JP2001144498A - 部品実装装置 - Google Patents

部品実装装置

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JP2001144498A
JP2001144498A JP32751799A JP32751799A JP2001144498A JP 2001144498 A JP2001144498 A JP 2001144498A JP 32751799 A JP32751799 A JP 32751799A JP 32751799 A JP32751799 A JP 32751799A JP 2001144498 A JP2001144498 A JP 2001144498A
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Akito Fukutani
亮人 福谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 どのような寸法の基板が供給されても、その
基板を確実に良好な状態でクランプすることができ、し
かも卓上でも使用できる小型で安価な部品実装装置を得
ること。 【解決手段】 本発明の第1実施形態の基板供給装置1
00Aは、種々の大きさと厚さの基板Pを供給して、部
品を所定の位置に実装する部品実装装置において、その
基板Pを搬送する固定側搬送ベルト装置210の基板押
さえ212と可動側搬送ベルト装置220の基板押さえ
225とで基板Pの両側縁部の上面を押さえ、その基板
Pの下方の同一水平面内に配設されていて、前記基板P
を前記基板押さえ212と基板押さえ225の方にバッ
クアップシリンダ536で駆動され、想定される最大基
板Plの下面の四隅の近傍に上下方向に同期した4点の
クランプ力を付与するカムフォロア532A、532B
でカム531A、531Bとこれらと一体的に固定され
ている水平状態のバックアップ板521を上方に押し上
げて、基板Pをクランプするように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、形状、幅、長さ、
厚さ、面積、表面の色などの寸法が異なる種々の電子回
路基板などの基板(このような基板を、本明細書では、
以下、「種々大きさの基板」或いは「大きさが異なる基
板」と記す)に対応でき、搬送されてくる種々の大きさ
の基板に電子部品などの部品を良好に実装することがで
きる部品実装装置、特に、その搬送されてくる基板を好
ましい状態に確実にクランプすることができる部品実装
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】先ず、図9を参照しながら、部品を基板
に実装するための従来技術の部品実装装置における基板
のクランプ装置を説明する。
【0003】なお、以下の説明では、部品としてチップ
部品形態の電子部品を、基板として電子回路基板(以
下、単に「基板」と記す)を採り上げて説明する。
【0004】図9は従来技術の部品実装装置における基
板のクランプ装置を示していて、同図Aは大型(幅の広
い)基板をクランプした状態を示す略線的な断面側面
図、そして同図Bは小型(幅の狭い)の基板をクランプ
した状態を示す略線的な断面側面図である。
【0005】通常、部品実装装置は、電装品などが収納
されたフレームやケースなどの本体に、吸引ヘッド、部
品供給装置、基板搬送装置、操作装置などが構築されて
構成されている。
【0006】このような部品実装装置は、操作者が操作
装置を操作することにより予め記憶されているプログラ
ムに従って、基板搬送装置により基板が搬送されて、部
品実装位置に基板を引き込むと、その基板が所定の位置
にきたことを検出し、同時に部品供給装置から部品実装
位置付近に配設されている部品取出し部分に部品を供給
し、吸引ヘッドで部品を真空吸引により取り出し、そし
て、その到着した部品を電子カメラにより正しい姿勢で
吸着しているか否かを画像処理し、正しい姿勢で吸着さ
れている部品のみを前記部品実装位置で待機している基
板上の所定位置に実装を開始する。また、部品の実装が
終了すると、再び基板を基板搬送装置により搬送して部
品実装装置から外部に搬出し、その搬出を確認して、次
の基板の引き込みを開始する。
【0007】このように部品を基板の所定の位置に実装
するために基板の動きを確実に検出して実装動作のタイ
ミングを取り、搬送されてきた基板を所定の位置に確実
にクランプすることが部品実装装置にとって非常に重要
である。
【0008】従来技術の部品実装装置におけるクランプ
装置7は種々の大きさの基板に対応できるように、通
常、図9に示したような構造で構成されている。即ち、
図9に示したように、クランプ装置7は搬送しようとす
る基板Pの両側縁部を押さえる基板押さえ装置71と搬
送しようとする基板Pの厚さが変化した時の厚みの差を
吸収する厚み逃げ装置72とから構成されている。
【0009】そして前記基板押さえ装置71は、本体部
2の水平なベース22上に固定された固定基板押さえ装
置711と、搬送しようとする基板Pの幅に応じて、こ
の固定基板押さえ711に対し、その間隔幅を可変でき
