JP2001145897A - 発酵処理装置およびその運転方法 - Google Patents

発酵処理装置およびその運転方法

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JP2001145897A JP32999299A JP32999299A JP2001145897A JP 2001145897 A JP2001145897 A JP 2001145897A JP 32999299 A JP32999299 A JP 32999299A JP 32999299 A JP32999299 A JP 32999299A JP 2001145897 A JP2001145897 A JP 2001145897A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 周囲環境を悪化させることなく、有機汚泥か
ら有用な有機肥料を効率良く製造すること。 【解決手段】 発酵処理装置は、空気供給口7と排気口
8とを有し有機汚泥を収納して有機汚泥を発酵させる発
酵槽1と、発酵槽1の空気供給口に接続され発酵槽1へ
空気を供給する通気装置2とを備えている。発酵槽1の
排気口8に、発酵槽1からの排気ガス中へ酸性水を注入
する酸性水注入機構14が設けられている。通気装置2
と発酵槽1との間に、発酵槽1へオゾンを注入するオゾ
ン発生装置3が配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下水処理場、浄化
槽、農業集落排水処理施設等で生成する有機汚泥を発酵
処理し、有機肥料を製造する発酵処理装置とその運転方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より下水汚泥および畜産汚泥に代表
される有機汚泥に対しては、脱水後埋め立て、焼却、海
洋投棄等の処理がなされてきた。しかしながら、このよ
うな処理方法では処分用地の不足のために処理費用が高
くなる。また埋め立ておよび海洋投棄は、地球環境保全
上ふさわしい処理方法とはいえない。
【0003】多くの有機汚泥は生物細菌を含むため、バ
イオマス資源として再利用が可能であり、その一方法と
して有機汚泥を発酵させ有機肥料として緑地、農地に還
元する方法が近年注目されている。
【0004】有機汚泥を発酵させ有機肥料化する方法と
しては、下水処理場、浄化槽、農業集落排水処理施設等
から回収された有機汚泥を汚泥乾燥機で脱水、乾燥さ
せ、微生物による発酵に適した含水率60%程度に調整
して、通気性の良好な発酵室に保管して発酵させてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような処理方法では、有機汚泥を発酵させ有機肥料化す
るために、約1カ月の時間を要するという問題点があ
る。また、汚泥の発酵に伴い強烈な悪臭を放つメルカブ
タン等の硫黄化合物、あるいはアンモニアなど窒素酸化
物等からなる臭気成分が発生するため、発酵室内で作業
する作業員の効率を低下させたり、周囲環境を悪化させ
るという問題点がある。
【0006】本発明はこのような点を考慮してなされた
ものであり、有機汚泥の発酵を促進し、肥料化に要する
時間を短縮するとともに、発酵に伴い発生する臭気成分
を外方へ排出することを防止できる発酵処理装置および
その運転方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、空気供給口と
排気口とを有し、有機汚泥を収納して有機汚泥を発酵さ
せる発酵槽と、発酵槽の空気供給口に接続され、発酵槽
へ空気を供給する通気装置と、排気口に接続され、発酵
槽からの排気ガス中に酸性水を注入する酸性水注入機構
と、を備えたことを特徴とする発酵処理装置である。
【0008】本発明は、空気供給口と排気口とを有し、
有機汚泥を収納して有機汚泥を発酵させる発酵槽と、発
酵槽の空気供給口に接続され、発酵槽へ空気を供給する
通気装置と、排気口に接続され、発酵槽からの排気中に
酸性水を注入する酸性水注入機構と、通気装置の出側に
配置され、オゾン発生量が可変となって発酵槽へオゾン
を注入するオゾン発生装置とを備えた発酵処理装置の運
転方法において、発酵槽内の発酵が不十分な段階におい
てオゾン発生装置のオゾン発生量を少なく定めて運転す
る第1工程と、発酵槽内の発酵が十分な段階において、
オゾン発生装置のオゾン発生量を増加させて運転する第
2工程と、を備えたことを特徴とする運転方法である。
【0009】本発明によれば、通気装置から発酵槽へ空
気を供給することにより、発酵槽内において有機汚泥の
発酵効率を向上させて有機肥料化までの所要時間を短縮
