JP2001142106A - レンズ付きフィルムユニット - Google Patents

レンズ付きフィルムユニット

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JP2001142106A
JP2001142106A JP32115599A JP32115599A JP2001142106A JP 2001142106 A JP2001142106 A JP 2001142106A JP 32115599 A JP32115599 A JP 32115599A JP 32115599 A JP32115599 A JP 32115599A JP 2001142106 A JP2001142106 A JP 2001142106A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
photographing
film unit
distance
image
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP32115599A
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English (en)
Inventor
Takao Hosaka
隆男 保坂
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP32115599A priority Critical patent/JP2001142106A/ja
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  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ストロボを内蔵し広角レンズを備えたとき、
ストロボの総発光量を増加させずとも適正なストロボ撮
影時の最大撮影距離を得ることができ、標準的な撮影レ
ンズを用いたレンズ付きフィルムユニットと比較してプ
リント上で遜色がない大きさの画像が得られるレンズ付
きフィルムユニット。 【解決手段】 ストロボを内蔵し、撮影レンズの焦点距
離をf(m)とし、撮影画面の対角線長をw(m)とし
たとき、f/w<0.6を満たすと共に、ストロボ撮影
時の最大撮影距離U(m)が下記の条件式を満足するこ
と。 4.3f/w≦U≦7.2f/w

