JP2001145224A - 架空地線への光ケーブル巻付機 - Google Patents

架空地線への光ケーブル巻付機

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JP2001145224A JP32764999A JP32764999A JP2001145224A JP 2001145224 A JP2001145224 A JP 2001145224A JP 32764999 A JP32764999 A JP 32764999A JP 32764999 A JP32764999 A JP 32764999A JP 2001145224 A JP2001145224 A JP 2001145224A
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豊 永田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 光ケーブル巻付機を架空地線に対して着脱す
る時に、開口部が必ず下向きになっているように旋回部
を拘束する旋回部拘束手段を得る。 【解決手段】 光ケーブル巻付機の非旋回部100に旋
回枠拘束用ハンドル107を設ける。これに対応する旋
回部100に旋回枠拘束用メネジ部108を固定する。
旋回部101を回して、当該旋回部101の開口部を非
旋回部100側の下向きの開口部に合わせ、その状態
で、旋回枠拘束用ハンドル107を押し付けながら回し
て、先端のオネジ部106を旋回枠拘束用メネジ部10
8のネジ穴112aにねじ込む。これにより、光ケーブ
ル巻付機を架空地線に装着する際に、鉄塔上で旋回部の
開口部の位置を調整する必要がなく、不安定な作業を強
いられる鉄塔上での作業性が改善される。また、旋回枠
拘束用ハンドル107には抜け落ち防止機構112が設
けられているので、ボルト等の部品が落下する恐れがな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、架空送電線路の
架空地線上に走行可能に設置されて当該架空地線に光ケ
ーブルを巻き付ける光ケーブル巻付機に関し、特に、当
該光ケーブル巻付機を架空地線に装着する時に、旋回部
を当該旋回部に設けた開口部が非旋回部に設けた開口部
と一致する姿勢に拘束するための旋回部拘束手段に特長
を有するものである。
【0002】
【従来の技術】架空送電線路には一般に、雷対策用の架
空地線が張られているが、光通信網を構築するための光
ケーブルをこの架空地線を利用して布設することが行な
われている。従来、電流通路を構成する金属撚線層の中
心部に配置したアルミ管内に光ケーブルを収納してなる
光ファイバ複合架空地線(OPGW)が、光ファイバ保
護の確実性等の点から広く用いられているが、近時、光
ケーブルを架空地線に直接螺旋状に巻き付けて布設する
直接巻き付け方法も採用されるようになっている。
【0003】光ケーブルを架空地線に直接巻き付ける作
業は、架空地線に懸架した光ケーブル巻付機をロープで
牽引走行させて行なうが、例えば図8に示すように、こ
の種の光ケーブル巻付機1として、巻付機本体2をロー
プ3で牽引走行させた時に、架空地線4に乗っているロ
ーラ5の回転が歯車機構を介して従動歯車6およびこれ
と一体の旋回枠7に伝達されて、当該旋回枠7が架空地
線4の周囲を旋回し、この旋回枠7と一体に旋回するボ
ビン8から光ケーブル9が繰り出されることで、光ケー
ブル9を架空地線4に螺旋状に巻き付ける、という方式
のものが知られている。
【0004】上記の光ケーブル巻付機1を架空地線4に
装着する時の作業について説明すると、光ケーブル巻付
機1を送電鉄塔の近傍において架空地線4の高さまで持
ち上げ、旋回部(旋回枠7およびこれと一体の従動歯車
6等)を当該旋回部側に設けた開口部が非旋回部(旋回
枠支持部2aを含む巻付機本体2等)側に設けた下向き
の開口部に一致する状態に拘束し、それらの開口部から
架空地線4が中心部に挿入されるようにして、ローラ
5、5’を架空地線4上に乗せ、これにより当該光ケー
ブル巻付機1を架空地線4に懸架する。そして、光ケー
ブル巻付機1による光ケーブル9の巻き付け作業の際に
は、旋回部の拘束を解除する。また、光ケーブル巻付機
1を架空地線4から取り外す際にも、再び旋回部を開口
