JP2001142312A - 転写装置および該転写装置を含む画像形成装置 - Google Patents

転写装置および該転写装置を含む画像形成装置

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JP2001142312A
JP2001142312A JP32351799A JP32351799A JP2001142312A JP 2001142312 A JP2001142312 A JP 2001142312A JP 32351799 A JP32351799 A JP 32351799A JP 32351799 A JP32351799 A JP 32351799A JP 2001142312 A JP2001142312 A JP 2001142312A
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Tetsuya Onuki
哲也 大貫
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中間転写体上に形成された画像を損なわずに
中間転写体の二度目の回転を実行でき、かつその際機内
を汚したり、中間転写体の駆動性能劣化を引き起こさな
い、比較的簡易で安価な転写装置を提供することを課題
とするものである。 【解決手段】 回転速度を変化可能な像担持体と、像担
持体に対して接触する接触部材と、像担持体表面に形成
された画像と接触部材との接触を回避するため、接触部
材から像担持体を離間させる離間手段とを有することを
特徴とする転写装置を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、転写装置及び該転
写装置を含む画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置において、厚紙やOHPシー
ト上に形成されたトナー像の定着を行うには、普通紙に
比較して多くの熱量が必要になる。そこで、定着プロセ
スのスピードを普通紙の場合より減速しなければならな
い。
【0003】しかし、定着プロセスのスピードに合わせ
て作像プロセスのスピードまで減速すると、単位時間あ
たりに処理できる用紙枚数が減少するばかりでなく、遅
い作像プロセスに合った現像条件を設定したり、感光体
への露光速度を変更したりする必要がある。そのため、
制御が複雑化し、また、緩急両方の作像スピードにおけ
る最適な設定をするために膨大な実験工数が必要とさ
れ、コストが上昇する。
【0004】そこで、従来一般に、中間転写体、特に中
間転写ベルトを用いたカラー画像形成装置において、以
下のような手段が採られてきた。すなわち、まず、通常
の速度で中間転写体を回転させてその表面上に画像を形
成し、作像プロセスと一次転写プロセスを完了する。次
に、中間転写体をもう一回転させ、その間に、作像プロ
セスのスピードを維持したまま、二次転写プロセス及び
定着プロセスのスピードを落とす。そして、その減速し
たスピードで、シート材に中間転写体上の画像を二次転
写し、さらに定着を行うという手段が採られてきた。そ
してこの装置では、中間転写体の二回転目において、中
間転写体上に形成された画像がクリーニング装置により
削除されないように、クリーニング装置を中間転写体か
ら離間させていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
によると、クリーニング装置の離間時に、離間の衝撃に
よってクリーニング装置からトナーの粉煙が発生して機
内が汚されていた。また特に、転写ベルトを用いた転写
装置においては、汚れがベルトの内側に回りこみ中間転
写ベルトの駆動性能劣化を引き起こしていた。
【0006】さらに、上記の従来技術においては、感光
体が中間転写体に接触したままであった。ここで、該感
光体が一つの場合であれば、中間転写体の二度目の通過
時に転写出力をかけることにより画像に対する影響を最
小限にでき、特に問題にはならない。しかし、複数の感
光体を用いるタンデム方式の転写装置においては、中間
転写体上に転写された画像が感光体上に再転写されたり
して、中間転写体上の画像を保持できなかった。そし
て、これを解決するためには、クリーニング装置と同
様、感光体も中間転写体から離間させればよいが、感光
体も移動させようとすれば機構が複雑化しコストが上昇
せざるを得ないという問題があった。
【0007】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、中間転写体上に形成された画像を損なわずに
中間転写体の二度目の回転を実行でき、かつその際機内
を汚したり、中間転写体の駆動性能劣化を引き起こさな
い、比較的簡易で安価な転写装置を提供することを課題
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の第一の構成は、回転速度を変位可能な像担
持体と、像担持体に対して接触する接触部材と、像担持
体表面に形成された画像と接触部材との接触を回避する
ため、接触部材から像担持体を離間させる離間手段とを
有することを特徴とする。
【0009】本発明の第二の構成は、回転速度を変化可
能な像担持体と、像担持体に対して接触する感光体と、
像担持体上を清掃するクリーニング装置と、像担持体が
減速して回転する際に、像担持体を移動させて感光体及
びクリーニング装置から離間させる離間手段とを有する
ことを特徴とする。
【0010】本発明の第三の構成は、回転可能な中間転
写体と、中間転写体に接触する複数の感光体と、中間転
写体の表面を清掃するクリーニング装置と、感光体の表
面に形成された画像を中間転写体の表面に転写する転写
手段と、中間転写体の回転速度を制御する制御手段と、
中間転写体の表面に画像が転写された後、中間転写体の
回転速度が制御手段により減速される際に、中間転写体
を移動させて感光体及びクリーニング装置から離間させ
る離間手段とを有することを特徴とする。
【0011】本発明の第四の構成は、回転可能な中間転
写体と、中間転写体の表面を清掃するクリーニング装置
と、中間転写体に接触する複数の感光体と、感光体上に
形成された画像を中間転写体に転写する一次転写手段
と、中間転写体上に転写された画像をシート材上に転写
する二次転写手段と、シート材の種類を判別する判別手
段と、判別手段が判別したシート材の種類に応じて、中
間転写体の回転速度を減速させ、かつ中間転写体が画像
を担持した状態で再度回転するよう中間転写体を制御で
きる制御手段と中間転写体が画像を担持した状態で再度
回転する際に、中間転写体を移動させて感光体及びクリ
ーニング装置から離間させる離間手段とを有することを
特徴とする。
【0012】本発明の第五の構成は、前記第一の構成
に、さらに、シート材の搬送経路を形成する搬送経路形
成部材と、離間手段と搬送経路形成部材とを連結して、
離間手段と搬送経路形成部材の動きを同期させる連結部
材とを有することを特徴とする。
【0013】本発明の第六の構成は、前記第一の構成に
おいて、接触部材に複数の感光体が含まれ、接触部材と
像担持体との離間時においても一つの感光体だけは像担
持体と接触を保持することを特徴とする。
【0014】本発明の第七の構成は、前記第六の構成に
おいて、シート材の搬送経路を形成する搬送経路形成部
