JP3599172B2 - 架空地線への光ケーブル巻付機 - Google Patents

架空地線への光ケーブル巻付機 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、架空送電線路の架空地線上に走行可能に設置されて当該架空地線に光ケーブルを巻き付ける光ケーブル巻付機に関し、特に、当該光ケーブル巻付機を架空地線に装着する時に、旋回部を当該旋回部に設けた開口部が非旋回部に設けた開口部と一致する姿勢に拘束するための旋回部拘束手段に特長を有するものである。
【0002】
【従来の技術】
架空送電線路には一般に、雷対策用の架空地線が張られているが、光通信網を構築するための光ケーブルをこの架空地線を利用して布設することが行なわれている。従来、電流通路を構成する金属撚線層の中心部に配置したアルミ管内に光ケーブルを収納してなる光ファイバ複合架空地線(OPGW)が、光ファイバ保護の確実性等の点から広く用いられているが、近時、光ケーブルを架空地線に直接螺旋状に巻き付けて布設する直接巻き付け方法も採用されるようになっている。
【0003】
光ケーブルを架空地線に直接巻き付ける作業は、架空地線に懸架した光ケーブル巻付機をロープで牽引走行させて行なうが、例えば図8に示すように、この種の光ケーブル巻付機1として、巻付機本体2をロープ3で牽引走行させた時に、架空地線4に乗っているローラ5の回転が歯車機構を介して従動歯車6およびこれと一体の旋回枠7に伝達されて、当該旋回枠7が架空地線4の周囲を旋回し、この旋回枠7と一体に旋回するボビン8から光ケーブル9が繰り出されることで、光ケーブル9を架空地線4に螺旋状に巻き付ける、という方式のものが知られている。
【0004】
上記の光ケーブル巻付機1を架空地線4に装着する時の作業について説明すると、光ケーブル巻付機1を送電鉄塔の近傍において架空地線4の高さまで持ち上げ、旋回部(旋回枠7およびこれと一体の従動歯車6等)を当該旋回部側に設けた開口部が非旋回部(旋回枠支持部2aを含む巻付機本体2等)側に設けた下向きの開口部に一致する状態に拘束し、それらの開口部から架空地線4が中心部に挿入されるようにして、ローラ5、5’を架空地線4上に乗せ、これにより当該光ケーブル巻付機1を架空地線4に懸架する。そして、光ケーブル巻付機1による光ケーブル9の巻き付け作業の際には、旋回部の拘束を解除する。また、光ケーブル巻付機1を架空地線4から取り外す際にも、再び旋回部を開口部が非旋回部側の開口部と合うように拘束する。
従来は、旋回部を当該旋回部側の開口部が非旋回部側の開口部に一致する状態に拘束する旋回部拘束手段として、非旋回部側から挿入したボルトを旋回部側に設けたネジ穴に螺合させ締め付けて、旋回部がみだりに旋回しないように拘束する構成を採用していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の旋回部拘束手段では、非旋回部側から挿入したボルトを旋回部側に設けたネジ穴に螺合させ締め付ける作業が煩雑であり、作業性が悪かった。また、鉄塔上でボルトをネジ穴にねじ込む作業が必要となるが、ボルトが落下する恐れがあり、安全性の上でも好ましくなかった。
【0006】
本発明は、上記従来の欠点を解消するためになされたもので、光ケーブル巻付機を架空地線に対して着脱する時に、旋回部を当該旋回部に設けた開口部が非旋回部に設けた開口部と一致する姿勢に拘束する旋回部拘束作業を容易に行なうことができ、また、その際、ボルト等の部品が落下する恐れのない架空地線への光ケーブル巻付機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本発明は、架空送電線路の架空地線上に走行可能に設置されて当該架空地線に光ケーブルを巻き付ける架空地線への光ケーブル巻付機であって、
本体枠と、この本体枠の外側に架空地線の周囲を旋回可能に取り付けられた旋回枠と、この旋回枠に回転可能に取り付けられた光ケーブル巻回用のボビンと、架空地線上に乗るように前記本体枠に取り付けられた走行プーリと、この走行プーリの回転を前記旋回枠に伝達して旋回枠を旋回駆動する回転伝達機構とを備えた基本構成を有し、
前記旋回枠の前端面に、前記回転伝達機構の一部を構成する、旋回枠回転中心と同心の旋回従動歯車を固定し、
前記本体枠を含む非旋回部および前記旋回枠を含む旋回部にそれぞれ、当該光ケーブル巻付機を架空地線に装着するための開口部を設けるとともに、前記旋回部を当該旋回部の開口部が非旋回部の開口部と一致する姿勢に拘束するための旋回部拘束手段を設け、