部が非旋回部側の開口部と合うように拘束する。従来
は、旋回部を当該旋回部側の開口部が非旋回部側の開口
部に一致する状態に拘束する旋回部拘束手段として、非
旋回部側から挿入したボルトを旋回部側に設けたネジ穴
に螺合させ締め付けて、旋回部がみだりに旋回しないよ
うに拘束する構成を採用していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の旋回部拘束
手段では、非旋回部側から挿入したボルトを旋回部側に
設けたネジ穴に螺合させ締め付ける作業が煩雑であり、
作業性が悪かった。また、鉄塔上でボルトをネジ穴にね
じ込む作業が必要となるが、ボルトが落下する恐れがあ
り、安全性の上でも好ましくなかった。
【0006】本発明は、上記従来の欠点を解消するため
になされたもので、光ケーブル巻付機を架空地線に対し
て着脱する時に、旋回部を当該旋回部に設けた開口部が
非旋回部に設けた開口部と一致する姿勢に拘束する旋回
部拘束作業を容易に行なうことができ、また、その際、
ボルト等の部品が落下する恐れのない架空地線への光ケ
ーブル巻付機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明は、架空送電線路の架空地線上に走行可能に設置され
て当該架空地線に光ケーブルを巻き付ける架空地線への
光ケーブル巻付機であって、本体枠と、この本体枠の外
側に架空地線の周囲を旋回可能に取り付けられた旋回枠
と、この旋回枠に回転可能に取り付けられた光ケーブル
巻回用のボビンと、架空地線上に乗るように前記本体枠
に取り付けられた走行プーリと、この走行プーリの回転
を前記旋回枠に伝達して旋回枠を旋回駆動する回転伝達
機構とを備えた基本構成を有し、前記本体枠を含む非旋
回部および前記旋回枠を含む旋回部にそれぞれ、当該光
ケーブル巻付機を架空地線に装着するための開口部を設
けるとともに、前記旋回部を当該旋回部の開口部が非旋
回部の開口部と一致する姿勢に拘束するための旋回部拘
束手段を設け、前記旋回部拘束手段は、前記非旋回部側
または旋回部側に設けた本体枠長手方向の嵌合穴をスラ
イド可能で、先端にオネジ部を持つ旋回枠拘束用ハンド
ルと、旋回部側または非旋回部側に固定した、前記非旋
回部の開口部と旋回部の開口部とが一致した時に前記旋
回枠拘束用ハンドルの先端のオネジ部が螺合可能な旋回
枠拘束用メネジ部と、前記旋回枠拘束用ハンドルを旋回
枠拘束用メネジ部と反対方向に付勢する弾性部材と、前
記旋回枠拘束用ハンドルの抜け落ちを防止する抜け落ち
防止機構とからなることを特徴とする。
【0008】請求項2は、請求項1の光ケーブル巻付機
における抜け落ち防止機構を、旋回枠拘束用ハンドルの
先端のオネジ部にナット片を螺合させるとともに、この
ナット片を回り止めして構成したことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図7を参照して説明する。図7は送電鉄塔10間に張
架されている架空地線4に本発明の一実施形態の光ケー
ブル巻付機21を用いて光ケーブル9を巻き付ける状況
を説明する図であり、ロープ22を牽引して巻き付け作
業を行なう。
【0010】図1は本発明の一実施形態の光ケーブル巻
付機21の側面図、図2は同平面図、図3は同正面図で
ある。これらの図に示すように、この光ケーブル巻付機
21は、本体枠23と、この本体枠23の外側に架空地
線4の周囲を旋回可能に取り付けられた旋回枠24と、
この旋回枠24に回転可能に取り付けられた光ケーブル
巻回用のボビン25と、架空地線4上に乗るように前記
本体枠23に取り付けられた走行プーリ26と、この走
行プーリ26の回転を前記旋回枠24に伝達して当該旋
回枠24を旋回駆動する回転伝達機構27とを備えた基
本構成を有する。
【0011】本体枠23等の非旋回部100および旋回
枠24等の旋回部101には、それぞれ、当該光ケーブ
ル巻付機21を架空地線4に装着するための、すなわ
ち、装着時に光ケーブル巻付機21の下方から架空地線
4を中心部に挿入するための開口部a、b、c、d、e
(図3、図4参照)を設けるとともに、旋回部101を
当該旋回部101側の開口部a、eが非旋回部100側
の開口部a、c、dと一致する姿勢に拘束するための旋
回部拘束手段102を設けている。具体的に言えば、非
旋回部100である前記本体枠23は、旋回枠24内を