材と、離間手段と搬送経路形成部材とを連結して、離間
手段と搬送経路形成部材の動きを同期させる連結部材と
を有することを特徴とする。
【0015】本発明の第八の構成は、前記第一の構成の
転写装置を含む画像形成装置である。
【0016】本発明の第九の構成は、シート材の搬送経
路を形成する搬送経路形成部材と、離間手段と搬送経路
形成部材とを連結して、離間手段と搬送経路形成部材の
動きを同期させる連結部材とを有することを特徴とする
転写装置を含む画像形成装置である。
【0017】本発明の第十の構成は、前記第一の構成に
おいて、接触部材に複数の感光体が含まれ、接触部材と
像担持体との離間時においても一つの感光体だけは像担
持体と接触を保持することを特徴とする転写装置を含む
画像形成装置である。
【0018】本発明の第十一の構成は、前記第十の構成
において、シート材の搬送経路を形成する搬送経路形成
部材と、離間手段と搬送経路形成部材とを連結して、離
間手段と搬送経路形成部材の動きを同期させる連結部材
とを有することを特徴とする転写装置を含む画像形成装
置である。
【0019】本発明の第十二の構成は、前記第二の構成
において、接触部材に複数の感光体が含まれ、接触部材
と像担持体との離間時においても一つの感光体だけは像
担持体と接触を保持することを特徴とする転写装置を含
む画像形成装置である。
【0020】本発明の第十三の構成は、前記第二の構成
において、シート材の搬送経路を形成する搬送経路形成
部材と、離間手段と搬送経路形成部材とを連結して、離
間手段と搬送経路形成部材の動きを同期させる連結部材
とを有することを特徴とする。
【0021】本発明の第十四の構成は、前記第二の構成
において、前記転写装置は、接触部材に複数の感光体が
含まれ、接触部材と像担持体との離間時においても一つ
の感光体だけは像担持体と接触を保持することを特徴と
する。
【0022】
【発明の実施の形態】まず、すべての実施の形態に共通
するデジタル複写機100全体の概略構成と動作につい
て図1及び図2を参照にして説明する。
【0023】図1はデジタルカラー複写機100の全体
構成を示し、複写機本体の最上部には原稿台ガラス1が
設置されている。
【0024】該原稿台ガラス1の下方には、露光ランプ
2と、露光ランプ2から照射された光を結像させるため
のミラー3及びレンズ4が各々配されている。
【0025】また、レンズ4の近傍にはCCDセンサー5
が、その下には制御部6およびメモリーユニット7が設
置されている。CCDセンサー5は原稿上の画像をR(レッ
ド)、G(グリーン)、B(ブルー)の画像データとして
読み取り、この画像データを制御部6に出力する。制御
部6では、R、G、Bの画像データをトナーの原色であるC
(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、k(ブラ
ック)の画像データに変換してメモリーユニット7に出
力する。メモリーユニット7は制御部6から出力された
上記画像データを記憶する。
【0026】メモリーユニット7の下方には、駆動ロー
ラー8と従動ローラー9との間に無端状に張り渡らせて
ある転写ベルト10が設置してある。
【0027】駆動ローラー8の上方付近には、駆動ロー
ラー8の回転軸方向の一直線上に二つの位置ずれ検出器
11が設置されている。位置ずれ検出器11は、凸レン
ズとCCDラインセンサにより構成される。この位置ずれ
検出器11は、電源がオンになった後もしくはジャム処
理のため転写ベルト10が停止した後、各感光体が作像
した十字のマークの交点にずれがないかを検出し、検出
データを制御部6に配信する。制御部6では、この配信
されたデータに基づいて画像補正を行い、メモリーユニ
ット7に画像データを配信する。
【0028】従動ローラー9の直下付近には転写ベルト
10と接触可能な位置に、転写ベルト10上のトナーを
清掃するクリーニング装置12が設置され、また、転写
ベルト10の外側かつ駆動ローラー8のすぐ横側には、
転写ベルト10と接触可能な位置に二次転写ローラー1
3が設置されている。
【0029】そして、該二次転写ローラー13の上方付
近には定着ローラー対14が配されている。
【0030】また、二次転写ローラー13の下方には、
転写ベルト10に同期してシート材を二次転写ローラー
13へ搬送するレジスタローラー対15が配されてい
る。さらに、レジスタローラー対15の下方には、複写
機底部に設置された給紙トレイ16からレジスタローラ
ー対15までシート材を搬送する給紙ローラー17が設
置されている。
【0031】給紙トレイ16、給紙ローラー17、レジ
スタローラー対15、二次転写ローラー14、及び定着
ローラー対14間にはシートの搬送経路を形成するガイ
ド板が設置されている。
【0032】次に、図2において、転写ベルト10直下
には、作像機構が、従動ローラー9から駆動ローラー8
に向かってC、M、Y、Kの順に設置されている。すなわ
ち、まず、図2において、四つの感光体18C〜Kが、転
写ベルト10に接してC、M、Y、Kの順に等間隔で配置さ
れている。そして、各感光体18C〜Kの下方には帯電チ
ャージャー19C〜Kが設置され、該帯電チャージャー1
9C〜Kから感光体18C〜Kの回転方向(図1における矢
印)に向かって順に、レーザーダイオードを有する露光
走査部20C〜K、現像器21C〜K、クリーナー22C〜K
及びイレーサーランプ23C〜Kが配されている。
【0033】また、転写ベルト10の内側においては、
転写ベルト10を挟んで感光体18C〜Kと対向する位置
に、一次転写ローラー24C〜Kが設置されている。
【0034】次に、上記構成からなるデジタルカラー複
写機100の概略動作について説明する。
【0035】まず、各感光体18C〜Kは十字の画像を作
像し、一次転写ローラー24C〜Kは該画像を転写ベルト
10に転写する。そして、十字の画像は位置ずれ検出器
11の真下に到り、その像が検出器11の凸レンズによ
り、CCDラインセンサ上に形成される。CCDラインセンサ
は、C〜Kの十字の交点にずれがないか検出し、検出デー
タを制御部6に配信する。制御部6では、配信された検
出データに基づいて画像補正を行い、メモリーユニット
7に画像データを配信する。
【0036】次に、原稿台ガラス1上に載せられた原稿
に対して露光ランプ2が光を照射し、その反射光はミラ
ー3及びレンズ4を介してCCDセンサ5上に縮小結像さ
れる。CCDセンサ5は反射光の反射率情報をR、G、Bの信
号として読み取り、このR、G、Bの信号を制御部6に対
して出力する。制御部6は、送られてきたR、G、Bの信
号をトナーの原色であるC、M、Y、Kの四色の信号に変換
し、メモリーユニット7に出力する。メモリーユニット
7では、入力されたC、M、Y、Kの信号を、位置ずれ検出
器11により検出されたデータに基づいて画像補正す
る。
【0037】その後、まず、メモリーユニット7から露
光走査部20Cに対し、まずCの信号が送られる。信号を
送られた露光走査部20Cは、該信号に基づき、レーザ
ーダイオードから感光体18C表面に向けレーザー光を
照射し、感光体18C表面に静電潜像を形成する。そし
て、感光体18C表面の静電潜像にはCのトナーを備える
現像器21Cによりトナーが付着し、感光体18C表面に
Cのトナー像が形成される。トナー像が形成されると、
次に一次転写ローラー24Cに電圧が印加され、感光体
18C表面に形成されたトナー像は転写ベルト10上に
