JP2001144257A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2001144257A
JP2001144257A JP32389199A JP32389199A JP2001144257A JP 2001144257 A JP2001144257 A JP 2001144257A JP 32389199 A JP32389199 A JP 32389199A JP 32389199 A JP32389199 A JP 32389199A JP 2001144257 A JP2001144257 A JP 2001144257A
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potential
power supply
supply potential
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semiconductor device
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Kyoji Yamazaki
恭治 山崎
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐圧が改善され、かつ、電源投入時の誤動作
を防止することができる基板電位発生回路を内蔵する半
導体装置を提供する。 【解決手段】 基板電位VBBを監視する電位監視部8
4の微調整をするためのチューニング部82において、
チューニング信号TSWをレベル変換するレベルシフタ
89の駆動電源を降圧回路88によって降圧させる。N
チャネルMOSトランジスタ92のゲート酸化膜に印加
される電圧を小さくすることができ、半導体装置全体の
耐圧が改善される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置に関
し、より特定的には、基板電位発生回路を含む半導体装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置が形成される半導体基板に
は、一般に、基板電位VBBが与えられる。たとえば、
半導体記憶装置等においては、基板電位VBBを印加す
ることは不可欠である。それは、基板電位を印加するこ
とにより、チップ内のpn接合が局所的に順バイアスさ
れるのを防ぎ、メモリセルの情報破壊やラッチアップを
起こりにくくする。基板降下によるMOSトランジスタ
のしきい値電圧の変化を少なくする。データ線に寄生容
量として負荷される接合容量を逆バイアスして小さくす
る。以上のような効果があるからである。
【0003】この基板電位VBBはおよそ−1V程度の
電位である。図12は、従来の半導体装置におけるVB
B発生回路の構成を示すブロック図である。
【0004】図12を参照して、VBB発生回路500
は、外部電源電位EXT.VDDを受けて基板電位VB
Bを発生するチャージポンプ回路504と、チャージポ
ンプ回路504が発生する基板電位VBBの電位を観測
して信号ZOUTをチャージポンプ回路504に出力す
る検知回路502とを含む。
【0005】チャージポンプ回路504は、基板電位V
BBが与えられる電源線の電荷を引抜き負の電位を発生
する。
【0006】図13は、検知回路502の構成を示す回
路図である。図13を参照して、検知回路502は、基
板電位を観測して基板電位が所定の値より高い場合には
L(ロー)レベルを出力し、基板電位VBBが十分低い
場合にはH(ハイ)レベルを出力する電位監視部684
と、電位監視部684の出力を受けてチャージポンプを
活性化する信号ZOUTを出力する直列に接続されたイ
ンバータ620、622と、電位監視部684の検知す
るレベルの調整を行なうチューニング部582とを含
む。
【0007】電位監視部684は、ソースが外部電源電
位EXT.VDDに結合されドレインおよびゲートが接
続されたPチャネルMOSトランジスタ604と、ゲー
トに信号BIASを受けドレインがPチャネルMOSト
ランジスタ604のドレインと接続されたNチャネルM
OSトランジスタ606と、NチャネルMOSトランジ
スタ606のソースと基板電位VBBが与えられるノー
ドとの間に接続される抵抗部608とを含む。
【0008】電位監視部684は、さらに、ソースが外
部電源電位EXT.VDDと結合されゲートがPチャネ
ルMOSトランジスタ604のドレインと接続されるP
チャネルMOSトランジスタ610と、PチャネルMO
Sトランジスタ610のドレインと接地ノードとの間に
接続されゲートに信号BIASを受けるNチャネルMO
Sトランジスタ612とを含む。NチャネルMOSトラ
ンジスタ612のドレインからは電位監視部684の出
力信号が出力される。
【0009】抵抗部608は、NチャネルMOSトラン
ジスタ606のソースと基板電位VBBが与えられるノ
ードとの間に直列に接続されるNチャネルMOSトラン
ジスタ614、616、618を含む。NチャネルMO
Sトランジスタ614、616、618のゲートはとも
に接地ノードに接続されている。
【0010】チューニング部582は、NチャネルMO
Sトランジスタ614のドレインとソースとの間に接続
されるヒューズ素子602と、NチャネルMOSトラン
ジスタ616のソースとドレインとの間に接続されるヒ
ューズ素子600と、NチャネルMOSトランジスタ6
18のソースとドレインとの間に接続されるNチャネル
MOSトランジスタ698とを含む。
【0011】チューニング部582は、さらに、チュー
ニング信号TSWを受けて反転するインバータ586