貫通してこれを回転可能に支持する旋回枠支持部30
と、この旋回枠24の前部に延出した前面部31と、後
部に延出した後面部32とを備え、前記前面部31は、
旋回枠支持部30に直接固定され下方に延びたカウンタ
ーウエイト取付板35と、このカウンターウエイト取付
板35に一体に固定された歯車取付板36と、この歯車
支持板36に固定されたプーリ支持枠37等からなって
いるが、前記本体枠23の旋回枠支持部30に下向きの
開口部a(図4参照)、前記カウンターウエイト取付板
35に同じく下向きの開口部c(図3参照)、前記歯車
取付板36に同じく下向きの開口部d(図3参照)をそ
れぞれ設けている。また、旋回部である旋回枠24に開
口部b(図4参照)、旋回枠24と一体の旋回従導平歯
車49に開口部e(図3参照)をそれぞれ設けている。
【0012】前記旋回部拘束手段102について説明す
る。この旋回部拘束手段102は、図5、図6に詳細を
示すように、非旋回部100であるカウンターウエイト
取付板35側に設けた旋回枠拘束用ハンドル107と、
旋回部101である旋回従導平歯車49に固定した旋回
枠拘束用メネジ部108とを持つ。前記旋回枠拘束用ハ
ンドル107は、カウンターウエイト取付板35に固定
したハンドル取付部材104にあけた本体枠長手方向の
嵌合穴105をスライド可能であり、先端にオネジ部1
06を持つ。さらに、旋回枠拘束用ハンドル107を前
記旋回枠拘束用メネジ部108と反対方向に付勢するコ
イルバネ(弾性部材)111と、旋回枠拘束用ハンドル
107の抜け落ちを防止する抜け落ち防止機構112と
を備えている。旋回枠拘束用ハンドル107と旋回枠拘
束用メネジ部108とは、非旋回部100の開口部a、
c、dと旋回部101の開口部b、eとが一致した時に
旋回枠拘束用ハンドル107の先端のオネジ部106が
旋回枠拘束用メネジ部108に螺合可能(図5、図6の
状態)な位置関係にある。113は旋回枠拘束用ハンド
ル107のつまみである。また、108aは旋回枠拘束
用メネジ部108のネジ穴、108bは旋回枠拘束用メ
ネジ部108を旋回従動歯車49に固定するネジであ
る。
【0013】前記抜け落ち防止機構112は、旋回枠拘
束用ハンドル107の先端のオネジ部106にナット片
112aを螺合させるとともに、このナット片112a
を回り止めして構成している。
【0014】光ケーブル巻付機21の他の部分を若干説
明すると、図1、図2に示すように、前面部31のプー
リ支持枠37に、走行プーリ26、40が架空地線4か
ら外れることを防止し、かつ、架空地線4を走行プーリ
26、40に対して強く押し付けて大きなグリップ力を
得るための外れ防止コロ41を設けている。また、後面
部32側の走行プーリ56を支持するプーリ支持枠55
に前記外れ防止コロ41と同様な外れ防止コロ57を設
けている。なお、前記外れ防止コロ41、57は、当該
光ケーブル巻付機21を架空地線4に乗せる際に、開閉
可能である。また、図2、図3に示すように、走行プー
リ26の回転は傘歯車44、傘歯車45およびこれと一
体の平歯車46、中間平歯車47、48、旋回従動平歯
車49(これらは前述の回転伝達機構27を構成する)
に順次伝達され、この旋回従動平歯車49と一体の旋回
枠24が架空地線4の周囲を旋回する。また前記旋回枠
24の側面にボビン支持軸60が固定され、このボビン
支持軸60に、ボビン25が着脱可能に嵌挿固定される
ボビン軸61が軸受け62を介して回転可能に取り付け
られている。ボビン軸61の旋回枠24側に固定したス
プロケット63の回転は、ボビン25の回転にブレーキ
トルクを作用させるボビンブレーキ67、および、バラ
ンスウエイト87の位置を自動調整して旋回部101の
重量モーメントの吊り合いを取るバランスウエイト自動
調整機構80に伝達されるようになっている。また、前
記カウンターウエイト取付板35に、カウンターウエイ
ト91が取り付けられている。
【0015】上記の光ケーブル巻付機21を用いて架空
地線4に光ケーブル9を巻き付ける作業について説明す
る。旋回部101を回して、当該旋回部101の開口部
b、eを非旋回部100の下向きの開口部a、c、dに
合わせ、その状態で旋回枠拘束用ハンドル107の先端
のオネジ部106を旋回枠拘束用メネジ部108に螺合
させる。この場合、コイルバネ111の反力に抗して旋
回枠拘束用ハンドル107を押し付けつつ回転させて、
