面図である。
【図2】図1のア−ア線における断面図である。
【図3】本発明に係る2階建ての寝台特急電車の空調換
気装置を示す階上の平面図である。
【図4】図3のイ−イ線における断面図である。
【図5】図1のウ−ウ線における断面図である。
【図6】図1のエ−エ線における断面図である。
【図7】図1のオ−オ線における断面図である。
【図8】本発明に係る分岐ダクトの概略構成を示す説明
図である。
【図9】従来の2階建ての寝台特急電車の空調換気装置
を示す1階及び階下の平面図である。
【図10】同階上の平面図である。
【図11】図9のA−A線における断面図である。
【図12】図10のB−B線における断面図である。
【図13】図9のC−C線における断面図である。
【図14】図9のD−D線における断面図である。
【図15】図9のE−E線における断面図である。
【符号の説明】
10 車両 101A 空調機ユニット 101B 空調機ユニット 1 メインダクト 1A 前側ダクト部分 1B 階上用ダクト部分 1C 階上用ダクト部分 1D 階下用ダクト部分 1E 階下用ダクト部分 1F 後側ダクト部分 2L,2R 分岐ダクト 3L,3R 分岐ダクト 13L,13R 分岐ダクト 14L,14R 分岐ダクト 15L,15R 幹ダクト 15a 水平部分 15b 鉛直部分 16 枝ダクト 17 流量調整弁
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年7月7日(2000.7.7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る車両の空調
換気装置は、空調風が、車両の長手方向に延びるメイン
ダクトに供給され、このメインダクトから各個室に対応
して分岐された分岐ダクトを通じて、各個室に配風され
る車両の空調換気装置であって、前記分岐ダクトは、基
端部がメインダクトに連通され、先端部が前記車両の通
路に開放される幹ダクトと、この幹ダクトの途中に設け
られ必要量の空調風を個室内に取り込む空調風取り込み
部とを備え、前記空調風取り込み部が、前記幹ダクトの
途中から分岐され空調風を各個室に配風する枝ダクト
と、この枝ダクトに設けられ個室内に取り込む空調風の
風量を調整する風量調整手段とを有するものである。こ
こで、個室とは、シングルルーム、シングル・ツインル
ームのほか、洗面所、和式便所、洋式便所等も含み、車
両内部において一定の大きさに区画され空調を必要とす
る領域を意味する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】削除
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】さらに、前記分岐ダクトの、個室への空調
風の風量と通路への空調風の風量との比率が、風量調整
手段によって自由に変更され、個室へ取り込まれた空調
風の残りが、通路に無理なく放出されることになる。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空調風が、車両の長手方向に延びるメイ
    ンダクトに供給され、このメインダクトから各個室に対
    応して分岐された分岐ダクトを通じて、各個室に配風さ
    れる車両の空調換気装置であって、 前記分岐ダクトは、基端部がメインダクトに連通され、
    先端部が前記車両の通路に開放される幹ダクトと、この
    幹ダクトの途中に設けられ必要量の空調風を個室内に取
    り込む空調風取り込み部とを備えることを特徴とする車
    両の空調換気装置。
  2. 【請求項2】 前記空調風取り込み部は、前記幹ダクト
    の途中から分岐され空調風を各個室に配風する枝ダクト
    と、この枝ダクトに設けられ個室内に取り込む空調風の
    風量を調整する風量調整手段とを有する請求項1記載の
    車両の空調換気装置。
  3. 【請求項3】 車両は、仕切り板にて階上と階下に仕切
    られた2階建て構造の部分を有し、この2階建て構造の
    部分において階上及び階下の左右の個室の間に通路が設
    けられており、 前記メインダクトは、前記2階建て構造の部分におい
    て、前記仕切り板の上側に配置される左右の階上用ダク
    ト部分と、前記仕切り板の下側に配置される左右の階下
    用ダクト部分とを有する請求項1又は2記載の車両の空
    調換気装置。
  4. 【請求項4】 前記階上用ダクト部分より分岐される分
    岐ダクトの幹ダクトは、車両の幅方向に前記仕切り板に
    沿って通路付近まで延びる水平部分と、この水平部分に
    連通され前記通路付近において鉛直上方に折り曲げられ
    先端が天井付近まで延びる鉛直部分とを有し、 前記鉛直部分の途中に、前記空調風取り込み部が設けら
    れている請求項3記載の車両の空調換気装置。
  5. 【請求項5】 前記階下用ダクト部分より分岐される分
    岐ダクトの幹ダクトは、前記仕切り板に沿って車両の幅
    方向に通路付近まで延びており、 個室の下部に通路に連通する開孔が形成されている請求
    項3記載の車両の空調換気装置。
  6. 【請求項6】 車両は、1階のみの部分を有し、この1
    階のみの部分において左右の個室の間に通路が設けられ
    ており、 前記メインダクトは、前記1階のみの部分において、一
    端部が前記空調ユニットに接続され前記通路の上側にお
    いて車両の長手方向に延びる基端側ダクト部分と、この
    基端側ダクト部分の他端部に連通し車両幅方向に広い中
    間ダクト部分と、この中間ダクト部分の左右側端部に一
    端部が連通され他端部が下方に延びる左右の中央側ダク
    ト部分とを有し、この左右の中央側ダクト部分に、それ
    ぞれ前記左右の階上用ダクト部分及び階下用ダクト部分
    が連通される請求項3〜5のいずれかに記載の車両の空
    調換気装置。
  7. 【請求項7】 前記個室は、上下の2室に区分されたシ
    ングル・ツインルームであり、前記分岐ダクトの幹ダク
    トは、前記個室の各室に対応して2つの空調風取り込み
    部が設けられている請求項1〜6のいずれかに記載の車
    両の空調換気装置。
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