することができる。また発酵槽内へオゾン発生装置から
オゾンを注入するとともに、発酵槽からの排気ガス中に
酸性水注入機構から酸性水を注入することにより、発酵
過程で発生する臭気成分を分解、除去することができ
る。さらにオゾン量を発酵槽内の発酵の程度に合わせて
変化させることにより、オゾン発生を不必要に使用する
ことはない。
【0010】
【発明の実施の形態】第1の実施の形態 以下、図面を参照して本発明の第1の実施の形態につい
て説明する。図1は本発明の第1の実施の形態を示す図
である。
【0011】図1に示すように、発酵処理装置は空気供
給口7と排気口8とを有し、有機汚泥4を収納して有機
汚泥4を発酵させる発酵槽1と、発酵槽1の空気供給口
7に接続され発酵槽1へ空気を供給する通気装置2と、
通気装置2と発酵槽1との間の空気供給経路2aに(通
気装置2の出側に)接続され発酵槽1へオゾンを注入す
るオゾン注入装置3とを備えている。また発酵槽1には
有機汚泥4を発酵槽1内へ投入するための汚泥投入口5
と、発酵が完了し有機肥料化した汚泥を発酵槽1外方へ
取出すための汚泥排出口6とが各々設けられている。
【0012】また発酵槽1内には、有機汚泥4を攪拌す
る攪拌装置(攪拌バドル)11が配置され、この攪拌装
置11の回転軸11aはベルト13を介して駆動モータ
12に連結され、駆動モータ12により回転するように
なっている。
【0013】さらに発酵槽1の排気口8の出側には、酸
性水注入機構14が設定されている。酸性水注入機構1
4は電解水生成装置16の酸性水側に接続されたシャワ
ーノズル15を有し、排気口8から送られる排気ガスに
酸性水を注入するようになっている。また酸性水注入機
構14には排気口19と、排水管20が設けられてい
る。
【0014】図1において、有機汚泥4が下水、浄化
槽、農業集落排水処理施設等から回収され、汚泥乾燥機
等で脱水、乾燥し、微生物による発酵に適した含水率6
0%程度に調整される。その後、有機汚泥4は汚泥投入
口5から発酵槽1内へ投入され、有機汚泥4内に生息し
ている好気性菌によって発酵反応が行われる。
【0015】この間、好気性菌が活発に発酵反応を行な
うため必要な空気が、通気装置2によって空気供給口7
から発酵槽1内へ常時供給される。さらに、発酵槽1内
に設置された攪拌パドル11により有機汚泥4が攪拌さ
れる。発酵槽1内では好気性菌による発酵反応により、
高濃度のアンモニアと、微量でも強烈な悪臭を発す
るメチルメルカプタン等の硫黄化合物からなる臭気成分
が発生する。このような臭気成分を除去するため、通気
装置2から供給される空気にオゾン発生装置3からオゾ
ンを注入する。
【0016】オゾンは、強力な酸化力を発揮することが
知られており、発酵反応に伴って発生した臭気成分のう
ち、特に微量でも悪臭を発するメチルメルカプタン等の
硫黄化合物を酸化反応により分解除去する。さらに、発
酵槽1の排気口8から排出された排出ガスは酸性水注入
機構14へ導かれ、酸性水注入機構14においてシャワ
ーノズル15から噴出される酸性水17によりアンモニ
アを中心とした臭気が除去される。
【0017】本実施の形態によれば、有機汚泥の発酵に
必要な酸素を含む空気を通気装置2によって発酵槽1へ
常時強制的に供給することによって、発酵槽1内におい
て発酵反応が良好に行われる。このため有機汚泥を有機
肥料化するために要する時間を短縮することができ、さ
らに発酵反応に伴って発酵槽1内で発生する臭気成分を
オゾンの酸化反応で分解除去することができる。また酸
性水注入機構14においてアンモニアを中心とした臭気
を除去することにより、臭気成分の周囲環境での拡散を
防止することができる。
【0018】第2の実施の形態 次に図2により本発明による第2の実施形態について説
明する。図2に示す第2の実施形態は、酸性水注入機構
14の排気口19に、排気ガス中にアルカリ水を注入す
るアルカリ水注入機構14aを設けたものである。発酵
槽1から排出された排気ガスは酸性水注入機構14にお
いて酸性水17により洗浄され、更にアルカリ水注入機
構14aにおいてアルカリ水18で洗浄される。
【0019】図2において、他の構成は図1に示す第1
の実施形態と略同一である。図2において、図1に示す
第1の実施形態と同一部分には同一符号を付して詳細な
説明は省略する。アルカリ水注入機構14aは電解水生
成装置16のアルカリ水側に接続されたシャワーノズル
15aと、排気口19aと、排水管20aとを有してい
る。
【0020】酸性水注入機構14の酸性水17は、主に
アンモニアを除去し、またアルカリ水注入機構14aの
アルカリ水18は、発酵槽1においてオゾン酸化反応に
より完全に除去できなかった極微量の硫黄化合物あるい