と、チューニング信号TSWをゲートに受けソースが外
部電源電位EXT.VDDに結合されるPチャネルMO
Sトランジスタ590と、PチャネルMOSトランジス
タ590のドレインと基板電位VBBが与えられるノー
ドとの間に接続されるNチャネルMOSトランジスタ5
92と、ソースが外部電源電位EXT.VDDに結合さ
れゲートにインバータ586の出力を受けるPチャネル
MOSトランジスタ594と、PチャネルMOSトラン
ジスタ594のドレインと基板電位VBBが与えられる
ノードとの間に接続されるNチャネルMOSトランジス
タ596とを含む。
【0012】NチャネルMOSトランジスタ592のゲ
ートはPチャネルMOSトランジスタ594のドレイン
に接続される。NチャネルMOSトランジスタ596の
ゲートは、PチャネルMOSトランジスタ590のドレ
インに接続される。また、PチャネルMOSトランジス
タ594のドレインはチューニング信号がLレベルが基
板電位VBBに、Hレベルが外部電源電位EXT.VD
Dに変換された信号が出力される。そして、この信号が
NチャネルMOSトランジスタ598のゲートに与えら
れる。
【0013】簡単に検知回路502の動作を説明する。
電位監視部684において、PチャネルMOSトランジ
スタ610に電流I0が流れるとする。PチャネルMO
Sトランジスタ610、604はカレントミラー回路を
構成しており、したがって抵抗部608にも電流I0
流れる。抵抗部608に含まれるNチャネルMOSトラ
ンジスタ614〜618は、ゲートが接地レベルにされ
た線形領域で動作するNチャネルMOSトランジスタで
あり、それぞれのチャネル抵抗によって、所定の抵抗値
の抵抗として動作する。
【0014】したがって、NチャネルMOSトランジス
タ614〜618の抵抗値の和をRとすると、ノードN
Eの電位は、基板電位VBBに対してR×I0だけ高い
電位となる。
【0015】接地電位をGNDとすると、(GND−V
BB)の大きさすなわちVBBの絶対値が、R×I0
り大きいときには、ノードNEの電位は、接地電位より
低くなり、応じてノードNFは、ノードNGより電位が
下がり、信号ZOUTはHレベルとなる。一方、VBB
の絶対値が、R×I0より小さいときには、信号ZOU
TはLレベルとなる。
【0016】信号ZOUTがLレベルのときには、図1
2のチャージポンプ回路504は動作し、基板電位VB
Bを下げる。一方、信号ZOUTがHレベルのときには
チャージポンプ回路504は動作を停止する。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ここで、チューニング
部582について述べる。先に説明したように、抵抗部
608の抵抗値は、NチャネルMOSトランジスタ61
4〜618のオン抵抗で作られている。しかし、この抵
抗値は、トランジスタのパラメータ、主としてβ値によ
って抵抗値がばらつく。抵抗値がばらつくと、基板電位
VBBの検知レベルが変化する。
【0018】基板電位VBBの検知レベルを精度よく設
定するためには、このばらついた抵抗値を補正できるよ
うに、ヒューズ素子600、602を必要に応じて切断
する必要がある。
【0019】ヒューズの切断をどのように行なえばよい
かは、擬似的に外部から与えるチューニング信号でヒュ
ーズを切断することによって予測できる。
【0020】図13では、チューニング信号TSWがH
レベルのときにノードNHがHレベルとなり、Nチャネ
ルMOSトランジスタ618の抵抗値が抵抗部608の
抵抗値の和から除かれる。
【0021】一方、チューニング信号TSWをLレベル
にすると、ノードNHがLレベルとなり、NチャネルM
OSトランジスタ598がオフ状態となる。すると、抵
抗部608の抵抗値にNチャネルMOSトランジスタ6
18の抵抗値が加算される。
【0022】チューニング信号TSWがHレベルの場合
とLレベルの場合の基板電位VBBを観測することで、
抵抗部608に必要な抵抗値がわかり、ヒューズ素子6
00、602をどのように切断すればよいかがわかる。
【0023】ここで、ノードNHの電位は、基板電位V
BBと外部電源電位EXT.VDDの間で電位が変動す
る。ノードNHの電位が外部電源電位EXT.VDDに
なっているときには、NチャネルMOSトランジスタ5
92のゲート電位が外部電源電位EXT.VDDとな
り、ソースの電位が基板電位VBBとなる。つまり、N
チャネルMOSトランジスタ592のゲート−ソース間
の電圧、すなわち、ゲート酸化膜にかかる電圧がEX
T.VDD+|VBB|となるため他のトランジスタに
比べて非常に大きな電圧がかかる。したがって、半導体
装置に印加可能な最大の電源電圧値をこのトランジスタ
の耐圧で律束してしまう。
【0024】したがって、PチャネルMOSトランジス
タ590、594およびNチャネルMOSトランジスタ
592、596で構成されるレベルシフタの電源電圧と
しては、外部電源電位EXT.VDDをそのまま使用す
ることは避けたい。
【0025】図14は、従来の検知回路のチューニング
部の他の例であるチューニング部582aの構成を示す
回路図である。
【0026】図14を参照して、チューニング部582
aは、図13に示したチューニング部582の構成にお
いて、PチャネルMOSトランジスタ590、594の
ソースが内部電源電位INT.VDDに結合されてお
り、インバータ586の電源電位も内部電源電位IN
T.VDDとなっている点が異なる。他の構成は、図1
3に示したチューニング部582と同様であり説明は繰
返さない。
【0027】このような構成にすれば、NチャネルMO
Sトランジスタ592のゲート酸化膜に印加される電圧
