JP2001142320A - 単一経路マルチカラープリンタおよび印刷方法 - Google Patents
単一経路マルチカラープリンタおよび印刷方法Info
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- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/01—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for producing multicoloured copies
- G03G15/0105—Details of unit
- G03G15/0131—Details of unit for transferring a pattern to a second base
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- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2215/00—Apparatus for electrophotographic processes
- G03G2215/01—Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies
- G03G2215/0103—Plural electrographic recording members
- G03G2215/0119—Linear arrangement adjacent plural transfer points
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- G03G2215/00—Apparatus for electrophotographic processes
- G03G2215/16—Transferring device, details
- G03G2215/1676—Simultaneous toner image transfer and fixing
- G03G2215/1695—Simultaneous toner image transfer and fixing at the second or higher order transfer point
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- General Physics & Mathematics (AREA)
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- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Combination Of More Than One Step In Electrophotography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 画像形成部材と基体との間に2つの転写ベル
トを用いることによって、様々な記録媒体上への印刷を
可能にする。 【解決手段】 プリンタは、現像されたトナー像2,
4,6,8が形成され、無端第1転写ベルト12に整合
して静電転写される画像形成部18,20,22,24
を含む。中間転写ニップ16は、相互に押圧された第1
案内ローラ13と第2案内ローラ52との間で形成さ
れ、第1転写ベルト12と中間転写ベルト50とを正接
接触させる。第1案内ローラ13はバイアスがかけら
れ、中間転写ニップ16に電界を生成し、多重トナー像
14の第1転写ベルト12から中間転写ベルト50への
転写を補助する。中間転写ベルト50は、中間転写ニッ
プ16の下流側で加熱されて、中間転写ベルト50上の
トナー像14を加熱し、中間転写ニップ16で温度勾配
を得る。加熱された多重トナー像14は、中間転写ベル
ト50から基体58に転写される。別個の駆動装置2
8,56は、第1転写ベルト12と中間転写ベルト50
とを駆動する。
トを用いることによって、様々な記録媒体上への印刷を
可能にする。 【解決手段】 プリンタは、現像されたトナー像2,
4,6,8が形成され、無端第1転写ベルト12に整合
して静電転写される画像形成部18,20,22,24
を含む。中間転写ニップ16は、相互に押圧された第1
案内ローラ13と第2案内ローラ52との間で形成さ
れ、第1転写ベルト12と中間転写ベルト50とを正接
接触させる。第1案内ローラ13はバイアスがかけら
れ、中間転写ニップ16に電界を生成し、多重トナー像
14の第1転写ベルト12から中間転写ベルト50への
転写を補助する。中間転写ベルト50は、中間転写ニッ
プ16の下流側で加熱されて、中間転写ベルト50上の
トナー像14を加熱し、中間転写ニップ16で温度勾配
を得る。加熱された多重トナー像14は、中間転写ベル
ト50から基体58に転写される。別個の駆動装置2
8,56は、第1転写ベルト12と中間転写ベルト50
とを駆動する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチカラープリ
ンタおよび印刷方法に関し、特に単一経路マルチカラー
プリンタおよび基体上にマルチカラーで現像されたトナ
ー像を印刷する方法に関する。
ンタおよび印刷方法に関し、特に単一経路マルチカラー
プリンタおよび基体上にマルチカラーで現像されたトナ
ー像を印刷する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】様々な記録媒体上に印刷が可能とするた
めには、少なくとも1個の転写部材を、現像されたトナ
ー画像を転写するために導入することが必要であり、現
像されたトナー画像は、画像形成部からこの転写部材を
介して、画像を定着させることが可能な記録媒体(基
体)に転写される。このような転写部材を使用すること
によって、基体のコンディショニングの必要がなくなる
ため、あるいは、少なくともコンディショニングがそれ
ほど要求されないため、明らかに有益である。
めには、少なくとも1個の転写部材を、現像されたトナ
ー画像を転写するために導入することが必要であり、現
像されたトナー画像は、画像形成部からこの転写部材を
介して、画像を定着させることが可能な記録媒体(基
体)に転写される。このような転写部材を使用すること
によって、基体のコンディショニングの必要がなくなる
ため、あるいは、少なくともコンディショニングがそれ
ほど要求されないため、明らかに有益である。
【0003】単一の転写部材を用いる場合、転写部材は
画像形成部から画像を受けとるために、各画像形成部に
おいて、感光ベルトまたは感光ドラムなどの画像形成部
材と直接接触する。したがって、各接触部の温度は低く
あるべきで、好ましくは、トナーのガラス転移温度以下
である。より高い温度は、画像形成部材の(永久的な)
汚れにつながり、画像形成部材上に形成されるトナー像
の質に悪影響を及ぼす。しかしながら、基体にトナー像
を転写し、それと同時にトナー像を溶解(“定着”)さ
せるには、熱と圧力の両方が必要である。転写あるいは
定着の正確な温度は、転写部材の特性と基体の特性とに
依存する。転写をうまく行うためには、温度をトナーの
軟化温度の近傍にすることが必要である。典型的には、
90℃〜150℃の範囲内である。したがって、転写部
材と基体との間のニップにおいて、少なくとも転写部材
の一部を加熱するためには加熱手段を設けることが必要
である。次に、画像形成部材と接触する前記転写部材の
少なくとも一部分の温度が十分に低くなるようにするた
めに、転写部材の冷却が必要となる。このような大きな
温度変化を生み出すため、有効な冷却手段および加熱手
段を、相互に近接して設けることが必要である。このこ
とは、熱交換を利用した場合でも、電力消費に悪影響を
及ぼす。高品質、高解像度の単一経路マルチカラープリ
ンタを確保しつつ、同時に単一転写部材を用いて、これ
らの要求を同時に満たすことが困難であることは明白で
ある。
画像形成部から画像を受けとるために、各画像形成部に
おいて、感光ベルトまたは感光ドラムなどの画像形成部
材と直接接触する。したがって、各接触部の温度は低く
あるべきで、好ましくは、トナーのガラス転移温度以下
である。より高い温度は、画像形成部材の(永久的な)
汚れにつながり、画像形成部材上に形成されるトナー像
の質に悪影響を及ぼす。しかしながら、基体にトナー像