一次転写される。
【0038】以下同様にして、M、Y、Kの静電潜像の形
成、現像、一次転写が行われる。
【0039】この一次転写の際、各感光体18C〜K表面
のトナー像が、駆動ローラー8により等速回転する転写
ベルト10上にずれなく重ねて転写され元の像を形成す
るように、各C〜Kのトナー像の一次転写は時間的なずれ
をもって行われる。
【0040】そして、転写ベルト10上に形成されたC
〜Kのトナー像は、二次転写ローラー13によってシー
ト材上に転写される。
【0041】なお、シート材は給紙ローラー17によっ
て給紙カセット16からレジスタローラー対15まで給
送され、その後、トナー像がちょうどシート材上に転写
されるタイミングで、レジスタローラー対15により二
次転写ローラー13まで送り出される。
【0042】トナー像を転写されたシート材は、二次転
写ローラー13から定着ローラー対14まで搬送され定
着が行われた後、トレイ上に排出される。
【0043】一方、転写の終了した感光体18C〜Kは、
クリーナー22C〜Kにより、表面に付着した残留トナー
を掻き落とされた後、イレーサーランプ23C〜Kにより
光を照射されて除電される。
【0044】(発明の実施の形態1)以下、本発明の実
施の形態1について図3、4、5、6を参照にして説明
する。
【0045】図3は図1に示すデジタル複写機100に
おける転写装置101を拡大して示すものである。以
下、転写装置102の構成および動作について詳述す
る。
【0046】転写装置101は、四つの感光体118C
〜K表面に形成されたトナー像を結像させる中間転写機
構、中間転写機構上に結像されたトナー像をシート材上
に転写するための二次転写機構からなる。
【0047】まず、上記中間転写機構は、駆動ローラー
108、従動ローラー109、転写ベルト110、一次
転写ローラー124C〜K、軸受け板25、カム26、圧
縮コイルばね27及び28、及びクリーニング装置11
2からなる。
【0048】図3において、上記四つの感光体118C
〜Kのうち、もっとも定着ローラー対14寄りに設置さ
れる感光体118Kの近傍には、駆動ローラー108が
不動に設置されている。駆動ローラー108は、その回
転軸が駆動源(不図示)に接続されて、回転可能に設置
されている。
【0049】また、四つの感光体118C〜Kのうち、も
っとも定着ローラー対14から離れて設置される感光体
118Cの近傍には、回転軸を軸受け(不図示)に支持
される従動ローラー109が揺動可能に設置されてい
る。
【0050】そして、駆動ローラー108と従動ローラ
ー109の間には、無端状に転写ベルト110が張り渡
らせてある。転写ベルト110は、上記四つの感光体1
18C〜Kの上部において、該感光体118C〜Kと接触可
能に位置する。
【0051】また、図4のように、駆動ローラー108
の回転軸と従動ローラー109の回転軸には、駆動ロー
ラー108及び従動ローラー109の両端近傍において
二つの軸受け板25が掛け渡らせてある。そして、従動
ローラー109の回転軸が設置される軸受け板25の孔
だけは、転写ベルト110の長手方向に長穴状になって
いる。図3において、軸受け板25は転写ベルト110
の内側に収納される程の大きさで、感光体118C〜K側
に向かって四つの突起部が伸びている板状の部材であ
る。該四つの突起部は、四つの感光体118C〜Kの間隔
と等しい間隔で設置されており、それぞれが感光体と対
向する位置にある。また、該突起部には孔が設けられ
て、軸を設置することが可能である。
【0052】従動ローラー109の回転軸には、軸受け
板25にその一方端を取りつけられた圧縮コイルばね2
7が圧接されている。この圧縮コイルばね27により、
従動ローラー109は駆動ローラー108と反対方向に
押圧され、従動ローラー109と駆動ローラー108と
の間に張り渡らせた転写ベルト110を張りつめること
ができる。
【0053】そして、上記軸受け板25の突起部の孔に
は、軸が通されている。これらの軸はそれぞれ駆動源
(不図示)に接続され、一次転写ローラー124C〜Kが
設置されている。
【0054】一次転写ローラー124C〜Kは上記軸によ
り回転可能であり、転写ベルト110を挟んで感光体1
18C〜Kに圧接される。該一次転写ローラー118C〜K
はそれぞれ電源に接続されていて電流を印加することが
でき、対向する位置にある感光体上のトナー像を転写ベ
ルト110上に転写する。
【0055】最も従動ローラー109寄りにある軸受け
板25の突起部と従動ローラー109との間には、転写
ベルト110の内側において不動に軸が設置され、駆動
源(不図示)に接続されて回転可能である。該軸にはそ
の両端近傍にカム26が二つ設置され、それぞれが各軸
受け板25の直下に配されて、軸受け板25とカム26
が互いに圧接される形になっている。このカム26は周
方向に関して半径が変化する形状をしており、略一定の
大径部分が略半周分あって、その一方端は連続的に径が
小さくなる形状をとなっている。
【0056】また、軸受け板25を挟んでカム26の直
上には圧縮コイルばね28が配されている。この圧縮コ
イルばね28は、カム26に向かって軸受け板25を押
し当て、挟みこむことで軸受け板25を安定させてい
る。
【0057】従動ローラー109の直下付近にはクリー
ニング装置112が設置されている。クリーニング装置
112は、ブレードを転写ベルト110に圧接して、転
写ベルト110上の残留トナーを回収する。
【0058】次に、二次転写機構は、二次転写ローラー
113、二次転写ローラー圧接装置A、レジスタローラ
ー対115、シート材検出センサー29及びガイド板3
0及び31よりなる。
【0059】二次転写ローラー113は、転写ベルト1
10を挟んで駆動ローラー108と対向する位置のやや
下に設置され、その軸は駆動源(不図示)に接続されて
いる。該二次転写ローラー113は電源(不図示)に接
続されており、後述のレジスタローラー対115により
シート材が搬送されると、電流が印加されて転写ベルト
110上に形成されたトナー像をシート材上に転写す
る。
【0060】図5のように、二次転写ローラー113に
は二次転写ローラー圧接装置Aが設置されている。二次
転写ローラー圧接装置Aは、二次転写ローラー113の
回転軸に備え付けられた軸受け33と、軸受け33に接
続された圧縮コイルばね34と、圧縮コイルばね34の
設置されるケース35、回転軸36と、回転軸36の回
転によりケース35に対する圧接と非圧接を繰り返すカ
ム37、ケース35を二次転写ローラーと反対側に引っ
張る引っ張りばね38により構成される。また、引っ張
りばね38による作動ストロークは、圧縮コイルばね3
4の作動ストロークよりも大きい。CPUの指示があるま
では、二次転写ローラー113は転写ベルト110から
離間しているが、指示があると回転軸36が回転してカ
ム37がケース35を圧接し、ケース35内に設置され
た圧縮コイルばね34が軸受け33及び二次転写ローラ
ー113を転写ベルト110に圧接する。
【0061】レジスタローラー対115は駆動ローラー
108及び二次転写ローラー113の下方に設置され、
該レジスタローラー対115の直下にはシート材検出セ
ンサー29が配されている。
【0062】レジスタローラー対115から二次転写ロ
ーラー113までは、シート材の搬送経路を形成する二