は小さくなる。しかし、内部電源電位INT.VDD
は、半導体装置内部で発生されるので半導体装置に電源
を投入した後に安定した電圧になるのに時間がかかる。
【0028】特に、半導体装置に電源が投入される際
に、内部電源電位INT.VDDが未だLレベルのまま
立上がっていない場合において、チューニング信号TS
WがHレベルにされると、本来Hレベルであるべきノー
ドNHがLレベルとなってしまい、誤動作を起こす。
【0029】このように、レベルシフタの駆動電源電位
を外部電源電位EXT.VDDにしたときには、MOS
トランジスタの耐圧が問題となり、一方レベルシフタの
駆動電源電位を内部電源電位INT.VDDにした場合
には、電源投入時の誤動作の問題が発生する。
【0030】この発明の目的は、電源投入時の誤動作の
防止をしつつ、耐圧を向上させた半導体装置を提供する
ことである。
【0031】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の半導体
装置は、外部から第1の電源電位と第1の電源電位より
低い第2の電源電位を受け、第2の電源電位よりさらに
低い第3の電源電位を発生する低電源電位発生回路を備
え、低電源電位発生回路は、第3の電源電位を発生する
チャージポンプ回路と、第3の電源電位が所定の目標電
位より低いか否かを検知する検知回路とを含み、検知回
路は、与えられたチューニング信号を受けて、第1の電
源電位以下で、かつ、第3の電位より高い内部降圧電位
がハイレベルであり、第3の電源電位がローレベルであ
る制御信号に変換するレベル変換回路と、チャージポン
プ回路の出力ノードに一方端が接続され、レベル変換部
の出力に応じて抵抗値が変化する抵抗部と、抵抗部の他
方端から一方端に向けて電流を流す電流発生回路と、他
方端の電位を第2の電源電位と比較し、他方端の電位が
第2の電源電位より高いときにチャージポンプ回路を活
性化させる電位監視部とを有する。
【0032】請求項2に記載の半導体装置は、請求項1
に記載の半導体装置の構成に加えて、抵抗部は、一方端
と他方端の間に直列に接続される複数の抵抗回路を有
し、検知回路は、複数の抵抗回路のいずれか1つと並列
に接続され、制御信号に応じて導通状態となるMOSト
ランジスタをさらに含む。
【0033】請求項3に記載の半導体装置は、請求項1
に記載の半導体装置の構成に加えて、レベル変換回路
は、第1の電源電位受けて内部降圧電位を出力する降圧
回路と、内部降圧電位と第3の電源電位との間に結合さ
れ、チューニング信号に応じて制御信号を出力するレベ
ル変換部とを有する。
【0034】請求項4に記載の半導体装置は、請求項3
に記載の半導体装置の構成に加えて、降圧回路は、第1
の電源電位を受ける第1の内部ノードと、内部降圧電位
を出力する第2の内部ノードと、第1の内部ノードから
第2の内部ノードに向けて電流が流れる経路上に設けら
れ、第1の内部ノードから第2の内部ノードに向かう向
きを順方向とするダイオード回路を有する。
【0035】請求項5に記載の半導体装置は、請求項4
に記載の半導体装置の構成に加えて、ダイオード回路
は、ゲートとドレインが接続されたPチャネルMOSト
ランジスタを有する。
【0036】請求項6に記載の半導体装置は、請求項4
に記載の半導体装置の構成に加えて、ダイオード回路
は、ゲートとドレインが接続されたNチャネルMOSト
ランジスタを有する。
【0037】請求項7に記載の半導体装置は、請求項4
に記載の半導体装置の構成に加えて、ダイオード回路
は、それぞれゲートとドレインが接続された複数の直列
に接続されるMOSトランジスタを有する。
【0038】請求項8に記載の半導体装置は、請求項3
に記載の半導体装置の構成に加えて、第1の電位を受け
て、第1の電源電位より低く、第2の電源電位より高い
内部電源電位を発生する内部電源電位発生回路をさらに
備え、降圧回路は、第1の電源電位の活性化に応じて一
定時間のリセットパルスを活性化するパワーオンリセッ
ト回路と、リセットパルスの活性化時に第1の電源電位
を出力し、リセットパルスの非活性化時には内部電源電
位を出力するスイッチ回路とを含む。
【0039】請求項9に記載の半導体装置は、請求項3
に記載の半導体装置の構成に加えて、降圧回路は、第1
の電源電位より低く、第2の電源電位より高い参照電位
を発生する参照電位発生回路と、第1の電源電位の活性
化に応じて一定時間のリセットパルスを活性化するパワ
ーオンリセット回路と、第1の電源電位と第2の電源電
位とを受けて、リセットパルスの活性化時には第1の電
源電位を出力し、リセットパルスの非活性化時には、参
照電位に応じた電位を出力する電位駆動回路とを含む。
【0040】
【発明の実施の形態】以下において、本発明の実施の形
態について図面を参照して詳しく説明する。なお、図中
同一符号は同一または相当部分を示す。
【0041】[実施の形態1]図1は、本発明の実施の
形態1の半導体装置1の構成を示す概略ブロック図であ
る。
【0042】図1を参照して、半導体装置1は、制御信
号Ext./RAS、Ext./CAS、Ext./W
Eをそれぞれ受ける制御信号入力端子2〜6と、アドレ
ス入力端子群8と、データ信号DQ0〜DQnが入出力
される端子群14と、接地電位GNDが与えられる接地
端子12と、電源電位Ext.Vccが与えられる電源
端子10とを備える。
【0043】半導体装置1は、さらに、クロック発生回
路22と、行および列アドレスバッファ24と、行デコ
ーダ26と、列デコーダ28と、センスアンプ+入出力
制御回路30と、メモリセルアレイ32と、ゲート回路
18と、データ入力バッファ20およびデータ出力バッ
ファ34とを備える。
