JP2001144640A - 衛星放送受信用チューナ - Google Patents

衛星放送受信用チューナ

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JP2001144640A
JP2001144640A JP32053599A JP32053599A JP2001144640A JP 2001144640 A JP2001144640 A JP 2001144640A JP 32053599 A JP32053599 A JP 32053599A JP 32053599 A JP32053599 A JP 32053599A JP 2001144640 A JP2001144640 A JP 2001144640A
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JP
Japan
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output
satellite broadcast
amplifier
tuner
circuit
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Pending
Application number
JP32053599A
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English (en)
Inventor
Makoto Uchiyama
誠 内山
Tsutomu Tsuchiya
勉 土屋
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディジィチェーン接続された衛星放送受信用
チューナの出力信号特性をフラットにする。 【解決手段】 増幅器35とアンテナ出力端子33との
間にアッテネーター回路47と並列にインダクタンス4
8とコンデンサ49の直列回路から成る補正回路を接続
し、この補正回路の特性を増幅器35の逆特性とした。
これによりアンテナ出力端子33からはフラットな周波
数特性が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル伝送機
器に使用される衛星放送受信用チューナに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の衛星放送受信用チューナに
ついて説明する。従来の衛星放送受信用チューナの使用
形態は図3に示すようになっていた。すなわち1はパラ
ボラアンテナであり、このパラボラアンテナ1は衛星放
送受信用チューナ2に接続されている。そしてこの衛星
放送受信用チューナ2の出力はテレビセット3に接続さ
れている。一方衛星放送受信用チューナ2で分離された
信号4は次の衛星放送受信用チューナ5に接続され、そ
の出力はテレビセット6に接続されるとともに分離され
た信号7が次の衛星放送受信用チューナ8に入力され
る、この衛星放送受信用チューナ8の出力はテレビセッ
ト9に接続され画像が映し出されると共にその分離され
た信号10は次の衛星放送受信用チューナ11に接続さ
れるものである。そしてこの衛星放送受信用チューナ1
1の出力は同様にテレビセット12に映し出される。こ
のように衛星放送受信用チューナ2,5,8,11はデ
ィジィチェーン(いわゆるいもづる式)接続されてい
た。この従来の衛星放送受信用チューナについて、次に
図4に基づいて説明する。
【0003】図4において20は入力端子であり、この
入力端子20にはバンドパスフィルター21が接続され
ている。このバンドパスフィルター21の出力はトラン
ジスターで構成された増幅器22に接続されるととも
に、その出力はダウンコンバータ部23に出力され、こ
のダウンコンバータ部23の出力は復調回路部24に接
続されており、その出力は出力端子25に接続されてい
る。また増幅器22の出力はアッテネーター26を介し
てアンテナ出力端子27に接続されていた。ここで復調
回路部24の特性はNFを良くする為に、増幅器22の
特性を図5(a)に示すように低域28(950MH
z)において高くして、高域29(2150MHz)に
おいては低くしているのが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の構成では、この場合衛星放送受信用チューナ
をディジィチェーン接続する為に2番目の衛星放送受信
用チューナ5以降(図3)においては低域の方がより増
幅されて高域の方がよりアッテネーションされることに
より図5(b)に示すように低域28はより大きくなり
高域29はより小さくなる。さらに衛星放送受信用チュ
ーナ8において、その差は図5(c)に示す様に低域2
8がさらに大きくなるし高域29においてはさらに小さ
くなる。したがってこのようにディジィチェーン接続す
ることによってどんどん高域のレベルが低くなって高域
のロスが大きくなって、ついには映らなくなるという問
題があった。
【0005】そこで本発明は、このような問題点を解決
するものでフラットなアンテナ出力端子特性を有する衛
星放送受信用チューナを提供することを目的としたもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の衛星放送受信用チューナは、増幅器とアンテ
ナ出力端子との間に前記増幅器と逆特性を有する補正回
路を設けたものである。
【0007】これによりアンテナ出力端子からはフラッ
トな周波数特性が得られる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、ディジィチェーン接続される衛星放送受信用チュー
ナであって、衛星放送信号が入力されるアンテナ入力端
子と、この入力端子に接続されたフィルタと、このフィ
ルタの出力に接続されるとともに低域周波数の増幅度を
大きくした増幅器と、この増幅器の出力に接続されたダ
ウンコンバータ部と、このダウンコンバータ部の出力に
接続された復調回路部と、この復調回路部の出力に接続
された出力端子と、前記増幅器の出力に接続されたアッ
テネーターと、このアッテネーターの出力に接続された
アンテナ出力端子とを備え、前記増幅器と前記アンテナ
出力端子との間に前記増幅器と逆特性を有する補正回路
を設けた衛星放送受信用チューナとしたものであり、増
幅器と逆特性の補正回路を設けているので、この衛星放
送受信用チューナを複数個ディジィチェーン接続して
も、アンテナ出力特性が劣化することなく、フラットな
特性が得られる。
【0009】本発明の請求項2に記載の発明は、補正回
路がインダクタンスとコンデンサの直列共振回路で形成
されるとともに、その共振周波数を衛星放送信号の高域
部に設けた請求項1に記載の衛星放送受信用チューナで
あり、簡単な回路で補正回路を実現することができ、小
型で低価格の衛星放送受信用チューナが実現できる。
【0010】本発明の請求項3に記載の発明は、アッテ
ネーターを抵抗で形成したT型のアッテネーターを用い
ると共に、その出力側の抵抗の値は入力側の抵抗の値の
略2倍とした請求項1に記載の衛星放送受信用チューナ
であり、このようにT型アッテネーターの入力側の抵抗
値を出力側の略2倍とすることにより共振回路とマッチ