枚のガイド板30及び31が設置されている。
【0063】また、二次転写ローラー113から定着ロ
ーラー対14までもガイド板32が配されている。
【0064】次に、以上の構成よりなる転写装置101
の動作について詳述する。
【0065】まず、操作パネル(不図示)上で、カラー
コピーモードが選択されかつシート材につき普通紙モー
ドが選択された場合について詳述する。
【0066】C〜Kの感光体118C〜Kの回転開始と同時
に、駆動ローラー108の回転軸が接続される駆動源に
CPU(不図示)から信号が配信され、駆動ローラー10
8及び従動ローラー109に巻き付いた転写ベルト11
0も回転を始める。
【0067】そして、Cの感光体118C上に形成された
トナー像は転写ベルト110上に接触する。この際、C
の感光体118Cと対向する位置にある一次転写ローラ
ー124Cは、接続されるCPU(不図示)に制御されるこ
とにより、トナー像が転写ベルト110に接触するタイ
ミングに合わせて電流を印加される。一次転写ローラー
124Cに電流が印加されると、感光体118C表面のト
ナー像は静電効果によって転写ベルト110に転写され
る。
【0068】同様にして、M〜Kの感光体118M〜K上の
トナー像も転写ベルト110に転写される。ここで、転
写ベルト110や感光体118C〜Kの回転速度を計算し
て、駆動ローラー108や感光体118C〜Kの回転を制
御するCPU(不図示)にプログラムを設定してあるの
で、C〜Kの各トナー像は転写ベルト110上にずれなく
重ねて転写されて元の像を形成する。
【0069】他方、給紙ローラー17は、操作パネル上
で普通紙が選択されると、CPU(不図示)の指示により
普通紙を備えた給紙トレイ16から普通紙を一枚ピック
アップする。
【0070】ピックアップされた普通紙はレジスタロー
ラー対115まで搬送されるが、先端がレジスタローラ
ー対115まで到達すると、シート材検出センサー29
により到達を検出される。そして、シート材検出センサ
ー29は、この情報を、レジスタローラー対115を制
御するCPU(不図示)に送る。このCPUは、普通紙の先端
がレジスタローラー対115に挟まれた状態で一旦レジ
スタローラー対115を停止し待機させる。
【0071】そして、CPUは、上記C〜Kにより形成され
る画像が二次転写ローラー113に近づくと、信号を送
信して二次転写ローラー113及びレジスタローラー対
115を起動させる。レジスタローラー対115が起動
すると、普通紙はレジスタローラー対115によって再
び給送され、ガイド板30及び31により転写ベルト1
10と二次転写ローラー113間に導かれる。この際、
レジスタローラー対115は、上記画像が普通紙の枠内
にちょうど転写されるように、タイミングよく普通紙を
給送する。
【0072】一方、Yの画像の転写が終わると、図5に
おいて、回転軸36が回転してカム37がケース35を
押圧し、二次転写ローラー113はケース35に設置さ
れた圧縮コイルばね34により転写ベルト110に圧接
される。なお、二次転写終了後など二次転写動作の必要
とされていないときには、カム37がケース35に対す
る圧接を解除し、引っ張りばね38がケース35、圧縮
コイルばね34、軸受け33、さらには二次転写ローラ
ー113を転写ベルト110と反対方向に引っ張るの
で、二次転写ローラー113は転写ローラー110から
離間している。
【0073】レジスタローラー対115に給送された普
通紙は、次に、転写ベルト110と転写ベルト110に
圧接される二次転写ローラー113の間に挟みこまれ
る。そしてこの際に、二次転写ローラー113に電流が
印加されて転写ベルト110上の画像は普通紙上に転写
される。
【0074】画像を転写された普通紙は、そのまま二次
転写ローラー113と転写ベルト110により搬送され
て、定着ローラー対14まで到達する。
【0075】次に、操作パネル上で、カラーコピーモー
ドが選択されかつシート材につき厚紙・OHPシートモー
ドが選択された場合について詳述する。
【0076】まず、C〜Kのトナー像が転写ベルト110
上に形成され、また、レジスタローラー対115で厚紙
もしくはOHPシートが待機させられているところまで
は、普通紙モードと同じである。しかし、それ以降の転
写プロセスにおいて、普通紙モードと相違する。
【0077】厚紙・OHPシートに対する定着は、普通紙
に比較して多くの熱量を要するので定着プロセスのスピ
ードを減速する必要がある。そこで、定着プロセスのス
ピードを落とし、さらにそれに合わせて、作像及び一次
転写終了後転写ベルト110をもう一回転させてその間
に定着プロセスおよび二次転写プロセスを減速する。す
なわち、C〜Kのトナー像による画像が形成されて転写ベ
ルト110上に転写されても、レジスタローラー対11
5によるシート材の給送、二次転写ローラー113の圧
接及び二次転写はすぐに行われない。転写ベルト110
は、前記画像を保持したまま、速度を落としながらもう
一回転する。
【0078】そして、図6のように、転写ベルト110
が二回転目に入ると、軸受け板25直下に設置されるカ
ム26が回転を始め、最大径の部分により軸受け板25
を持ち上げる。そして、軸受け板25は、駆動ローラー
108の回転軸と従動ローラー109の回転軸との間を
張り渡らせてあり、かつ駆動ローラー108の回転軸は
不動であるのに対して従動ローラー109の回転軸は揺
動可能であることより、軸受け板25は駆動ローラー1
08の回転軸を中心として回動する。
【0079】そして、軸受け板25と連結されている一
次転写ローラー124C〜K、従動ローラー109も軸受
け板25と共に回動する。また、転写ベルト110は、
駆動ローラー108と従動ローラー109との間に張り
渡らせてあることから、同じく、軸受け板25の回動に
伴ない回動し、その結果、クリーニング装置112及び
感光体118C〜Kから離間する。
【0080】ここにおいて、転写ベルト110とクリー
ニング装置112及び感光体118C〜Kの接触がなくな
り、転写ベルト110上に形成された画像を損なうこと
なく、転写ベルト110の二度目の回転を実行できる。
しかも、クリーニング装置112を離間させるのではな
いため、クリーニング装置112を移動させる場合に発
生するトナーの粉煙は発生せず、また、四つの感光体1
18C〜Kを移動させる必要もないため、機構は比較的簡
便で安価に構成できる。
【0081】そして、クリーニング装置112及び感光
体118C〜Kから離間した転写ベルト110は、徐徐に
速度を落としながら、一回転目の進行速度である100
mm/秒から50mm/秒にまで減速される。
【0082】転写ベルト110の減速が完了すると、普
通紙モードのときと同様にして二次転写ローラー113
が転写ベルト110に圧接される。そして、転写ベルト
110と同様に、シート材の給送速度が100mm/秒
から50mm/秒になるようにレジスタローラー対11
5の回転速度が減速され、シート材はこの減速された速
度で二次転写ローラー113に向かって給送される。次
に、同じくシート材の給送速度が100mm/秒から5
0mm/秒になるように回転速度を減速された二次転写
ローラー113により、転写ベルト110上の画像はシ
ート材上に転写される。
【0083】シート材の給送速度が100mm/秒から
50mm/秒になるように、その回転によるシート材の