【0044】クロック発生回路22は、制御信号入力端
子2、4を介して外部から与えられる外部行アドレスス
トローブ信号Ext./RASと外部列アドレスストロ
ーブ信号Ext./CASとに基づいた所定の動作モー
ドに相当する制御クロックを発生し、半導体装置全体の
動作を制御する。
【0045】行および列アドレスバッファ24は、外部
から与えられるアドレス信号A0〜Ai(iは自然数)
に基づいて生成したアドレス信号を行デコーダ26およ
び列デコーダ28に与える。
【0046】行デコーダ26と列デコーダ28とによっ
て指定されたメモリセルアレイ32中のメモリセルは、
センスアンプ+入出力制御回路30とデータ入力バッフ
ァ20またはデータ出力バッファ34とを介して入出力
端子14を通じて外部とデータ信号DQ0〜DQnをや
り取りする。
【0047】半導体装置1は、さらに、外部電源電位E
XT.VDDおよび接地電位GNDを受けて基板電位V
BBを発生するVBB発生回路38と、外部電源電位E
XT.VDDおよび接地電位GNDを受けて内部電源電
位INT.VDDを発生する内部電源電位発生回路36
とを含む。
【0048】図1に示した半導体装置1は、代表的な一
例であり、たとえば同期型半導体記憶装置(SDRA
M)にも本発明は適用可能である。他にも、基板電位発
生回路を内蔵する半導体装置であれば種々のものに適用
可能である。
【0049】図2は、図1に示したVBB発生回路38
の構成を示すブロック図である。図2を参照して、VB
B発生回路38は、外部電源電位EXT.VDDを受け
て基板電位VBBを発生するチャージポンプ回路44
と、チャージポンプ回路44が発生する基板電位VBB
のレベルを検知してチャージポンプ回路44を活性化す
る信号ZOUTを出力する検知回路42とを含む。
【0050】検知回路42は、その駆動電源電位として
外部電源電位EXT.VDDを受ける。
【0051】図3は、図2に示したチャージポンプ回路
44の構成を示す回路図である。図3を参照して、チャ
ージポンプ回路44は、信号ZOUTがLレベルのとき
にクロック信号φを出力するリングオシレータ52と、
クロック信号φを受ける直列に接続されたインバータ5
4、56と、ソースおよびドレインがインバータ56の
出力に接続されゲートがノードN1に接続されているP
チャネルMOSトランジスタ58と、ノードN1と接地
電位GNDが与えられているノードとの間に接続される
NチャネルMOSトランジスタ62と、一方端にクロッ
ク信号φが与えられ、他方端がNチャネルMOSトラン
ジスタ62のゲートに接続されるキャパシタ60とを含
む。
【0052】チャージポンプ回路44は、さらに、クロ
ック信号φを受け6n(ナノ)秒遅延させる遅延回路6
4と、遅延回路64の出力を受ける直列に接続されたイ
ンバータ66、68と、ソースおよびドレインがインバ
ータ68の出力に接続されるPチャネルMOSトランジ
スタ70と、ゲートにPチャネルMOSトランジスタ7
0のゲートが接続されノードN1とノードN2との間に
接続されるPチャネルMOSトランジスタ72とを含
む。
【0053】ノードN2からは基板電位VBBが出力さ
れる。なお、PチャネルMOSトランジスタ58、70
はMOSトランジスタを用いてチップ内に形成されるキ
ャパシタである。
【0054】図4は、図2における検知回路42の構成
を示した回路図である。図4を参照して、検知回路42
は、基板電位VBBの電位を監視する電位監視部84
と、電位監視部84の微調整を行なうチューニング部8
2と、電位監視部84の出力を受けて信号ZOUTを出
力する直列に接続されたインバータ120、122を含
む。
【0055】電位監視部84は、ソースが外部電源電位
EXT.VDDに結合されゲートにドレインが接続され
るPチャネルMOSトランジスタ104と、ゲートに信
号BIASを受けドレインがPチャネルMOSトランジ
スタ104のドレインと接続されるNチャネルMOSト
ランジスタ106と、NチャネルMOSトランジスタ1
06のソースと基板電位VBBが与えられるノードとの
間に接続される抵抗部108とを含む。
【0056】電位監視部84は、さらに、ソースが外部
電源電位EXT.VDDに結合されゲートがPチャネル
MOSトランジスタ104のドレインに接続されるPチ
ャネルMOSトランジスタ110と、PチャネルMOS
トランジスタ110のソースと接地ノードとの間に接続
されゲートに信号BIASを受けるNチャネルMOSト
ランジスタ112とを含む。
【0057】PチャネルMOSトランジスタ110のド
レインからは、電位監視部84の出力信号が出力され
る。
【0058】抵抗部108は、ともにゲートが接地電位
GNDに結合されNチャネルMOSトランジスタ106
のソースと基板電位VBBが与えられるノードとの間に
直列に接続されるNチャネルMOSトランジスタ114
〜118を含む。
【0059】チューニング部82は、NチャネルMOS
トランジスタ114のソースとドレインとの間に接続さ
れるヒューズ素子102と、NチャネルMOSトランジ
スタ116のソースとドレインとの間に接続されるヒュ
ーズ素子100と、NチャネルMOSトランジスタ11
8のソースとドレインとの間に接続されるNチャネルM
OSトランジスタ98とを含む。
【0060】チューニング部82は、さらに、チューニ
ング信号TSWを受けて反転するインバータ86と、外
部電源電位EXT.VDDを受けて内部降圧電位VDD
Xを出力する降圧回路88と、内部降圧電位VDDXに
ソースが結合されゲートにチューニング信号TSWを受
けるPチャネルMOSトランジスタ90と、ソースが内
部降圧電位VDDXに結合されゲートにインバータ86