はオゾンを除去する。アルカリ水注入機構14aで浄化
された排気ガスは排出口19aから排出される。
【0021】本実施の形態によれば、通気装置2から発
酵槽1へ、有機汚泥の発酵による必要な酸素を含む空気
を供給することにより発酵が良好に行われる。このため
有機汚泥を有機肥料化する時間の短縮を図ることができ
る。また、発酵槽1からの排気ガスに酸性水17とアル
カリ水18を注入することにより、排出ガスの脱臭を効
率良く完全に行うことができる。なお、酸性水注入機構
14とアルカリ水注入機構14aの配置位置を、図2に
示す配置位置と逆にしてもよい。
【0022】第3の実施の形態 次に図3および図4により本発明による第3の実施形態
について説明する。図3に示す第3の実施形態は、オゾ
ン発生装置3がその内部に複数のオゾン発生ランプ9を
有し、各オゾン発生ランプ9の間が上側と下側で互い違
いに開放された仕切り板10によって仕切られて単パス
の流路が形成され、空気がオゾン発生ランプ9の発酵面
に沿って流れるようになっているものである。また、各
オゾン発生ランプ9は、ランプ点灯制御装置22により
点灯され、このランプ点灯制御装置22によりオゾン発
生ランプ9の点灯数を変えることができる。
【0023】また、各オゾン発生ランプ9からの放射光
の光量は複数の放射面積調節リング23を用いて、放射
面積を増減することにより調整することができる。この
場合、放射面積調整リング23はランプ点灯制御装置2
2により制御される(図4)。
【0024】図3および図4において、他の構成は図2
に示す第2の実施形態と略同一である。図3および図4
において、図2に示す第2の実施形態と同一部分には同
一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0025】図3および図4において、発酵槽1内にオ
ゾン発生装置3からオゾンが注入され、オゾン酸化によ
り臭気成分の分解除去が行なわれる。発酵槽1内におけ
る発酵状態は、有機汚泥の量、温度、湿度、酸素濃度お
よび通気風量などの種々の因子により、複雑に変化し、
それに対応して要求されるオゾン発生量は変化する。
【0026】このため発酵槽1内において必要とするオ
ゾン発生量を調整するために、図3に示すように、オゾ
ン発生ランプ9の点灯数をランプ点灯制御装置22で調
整する。
【0027】更に微妙な調整が必要な場合は、図4に示
すように、複数の放射面積調節リング23をランプ点灯
制御装置22により移動して、1本のオゾン発生ランプ
9から発生される185nmの放射光の光量を調節する
ことにより、オゾン発生量を微調整する。
【0028】本実施の形態によれば、放電を利用したオ
ゾン発生装置に比べ、オゾン発生ランプ9を用いている
ため、オゾンのコストが非常に安く、また高電圧電源な
ど不要なことから、設置面積も小さくできる。
【0029】また、オゾン発生ランプ9の点灯本数を調
整したり、放射面積調整リング23を用いることによ
り、オゾン発生量が調節可能となり、不必要にオゾンを
使用することはなく、運転コストの低減を図ることがで
きる。更にはメンテナンスの際は、オゾン発生ランプ9
を交換するだけで簡単に行うことができる。
【0030】第4の実施の形態 次に図5により、本発明による第4の実施形態について
説明する。図5に示す第4の実施形態は、通気装置2と
オゾン発生装置3との間に除湿機24を設置したもので
ある。またオゾン発生装置3は、複数のオゾン発生ラン
プ9と、仕切り板10とを有している。図5において、
他の構成は図2に示す第2の実施形態と略同一である。
【0031】図5において、図2に示す第2の実施形態
と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略す
る。
【0032】図5において、通風装置2から取り込まれ
た空気に含まれる水分を除湿器24によりできるだけ除
去することにより、オゾン発生装置3のオゾン発生ラン
プ9によるオゾン発生量を増加させることができる。
【0033】すなわち、オゾン発生ランプ9から185
nmの波長の光がさされると、この185nmの波長の
光により酸素が解離し、酸素原子が生成し、これが酸素
分子と衝突してオゾンが生成される。この過程におい
て、水分子と酸素原子、あるいはオゾンと水分子が反応
すると、OHラジカルなどを生成し、その結果オゾン発
生量の低下につながる。
【0034】このため、オゾン発生装置3における湿度
があまり高いとオゾン発生量が低下するので、オゾン発
生装置3内が少なくとも60〜70%以下の湿度になる
ように除湿機24を用いて除湿する。この結果、オゾン
発生装置3内でより効率良くオゾンが発生し、このオゾ