前記旋回部拘束手段は、前記非旋回部側に設けた本体枠長手方向の嵌合穴をスライド可能で、先端にオネジ部を持つ旋回枠拘束用ハンドルと、前記旋回従動歯車に固定した、前記非旋回部の開口部と旋回部の開口部とが一致した時に前記旋回枠拘束用ハンドルの先端のオネジ部が螺合可能な旋回枠拘束用メネジ部と、前記旋回枠拘束用ハンドルを旋回枠拘束用メネジ部と反対方向に付勢する弾性部材と、前記旋回枠拘束用ハンドルの抜け落ちを防止する抜け落ち防止機構とからなり、前記抜け落ち防止機構は、前記旋回枠拘束用ハンドルの先端のオネジ部に、前記嵌合穴より外径が大きいナット片を螺合させて構成したことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図1〜図7を参照して説明する。図7は送電鉄塔10間に張架されている架空地線4に本発明の一実施形態の光ケーブル巻付機21を用いて光ケーブル9を巻き付ける状況を説明する図であり、ロープ22を牽引して巻き付け作業を行なう。
【0010】
図1は本発明の一実施形態の光ケーブル巻付機21の側面図、図2は同平面図、図3は同正面図である。これらの図に示すように、この光ケーブル巻付機21は、本体枠23と、この本体枠23の外側に架空地線4の周囲を旋回可能に取り付けられた旋回枠24と、この旋回枠24に回転可能に取り付けられた光ケーブル巻回用のボビン25と、架空地線4上に乗るように前記本体枠23に取り付けられた走行プーリ26と、この走行プーリ26の回転を前記旋回枠24に伝達して当該旋回枠24を旋回駆動する回転伝達機構27とを備えた基本構成を有する。
【0011】
本体枠23等の非旋回部100および旋回枠24等の旋回部101には、それぞれ、当該光ケーブル巻付機21を架空地線4に装着するための、すなわち、装着時に光ケーブル巻付機21の下方から架空地線4を中心部に挿入するための開口部a、b、c、d、e(図3、図4参照)を設けるとともに、旋回部101を当該旋回部101側の開口部a、eが非旋回部100側の開口部a、c、dと一致する姿勢に拘束するための旋回部拘束手段102を設けている。
具体的に言えば、非旋回部100である前記本体枠23は、旋回枠24内を貫通してこれを回転可能に支持する旋回枠支持部30と、この旋回枠24の前部に延出した前面部31と、後部に延出した後面部32とを備え、前記前面部31は、旋回枠支持部30に直接固定され下方に延びたカウンターウエイト取付板35と、このカウンターウエイト取付板35に一体に固定された歯車取付板36と、この歯車支持板36に固定されたプーリ支持枠37等からなっているが、前記本体枠23の旋回枠支持部30に下向きの開口部a(図4参照)、前記カウンターウエイト取付板35に同じく下向きの開口部c(図3参照)、前記歯車取付板36に同じく下向きの開口部d(図3参照)をそれぞれ設けている。
また、旋回部である旋回枠24に開口部b(図4参照)、旋回枠24と一体の旋回従導平歯車49に開口部e(図3参照)をそれぞれ設けている。
【0012】
前記旋回部拘束手段102について説明する。この旋回部拘束手段102は、図5、図6に詳細を示すように、非旋回部100であるカウンターウエイト取付板35側に設けた旋回枠拘束用ハンドル107と、旋回部101である旋回従導平歯車49に固定した旋回枠拘束用メネジ部108とを持つ。前記旋回枠拘束用ハンドル107は、カウンターウエイト取付板35に固定したハンドル取付部材104にあけた本体枠長手方向の嵌合穴105をスライド可能であり、先端にオネジ部106を持つ。さらに、旋回枠拘束用ハンドル107を前記旋回枠拘束用メネジ部108と反対方向に付勢するコイルバネ(弾性部材)111と、旋回枠拘束用ハンドル107の抜け落ちを防止する抜け落ち防止機構112とを備えている。
旋回枠拘束用ハンドル107と旋回枠拘束用メネジ部108とは、非旋回部100の開口部a、c、dと旋回部101の開口部b、eとが一致した時に旋回枠拘束用ハンドル107の先端のオネジ部106が旋回枠拘束用メネジ部108に螺合可能(図5、図6の状態)な位置関係にある。113は旋回枠拘束用ハンドル107のつまみである。また、108aは旋回枠拘束用メネジ部108のネジ穴、108bは旋回枠拘束用メネジ部108を旋回従動歯車49に固定するネジである。
【0013】
前記抜け落ち防止機構112は、旋回枠拘束用ハンドル107の先端のオネジ部106にナット片112aを螺合させるとともに、このナット片112aを回り止めして構成している。
【0014】