る可動基板押さえ712とから構成されている。
【0010】また、前記厚み逃げ装置72は搬送しよう
とする基板Pの厚さ変化したときのその厚みの変化を吸
収する機構であって、前記の固定基板押さえ装置711
と可動基板押さえ712との間に配設された下側バック
アップ装置721と上側バックアップ装置722とから
構成されている。そして更に、前記下側バックアップ装
置721は前記ベース22上に所定の間隔を開けて固定
された一対のガイド7211とこれらのガイド7211
で上下方向にガイドされ、不図示のカム機構で上下動す
る下側バックアップ板7212とから構成されている。
前記上側バックアップ装置722は下側バックアップ板
7212上に、前記一対のガイド7211の位置に重な
った位置関係で固定された一対のガイド7221とこれ
らのガイド7221にガイドされて上下動できる上側バ
ックアップ板7222とから構成されている。この上側
バックアップ板7222は、常時、複数のばね73、7
4で上方に押し上げられ、フロートした状態の構造で構
成されている。
【0011】このような構成のクランプ装置7は、搬送
されてくる基板Pが大きい場合は、ばね73、74のそ
れぞれの押圧力fa、fbはほぼバランスが取れ、ま
た、固定基板押さえ装置711と可動基板押さえ712
とが基板Pの両側縁部を押さえる押圧力Fa、Fbもほ
ぼバランスが取れるため、上側バックアップ板7222
により基板Pの下面が押され、その上面の両側縁部が固
定基板押さえ装置711と可動基板押さえ712とに押
さえられた場合は、その基板Pを水平状態にクランプす
ることができる。そして基板Pが変わっても、その基板
Pの厚みの変化はばね73、74で吸収することができ
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような構
成のクランプ装置7では、搬送されてきた基板Pが幅の
狭い基板である場合には、図9Bに示したように、可動
基板押さえ712を固定基板押さえ装置711側に寄
せ、その基板Pの上面の両側縁部を押さえ、その下面を
上側バックアップ板7222で押し上げてクランプする
のであるが、上側バックアップ板7222に上方向に加
わる押圧力fa、fbと下方向に加わる押圧力Fa、F
bとのバランスが悪く、固定基板押さえ装置711側で
小型基板Pの側縁部との間に隙間が生じるなど、水平状
態にクランプすることができなくなる。
【0013】これは、 1.ばね73、74が自由に伸びることができるため、
両者の伸び量が変わること 2.厚み逃げ装置72を構成している下側バックアップ
装置721と上側バックアップ装置722との間に十分
な高さを確保できない場合、下側バックアップ板721
2と上側バックアップ板7222とのガイド7221の
スライドの長さを十分に取れないため、ガイド機構が上
側バックアップ板7222の倒れを矯正できないこと などの原因による。このため、部品を基板Pに実装する
際に、基板ずれを起こし、部品の実装精度を落とすこと
があった。
【0014】本発明はこれらの課題を解決しようとする
ものであって、どのような寸法の基板が供給されても、
その基板を確実に良好な状態でクランプすることがで
き、しかも卓上でも使用できる小型で安価な部品実装装
置を得ることを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】それ故、請求項1に記載
の発明では、種々の大きさの基板をセットでき、該基板
上に部品を実装する部品実装装置において、その部品実
装装置を、前記基板の上面の両側縁部をそれぞれ押さえ
る固定基板押さえ装置と可動基板押さえ装置と、前記基
板の下方の同一水平面内に配設されていて、前記基板を
前記固定基板押さえ装置及び可動基板押さえ装置に押圧
する押圧装置と、前記基板の内、想定される最大基板の
下面の四隅の近傍に上下方向に同期した4点のクランプ
力を前記押圧装置を介して付与する駆動装置とから構成
された基板供給装置を具備せしめて、前記課題を解決し
ている。
【0016】また、請求項2に記載の発明では、請求項
1に記載の部品実装装置における前記押圧装置を、前記
基板の前記両側縁部下方に配設された基板ガイドと、該
基板ガイドのそれぞれにガイドされて上下動し、同一の
高さレベルに配設されているベルトガイドと、該両ベル
トガイドにわたって掛け渡され、前記ベルトガイドを同
一の高さレベルで上方に同時に押圧する押圧部材とから
構成し、そして前記駆動装置を、前記押圧部材にそれぞ
れ連結されたカムと、該カムに連結され、前記各カムを
上方に押圧することができるカムフォロアと、該カムフ
ォロアを駆動する駆動源とから構成して、前記課題を解
決している。
【0017】更にまた、請求項3に記載の発明では、請
求項2に記載の基板供給装置において、前記カム及びカ
ムフォロアを想定される最大基板のそれぞれの短辺の側
縁部に沿って配設し、そして前記押圧部材が常時水平状
態で支持するように前記押圧部材を上下方向にガイドす
る複数個のガイドを前記両カム間に配設する構成を採っ
て、前記課題を解決している。
【0018】そして更にまた、請求項4に記載の発明で
は、請求項2に記載の基板供給装置において、前記カム
