JP2001142533A - 無人搬送車の運行制御システム - Google Patents
無人搬送車の運行制御システムInfo
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Landscapes
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Abstract
易に設定・変更できるようにする。 【解決手段】 無人搬送車26の運行制御を集中して行
う集中管理盤24に備えられたタッチパネル24cを使
用して、設定済みの運行条件を確認しつつ、作業工程に
おける無人搬送車26の編成及び走行速度、並びに、作
業工程におけるタクトタイムを夫々設定できるようにし
て、集中管理盤24に備えられたプログラマブルコント
ローラ24bのラダープログラムを変更せずに、作業工
程における無人搬送車26の運行条件を容易に設定・変
更できるようにする。
Description
制御システムに関し、特に、作業工程における無人搬送
車の運行制御の設定・変更を容易にする技術に関する。
の搬送等を無人搬送車(Automated Guided Vehicles;
AGV)で行なう搬送方式が採用されている。無人搬送
車は、搭載された蓄電池を駆動源として、床面に設置さ
れた誘導路に導かれながら走行用電動モータで走行す
る。
作業工程が設けられている生産ラインでは、生産数量に
応じて作業行程における無人搬送車の運行制御を行わな
ければならない。即ち、作業工程においては、生産数量
に応じて組み立て作業の編成が決定されるため、作業工
程数の変更が必要となる。また、生産数量に応じてタク
トタイムが決定されるため、タクトタイムに合わせて無
人搬送車の走行速度を変更しなければならない。
術においては、作業工程における無人搬送車の運行条件
は、複数の無人搬送車の運行制御を集中して行う集中制
御盤に搭載されたプログラマブルコントローラのシーケ
ンス制御内容を記述したラダープログラムにより設定さ
れていた。このため、生産数量に応じて作業工程におけ
る無人搬送車の運行条件を変更する場合には、ラダープ
ログラムを変更しなければならず、専門知識を有する者
でないと、事実上変更は不可能であった。従って、従来
技術では、無人搬送車の運行条件を容易に変更すること
はできず、生産数量に応じてライン編成を柔軟に変更す
ることはできなかった。
点に鑑み、シーケンス制御内容を記述するラダープログ
ラムを変更せずに、作業工程における無人搬送車の運行
条件を容易に設定・変更できるようにした無人搬送車の
運行制御システムを提供することを目的とする。
の発明は、所定の走行経路を走行する無人搬送車と、該
無人搬送車の運行制御を集中して行う集中制御装置と、
を含んで構成される無人搬送車の運行制御システムにお
いて、前記集中制御装置は、各種情報の表示及び入力を
行うタッチパネルと、該タッチパネルに表示された情報
を確認しつつタッチパネルを操作することにより、前記
走行経路に沿って設けられた作業工程における無人搬送
車の編成を設定する編成設定手段と、を含んで構成され
たことを特徴とする。
けられた作業工程における無人搬送車の編成は、集中制
御装置に設けられたタッチパネルを使用して、情報を確
認しつつ操作することで設定される。この場合、無人搬
送車の運行制御の1つである作業工程における編成は、
タッチパネルの操作だけで設定されるので、無人搬送車
の運行条件を記述したラダープログラムの変更が不要と
なると共に、ラダープログラムに関する専門知識が要求
されない。また、ラダープログラムの編集機器も不要と
なる。
は、前記タッチパネルに表示された情報を確認しつつタ
ッチパネルを操作することにより、前記作業工程におけ
る無人搬送車の走行速度を設定する走行速度設定手段を
備えた構成であることを特徴とする。
人搬送車の走行速度は、集中制御装置に設けられたタッ
チパネルを使用して、情報を確認しつつ操作することで
設定される。従って、請求項1に係る発明と同様に、無
人搬送車の運行制御の1つである作業工程における走行
速度は、タッチパネルの操作だけで設定されることとな
る。
は、必要に応じて、タクトタイムと無人搬送車の最低走
行速度との関係を表したグラフを表示するグラフ表示手
段を備えた構成であることを特徴とする。
作業工程における無人搬送車の走行速度を設定する場合
には、タクトタイムと最低走行速度との関係を表したグ
ラフを参照することで、タクトタイムに対する走行速度
の設定が容易になる。
は、前記タッチパネルに表示された情報を確認しつつタ