ンを発酵槽1内へ注入することにより、発酵槽1内にお
いて有機汚泥の有機堆肥化の時間短縮、脱臭効率の向上
および運転コストの低減を図ることができる。
【0035】第5の実施の形態 次に図6により、本発明による第5の実施形態について
説明する。図6に示す第5の実施形態は、発酵槽1内に
温度センサー(温度計)26を設置するとともに、温度
センサー26が検出する温度に基づいて動作する加熱用
ブロアー(加熱装置)27を発酵槽1に接続したもので
ある。
【0036】また攪拌パドル11の回転軸11aは中空
状となっており、空気供給口7は攪拌パドル11の回転
軸11a内に接続されている。攪拌パドル11の回転軸
11a内に供給された空気は、回転軸11aの開孔から
外方へ放出される。またオゾン発生装置3は、オゾン発
生ランプ9と、仕切り板10を有している。
【0037】図6において、他の構成は図2に示す第2
の実施の形態と略同一である。図6において図2に示す
第2の実施形態と同一部分には同一符号を付して詳細な
説明は省略する。
【0038】図6において、発酵槽1内の温度が50〜
60℃以下となると、発酵槽1内に設置された温度セン
サー26からの信号により、加熱ブロアー27が動作
し、少なくとも発酵槽1内の空気温度が50℃以上にな
るように、加熱ブロアー27から加熱空気が送られる。
この結果、発酵槽1内において好気性菌による発酵反応
に必要な酸素や加熱が行われるため、有機汚泥4の発酵
反応の効率を高め、有機汚泥4の有機肥料化期間を短縮
することができ、さらにオゾン発生装置3から注入され
るオゾンも効率良く分解し、臭気成分を効率的に酸化分
解することができる。
【0039】第6の実施の形態 次に図7により本発明による第6の実施形態について説
明する。図7に示す第6の実施形態は、発酵槽1内に温
度センサー26を設置するとともに、温度センサー26
で検知された温度に基づいてランプ点灯制御装置22に
より、オゾン発生装置3のオゾン発生ランプ9から生じ
るオゾン発生量を調整するものである。また、空気供給
口7は、攪拌パドル11の回転軸11aに接続され、回
転軸11aには開孔が形成されている。
【0040】図7において、他の構成は図3および図4
に示す第3の実施形態と略同一である。
【0041】図7において、図3および図4に示す第3
の実施形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明
は省略する。
【0042】図7に示すように、発酵槽1内において、
発酵の初期段階(第1工程)では、発酵槽1内での発酵
が不十分であり、温度は低いので、臭気の発生量も少な
い。したがって、オゾン発生装置3から注入される脱臭
に必要なオゾン発生量が少なくて済むため、温度センサ
ー26で検知された温度に基づいて、ランプ点灯制御装
置22によりオゾン発生ランプ9の点灯本数を少なくす
る。
【0043】あるいはランプ点灯制御装置22により放
射面積調整リング23を調整することによって、オゾン
発生ランプ9の放射面積を小さくしてオゾン発生量を少
なくすることができる。
【0044】その後、発酵槽1内で発酵が十分行われる
と(第2工程)、発酵槽1内の温度が高くなり、臭気の
発生量も多く、酸素消費量も多く必要となる。この場合
は、温度センサー26からの温度に基づいてランプ点灯
制御装置22によりオゾン発生ランプ9の点灯本数を多
くする。あるいは放射面積調整リング23を調整してオ
ゾン発生ランプ9の放射面積を大きくし、オゾン発生量
を多くする。
【0045】本実施の形態によれば、オゾン発生装置3
から発生するオゾンの有効利用ができ、運転コストの低
減、臭気成分の分解効率が向上する。
【0046】第7の実施の形態 次に図8により、本発明による第7の実施形態について
説明する。図8に示す第7の実施形態は、発酵槽1内に
湿度センサー28が設置され、さらに湿度センサー28
で検出される湿度に基づいて動作する加湿器29を発酵
槽1に接続したものである。加湿器29により加湿され
た空気は発酵槽1内に導入される。
【0047】また、オゾン発生装置3は複数のオゾン発
生ランプ9と、仕切り板10とを有している。さらに、
空気供給口7は攪拌パドル11の中空状回転軸11に接
続され、回転軸11には開孔が形成されている。
【0048】図8において、他の構成は図2に示す第2
の実施形態と略同一である。
【0049】図8において、図2に示す第2の実施形態
と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略す
る。
【0050】図8に示すように、発酵槽1での湿度が低
い場合、湿度センサー28で検知された湿度に基づいて