進行速度が100mm/秒から50mm/秒にまで減速
した定着ローラー対14まで、画像の転写が終了したシ
ート材は、ガイド板32に導かれて搬送され、定着が行
われる。
【0084】このように、厚紙・OHPシートモードの
際、定着ローラー対14の回転速度は普通紙モードの半
分の速さになっており、シート材が、定着に多くの熱量
を要する厚紙またはOHPシートであっても、十分な定着
を行いうる。
【0085】次に、操作パネル上で白黒コピーモードを
選択しかつシート材につき普通紙モードを選択した場合
について説明する。
【0086】白黒コピーモードでは、必要になる画像は
K(ブラック)のみであるから、カラーコピーモードの
場合とは異なり、C〜Yの感光体118C〜Y上には露光走
査部120C〜Yによる静電潜像の形成は行われず、CPU
(不図示)の制御によりKの感光体118K上にのみ静電
潜像が形成され、現像される。
【0087】その他はカラーコピーモードと同様のプロ
セスをとり、Kの感光体118K上に形成されたトナー像
は、対向する一次転写ローラー124Kにより転写ベル
ト110上に転写される。
【0088】そして、普通紙は転写ベルト110上のト
ナー像が普通紙上にちょうど重なるタイミングでレジス
タローラー対115により給送され、上記トナー像が該
普通紙上に二次転写ローラー113によって転写され
る。
【0089】画像の転写の終了したシート材は、定着ロ
ーラー対14まで給送されて定着が行われる。
【0090】さらに、操作パネル上で白黒コピーモード
かつ厚紙・OHPシートモードを選択した場合について説
明する。
【0091】厚紙・OHPシートモードでも、転写ベルト
110上にKのトナー像が転写されるまでのプロセス
は、普通紙モードと異ならない。
【0092】しかし、厚紙・OHPシートに対する定着
は、普通紙に比較して多くの熱量を要するので定着プロ
セスのスピードを減速する必要がある。そこで、定着プ
ロセスのスピードを落とし、さらにそれに合わせて二次
転写プロセスも減速する。この減速は、作像及び一次転
写終了後、転写ベルト110をもう一回転させてその間
に定着プロセスおよび二次転写プロセスを減速すること
で行われる。
【0093】そこで、カラーコピーモードの場合と同
様、図6のように、軸受け板25の回動により転写ベル
ト110をクリーニング装置112及び感光体118C
〜Kから離間させた後、転写ベルト110をもう一回転
させて、その間に定着プロセス及び二次転写プロセスの
スピードを減速し、その減速したスピードで定着を行
う。
【0094】(実施の形態2)次に、図5、図7、図
8、図9及び図10を参照して実施の形態2について説
明する。
【0095】図7は図1に示すデジタル複写機100に
おける転写装置102を拡大して示すものである。以
下、転写装置102の構成および動作について詳述す
る。
【0096】転写装置102は、四つの感光体218C
〜K表面に形成されたトナー像を結像させる中間転写機
構、中間転写機構上に結像されたトナー像をシート材上
に転写するための二次転写機構からなる。
【0097】上記中間転写機構は、図7のように、駆動
ローラー208、従動ローラー209、転写ベルト21
0、一次転写ローラー224C〜K、軸受け225、カム
226、圧縮コイルばね227及び228、及びクリー
ニング装置212からなる。
【0098】上記四つの感光体218C〜Kのうち、もっ
とも定着ローラー対14寄りに設置される感光体218
Kの近傍には、駆動ローラー208が設置されている。
駆動ローラー208は、その回転軸が駆動源(不図示)
に接続されて、回転可能に設置されている。また、該回
転軸は不動に設置されるものではなく、揺動可能でもあ
る。
【0099】また、四つの感光体218C〜Kのうち、も
っとも定着ローラー対14から離れて設置される感光体
218Cの近傍には、回転軸を軸受け(不図示)に支持
される従動ローラー209が揺動可能に設置されてい
る。
【0100】そして、駆動ローラー208と従動ローラ
ー209の間には、無端状に転写ベルト210が張り渡
らせてある。転写ベルト210は、上記四つの感光体2
18C〜Kの上部において、該感光体218C〜Kと接触可
能に位置する。
【0101】また、図7のように、駆動ローラー208
の回転軸と従動ローラー209の回転軸には、駆動ロー
ラー208及び従動ローラー209の両端面近傍におい
て二つの軸受け板225が掛け渡らせてある。そして、
従動ローラー209の回転軸が設置される軸受け板22
5の孔だけは、転写ベルト210の長手方向に長穴状に
なっている。軸受け板225は転写ベルト210の内側
に収納される大きさで、感光体218C〜K側に向かって
四つの突起部が伸びている板状の部材である。該四つの
突起部は、四つの感光体218C〜Kの間隔と等しい間隔
で設置されており、それぞれが感光体と対向する位置に
ある。また、該突起部には孔が設けられて、軸を設置す
ることが可能である。
【0102】従動ローラー209の回転軸には、軸受け
板225に一方端を取りつけられた圧縮コイルばね22
7が圧接されている。この圧縮コイルばね227によ
り、従動ローラー209は駆動ローラー208と反対側
に押圧され、従動ローラー209と駆動ローラー208
との間に張り渡らせた転写ベルト210を張りつめるこ
とができる。
【0103】そして、上記各軸受け板225の突起部の
孔には、軸が通されている。これらの軸はそれぞれ駆動
源(不図示)に接続され、一次転写ローラー224C〜K
が設置されている。これらの軸のうち一次転写ローラー
224Kが設置される回転軸39のみは不動に設置され
ており、他の三つの軸は揺動可能に設置されている。
【0104】一次転写ローラー224C〜Kはこれらの軸
を中心に回転可能であり、転写ベルト210を挟んで感
光体218C〜Kに圧接される。該一次転写ローラー22
4C〜Kはそれぞれ電源に接続され、電流を印加すること
が可能であり、対向する位置にある感光体上のトナー像
を転写ベルト210上に転写する。
【0105】最も従動ローラー209よりにある軸受け
板225の突起部と従動ローラー209との間には、不
動に軸が設置され、駆動源(不図示)に接続されて回転
可能である。該軸には、その両端近傍で各軸受け板22
5の直下にカム226が設置されており、軸受け板22
5とカム226とが互いに圧接されている。このカム2
26は周方向に関して半径が変化する形状をしており、
略一定の大径部分が略半周分あって、その一方端は連続
的に径が小さくなる形をとっている。
【0106】また、軸受け板225を挟んでカム226
の直上には圧縮コイルばね228が配されている。この
圧縮コイルばね228は、カム226に向かって軸受け
板225を押し当て、挟みこむことで軸受け板225を
安定させている。
【0107】従動ローラー209の直下付近にはクリー
ニング装置212が設置されている。クリーニング装置
212は、ブレードを転写ベルト210に圧接して、転
写ベルト210上の残留トナーを回収する。
【0108】次に、二次転写機構は、二次転写ローラー
213、二次転写ローラー圧接装置B、レジスタローラ
ー対215、シート材検出センサー229、ガイド板2
30、231及び232、レバー40、41及び42よ
りなる。
【0109】二次転写ローラー213は、転写ベルト2
10を挟んで駆動ローラー208と対向する位置のやや