ッチパネルを操作することにより、前記作業工程におけ
るタクトタイムを設定するタクトタイム設定手段を備え
た構成であることを特徴とする。
クトタイムは、集中制御装置に設けられたタッチパネル
を使用して、情報を確認しつつ操作することで設定され
る。従って、請求項1に係る発明と同様に、無人搬送車
の運行制御の1つである作業工程におけるタクトタイム
は、タッチパネルの操作だけで設定されることとなる。
本発明を詳述する。図1は、無人搬送車を複数台使用し
て構築したエンジン組立ラインのレイアウトを示す。
ク)搬入工程10,MRG搬出工程12,MRG搬入工
程14,待機工程16,作業工程18及びエンジン(ワ
ーク)搬出工程20から構築される。
2,MRG搬入工程14及びエンジン搬出工程20で
は、エンジン若しくはその構成部品を無人搬送車から別
工程(図示せず)に降ろしたり、又は、別工程で組み立
てられたエンジンを無人搬送車に積み込む作業が行なわ
れる。待機工程16は、3つの工程16a〜16cから
なり、後工程である作業工程18に進入する無人搬送車
の台数を調整する工程である。作業工程18は、5つの
工程10ST〜14STからなり、作業者によって実際
にエンジンの組み立て作業が行なわれる工程である。な
お、作業工程18では、無人搬送車が作業台として利用
される。
10,MRG搬出工程12,MRG搬入工程14,待機
工程16,作業工程18及びエンジン搬出工程20を結
ぶように、無人搬送車の走行経路となる誘導路22がル
ープ状に埋設されている。誘導路22としては、電磁誘
導方式で使用される誘導線、光学誘導方式で使用される
路線テープ、又は、磁気テープ方式で使用される発磁性
体等がある。本実施形態では、油等で床面が汚れ、か
つ、重量物が搬送されること等を考慮して、磁気テープ
誘導方式が採用されている。誘導路22に沿った床面に
は、無人搬送車の現在位置を特定するための「番地」を
表す磁気テープ(図示せず)が埋設されている。
送車の運行制御等を集中的に行なう集中制御装置として
の集中管理盤24が備えられている。集中管理盤24
は、図2に示すように、無人搬送車26との間で制御指
令等を無線で授受する無線送受信機24aと、マイクロ
コンピュータを内蔵したプログラマブルコントローラ2
4bと、エンジン組立ラインの稼働状態等を表示するタ
ッチパネル24cと、を含んで構成される。プログラマ
ブルコントローラ24bは、タッチパネル24cと協働
して、複数の無人搬送車26の運行条件を設定・変更
し、無線送受信機24aを介して制御指令を無人搬送車
26に送信する。
及びタッチパネル24cにより、編成設定手段,走行速
度設定手段,グラフ表示手段及びタクトタイム設定手段
が実現される。
2上には、図2に示すような無人搬送車26が走行す
る。無人搬送車26には、誘導路22を検出するガイド
センサ26aと、番地を検出する番地センサ26bと、
作業者等が接触したことを感知するバンパースイッチ2
6cと、前方の障害物を感知する障害物センサ26d
と、集中管理盤24との間で制御指令等を無線で授受す
る無線送受信機26eと、プログラマブルコントローラ
26fと、が搭載されている。プログラマブルコントロ
ーラ26fは、ガイドセンサ26a,番地センサ26
b,バンパースイッチ26c,障害物センサ26d及び
無線送受信機26eにより受信した制御指令等に基づい
て、メモリに記憶されたラダープログラムに従って無人
搬送車26の走行制御等を行う。
cを用いて、無人搬送車26の各種走行条件を設定・変
更する内容について、以下詳細に説明する。図3は、集
中管理盤24のタッチパネル24cに表示される画面の
階層構造を示す。
ような集中管理システムメニュー画面(以下「システム
メニュー画面」という)30が表示される。システムメ
ニュー画面30は、無人搬送車26の各種走行条件を設
定・変更する画面を切り替える機能を提供し、「状態監
視」ボタン30aと、「メンテナンス」ボタン30b
と、「生産数量」ボタン30cと、「AGV運転状態」
ボタン30dと、を含んで構成される。
監視」ボタン30aがタッチされると、図5に示すよう
な状態監視メニュー画面32が表示される。状態監視メ
ニュー画面32は、無人搬送車26の状態を監視するた
めの画面を切り替える機能を提供し、「リンク状態」ボ
タン32aと、「制御盤運転状態」ボタン32bと、
「付帯設備監視」ボタン32cと、「AGV作業工程監
視」ボタン32dと、「AGVバッテリー状態」ボタン
32eと、「AGV運転状態」ボタン32fと、「シス