加湿器29が作動し、加湿器29により加湿された空気
が発酵槽1に送られる。発酵槽1内は十分加湿され、発
酵に必要な水分が確保されるため、有効な発酵が行われ
る。また、発酵槽1内において、適切な湿度が保たれる
と、前述したようにオゾン分解が加速されるので、オゾ
ンも有効に使用され、臭気のオゾン酸化が促進されて、
発酵槽1から排出される排気ガスの臭気を効率良く脱臭
することができる。このため、運転コストと低減、臭気
の分解効率が向上する。
【0051】第8の実施の形態 次に図9により、本発明による第8の実施形態について
説明する。図9に示す第8の実施形態は、発酵槽1内に
湿度センサー28を設置するとともに、排水管20,2
0aに排水制御バルブ31を接続し、湿度センサー28
により検知された湿度により排水制御バルブ31を動作
させるバルブ制御装置30を設けたものである。また、
排水制御バルブ31は、さらに発酵槽1への配水管32
と排水管33に接続されている。
【0052】また、オゾン発生装置3は複数のオゾン発
生ランプ9と、仕切り板10とを有している。さらに、
空気供給口7は攪拌パドル11の中空状回転軸11に接
続され、回転軸11には開孔が形成されている。
【0053】図9において、図2に示す第2の実施形態
と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略す
る。
【0054】図9に示すように、発酵槽1での湿度が低
い場合、湿度センサー28により検知された湿度によっ
て、バルブ制御装置30が動作する。この場合、酸性水
注入機構14およびアルカリ水注入機構15から排水制
御バルブ31を経て送られる酸性水およびアルカリ性水
が配水管32を経て発酵槽1内へ戻され、このことによ
り発酵槽1内が加湿される。その結果、発酵槽1内で有
効に発酵が行われる。また、発酵槽1内の湿度が適切に
定められると、前述したようにオゾン分解が加速される
ので、発酵槽1内でオゾンも有効に使用される。このた
め臭気成分のオゾン酸化が促進され、空気成分の臭気が
効率良く脱臭される。その結果、オゾンの有効利用がで
き、運転コストの低減を図ることができ、臭気成分の分
解効率が向上する。
【0055】なお、アルカリ性水あるいは酸性水の一方
のみを発酵槽1内へ戻した場合でも、発酵槽1内を加湿
することができる。
【0056】第9の実施の形態 次に図10により、本発明による第9の実施形態につい
て説明する。図10に示す第9の実施形態は、発酵槽1
内に湿度センサー28が設置され、さらに湿度センサー
28により検知した湿度に基づいて動作するランプ点灯
制御装置22を設け、このランプ点灯制御装置22によ
りオゾン発生装置3を制御するものである。
【0057】また、オゾン発生装置3は複数のオゾン発
生ランプ9と、仕切り板10とを有している。さらに、
空気供給口7は攪拌パドル11の中空状回転軸11に接
続され、回転軸11には開孔が形成されている。
【0058】図10において、他の構成は図3および図
4に示す第3の実施の形態と略同一である。図10にお
いて、第3の実施形態と同一部分には同一符号を付して
詳細な説明は省略する。
【0059】図10において、発酵の初期段階(第1工
程)では発酵槽1内の発酵が不十分であり、発酵に伴う
臭気が少ないので、ランプ点灯制御装置22により、オ
ゾン発生ランプ9の点灯本数を少なくするか、あるいは
オゾン発生ランプ9の放射面積を少なくする。また、発
酵槽1内では発酵が十分に行われると(第2工程)、逆
に湿度が高くなり、発酵に伴う臭気が多いので、ランプ
点灯制御装置22により。オゾン発生ランプ9の点灯本
数を多くするか、あるいはオゾン発生ランプ9の放射面
積を多くする。
【0060】その結果、オゾンが有効に使用され、オゾ
ン酸化による臭気分解が促進され、発酵槽1から排出さ
れる排気ガス成分の臭気が効率良く脱臭される。その結
果、運転コストの低減、臭気成分の分解効率が向上す
る。
【0061】第10の実施の形態 次に図11により本発明による第10の実施形態につい
て説明する。図11に示す第10の実施形態は発酵槽1
内にアンモニアセンサー34が設置され、さらにアンモ
ニアセンサー34が検知するアンモニア濃度に基づいて
動作する流量調節弁35,35aを、各々酸性水注入機
構14とアルカリ水注入機構14aの電解水生成装置1
6側に設けたものである。この流量調節弁35,35a
は電解水生成装置16と酸性水注入機構14の間、およ
び電解水生成装置16とアルカリ水注入機構14aとの
間にそれぞれ設置され、酸性水およびアルカリ水の流量
調節を行なうものである。
【0062】また、オゾン発生装置3は複数のオゾン発