下に設置され、その軸は駆動源(不図示)に接続されて
いる。該二次転写ローラー213は電源(不図示)に接
続されており、後述のレジスタローラー対215により
シート材が搬送されると、電流が印加されて転写ベルト
210上に形成されたトナー像をシート材上に転写す
る。
【0110】図5のように、二次転写ローラー213に
は二次転写ローラー圧接装置Bが設置されている。二次
転写ローラー圧接装置Bは、二次転写ローラー213の
回転軸に備え付けられた軸受け233と、軸受け233
に接続された圧縮コイルばね234と、圧縮コイルばね
234の設置されるケース235、回転軸236と、回
転軸236の回転によりケース235に対する圧接と非
圧接を繰り返すカム237、ケース235を二次転写ロ
ーラー213と反対側に引っ張る引っ張りばね238に
より構成される。CPUの指示があるまでは、二次転写ロ
ーラー213は転写ベルト210から離間しているが、
指示があると回転軸236が回転してカム237がケー
ス235を圧接し、ケース235内に設置された圧縮コ
イルばね234が軸受け233及び二次転写ローラー2
13を転写ベルト210に圧接する。
【0111】レジスタローラー対215は駆動ローラー
208及び二次転写ローラー213の下方に設置され、
該レジスタローラー対215の直下にはシート材検出セ
ンサー229が配されている。
【0112】そして、図7及び図8において、レジスタ
ローラー対215から二次転写ローラー213までは、
シート材の搬送経路を形成する二枚のガイド板230及
び231が設置されている。一方のガイド板230には
その側面に棒状の突起部が設けられ、そこにレバー40
の一方端がはめこまれており、上記突起部を中心にして
レバー40が回動できるように設置されている。同様
に、該レバー40の他方端は軸受け板225の側部に設
けられた突起部にはめこまれて回動可能に設置されてい
る。そして、二次転写ローラー213に近い方の、ガイ
ド板230及び231の屈曲部にはそれぞれ軸43が不
動に設置されており、ガイド板230及び231は、そ
れぞれの軸43を中心にして回動できる。
【0113】他方、同様にして、二次転写ローラー21
3から定着ローラー対14までのガイド板232と軸受
け225もレバー42により連結され、また、ガイド板
230とガイド板231もレバー41により連結されて
いる。
【0114】次に、以上の構成からなる転写装置102
の動作について詳述する。
【0115】まず、操作パネル(不図示)上で、カラー
コピーモードが選択されかつシート材につき普通紙モー
ドが選択された場合について詳述する。
【0116】C〜Kの感光体218C〜Kの回転開始と同時
に、駆動ローラー208の回転軸が接続される駆動源に
CPU(不図示)から信号が配信され、駆動ローラー20
8及び従動ローラー209に巻き付いた転写ベルト21
0も回転を始める。
【0117】そして、Cの感光体218C上に形成された
トナー像が転写ベルト210に接触する。この際、Cの
感光体218Cと対向する位置にある一次転写ローラー
224Cは、接続されるCPU(不図示)に制御されること
により、トナー像が転写ベルト210に接触するタイミ
ングに合わせて電流を印加される。一次転写ローラー2
24Cに電流が印加されると、感光体218C表面のトナ
ー像は静電効果によって転写ベルト210に転写され
る。
【0118】同様にして、M〜Kの感光体218M〜K上の
トナー像も転写ベルト210に転写される。この点、転
写ベルト210や感光体218C〜Kの回転速度を計算し
て、駆動ローラー208や感光体218C〜Kの回転を制
御するCPU(不図示)にプログラムを設定してあるの
で、C〜Yの各トナー像は転写ベルト210上にずれなく
重ねて転写され元の像を形成する。
【0119】他方、給紙ローラー17は、操作パネルで
普通紙が選択されると、CPU(不図示)の指示により普
通紙を備えた給紙トレイ16から普通紙を一枚ピックア
ップする。
【0120】ピックアップされた普通紙はレジスタロー
ラー対215まで搬送され、先端がレジスタローラー対
215まで到達するとシート材検出センサー229によ
り到達を検出される。そして、シート材検出センサー2
29は、この情報を、レジスタローラー対215の駆動
源(不図示)に接続されるCPU(不図示)に送る。このC
PUは、普通紙の先端がレジスタローラー対215に挟ま
れた状態で一旦レジスタローラー対215を停止し待機
させる。
【0121】そして、CPUは、上記C〜Yにより形成され
る画像が二次転写ローラー213に近づくと、信号を送
信してレジスタローラー対215を起動させる。レジス
タローラー対215が起動すると、普通紙はレジスタロ
ーラー対215によって再び給送され、ガイド板230
及び231により転写ベルト210と二次転写ローラー
213間に導かれる。この際、レジスタローラー対21
5は、上記画像が普通紙の枠内にちょうど転写されるよ
うに、タイミングよく普通紙を給送する。
【0122】一方、Yの画像の転写が終わると、図5に
おいて、回転軸236が回転してカム237がケース2
35を押圧し、二次転写ローラー213はケース235
に設置された圧縮コイルばね234により転写ベルト2
10に圧接される。なお、二次転写終了後など二次転写
動作の必要とされていないときには、カム237がケー
ス235に対する圧接を解除し、引っ張りばね238が
ケース235、圧縮コイルばね234、軸受け233、
さらには二次転写ローラー213を転写ベルト210と
反対方向に引っ張るので、二次転写ローラー213は転
写ローラー210から離間している。
【0123】レジスタローラー対215に給送されたシ
ート材は、次に、転写ベルト210と二次転写ローラー
213に挟みこまれる。そして、この際に、二次転写ロ
ーラー213に電流が印加されて転写ベルト210上の
画像は普通紙上に転写される。
【0124】画像を転写された普通紙は、そのまま二次
転写ローラー213と転写ベルト210により搬送され
て、定着ローラー対14まで到達する。
【0125】次に、操作パネル上で、カラーコピーモー
ドが選択されかつシート材につき厚紙・OHPシートモー
ドが選択された場合について詳述する。
【0126】まず、C〜Kのトナー像が転写ベルト210
上に形成され、また、レジスタローラー対215で厚紙
もしくはOHPシートが待機させられているところまで
は、普通紙モードと同じである。しかし、それ以降の転
写プロセスにおいて、普通紙モードと相違する。
【0127】厚紙・OHPシートに対する定着は、普通紙
に比較して多くの熱量を要するので定着プロセスのスピ
ードを減速する必要がある。そこで、定着プロセスのス
ピードを落とし、さらにそれに合わせて、転写ベルト2
10をもう一回転させてその間に定着プロセスおよび二
次転写プロセスを減速する。すなわち、C〜Kのトナー像
による画像が形成されて転写ベルト210上に転写され
ても、レジスタローラー対215によるシート材の給
送、二次転写ローラー213の圧接及び二次転写はすぐ
に行われない。転写ベルト210は、前記画像を保持し
たまま、速度を落としてもう一回転する。
【0128】そして、図7のように、転写ベルト210
が二回転目に入ると、軸受け板225直下に設置される
カム226がその設置される軸により回転を始め、最大
径の部分により軸受け板225を持ち上げる。一次転写