テムメニュー」ボタン32gと、を含んで構成される。
ク状態」ボタン32aがタッチされると、図6に示すよ
うなデータリンク稼働状況画面34が表示される。デー
タリンク稼働状況画面34では、集中管理盤24,ワー
ク搬入工程10,ワーク搬出工程20,MRG搬入及び
搬出工程12,14における夫々の制御盤のデータリン
ク状態をランプ点灯によって表示する機能が提供され
る。データリンク稼働状況画面34は、データリンク状
態が表示される状況表示部34aと、「メニュー」ボタ
ン34bと、を含んで構成される。そして、データリン
ク状態の確認が終了したならば、「メニュー」ボタン3
4bをタッチすることで、図5に示す状態監視メニュー
画面32に戻る。
盤運転状態」ボタン32bがタッチされると、図7に示
すような制御盤運転状態監視画面36が表示される。制
御盤運転状態監視画面36では、集中管理盤24,ワー
ク搬入工程10,ワーク搬出工程20,MRG搬入及び
搬出工程12,14における夫々の制御盤の運転状態を
ランプ点灯によって表示する機能が提供される。制御盤
運転状態監視画面36は、制御盤の運転状態が表示され
る運転状態表示部36aと、「メニュー」ボタン36b
と、を含んで構成される。そして、制御盤の運転状態の
確認が終了したならば、「メニュー」ボタン36bをタ
ッチすることで、図5に示す状態監視メニュー画面32
に戻る。
設備監視」ボタン32cがタッチされると、図8に示す
ような付帯設備監視画面38が表示される。付帯設備監
視画面38では、ワーク搬入工程10,ワーク搬出工程
20,MRG搬出工程12,MRG搬入工程14におけ
る可動部等の付帯設備の状態をランプ点灯によって表示
する機能が提供される。付帯設備監視画面38は、付帯
設備の状態が表示される状態表示部38aと、「メニュ
ー」ボタン38bと、を含んで構成される。そして、付
帯設備の状態確認が終了したならば、「メニュー」ボタ
ン38bをタッチすることで、図5に示す状態監視メニ
ュー画面32に戻る。
V作業工程監視」ボタン32dがタッチされると、図9
に示すようなAGV作業工程監視画面40が表示され
る。AGV作業工程監視画面40では、各作業工程10
ST〜14STにおける無人搬送車26の走行速度及び
エンジン組立ラインのタクトタイムを表示すると共に、
作業工程18における無人搬送車26の編成を設定する
機能が提供される。AGV作業工程監視画面40は、各
作業工程に在席している無人搬送車26の号車番号が表
示される号車番号表示部40aと、走行速度が表示され
る走行速度表示部40bと、タクトタイムが表示される
タクトタイム表示部40cと、編成設定手段としての作
業工程編成選択部40dと、「設定値変更」ボタン40
eと、「メニュー」ボタン40fと、を含んで構成され
る。
タクトタイムに合わせた作業工程18における無人搬送
車26の編成として、図10に示すような「前詰め2
台」,「前詰め3台」,「前詰め4台」及び「1ヶ飛び
2台」を設定する機能が提供される。具体的には、待機
工程16から作業工程18に進入する無人搬送車26の
タイミングを制御して編成が実現され、例えば、「前詰
め2台」の場合には、10ST〜13STに無人搬送車
26がいなくなったときに、待機工程16に在席してい
た無人搬送車26が作業工程18に向かって発進する。
なお、作業工程18における無人搬送車26の在席状況
は、各無人搬送車26から集中管理盤24に送られる情
報によって確認される。また、待機工程16への無人搬
送車26の進入許可信号は、集中管理盤24から無人搬
送車26に送られる。
る場合には、「設定値変更」ボタン40eをタッチする
と、図11に示すようなAGV作業工程設定画面42が
表示される。AGV作業工程設定画面42では、各作業
行程10ST〜14STにおける無人搬送車26の走行
速度及びタクトタイム等を設定する機能が提供される。
AGV作業工程設定画面42は、各作業行程の走行速度
が表示される走行速度表示部42aと、タクトタイムが
表示されるタクトタイム表示部42bと、速度優先選択
部42cと、設定値表示部42dと、テンキー42e
と、「AGV走行時間表」ボタン42fと、「設定値変
更」ボタン42gと、「メニュー」ボタン42hと、を
含んで構成される。速度優先選択部42cでは、各作業
行程における無人搬送車26の走行速度を無人搬送車2
6側でも設定できる構成となっている場合、無人搬送車
側と集中管理盤側との設定のうちどちらを用いるかを選
択する機能が提供される。即ち、「集中管理盤側」ボタ
ンがタッチされれば、集中管理盤24で設定された走行