生ランプ9と、仕切り板10とを有している。さらに、
空気供給口7は攪拌パドル11の中空状回転軸11に接
続され、回転軸11には開孔が形成されている。
【0063】図11において、他の構成は図2に示す第
2の実施の形態と略同一である。図11において、図2
に示す第2の実施形態と同一部分には同一符号を付して
詳細な説明は省略する。
【0064】図11に示すように、発酵槽1での発酵が
不十分な段階(第1工程)ではアンモニア濃度が低くな
る。このような第1工程は発酵の初期段階か、または終
息段階に対応する。従って、第1工程において、酸性水
注入機構14またはアルカリ水注入機構14aからの酸
性水またはアルカリ水は少なくて良い。アンモニアセン
サー28がこの場合は作動し、流量調節弁35,35a
により、酸性水およびアルカリ水の注入量が少なくな
る。
【0065】また、発酵が十分に行なわれる段階(第2
工程)では、アンモニア濃度が高いので、流量調節弁3
5により、酸性水およびアルカリ水の注入量が増加す
る。本実施例によれば、臭気成分の分解、除去効率が向
上し、また、水量の最適化が行われ、運転コストの低減
となる。
【0066】なお、本実施の形態では、アルカリ水注入
機構14aと酸性水注入機構14を並設したが、酸性水
注入機構14およびアルカリ水注入機構14aのいずれ
か一方のみを設けてもよい。
【0067】第11の実施の形態 次に図12により本発明による第11の実施形態につい
て説明する。図12に示す第11の実施形態は、発酵槽
1内にアンモニアセンサー34が設置され、さらにアン
モニアセンサー34に検知されるアンモニア濃度に基づ
いて動作するランプ点灯制御装置22を設けたものであ
る。
【0068】また、オゾン発生装置3は複数のオゾン発
生ランプ9と、仕切り板10とを有している。さらに、
空気供給口7は攪拌パドル11の中空状回転軸11に接
続され、回転軸11には開孔が形成されている。
【0069】図12において、その他の構成は図3およ
び図4に示す第3の実施形態と略同一である。
【0070】図12において、図3および図3に示す第
3の実施形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説
明は省略する。
【0071】図12に示したように、発酵槽1内におい
て発酵が不十分であると(第1工程)、アンモニア濃度
が低くなり、同様に発酵に伴うアンモニア以外の臭気も
少なくなる。この場合はアンモニアセンサー34からの
信号に基づいてランプ点灯制御装置22により、オゾン
発生ランプ9の点灯本数を少なくするか、あるいはオゾ
ン発生ランプ9の放射面積を少なくする。
【0072】一方、発酵槽1内において発酵が十分であ
ると(第2工程)、発酵に伴うアンモニア以外の臭気も
多くなり、この場合はアンモニアセンサー34からの信
号に基づいてランプ点灯制御装置22により、オゾン発
生ランプ9の点灯本数を多くし、あるいはオゾン発生ラ
ンプ9の放射面積を多くする。
【0073】その結果、オゾンが有効に使用され、臭気
成分のオゾン酸化が促進され、発酵槽1内において、臭
気が効率良く脱臭される。その結果、運転コストの低
減、臭気成分の分解効率が向上する。
【0074】第12の実施の形態 次に図13により本発明による第12の実施形態につい
て説明する。図13に示す第12の実施形態は、発酵槽
1内に酸素センサー36が設置され、また、酸素センサ
ー36が検出する酸素濃度に基づいて、通風量を制御す
る制御部37が通風装置2に接続されている。
【0075】また、オゾン発生装置3は複数のオゾン発
生ランプ9と、仕切り板10とを有している。
【0076】図13において、他の構成は図2に示す第
2の実施形態と略同一である。
【0077】図13において、図2に示す第2の実施形
態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略す
る。
【0078】図13に示すように、発酵槽1内で発酵が
進むと、発酵槽1内での酸素濃度が空気成分比より低下
する傾向にある。この場合は好気性発酵を維持するため
に、酸素濃度比を10%以上に維持する必要がある。す
なわち、酸素濃度が低くなった場合、酸素センサー36
によって検出される酸素濃度に基づいて発酵槽1内の酸
素濃度を上げるために、風量制御装置37により通風装
置2が駆動制御され、風量が増加される。
【0079】本実施の形態によれば、風量の増加によ
り、発酵槽1内における酸素濃度比を空気成分比21%
程度にまで、増加することが可能となり、嫌気性発酵の
防止、臭気の増加を防止することができ、発酵処理効率
も向上する。
【0080】第13の実施の形態 次に、図14により、本発明による第13の実施形態に