光ケーブル巻付機21の他の部分を若干説明すると、図1、図2に示すように、前面部31のプーリ支持枠37に、走行プーリ26、40が架空地線4から外れることを防止し、かつ、架空地線4を走行プーリ26、40に対して強く押し付けて大きなグリップ力を得るための外れ防止コロ41を設けている。また、後面部32側の走行プーリ56を支持するプーリ支持枠55に前記外れ防止コロ41と同様な外れ防止コロ57を設けている。なお、前記外れ防止コロ41、57は、当該光ケーブル巻付機21を架空地線4に乗せる際に、開閉可能である。
また、図2、図3に示すように、走行プーリ26の回転は傘歯車44、傘歯車45およびこれと一体の平歯車46、中間平歯車47、48、旋回従動平歯車49(これらは前述の回転伝達機構27を構成する)に順次伝達され、この旋回従動平歯車49と一体の旋回枠24が架空地線4の周囲を旋回する。
また前記旋回枠24の側面にボビン支持軸60が固定され、このボビン支持軸60に、ボビン25が着脱可能に嵌挿固定されるボビン軸61が軸受け62を介して回転可能に取り付けられている。ボビン軸61の旋回枠24側に固定したスプロケット63の回転は、ボビン25の回転にブレーキトルクを作用させるボビンブレーキ67、および、バランスウエイト87の位置を自動調整して旋回部101の重量モーメントの吊り合いを取るバランスウエイト自動調整機構80に伝達されるようになっている。
また、前記カウンターウエイト取付板35に、カウンターウエイト91が取り付けられている。
【0015】
上記の光ケーブル巻付機21を用いて架空地線4に光ケーブル9を巻き付ける作業について説明する。旋回部101を回して、当該旋回部101の開口部b、eを非旋回部100の下向きの開口部a、c、dに合わせ、その状態で旋回枠拘束用ハンドル107の先端のオネジ部106を旋回枠拘束用メネジ部108に螺合させる。この場合、コイルバネ111の反力に抗して旋回枠拘束用ハンドル107を押し付けつつ回転させて、旋回枠拘束用メネジ部108のネジ穴108aにねじ込む。
次いで、この光ケーブル巻付機21を送電鉄塔10の近傍において架空地線4の高さまで持ち上げ、下向きの非旋回部100および旋回部101の各開口部a、b、c、d、eから架空地線4が中心部に挿入されるようにして、走行プーリ26、40、56を架空地線4上に乗せ、これにより当該光ケーブル巻付機21を架空地線4に懸架する。
この場合、旋回部101の開口部b、eは、非旋回部100の下向きの開口部a、c、dに合わせた状態で拘束されているので、上記懸架作業が容易である。
なお、光ケーブル巻付機21で光ケーブル9の巻き付け作業を行なう際には、旋回枠拘束用ハンドル107を左回しして先端のオネジ部106を旋回枠拘束用メネジ部108のネジ穴108aから外し、旋回部101の拘束を解除する。この時、旋回枠拘束用ハンドル107は、コイルバネ111の力で抜ける方向に付勢されるが、抜け落ち防止機構112のナット片112aがストッパとして機能するので、抜け落ちない。したがって、高所作業において部品が落下する恐れはなく、安全に作業できる。
なお、旋回枠拘束用ハンドル107をハンドル取付部材104から取り外す必要がある時は、旋回枠拘束用ハンドル107を左方向に回すと、回転しないナット片112aがオネジ部106から外れるので、旋回枠拘束用ハンドル107を嵌合穴105から抜き取ることができる。
また、光ケーブル巻付機21を架空地線4から取り外す際にも、旋回枠拘束用ハンドル107を操作して、再び旋回部101をその開口部b、eが非旋回部100側の開口部a、c、dに合うように拘束する。
【0016】
次いで、ロープ係止部95に掛けたロープ22を牽引すると、光ケーブル巻付機21が前方に走行移動する。この時、走行プーリ26、40、56が当該光ケーブル巻付機21の重量を支えつつ架空地線4上を転動するが、走行プーリ26の回転が傘歯車44と傘歯車45との噛み合いを経て傘歯車45と一体の平歯車46に伝達され、この平歯車46の回転が2つの中間平歯車47、48による2つの経路で旋回従動平歯車49に伝達され、旋回従動平歯車49と一体の旋回枠24が本体枠23の周囲をすなわち架空地線4の周囲を旋回し、旋回枠24に取り付けたボビン25が架空地線4の周囲を旋回する。一方、光ケーブル巻付機21が前進することで、ボビン25に巻回されている光ケーブル9が繰り出されていくので、光ケーブル9は架空地線4に螺旋状に巻き付けられる。
【0017】
上記の実施形態では、旋回枠拘束用ハンドル107をカウンターウエイト取付板35に設けたが、必ずしもその箇所でなくてもよい。
【0018】
【発明の効果】