旋回枠拘束用メネジ部108のネジ穴108aにねじ込
む。次いで、この光ケーブル巻付機21を送電鉄塔10
の近傍において架空地線4の高さまで持ち上げ、下向き
の非旋回部100および旋回部101の各開口部a、
b、c、d、eから架空地線4が中心部に挿入されるよ
うにして、走行プーリ26、40、56を架空地線4上
に乗せ、これにより当該光ケーブル巻付機21を架空地
線4に懸架する。この場合、旋回部101の開口部b、
eは、非旋回部100の下向きの開口部a、c、dに合
わせた状態で拘束されているので、上記懸架作業が容易
である。なお、光ケーブル巻付機21で光ケーブル9の
巻き付け作業を行なう際には、旋回枠拘束用ハンドル1
07を左回しして先端のオネジ部106を旋回枠拘束用
メネジ部108のネジ穴108aから外し、旋回部10
1の拘束を解除する。この時、旋回枠拘束用ハンドル1
07は、コイルバネ111の力で抜ける方向に付勢され
るが、抜け落ち防止機構112のナット片112aがス
トッパとして機能するので、抜け落ちない。したがっ
て、高所作業において部品が落下する恐れはなく、安全
に作業できる。なお、旋回枠拘束用ハンドル107をハ
ンドル取付部材104から取り外す必要がある時は、旋
回枠拘束用ハンドル107を左方向に回すと、回転しな
いナット片112aがオネジ部106から外れるので、
旋回枠拘束用ハンドル107を嵌合穴105から抜き取
ることができる。また、光ケーブル巻付機21を架空地
線4から取り外す際にも、旋回枠拘束用ハンドル107
を操作して、再び旋回部101をその開口部b、eが非
旋回部100側の開口部a、c、dに合うように拘束す
る。
【0016】次いで、ロープ係止部95に掛けたロープ
22を牽引すると、光ケーブル巻付機21が前方に走行
移動する。この時、走行プーリ26、40、56が当該
光ケーブル巻付機21の重量を支えつつ架空地線4上を
転動するが、走行プーリ26の回転が傘歯車44と傘歯
車45との噛み合いを経て傘歯車45と一体の平歯車4
6に伝達され、この平歯車46の回転が2つの中間平歯
車47、48による2つの経路で旋回従動平歯車49に
伝達され、旋回従動平歯車49と一体の旋回枠24が本
体枠23の周囲をすなわち架空地線4の周囲を旋回し、
旋回枠24に取り付けたボビン25が架空地線4の周囲
を旋回する。一方、光ケーブル巻付機21が前進するこ
とで、ボビン25に巻回されている光ケーブル9が繰り
出されていくので、光ケーブル9は架空地線4に螺旋状
に巻き付けられる。
【0017】上記の実施形態では、旋回枠拘束用ハンド
ル107をカウンターウエイト取付板35に設け、旋回
枠拘束用メネジ部108を旋回従動歯車49に固定した
が、非旋回部100側と旋回部101側とにそれぞれを
設けるのであれば、必ずしもその箇所でなくてもよい。
さらには、旋回枠拘束用ハンドル107を旋回部101
側に、旋回枠拘束用メネジ部108を非旋回部100側
に設けることも可能である。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、光ケーブル巻付機の旋
回部を、当該旋回部に設けた開口部が非旋回部に設けた
下向きの開口部と一致するように拘束する旋回部拘束手
段として、非旋回部側または旋回部側に設けた本体枠長
手方向の嵌合穴をスライド可能で、先端にオネジ部を持
つ旋回枠拘束用ハンドルと、旋回部側または非旋回部側
に固定した、前記非旋回部の開口部と旋回部の開口部と
が一致した時に前記旋回枠拘束用ハンドルの先端のオネ
ジ部が螺合可能な旋回枠拘束用メネジ部と、前記旋回枠
拘束用ハンドルを旋回枠拘束用メネジ部と反対方向に付
勢する弾性部材と、前記旋回枠拘束用ハンドルの抜け落
ちを防止する抜け落ち防止機構とで構成したので、次の
ような効果を奏する。 光ケーブル巻付機を架空地線に対して着脱する時、旋
回枠拘束用ハンドルにより旋回部を、当該旋回部の開口
部が非旋回部の下向きの開口部と一致する状態に拘束す
ることができるので、鉄塔上で旋回部の開口部の位置を
調整する必要がなく、不安定な作業を強いられる鉄塔上
での作業性が改善される。 旋回部を拘束するための部品には、落下する部品が1
点もないので、安全に作業できる。
【0019】請求項2によれば、旋回枠拘束用ハンドル