を転写し、それと同時にトナー像を溶解(“定着”)さ
せるには、熱と圧力の両方が必要である。転写あるいは
定着の正確な温度は、転写部材の特性と基体の特性とに
依存する。転写をうまく行うためには、温度をトナーの
軟化温度の近傍にすることが必要である。典型的には、
90℃〜150℃の範囲内である。したがって、転写部
材と基体との間のニップにおいて、少なくとも転写部材
の一部を加熱するためには加熱手段を設けることが必要
である。次に、画像形成部材と接触する前記転写部材の
少なくとも一部分の温度が十分に低くなるようにするた
めに、転写部材の冷却が必要となる。このような大きな
温度変化を生み出すため、有効な冷却手段および加熱手
段を、相互に近接して設けることが必要である。このこ
とは、熱交換を利用した場合でも、電力消費に悪影響を
及ぼす。高品質、高解像度の単一経路マルチカラープリ
ンタを確保しつつ、同時に単一転写部材を用いて、これ
らの要求を同時に満たすことが困難であることは明白で
ある。
【0004】数々の単一経路マルチカラープリンタが、
当該技術分野において開示されてきた。ドイツの実用新
案DE9320251号(Siemens Nixdo
rf)は、電子写真式プリンタ機器を記載しており、単
一層トナー像は、画像形成部から第1低温転写ベルト、
続いて第2高温転写ベルトを介して基体に転写され、そ
れによって、低温ベルトと高温ベルトとの間の転写領域
における高温転写ベルトの温度は50℃以下になる。さ
らに、DE9320251号は簡略にマルチカラー印刷
について述べており、後者の場合、感光体が1回転する
毎に、単色のトナー像1つしか、低温ベルトに転写され
ないことは自明である。したがって、低温ベルト上にマ
ルチカラー画像を形成するために、感光体ならびに低温
ベルトが複数回回転する必要がある。いわゆる複数経路
印刷機器である。
当該技術分野において開示されてきた。ドイツの実用新
案DE9320251号(Siemens Nixdo
rf)は、電子写真式プリンタ機器を記載しており、単
一層トナー像は、画像形成部から第1低温転写ベルト、
続いて第2高温転写ベルトを介して基体に転写され、そ
れによって、低温ベルトと高温ベルトとの間の転写領域
における高温転写ベルトの温度は50℃以下になる。さ
らに、DE9320251号は簡略にマルチカラー印刷
について述べており、後者の場合、感光体が1回転する
毎に、単色のトナー像1つしか、低温ベルトに転写され
ないことは自明である。したがって、低温ベルト上にマ
ルチカラー画像を形成するために、感光体ならびに低温
ベルトが複数回回転する必要がある。いわゆる複数経路
印刷機器である。
【0005】米国特許5410392号(Indig
o)は、液状トナーを用いる円柱状の中間転写部材を有
する撮像システムを記載し、主に単色のトナー像転写に
ついて記載している。この特許中に記載されるマルチカ
ラーへの応用も複数経路用途であり、感光体と第1中間
ベルトとの間には単一の転写領域しかなく、異なるトナ
ー像は順次的に転写される。
o)は、液状トナーを用いる円柱状の中間転写部材を有
する撮像システムを記載し、主に単色のトナー像転写に
ついて記載している。この特許中に記載されるマルチカ
ラーへの応用も複数経路用途であり、感光体と第1中間
ベルトとの間には単一の転写領域しかなく、異なるトナ
ー像は順次的に転写される。
【0006】米国特許5561510号(Kodak)
では、トナー像は画像部材から用紙へ第1および第2中
間部材を介して転写される。転写はすべて完全に電界に
よるものであり、複数経路手順を用いない限り転写効率
は不十分であるので、開示された印刷機はマルチカラー
多層トナー像転写には適さない。
では、トナー像は画像部材から用紙へ第1および第2中
間部材を介して転写される。転写はすべて完全に電界に
よるものであり、複数経路手順を用いない限り転写効率
は不十分であるので、開示された印刷機はマルチカラー
多層トナー像転写には適さない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】高速度印刷およびマル
チカラー印刷機能は、最新のコピー機あるいは印刷機に
とって基本的要件であり、その結果として、転写過程と
転写部材特性とは、さらに厳しい要件が求められる。速
度に対する要件によって、単一経路構成が必要となる。
このような構成では、複数の現像されたトナー像を相互
に整合させて、転写部材が1回転する間に複数の画像形
成部から静電転写することによって、多重トナー像が転
写部材上に形成される。その結果生じた帯電された多重
トナー像は、単一のトナー像よりもずっと転写が困難で
ある。
チカラー印刷機能は、最新のコピー機あるいは印刷機に
とって基本的要件であり、その結果として、転写過程と
転写部材特性とは、さらに厳しい要件が求められる。速
度に対する要件によって、単一経路構成が必要となる。
このような構成では、複数の現像されたトナー像を相互
に整合させて、転写部材が1回転する間に複数の画像形
成部から静電転写することによって、多重トナー像が転
写部材上に形成される。その結果生じた帯電された多重
トナー像は、単一のトナー像よりもずっと転写が困難で
ある。
【0008】米国特許5805967号(De Boc
k et al. / Xeikon NV)には、マ
ルチカラー単一経路プリンタが記載されている。プリン
タは、現像されたトナー像が形成される複数の画像形成
部を含む。各像は、無端第1ベルトに静電転写される。
等温中間転写域を、第1ベルトと無端中間ベルトとの間
の対向面接触によって形成する。中間ベルトは、中間転
写域の下流側で画像を加熱するために加熱される。最終
転写部は、加熱された画像を中間ベルトから基体に転写
する。次いで中間ベルトは、中間転写域にもどり第1ベ
ルトに接触する前に、強制的に冷却される。単一駆動装
置が、中間ベルトを駆動するために設けられ、中間ベル
トから中間転写域の第1ベルトに駆動力が伝達される。
k et al. / Xeikon NV)には、マ
ルチカラー単一経路プリンタが記載されている。プリン
タは、現像されたトナー像が形成される複数の画像形成
部を含む。各像は、無端第1ベルトに静電転写される。
等温中間転写域を、第1ベルトと無端中間ベルトとの間
の対向面接触によって形成する。中間ベルトは、中間転
写域の下流側で画像を加熱するために加熱される。最終
転写部は、加熱された画像を中間ベルトから基体に転写
する。次いで中間ベルトは、中間転写域にもどり第1ベ
ルトに接触する前に、強制的に冷却される。単一駆動装
置が、中間ベルトを駆動するために設けられ、中間ベル
トから中間転写域の第1ベルトに駆動力が伝達される。
【0009】このプリンタの改良型が、米国特許589
3018号(De Bock etal. / Xei
kon NV)の図16および図17に示されており、
このプリンタにおいては、中間転写域を、相互に押圧さ
れた第1案内ローラと第2案内ローラとの間で形成し、
第1ベルトと中間ベルトとの間に広範囲の接触部を形成
する。第1案内ローラは、電気的にバイアスをかけら
れ、中間転写域で電界を生成し、画像の第1ベルトから
中間ベルトへの転写を補助する。広範囲の接触領域によ
って、中間転写ベルトから第1ベルトへの駆動力の伝達
を可能にするが、中間転写ベルトが、基体に画像を転写
した後であって、かつ中間転写域に戻ってくる前に冷却
されない限り、第1ベルトへの過剰な熱伝達を引き起こ
す。さらに、広範囲の接触域は、転写された画像のゆが
みを引き起こす可能性がある。
3018号(De Bock etal. / Xei
kon NV)の図16および図17に示されており、
このプリンタにおいては、中間転写域を、相互に押圧さ
れた第1案内ローラと第2案内ローラとの間で形成し、
第1ベルトと中間ベルトとの間に広範囲の接触部を形成
する。第1案内ローラは、電気的にバイアスをかけら
れ、中間転写域で電界を生成し、画像の第1ベルトから
中間ベルトへの転写を補助する。広範囲の接触領域によ
って、中間転写ベルトから第1ベルトへの駆動力の伝達
を可能にするが、中間転写ベルトが、基体に画像を転写
した後であって、かつ中間転写域に戻ってくる前に冷却
されない限り、第1ベルトへの過剰な熱伝達を引き起こ
す。さらに、広範囲の接触域は、転写された画像のゆが
みを引き起こす可能性がある。
【0010】このような方法は、良質な結果を生み出せ
るが、中間ベルトの加熱と冷却との両方が必要なことか
ら、著しいエネルギ量を消費し、中間ベルトの特性と中