本発明によれば、光ケーブル巻付機の旋回部を、当該旋回部に設けた開口部が非旋回部に設けた下向きの開口部と一致するように拘束する旋回部拘束手段として、非旋回部側に設けた本体枠長手方向の嵌合穴をスライド可能で、先端にオネジ部を持つ旋回枠拘束用ハンドルと、前記旋回従動歯車に固定した、前記非旋回部の開口部と旋回部の開口部とが一致した時に前記旋回枠拘束用ハンドルの先端のオネジ部が螺合可能な旋回枠拘束用メネジ部と、前記旋回枠拘束用ハンドルを旋回枠拘束用メネジ部と反対方向に付勢する弾性部材と、前記旋回枠拘束用ハンドルの抜け落ちを防止する抜け落ち防止機構とからなり、前記抜け落ち防止機構は、前記旋回枠拘束用ハンドルの先端のオネジ部に、前記嵌合穴より外径が大きいナット片を螺合させて構成したので、次のような効果を奏する。
(1)光ケーブル巻付機を架空地線に対して着脱する時、旋回枠拘束用ハンドルにより旋回部を、当該旋回部の開口部が非旋回部の下向きの開口部と一致する状態に拘束することができるので、鉄塔上で旋回部の開口部の位置を調整する必要がなく、不安定な作業を強いられる鉄塔上での作業性が改善される。
(2)旋回部を拘束するための部品には、落下する部品が1点もないので、安全に作業できる。
【0019】
また、旋回枠拘束用ハンドルの確実な抜け落ち防止を、簡単な機構で実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の架空地線への光ケーブル巻付機の側面図である。
【図2】図1の光ケーブル巻付機の平面図である。
【図3】図1の光ケーブル巻付機の一部を切り欠いた正面図である。
【図4】図2のA−A断面図(ただし一部省略)である。
【図5】図2における旋回部拘束手段近傍の詳細拡大図である。
【図6】図5のB−B線における拡大正断面図である。
【図7】上記の光ケーブル巻付機で光ケーブルを架空地線に巻き付ける状況を説明する図である。
【図8】従来の光ケーブル巻付機の側面図である。
【符号の説明】
4 架空地線
9 光ケーブル
10 送電鉄塔
21 光ケーブル巻付機
22 ロープ
23 本体枠
24 旋回枠
25 ボビン
26 走行プーリ
27 回転伝達機構
30 旋回枠支持部
31 前面部
32 後面部
35 カウンターウエイト取付板
36 歯車取付板
37 プーリ支持枠
40 走行プーリ
49 旋回従動平歯車
55 プーリ支持枠
56 走行プーリ
60 ボビン支持軸
61 ボビン軸
91 カウンターウエイト
100 非旋回部
101 旋回部
102 旋回部拘束手段
104 ハンドル取付部材
105 嵌合穴
106 オネジ部
107 旋回枠拘束用ハンドル
108 旋回枠拘束用メネジ部
108a ネジ穴
111 弾性部材(コイルバネ)
112抜け落ち防止機構
112a ナット片
113 つまみ

Claims (1)

  1. 架空送電線路の架空地線上に走行可能に設置されて当該架空地線に光ケーブルを巻き付ける架空地線への光ケーブル巻付機であって、
    本体枠と、この本体枠の外側に架空地線の周囲を旋回可能に取り付けられた旋回枠と、この旋回枠に回転可能に取り付けられた光ケーブル巻回用のボビンと、架空地線上に乗るように前記本体枠に取り付けられた走行プーリと、この走行プーリの回転を前記旋回枠に伝達して旋回枠を旋回駆動する回転伝達機構とを備えた基本構成を有し、
    前記旋回枠の前端面に、前記回転伝達機構の一部を構成する、旋回枠回転中心と同心の旋回従動歯車を固定し、
    前記本体枠を含む非旋回部および前記旋回枠を含む旋回部にそれぞれ、当該光ケーブル巻付機を架空地線に装着するための開口部を設けるとともに、前記旋回部を当該旋回部の開口部が非旋回部の開口部と一致する姿勢に拘束するための旋回部拘束手段を設け、
    前記旋回部拘束手段は、前記非旋回部側に設けた本体枠長手方向の嵌合穴をスライド可能で、先端にオネジ部を持つ旋回枠拘束用ハンドルと、前記旋回従動歯車に固定した、前記非旋回部の開口部と旋回部の開口部とが一致した時に前記旋回枠拘束用ハンドルの先端のオネジ部が螺合可能な旋回枠拘束用メネジ部と、前記旋回枠拘束用ハンドルを旋回枠拘束用メネジ部と反対方向に付勢する弾性部材と、前記旋回枠拘束用ハンドルの抜け落ちを防止する抜け落ち防止機構とからなり、前記抜け落ち防止機構は、前記旋回枠拘束用ハンドルの先端のオネジ部に、前記嵌合穴より外径が大きいナット片を螺合させて構成したことを特徴とする架空地線への光ケーブル巻付機。
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