及びカムフォロアを想定される最大基板のそれぞれの長
辺の側縁部に沿って配設し、そして前記押圧部材が常時
水平状態で支持されるように前記押圧部材を上下方向に
ガイドする複数個のガイドを前記両カム間に配設する構
成を採って、前記課題を解決している。
【0019】従って、請求項1に記載の発明の部品実装
装置によれば、想定される最大基板の下面の四隅の近傍
に上下方向に同期した4点のクランプ力を付与すること
で、どのようなサイズの基板が供給されても、その基板
を水平状態で確実にクランプすることができる。
【0020】また、請求項2に記載の発明の部品実装装
置によれば、クランプ装置を嵩が極めて低い、簡単な機
構で構成することができる。
【0021】更にまた、請求項3及び請求項4に記載の
発明の部品実装装置によれば、部品を実装しようとする
如何なるサイズの基板であっても、その基板を、常時、
水平状態に保持しながら上下方向に移動させることがで
き、基板を所望の実装状態に正確にクランプすることが
できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図8を用いて、本
発明の好適な実施形態の部品実装装置を説明する。
【0023】図1は本発明の一実施形態の部品実装装置
の外観斜視図、図2は図1に示した部品実装装置におけ
る一実施形態の基板供給装置を示す平面図、図3は図2
示した基板供給装置のA―A線上における断面側面図、
図4は図2に示した基板供給装置の矢視Bから見た大型
基板がクランプされる前の状態における断面側面図、図
5は図2に示した基板供給装置の矢視Bから見た、図4
に示した大型基板がクランプされる前の状態からクラン
プされた状態における断面側面図、図6は図2に示した
基板供給装置の矢視Bから見た小型基板がクランプされ
た状態における断面側面図、図7は本発明の部品実装装
置における第2実施形態の基板供給装置を示す平面図、
そして図8は本発明の部品実装装置における第3実施形
態の基板供給装置を示す平面図である。
【0024】なお、図2において、基板Pの一部分は実
線で、他の部分はその下方に存在する機構を示すために
一点鎖線で示されており、図3においては、図を簡略化
するために、図2に示した基板検出装置部300A省略
した。
【0025】以下、図を参照しながら本発明の第1実施
形態の部品実装装置における基板供給装置の構成、構
造、そして動作を説明する。
【0026】先ず、図1において、符号1は全体として
本発明の部品実装装置を指す。この部品実装装置1は、
本出願人が平成11年08月04日に出願した特許願平
11−221731「部品実装機」に開示されているも
のとほぼ同一のものであって、多機種基板対応型実装シ
ステムで用いられ、チップ形態の電子部品を基板上に実
装する場合に使用して好適な小型の卓上装置である。こ
の部品実装装置1は、専らチップ形態の部品がテープに
収納され、供給リールRに巻かれて供給される部品(以
下、「テープ部品」と記す)、或いはバルクフィーダで
供給される部品を扱う装置であって、本体部2、吸引ヘ
ッド部3、テープ部品供給部4、本発明の特徴部分であ
る基板供給部5、操作部6などとから構成されている。
【0027】前記本体部2は、前記の吸引ヘッド部3、
テープ部品供給部4、基板供給部100、操作部6及び
その他の電装品を搭載するフレームやケース21などか
ら構成されている。このケース21の左右両側面には開
口部22が設けられており、このような部品実装装置1
を複数台並べて、順次、部品を基板に実装して行く場合
には、これら隣接する開口部22に前記基板供給部10
0のコンベア装置200(後記)などを用いて基板Pを
送り、実装する。
【0028】前記テープ部品供給部4は、部品が収納さ
れたテープが巻き取られている供給リールRsが複数
巻、回転支持できる供給リール部41と、部品取出し部
43で部品が取り出されたテープを巻き取る複数本の巻
取りリールRrを回転支持できる巻取りリール部42、
テープ駆動装置(不図示)などとから構成されている。
【0029】前記吸引ヘッド部3は、部品取出し部43
で個々のテープ部品をピックアップし、基板上に実装す
る吸引ヘッド31と、所定の制御の下にこの吸引ヘッド
31を部品取出し部43へガイドするX−Yテーブル3
2と、前記吸引ヘッド31により吸引、ピックアップさ
れた個々のテープ部品の姿勢を画像処理する小型の電子
カメラ33などとから構成されている。電子カメラ33
は本体部2のフレームに固定されている。
【0030】前記基板搬送部5は、図2に示したよう
に、種々の大きさの基板Pに対応して間隔を可変できる
ように、一方が固定の搬送ベルト装置210と他方が可
動の搬送ベルト装置220とから構成されている前記コ
ンベア装置部200を中心に構成されていて、前記のよ
うに基板Pが本体部2の開口部22を通じて供給される
ように構成されている。この搬送装置の本発明装置に用
いて好適な一例として、本出願人が平成11年10月8
日に特許出願した整理番号99006574「搬送装
置」に開示されている搬送装置を挙げることができる。
ここでは、その詳細な説明を省略する。
【0031】このように構成された部品実装装置1は、