間ベルトの保持機構とが制約される。
るが、中間ベルトの加熱と冷却との両方が必要なことか
ら、著しいエネルギ量を消費し、中間ベルトの特性と中
間ベルトの保持機構とが制約される。
【0011】本発明の目的は、画像形成部材と基体との
間に2つの転写ベルトを用いることによって、様々な記
録媒体上への印刷を可能にする単一経路マルチカラープ
リンタを提供することである。経済的理由および確実性
の理由から、電力消費を制限するために、同一の転写ベ
ルトを同時に加熱および冷却することは回避しなければ
ならない。本発明のさらなる目的は、画像形成部材から
基体へのトナー像の転写効率、特に第1転写ベルトから
中間転写ベルトへのトナー像の転写効率を向上させるこ
とである。
間に2つの転写ベルトを用いることによって、様々な記
録媒体上への印刷を可能にする単一経路マルチカラープ
リンタを提供することである。経済的理由および確実性
の理由から、電力消費を制限するために、同一の転写ベ
ルトを同時に加熱および冷却することは回避しなければ
ならない。本発明のさらなる目的は、画像形成部材から
基体へのトナー像の転写効率、特に第1転写ベルトから
中間転写ベルトへのトナー像の転写効率を向上させるこ
とである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願発明者は、中間転写
域が、第1ベルトと中間ベルトとが正接接触して形成さ
れる中間転写ニップで置き換えられ、第1ベルトを駆動
する別個の駆動装置が設けられ、中間ベルトの冷却は不
要とし、中間転写ニップで温度勾配を得ることによっ
て、この目的および他の有益な利点が得られることを発
見した。
域が、第1ベルトと中間ベルトとが正接接触して形成さ
れる中間転写ニップで置き換えられ、第1ベルトを駆動
する別個の駆動装置が設けられ、中間ベルトの冷却は不
要とし、中間転写ニップで温度勾配を得ることによっ
て、この目的および他の有益な利点が得られることを発
見した。
【0013】このように、本発明の第1の局面に従え
ば、単一経路マルチカラープリンタであって、現像され
たトナー像が形成される複数の画像形成部と、第1転写
部であって、画像形成部から無端第1転写ベルトに画像
を相互に整合させて転写し、第1転写ベルト上に多重ト
ナー像を形成する静電転写装置を含む複数の第1転写部
と、第1転写ベルトを駆動する第1駆動装置と、第1転
写ベルトと無端中間転写ベルト間の中間転写ニップであ
って、相互に押圧された第1案内ローラと第2案内ロー
ラとの間で形成され、第1転写ベルトと中間転写ベルト
とを正接接触させる中間転写ニップと、第1案内ローラ
にバイアスをかけ、中間転写ニップで電界を生成し、多
重トナー像の第1転写ベルトから中間転写ベルトへの転
写を補助する装置と、中間転写ベルトを駆動する第2駆
動装置と、中間転写ニップの下流側で中間転写ベルトを
加熱し、中間転写ベルト上の多重トナー像を加熱し、中
間転写ニップで温度勾配を得る加熱装置と、加熱された
多重トナー像を中間転写ベルトから基体に転写する最終
転写部とを含む単一経路マルチカラープリンタが提供さ
れる。
ば、単一経路マルチカラープリンタであって、現像され
たトナー像が形成される複数の画像形成部と、第1転写
部であって、画像形成部から無端第1転写ベルトに画像
を相互に整合させて転写し、第1転写ベルト上に多重ト
ナー像を形成する静電転写装置を含む複数の第1転写部
と、第1転写ベルトを駆動する第1駆動装置と、第1転
写ベルトと無端中間転写ベルト間の中間転写ニップであ
って、相互に押圧された第1案内ローラと第2案内ロー
ラとの間で形成され、第1転写ベルトと中間転写ベルト
とを正接接触させる中間転写ニップと、第1案内ローラ
にバイアスをかけ、中間転写ニップで電界を生成し、多
重トナー像の第1転写ベルトから中間転写ベルトへの転
写を補助する装置と、中間転写ベルトを駆動する第2駆
動装置と、中間転写ニップの下流側で中間転写ベルトを
加熱し、中間転写ベルト上の多重トナー像を加熱し、中
間転写ニップで温度勾配を得る加熱装置と、加熱された
多重トナー像を中間転写ベルトから基体に転写する最終
転写部とを含む単一経路マルチカラープリンタが提供さ
れる。
【0014】本発明の第2の局面に従えば、単一経路マ
ルチカラープリントの方法であって、複数の画像形成部
で複数の現像されたトナー像を形成し、複数のトナー像
を、画像形成部から無端第1転写ベルトに相互に整合さ
せて、複数の第1転写部で画像を静電転送して、第1転
写ベルト上に多重トナー像を形成し、第1転写ベルト
を、第1転写ベルトと無端中間転写ベルトとの間の中間
転写ニップであって、相互に押圧された第1案内ローラ
と第2案内ローラとの間で形成され、第1転写ベルトと
中間転写ベルトとを正接接触させる中間転写ニップに駆
動し、第1案内ローラにバイアスをかけて、中間転写ニ
ップに電界を生成し、多重トナー像の第1転写ベルトか
ら中間転写ベルトへの転写を補助し、中間転写ベルトを
駆動し、中間転写ニップの下流側で中間転写ベルトを加
熱し、中間転写ベルト上の多重トナー像を加熱し、中間
転写ニップで温度勾配を得て、加熱された多重トナー像
を最終転写ニップで中間転写ベルトから基体に転写する
ことを含む単一経路マルチカラープリントの方法が提供
される。
ルチカラープリントの方法であって、複数の画像形成部
で複数の現像されたトナー像を形成し、複数のトナー像
を、画像形成部から無端第1転写ベルトに相互に整合さ
せて、複数の第1転写部で画像を静電転送して、第1転
写ベルト上に多重トナー像を形成し、第1転写ベルト
を、第1転写ベルトと無端中間転写ベルトとの間の中間
転写ニップであって、相互に押圧された第1案内ローラ
と第2案内ローラとの間で形成され、第1転写ベルトと
中間転写ベルトとを正接接触させる中間転写ニップに駆
動し、第1案内ローラにバイアスをかけて、中間転写ニ
ップに電界を生成し、多重トナー像の第1転写ベルトか
ら中間転写ベルトへの転写を補助し、中間転写ベルトを
駆動し、中間転写ニップの下流側で中間転写ベルトを加
熱し、中間転写ベルト上の多重トナー像を加熱し、中間
転写ニップで温度勾配を得て、加熱された多重トナー像
を最終転写ニップで中間転写ベルトから基体に転写する
ことを含む単一経路マルチカラープリントの方法が提供
される。
【0015】複数の現像された各トナー像は、第1転写
ベルト上に静電気によって堆積される。画像形成部は、
前述の米国特許5805967号で開示されたような形
状であってもよい(参考文献によってここに組込まれて
いる)。簡潔に述べると、各画像形成部において、回転
ドラムの表面などの画像形成部材の感光表面には静電荷
が与えられ、帯電表面は、後に粉末状トナーで現像され
る帯電潜像を形成するように、画像に関連付けられて露
光される。そのように形成され現像されたトナー像は、
ドラム表面から第1転写ベルトに静電転写される。画像
形成部の動作はこのように制御され、複数の現像された
トナー像が、第1転写ベルト上で相互に整合して堆積さ
れるようにする。
ベルト上に静電気によって堆積される。画像形成部は、
前述の米国特許5805967号で開示されたような形
状であってもよい(参考文献によってここに組込まれて
いる)。簡潔に述べると、各画像形成部において、回転
ドラムの表面などの画像形成部材の感光表面には静電荷
が与えられ、帯電表面は、後に粉末状トナーで現像され
る帯電潜像を形成するように、画像に関連付けられて露
光される。そのように形成され現像されたトナー像は、
ドラム表面から第1転写ベルトに静電転写される。画像
形成部の動作はこのように制御され、複数の現像された
トナー像が、第1転写ベルト上で相互に整合して堆積さ
れるようにする。
【0016】第1転写ベルトは画像形成部材、たとえば
各画像形成部の感光体ドラムまたはベルトと接触するの
で、第1転写ベルトの温度は、少なくとも接触領域で
は、トナーのガラス転移温度以下でなければならない。
第1転写ベルトは、低表面エネルギを有する半絶縁材料
あるいは絶縁材料から成るか、少なくともそのような材
料の表面被覆層を含むことが好ましい。半絶縁材料は、
1E7〜1E9(1×107〜1×109)Ω・cmの範
囲の比抵抗を有する材料である。さらに、この材料は、
ハイトレル7246(Hytrel 7246)などの
ポリエステル、ナイロン6などのポリアミド、あるいは
散逸ポリマーブレンドから選択されるのが好ましい。第
1ベルトは、完全にこの材料から成ってもよく、あるい
は電気的半絶縁材料で被覆された基材の形をとってもよ
い。基材は、ステンレス鋼などの金属、ポリイミド、フ