の出力を受けるPチャネルMOSトランジスタ94と、
PチャネルMOSトランジスタ90のドレインと基板電
位VBBが与えられるノードとの間に接続されゲートが
PチャネルMOSトランジスタ94のドレインに接続さ
れるNチャネルMOSトランジスタ92と、Pチャネル
MOSトランジスタ94のドレインと基板電位VBBが
与えられるノードとの間に接続されゲートがPチャネル
MOSトランジスタ90のドレインに接続されるNチャ
ネルMOSトランジスタ96とを含む。PチャネルMO
Sトランジスタ94のドレインからはチューニング信号
TSWがレベル変換された信号が出力され、この信号が
NチャネルMOSトランジスタ98のゲートに与えられ
る。このレベル変換後の信号は、内部降圧電位VDDX
がHレベルで、基板電位VBBがLレベルになる。
【0061】図5は、図4における降圧回路88の構成
を示す回路図である。図5を参照して、降圧回路88
は、ソースが外部電源電位EXT.VDDに結合されゲ
ートとドレインとが接続されたPチャネルMOSトラン
ジスタ132と、PチャネルMOSトランジスタ132
のドレインと接地ノードとの間に接続され微小な電流を
流す電流源134とを含む。
【0062】PチャネルMOSトランジスタ132のド
レインからは、内部降圧電位VDDXが出力される。
【0063】なお、図4において、電源の立上げ時等に
内部降圧電位VDDXを出力するノードの電位が外部電
源電位EXT.VDDと等しくなってしまう場合が一旦
生じると、図5に示したPチャネルMOSトランジスタ
132が非導通状態となり、かつ、降圧回路88の出力
ノードが基板電位VBBが与えられているノードと分離
されてしまう。したがって、内部降圧電位VDDXが降
圧されないままになってしまうことを防ぐために電流源
134を設けている。
【0064】したがって、電流源134は、高い抵抗値
を有する抵抗素子等でも構わない。図6は、降圧回路8
8の変形例である88aの構成を示した回路図である。
【0065】図6を参照して、降圧回路88aは、図5
に示した降圧回路88の構成において、PチャネルMO
Sトランジスタ132に代えて、各々がダイオード接続
され直列に接続されるPチャネルMOSトランジスタ1
32♯1〜132♯nを含んでおり、この点が降圧回路
88と異なる。他の構成は同様であるので説明は繰返さ
ない。このようにすれば、内部降圧電位VDDXの電位
をPチャネルMOSトランジスタの数を変更することに
より自由に設定することができる。
【0066】図7は、図5に示した降圧回路88のさら
に他の変形である降圧回路88bの構成を示す回路図で
ある。
【0067】図7を参照して、降圧回路88bは、図5
に示した降圧回路88の構成にいて、PチャネルMOS
トランジスタ132に代えて、各々がダイオード接続さ
れ、外部電源電位EXT.VDDが与えられるノードと
内部降圧電位VDDXが出力されるノードとの間に直列
に接続されるNチャネルMOSトランジスタ136♯1
〜136♯nを含む点が降圧回路88と異なる。他の構
成は降圧回路88と同様であり説明は繰返さない。
【0068】以上示した構成によれば、図4におけるN
チャネルMOSトランジスタ92およびNチャネルMO
Sトランジスタ98のゲート酸化膜には、Hレベルとし
て外部電源電位EXT.VDDから降圧された内部降圧
電位VDDXが印加されるので、半導体装置の耐圧を改
善することができる。
【0069】[実施の形態2]実施の形態2の半導体装
置は、図4で示した検知回路42に代えて検知回路14
0を含む。
【0070】図8は、検知回路140の構成を示す回路
図である。図8を参照して、検知回路140は、基板電
位VBBのレベルを監視する電位監視部144と、電位
監視部144の微調整をするチューニング部142と、
電位監視部144の出力を受け信号ZOUTを出力する
直列に接続されたインバータ194、196とを含む。
【0071】電位監視部144は、ソースが外部電源電
位EXT.VDDに結合されゲートとドレインとが接続
されているPチャネルMOSトランジスタ184と、ゲ
ートに信号BIASを受けドレインがPチャネルMOS
トランジスタ184のドレインと接続されるNチャネル
MOSトランジスタ186と、NチャネルMOSトラン
ジスタ186のソースと基板電位VBBが与えられるノ
ードとの間に直列に接続されともにゲートに接地電位を
受けるNチャネルMOSトランジスタ188、189と
を含む。
【0072】電位監視部144は、さらに、ソースが外
部電源電位EXT.VDDに接続されゲートがPチャネ
ルMOSトランジスタ184のドレインに接続されるP
チャネルMOSトランジスタ190と、PチャネルMO
Sトランジスタ190のドレインと接地ノードとの間に
接続されゲートに信号BIASを受けるNチャネルMO
Sトランジスタ192とを含む。
【0073】PチャネルMOSトランジスタ190のド
レインからは電位監視部144の出力信号が出力され
る。
【0074】チューニング部142は、チューニング信
号TSW1を受けて反転するインバータ146と、チュ
ーニング信号TSW1およびインバータ146の出力に
応じてチューニング信号TSW1をレベル変換して出力
するレベルシフタ147と、チューニング信号TSW2
を受けて反転するインバータ166と、チューニング信
号TSW2とインバータ166との信号に応じてチュー
ニング信号TSW2をレベル変換して出力するレベルシ
フタ167と、NチャネルMOSトランジスタ189の
ドレインとソースとの間に接続されゲートにレベルシフ
タ147の出力を受けるNチャネルMOSトランジスタ
178と、NチャネルMOSトランジスタ178のソー