操作者が操作部6を操作することにより予め記憶されて
いるプログラムに従って、基板搬送部5のコンベア装置
部200により基板Pが搬送されて、部品実装位置に基
板を引き込むと、その基板が所定の位置にきたことを検
出し、同時に供給リール部41に装着された複数本の供
給リールRが個別に駆動されて、テープ部品を部品取出
し部43に供給し、X−Yテーブル32に取り付けられ
ている吸引ヘッド31が作動してテープから個々に部品
を真空吸引により取り出し、そして、その吸引されてい
る部品を電子カメラ33上まで移送し、その電子カメラ
33により、吸引されている部品が正しい姿勢で吸引さ
れているか否かを画像処理し、正しい姿勢で吸引されて
いる部品のみを前記部品実装位置に供給されている基板
P上の所定位置に実装を開始する。また、部品の実装が
終了すると、再び基板Pをコンベア装置部200により
搬送して部品実装装置1から外部に搬出し、その搬出を
確認して、次の基板Pの引き込みを開始する。
【0032】次に、図2乃至図11を用いて、本発明の
部品実装装置における第1実施形態の基板供給装置10
0Aの構成、構造、そして動作を説明する。
【0033】先ず、その構成、構造を説明する。図2に
おいて、符号100は本発明の一実施形態の基板供給装
置を指す。この基板供給装置100Aは、基板を搬送す
るためのコンベア装置部200と、コンベア装置部20
0で搬送されてきた基板を検出する1組の基板検出装置
部300A、300Bと、所定の位置に位置決めする1
組の位置決め装置部400A、400Bと、所定の位置
に搬送されてきた基板を良好な状態でクランプするため
のクランプ装置部500などとから構成されている。
【0034】前記コンベア装置部200は、図3及び図
4にも示したように、固定側搬送ベルト装置210と可
動側搬送ベルト装置220から構成されており、更に、
固定側搬送ベルト装置210はベース110上に支持部
材211などを介して固定されている水平板状の固定側
基板押さえ212と、この基板押さえ212の下面の前
記可動側搬送ベルト装置220側に寄った位置で垂直に
設けられている固定側基板ガイド213と、この固定側
基板ガイド213上で上下方向に移動可能なL字型形状
の固定側ベルトガイド214と、この固定側ベルトガイ
ド214の回りをエンドレスで装着された固定側ベルト
215とから構成されている。前記固定側基板押さえ2
12、固定側基板ガイド213、固定側ベルトガイド2
14、及び固定側ベルト215の長さは想定される最大
基板の長さよりも十分に長い寸法で構成されている。
【0035】また、前記可動側搬送ベルト装置220
は、図3及び図4にも示したように、ベース110上に
垂直に固定され、想定される最大基板の幅よりも広い間
隔を開けて配設されている一対の軸受け111、112
と、これらの軸受け111、112に水平に掛け渡され
て軸支されたガイドシャフト221と、このガイドシャ
フト221が貫通し、その上を摺動できるブシュブロッ
ク222と固定ねじ223と、このブシュブロック22
2上に垂直に固定された可動側基板ガイド224と(図
3)、この可動側基板ガイド224の上端面に固定さ
れ、前記固定側搬送ベルト装置210側に水平な下面が
形成されている鍔状の可動側基板押さえ225と、前記
可動側基板ガイド224に上下方向に移動可能な逆向き
L字型形状の可動側ベルトガイド226と、この可動側
ベルトガイド226の回りをエンドレスで装着された可
動側ベルト227とから構成されている。前記可動側基
板ガイド224、可動側基板押さえ225、可動側ベル
トガイド226及び可動側ベルト227の長さも、想定
される最大基板の長さよりも十分に長い寸法で構成され
ている。そして前記固定側ベルトガイド214と可動側
ベルトガイド226の下端の水平板の下面は、常時、同
一の高さレベル位置に在る。
【0036】前記コンベア装置部200は、部品を実装
しようとする各種の大きさの基板Pの幅に応じて、可動
側搬送ベルト装置220を固定側搬送ベルト装置210
の方に、その基板Pの幅に見合った間隔に可動、調整す
ることができる。図2乃至図5には搬送する基板Pの幅
が想定される最大幅の基板Plで図示されているが、搬
送する基板Pの幅が狭い基板Psである場合には、図3
に示したように、ブシュブロック222をガイドシャフ
ト221に固定している固定ねじ223を緩め、ブシュ
ブロック222を矢印Wで示した固定側搬送ベルト装置
210の方に移動させることにより可動側搬送ベルト装
置220の可動側基板ガイド224、可動側基板押さえ
225などを固定側搬送ベルト装置210の固定側基板
ガイド213、固定側基板押さえ212などの方に移動
させることができ、両者を搬送しようとする基板Pの幅
に合った間隔に合わせることができる。
【0037】前記可動側搬送ベルト装置220には、基
板Pの搬送方向に所定の間隔を開けて1組の基板検出装
置部300A、300Bが配設されており、また、可動
側搬送ベルト装置220側には、やはり基板Pの搬送方
向に前記の所定の間隔を開けて1組の位置決め装置部4
00A、400Bが配設されている。これらの位置決め
装置部400A、400Bは前記1組の基板検出装置部