ッ化ポリビニル、ポリエステル、上述の混合物などであ
ってもよい。ポリエステルは、機械的特性および電気的
特性に優れ、湿度の影響を受けにくい。
各画像形成部の感光体ドラムまたはベルトと接触するの
で、第1転写ベルトの温度は、少なくとも接触領域で
は、トナーのガラス転移温度以下でなければならない。
第1転写ベルトは、低表面エネルギを有する半絶縁材料
あるいは絶縁材料から成るか、少なくともそのような材
料の表面被覆層を含むことが好ましい。半絶縁材料は、
1E7〜1E9(1×107〜1×109)Ω・cmの範
囲の比抵抗を有する材料である。さらに、この材料は、
ハイトレル7246(Hytrel 7246)などの
ポリエステル、ナイロン6などのポリアミド、あるいは
散逸ポリマーブレンドから選択されるのが好ましい。第
1ベルトは、完全にこの材料から成ってもよく、あるい
は電気的半絶縁材料で被覆された基材の形をとってもよ
い。基材は、ステンレス鋼などの金属、ポリイミド、フ
ッ化ポリビニル、ポリエステル、上述の混合物などであ
ってもよい。ポリエステルは、機械的特性および電気的
特性に優れ、湿度の影響を受けにくい。
【0017】プリンタは、さらに中間転写ニップの下流
側で、中間転写ニップで温度勾配を得るのを補助するた
めに、第1転写ベルトを冷却する強制冷却装置を含む。
第1転写ベルトは、第1転写ベルトと冷却体とを接触さ
せることによって、あるいは冷媒を第1転写ベルト上に
向けて送出することによって強制的に冷却されてもよ
い。小さい熱容量を有する第1転写ベルトが用いられて
もよく、特に強制冷却が第1転写ベルトに適用されない
場合に有効であろう。理想的には、第1転写ベルトは、
現像されたトナー像のさらなる堆積の前に、トナーのガ
ラス転移温度以下の温度であり、典型的には約55℃以
下である。このことは、中間転写ベルトをより一定温度
に保つことを可能にし、エネルギ消費を著しく節約し、
印刷工程の安定性を向上させる。
側で、中間転写ニップで温度勾配を得るのを補助するた
めに、第1転写ベルトを冷却する強制冷却装置を含む。
第1転写ベルトは、第1転写ベルトと冷却体とを接触さ
せることによって、あるいは冷媒を第1転写ベルト上に
向けて送出することによって強制的に冷却されてもよ
い。小さい熱容量を有する第1転写ベルトが用いられて
もよく、特に強制冷却が第1転写ベルトに適用されない
場合に有効であろう。理想的には、第1転写ベルトは、
現像されたトナー像のさらなる堆積の前に、トナーのガ
ラス転移温度以下の温度であり、典型的には約55℃以
下である。このことは、中間転写ベルトをより一定温度
に保つことを可能にし、エネルギ消費を著しく節約し、
印刷工程の安定性を向上させる。
【0018】クリーニング装置は、第1ベルト転写ベル
トをクリーニングするために設けられてもよく、好まし
くは冷却装置の下流側に配置される。クリーニング装置
は、たとえば真空吸引を備える二重反転型クリーニング
ブラシの形であってもよい。このクリーニングは、最後
に残ったいかなる極微量の残留トナー、基体繊維および
その他の汚染物質を第1転写ベルトから除去する。第1
転写ベルトを冷却した後にクリーニングすることによっ
て、いかなる残留トナーも非粘着状態にあることが確実
であり、これによってより容易に除去される。
トをクリーニングするために設けられてもよく、好まし
くは冷却装置の下流側に配置される。クリーニング装置
は、たとえば真空吸引を備える二重反転型クリーニング
ブラシの形であってもよい。このクリーニングは、最後
に残ったいかなる極微量の残留トナー、基体繊維および
その他の汚染物質を第1転写ベルトから除去する。第1
転写ベルトを冷却した後にクリーニングすることによっ
て、いかなる残留トナーも非粘着状態にあることが確実
であり、これによってより容易に除去される。
【0019】中間転写ベルトから基体へのトナー像の転
写および定着は、加圧および加熱によって達成される。
転写を容易にするために、基体に対向する中間転写ベル
ト表面は、中間転写ベルトに対向する基体表面の表面エ
ネルギより低い表面エネルギを有するような状態でなけ
ればならない。したがって、中間転写ベルトの表面被覆
層は、優れた剥離特性を有するように選択される。さら
に、中間転写ベルト、少なくとも基体と接触する部分
は、接触領域の基体温度よりも高い温度であることが好
ましく、これが表面エネルギの勾配を増加するからであ
る。基体との接触領域での中間転写ベルトの温度は、良
好な転写を確保するために、トナーの軟化温度に近傍で
あることが好ましい。この温度は、典型的には、90℃
〜150℃の範囲内である。トナー像の転写と溶解とを
同時に行うこと、あるいはたとえば熱放射源を用いて基
体に後から溶解を実行することを選択することができ
る。特に工程の複雑さと電力消費とを考慮する場合、第
1の選択肢がより好ましい。
写および定着は、加圧および加熱によって達成される。
転写を容易にするために、基体に対向する中間転写ベル
ト表面は、中間転写ベルトに対向する基体表面の表面エ
ネルギより低い表面エネルギを有するような状態でなけ
ればならない。したがって、中間転写ベルトの表面被覆
層は、優れた剥離特性を有するように選択される。さら
に、中間転写ベルト、少なくとも基体と接触する部分
は、接触領域の基体温度よりも高い温度であることが好
ましく、これが表面エネルギの勾配を増加するからであ
る。基体との接触領域での中間転写ベルトの温度は、良
好な転写を確保するために、トナーの軟化温度に近傍で
あることが好ましい。この温度は、典型的には、90℃
〜150℃の範囲内である。トナー像の転写と溶解とを
同時に行うこと、あるいはたとえば熱放射源を用いて基
体に後から溶解を実行することを選択することができ
る。特に工程の複雑さと電力消費とを考慮する場合、第
1の選択肢がより好ましい。
【0020】したがって中間転写ベルトは、第1転写ベ
ルトの表面および基体の表面に対して、相対的に表面エ
ネルギが低い材料で形成された表面被覆層を有する導電
性バッキングを含むことが好ましい。転写ベルトは、た
とえばシリコンエラストマ(典型的な表面エネルギ20
dyne/cm)、ポリテトラフルオロエチレン、ポ
リフルオロアルキレン、フルオロシリコンおよびフッ素
化ポリマなどで形成された外表面を有してもよい。
ルトの表面および基体の表面に対して、相対的に表面エ
ネルギが低い材料で形成された表面被覆層を有する導電
性バッキングを含むことが好ましい。転写ベルトは、た
とえばシリコンエラストマ(典型的な表面エネルギ20
dyne/cm)、ポリテトラフルオロエチレン、ポ
リフルオロアルキレン、フルオロシリコンおよびフッ素
化ポリマなどで形成された外表面を有してもよい。
【0021】中間転写ベルト用加熱装置は、赤外線放射
ヒータを有してもよく、高周波放射、誘導加熱、対流加
熱および伝導加熱を含む他の加熱形式、たとえば加熱ロ
ーラの使用も適切である。中間転写ベルト上のマルチカ
ラー画像が加熱される温度は重要である。特に、トナー
像の表面は、基体に所定温度で接触するべきであり、異
なる色のトナー粒子の混合、混合された多重トナー像の
基体への完全転写および基体上の画像の定着を確実にす
る。この温度は、少なくとも80℃である。
ヒータを有してもよく、高周波放射、誘導加熱、対流加
熱および伝導加熱を含む他の加熱形式、たとえば加熱ロ
ーラの使用も適切である。中間転写ベルト上のマルチカ
ラー画像が加熱される温度は重要である。特に、トナー
像の表面は、基体に所定温度で接触するべきであり、異
なる色のトナー粒子の混合、混合された多重トナー像の
基体への完全転写および基体上の画像の定着を確実にす
る。この温度は、少なくとも80℃である。
【0022】画像形成部から第1転写ベルトへの第1低
温静電転写と、中間転写ベルトから基体への最終高温転
写とは、別々の最適化が可能であるが、これらの他に、
第1転写ベルトから中間転写ベルトへの中間転写も存在
する。この中間転写が最も最適化が困難であるかもしれ
ず、多くの工程パラメータが既に第1転写および/また
は最終転写によって制約されているからである。
温静電転写と、中間転写ベルトから基体への最終高温転
写とは、別々の最適化が可能であるが、これらの他に、
第1転写ベルトから中間転写ベルトへの中間転写も存在
する。この中間転写が最も最適化が困難であるかもしれ
ず、多くの工程パラメータが既に第1転写および/また
は最終転写によって制約されているからである。
【0023】先行技術の解決手段は、等温転写を用いる