スとドレインとの間に接続されゲートにレベルシフタ1
67の出力を受けるNチャネルMOSトランジスタ18
0とを含む。
【0075】レベルシフタ147は、ソースが内部降圧
電位VDDXに結合されゲートにチューニング信号TS
W1を受けるPチャネルMOSトランジスタ150と、
ソースが内部降圧電位VDDXに結合されゲートにイン
バータ146の出力を受けるPチャネルMOSトランジ
スタ154と、PチャネルMOSトランジスタ150の
ドレインと基板電位VBBが与えられるノードとの間に
接続されゲートがPチャネルMOSトランジスタ154
のドレインと接続されるNチャネルMOSトランジスタ
152と、PチャネルMOSトランジスタ154のドレ
インと基板電位VBBが与えられるノードとの間に接続
されゲートがPチャネルMOSトランジスタ150のド
レインに接続されるNチャネルMOSトランジスタ15
6とを含む。
【0076】レベルシフタ167は、内部降圧電位VD
DXにソースが結合されゲートにチューニング信号TS
W2を受けるPチャネルMOSトランジスタ170と、
ソースが内部降圧電位VDDXに結合されゲートにイン
バータ166の出力を受けるPチャネルMOSトランジ
スタ174と、PチャネルMOSトランジスタ170の
ドレインと基板電位VBBが与えられるノードとの間に
接続されゲートがPチャネルMOSトランジスタ174
のドレインに接続されるNチャネルMOSトランジスタ
172と、PチャネルMOSトランジスタ174のドレ
インと基板電位VBBが与えられるノードとの間に接続
されゲートがPチャネルMOSトランジスタ170のド
レインに接続されるNチャネルMOSトランジスタ17
6とを含む。
【0077】なお、PチャネルMOSトランジスタ15
4のドレインからはレベルシフタ147の出力信号が出
力される。また、PチャネルMOSトランジスタ174
のドレインからはレベルシフタ167の出力信号が出力
される。
【0078】内部降圧電位VDDXは、実施の形態1の
図5〜図7で示した降圧回路88、88a、88bと同
様の回路によって与えられる。
【0079】さらに、実施の形態2の半導体装置は、V
BB発生回路にテスト回路200を含む。テスト回路2
00は、テストモード時において基板電位VBBを接地
電位GNDにするテストを実施する。
【0080】図9は、テスト回路200の構成を示す回
路図である。図9を参照して、テスト回路200は、テ
ストモード信号ZVBBVSSを受けて反転するインバ
ータ202と、内部降圧電位VDDXにソースが結合さ
れゲートにテストモード信号ZVBBVSSを受けるP
チャネルMOSトランジスタ204と、ソースが内部降
圧電位VDDXに結合されゲートにインバータ202の
出力を受けるPチャネルMOSトランジスタ208とを
含む。
【0081】テスト回路200は、さらに、Pチャネル
MOSトランジスタ204のドレインと基板電位VBB
が与えられるノードとの間に接続されゲートにPチャネ
ルMOSトランジスタ208のドレインが接続されるN
チャネルMOSトランジスタ206と、PチャネルMO
Sトランジスタ208のドレインと基板電位VBBが与
えられるノードとの間に接続されゲートがPチャネルM
OSトランジスタ204のドレインと接続されるNチャ
ネルMOSトランジスタ210と、PチャネルMOSト
ランジスタ208のドレインに入力が接続されるインバ
ータ212と、インバータ212の出力をゲートに受け
接地ノードと基板電位VBBが与えられるノードとの間
に接続されるNチャネルMOSトランジスタ214とを
含む。
【0082】テストモード時において、テストモード信
号ZVBBVSSをLレベルにすることで、インバータ
212の出力はHレベルとなり、応じてNチャネルMO
Sトランジスタ214は導通状態となり基板電位VBB
が与えられるノードには接地電位が供給される。
【0083】このテストが実施されるときには、VBB
発生回路が内蔵しているチャージポンプは停止状態にさ
れる。
【0084】なお、インバータ202は駆動電源電位と
して内部降圧電位VDDXが供給されている。同様に、
インバータ212にも駆動電源電位として内部降圧電位
VDDXおよび基板電位VBBが供給されている。
【0085】以上説明したように、実施の形態2におい
ても実施の形態1と同様に半導体装置の耐圧が改善され
る。
【0086】[実施の形態3]実施の形態3における半
導体装置は、実施の形態1、2において、降圧回路88
に代えて、降圧回路220を含む。
【0087】図10は、降圧回路220の構成を示す回
路図である。図10を参照して、降圧回路220は、半
導体装置に電源が投入されると応じて一定期間パワーオ
ンリセット信号PORを出力するパワーオンリセット回
路221と、パワーオンリセット信号PORを受けて反
転し相補な信号ZPORを出力するインバータ223
と、内部電源電位INT.VDDが与えられるノードと
ノードNOUTとの間に接続されゲートにパワーオンリ
セット信号PORを受けるPチャネルMOSトランジス
タ222と、内部電源電位INT.VDDが与えられる
ノードとノードNOUTとの間に接続されゲートに信号
ZPORを受けるNチャネルMOSトランジスタ224
と、外部電源電位EXT.VDDが与えられるノードと
ノードNOUTとの間に接続されゲートにパワーオンリ
セット信号PORを受けるNチャネルMOSトランジス
タ228と、外部電源電位EXT.VDDが与えられる
ノードとノードNOUTとの間に接続されゲートに信号
ZPORを受けるPチャネルMOSトランジスタ226
とを含む。
【0088】ノードNOUTからは降圧回路220の出
力である内部降圧電位VDDXが出力される。