300A、300Bと対向する位置に配設されている。
また、基板検出装置部300A、300Bと位置決め装
置部400A、400Bとは、基板Pをセットする正し
い位置を中心に左右対称位置に配設されていて、基板P
を右から左へ搬送する場合には左側に配設されている基
板検出装置部300Aと位置決め装置部400Aを用
い、基板Pを左から右へ搬送する場合には、右側に配設
されている基板検出装置部300Bと位置決め装置部4
00Bを用い、このように本発明の部品実装装置1はこ
れらを切り換えることにより、基板Pをどちら向きにも
流せるように構成されている。
【0038】次に、前記1組の位置決め装置部400
A、400B及びクランプ装置部500の構成などを説
明する。なお、前記1組の基板検出装置部300A、3
00Bの構成、構造及び動作は本発明とは直接関係がな
いので、それらの詳細な説明は省略するが、詳細は本特
許願と同日付けで特許出願した特許願(整理番号990
07176に記載してあるので、参照されたい。
【0039】さて、前記位置決め装置部400A、40
0Bの内、図2における左側の位置決め装置部400A
を図3をも用いて説明する。位置決め装置部400Aは
図2の右側から搬送されてきた基板Pを所定の位置に停
止させ、位置決めする装置であって、図3に示したよう
に、ベース110上に固定されたロータリーソレノイド
410Aとその回転軸411Aに固定されたストッパ4
20Aとから構成されている。ストッパ420Aは想定
される最大幅の基板のほぼ中央部までの長さを備え、基
板Pが搬送される高さ位置の搬送路を閉鎖する幅を備え
た細長い板である。そして、このストッパ420Aは、
前記基板検出装置部300Aが搬送されてきた基板Pを
検出した時にロータリーソレノイド410Aが作動し、
その作動により、その回転軸411Aを中心にして、図
3の実線で示した下端と2点鎖線で示した上端の2つの
位置を取ることができる。ストッパ420Aが下端の位
置にある場合には、その上を基板Pが通過することがで
き、通常、搬送されてきた基板Pを所定の位置に位置決
めする時のみ、ロータリーソレノイド410Aが作動
し、ストッパ420Aが上端位置へ移動する。
【0040】図3には、図2の左側に配設された位置決
め装置部400Aを示したものであって、右側に配設さ
れている位置決め装置部400Bは示していないが、そ
の構成、構造は同一であるので、その説明は省略する。
【0041】次に、本発明の特徴である基板のクランプ
装置部500の構成、構造を、図4乃至図6をも参照し
ながら説明する。
【0042】このクランプ装置部500は、基板Pの下
方に、同一水平面内に配設されていて、前記基板Pの両
側縁部を前記固定側搬送ベルト装置210の固定側基板
押さえ212及び前記可動側搬送ベルト装置220の可
動側基板押さえ225に押圧する押圧装置510と、こ
の押圧装置510に、想定される最大基板Pの下面の四
隅の近傍に上下方向に同期した4点のクランプ力を発生
させる駆動装置530とから構成されている。
【0043】前記押圧装置510は、前記の固定側搬送
ベルト装置210の固定側基板ガイド213、固定側ベ
ルトガイド214、固定側ベルト215と可動側搬送ベ
ルト装置220の可動側基板ガイド224、可動側ベル
トガイド226、可動側ベルト227もその構成要素の
一つであって、この他に前記固定側ベルトガイド214
と前記可動側ベルトガイド226とを同一の高さレベル
で上方に同時に押圧する押圧部材520とから構成され
ている。
【0044】この押圧部材520は、前記固定側ベルト
ガイド214と可動側ベルトガイド226とが想定され
る最大基板の幅の間隔で開いている状態における両者の
下方の両水平板に当接することができる幅の水平なバッ
クアップ板521(図2においては、2点鎖線で示し
た)と、このバックアップ板521を水平状態で上下方
向に移動させるために、その下面に垂直に取り付けられ
た複数本の、この実施形態では3本のガイド棒522
A、522B、522Cと、これらのガイド棒522
A、522B、522Cがそれぞれガイドされ、前記バ
ックアップ板521を水平状態で上下動できるようにガ
イドする、前記ベース110に配設された複数個の、こ
の実施形態では3個のガイド523A、522B、52
2Cとから構成されている。
【0045】次に、前記駆動装置530の構成、構造を
説明する。この駆動装置530は、前記押圧部材520
のバックアップ板521の長手方向の下面両端部に、そ
のほぼ全幅にわたって、その下面に垂直に固定された一
対のカム531A、531B(図2には、一対のカムフ
ォロア532Aの存在を明示するためにカム531Aは
破線で図示した)と、これらのカム531A、531B
にそれぞれ掛合する一対のカムフォロア532A、53
2Bが2組と、これら一対のカムフォロア532A、5
32Bを同期して駆動するため、それぞれのカムフォロ
ア532A、532Bを連結する互いに平行な連結板5
33A、533B(図2)と、これらの連結板533
A、533Bのそれぞれの内側面に固定され、両者を連
結する連結ガイド534A、534B(図2)と、これ
らの連結ガイド534A、534Bの前記固定側搬送ベ