ことであり、このことは第1転写ベルトの温度と中間転
写ベルトの温度とが、中間転写接触領域において実質的
に同じであることを意味する。高表面エネルギを有する
表面から低表面エネルギを有する表面への低温から高温
への転写は、これまで不可能である、あるいは低品質の
転写であると考えられてきた。しかしながら、本発明の
構成と方法とは、中間転写接触領域における第1転写ベ
ルトと中間転写ベルトとの温度差を用いることによっ
て、良好な転写を得ることに成功し、残留トナー像の逆
転写を回避し、第1転写ベルトの局部的な暖機を少なく
とも制限する利点がある。
ことであり、このことは第1転写ベルトの温度と中間転
写ベルトの温度とが、中間転写接触領域において実質的
に同じであることを意味する。高表面エネルギを有する
表面から低表面エネルギを有する表面への低温から高温
への転写は、これまで不可能である、あるいは低品質の
転写であると考えられてきた。しかしながら、本発明の
構成と方法とは、中間転写接触領域における第1転写ベ
ルトと中間転写ベルトとの温度差を用いることによっ
て、良好な転写を得ることに成功し、残留トナー像の逆
転写を回避し、第1転写ベルトの局部的な暖機を少なく
とも制限する利点がある。
【0024】温度勾配は、相対的に低温の第1転写ベル
トと、相対的に高温の中間転写ベルトとの間の中間転写
ニップで得られる。この温度勾配は、ニップのすぐ上流
側の2つのベルト間の温度差の観点からうまく説明でき
る。中間転写ニップのすぐ上流側の中間転写ベルトの温
度は、中間転写ニップのすぐ上流側の第1転写ベルトの
温度よりも少なくとも30℃高いことが好ましい。
トと、相対的に高温の中間転写ベルトとの間の中間転写
ニップで得られる。この温度勾配は、ニップのすぐ上流
側の2つのベルト間の温度差の観点からうまく説明でき
る。中間転写ニップのすぐ上流側の中間転写ベルトの温
度は、中間転写ニップのすぐ上流側の第1転写ベルトの
温度よりも少なくとも30℃高いことが好ましい。
【0025】中間転写ニップは、2つの案内ローラによ
って規定されており、転写ベルトが該案内ローラ間に送
給される間、該案内ローラは相互に押圧されている。ニ
ップの特性は、両案内ローラ上に作用する相対圧、形
状、寸法および構成によって決定される。中間転写ニッ
プにおける第1案内ローラと第2案内ローラとの間に作
用する押圧力は、20N〜400Nであってもよい。こ
の押圧力を調整するために、中間転写ニップにおける1
つあるいは両方の案内ローラは移動可能に設置されても
よく、ローラは相互に近接または離間するように調整可
能である。
って規定されており、転写ベルトが該案内ローラ間に送
給される間、該案内ローラは相互に押圧されている。ニ
ップの特性は、両案内ローラ上に作用する相対圧、形
状、寸法および構成によって決定される。中間転写ニッ
プにおける第1案内ローラと第2案内ローラとの間に作
用する押圧力は、20N〜400Nであってもよい。こ
の押圧力を調整するために、中間転写ニップにおける1
つあるいは両方の案内ローラは移動可能に設置されても
よく、ローラは相互に近接または離間するように調整可
能である。
【0026】中間転写ニップにおいて、第1転写ベルト
と中間転写ベルトとが正接接触する。「正接接触」によ
って、ニップにおけるいずれかのベルトの経路内で逆カ
ーブがなくなり、案内ローラのあらゆる変形を軽減す
る。これは米国特許5893018号の図17に示され
る実施形態とは異なり、第1転写ベルトと中間転写ベル
トとの間の接触は、ベルト間の長手の対向面接触領域に
至る両ベルトの経路内における逆カーブを含む。
と中間転写ベルトとが正接接触する。「正接接触」によ
って、ニップにおけるいずれかのベルトの経路内で逆カ
ーブがなくなり、案内ローラのあらゆる変形を軽減す
る。これは米国特許5893018号の図17に示され
る実施形態とは異なり、第1転写ベルトと中間転写ベル
トとの間の接触は、ベルト間の長手の対向面接触領域に
至る両ベルトの経路内における逆カーブを含む。
【0027】ベルト間に著しい対向面接触のある中間転
写接触領域よりもむしら、中間転写ニップを用いると、
先行技術で述べたように、相対的に高温の中間転写ベル
トから相対的に低温の第1転写ベルトへの熱伝達は小さ
くなる。したがって、中間転写ベルトの温度は、該ベル
トがニップを通過するとき、僅かしか降下しない。した
がって、中間転写ベルト上に担持された多重トナー像の
温度を、基体への転写に必要なレベルにするため、相対
的に少量の熱エネルギを加熱装置によって中間転写ベル
トへ与えればよい。加熱装置のすぐ上流側の中間転写ベ
ルトの温度は、加熱装置のすぐ下流側中間転写ベルトの
温度よりも30℃以下低いことが好ましい。その他の場
合、追加の加熱装置を、中間転写ベルトに沿った異なる
位置に加えることも可能である。
写接触領域よりもむしら、中間転写ニップを用いると、
先行技術で述べたように、相対的に高温の中間転写ベル
トから相対的に低温の第1転写ベルトへの熱伝達は小さ
くなる。したがって、中間転写ベルトの温度は、該ベル
トがニップを通過するとき、僅かしか降下しない。した
がって、中間転写ベルト上に担持された多重トナー像の
温度を、基体への転写に必要なレベルにするため、相対
的に少量の熱エネルギを加熱装置によって中間転写ベル
トへ与えればよい。加熱装置のすぐ上流側の中間転写ベ
ルトの温度は、加熱装置のすぐ下流側中間転写ベルトの
温度よりも30℃以下低いことが好ましい。その他の場
合、追加の加熱装置を、中間転写ベルトに沿った異なる
位置に加えることも可能である。
【0028】バイアスをかけられた第1案内ローラは、
半絶縁被覆を担持する導電性コアを含むことが好まし
い。コアは、アルミニウム、銅、鋼などの金属から形成
されてもよく、半絶縁被覆は、シリコンゴムから形成さ
れてもよい。好適には、第1案内ローラは円柱状ローラ
である。第2案内ローラは、たとえばアルミニウムから
形成される少なくとも導電性コアを含むローラである。
半絶縁被覆を担持する導電性コアを含むことが好まし
い。コアは、アルミニウム、銅、鋼などの金属から形成
されてもよく、半絶縁被覆は、シリコンゴムから形成さ
れてもよい。好適には、第1案内ローラは円柱状ローラ
である。第2案内ローラは、たとえばアルミニウムから
形成される少なくとも導電性コアを含むローラである。
【0029】第1の構成では、第1転写ベルトから中間
転写ベルトへ多重トナー像を転写するために、2つのバ
イアスをかけられた案内ローラの間で電界が生成され
る。好ましくは、高い負の電圧を第1案内ローラの導電
性コアに印加し、第2案内ローラは接地される。第1案
内ローラの導電性コアに印加される負の電圧値は、コア
を外囲する半絶縁被覆あるいは絶縁被覆の厚みに大きく
依存する。絶対値は、典型的に500V〜5kVの範囲
内であり、被覆の材料特性、ならびにベルトの材料特性
および厚みに依存する。あるいは、帯電されたトナー粒
子を中間転写部材に引付ける極性を電界が有するように
電圧を選択する場合、他の電圧を第1案内ローラと第2
案内ローラとに印加してもよい。
転写ベルトへ多重トナー像を転写するために、2つのバ
イアスをかけられた案内ローラの間で電界が生成され
る。好ましくは、高い負の電圧を第1案内ローラの導電
性コアに印加し、第2案内ローラは接地される。第1案
内ローラの導電性コアに印加される負の電圧値は、コア
を外囲する半絶縁被覆あるいは絶縁被覆の厚みに大きく
依存する。絶対値は、典型的に500V〜5kVの範囲
内であり、被覆の材料特性、ならびにベルトの材料特性
および厚みに依存する。あるいは、帯電されたトナー粒
子を中間転写部材に引付ける極性を電界が有するように
電圧を選択する場合、他の電圧を第1案内ローラと第2
案内ローラとに印加してもよい。
【0030】第2の構成では、第1転写ベルトの裏面と
接触するバイアスをかけられた第1案内ローラと中間転
写ベルトの導電性基部との間に電界が生成され、第2案
内ローラは、中間転写ベルトの裏面と接触する。後者の
場合、中間ベルトは少なくとも誘電層を表面に備えた導
電性基部層から成る。あるいは、帯電されたトナー粒子
を中間転写部材に引付ける極性を電界が有するように電
圧を選択する場合、他の電圧を第1案内ローラと導電性
基部層とに印加してもよい。さらに詳しくは、電圧はバ
イアスをかけられた第1案内ローラに印加され、中間転
写ベルトの導電性基部層は接地される。
接触するバイアスをかけられた第1案内ローラと中間転
写ベルトの導電性基部との間に電界が生成され、第2案