ローラー224Kの回転軸39は不動であるのに対して
従動ローラー209の回転軸や駆動ローラー208の回
転軸は揺動可能であることより、軸受け板225は一次
転写ローラー224Kの回転軸39を中心として回動す
る。
【0129】そして、軸受け板225に連結されている
一次転写ローラー224C〜Y、駆動ローラー208、従
動ローラー209、及びガイド板230、231及び2
32も軸受け板225と共に回動する。また、転写ベル
ト210は、駆動ローラー208と従動ローラー209
との間に張り渡らせてあることから、同じく、軸受け板
225の回動に伴ない回動し、その結果、クリーニング
装置212及び感光体218C〜Yから離間する。但し、
一次転写ローラー224Kは転写ベルト210を挟んで
感光体218Kに圧接されたまま不動であるため、転写
ベルト210は感光体218Kとだけ接触を維持する。
【0130】ここにおいて、転写ベルト210とクリー
ニング装置212及び感光体218C〜Yの接触がなくな
り、転写ベルト210上に形成された画像を損なうこと
なく、転写ベルト210の二度目の回転を実行できる。
この点、転写ベルト210は感光体218Kと接触して
いるが、一次転写ローラー224Kに転写出力をかける
ことで、トナー像の再転写を最小限に押さえることがで
きる。
【0131】しかも、クリーニング装置212を離間さ
せるのではないため、クリーニング装置212を移動さ
せる場合に発生するトナーの粉煙は発生せず、また、四
つの感光体218C〜Kを移動させる必要もないため、機
構は比較的簡便で安価に構成できる。
【0132】また、図8の状態にあるガイド板230及
び231が、レバー40により軸受け板225に連結さ
れて、図10のようにそれぞれの軸43を中心にして軸
受け板225に連動して回動することで、レジスタロー
ラー対215から給送されるシート材の転写ベルト21
0に対する突入角度を小さく維持することができる。
【0133】すなわち、図9のように、仮にガイド板2
30及び231をそのままに軸受け板225の回動を行
うと、シート材(厚紙・OHPシート)の転写ベルト21
0への突入角度が大きくなりすぎ、かつ厚紙・OHPシー
トは普通紙と比べて頑丈なため、転写ベルト210に大
きな衝撃を与えて転写ベルト210上に保持される画像
を崩してしまう。
【0134】さらに、仮にガイド板230及び231を
そのままにして軸受け板225の回動を行うと、給送さ
れたシート材が転写ベルト210に跳ね返されるなどし
て、転写ベルト210と二次転写ローラー213のニッ
プ部に突入する前に、二次転写ローラー213と接触し
てしまう。すると、シート材は、二次転写ローラー21
3からの電荷注入により上記ニップ部突入前に、転写ベ
ルト210との接触面がトナーと同電荷に帯電してしま
う。該接触面がこのように帯電していると、転写ベルト
210上のトナー画像を該接触面上に転写するのは困難
となる。
【0135】この点、図10のように、ガイド板230
及び231はレバー41により連結され、かつガイド板
230はレバー40により軸受け板225に連結されて
いることにより、軸受け板225の回動とともにガイド
板230及び231はそれぞれ軸43を中心に回動す
る。これにより、転写ベルト210とガイド板230及
び231の位置関係に変化はなく、軸受け板225回動
前と同じく記録紙の突入角度を小さく維持して上記不都
合を回避できる。
【0136】次に、クリーニング装置212及び感光体
218C〜Yから離間した転写ベルト210は、徐徐に速
度を落としながら、CPUの制御により、進行速度を一回
転目の100mm/秒から50mm/秒にまで減速され
る。
【0137】転写ベルト210の減速が終了すると、普
通紙モードのときと同様にして二次転写ローラー213
が転写ベルト210に圧接される。そして、転写ベルト
210同様に、シート材の給送速度が100mm/秒か
ら50mm/秒になるように回転速度を減速されたレジ
スタローラー対215により、シート材が二次転写ロー
ラー213により給送される。
【0138】次に、転写ベルト210上の画像は、シー
ト材の給送速度が100mm/秒から50mm/秒にな
るように回転速度を減速された二次転写ローラー213
により、シート材上に転写される。
【0139】画像の転写の終了したシート材は、転写ベ
ルト210同様、シート材の給送速度が100mm/秒
から50mm/秒になるように回転速度を減速された定
着ローラー対14まで搬送されて、定着が行われる。
【0140】このように、厚紙・OHPシートモードの
際、定着ローラー対14の回転速度は普通紙モードの半
分になっており、シート材が、定着に多くの熱量を要す
る厚紙またはOHPシートであっても、十分な定着を行い
うる。
【0141】次に、操作パネル上で白黒コピーモードを
選択しかつシート材につき普通紙モードを選択した場合
について説明する。
【0142】白黒コピーモードでは、必要になる画像は
K(ブラック)のみであるから、カラーコピーモードの
場合とは異なり、C〜Yの感光体218C〜Y上には露光走
査部220C〜Kによる静電潜像の形成は行われず、CPU
(不図示)の制御によりKの感光体218K上にのみ静電
潜像が形成され、現像される。
【0143】その他はカラーコピーモードと同様のプロ
セスをとり、Kの感光体218K上に形成されたトナー像
は、対向する一次転写ローラー224Kにより転写ベル
ト210上に転写される。
【0144】そして、普通紙は転写ベルト210上のト
ナー像が普通紙上にちょうど重なるタイミングでレジス
タローラー対215により給送され、上記トナー像が該
普通紙上に二次転写ローラー213によって転写され
る。
【0145】画像の転写の終了した普通紙は、定着ロー
ラー対14まで給送されて定着が行われる。
【0146】さらに、操作パネル上で白黒コピーモード
かつ厚紙・OHPシートモードを選択した場合について説
明する。
【0147】厚紙・OHPシートモードでも、転写ベルト
210上にKのトナー像が転写されるまでのプロセス
は、普通紙モードと異ならない。
【0148】しかし、厚紙・OHPシートに対する定着
は、普通紙に比較して多くの熱量を要するので定着プロ
セスのスピードを減速する必要がある。そこで、定着プ
ロセスのスピードを落とし、さらにそれに合わせて二次
転写プロセスも減速する。しかし、作像プロセス及び一
次転写プロセスまで減速すると、作像コントロールの制
御が複雑化等してコストが上昇するので、作像及び一次
転写終了後、転写ベルト210をもう一回転させてその
間に定着プロセスおよび二次転写プロセスを減速する必
要がある。
【0149】そこで、カラーコピーモードの場合と同
様、軸受け板225の回動により転写ベルト210をク
リーニング装置212及び感光体218C〜Yから離間さ
せた後、転写ベルト210をもう一回転させて、その間
に定着プロセス及び二次転写プロセスのスピードを減速
し、減速したスピードで定着を行う。この点、二回転目
においても、感光体218Kだけは転写ベルト210と
接触するが、接触の際に一次転写ローラー224Kに転
写出力をかけることで画像の崩壊は最小限に押さえられ
る。
【0150】なお、転写装置を含む画像形成装置とはデ
ジタル複写機に限定するものではなく、アナログ複写
機、ファックス、プリンターなどの画像形成装置をも含
む。
【0151】