ルト装置210側の端面に固定され、前記両連結板53
3A、533Bを互いに平行な状態で連結した一本の連
結板535と、この連結板535のほぼ中央部におい
て、3枚の連結板533A、533B、535の内側に
配設され、前記ベース110上に固定された駆動源であ
るバックアップシリンダ536(図2)と、前記連結ガ
イド534A、534Bのそれぞれの下方のベース11
0上に敷設された一対のLMガイドレール537A、5
37Bなどとから構成されている。前記それぞれの連結
ガイド534A、534BはそれぞれのLMガイドレー
ル537A、537B上に乗っていてガイドされる。
【0046】前記カム531A、531Bは同一の形状
で形成されており、図4及び図5に示したように、それ
らの下端縁から上方に向かう直線傾斜面531aとこれ
に続く短い水平直線面531bとを備えた台形状の掛合
カム面531が2個、所定の間隔を開けて設けられてい
る。前記のそれぞれのカムフォロア532A、532B
は、これらのカム531A、531Bの同一の掛合カム
面531に掛合している。
【0047】なお、図4及び図5には、カム531Aし
か示していないが、カム531B側も同一の構造である
ことを付言しておく。また、図2においては、ガイド5
23C、カム531B、カムフォロア532B、連結板
533B、連結ガイド534B及びLMガイドレール5
37Bなどは、基板Pの下方に配設されているため、破
線で示した。
【0048】次に、前記のように構成された本発明にお
ける前記クランプ装置部500の動作を説明する。バッ
クアップシリンダ536が作動し、押し出ると、連結板
535を押し、これに連結されている左右の連結板53
3A、533Bが一体的に移動し、それらの側面に固定
されている連結ガイド534A、534Bがそれぞれの
LMガイドレール537A、537B上を移動し、同様
に各連結板533A、533Bに支持されている各一対
のカムフォロア532A、532Bが矢印(図4)の方
向に同期しながら移動するに従って、それぞれのカム5
31A、531Bの直線傾斜面531aを同時に押し上
げる。この押し上げによって、バックアップ板521の
下面に固定されている3本のガイド棒522A、522
B、522Cがそれぞれ3個のガイド523A、522
B、522Cに沿って上昇する上昇力が発生し、バック
アップ板521が水平な状態で上昇する。バックアップ
板521が或る程度上昇すると、固定側ベルトガイド2
14及び可動側ベルトガイド226の下端面に当接し、
そこから先は、固定側ベルトガイド214及び可動側ベ
ルトガイド226、及びそれらに掛け渡されている固定
側ベルト215及び可動側ベルト227を共に持ち上
げ、最終的に基板Plの両側縁部の上面がそれぞれ固定
側基板押さえ212及び可動側基板押さえ225の下面
に当接し、基板Pの前記両側縁部がそれぞれ固定側基板
押さえ212と固定側ベルト215に、そして可動側基
板押さえ225と可動側ベルト227に挟まれ、この時
点でバックアップシリンダ536が停止し、基板Plは
所定の部品実装位置で水平な状態で確実にクランプさ
れ、位置決めされることになる(図5)。
【0049】次に、説明が一部重複するが、本発明の部
品実装装置における前記基板供給装置100Aの動作を
図2乃至図6を用いて説明する。なお、想定される最大
基板Plの実装位置への位置決めは、図4及び図5に示
した前記のような動作状態で行われるため、その説明は
省略する。
【0050】想定される最大基板Plに代わって、想定
される最小基板Psに本発明の部品実装装置を用いて各
種の部品を実装する場合には、ガイドシャフト221に
沿ってブシュブロック222を移動させ、基板供給装置
100Aのコンベア装置部200の可動側搬送ベルト装
置220を固定側搬送ベルト装置210側に移動させて
基板Psの幅に見合った間隔幅に狭め、そのような間隔
幅の調整状態にあるコンベア装置部200に、例えば、
図2において右側から前記基板Psを投入する。基板P
sが投入されると、その両側縁部が固定側ベルト215
及び可動側ベルト227の回転により部品実装位置の方
に引き込まれて供給される。その基板Psが部品実装位
置に近づくと、図2における左側の基板検出装置部30
0Aがこれを検出し、同時にロータリーソレノイド41
0が作動して左側のストッパ420Aが上方に跳ね上が
り、基板Psの移動が止められ、その基板Psが所定の
部品実装位置に供給されたことになる。
【0051】基板Psが位置決めされると、バックアッ
プシリンダ536が作動し、連結板535を押し、これ
に連結されている左右の連結板533A、533Bが一
体的に移動し、連結ガイド534A、534Bがそれぞ
れのLMガイドレール537A、537B上を移動し、
同様に前記各一対のカムフォロア532A、532Bが
矢印(図4)の方向に同期しながら移動するに従って、
それぞれのカム531A、531Bの直線傾斜面531
aを同時に押し上げる(図6に示した押圧力fa、f
b)。この押し上げによって、前記のように、バックア
ップ板521が水平な状態で上昇する。
【0052】バックアップ板521は、最終的には、固
