JP2001142387A - 教習遊具 - Google Patents

教習遊具

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JP2001142387A
JP2001142387A JP32644699A JP32644699A JP2001142387A JP 2001142387 A JP2001142387 A JP 2001142387A JP 32644699 A JP32644699 A JP 32644699A JP 32644699 A JP32644699 A JP 32644699A JP 2001142387 A JP2001142387 A JP 2001142387A
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JP
Japan
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film
silicone layer
training
mat
characters
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JP32644699A
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Inventor
Ken Suda
研 須田
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SANKO SANGYO CO Ltd
Original Assignee
SANKO SANGYO CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 幼児等の文字、絵書き等の練習及び絵描き遊
び、教材、その他、各種の用途に使用可能な教習遊具を
提供する。 【解決手段】 着色台紙1の上面に粘着弾性を有するシ
リコーン層3が形成され、該シリコーン層3の上面にマ
ットフィルム4が剥離自在に貼着されてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、幼児等の文字、絵
書き等の練習及び絵描き遊び、教材、その他、各種の用
途に使用可能な教習遊具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の商品として、着色が施さ
れた台紙上に、ワックス(蝋)を塗布し、その上面にプ
ラスチックフィルムを剥離自在に貼着し、該プラスチッ
クフィルムの上面を棒状筆記具等で押圧して文字、絵等
を自由に書くことができ、その後、前記プラスチックフ
ィルムを剥離することにより前記文字、絵等を消去で
き、前記文字、絵等の表示及びその消去を繰り返すこと
ができる商品が提供されている。
【0003】前記従来の商品は、前記ワックスが気温等
の影響を受け、例えば、冬季には固くなる等して文字、
絵等が書きにくくなるものであった。したがって、季節
によってワックスの仕様を変えた商品を準備する必要が
あった。
【0004】さらに筆記時に比較的大きな押圧力を必要
とし、該押圧力により前記ワックス塗布面に筆跡に伴う
凹凸が生じて残り、さらに埃が付き易く、また、筆記
後、放置すると比較的短時間で消去するものであった。
さらにまた、文字、絵等を消去するためにプラスチック
フィルムを剥離すると「バリバリ」という剥離音を発す
るものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記事情に
鑑み、為されたもので、気温等の影響を受けることがな
く、軽いタッチで文字、絵等を書くことができ、筆跡が
残ることがなく、埃が付きにくく、筆記後、文字、絵等
が長時間維持され、さらにプラスチックフィルムの剥離
音が生ぜず、スムーズな剥離が行われる、耐久性及び実
用性に富んだ教習遊具を提供することを目的とする。
【0006】
【問題を解決しようとする手段】前記目的に鑑み、請求
項1に示す本発明は、着色台紙の上面に粘着弾性を有す
るシリコーン層が形成され、該シリコーン層の上面にマ
ットフィルムが剥離自在に貼着されてなる構成としたも
のである。
【0007】この請求項1によれば、前記シリコーン層
が気温の変化を受けることがなく粘着及び弾性を維持
し、さらにきわめて軽いタッチで文字、絵等を書くこと
ができる。
【0008】さらに前記シリコーン層に筆跡が残ること
がなく、仮に強い押圧力により前記シリコーン層に筆跡
が残った場合にも、時間の経過と共に自然復帰して常に
平面が確保され、したがって、着色台紙とプラスチック
フィルムの密着性も優れ、放置しても長時間文字、絵等
が消去することがなく、さらにプラスチックフィルムの
剥離時にも剥離音が生じない。
【0009】請求項2に示す実施の一形態は、前記粘着
弾性を有するシリコーン層を、シリコーン約80%、充
填剤としてシリカ及び微量添加剤約20%の成分組成と
したものである。この請求項2によれば、前記本発明の
各目的達成のための前記粘着弾性を有するシリコーン層
を有効に得ることできたものである。
【0010】請求項3に示す実施の一形態は、前記マッ
トフィルムの両面にマット処理が施され、該マットフィ
ルムの上面に透明フィルムをラミネートした構成とした
ものである。前記マット処理は一側面のみでもよいが、
両面に施すと均等な半透明乳白色が得られ、さらに上面
に透明フィルムをラミネートすると、上面のマット処理