内ローラは、中間転写ベルトの裏面と接触する。後者の
場合、中間ベルトは少なくとも誘電層を表面に備えた導
電性基部層から成る。あるいは、帯電されたトナー粒子
を中間転写部材に引付ける極性を電界が有するように電
圧を選択する場合、他の電圧を第1案内ローラと導電性
基部層とに印加してもよい。さらに詳しくは、電圧はバ
イアスをかけられた第1案内ローラに印加され、中間転
写ベルトの導電性基部層は接地される。
【0031】さらに、正確な構成にもかかわらず、予帯
電装置が、中間転写ニップ上流側の中間ベルトを前もっ
て帯電するために追加されてもよい。そのような予帯電
装置の例として、コロナ、コロトロン、または中間転写
部材の外表面と接触する電気的にバイアスをかけられた
ブラシなどがある。予帯電装置が用いられる場合、バイ
アスをかけられた第1案内ローラ上の電圧の絶対値は減
少されるであろう。転写効率は維持されつつ、あるいは
向上されつつ、中間転写ベルトの寿命を延長することが
できる。
電装置が、中間転写ニップ上流側の中間ベルトを前もっ
て帯電するために追加されてもよい。そのような予帯電
装置の例として、コロナ、コロトロン、または中間転写
部材の外表面と接触する電気的にバイアスをかけられた
ブラシなどがある。予帯電装置が用いられる場合、バイ
アスをかけられた第1案内ローラ上の電圧の絶対値は減
少されるであろう。転写効率は維持されつつ、あるいは
向上されつつ、中間転写ベルトの寿命を延長することが
できる。
【0032】基体はウェブ形状であってもよい。ウェブ
切断手段は、付随的にはシート積重装置とともに、中間
転写ベルト下流側に設けられてもよい。あるいは、ウェ
ブをシート状に切断せず、巻取りローラ上に巻き付け
る。基体のウェブはプリンタを介してロールから送られ
てもよい。所望であれば、プリンタに入れる前に、基体
はコンディショニング(すなわち水分含有量を印刷に理
想なレベルに調整)されてもよい。基体は、カットシー
トの形状あるいは適した形状の他の製品であってもよ
い。基体材料の典型例としては、紙、フィルム、ラベル
ストック、厚紙などがある。
切断手段は、付随的にはシート積重装置とともに、中間
転写ベルト下流側に設けられてもよい。あるいは、ウェ
ブをシート状に切断せず、巻取りローラ上に巻き付け
る。基体のウェブはプリンタを介してロールから送られ
てもよい。所望であれば、プリンタに入れる前に、基体
はコンディショニング(すなわち水分含有量を印刷に理
想なレベルに調整)されてもよい。基体は、カットシー
トの形状あるいは適した形状の他の製品であってもよ
い。基体材料の典型例としては、紙、フィルム、ラベル
ストック、厚紙などがある。
【0033】多重トナー像を基体へ転写するために、基
体は最終転写部において、たとえば対向ローラを用いる
ことによって中間転写ベルトに押圧される。第3駆動装
置は、基体を最終転写ニップで中間転写ベルトと接触し
た状態で駆動するために設けられてもよい。
体は最終転写部において、たとえば対向ローラを用いる
ことによって中間転写ベルトに押圧される。第3駆動装
置は、基体を最終転写ニップで中間転写ベルトと接触し
た状態で駆動するために設けられてもよい。
【0034】プリンタは、画像を基体の一表面上に転写
するように構成されていると先に述べられているが(す
なわち片面構成)、画像を基体の反対表面上に転写する
ように、同様の構成がさらに設けられてもよい(すなわ
ち両面構成)。
するように構成されていると先に述べられているが(す
なわち片面構成)、画像を基体の反対表面上に転写する
ように、同様の構成がさらに設けられてもよい(すなわ
ち両面構成)。
【0035】本発明のプリンタは、静電式プリンタと関
連して前述の原理と同様に作動する静電式複写機の一部
であってもよい。
連して前述の原理と同様に作動する静電式複写機の一部
であってもよい。
【0036】
【発明の実施の形態】本発明を、純粋に実施例として、
添付の図面を参照して、さらに説明する。
添付の図面を参照して、さらに説明する。
【0037】図1に示されるプリンタ10は、ポリエチ
レンテレフタレート(PET)から成る第1転写ベルト
12を含み、該ベルト12は厚み100μmを有し、第
1転写ベルトの一方に沿って複数のトナー像形成部1
8,20,22,24が間隔をあけて配置される。各ト
ナー像形成部は、米国特許5893018号に記載され
たトナー像形成部と同様であり、PETベルト12上に
トナー像を電気的に堆積するため、コロナ放電部19,
21,23,25を含む。
レンテレフタレート(PET)から成る第1転写ベルト
12を含み、該ベルト12は厚み100μmを有し、第
1転写ベルトの一方に沿って複数のトナー像形成部1
8,20,22,24が間隔をあけて配置される。各ト
ナー像形成部は、米国特許5893018号に記載され
たトナー像形成部と同様であり、PETベルト12上に
トナー像を電気的に堆積するため、コロナ放電部19,
21,23,25を含む。
【0038】第1転写ベルト12は、ニップ形成案内ロ
ーラ13およびモータ28によって駆動される駆動ロー
ラ15を含む多数の案内ローラ上を通過する。第1転写
ベルト12は、画像形成部18,20,22,24と、
中間転写ニップ16と、冷却部68とクリーニング部4
6とを順番に介して連続的に駆動される。
ーラ13およびモータ28によって駆動される駆動ロー
ラ15を含む多数の案内ローラ上を通過する。第1転写
ベルト12は、画像形成部18,20,22,24と、
中間転写ニップ16と、冷却部68とクリーニング部4
6とを順番に介して連続的に駆動される。
【0039】中間転写ニップ16は、案内ローラ13と
接地された案内ローラ52との間に形成され、中間転写
ニップを第1転写ベルト12と中間転写ベルト50とが
相互に密着して通過する。
接地された案内ローラ52との間に形成され、中間転写
ニップを第1転写ベルト12と中間転写ベルト50とが
相互に密着して通過する。
【0040】中間転写ベルト50は、中間転写ニップ1
6と、加熱ローラ66と最終転写部26とを順番に連続
的に通過して、モータ56によって駆動される。加熱ロ
ーラ66は、中間転写ニップ16後方かつ第2転写部2
6前方に配置される。
6と、加熱ローラ66と最終転写部26とを順番に連続
的に通過して、モータ56によって駆動される。加熱ロ
ーラ66は、中間転写ニップ16後方かつ第2転写部2
6前方に配置される。
【0041】最終転写部26は、中間転写ベルト50の
案内ローラ54と、対向ローラ70との間に形成される
ニップを含み、該ニップを中間転写ベルト50とペーパ
ウェブの形状をした基体58とが相互に密着して通過す
る。モータ30によって駆動される駆動ローラ62は、
供給ロール60から連続的に最終転写部26を介して矢
符Cの方向にウェブ58を駆動し、最終転写部でウェブ
は、対向ローラ70によって中間転写ベルト50に押圧
される。
案内ローラ54と、対向ローラ70との間に形成される
ニップを含み、該ニップを中間転写ベルト50とペーパ
ウェブの形状をした基体58とが相互に密着して通過す
る。モータ30によって駆動される駆動ローラ62は、
供給ロール60から連続的に最終転写部26を介して矢
符Cの方向にウェブ58を駆動し、最終転写部でウェブ
は、対向ローラ70によって中間転写ベルト50に押圧
される。
【0042】図2でさらに明確に示されるように、中間
転写ニップ16は、相互に押圧された案内ローラ13と
対向案内ローラ52との間で形成され、第1転写ベルト
12と中間転写ベルト50とを正接接触させる。図3か
ら明白であるように、図3では第1転写ベルト12と中
間転写ベルト50との経路のみが示され、両ベルトの経
路は、ニップで正カーブ12a,50aとなり、案内ロ
ーラのあらゆる変形を軽減する。それに対比して、図4
および図5は、米国特許5893018号に記載される
プリンタの部分を示す。この場合、中間転写領域は、相
互に押圧された案内ローラと対向案内ローラとの間で形
成され、第1転写ベルトと中間転写ベルトとを対向面接
触させる。図5から明白であるように、図5では、第1
転写ベルトと中間転写ベルトとの経路のみが示され、両
ベルトの経路は、案内ローラのあらゆる変形を軽減する
場合でさえ、正カーブだけでなく、逆カーブにもなる。
図4および図5の対向構成において、中間転写ベルトか
らの駆動力が第1転写ベルトに伝達できるようにする必
要が生じ、図2および図3で示された本発明の実施形態
においては逆カーブが無いので、実質的に駆動力も熱も
伝達しない正接接触になる。