の確実な抜け落ち防止を、簡単な機構で実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の架空地線への光ケーブル
巻付機の側面図である。
【図2】図1の光ケーブル巻付機の平面図である。
【図3】図1の光ケーブル巻付機の一部を切り欠いた正
面図である。
【図4】図2のA−A断面図(ただし一部省略)であ
る。
【図5】図2における旋回部拘束手段近傍の詳細拡大図
である。
【図6】図5のB−B線における拡大正断面図である。
【図7】上記の光ケーブル巻付機で光ケーブルを架空地
線に巻き付ける状況を説明する図である。
【図8】従来の光ケーブル巻付機の側面図である。
【符号の説明】
4 架空地線 9 光ケーブル 10 送電鉄塔 21 光ケーブル巻付機 22 ロープ 23 本体枠 24 旋回枠 25 ボビン 26 走行プーリ 27 回転伝達機構 30 旋回枠支持部 31 前面部 32 後面部 35 カウンターウエイト取付板 36 歯車取付板 37 プーリ支持枠 40 走行プーリ 49 旋回従動平歯車 55 プーリ支持枠 56 走行プーリ 60 ボビン支持軸 61 ボビン軸 91 カウンターウエイト 100 非旋回部 101 旋回部 102 旋回部拘束手段 104 ハンドル取付部材 105 嵌合穴 106 オネジ部 107 旋回枠拘束用ハンドル 108 旋回枠拘束用メネジ部 108a ネジ穴 111 弾性部材(コイルバネ) 112抜け落ち防止機構 112a ナット片 113 つまみ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐野 嘉彦 東京都江東区木場1−5−1 株式会社フ ジクラ内 Fターム(参考) 2H038 CA65

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 架空送電線路の架空地線上に走行可能に
    設置されて当該架空地線に光ケーブルを巻き付ける架空
    地線への光ケーブル巻付機であって、 本体枠と、この本体枠の外側に架空地線の周囲を旋回可
    能に取り付けられた旋回枠と、この旋回枠に回転可能に
    取り付けられた光ケーブル巻回用のボビンと、架空地線
    上に乗るように前記本体枠に取り付けられた走行プーリ
    と、この走行プーリの回転を前記旋回枠に伝達して旋回
    枠を旋回駆動する回転伝達機構とを備えた基本構成を有
    し、 前記本体枠を含む非旋回部および前記旋回枠を含む旋回
    部にそれぞれ、当該光ケーブル巻付機を架空地線に装着
    するための開口部を設けるとともに、前記旋回部を当該
    旋回部の開口部が非旋回部の開口部と一致する姿勢に拘
    束するための旋回部拘束手段を設け、前記旋回部拘束手
    段は、前記非旋回部側または旋回部側に設けた本体枠長
    手方向の嵌合穴をスライド可能で、先端にオネジ部を持
    つ旋回枠拘束用ハンドルと、旋回部側または非旋回部側
    に固定した、前記非旋回部の開口部と旋回部の開口部と
    が一致した時に前記旋回枠拘束用ハンドルの先端のオネ
    ジ部が螺合可能な旋回枠拘束用メネジ部と、前記旋回枠
    拘束用ハンドルを旋回枠拘束用メネジ部と反対方向に付
    勢する弾性部材と、前記旋回枠拘束用ハンドルの抜け落
    ちを防止する抜け落ち防止機構とからなることを特徴と
    する架空地線への光ケーブル巻付機。
  2. 【請求項2】 前記抜け落ち防止機構は、前記旋回枠拘
    束用ハンドルの先端のオネジ部にナット片を螺合させる
    とともに、このナット片を回り止めして構成したことを
    特徴とする請求項1記載の架空地線への光ケーブル巻付
    機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116408639A (zh) * 2023-03-17 2023-07-11 国网安徽省电力有限公司宿州供电公司 一种电力跳线引流板螺栓对中装置

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CN116408639A (zh) * 2023-03-17 2023-07-11 国网安徽省电力有限公司宿州供电公司 一种电力跳线引流板螺栓对中装置
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