が消された感じになるとともに、筆記が滑らかになり、
さらに書かれた文字、絵等が一層鮮明に見えたものであ
る。
【0011】請求項4に示す実施の一形態は、着色台紙
とマットフィルムの一側辺を止着してなることを特徴と
する。この請求項4によれば、使用中に過って、前記着
色台紙とマットフィルムを分離させることがなく、さら
に前記剥離及びその貼着復帰が正確に行われるものであ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の一形態を
図面に基づいて説明する。図1は本発明の教習遊具の使
用状態を示す斜視図、図2は図1のIーI線断面図、図
3は他の実施の一形態を示し図2に対応する断面図であ
る。
【0013】図中、1は着色台紙であり、表面に印刷に
着色層2を構成した台紙のほか、予め素材に着色が施さ
れて全体が着色された台紙等が準備される。なお、着色
は淡い色ではなく、濃い色とすることが望ましい。
【0014】つぎに前記着色層2の上面に、シリコーン
約80%、充填剤としてのシリカ及び微量の添加剤約2
0%の成分組成からなる粘着弾性を有するシリコーン層
3が形成される。なお、該シリコーン層3の形成は印刷
によって行われた。
【0015】その後、前記シリコーン層3の上面に、マ
ットフィルム4が剥離自在に貼着される。該マットフィ
ルム4としては、焼却等処理時等において公害問題が生
じることがない素材、例えば、ポリプロピレン等が使用
される。なお、前記マットフィルム4は艶消しにより半
透明乳白色となっている。
【0016】図3には、他の実施の一形態が示されてい
る。すなわち、前記マットフィルム4の両面にマット処
理を施し、該マットフィルム4の上面にポリプロピレン
等の透明フィルム5をラミネートしたものである。その
結果、前記マットフィルム4の上面のマット処理が消え
た感じになるとともに、筆記が滑らかになり、さらに書
かれた文字、絵等が前記実施の一形態より一層鮮明に見
えたものである。さらに前記着色台紙1とマットフィル
ムの一側辺6が止着される。
【0017】前記構成の本発明の使用方法は、従来のこ
の種の製品と変わらない。すなわち、前記マットフィル
ム4の上面に爪、棒状筆記具7等を走らせて、自由に文
字、絵等を書くことができる。
【0018】その結果、前記マットフィルム4の前記
爪、棒状筆記具7等の走行部分が、前記着色台紙1のシ
リコーン層3に密着させられて文字、絵等8が表示され
る。その後、該表示された文字、絵等8を消去する場合
には、前記マットフィルム4を剥離すればよい。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、粘着弾性を有するシリ
コーン層が気温等の影響を受けることがなく粘着及び弾
性を維持するため、オールシーズンの使用が可能であ
り、しかも軽いタッチで文字、絵等を書くことができる
ため、例えば、従来困難であったあったゴムスタンプも
軽く押し付けて明瞭表示して遊ぶ等することができる。
【0020】さらにシリコーン層に筆跡が残ることがな
く、しかも埃が付きにくく、筆記後、文字、絵等が長時
間維持されるため、メモ用紙代わり、あるいは伝言板等
としても有効に利用でき、耐久性も優れているものであ
る。
【0021】その他、本願発明によれば、プラスチック
フィルムの剥離時に剥離音が生じることがなく、スムー
ズに前記プラスチックフィルムが剥離され、使い易く、
幼児等の文字、絵書き等の練習及び絵描き遊び、教材、
その他、各種の用途に使用することができ、従来品以上
の実用性を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の教習遊具の使用状態を示す斜視図であ
る。
【図2】図1のI−I線断面図である。
【図3】他の実施の一形態を示し図2に対応する断面図
である。
【符号の説明】
1 着色台紙 2 着色層 3 シリコン層 4 マットフィルム 5 止着

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着色台紙の上面に粘着弾性を有するシリ
    コーン層が形成され、該シリコーン層の上面にマットフ
    ィルムが剥離自在に貼着されてなることを特徴とする教
    習遊具。
  2. 【請求項2】 粘着弾性を有するシリコーン層がシリコ
    ン約80%、充填剤としてのシリカ及び微量添加剤約2
    0%の成分組成であることを特徴とする請求項1に記載
    の教習遊具。
  3. 【請求項3】 マットフィルムの両面にマット処理が施
    され、該マットフィルムの上面に透明フィルムがラミネ
    ートされてなることを特徴とする請求項1または2に記
    載の教習遊具。
  4. 【請求項4】 着色台紙とマットフィルムの一側辺を止
    着してなることを特徴とする請求項1、2または3に記
    載の教習遊具。
JP32644699A 1999-11-17 1999-11-17 教習遊具 Pending JP2001142387A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101468333B1 (ko) * 2013-11-11 2014-12-02 이보라 그림연습용 교재
CN107564083A (zh) * 2017-09-12 2018-01-09 彭再吉 儿童画教学模式及电子设备
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