定側ベルトガイド214及び可動側ベルトガイド22
6、及びそれらに掛け渡されている固定側ベルト215
及び可動側ベルト227を共に持ち上げ、基板Psの両
側縁部の上面がそれぞれ固定側基板押さえ212及び可
動側基板押さえ225の下面に当接し、基板Psの前記
両側縁部がそれぞれ固定側基板押さえ212と固定側ベ
ルト215に、そして可動側基板押さえ225と可動側
ベルト227に挟まれ、この時点でバックアップシリン
ダ536が停止し、基板Psは所定の部品実装位置で水
平な状態で確実にクランプされ、位置決めされることに
なる(図6)。
【0053】前記の実施形態の場合、基板Pのクランプ
は基板Pの長辺の2辺の側縁部をクランプする形態で示
したが、その短辺の2辺の側縁部をクランプする方法を
採ってもよい。また、このクランプはベルトを介してバ
ックアップ板により行っているので、基板Pを正確にク
ランプするためには、如何なる基板Pが供給されてきて
も、バックアップ板を常に水平状態で上昇させなければ
ならない。本発明では、カムフォロアを、想定される最
大基板の四隅の近傍に配置し、また、4個のカムフォロ
ア532A、532Bが必ず同期して動くように構成し
ている。このため、基板Pの厚さが異なった場合には、
バックアップシリンダ536の突出端(カムフォロア5
32A、532Bの移動端)位置が代わるが、バックア
ップ板521が上昇し、基板Pが固定側基板押さえ21
2及び可動側基板押さえ225に押し付けられた時点で
カムフォロア532A、532B全てが同時に停止し、
押圧力fa、fbのバランスが崩れることがない。更
に、カム531A、531Bの上下動のガイドとなるガ
イド523A、522B、522Cがバックアップ板5
21の内側に均等に配設されており、押圧力fa、fb
のバランスがよく、カム531A、531Bが取り付け
られているバックアップ板521が傾いたり、がたつく
ようなことがない。これらのことから、如何なる大き
さ、厚さの基板Pが供給されてきても、ベルトガイドと
基板押さえの間で確実にクランプすることができる(図
5、図6)。
【0054】前記の実施形態の基板供給装置100Aで
は、基板Pの両短辺の側縁部側にそれぞれカム531
A、531Bを配設し、そしてそれらの間に3個のガイ
ド523A、522B、522Cを配設した構成を採っ
ているが、本発明は必ずしもこのような構成に限定され
るものではない。図7に第2実施形態の基板供給装置1
00Bを、図8に第3実施形態の基板供給装置100C
を示した。なお、これらの図は図2を簡略化して描いた
ものであり、図2に示した基板供給装置100Aの構成
部分と同一の構成部分には同一の符号を付し、そして主
たる構成部分にのみ符号を付したことを断っておく。
【0055】図7に示した第2実施形態の基板供給装置
100Bは、想定される最大基板Plのそれぞれの長辺
の側縁部にそれぞれカム531A、531Bを配設し、
それらのカム531A、531B間の中心線上におい
て、その基板Plのいずれかの短辺側に、図において
は、左側に、1個のガイド523Aを、右側の短辺側に
は、前記中心線を挟んで対称的な位置のカム531A、
531Bに近い側辺部にそれぞれガイド522B、52
2Cを配設してバックアップ板521の水平バランスを
採った状態で上下動させることができるように構成して
いる。
【0056】図1に示した第3実施形態の基板供給装置
100Cは、想定される最大基板Plのそれぞれの長辺
の側縁部にそれぞれカム531A、531Bを配設した
点は、第2実施形態の基板供給装置100Bと同じであ
るが、それらのカム531A、531B間の中心線上の
基板Plの両短辺側に、図においては、左右に、それぞ
れ1個のガイド523A、522Bを配設してバックア
ップ板521の水平バランスを採った状態で上下動させ
ることができるように構成している。
【0057】このように2個のカム531A、531B
を、想定される最大基板の長辺、短辺を問わず、2辺の
側縁部に沿って配設し、そしてバランス良く配置すれ
ば、ガイドの数は2個でも3個でもよい。また、前記の
各実施形態では、カムの駆動源としてシリンダを用いた
が、モータを用いてカムフォロアを移動させるように構
成してもよいことを付言しておく。
【0058】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の部品実装装置における基板供給装置によれば、 1.基板のサイズ、厚さに関係なくクランプが確実に行
うことができる 2.基板のクランプを確実に行えるため、部品の実装ミ
スが少なくなる 3.基板のクランプを確実に行えるため、部品の実装精
度を向上させることができる 4.クランプ装置部を省スペース化できるため、高さの
制約がある装置には、特に有用である など、数々の優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の部品実装装置の外観斜視図である。
【図2】 図1に示した部品実装装置における第1実施
形態の基板供給装置を示す平面図である。
【図3】 図2に示した基板供給装置のA―A線上にお
ける断面側面図である。
【図4】 図2に示した基板供給装置の矢視Bから見た