【0089】パワーオンリセット回路221が出力する
パワーオンリセット信号は、電源投入時にHレベルとな
り100μs程度経過して内部電源電位INT.VDD
が安定してからLレベルにリセットが解除される信号で
あり、信号ZPORは、パワーオンリセット信号POR
と逆相の信号である。
【0090】このような構成の降圧回路を内蔵すれば、
内部降圧電位VDDXは、電源投入時には、外部電源電
位EXT.VDDとなり、電源投入後100μs程度経
過後に、内部電源電位INT.VDDとなる。
【0091】したがって、電源投入時における内部電源
電位INT.VDDの立上がりが遅い点が改善され、半
導体装置の耐圧を改善した際の誤動作を防止することが
できる。
【0092】[実施の形態4]実施の形態4の半導体装
置は、実施の形態1および2において、降圧回路88に
代えて降圧回路230を含む。
【0093】図11は、降圧回路230の構成を示す回
路図である。図11を参照して、降圧回路230は、参
照電位VREFを出力するVREF発生部234と、電
源投入時に一定時間Hレベルを出力し一定時間経過後に
Lレベルとなるパワーオンリセット信号PORを出力す
るパワーオンリセット回路235と、ソースが外部電源
電位EXT.VDDに結合されドレインとゲートとが接
続されるPチャネルMOSトランジスタ232と、ソー
スが外部電源電位EXT.VDDに接続されゲートがP
チャネルMOSトランジスタ232のドレインと接続さ
れるPチャネルMOSトランジスタ240と、Pチャネ
ルMOSトランジスタ232のドレインと接地ノードと
の間に接続されゲートに参照電位VREFを受けるNチ
ャネルMOSトランジスタ236と、PチャネルMOS
トランジスタ232のドレインと接地ノードとの間に接
続されゲートにパワーオンリセット信号PORを受ける
NチャネルMOSトランジスタ238とを含む。
【0094】降圧回路230は、さらに、PチャネルM
OSトランジスタ240のドレインと接地ノードとの間
に接続されゲートがPチャネルMOSトランジスタ24
0のドレインと接続されるNチャネルMOSトランジス
タ242を含む。
【0095】PチャネルMOSトランジスタ240のド
レインからは内部降圧電位VDDXが出力される。
【0096】降圧回路230のような構成とすることに
より、内部電源電位INT.VDDが安定するよりも速
く内部降圧電位VDDXを安定化させることができる。
その理由は、内部降圧電位VDDXが与えられるノード
に接続される負荷は、内部電源電位INT.VDDが与
えられるノードに接続されている負荷よりも軽いからで
ある。
【0097】電源が半導体装置に投入された直後には、
パワーオンリセット信号PORがHレベルとなり、Pチ
ャネルMOSトランジスタ240が導通状態となるた
め、パワーオンリセット信号PORがHレベルとなる電
源投入直後100μs程度の時間は、外部電源電位EX
T.VDDが内部降圧電位VDDXとして出力される。
【0098】パワーオンリセット信号PORがLレベル
になると、NチャネルMOSトランジスタ238は非導
通状態となり、NチャネルMOSトランジスタ236の
ゲートに与えられている参照電位とほぼ同様な電位が内
部降圧電位VDDXとして出力される。
【0099】参照電位VREFは、たとえば、外部電源
電位EXT.VDDを抵抗分割により低くして出力して
もよく、また、ダイオード接続したトランジスタ等によ
って電圧降下させてもよい。
【0100】したがって、実施の形態4における半導体
装置は、内部電源電位INT.VDDの安定化よりも速
く内部降圧電位VDDXを安定化させることができ、半
導体装置の耐圧を改善しつつ、かつ、より安定した動作
が可能となる。
【0101】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0102】
【発明の効果】請求項1〜3に記載の半導体装置は、M
OSトランジスタのゲート酸化膜には、Hレベルとして
外部電源電位から降圧された内部降圧電位が印加される
ので、半導体装置の耐圧を改善することができる。
【0103】請求項4〜7に記載の半導体装置は、請求
項3に記載の半導体装置の奏する効果に加えて、内部降
圧電位を簡単に発生できる。
【0104】請求項8に記載の半導体装置は、請求項3
に記載の半導体装置の奏する効果に加えて、内部電源電
位を内部降圧電位として供給する際に、電源投入時にお
ける内部電源電位の立上がりが遅い点が改善され、半導
体装置の耐圧を改善しつつ誤動作を防止することができ
る。
【0105】請求項9に記載の半導体装置は、請求項3
に記載の半導体装置の奏する効果に加えて、内部電源電
位の安定化よりも速く内部降圧電位を安定化させること
ができ、半導体装置の耐圧を改善しつつ、かつ、より安
定した動作が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の半導体装置1の構成
を示す概略ブロック図である。
【図2】 図1に示したVBB発生回路38の構成を示
すブロック図である。
【図3】 図2に示したチャージポンプ回路44の構成
を示す回路図である。
【図4】 図2における検知回路42の構成を示した回
路図である。
【図5】 図4における降圧回路88の構成を示す回路
図である。
【図6】 降圧回路88の変形例である88aの構成を
示した回路図である。
【図7】 図5に示した降圧回路88のさらに他の変形
である降圧回路88bの構成を示す回路図である。
【図8】 検知回路140の構成を示す回路図である。
【図9】 テスト回路200の構成を示す回路図であ
る。
【図10】 降圧回路220の構成を示す回路図であ
る。