速度が用いられ、一方、「AGV側」ボタンがタッチさ
れれば、無人搬送車26で設定された走行速度が用いら
れる。設定値表示部42dには、テンキー42eを介し
て入力された設定値が表示される。なお、AGV作業工
程設定画面42が、走行速度設定手段及びタクトタイム
設定手段として機能する。
タイムとは密接な関係を有しているため、走行速度の設
定を容易にする機能が準備されている。即ち、「AGV
走行時間表」ボタン42fがタッチされると、図12に
示すようなAGV走行時間早見表画面44が表示され
る。AGV走行時間早見表画面44は、作業工程におけ
る無人搬送車26の走行速度に対して1工程分の走行時
間がグラフ形式で表示される早見表表示部44aと、
「戻る」ボタン44bと、を含んで構成される。早見表
表示部44aには、図示するように、1工程走りきるの
に要する時間(走行時間)が縦軸に、走行速度が横軸に
表示される。タクトタイムに対する最低走行速度は、所
定のタクトタイムとグラフの曲線との交点を垂直に降ろ
すことで求められる。最低走行速度が求められたら、
「戻る」ボタン44bをタッチすることで、図11に示
すAGV作業工程設定画面42に戻る。なお、AGV走
行時間早見表画面44が、グラフ表示手段として機能す
る。
する場合には、次のようにする。 (1)走行速度を設定したい場合には、走行速度表示部4
2aにおいて走行速度を設定したい作業工程をタッチす
る。また、タクトタイムを設定したい場合には、タクト
タイム表示部42bをタッチする。
る数値(走行速度又はタクトタイム)を入力する。ここ
で、入力された数値は、設定値表示部42dに表示され
る。 (3)「設定値変更」ボタン42gをタッチする。する
と、設定値表示部42dに表示された数値により実際に
走行速度又はタクトタイムの設定が行なわれ、設定され
た数値が走行速度表示部42a又はタクトタイム表示部
42bに表示される。即ち、テンキー42dから数値を
入力するだけでは設定が行なわれず、「設定値変更」ボ
タン42gをタッチすることで初めて設定が完了する。
了したならば、「メニュー」ボタン42hをタッチする
ことで、図9に示すAGV作業工程監視画面40に戻
る。そして、設定された走行速度に基づいて、作業工程
18における無人搬送車26の走行速度が制御され、ま
た、設定されたタクトタイムに基づいて、待機工程16
から作業工程18へ進入する無人搬送車26の進入許可
制御を介してタクトタイムが制御される。
ニュー」ボタン40fがタッチされると、図5に示す状
態監視メニュー画面32に戻る。状態監視メニュー画面
32において「AGVバッテリー状態」ボタン32eが
タッチされると、図13に示すようなバッテリー状態画
面46が表示される。バッテリー状態画面46では、各
無人搬送車26のバッテリー端子間電圧を介して検出さ
れたバッテリー充電状態を5段階で表示する機能が提供
される。バッテリー状態画面46は、各無人搬送車26
別にバッテリー充電状態が表示される充電状態表示部4
6aと、「メニュー」ボタン46bと、を含んで構成さ
れる。そして、バッテリー充電状態の確認が終了したな
らば、「メニュー」ボタン46bをタッチすることで、
図5に示す状態監視メニュー画面32に戻る。
V運転状態」ボタン32fがタッチされると、図14に
示すようなAGV運転状態監視画面48が表示される。
AGV運転状態監視画面48では、各無人搬送車26の
運転状態及び無線状態をランプ点灯によって表示する機
能が提供される。AGV運転状態監視画面48は、運転
状態等が表示される状態表示部48aと、「通信エラー
コード一覧」ボタン48bと、「メニュー」ボタン48
cと、を含んで構成される。
無人搬送車26と集中管理盤24との間の無線通信で発
生したエラーコードが表示される。そして、その内容を
確認する場合には、「通信エラーコード一覧」ボタン4
8bをタッチすることで、図15に示すような終了コー
ド一覧表画面50が表示される。終了コード一覧表画面
50は、各通信エラーコードに対応する内容及びその発
生原因が表示される一覧表表示部50aと、「メニュ
ー」ボタン50bと、を含んで構成される。そして、無
線終了コードの確認が終了したならば、「メニュー」ボ
タン50bをタッチすることで、図14に示すAGV運
転状態監視画面48に戻る。
て「メニュー」ボタン48cがタッチされると、図5に
示す状態監視メニュー画面32に戻る。状態監視メニュ
ー画面32において「システムメニュー」ボタン32g
がタッチされると、図4に示すシステムメニュー画面3