転写ニップ16は、相互に押圧された案内ローラ13と
対向案内ローラ52との間で形成され、第1転写ベルト
12と中間転写ベルト50とを正接接触させる。図3か
ら明白であるように、図3では第1転写ベルト12と中
間転写ベルト50との経路のみが示され、両ベルトの経
路は、ニップで正カーブ12a,50aとなり、案内ロ
ーラのあらゆる変形を軽減する。それに対比して、図4
および図5は、米国特許5893018号に記載される
プリンタの部分を示す。この場合、中間転写領域は、相
互に押圧された案内ローラと対向案内ローラとの間で形
成され、第1転写ベルトと中間転写ベルトとを対向面接
触させる。図5から明白であるように、図5では、第1
転写ベルトと中間転写ベルトとの経路のみが示され、両
ベルトの経路は、案内ローラのあらゆる変形を軽減する
場合でさえ、正カーブだけでなく、逆カーブにもなる。
図4および図5の対向構成において、中間転写ベルトか
らの駆動力が第1転写ベルトに伝達できるようにする必
要が生じ、図2および図3で示された本発明の実施形態
においては逆カーブが無いので、実質的に駆動力も熱も
伝達しない正接接触になる。
【0043】図1および図2を参照して、第1案内ロー
ラ13は、半絶縁被覆27を担持する導電性コアを含
む。第1転写ベルト12から中間転写ベルト50へトナ
ー像14の転写を補助し、中間転写ニップ16で電界を
生成し、第1案内ローラ13を電気的にバイアスをかけ
るために、電源29が設けられる。
ラ13は、半絶縁被覆27を担持する導電性コアを含
む。第1転写ベルト12から中間転写ベルト50へトナ
ー像14の転写を補助し、中間転写ニップ16で電界を
生成し、第1案内ローラ13を電気的にバイアスをかけ
るために、電源29が設けられる。
【0044】中間転写ニップ16における押圧力を調整
するために、案内ローラ13は移動可能に設置され、案
内ローラ52に近接または離間するように調整可能であ
る。
するために、案内ローラ13は移動可能に設置され、案
内ローラ52に近接または離間するように調整可能であ
る。
【0045】中間転写ベルト50は、75μmのステン
レス鋼、あるいは100μmのニッケルなどの50〜1
50μmの厚みを有する導電性金属バッキング51で形
成される。バッキングは、40μmの表面被覆53を有
し、該被覆53は、第1転写ベルト12および基体の表
面に対して、低表面エネルギ材料を有するシリコンエラ
ストマで形成される。
レス鋼、あるいは100μmのニッケルなどの50〜1
50μmの厚みを有する導電性金属バッキング51で形
成される。バッキングは、40μmの表面被覆53を有
し、該被覆53は、第1転写ベルト12および基体の表
面に対して、低表面エネルギ材料を有するシリコンエラ
ストマで形成される。
【0046】プリンタは以下のように用いられる。複数
の現像されたトナー像2,4,6,8は、第1転写ベル
ト12上で多重トナー像14を形成するため画像形成部
18,20,22,24で中間転写ベルト12上に相互
に整合して静電堆積される。
の現像されたトナー像2,4,6,8は、第1転写ベル
ト12上で多重トナー像14を形成するため画像形成部
18,20,22,24で中間転写ベルト12上に相互
に整合して静電堆積される。
【0047】多重トナー像を担持する第1転写ベルト1
2は、加熱された中間転写ベルト50と中間転写ニップ
16において接触し、多重トナー像14を中間転写ベル
ト50に静電転写する。中間転写ニップ16において、
第1案内ローラ13と第2案内ローラ52との間に作用
する押圧力は、約100Nである。
2は、加熱された中間転写ベルト50と中間転写ニップ
16において接触し、多重トナー像14を中間転写ベル
ト50に静電転写する。中間転写ニップ16において、
第1案内ローラ13と第2案内ローラ52との間に作用
する押圧力は、約100Nである。
【0048】多重トナー像が担持されている中間転写ベ
ルト50は、加熱ローラ66によって80℃〜150℃
の温度、たとえば約115℃に加熱され、それによっ
て、多重トナー像は粘着性を有するようになる。
ルト50は、加熱ローラ66によって80℃〜150℃
の温度、たとえば約115℃に加熱され、それによっ
て、多重トナー像は粘着性を有するようになる。
【0049】粘着性を有する多重トナー像14を担持す
る中間転写ベルト50はその後、最終転写部26におい
てウェブ58と接触し、多重トナー像14をウェブ58
上に転写する。
る中間転写ベルト50はその後、最終転写部26におい
てウェブ58と接触し、多重トナー像14をウェブ58
上に転写する。
【0050】その後、金属ベルト50が中間転写ニップ
16において温度勾配を得るように高温のまま、中間転
写ベルト50は、第1転写ベルト12とさらに接触す
る。中間転写ニップ16のすぐ上流側の中間転写ベルト
50の温度は、50℃より高く、たとえば105℃であ
り、20℃〜50℃、たとえば35℃である中間転写ニ
ップ16のすぐ上流側の第1転写ベルト12の温度より
も約70℃高い。中間転写ベルト50の温度は、ベルト
がニップを通過するとき僅かしか降下せず、その結果加
熱装置66のすぐ上流側では、温度は約100℃であ
る。すなわち中間転写ベルト上のトナー像を最終転写に
必要な温度にするために、加熱装置66は中間転写ベル
トの温度を約15℃上昇するだけでよい。
16において温度勾配を得るように高温のまま、中間転
写ベルト50は、第1転写ベルト12とさらに接触す
る。中間転写ニップ16のすぐ上流側の中間転写ベルト
50の温度は、50℃より高く、たとえば105℃であ
り、20℃〜50℃、たとえば35℃である中間転写ニ
ップ16のすぐ上流側の第1転写ベルト12の温度より
も約70℃高い。中間転写ベルト50の温度は、ベルト
がニップを通過するとき僅かしか降下せず、その結果加
熱装置66のすぐ上流側では、温度は約100℃であ
る。すなわち中間転写ベルト上のトナー像を最終転写に
必要な温度にするために、加熱装置66は中間転写ベル
トの温度を約15℃上昇するだけでよい。
【0051】第1転写ベルト12は、冷却空気を第1転
写ベルト12上に向けて送り出すことによって冷却部6
8において強制的に冷却される。これによって第1転写
ベルト12は、約35℃の温度に冷却される。このよう
な冷却は、中間転写ニップ16において必要とされる温
度勾配を得やすくする。
写ベルト12上に向けて送り出すことによって冷却部6
8において強制的に冷却される。これによって第1転写
ベルト12は、約35℃の温度に冷却される。このよう
な冷却は、中間転写ニップ16において必要とされる温
度勾配を得やすくする。
【0052】第1転写ベルト12は、さらに現像された
トナー像2,4,6,8が堆積される前に、クリーニン
グ部46でクリーニングされる。
トナー像2,4,6,8が堆積される前に、クリーニン
グ部46でクリーニングされる。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、画像形成部材と基体と
の間に2つの転写ベルトを用いることによって、様々な
記録媒体上に印刷することができる。また、画像形成部
材から基体へのトナー像の転写効率、特に第1転写ベル
トから中間転写ベルトへのトナー像の転写効率を向上さ
せることができる。さらに、同一の転写ベルトを同時に
加熱および冷却することを回避することができる。
の間に2つの転写ベルトを用いることによって、様々な
記録媒体上に印刷することができる。また、画像形成部
材から基体へのトナー像の転写効率、特に第1転写ベル
トから中間転写ベルトへのトナー像の転写効率を向上さ
せることができる。さらに、同一の転写ベルトを同時に
加熱および冷却することを回避することができる。
【図1】本発明のプリンタの概略図である。
【図2】図1の部分拡大図である。
【図3】図2から案内ローラを省略した図である。
【図4】米国特許5893018号の図16の部分拡大
図である。
図である。
【図5】図4から案内ローラを省略した図である。
【符号の説明】 10 プリンタ 12 第1転写ベルト 13,54 案内ローラ 14 トナー像 15,62 駆動ローラ 16 中間転写ニップ 17 コア 18,20,22,24 画像形成部 19,21,23,25 コロナ放電部 26 最終転写部 27,53 被覆 28,30,56 モータ 29 電源 46 クリーニング部 50 中間転写ベルト 51 金属バッキング 52 接地された案内ローラ 58 ペーパウェブ 60 供給ロール 66 加熱ローラ 68 冷却部 70 対向ローラ 12a,50a 正カーブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 599096868 VREDEBAAN 72 MORTSEL BELGIUM (72)発明者 ファン デ フェルデ,ダニール ベルギー国 コンティフ ケイゼルスフー ク 328