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はストロボを内蔵した
レンズ付きフィルムユニットに関し、詳しくはストロボ
撮影時の最大撮影距離に関するものである。
【0002】
【従来の技術】レンズ付きフィルムユニットにおいて
は、135フィルムを装填したとき焦点距離が30mm
前後の撮影レンズを用いているのが一般的である。しか
し、ユーザーの多様な目的に適えるため、望遠レンズを
備えたものや広角レンズを備えたものがある。
【0003】レンズ付きフィルムユニットは誰にでも簡
便に使用できるため、狭い室内等でも撮影可能な広角レ
ンズを備えたものの方が需要が多い。また、パノラマ撮
影ができるレンズ付きフィルムユニットもあるが、この
場合も広角レンズを必要とする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の如く広角レンズ
を備えたレンズ付きフィルムユニットにおいては、室内
で撮影する機会が多いので、ストロボを内蔵する必要が
あるが、この場合はストロボの照射角度を拡大する必要
がある。しかし、従来においてはストロボ撮影時の最大
撮影距離を焦点距離に関わりなく焦点距離が30mm前
後の標準レンズを備えたレンズ付きフィルムユニットと
略同等に設定するようにしていたため、ストロボの総発
光量をより増加させる必要があった。この結果、より容
量が大きいメインコンデンサを用いる必要が生じ、充電
時間が長くなると共に、レンズ付きフィルムユニットの
大型化を招き、原価高になっていた。
【0005】本発明はかかる問題に鑑みてなされたもの
であり、ストロボを内蔵し、広角レンズを備えたレンズ
付きフィルムユニットであって、ストロボの総発光量を
増加させずとも適正な最大撮影距離を得ることができ、
標準的な撮影レンズを用いたレンズ付きフィルムユニッ
トと比較してプリント上で遜色がない大きさの画像が得
られるレンズ付きフィルムユニットを提供することを目
的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は下記の手段に
よって達成される。
【0007】ストロボを内蔵し、撮影レンズの焦点距離
をf(m)とし、撮影画面の対角線長をw(m)とした
とき、f/w<0.6を満たすと共に、ストロボ撮影時
の最大撮影距離U(m)が下記の条件式を満足すること
を特徴とするレンズ付きフィルムユニット。
【0008】4.3f/w≦U≦7.2f/w
【0009】
【発明の実施の形態】本発明のレンズ付きフィルムユニ
ットは、撮影レンズの焦点距離をf(m)とし、撮影画
面の対角線長をw(m)としたとき、f/w<0.6を
満足するような広角レンズを用いたものである。広角レ
ンズは文字通り標準レンズより広い範囲の撮影が可能で
あるが、反面、標準レンズと同じ被写体距離で撮影する
と、撮影画面上に被写体像が小さく写る。このために、
広角レンズを用いて標準レンズと同等の大きさの像を撮
影画面に写すためには、被写体により接近する必要があ
る。
【0010】本発明はかかる点に着目してなされたもの
であり、広角レンズを用いてストロボ撮影したときの最
大撮影距離を、標準レンズを用いたときと撮影画面に写
る像の大きさが略同等になるように設定することによっ
て、標準レンズを用いたときと比較して被写体距離が短
縮し、メインコンデンサの総容量が従来のストロボと同
等程度のストロボを使用可能としたものである。
【0011】以下に、この光学的説明を図1を参照して
行う。図1は光学像形成の原理図である。
【0012】図1は、像高y2の物体が撮影レンズLに
よって像高y1の像に結像する図である。物体から光軸
に平行に発する光線は第2主点H1の位置で屈折して射
出し、像側焦点P1を通る。また、物体から発し物体側
焦点P2を通った光線は第1主点H2の位置で屈折し光軸
に平行に射出する。そして、撮影レンズLから射出した
2本の光線が交わる位置に像が結像する。
【0013】ここで、物体側焦点P2と第1主点H2との
間隔、及び第2主点H1と像側焦点P1の間隔が撮影レン
ズLの焦点距離fであり、第1主点H2と第2主点H1
の間隔Hが主点間隔である。また、物体の位置と物体側
焦点P2との距離をx2とし、像側焦点P1と像との距離
をx1とすると、被写体距離Uは下記の式になる。
【0014】 U=x2+f+H+f+x1 ・・・ なお、x1は撮影レンズLの繰り出し量に相当する。
【0015】物体と像との像倍率mは下記の如くなる。 m=y1/y2 =f/x2 ここで式より、x2=U−2f−x1−Hであるから、
下記の式が得られる。
【0016】 m=f/(U−2f−x1−H) ・・・ なお、x1及びHはUやfと比較して非常に小さいので
略すことができ、式は下記の式となる。
【0017】 m=f/(U−2f) ・・・ ここで、標準レンズの焦点距離をf1、広角レンズの焦
点距離をf2とし、双方のレンズによる像倍率mが同一
となるときの標準レンズによる被写体距離をU1とし、
広角レンズによる被写体距離をU2とする。
【0018】すると、上記式より下記の式が得られ
る。 f1/(U1−2f1)=f2/(U2−2f2) ・・・ 従って、式よりU2を求めると、下記の式となる。
【0019】 U2=U1・(f2/f1) ・・・ また、135フィルムを装填したレンズ付きフィルムユ
ニットにおける標準レンズの焦点距離f1は30mmで
あり、135フィルムの通常の撮影画面の対角線長wが
43.3mmであるので、これを用いて式を撮影画面
の対角線長wの式に書き換えると、下記の式になる。
【0020】 U2=U1・{f2/(0.69w)} ・・・ 更に、標準レンズを用いてストロボ撮影を行うときの最
大撮影距離は通常3m乃至5mである。従って、U1
3m及び5mを代入して、下記の式が得られる。
【0021】 4.3f2/w≦U2≦7.2f2/w ・・・ 例えば135フィルムを装填し、広角レンズの焦点距離
を25mmとすると、U2=2.5m〜4.2mとな
る。
【0022】また、広角レンズの焦点距離を17mmと
すると、U2=1.7m〜2.8mとなる。
【0023】なお、先にも述べたように135フィルム
の標準サイズにおける対角線長wは43.3mmであ
り、IX240フィルムの場合の対角線長wは34.2
mmである。
【0024】
【発明の効果】請求項1に記載のレンズ付きフィルムユ
ニットによれば、ストロボを内蔵し広角レンズを備えた
とき、ストロボの総発光量を増加させずとも適正なスト
ロボ撮影時の最大撮影距離を得ることができ、標準的な
撮影レンズを用いたレンズ付きフィルムユニットと比較
してプリント上で遜色がない大きさの画像が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】像高y2の物体が撮影レンズLによって像高y1
の像に結像する図である。
【符号の説明】
L 撮影レンズ U 被写体距離(最大撮影距離) f 焦点距離 y1,y2 像高

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストロボを内蔵し、撮影レンズの焦点距
    離をf(m)とし、撮影画面の対角線長をw(m)とし
    たとき、f/w<0.6を満たすと共に、ストロボ撮影
    時の最大撮影距離U(m)が下記の条件式を満足するこ
    とを特徴とするレンズ付きフィルムユニット。 4.3f/w≦U≦7.2f/w
JP32115599A 1999-11-11 1999-11-11 レンズ付きフィルムユニット Withdrawn JP2001142106A (ja)

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A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050221

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20060331