0に戻る。
テナンス」ボタン30bがタッチされると、図16に示
すようなメンテナンスメニュー画面52が表示される。
メンテナンスメニュー画面52では、エンジン生産ライ
ンの各種メンテナンスを行う画面を選択する機能が提供
され、「AGV作業工程設定」ボタン52aと、「AG
V走行モニタ」ボタン52bと、「区間AGV台数制
御」ボタン52cと、「システムアラーム履歴」ボタン
52dと、「AGV運転状態」ボタン52eと、「シス
テムメニュー」ボタン52fと、を含んで構成される。
「AGV作業工程設定」ボタン52aがタッチされる
と、前述した図11に示すAGV作業工程設定画面42
が表示される。なお、AGV作業工程設定画面42の機
能及び操作方法は、説明済みであるので省略する。但
し、AGV作業工程設定画面42の「メニュー」ボタン
42hがタッチされたときには、図16のメンテナンス
メニュー画面52に戻る。
「AGV走行モニタ」ボタン52bがタッチされると、
図17に示すようなAGV運転モニタ画面54が表示さ
れる。AGV運転モニタ画面54では、無人搬送車26
の現在地表示及び各エリアへの侵入許可/不許可が表示
される機能が提供される。ここで、「各エリア」とは、
誘導路22を所定区間で区切ったときの各区間のことを
いい、無人搬送車26の運行制御を行うための一般的な
手法を実現する概念である。AGV運転モニタ画面54
は、無人搬送車26の現在地表示等が表示されるモニタ
表示部54aと、「メニュー」ボタン54bと、を含ん
で構成される。そして、無人搬送車26の現在地表示等
の確認が終了したならば、「メニュー」ボタン54bを
タッチすることで、図16に示すメンテナンスメニュー
画面52に戻る。
「区間AGV台数制御」ボタン52cがタッチされる
と、図18に示すような区間AGV台数制御画面56が
表示される。区間AGV台数制御画面56では、各エリ
アにおける無人搬送車26の在席台数及び最大在席台数
を表示する機能が提供される。ここで、「最大在席台
数」とは、各エリア内に侵入可能な無人搬送車26の最
大台数をいい、無人搬送車26の運行制御を行うための
一般的な手法を実現する概念である。区間AGV台数制
御画面56は、各エリア毎の在席台数及び最大在席台数
が表示される在席台数表示部56aと、「修正/変更」
ボタン56bと、「次ページ」ボタン56cと、「メニ
ュー」ボタン56dと、を含んで構成される。なお、
「次ページ」ボタン56cは、図示する区間AGV台数
制御画面56に表示しきれなかったエリア(本実施形態
ではエリア4及び5)を表示するときに、タッチされ
る。
数の修正、又は、最大在席台数の変更を行う場合には、
「修正/変更」ボタン56bをタッチすると、図19に
示すような在席台数修正/変更画面58が表示される。
在席台数修正/変更画面58は、在席台数表示部58a
と、設定値表示部58bと、テンキー58cと、「次ペ
ージ」ボタン58dと、「変更終了」ボタン58eと、
「メニュー」ボタン58fと、を含んで構成される。な
お、「次ページ」ボタン58dの機能は、前述した区間
AGV台数制御画面56の「次ページ」ボタン56cと
同様であるので、その説明は省略する。そして、在席台
数の修正又は最大在席台数の変更をするには、次のよう
にする。
ようとする在席台数、又は、変更しようとする最大在席
台数をタッチする。 (2)テンキー58cを介して在席台数又は最大在席台数
を入力する。ここで、入力された在席台数又は最大在席
台数は、設定値表示部58bに表示される。
る。すると、設定値表示部58bに表示されている設定
値に基づいて在席台数又は最大在席台数が変更され、そ
れが設定値表示部58aに反映される。即ち、テンキー
58cから数値を入力するだけでは設定が行なわれず、
「変更終了」ボタン58eをタッチすることで初めて設
定が完了する。
了したならば、「メニュー」ボタン58fをタッチする
と、図18に示す区間AGV台数制御画面56に戻る。
一方、区間AGV台数制御画面56において「メニュ
ー」ボタン56dがタッチされると、図16に示すメン
テナンスメニュー画面52に戻る。
「システムアラーム履歴」ボタン52dがタッチされる
と、図20に示すようなアラーム履歴画面60が表示さ
れる。アラーム履歴画面60では、エンジン組立ライン
で発生したアラーム内容を履歴形式で表示する機能が提
供される。アラーム履歴画面60は、アラーム内容が履
歴形式で表示されるアラーム履歴表示部60aと、アラ
ーム詳細表示部60bと、「メニュー」ボタン60c
と、を含んで構成される。アラーム内容の詳細を表示さ