Claims (14)
- 【請求項1】 現像されたトナー像(2,4,6,8)
が形成される複数の画像形成部(18,20,22,2
4)と、 前記画像形成部(18,20,22,24)から無端第
1転写ベルト(12)に、前記トナー像(2,4,6,
8)を相互に整合させて転写し、第1転写ベルト上に多
重トナー像(14)を形成する静電転写装置(19,2
1,23,25)を含む複数の第1転写部と、 前記第1転写ベルト(12)を駆動する第1駆動装置
(28)と、 前記第1転写ベルト(12)と無端中間転写ベルト(5
0)との間の中間転写ニップ(16)であって、相互に
押圧された第1案内ローラ(13)および第2案内ロー
ラ(52)の間に形成され、前記第1転写ベルト(1
2)と前記中間転写ベルト(50)とを正接接触させる
前記中間転写ニップ(16)と、 前記第1案内ローラ(13)にバイアスをかけて、前記
中間転写ニップ(16)に電界を生成し、前記多重トナ
ー像(14)の前記第1転写ベルト(12)から中間転
写ベルト(50)への転写を補助する装置(29)と、 前記中間転写ベルト(50)を駆動する第2駆動装置
(56)と、 前記中間転写ニップ(16)の下流側で前記中間転写ベ
ルト(50)を加熱して、中間転写ベルト上の前記多重
トナー像(14)を加熱し、前記中間転写ニップ(1
6)で温度勾配を得る加熱装置(66)と、 加熱された前記多重トナー像(14)を前記中間転写ベ
ルト(50)から基体(58)に転写する最終転写部
(26)とを含むことを特徴とする単一経路マルチカラ
ープリンタ。 - 【請求項2】 前記中間転写ニップ(16)の下流側
で、前記中間転写ニップ(16)で前記温度勾配を得る
ことを補助し、前記第1転写ベルト(12)を冷却する
冷却装置(68)をさらに含むことを特徴とする請求項
1記載のプリンタ。 - 【請求項3】 前記冷却装置(68)の下流側で前記第
1転写ベルト(12)をクリーニングするクリーニング
装置をさらに含むことを特徴とする請求項2記載のプリ
ンタ。 - 【請求項4】 前記第1案内ローラ(13)は半絶縁被
覆(27)を担持する導電性コア(17)を含むことを
特徴とする請求項1記載のプリンタ。 - 【請求項5】 前記中間転写ベルトは、相対的に低い表
面エネルギを有する材料で形成された表面被覆(53)
を有する導電性バッキング(51)を含むことを特徴と
する請求項1記載のプリンタ。 - 【請求項6】 前記基体(58)を前記最終転写ニップ
(26)で前記中間転写ベルト(50)と接触した状態
で駆動するための第3駆動装置(30)が設けられるこ
とを特徴とする請求項1記載のプリンタ。 - 【請求項7】 前記中間転写ニップの上流側で前記中間
転写ベルトを前もって帯電する予帯電装置をさらに含む
ことを特徴とする請求項1記載のプリンタ。 - 【請求項8】 複数の画像形成部(18,20,22,
24)で複数の現像されたトナー像(2,4,6,8)
を形成し、 前記複数のトナー像(2,4,6,8)を、前記画像形
成部(18,20,22,24)から無端第1転写ベル
ト(12)に相互に整合させて、複数の第1転写部で画
像を静電転写して、前記第1転写ベルト上に多重トナー
像(14)を形成し、 前記第1転写ベルト(12)を、前記第1転写ベルト
(12)と無端中間転写ベルト(50)との間の中間転
写ニップ(16)であって、相互に押圧された第1案内
ローラ(13)および第2案内ローラ(52)の間に形
成され、前記第1転写ベルト(12)と前記中間転写ベ
ルト(50)とを正接接触させる前記中間転写ニップ
(16)に駆動し、 前記第1案内ローラ(13)にバイアスをかけて、前記
中間転写ニップ(16)に電界を生成し、前記多重トナ
ー像(14)の前記第1転写ベルト(12)から中間転
写ベルト(50)への転写を補助し、 前記中間転写ベルト(50)を駆動し、 前記中間転写ニップ(16)の下流側で前記中間転写ベ
ルト(50)を加熱し、中間転写ベルト上の前記多重ト
ナー像(14)を加熱し、前記中間転写ニップ(16)
で温度勾配を得て、 加熱された前記多重トナー像(14)を最終転写ニップ
(26)で前記中間転写ベルト(50)から基体(5
8)に転写することを含むことを特徴とする単一経路プ
リントの方法。 - 【請求項9】 前記中間転写ニップ(16)の下流側
で、前記第1転写ベルト(12)を冷却して、前記中間
転写ニップ(16)で前記温度勾配を得ることを補助す
ることをさらに含むことを特徴とする請求項8記載の方
法。 - 【請求項10】 前記第1転写ベルト(12)を冷却後
クリーニングすることを特徴とする請求項8記載の方
法。 - 【請求項11】 前記基体(58)を前記最終転写ニッ
プ(26)で前記中間転写ベルト(50)と接触した状
態で駆動することをさらに含むことを特徴とする請求項
8記載の方法。 - 【請求項12】 前記中間転写ニップ(16)のすぐ上
流側の前記中間転写ベルト(50)の温度は、前記中間
転写ニップ(16)のすぐ上流側の前記第1転写ベルト
(12)の温度よりも少なくとも30℃高いことを特徴
とする請求項8記載の方法。 - 【請求項13】 前記加熱装置(66)のすぐ上流側で
の前記中間転写ベルト(50)の温度は、前記加熱装置
(66)のすぐ下流側での前記中間転写ベルト(50)
の温度よりも30℃以下低いことを特徴とする請求項8
記載の方法。 - 【請求項14】 前記中間転写ニップ(16)で第1案
内ローラ(13)と第2案内ローラ(52)との間で作
用する押圧力は、20N〜400Nであることを特徴と
する請求項8記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GBGB9923496.5A GB9923496D0 (en) | 1999-10-06 | 1999-10-06 | Single-pass multi-colour printer and method of printing |
GB9923496.5 | 1999-10-06 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001142320A true JP2001142320A (ja) | 2001-05-25 |
Family
ID=10862130
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000305472A Pending JP2001142320A (ja) | 1999-10-06 | 2000-10-04 | 単一経路マルチカラープリンタおよび印刷方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6604461B1 (ja) |
EP (1) | EP1093029B1 (ja) |
JP (1) | JP2001142320A (ja) |
DE (1) | DE60042303D1 (ja) |
GB (1) | GB9923496D0 (ja) |
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-
1999
- 1999-10-06 GB GBGB9923496.5A patent/GB9923496D0/en not_active Ceased
-
2000
- 2000-09-19 EP EP00308166A patent/EP1093029B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-09-19 DE DE60042303T patent/DE60042303D1/de not_active Expired - Lifetime
- 2000-10-04 JP JP2000305472A patent/JP2001142320A/ja active Pending
- 2000-10-05 US US09/684,592 patent/US6604461B1/en not_active Expired - Fee Related
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