大型基板がクランプされる前の状態における断面側面図
である。
【図5】 図2に示した基板供給装置の矢視Bから見
た、図4に示した大型基板がクランプされる前の状態か
らクランプされた状態における断面側面図である。
【図6】 図2に示した基板供給装置の矢視Bから見た
小型基板がクランプされた状態における断面側面図であ
る。
【図7】 本発明の部品実装装置における第2実施形態
の基板供給装置を示す平面図である。
【図8】 本発明の部品実装装置における第3実施形態
の基板供給装置を示す平面図である。
【図9】 従来技術のクランプ装置を示していて、同図
Aは大型基板をクランプした状態を示す略線的な断面側
面図、同図Bは小型の基板をクランプした状態を示す略
線的な断面側面図である。
【符号の説明】
1…本発明の部品実装装置、2…本体部、3…吸着ヘッ
ド部、31…吸着ヘッド、33…電子カメラ、4…テー
プ部品供給部、41…供給リール部、42…巻取りリー
ル部、43…部品取出し部、5…基板搬送部、6…操作
部、100A…本発明の部品実装装置における第1実施
形態の基板供給装置、100B…本発明の部品実装装置
における第2実施形態の基板供給装置、100C…本発
明の部品実装装置における第3実施形態の基板供給装
置、200…コンベア装置部、210…固定側搬送ベル
ト装置、212…固定側基板押さえ、213…固定側基
板ガイド、214…固定側ベルトガイド、215…固定
側ベルト、220…可動側搬送ベルト装置、224…可
動側基板ガイド、225…可動側基板押さえ、226…
可動側ベルトガイド、227…可動側ベルト、300
A,300B…基板検出装置部、400A,400B…
位置決め装置部、500…クランプ装置部、520…押
圧部材、521…バックアップ板、522A,522
B,522C…ガイド棒、523A,522B,522
C…ガイド、530…駆動装置、531…掛合カム面、
531A,531B…カム、532A,532B…カム
フォロア、536…バックアップシリンダ、P…基板、
Pl…想定される最大基板、Ps…想定される最小基板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 種々の大きさの基板を供給でき、該基板
    上に部品を実装する部品実装装置において、 前記基板の上面の両側縁部をそれぞれ押さえる固定基板
    押さえ装置と可動基板押さえ装置と、 前記基板の下方の同一水平面内に配設されていて、前記
    基板を前記固定基板押さえ装置及び可動基板押さえ装置
    に押圧する押圧装置と、 前記基板の内、想定される最大基板の下面の四隅の近傍
    に上下方向に同期した4点のクランプ力を前記押圧装置
    を介して付与する駆動装置とから構成された基板供給装
    置を備えていることを特徴とする部品実装装置。
  2. 【請求項2】 前記押圧装置が、前記基板の前記両側縁
    部下方に配設された基板ガイドと、該基板ガイドのそれ
    ぞれにガイドされて上下動し、同一の高さレベルに配設
    されているベルトガイドと、該両ベルトガイドにわたっ
    て掛け渡され、前記ベルトガイドを同一の高さレベルで
    上方に同時に押圧する押圧部材とから構成されており、 前記駆動装置が、前記押圧部材にそれぞれ連結されたカ
    ムと、該カムに連結され、前記各カムを上方に押圧する
    ことができるカムフォロアと、該カムフォロアを駆動す
    る駆動源とから構成されていることを特徴とする請求項
    1に記載の部品実装装置。
  3. 【請求項3】 前記カム及びカムフォロアが想定される
    最大基板のそれぞれの短辺の側縁部に沿って配設され、
    前記押圧部材が常時水平状態で支持されるように前記押
    圧部材を上下方向にガイドする複数個のガイドが前記両
    カム間に配設されていることを特徴とする請求項2に記
    載の部品実装装置。
  4. 【請求項4】 前記カム及びカムフォロアが想定される
    最大基板のそれぞれの長辺の側縁部に沿って配設され、
    前記押圧部材が常時水平状態で支持されるように前記押
    圧部材を上下方向にガイドする複数個のガイドが前記両
    カム間に配設されていることを特徴とする請求項2に記
    載の部品実装装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009176981A (ja) * 2008-01-25 2009-08-06 Anritsu Corp 印刷はんだ検査装置
US8316531B2 (en) 2008-11-13 2012-11-27 Samsung Electronics Co., Ltd. Semiconductor device fabrication process

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JP2009176981A (ja) * 2008-01-25 2009-08-06 Anritsu Corp 印刷はんだ検査装置
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