せるには、アラーム履歴表示部60aに表示されている
項目をタッチすると、その項目に対応した詳細内容がア
ラーム詳細表示部60bに表示される。そして、アラー
ム内容の確認が終了したならば、「メニュー」ボタン6
0cをタッチすることで、図16に示すメンテナンスメ
ニュー画面52に戻る。
「AGV運転状態」ボタン52eがタッチされると、図
14に示すAGV運転状態監視画面48が表示される。
なお、AGV運転状態監視画面48の機能及び操作方法
は、説明済みであるので省略する。但し、AGV運転状
態監視画面48の「メニュー」ボタン48cがタッチさ
れたときには、図16のメンテナンスメニュー画面52
に戻る。
「システムメニュー」ボタン52fがタッチされると、
図4に示すシステムメニュー画面30に戻る。システム
メニュー画面30において「生産数量」ボタン30cが
タッチされると、図21に示すような生産数量画面62
が表示される。生産数量画面62では、日付・時間、日
・月毎の生産台数及び総生産台数を表示する機能が提供
される。生産数量画面62は、日付・時間が表示される
日時表示部62aと、日・月毎の生産台数が表示される
生産台数表示部62bと、総生産台数が表示される総生
産台数表示部62cと、「月アウトプット数リセット」
ボタン62dと、「日アウトプット数リセット」ボタン
62eと、「AGV停止時間」ボタン62fと、「生産
数修正」ボタン62gと、「メニュー」ボタン62h
と、を含んで構成される。「月アウトプット数リセッ
ト」ボタン62d及び「日アウトプット数リセット」ボ
タン62eは、夫々、月及び日毎の生産台数を0にリセ
ットする機能を提供し、具体的には、これらのボタンと
異常リセットボタンとを同時に押すことで、生産台数が
0にリセットされる。
は、「生産数修正」ボタン62gをタッチすると、図2
2に示すような生産数量修正画面64が表示される。生
産数量修正画面64は、日毎の生産台数及び修正値が表
示される日生産台数表示部64aと、月毎の生産台数及
び修正値が表示される月生産台数表示部64bと、設定
値表示部64cと、テンキー64dと、「メニュー」ボ
タン64eと、を含んで構成される。そして、日又は月
毎の生産台数を修正するには、次のようにする。
数表示部64bをタッチすることで、修正したい生産台
数を選択する。 (2)テンキー64dを介して生産台数を入力する。ここ
で、入力された生産台数は、設定値表示部64cに表示
される。
「メニュー」ボタン64eをタッチすることで、図21
に示す生産数量画面62に戻る。さらに、生産数量画面
62では、各作業工程における無人搬送車26の停止時
間及び全作業工程における無人搬送車26の総停止時間
を表示する機能が準備されている。即ち、無人搬送車2
6の停止時間を確認するためには、「AGV停止時間」
ボタン62fをタッチすると、図23に示すような作業
工程別AGV停止時間画面(以下「AGV停止時間画
面」という)66が表示される。AGV停止時間画面6
6は、各作業行程における無人搬送車26の停止時間の
累計が表示される停止時間表示部66aと、全作業工程
における無人搬送車26の総停止時間の累計が表示され
る総停止時間表示部66bと、「メニュー」ボタン66
cと、を含んで構成される。そして、無人搬送車26の
停止時間の確認が終了したならば、「メニュー」ボタン
66cをタッチすることで、図21に示す生産数量画面
62に戻る。
ー」ボタン62hがタッチされると、図4に示すシステ
ムメニュー画面30に戻る。システムメニュー画面30
において「AGV運転状態」ボタン30dがタッチされ
ると、図14に示すAGV運転状態監視画面48が表示
される。なお、AGV運転状態監視画面48の機能及び
操作方法は、説明済みであるので省略する。但し、AG
V運転状態監視画面48の「メニュー」ボタン48cが
タッチされたときには、図4のシステムメニュー画面3
0に戻る。
ムによれば、集中管理盤24に搭載されたプログラマコ
ントローラ24bのラダープログラムを変更しなくと
も、タッチパネル24c上で操作するだけで、作業工程
における無人搬送車の運行条件が設定・変更できるよう
になる。このため、ラダープログラムの編集機器が不要
となると共に、ラダープログラムに関する専門知識がな
くとも、タッチパネルを操作するだけで、作業工程にお
ける無人搬送車の運行条件を設定・変更できる。また、
運行条件の設定・変更が容易になるため、ニーズに応じ
たシステムの増設・改造に柔軟に対応できるようにな
る。
2又は請求項4に記載の発明によれば、作業工程におけ