ついて説明する。図14に示す第13の実施形態は、発
酵槽1内にアンモニアセンサー34および温度センサー
26が設置され、通気装置2とオゾン発生装置3との間
に除湿器24が設置され、アンモニアセンサー34およ
び温度センサー26により各々検出されたアンモニア濃
度および温度に基づいて制御部38を作動させ、除湿器
24を制御するものである。
【0081】また、オゾン発生装置3は複数のオゾン発
生ランプ9と、仕切り板10とを有している。さらに、
空気供給口7は攪拌パドル11の中空状回転軸11に接
続され、回転軸11には開孔が形成されている。
【0082】図14において、他の構成は図5に示す第
4の実施形態と略同一である。
【0083】図14において、図5に示す第4の実施形
態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略す
る。
【0084】図14において、発酵槽1での発酵が終了
した場合、アンモニアセンサー34により検出されるア
ンモニア濃度の時間変化率が負になり、かつアンモニア
濃度が十分に低減する。同時に温度センサー26により
検出される温度がほぼ常温に達する。この場合は、アン
モニアセンサー34と温度センサー26に検知されるア
ンモニア濃度および温度に基づいて制御部38により除
湿機24が動作し、発酵槽1内に乾燥空気を通風し、発
酵槽1内から汚泥を十分に乾燥させてから取り出す。こ
の事により、ほとんど臭いのない良質の肥料が得られ
る。
【0085】なお、本発明は上記各実施の形態には限定
されずに、その主旨を逸脱しない範囲で種々変形して実
施できることは言うまでもない。例えば、発酵槽1内の
酸素、温度、湿度あるいはアンモニア濃度の検出を行う
例を述べたが、同時に二種類以上の検出を行い、それぞ
れの検出に対応した通気量、オゾン濃度、酸性水、アル
カリ水の水量、加湿量などの制御を自由に組み合わせる
ことができる。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
有機汚泥の発酵効率を向上させて有機肥料化までの所要
時間を短縮することができ、かつ発酵過程で発生する臭
気成分を装置内で分解、除去することができる。このた
め周囲環境を悪化させることなく有用な有機肥料を効率
よく製造することができる。さらにオゾンの発生量を適
切に定めて運転コストの削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による発酵処理装置の第1の実施形態を
示す構成図。
【図2】本発明による発酵処理装置の第2の実施形態を
示す構成図。
【図3】本発明による発酵処理装置の第3の実施形態を
示す構成図。
【図4】本発明による発酵処理装置の第3の実施形態の
オゾン発生ランプ放射面積の制御を示す構成図。
【図5】本発明による発酵処理装置の第4の実施形態を
示す構成図。
【図6】本発明による発酵処理装置の第5の実施形態を
示す構成図。
【図7】本発明による発酵処理装置の第6の実施形態を
示す構成図。
【図8】本発明による発酵処理装置の第7の実施形態を
示す構成図。
【図9】本発明による発酵処理装置の第8の実施形態を
示す構成図。
【図10】本発明による発酵処理装置の第9の実施形態
を示す構成図。
【図11】本発明による発酵処理装置の第10の実施形
態を示す構成図。
【図12】本発明による発酵処理装置の第11の実施形
態を示す構成図。
【図13】本発明による発酵処理装置の第12の実施形
態を示す構成図。
【図14】本発明による発酵処理装置の第13の実施形
態を示す構成図。
【符号の説明】
1 発酵槽 2 通風装置 3 オゾン発生装置 4 有機汚泥 7 空気供給口 8 排気口 9 オゾン発生ランプ 10 仕切り板 11 攪拌パドル 11a 回転軸 14 酸性水注入機構 14a アルカリ水注入機構 17 酸性水 18 アルカリ水 19,19a 排気口 22 ランプ点灯制御装置 23 ランプ放射面積調整リング 24 除湿機 26 温度センサー、 27 加熱ブロワー 28 湿度センサー 29 加湿器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 11/06 B01D 53/34 131 C05F 7/00 301 (72)発明者 大 橋 幸 夫 神奈川県川崎市川崎区浮島町2番1号 株 式会社東芝浜川崎工場内 (72)発明者 牛 丸 茂 雄 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 Fターム(参考) 4D002 AA06 AA13 AB02 AC10 BA02 BA05 CA01 DA35 DA51 DA70 GB02 GB06 4D059 AA03 AA08 BA03 BA46 BA56 BJ03 CA16 CC01 DA31 DA41 DA43 DA70 EA06 EA09 EA20 EB11 EB15 4G042 CB24 CE04 4H061 AA03 CC51 DD17 EE01 GG10 GG14 GG18 GG28 GG32 GG49 HH42