ングして波形が直線的になる。
【0011】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施の形態による衛星
放送受信用チューナのブロック図である。
【0013】図1において、本発明の衛星放送受信用チ
ューナは金属製の筐体30の一方の縦側面31にアンテ
ナ入力端子32と、アンテナ出力端子33が設けられて
いる。そして前記アンテナ入力端子32はバンドパスフ
ィルター34に接続されている。このバンドパスフィル
ター34は950〜2150MHzを通すバンドパスフ
ィルターである。そしてこのバンドパスフィルター34
の出力は増幅器35に接続されている。この増幅器35
の利得は約10〜12dBの増幅度を持つものであり、
図2(a)に示すように低域28においては約3dB高
くするとともに高域29においては約3dB低く設定さ
れた特性を持つものである。この特性を有することによ
って次段の復調回路部37のNFが向上する。次に、増
幅器35の出力がダウンコンバータ部36に入力され
る。このダウンコンバータ部36の出力は復調回路部3
7に入力されて出力端子38から出力されるものであ
る。
【0014】ダウンコンバータ部36は、前記増幅器3
5の出力に接続された増幅器39と、この増幅器39の
出力に接続されたバンドパスフィルター40と、このバ
ンドパスフィルター40の出力が一方の入力に接続され
るとともに他方の入力には発振回路41の出力が接続さ
れた混合回路42と、この混合回路42の出力に接続さ
れたバンドパスフィルター43とで構成されている。ま
た復調回路部37は、前記バンドパスフィルター43の
出力が接続された中間周波数増幅器44と、この中間周
波数増幅器44の出力が接続された復調回路45と、こ
の復調回路45の出力が接続された出力端子38とで構
成されている。一方前記局部発振回路41にはPLL回
路46がループ接続されている。
【0015】又前記増幅器35の出力は抵抗で形成され
たT型のアッテネーター回路47に接続され、その出力
がアンテナ出力端子33に接続されている。
【0016】また、このT型のアッテネーター回路47
と並列にインダクタンス48とコンデンサ49の直列回
路が接続されている。ここにおいてインダクタンス48
はパターンで構成し、その値を約1nHにしている。又
コンデンサ49のキャパシタンスは約5pFにしてその
共振周波数を約2150MHzとし、図2(b)に示す
ように衛星放送信号の高域部に設定している。一方アッ
テネーター回路47においては出力側の抵抗50が入力
側の抵抗51に対して約2倍の大きさにしてある。具体
的には抵抗51は約18オームとし、抵抗50は約36
オームにしている。このような抵抗値配分にすることに
より、インダクタンス48とコンデンサ49の直列回路
による補正回路の波形の曲線が図2(c)に示すように
より直線的になるものである。
【0017】なお、増幅器35の特性をフラットなもの
にして、バンドパスフィルター34の特性の高域部29
を低域部28に比べ6dB低くしても良い。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、増幅器と
逆特性の補正回路を設けているので、この衛星放送受信
用チューナを複数個ディジィチェーン接続しても、アン
テナ出力特性が劣化することなく、フラットな特性が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による衛星放送受信用チ
ューナのブロック図
【図2】(a)は、同衛星放送受信用チューナの入力回
路の増幅器の特性図 (b)は、同直列共振回路の特性図 (c)は、同合成されたアンテナ出力信号の特性図
【図3】衛星放送受信用チューナのシステム図
【図4】従来の衛星放送受信用チューナのブロック図
【図5】(a)は、同第1の衛星放送受信用チューナの
アンテナ出力の特性図 (b)は、同第2の衛星放送受信用チューナのアンテナ
出力の特性図 (c)は、同第3の衛星放送受信用チューナのアンテナ
出力の特性図
【符号の説明】
32 アンテナ入力端子 33 アンテナ出力端子 34 バンドパスフィルター 35 増幅器 36 ダウンコンバータ部 37 復調回路部 38 出力端子 47 アッテネーター回路 48 インダクタンス 49 コンデンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C025 AA25 DA04 5C064 DA02 DA05 5K061 AA11 BB10 CC06 CC08 JJ00 JJ09 JJ11 JJ24 5K062 AA09 AB04 AD04 AD07 BB01 BB03 BB09 BC03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジィチェーン接続される衛星放送受
    信用チューナであって、衛星放送信号が入力されるアン
    テナ入力端子と、この入力端子に接続されたフィルタ
    と、このフィルタの出力に接続されるとともに低域周波
    数の増幅度を大きくした増幅器と、この増幅器の出力に
    接続されたダウンコンバータ部と、このダウンコンバー
    タ部の出力に接続された復調回路部と、この復調回路部
    の出力に接続された出力端子と、前記増幅器の出力に接
    続されたアッテネーターと、このアッテネーターの出力
    に接続されたアンテナ出力端子とを備え、前記増幅器と
    前記アンテナ出力端子との間に前記増幅器と逆特性を有
    する補正回路を設けた衛星放送受信用チューナ。
  2. 【請求項2】 補正回路は、インダクタンスとコンデン
    サの直列共振回路で形成されるとともに、その共振周波
    数を衛星放送信号の高域部に設けた請求項1に記載の衛
    星放送受信用チューナ。
  3. 【請求項3】 アッテネーターを抵抗で形成したT型の
    アッテネーターを用いると共に、その出力側の抵抗の値
    は入力側の抵抗の値の略2倍とした請求項1に記載の衛
    星放送受信用チューナ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003105359A1 (en) * 2002-06-06 2003-12-18 Microtune (Texas), L.P. Single chip tuner for multi receiver applications

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003105359A1 (en) * 2002-06-06 2003-12-18 Microtune (Texas), L.P. Single chip tuner for multi receiver applications
US7304689B2 (en) 2002-06-06 2007-12-04 Microtune (Texas), L.P. Single chip tuner for multi receiver applications

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