【図11】 降圧回路230の構成を示す回路図であ
る。
【図12】 従来の半導体装置におけるVBB発生回路
の構成を示すブロック図である。
【図13】 検知回路502の構成を示す回路図であ
る。
【図14】 従来の検知回路のチューニング部の他の例
であるチューニング部582aの構成を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
1 半導体装置、36 内部電源電位発生回路、38
VBB発生回路、42,140 検知回路、44 チャ
ージポンプ回路、82,142 チューニング部、8
4,144 電位監視部、88 降圧回路、90,9
4,132,132♯1〜132♯n,222,22
6,232,240 PチャネルMOSトランジスタ、
92,96,98,114,116,118,136♯
1〜136♯n,224,228,236,238,2
42 NチャネルMOSトランジスタ、108 抵抗
部、221,235 パワーオンリセット回路、22
0,230降圧回路、234 VREF発生部。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から第1の電源電位と前記第1の電
    源電位より低い第2の電源電位を受け、前記第2の電源
    電位よりさらに低い第3の電源電位を発生する低電源電
    位発生回路を備え、 前記低電源電位発生回路は、 前記第3の電源電位を発生するチャージポンプ回路と、 前記第3の電源電位が所定の目標電位より低いか否かを
    検知する検知回路とを含み、 前記検知回路は、 与えられたチューニング信号を受けて、前記第1の電源
    電位以下で、かつ、前記第3の電位より高い内部降圧電
    位がハイレベルであり、前記第3の電源電位がローレベ
    ルである制御信号に変換するレベル変換回路と、 前記チャージポンプ回路の出力ノードに一方端が接続さ
    れ、前記レベル変換部の出力に応じて抵抗値が変化する
    抵抗部と、 前記抵抗部の他方端から前記一方端に向けて電流を流す
    電流発生回路と、 前記他方端の電位を前記第2の電源電位と比較し、前記
    他方端の電位が前記第2の電源電位より高いときに前記
    チャージポンプ回路を活性化させる電位監視部とを有す
    る、半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記抵抗部は、 前記一方端と前記他方端の間に直列に接続される複数の
    抵抗回路を有し、 前記検知回路は、 前記複数の抵抗回路のいずれか1つと並列に接続され、
    前記制御信号に応じて導通状態となるMOSトランジス
    タをさらに含む、請求項1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記レベル変換回路は、 前記第1の電源電位受けて前記内部降圧電位を出力する
    降圧回路と、 前記内部降圧電位と前記第3の電源電位との間に結合さ
    れ、前記チューニング信号に応じて前記制御信号を出力
    するレベル変換部とを有する、請求項1に記載の半導体
    装置。
  4. 【請求項4】 前記降圧回路は、 前記第1の電源電位を受ける第1の内部ノードと、 前記内部降圧電位を出力する第2の内部ノードと、 前記第1の内部ノードから前記第2の内部ノードに向け
    て電流が流れる経路上に設けられ、前記第1の内部ノー
    ドから前記第2の内部ノードに向かう向きを順方向とす
    るダイオード回路を有する、請求項3に記載の半導体装
    置。
  5. 【請求項5】 前記ダイオード回路は、 ゲートとドレインが接続されたPチャネルMOSトラン
    ジスタを有する、請求項4に記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記ダイオード回路は、 ゲートとドレインが接続されたNチャネルMOSトラン
    ジスタを有する、請求項4に記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記ダイオード回路は、 それぞれゲートとドレインが接続された複数の直列に接
    続されるMOSトランジスタを有する、請求項4に記載
    の半導体装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の電位を受けて、前記第1の電
    源電位より低く、前記第2の電源電位より高い内部電源
    電位を発生する内部電源電位発生回路をさらに備え、 前記降圧回路は、 前記第1の電源電位の活性化に応じて一定時間のリセッ
    トパルスを活性化するパワーオンリセット回路と、 前記リセットパルスの活性化時に前記第1の電源電位を
    出力し、前記リセットパルスの非活性化時には前記内部
    電源電位を出力するスイッチ回路とを含む、請求項3に
    記載の半導体装置。
  9. 【請求項9】 前記降圧回路は、 前記第1の電源電位より低く、前記第2の電源電位より
    高い参照電位を発生する参照電位発生回路と、 前記第1の電源電位の活性化に応じて一定時間のリセッ
    トパルスを活性化するパワーオンリセット回路と、 前記第1の電源電位と前記第2の電源電位とを受けて、
    前記リセットパルスの活性化時には前記第1の電源電位
    を出力し、前記リセットパルスの非活性化時には、前記
    参照電位に応じた電位を出力する電位駆動回路とを含
    む、請求項3に記載の半導体装置。
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