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気供給口と排気口とを有し、有機汚泥を
    収納して有機汚泥を発酵させる発酵槽と、 発酵槽の空気供給口に接続され、発酵槽へ空気を供給す
    る通気装置と、 排気口に接続され、発酵槽からの排気ガス中に酸性水を
    注入する酸性水注入機構と、 を備えたことを特徴とする発酵処理装置。
  2. 【請求項2】通気装置の出側に配置され、オゾン発生量
    を可変として発酵槽へオゾンを注入するオゾン発生装置
    を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の発酵処理
    装置。
  3. 【請求項3】酸性水注入機構の出側に、排気ガス中にア
    ルカリ水を注入するアルカリ水注入機構を更に備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載の発酵処理装置。
  4. 【請求項4】通気装置とオゾン発生装置との間に、除湿
    器を設置したことを特徴とする請求項2記載の発酵処理
    装置。
  5. 【請求項5】発酵槽に温度計を設け、発酵槽にこの温度
    計により駆動制御される加熱装置を接続したことを特徴
    とする請求項1記載の発酵処理装置。
  6. 【請求項6】発酵槽に温度計を設け、温度計からの信号
    に基づいて制御装置によりオゾン発生装置のオゾン発生
    量を制御することを特徴とする請求項2記載の発酵処理
    装置。
  7. 【請求項7】発酵槽に湿度計を設け、発酵槽にこの湿度
    計により駆動制御される加湿装置を接続したことを特徴
    とする請求項1記載の発酵処理装置。
  8. 【請求項8】発酵槽に湿度計を設け、湿度計からの信号
    に基づいて制御装置によりオゾン発生装置のオゾン発生
    量を制御することを特徴とする請求項2記載の発酵処理
    装置。
  9. 【請求項9】発酵槽にアンモニア計を設け、アンモニア
    計からの信号に基づいて制御装置によりオゾン発生装置
    のオゾン発生量を制御することを特徴とする請求項2記
    載の発酵処理装置。
  10. 【請求項10】空気供給口と排気口とを有し、有機汚泥
    を収納して有機汚泥を発酵させる発酵槽と、発酵槽の空
    気供給口に接続され、発酵槽へ空気を供給する通気装置
    と、排気口に接続され、発酵槽からの排気中に酸性水を
    注入する酸性水注入機構と、通気装置の出側に配置さ
    れ、オゾン発生量を可変として発酵槽へオゾンを注入す
    るオゾン発生装置とを備えた発酵処理装置の運転方法に
    おいて、 発酵槽内の発酵が不十分な段階においてオゾン発生装置
    のオゾン発生量を少なく定めて運転する第1工程と、 発酵槽内の発酵が十分な段階において、オゾン発生装置
    のオゾン発生量を増加させて運転する第2工程と、 を備えたことを特徴とする運転方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006239626A (ja) * 2005-03-04 2006-09-14 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 廃棄物の処理方法及び処理設備
JP2011005494A (ja) * 2010-09-07 2011-01-13 Mitsubishi Heavy Industries Environment & Chemical Engineering Co Ltd 廃棄物の処理方法及び処理設備

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JP2011005494A (ja) * 2010-09-07 2011-01-13 Mitsubishi Heavy Industries Environment & Chemical Engineering Co Ltd 廃棄物の処理方法及び処理設備

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