【発明の効果】本発明によれば、クリーニング装置と感
光体を移動させずに、転写装置とクリーニング装置及び
感光体との離間を実現させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1及び2におけるデジタル複写機
の断面図である。
【図2】 図1のデジタル複写機における作像機構の拡
大図である。
【図3】 実施の形態1における転写装置の断面図であ
る。
【図4】 実施の形態1における転写装置の上面図であ
る。
【図5】 実施の形態1及び実施の形態2における二次
転写ローラー圧接装置の断面図である。
【図6】 実施の形態1における転写装置の回動時にお
ける断面図である。
【図7】 実施の形態2における転写装置の回動時にお
ける断面図である。
【図8】 実施の形態2におけるガイド板とレバーの回
動前の側面図である。
【図9】 実施の形態2において、レバーがない場合の
ガイド板の側面図、及び厚紙の通紙経路の図である。
【図10】 実施の形態2におけるガイド板とレバーの
回動後の側面図、及び厚紙の通紙経路の図である。
【符号の説明】
1;原稿台ガラス、2;露光ランプ、3;ミラー、4;
レンズ、5;CCDセンサー、6;制御部、7;メモリー
ユニット、8及び108及び208;駆動ローラー、9
及び109及び209;従動ローラー、10及び110
及び210;転写ベルト、11;位置ずれ検出センサ
ー、12及び121及び212;クリーニング装置、1
3及び113及び213;二次転写ローラー、14;定
着ローラー対、15及び115及び215;レジスタロ
ーラー対、16;給紙トレイ、17;給紙ローラー、1
8C〜K及び118C〜K及び218C〜K;感光体、19C
〜K;帯電チャージャー、20C〜K及び120C〜K及び
220C〜K;露光走査部、21C〜K;現像器、22C〜
K;クリーナー、23C〜K;イレーサーランプ、24C〜
K及び124C〜K及び224C〜K;一次転写ローラー、
25及び225;軸受け板、26及び226;カム、2
7及び28及び227及び228;圧縮コイルばね、2
9及び229;シート材検出センサー、30及び31及
び32及び230及び231及び232;ガイド板、3
3及び233;軸受け、34及び234;圧縮コイルば
ね、35及び235;ケース、36及び236;回転
軸、37及び237;カム、38及び238;引っ張り
ばね、39;回転軸、40及び41及び42;レバー、
43;軸

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転速度を変化可能な像担持体と、 像担持体に対して接触する接触部材と、 像担持体表面に形成された画像と接触部材との接触を回
    避するため、像担持体を移動させることにより接触部材
    から像担持体を離間させる離間手段とを有することを特
    徴とする転写装置。
  2. 【請求項2】 回転速度を変化可能な像担持体と、 像担持体に対して接触する感光体と、 像担持体上を清掃するクリーニング装置と、 像担持体が減速して回転する際に、像担持体を移動させ
    て感光体及びクリーニング装置から離間させる離間手段
    とを有することを特徴とする転写装置。
  3. 【請求項3】 回転可能な中間転写体と、 中間転写体に接触する複数の感光体と、 中間転写体の表面を清掃するクリーニング装置と、 感光体の表面に形成された画像を中間転写体の表面に転
    写する転写手段と、 中間転写体の回転速度を制御する制御手段と、 中間転写体の表面に画像が転写された後、中間転写体の
    回転速度が制御手段により減速される際に、中間転写体
    を移動させて感光体及びクリーニング装置から離間させ
    る離間手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 回転可能な中間転写体と、 中間転写体の表面を清掃するクリーニング装置と、 中間転写体に接触する複数の感光体と、 感光体上に形成された画像を中間転写体に転写する一次
    転写手段と、 中間転写体上に転写された画像をシート材上に転写する
    二次転写手段と、 シート材の種類を判別する判別手段と、 判別手段が判別したシート材の種類に応じて、中間転写
    体の回転速度を減速させ、かつ中間転写体が画像を担持
    した状態で再度回転するよう中間転写体を制御できる制
    御手段と中間転写体が画像を担持した状態で再度回転す
    る際に、中間転写体を移動させて感光体及びクリーニン
    グ装置から離間させる離間手段とを有することを特徴と
    する画像形成装置。
  5. 【請求項5】 シート材の搬送経路を形成する搬送経路
    形成部材と、 離間手段と搬送経路形成部材とを連結して、離間手段と
    搬送経路形成部材の動きを同期させる連結部材とを有す
    ることを特徴とする請求項1記載の転写装置。
  6. 【請求項6】 前記転写装置は、接触部材に複数の感光
    体が含まれ、接触部材と像担持体との離間時においても
    一つの感光体だけは像担持体と接触を保持することを特
    徴とする請求項1記載の転写装置。
  7. 【請求項7】 シート材の搬送経路を形成する搬送経路
    形成部材と、 離間手段と搬送経路形成部材とを連結して、離間手段と
    搬送経路形成部材の動きを同期させる連結部材とを有す
    ることを特徴とする請求項6記載の転写装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の転写装置を含む画像形成
    装置。
  9. 【請求項9】 シート材の搬送経路を形成する搬送経路
    形成部材と、 離間手段と搬送経路形成部材とを連結して、離間手段と
    搬送経路形成部材の動きを同期させる連結部材とを有す
    ることを特徴とする請求項1記載の転写装置を含む画像
    形成装置。
  10. 【請求項10】 接触部材に複数の感光体が含まれ、 接触部材と像担持体との離間時においても一つの感光体
    だけは像担持体と接触を保持することを特徴とする請求
    項1記載の転写装置を含む画像形成装置。
  11. 【請求項11】 シート材の搬送経路を形成する搬送経
    路形成部材と、 離間手段と搬送経路形成部材とを連結して、離間手段と
    搬送経路形成部材の動きを同期させる連結部材とを有す
    ることを特徴とする請求項10記載の転写装置を含む画
    像形成装置。
  12. 【請求項12】 接触部材に複数の感光体が含まれ、接
    触部材と像担持体との離間時においても一つの感光体だ
    けは像担持体と接触を保持することを特徴とする請求項
    2記載の転写装置を含む画像形成装置。
  13. 【請求項13】 シート材の搬送経路を形成する搬送経
    路形成部材と、 離間手段と搬送経路形成部材とを連結して、離間手段と
    搬送経路形成部材の動きを同期させる連結部材とを有す
    ることを特徴とする請求項2記載の転写装置。
  14. 【請求項14】 接触部材に複数の感光体が含まれ、接
    触部材と像担持体との離間時においても一つの感光体だ
    けは像担持体と接触を保持することを特徴とする請求項
    2記載の転写装置。
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