る無人搬送車の運行条件を記述したラダープログラムを
変更しなくとも、タッチパネルを操作するだけで運行条
件を容易に設定することができる。このため、無人搬送
車を使用した生産システムのニーズに応じた増設及び改
造に対して、柔軟に対応することができる。
ムと無人搬送車の最低走行速度との関係を表したグラフ
を参照することで、タクトタイムに対する走行速度の設
定を容易に行うことができる。
Claims (4)
- 【請求項1】所定の走行経路を走行する無人搬送車と、 該無人搬送車の運行制御を集中して行う集中制御装置
と、 を含んで構成される無人搬送車の運行制御システムにお
いて、 前記集中制御装置は、 各種情報の表示及び入力を行うタッチパネルと、 該タッチパネルに表示された情報を確認しつつタッチパ
ネルを操作することにより、前記走行経路に沿って設け
られた作業工程における無人搬送車の編成を設定する編
成設定手段と、 を含んで構成されたことを特徴とする無人搬送車の運行
制御システム。 - 【請求項2】前記集中制御装置は、前記タッチパネルに
表示された情報を確認しつつタッチパネルを操作するこ
とにより、前記作業工程における無人搬送車の走行速度
を設定する走行速度設定手段を備えた構成である請求項
1記載の無人搬送車の運行制御システム。 - 【請求項3】前記速度設定手段は、必要に応じて、タク
トタイムと無人搬送車の最低走行速度との関係を表した
グラフを表示するグラフ表示手段を備えた構成である請
求項2記載の無人搬送車の運行制御システム。 - 【請求項4】前記集中制御装置は、前記タッチパネルに
表示された情報を確認しつつタッチパネルを操作するこ
とにより、前記作業工程におけるタクトタイムを設定す
るタクトタイム設定手段を備えた構成である請求項1〜
請求項3のいずれか1つに記載の無人搬送車の運行制御
システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32274099A JP2001142533A (ja) | 1999-11-12 | 1999-11-12 | 無人搬送車の運行制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32274099A JP2001142533A (ja) | 1999-11-12 | 1999-11-12 | 無人搬送車の運行制御システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001142533A true JP2001142533A (ja) | 2001-05-25 |
Family
ID=18147113
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32274099A Pending JP2001142533A (ja) | 1999-11-12 | 1999-11-12 | 無人搬送車の運行制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001142533A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US9014902B1 (en) | 2014-02-21 | 2015-04-21 | Jervis B. Webb Company | Method of material handling with automatic guided vehicles |
JP2015158813A (ja) * | 2014-02-24 | 2015-09-03 | 株式会社岡村製作所 | 搬送台車の制御システム、搬送台車の制御装置及び搬送台車 |
WO2018212099A1 (ja) * | 2017-05-19 | 2018-11-22 | 日本電産シンポ株式会社 | 移動体の動作を制御するモバイルコンピュータ、移動体制御システムおよびコンピュータプログラム |
EP3550392A1 (en) * | 2018-03-30 | 2019-10-09 | Nidec-Shimpo Corporation | Computer system and computer program |
-
1999
- 1999-11-12 JP JP32274099A patent/JP2001142533A/ja active Pending
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